JPH01126473A - 密封装置 - Google Patents

密封装置

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Publication number
JPH01126473A
JPH01126473A JP62281748A JP28174887A JPH01126473A JP H01126473 A JPH01126473 A JP H01126473A JP 62281748 A JP62281748 A JP 62281748A JP 28174887 A JP28174887 A JP 28174887A JP H01126473 A JPH01126473 A JP H01126473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
magnetic
groove
annular
magnetic fluid
Prior art date
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Pending
Application number
JP62281748A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yamamoto
賢二 山元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP62281748A priority Critical patent/JPH01126473A/ja
Publication of JPH01126473A publication Critical patent/JPH01126473A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、相対回転可能に互いに同軸状に配された外側
部材と内側部材との間に設けられる構成の密封装置に係
り、特に磁性流体をシール用材料として利用した密封装
置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の磁性流体を用いた密封装置としては、例
えば第7図に示すものが知られている。
この密封装置は、相対回転可能な外側部材としてのハウ
ジング01の中心に同心状に内側部材としての軸02を
貫通支承し、ハウジングO1の内周面に環状の磁石03
を固定するとともに、その両側に強磁性材からなる環状
のポールピース04゜04を配設し、他方、軸02の外
周面には環状の突条05を、前記ポールピース04の内
周面に適当な間隔をもって対向するように設け、この突
条05の先端とポールピース04との間に磁性流体06
を保持させてハウジングO1と軸02との間の封止を図
っている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような構成を有する従来例の場合で
は、ポールピース04と突条05とに亙って半径方向に
走る磁力回路Gによって磁性流体06を吸着保持するも
のであり、磁性流体06が、密封すべき内外2つの空間
に対して露出しているから、磁性流体06が内外の圧力
差で軸方向へ流動しやすく、−段だけでは高い封止性能
が得難い。
そのため、従来は、図示のように多段構造にすることで
、軸方向への高い耐圧性を得るようにしており、どうし
ても軸方向に大型化するものであった。
また、従来構造では、回転停止中に磁性流体06が自重
で下方に移動するので、停止時の耐圧性が回転中よりも
低下する、という問題もあった。
本発明は、磁性流体の保持機能を向上することで、コン
パクトな構成でありながら、回転中も停止中も高い耐圧
性を発揮することのできる密封装置を提供することを目
的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するために、相対回転可能
に互いに同軸状に配された外側部材と内側部材との間に
設けられる構成の密封装置において、外側部材の内周面
と内側部材の外周面とのいずれか一方に環状の磁石を、
他方に環状の磁性体を、・互いに半径方向に対向するよ
うに同軸状に取付は固定し、磁石の磁性体に対する対向
面には、磁性流体を収容する環状の溝を形成するととも
に、この溝を磁力回路が軸方向に横切るように磁石の磁
極を設定し、他方、磁性体には溝に収容された磁性流体
に接触する環状の突部を設けた構成とした。
(作用) 上記構成によると、磁性流体は磁石の溝内に収められ、
かつ軸方向に溝を横切る磁力回路によって保持されるの
で、磁石に対する保持力が強いものとなる。
特に、磁石が外側部材の内周面に取付けられ、かつこの
外側部材が回転する場合には、磁性流体は遠心力によっ
てら溝内に押し込まれ、−層その保持力が高まる。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図において、lは外側部材としてのハウジング、2
は内側部材としての軸であり、ハウジングlと軸2とが
一対のボールベアリング3.3を介して相対回転可能に
支持されている。
ハウジングlの内周面には、一対の環状の磁石片4a、
4bを軸方向に接合してなる磁石4が内嵌固定されてい
る。各磁石片4a、4bは、第2図に明示するように、
いずれも径方向に着磁されてその内外周に両極が形成さ
れるとともに、内周および外周で両磁石片4a、4bの
極性が相反するものに構成されている。そして、両磁石
片4a、4bの陳合面間の内周側部位にV字形断面の環
状のW45が形成され、この溝5に磁性流体6が収容さ
れ、溝5を軸方向に横切る磁力回路Gによって磁性流体
6が溝5内に吸着保持されている。
他方、軸2の外周面には、環状の磁性体7がOリング8
を介して外嵌固定されるとともに、この磁性体7の外周
に設けた環状の突部7aが溝5内に突入し、該i15内
の磁性流体6に接触するように′なっている。この突部
7aと磁性流体6との接触で、ハウジング1と軸2との
間の軸方向内外の封止が図られている。
この構造では、ハウジングl又は軸2のいずれかが回転
される場合でも適用できるが、ハウジングlが回転され
る、いわゆる外輪回転の形態では、磁性流体6が遠心力
によって溝5内に一層確実に保持されるものである。
(別実施例) 次に本発明の別実施例のいくつかを例示する。
■ 特に高い耐圧性の密封装置を構成するには、第3図
および第4図に示すように、磁石4を、軸方向に並設し
た多数の磁石片4a、4b、4c、4dで構成するとと
もに、隣接する磁石片4a〜4d間に磁性流体6を収容
する複数の溝5.・・・を形成し、軸2側に取付けた複
数の磁性体7.・・・の各突部7a。
・・・を対応する溝5に突入させるとよい。
■ 第5図に示すように、単一の磁石4の内周面に溝5
を形成して実施することも可能である。ただし、この場
合、磁性体7は、その突部7aを磁石4の溝5に係入し
た状態で軸2に取り付ける必要がある。
■ 第6図に示すように、磁石4を軸2に取付け、磁性
体7をハウジングlに取付けてもよい。この構成は、軸
2が固定で、ハウジング1が回転する場合に適する。
(効果) 以上説明したように、本発明に係る密封装置は、磁石の
周面に形成した溝に磁性流体を収容し、溝をほぼ軸方向
に横切って走る磁力回路で、磁性流体を溝内に吸着保持
するようにしたので、従来のように半径方向に走る磁力
回路により、磁性流体を内外空間に露出する状態で吸着
保持していた構造に比較して、磁性流体の保持力が高ま
り、封止部位の前後の圧力差に対して耐圧性の高いもの
に構成することができた。
その結果、軸方向にコンパクトな構成で、確実な封止性
能を発揮させることができた。
また、溝に磁性流体を収容するため、磁性流体の軸方向
への流動がなく、少量の磁性流体でも確実な封止性能を
得ることができ、しかも、回転停止中も磁性流体は溝内
に保持されるので、停止時でも、回転時と同程度の高い
耐圧性が得られるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る密封装置の一例を示す縦断側面
図、第2図はその要部の拡大断面図、第3図は第2の実
施例の縦断側面図、第4図はその要部の拡大断面図、第
5図は第3の実施例の要部拡大断面図、第6図は第4の
実施例の縦断側面図である。 第7図は従来例の縦断側面図である。 ■・・・外側部材(ハウジング)、2・・・内側部材(
軸)、4・・・磁石、5・・・溝、6・・・磁性流体、
7・・・磁性体、7a・・・突部。 出願人 光 洋 精 工 株式会社 代理人 弁理士 岡 1)和 秀 第1図 第3図 第4図 第6図 第7図 ○]

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相対回転可能に互いに同軸状に配された外側部材
    と内側部材との間に設けられる構成の密封装置において
    、 外側部材の内周面と内側部材の外周面とのいずれか一方
    に環状の磁石を、他方に環状の磁性体を、互いに半径方
    向に対向するように同軸状に取付け固定し、磁石の磁性
    体に対する対向面には、磁性流体を収容する環状の溝を
    形成するとともに、この溝を磁力回路がほぼ軸方向に横
    切るように前記磁石の磁極を設定し、他方、磁性体には
    溝に収容された磁性流体に接触する環状の突部を設けた
    ことを特徴とする密封装置。
  2. (2)外側部材が回転部材であり、この外側部材に磁石
    が取付けられている特許請求の範囲第1項に記載の密封
    装置。
  3. (3)磁石が、径方向に着磁された一対の環状磁石片を
    軸方向に接合して構成され、両磁石片の突合わせ面間に
    環状の溝が形成されている特許請求の範囲第1項又は第
    2項に記載の密封装置。
JP62281748A 1987-11-06 1987-11-06 密封装置 Pending JPH01126473A (ja)

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JP62281748A JPH01126473A (ja) 1987-11-06 1987-11-06 密封装置

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JP62281748A JPH01126473A (ja) 1987-11-06 1987-11-06 密封装置

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JPH01126473A true JPH01126473A (ja) 1989-05-18

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JP62281748A Pending JPH01126473A (ja) 1987-11-06 1987-11-06 密封装置

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