JPH01127053A - 横型ローラミル - Google Patents

横型ローラミル

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JPH01127053A
JPH01127053A JP28429087A JP28429087A JPH01127053A JP H01127053 A JPH01127053 A JP H01127053A JP 28429087 A JP28429087 A JP 28429087A JP 28429087 A JP28429087 A JP 28429087A JP H01127053 A JPH01127053 A JP H01127053A
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gas
discharge port
powder
roller
crushed
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JP28429087A
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Satoru Tominaga
富永 哲
Kiyoshi Sasahara
笹原 喜代司
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IHI Corp
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  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主にセメント製造設備の中で、原料及びタリ
ンカを粉砕する装置として採用し、その他に、高炉水滓
や食品原料を粉砕する装置等にも採用する横型ローラミ
ルに関する。
[従来の技術] 従来のこの種の粉砕装置には、第6図に示すような竪型
ローラミルが多く採用されている。
この竪型ローラミルは、筒状のケーシング42内に、回
転自在に支持された回転テーブル2と、この回転テーブ
ル2上に、その回転方向に沿って適宜間隔に配設された
粉砕ローラ3とを備えたものである。このような竪型ロ
ーラミルでは、第7図に示すように、回転テーブル2の
円軌道径に対し、粉砕ローラ3の中心は上記円軌道径に
接線方向に回転するようになっている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記竪型ローラミルにおいて、ローラ3の巾d
を考慮すると、そのローラ3の内外面と、上記回転テー
ブル2の回転速度との間に速度差、即ち、回転のズレが
出ることとなり、また、圧砕作動面43では、ローラ3
の周方向が、回転テーブル2の軌道内からズレることか
ら、圧砕による粉砕効率が減殺さるされることとなり、
同時に上記ロー53.テーブル2の異常な摩耗が起り、
さらには振動を大きくする原因になっている。
本発明は、このような従来技術の問題を解決するために
なされたもので、被粉砕物の粉砕効率を向上すると共に
、ローラ、テーブルの異常摩耗を防止し、さらに機体の
振動を低下させることのできる新規な横型ローラミルを
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、第1の発明は軸心を略水平
に支持され回転駆動されると共に内周壁底部に被粉砕物
が供給され、一端開口部を粉砕処理された粉状体を排出
するための排出口に形成する円筒状テーブルと、該テー
ブルの底部内周壁に圧接されテーブルの回転に追従して
自転し、被粉砕物を粉砕するためのローラと、上記テー
ブル内に熱ガスを導入させ粉砕処理された粉状体を上記
排出口へ吹き上げて移送するための熱ガス導入手段と、
上記テーブルの排出口に設けられ熱ガスに吹き上げられ
た粉状体のうち所望する粒状の粉状体を排出口の下流へ
導き未粉砕体を再度テーブル内に戻すための分級板と、
上記排出口に接続され、これより排出される粉状体を含
むガスを吸引し、ガスと粉状体とに分級するためのガス
分級部とを備えたものである。
また、第2の発明は軸心を略水平に支持され回転駆動さ
れると共に内周壁底部に被粉砕物が供給され、一端開口
部を粉砕処理された粉状体を排出するための排出口に形
成する円筒状テーブルと、該テーブルの底部内周壁に圧
接されテーブルの回転に追従して自転し、被粉砕物を粉
砕するためのローラと、上記テーブル内に熱ガスを導入
させ粉砕処理された粉状体を上記排出口へ吹き上げて移
送するための熱ガス導入手段と、上記テーブルの排出口
に設けられ熱ガスに吹き上げられた粉状体のうち所望す
る粒状の粉状体を排出口の下流へ導き未粉砕体を再度テ
ーブル内に戻すための分級板と、上記排出口に接続され
、これより排出さ°れる粉状体を含むガスを吸引し、ガ
スと粉状体とに分級するためのガス分級部と、該ガス分
級部と上記テーブルの排出口との間に設けられ該テーブ
ルと同期して回転自在に支持され内部にボールを有して
上記排出口からガス分級部に移送される粉状体を微細粒
状に粉砕処理するためのボール部とを備えて構成される
ものである。
[作 用] 上記本発明の第1の発明の構成によれば、円筒状テーブ
ル内に供給された被粉砕物原料は、このテーブルの回転
に追従して自転するローラとの間に噛込まれ粉砕作用を
受は排出口側へ移行する。
その粉砕作用を受けて排出口側へ移行した被粉砕物原料
は、外部からそのテーブル内に導入されてくる熱ガスに
よってそのテーブルの軸心に向けて粉砕処理された粉状
体を吹き上げ、次いで第1次分級作用を受けると共に、
そのテーブルの回転によって掻き上げられ落下する行程
において、分級板面に供給され未粉砕体と粉砕体(粉状
体を含む)に篩別される第2次分級作用を受け、上記未
粉砕体は再度テーブル内に戻され新原料と共に粉砕作用
を受け、他方、粉砕体はガスと共に排出口下流のガス分
級部へ移送される。
そのガス分級部へ移送された粉砕体とガスは、精粉とガ
スを含んだ微粉粉末とに分離される第3次分級作用を受
ける。
また、上記第2の発明の構成によれば、上記第1の構成
において2分級板によって未粉砕体と粉砕体に篩別され
る第2次分級作用を受けて上記粉砕体は、ボールミル部
へ供給される− このボールミル部に供給された粉砕体は、上記テーブル
と同期してそのボールミル部が回転する際に、ボールと
混合し微細粒状に粉砕処理され、そして、下流のガス分
級部へガスと共に移送される。
そのガス分級部へ移送された粉砕体とガスは、精粉とガ
スを含んだ微粉粉末とに分離される。
[実施例] 以下、本発明の好適一実施例を図面を参照しながら詳述
する。なお、従来のものと共通する構成要素には同一符
号を使用するものとする。
第1図は第1の発明による横型ローラミルの縦断面図、
第2図は第1図IF−II線断面図、第3図は同上横型
ローラミルを組込んだ精粉プロセスの概略系統図である
図示するように、第1の発明による横型ローラミル1は
、円筒状テーブル2と、ローラ3と、熱ガス導入手段4
と、分級板5と、ガス分級部6とで主に構成されている
具体的には、円筒状テーブル2は、軸心を略水平に支持
され回転駆動されると共に、内周壁底部2aに被粉砕物
7が供給され、一端開口部が粉砕処理された粉状体7a
を排出するための排出口2bを形成し、他端開口部が後
述するローラ3及び原料シュート8を導入する挿入口2
Cを形成する。
また、円筒状テーブル2は第1図及び第2図に示すよう
に、その下部に油圧パッド9が設けられ、軸周りに回転
自在に固定側基台から支承されるように構成されている
また、O−ラ3はO−ラ軸10に軸支され、上記テーブ
ル2の内周壁底部2aにその自重で圧接され、テーブル
2の回転に追従して自転し、被粉砕物7を粉砕するよう
に構成されている。また、ローラ軸10は上記円筒状テ
ーブル2の挿入口2Cから上記テーブル2内に挿入され
ると共に基端部は外部に設けられた支軸10aに軸支さ
れると共に、その支軸10aを介してアーム11が接続
され且つこのアーム11には油圧シリンダ12が設けら
れている。
従って、油圧シリンダ12が伸縮作動されることにより
、支軸10aを介してローラ軸10が円筒状テーブル2
より展開移動してローラ3をテーブル2外へ容易に取り
出すことができるように構成されている。
上記原料シュート8は第2図に示すように、その搬出端
8aを上記テーブル2とローラ3とが噛込む前方に位置
させて設けられる。また、搬出端8aは第1図に示すよ
うに、上記ローラ3の巾の中心部に臨むように位置付け
られている。
原料シュート8の搬入側には被粉砕物の投入母を制御す
るためのエアロツクフィーダ13が設けられている。
上記テーブルの搬出口2b側にはその軸方向に所定の長
さ延出された筒部14が一体的に設けられている。この
筒部14には内部に熱ガスを導入するための噴孔14a
が多数設けられている。また、筒部14の内周部には周
方向に所定の間隔を隔てて掻上114bが設けられてい
る。
この筒部14の外周部にはこれを囲繞し、筒部14の回
転を許容するように固定側から支持されたケーシング1
4dが設けられている。このケーシング14dにはその
底部に熱ガスGを導入するための熱ガス導入手段イが設
けられており、従ってケーシング14d内に導入される
熱ガスGは上記テーブル2と一体的に回転される筒部1
4の下部に位置される噴孔14aから上方に吹き上げら
れるように構成されている。
筒部14の下流側乃至排出側となる開口部14cにはそ
の周縁部にフランジ5aを介して一体的に分級板5が取
り付けられている。この分級板5は上記開口部14Cと
同軸のリング体から形成され、外周部が上記テーブル2
側に臨んで順次縮径されて延出された傾斜面部5bを有
し、内周部は軸芯部に臨んで折り返されて順次縮径され
たコーン5Cを呈して上記筒部14の開口部を閉じるよ
うに構成されている。また、外周部の傾斜面部5bには
多数の小孔5dが形成されている。これら小孔5dは所
望する粒径の粉状体のみを通過するようにその内径が設
定されている。尚、分級板5は上記開口部14cの周縁
部に沿って環状に形成されることになるが、少なくとも
上記テーブル2の内周底部より所定の高さ位置に設けら
れることになる。
また、分級板5の排出側乃至下流側には上記7ランジ5
aに重ね合されて一体的に接合されたトラニオン15が
接続されている。このトラニオン15の胴部分にはベア
リング16が介設されて固定側となる台枠17に回転自
在に軸支され、上記テーブル2と共に一体的に回転され
るように構成されている。上記ベアリング16にはこれ
を覆うようにベアリングハウジング18が取り付けられ
ている。
トラニオン15の排出側にはガス分級部6が形成されて
いる。このガス分級部6は上記トラニオン15に同軸上
に接続された中空筒体19によって主に構成される。こ
の中空筒体19は軸方向に所定の長さを有すると共にそ
の周方向にはこれに沿って所定の間隔を隔てて透孔19
aが形成されている。また、中空筒体19にはトラニオ
ン15と反対側を閉じるための蓋体20が設けられてい
る。この中空筒体19にはこれを囲繞して中空筒体19
の回転を許容する出口ハウジング21が設けられている
。このハウジング21の上方部がガス及びこれに含まれ
る微細粒子の粉状体を捕捉するためガス捕捉部を形成す
ると共に下方部が粉状体を捕捉する粉状体捕捉部を形成
する。即ち、ハウジングの上部には内部を吸引し、ガス
を排気するためのガスダクト21aが接続され、下部に
は上記透孔19aから重力落下して分級される粉状体を
捕集するための精粉シュート21bが接続されている。
上記中空筒体19の端部外周部には、ガースギヤ23が
固定され、このギヤ23はピニオンギヤ24と噛合って
おり、このピニオンギヤ24の軸が伝動@25となって
いる。26はこの伝動軸25の軸受である。
また、第3図に示すように、上記ガス分級部6の精粉シ
ュート21bにはエアロツクフィーダ22を介して更に
粉状体を微細粒子に精砕処理するためのボールミル27
が接続されている。このボールミル27の排出口にはこ
れより処理された粉状体を所望する微細粒子の粉状体と
再処理するための粗粉とに分級するための分級器28が
接続されている。
分級器28の微細粒子の搬出系は第3図に示すように、
上記ガスダクト21と合流されて集じん機29に接続さ
れている。この集じん機29は上記ガスダクト21と搬
出系とから移送されて来る所望する粒状の粉状体を最終
的に分級する機能を有するものである。この集じん機2
9によりガスはブロア30を介して外部へ排気されると
共に分級された所望の粉状体は精粉排出口29bより取
り出されることになる。
他方、分級器28には再処理系が接続されており、この
再処理系は貯留ホッパ28とこのホッパ28の底部に設
けられ、再処理粉状体と再度上記テーブル2へ帰還させ
るための帰還ライン28aと、再分級器28bとから構
成されている。この再分級器28bにはこれより所望す
る粒径の粉状体を上記精粉排出口29bと合流させるた
めの移送ラインが接続されている。
次に、上述した第1の発明の実施例の作用を説明する。
図示されない回転駆動手段により伝動軸25が回転駆動
されることにより、ピニオンギヤ24゜ガースギヤ23
.中空筒体19.トラニオン15゜筒体14及び円筒状
テーブル2が一体的に軸周りに回転されることになる。
円筒状テーブル2が軸周りに回転駆動されるとテーブル
2内に設けられたローラ3は第2図に示すようにテーブ
ル2内周壁に圧接してテーブル2と同一方向図中矢印方
向に自転することになる。
そこで、原料シュート8から円筒状テーブル2内に被粉
砕物7を供給すると、円筒状テーブル2とローラ3とが
噛込む前方に放出され、次いでこれらの間に噛込まれて
粉砕処理されることになる。
被粉砕処理物7は上記テーブル2とロー53との間で所
定の粒状の粉状体に粉砕処理されると、上方に飛散され
ることになる。
このように、飛散される粉状体はテーブル2内が上記ガ
スダクト21aにより吸引されているために下流側とし
ての排出口側に流れる。排出口側に飛散して流れる粉状
体は、熱ガス導入手段4がら噴孔14を通して導入され
る熱ガスGにより更に上方に吹き上げられ、分級板5へ
送風されることになる。このように熱ガスにより吹き上
げられることにより第1次分級がなされる。分級板5に
は小孔5dが形成されており、これらの小孔5dを通過
する粉状体が通過することにより第2次分級が達成され
ることになる。上記小孔5dより大きな径を有する粉状
体は下方に落下して再度ロー53とテーブル2との間に
導かれて粉砕処理されることになる。
また、分級板5の外周部を囲繞する筒部14内には掻上
1114bが設けられているため、底部に8g留する粉
状体は筒部14の回転により掻上げられて上方に吹き上
げられることになる。
上記分級板5によって第2次分級された粉状体は、トラ
ニオン15を通過してガス分級部6に導入されることに
なる。ガス分級部6内に導入された粉状体は、ガスダク
ト21aにより最終的に所望する粒子の粉状体(超微細
粉状体)を含むガス分7Cが吸引分級されると共に比重
の大きな粉状体7dは、透孔19aを通して分級されて
出口ハウジング21の下部に捕集されて第3次分級され
ることになる。比重の大きな粉状体(精粉)7dはボー
ルミル27へ移送されて、更に所望する超微細粒子の粉
状体に粉砕処理することになる。
ボールミル27により処理された粉状体は分級器31に
より分級され、所望する粒子の粉状体は集じん1129
に移送され、上記ガスダクト21aから移送されて来る
粉状体と合流されて最終的に分級され、ガスと最終的に
所望する粒状の粉状体即ち超微細粉状体として取り出す
ことができる。
尚、分級器31から分離された粗精粉はホッパ28に集
められて再度テーブル2へ移送されて、再処理されるこ
とになる。
第4図は、第2の発明による横型ローラミルの縦断面図
、第5図は同上横型ローラミルを組込んだ精粉プロセス
の概略系統図である。
図示するように、第2の発明による横型ローラミル1は
、第1図に示した第1発明の分級板5とトラニオン15
との間に、微細粉砕部32を介装したことを主な構成と
する。
具体的には、微細粉砕部32は、上記分級板5の下流側
乃至排出口に接続されるべく入口側が開放され、出口側
が目皿33で塞がれ、内周面にシェルライナー34が設
けれているミルシェル35と、その内部に装入されてい
るボール36とで構成されている。
このミルシェル35の前端外周及び後端外周部には夫々
鍔部35a、35bが設けられ、前端外周の鍔部35a
は上記分級板5の外周鍔部5aと衝合して固定され、後
端外周部の鍔部35bは上記トラニオン15の外周鍔部
15aと衝合して固定されている。
そして、このミルシェル35の外周部にはギヤフランジ
35cが突設され、このギヤフランジ35cにガースギ
ヤ37が固定されている。このガースギヤ37には、第
1発明のものと同様にピニオンギヤ38が噛合い、この
ピニオンギヤ38の軸が伝動軸39となっている。40
は伝動軸39の軸受、41は微細粉砕部32の前工程で
ある粗粉砕部である。
上記シェルライナー34は、40j*〜17厘範囲の各
種サイズのボール36を、微細粉砕に有効に寄与させる
ためいわゆるボール分級ライナを採用し、ミルシェル鍔
部35a側を大径ボール、ミルシェル鍔部35b側を小
径ボールに配列させることを助長するように、縦断面及
び横断面が据り状をなすよう構成されている。
上記出口側の目皿33は、中央部を截頭円錐状に突出せ
しめ、その突出端面33aをミルシェル35の後端縁3
5dと同一平面に揃うよう位置せしめている。この目皿
33の突出テーパ部33bを除いた全域には小孔33c
が多数開口している。
そして、この目皿33の外周縁のミルシェル35の内周
に固定されている部分と、このミルシェル35の出口側
端縁35dとの間の内周壁部分には内方に掻上翼35e
を突設している。
次に、上述した第2発明の実施例の作用を説明する。
伝動軸39を駆動させると、ピニオンギヤ38゜ガース
ギヤ37.ミルシェル35が回転し、これと一体となっ
てトラニオン15と中空筒体19及び筒部14と円筒状
テーブル2が回転し、これに追従してローラ3も自転す
る。
今、原料シュート8に被粉砕物7を供給すると、その被
粉砕物7は、円筒状テーブル2と0−53とが噛み合う
前方に放出され、それらの回転に伴ってそれらの間に供
給され噛込まれて粉砕作用を受け、その後、上記テーブ
ル排出口2b側の筒部14へ移送される。
この筒部14へ移行した被粉砕物7は噴孔14aを通し
て下方から導入される熱ガスGによって、粉砕処理され
ている粉状体7aをその筒部14に軸心に向けて吹き上
げられる作用(第1分級作用)を受けると共に、この筒
部14の回転により掻上1!14bで掻き上げられて落
下する行程において、小孔5dのある傾斜面部5bに供
給され、ここで未粉砕体7bと粉状体7aに篩別される
作用を受け(第2次分級作用)上記未粉砕体7bは、再
度、上記テーブル2内に戻され新原料と共に粉砕作用を
受け、他方、粉砕体7bは、第1次分級作用により浮き
上げられた粉状体及びガスと共にミルシェル35内に移
送される。
ミルシェル35内に移行した粉状体7aは、回転の過程
において、ボール36によって衝撃作用又は摩砕作用を
受けながら、微細に粉砕されつつ、下流に移送され、目
皿33に突き当り、その目皿33の小孔33cから、下
流に押出される(第3次分級作用)。
そして、その目皿33とトラニオン15のフランジ部1
5aとの間の下方空間に溜る微細粉状体7aは掻上翼3
5eによって掻き上げられ、突出部テーパ部33bに上
方から落され、このテーパ部33bによってトラニオン
15の筒部15b内に案内される。
この筒部15b間に案内された微細粉砕体7eは、その
内周面に形成されている案内突条15cによって、ガス
分級部6に移送される。
このガス分級部6へ移送された微細粉砕体7eとガスは
、精粉とガスを含んだ微細粉砕体とに分離される(第4
次分級作用)。
なお、第5図に示すように、上記第4次分級作用を受け
ている精粉を、さらに分級器28を通して微細に分級し
、粗精粉と精精粉とに分離することもある。
その際、粗緒粉は新原料と共に原料シュート8に移送さ
れ、精精粉は仕上りとして取り出される。
一方、上記第4次分級作用を受けているガスを含んだ微
細粉砕体は、プロア30によって集じん1129に吸引
され、そこでガスと精精粉に分離され、精精粉は製品と
して取り出し、ガスは外気に放出される。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明の横型ローラミルによれば、
下記の効果がある。
■ 竪型ローラミルに比し、O−ラとテーブルの圧砕作
動面の全面に渉り、回転速度ズレがなく、ローラから有
効に圧砕のための圧下刃を被粉砕原料に負荷できる。
従って、粉砕効率を向上でき、ローラ、テープルの異常
な摩耗が防止され、また、振動の低下を図ることができ
る。
■ 円筒上テーブルの回転によって、粗粒のみをテーブ
ル面に戻せるようにしたので外部の循環輸送装置が不要
となる。
■ ボールミルと合体が出来るようにしたので、粒径約
1履までの粉砕(粗粉砕)を第1発明のローラミルが担
当し、微細粉砕をボールミルが担当することによって、
所期の精粉粒度分布を効率的に得ることができる。
■ セメントを製造する粉砕工程において、粉砕効率の
よいローラミルだけでは、所期の精粉粒度分布が得られ
ず、粉砕効率の悪いボールミルを使用せざるを得ない現
状で、本発明によれば最終粉砕工程のみの限られた粉砕
だけをボールミルに負荷し、前半の予粉砕をローラミル
で粉砕させることで、全体の粉砕電力消費量を大巾に下
げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の本発明による横型ローラミルの縦断面図
、第2図は第1図n−I線断面図、第3図は同上横型ロ
ーラミルを組込んだ精粉プロセスの概略系統図、第4図
は第2の本発明による横型ローラミルの縦断面図、第5
図は第4図の横型O−ラミルを組込んだ精粉ブOセスの
概略系統図、第6図は従来の竪型ローラミルの要部の一
部破断側面図、第7図は同上竪型ローラミルの要部の作
用説明図である。 図中、1は横型ローラミル、2はテーブル、3はローラ
、4は熱ガス導入手段、5は分級板、6はガス分級部、
7は被粉砕物、8は原料シュート、33は目皿、34は
シェルライナー、35はミルシェル、36はボールであ
る。 特 許 出 願 人  石川島播磨重工業株式会社代理
人弁理士 絹  谷  信  雄 第3図 第5図 第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軸心を略水平に支持され回転駆動されると共に内
    周壁底部に被粉砕物が供給され、一端開口部を粉砕処理
    された粉状体を排出するための排出口に形成する円筒状
    テーブルと、該テーブルの底部内周壁に圧接されテーブ
    ルの回転に追従して自転し、被粉砕物を粉砕するための
    ローラと、上記テーブル内に熱ガスを導入させ粉砕処理
    された粉状体を上記排出口へ吹き上げて移送するための
    熱ガス導入手段と、上記テーブルの排出口に設けられ熱
    ガスに吹き上げられた粉状体のうち所望する粒状の粉状
    体を排出口の下流へ導き未粉砕体を再度テーブル内に戻
    すための分級板と、上記排出口に接続され、これより排
    出される粉状体を含むガスを吸引し、ガスと粉状体とに
    分級するためのガス分級部とを備えたことを特徴とする
    横型ローラミル。
  2. (2)軸心を略水平に支持され回転駆動されると共に内
    周壁底部に被粉砕物が供給され、一端開口部を粉砕処理
    された粉状体を排出するための排出口に形成する円筒状
    テーブルと、該テーブルの底部内周壁に圧接されテーブ
    ルの回転に追従して自転し、被粉砕物を粉砕するための
    ローラと、上記テーブル内に熱ガスを導入させ粉砕処理
    された粉状体を上記排出口へ吹き上げて移送するための
    熱ガス導入手段と、上記テーブルの排出口に設けられ熱
    ガスに吹き上げられた粉状体のうち所望する粒状の粉状
    体を排出口の下流へ導き未粉砕体を再度テーブル内に戻
    すための分級板と、上記排出口に接続され、これより排
    出される粉状体を含むガスを吸引し、ガスと粉状体とに
    分級するためのガス分級部と、該ガス分級部と上記テー
    ブルの排出口との間に設けられ該テーブルと同期して回
    転自在に支持され内部にボールを有して上記排出口から
    ガス分級部に移送される粉状体を微細粒状に粉砕処理す
    るためのボールミル部とを備えたことを特徴とする横型
    ローラミル。
JP28429087A 1987-11-12 1987-11-12 横型ローラミル Granted JPH01127053A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28429087A JPH01127053A (ja) 1987-11-12 1987-11-12 横型ローラミル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102430449A (zh) * 2011-12-14 2012-05-02 江苏科行环境工程技术有限公司 卧辊磨内喷水增湿装置
CN113304829A (zh) * 2021-06-09 2021-08-27 哈尔滨商业大学 一种中药成分粉碎后粗细粉分离装置

Cited By (3)

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CN113304829A (zh) * 2021-06-09 2021-08-27 哈尔滨商业大学 一种中药成分粉碎后粗细粉分离装置
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