JPH01126073A - 画像信号の符号化復号化方式とその装置 - Google Patents

画像信号の符号化復号化方式とその装置

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JPH01126073A
JPH01126073A JP28614487A JP28614487A JPH01126073A JP H01126073 A JPH01126073 A JP H01126073A JP 28614487 A JP28614487 A JP 28614487A JP 28614487 A JP28614487 A JP 28614487A JP H01126073 A JPH01126073 A JP H01126073A
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JP28614487A
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English (en)
Inventor
Keiji Nemoto
根本 啓次
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は白画素と黒画素からなる2値画像信号の伝送時
間を短縮する、あるいは蓄積記憶容量を削減するための
画像信号符号化方式およびその装置に関する。
(従来の技術) 従来より、白画素と黒画素からなる2値画像信号の符号
化方式としては、モディファイド・ハフマン(以下、M
Hと略す)符号化方式とモディファイド・リード(以下
、MRと略す)とが標準方式として用いられている。こ
れらの方式の詳細は、吹抜敬彦著、[画像のディジタル
信号処理](文献1)、第12章に記載されている。
また、主に多値画像の符号化方式として、プログレッシ
ブ符号化方式というものがある。このプログレッシブ符
号化方式とは、まず画像全体の大まかな情報により粗い
画像を表示し、順次細かな情報を用いてより精細な画像
を表示していく方法である。
この大まかな情報の情報量は少ないので、通信における
情報の伝送速度や蓄積した情報の読み出し速度が遅い場
合でも、粗い画像であれば高速に表示することができる
。この粗い画像としては画像全体が表示されるので、通
常の画像を行単位に順次復号していく場合に比べて、よ
り素早く画像全体の情報を得ることができる。従って、
伝送速度や読み出し速度が非常に遅いような場合でも、
画像表示の遅さが利用者に与える負担を大幅に軽減でき
る。
また、細かな情報を受信するにつれて画像全体が徐々に
精細となっていくので、すべての情報を受信する以前に
画像の判別ができる場合がほとんどである。従って、大
量の画像の中から必要な画像のみを検索したい場合、判
別ができた時点で情報の伝送や読み出しを打ち切ること
ができるので、検索の速度を大幅に向上できる。
(発明が解決しようとする問題点) 最近、2値画像の符号化方式においてもプログレッシブ
な符号化方式を実現したいという要求がなかまっている
。しかし、従来のMHやMRといった2値画像の符号化
方式は、行を単位とした符号化方式となっている。すな
わち、2値画像を復号する場合には、各行の端から1行
ずつ順番に復号が行われる。従って、そのままではまず
大まかな情報を伝送して粗く画像全体を表示するといっ
たプログレッシブ符号化方式を実現することは不可能で
ある。
本発明は、ブロックを単位とした2値画像の符号化を行
い、各ブロックに対応する符号の出力順序をかえること
で、2値画像の符号化においてもプログレッシブ符号化
を実現できる、画像信号の符号化復号化方式とその装置
を提供することを目的とする。
(作用) 本発明の画像信号の符号化方式について説明する。
送信側では、白画素と黒画素からなる2値画像信号を符
号化するに当たり、まず複数の画素からなるブロック内
の画素を1次元の画素の並びに変換する際の走査順序を
示す走査テーブルを、あらかじめ定めておく。ここでは
、ブロックとしてnXn画素からなる正方形のブロック
を用いるものとして説明する。
また、各ブロックにおける符号化の開始順序を走査順序
の最初の画素を示す値に初期化して、各ブロック毎に記
憶する。この開始順序とは、符号化を開始する位置がブ
ロック内の画素を走査する順番で何番目になるかを示す
値である。従って、この開始順序がブロック内の画素数
で決る値を越えてしまうと、その開始順序が示す画素は
ブロック内の画素を示していないことになってしまう。
そして、各ブロック毎に開始順序がブロック内の画素を
示すかどうかの真偽を判定する。もしこの開始順序がブ
ロック内の画素を示す場合は、そのブロックの符号化が
終了していないことを示している。また、開始順序がブ
ロック内の画素を示していない場合には、そのブロック
の符号化が終了したことを示している。
この判定結果が真のブロック、つまり符号化が終了して
いないブロックについて走査テーブルに従って2次元の
画像信号の画素の順序をブロック単位に変換して読み出
し、ブロック単位の1次元の画像信号を出力する。
次にこの1次元の画像信号のなかで、開始順序で示され
る画素から始まる白画素または黒画素のランのラン長を
カウントする。ただし、ここでカウントされるラン長は
、開始順序で示される画素から始まる1つのランについ
てのみである。そして、このラン長を符号化して対応す
る符号を出力する。同時に、そのブロックの開始順序を
ここで符号化したラン長の分だけ増加させた値に変更す
る。これにより、開始順序は符号化された最後の画素の
次の画素を示す値となる。
以上の、判定から変更までの処理をすべてのブロックに
ついて行った後に、すべてのブロックの中で判定結果が
真となったものの有無を調べる。
もし真となったものがあった場合には、符号化が終了し
たかどうか分からないのでもう一度すべてのブロックに
ついて判定から変更までの処理を繰り返す。
また、判定結果がすべて偽の場合にはすべてのブロック
の符号化処理が終了しているので、画像信号の符号化を
終了する。
このような処理により、まずすべてのブロックの第一の
ランのラン長が符号化されて出力される。次に、第二の
ランが存在するブロックのみについて、第二のランのラ
ン長が符号化されて出力される。以下同様に繰り返せば
、すべてのラン長に対応する符号が出力される。
受信側では、送信側から出力された符号をラン長に復号
化し、受信した順序に従って記憶する。
また各ブロックにおける符号化の開始順序を走査順序の
最初の画素を示す値に初期化して、各ブロック毎に記憶
する。
そして、各ブロック毎に開始順序がブロック内の画素を
示すかどうかの真偽を判定する。もしこの開始順序がブ
ロック内の画素を示す場合は、そのブロックの復号化が
終了していないことを示している。また、開始順序がブ
ロック内の画素を示していない場合には、そのブロック
の復号化が終了したことを示している。
この判定結果が真のブロック、つまり復号化がてラン長
を記憶から1つだけ読み出して消去する。
そして、このラン長が示す白画素または黒画素のランを
、走査テーブルに従ってこのブロックの開始順序が示す
画素から始まるラン要分の画素の値として書き込む。
同時に、そのブロックの開始順序をここで復号化したラ
ン長の分だけ増加させた値に変更する。
これにより、開始順序は復号化された最後の画素の次の
画素を示す値となる。
以上の、判定から変更までの処理をすべてのブロックに
ついて行った後に、すべてのブロックの中で判定結果が
真となったものの有無を調べる。
もし真となったものがあった場合には、復号化が終了し
たかどうか分からないのでもう一度すべてのブロックに
ついて判定から変更までの処理を繰り返す。
また、判定結果がすべて偽の場合にはすべてのブロック
の復号化処理が修了しているので、画像信号の符号化を
終了する。
このような処理により、まずすべてのブロックの第一の
ランを復号化して出力する。次に、第二のランが存在す
るブロックのみについて、第二のランを復号化して出力
する。こうして、プログレッシブな符号化、復号化処理
が実現できる。
また、以下同様に繰り返すことにより、すべてのブロッ
クのすべてのランが復号化されて出力され、最終的に画
像信号を復号できる。
(実施例) 以下、図面により本発明の一実施例を説明する。
第1図(a)は本発明の画像信号の符号化復号化方式を
実現する符号化装置の一例を示すブロック図であり、第
1図(b)は復号化装置の一例を示すブロック図である
。なお、以下の説明では複数の画素からなるブロックと
して8X8画素の正方形のブロックを用いているが、異
なるサイズのブロックや長方形のブロックを用いること
も可能である。
第1図(a)に示すように、まず白画素と黒画素からな
る画像信号を読み出して、画像記憶部1に記憶する。
第2図(a)、(b)は、ブロック内の画素を1次元の
画素の並びに変換する際の走査順序を示す走査テーブル
の説明図である。第2図(a)に示すように、縦8画素
、横8画素の計64画素を1ブロツクとして、このブロ
ック内の各画素には0から63までのアドレスが割り当
てられている。そして、第2図(b)に示すように走査
テーブル記憶部2には、各画素のアドレスによってこれ
らの走査順序を示す走査テーブルが記憶されている。
また開始順序記憶部3は、各ブロックの符号化を開始す
る開始順序を記憶している。例えばこの開始順序が0の
ときは、走査順序における最初の画素を示している。ま
たこの開始順序が63のときは、ブロック内の最後の画
素を示している。そして、この値が64以上の時は、ブ
ロック内の画素を示していない。従って、符号化処理を
開始する前に初口ツクに対応する開始順序をすべて0に
初期化する。
次に、ブロック制御部5は画像を溝底するすべてのブロ
ックの処理を起動させるための制御信号を、順次発生す
る。この制御信号を受けた判定部6は、対応するブロッ
クの開始順序を、開始順序記憶部3から読み出す。そし
て、この開始順序が63以下の場合には開始順序がブロ
ック内の画素を示しているので、判定結果として真を示
す値を出力する。この開始順序が64以上の場合には開
始順序がブロック内の画素を示していないので、偽を示
す値を出力する。
この開始順序が63以下の場合は、そのブロックの符号
化処理が終了していないことを示している。そこで判定
結果が真の場合、ブロック読み出し部7は画像記憶部1
からこのブロック内の画素を、1次元の画像信号に変換
して読み出す。ただし、読み出すべきブロックを示す信
号は、判定部6からブロック読み出し部7に与えられる
第3図(a)、(b)は、ブロック内の画素を1次元の
画像信号に変換する方法を示す説明図である。第3図(
a)に示すような2次元の画像信号の場合、ブロック読
み出し部7は走査テーブル記憶部2に記憶された走査テ
ーブルを読み出して、その走査テーブルに示された順番
に従ってブロック内の画素を画像記憶部1から読み出し
て、これを第3図(b)に示すような1次元の画像信号
に変換して出力する。
こうして出力された1次元の画像信号を受けて、ラン長
カウント部8は開・始順序で示される画素から連続する
白画素または黒画素の数を数えることで、白画素または
黒画素のラン長をカウントする。この開始順序は、判定
部6から与えられる。
例えば開始順序が0の場合、ラン長カウント部8は第3
図(b)で示す1次元の画像信号の最初の画素からラン
長をカウントする。この場合白画素が2画素続いている
ので、ラン長としては2が出力される。
同時に、そのランが白画素のランか黒画素のランかを示
す情報も出力される。
出力されたラン長を受けた符号化部9は、そのラン長に
対応する符号を出力する。ただし、白画素のランを示す
符号と黒画素のランを示す符号とが判別できる符号を用
いるものとする。
また、ラン長カウント部8はカウントしたラン長を変更
部10にも出力する。この変更部10は、開始順序記憶
部3から送られてきた開始順序にラン長を加算して、新
たに開始順序として開始順序記憶部3に書き込む。例え
ば、第3図(b)に示すような場合、開始順序が0のと
きは前述の通りラン長として2が出力される。従って、
開始順序のOに2を加えて新たに開始順序として2を開
始順序記憶部3に書き込む。
このような変更処理により、符号化を終了した最後の画
素の次の画素を、開始順序として指定できる。また、ブ
ロックの最後の画素まで符号化した後には明らかに開始
順序は64に変更される。
従って、開始順序が64以上の場合にはそのプロツ以上
の処理を、ブロック制御部5の制御によりすべてのブロ
ックについて行う。その際に、判定部6の判定結果は繰
り返し制御部11にも送られている。そして、すべての
ブロックの判定結果が偽となった場合、すなわちすべて
のブロックの符号化が終了した場合には、全体の符号化
処理を終了する。しかし、判定結果が真となったブロッ
クが1つでも存在した場合、すなわち符号化処理が終了
していなかったブロックが1つでも存在した場合には、
繰り返し制御部11はブロック制御部5に制御信号を出
力してすべてのブロックに対する処理を繰り返させる。
以上の処理により、まずすべてのブロックの第一のラン
のラン長が符号化されて出力される。次に、第二のラン
が存在するブロックのみについて、第二のランのラン長
が符号化されて出力される。以下同様に繰り返して、す
べてのブロックのすべてのラン長が符号化されて出力さ
れる。
次に、第1図(b)のブロック図に従って復号化装置号
を、復号化部21で復号化してラン長を出力し、これを
受信した順番にラン長記憶部22に記憶する。同時に、
白画素のランか黒画素のランかを符号から判別して、ラ
ン長と一緒に記憶する。また走査テーブル記憶部23に
は、符号化装置の走査テーブル記憶部2と同一の走査テ
ーブルが記憶されている。
また開始順序記憶部24は、各ブロックの復号化を開始
する開始順序を記憶している。この開始順序の値の意味
は、符号化装置と同様である。そして、復号化処理を開
始する前に初期化部25は、開始順序記憶部24に記憶
された各ブロックに対応する開始順序をすべてOに初期
化する。
次に、ブロック制御部26は画像を構成するすべてのブ
ロックの処理を起動させるための制御信号を、順次発生
する。この制御信号を受けた判定部27は、対応するブ
ロックの開始順序を、開始順序記憶部24から読み出す
。そして、この開始順序が63以下の場合には開始順序
がブロック内の画素を示しているので、判定結果として
真を示す値を出力する。この開始順序が64以上の場合
には開始順序がブロック内の画素を示していないので、
偽を示す値を出力する。
この開始順序が63以下の場合は、そのブロックの符号
化処理が終了していないことを示している。そこで判定
結果が真の場合、ラン書き込み部28はラン長記憶部2
2からラン長を1つ読み出して、読み出したラン長をラ
ン長記憶部22から消去する。また、そのランが白画素
のランか黒画素のランかを示す情報も読み出す。
第4図(a)、(b)は、ランの復号化方法を示す説明
図である。まず開始順序が0の場合、すなわち各ブロッ
クの復号化を開始した時点で読み出したラン長は、その
ブロックの第一のランのラン長を示している。そこでラ
ン書き込み部28は、走査テーブル記憶部23から読み
出した走査テーブルに従って第一のランを復号化して画
像記憶部29に書き込む。ただし、書き込むべきブロッ
クと開始順序とを示す信号は、判定部27からラン−書
き込み部28に例えば、第3図(a)に示すような画1
象信号の場合、第一のランのラン長は2で白画素のラン
である。そこで第4図(a)に示すように、走査テーブ
ルで示される走査順序に従って2つの白画素を画像記憶
部29に書き込む。同時に、残りのまだ復号化されてい
ない画素を、このランと反対の黒画素として書き込む。
次に、変更部30にラン長を出力する。この変更部30
は、開始順序記憶部24から送られてきた開始順序にラ
ン長を加算して、新たに開始順序として開始順序記憶部
24に書き込む。例えば、第3図(a)に示すような場
合、開始順序が0のときは前述の通りラン長として2が
出力される。従って、開始順序の0に2を加えて新たに
開始順序として2を開始順序記憶部24に書き込む。
このような変更処理により、復号化を終了した最後の画
素の次の画素を、開始順序として指定できる。また、ブ
ロックの最後の画素まで符号化した後には明らかに開始
順序は64に変更される。
従って、開始順序が64以上の場合にはそのブロックの
復号化処理が終了したことが分かる。
以上の処理を、ブロック制御部26の制御によりすべて
のブロックについて行う。その際に、判定部27の判定
結果は繰り返し制御部31にも送られている。そして、
すべてのブロックの判定結果が偽となった場合、すなわ
ちすべてのブロックの符号化が終了した場合には、全体
の符号化処理を終了する。しかし、判定結果が真となっ
たブロックが1つでも存在した場合、すなわち符号化処
理が終了していなかったブロックが1つでも存在した場
合には、繰り返し制御部31はブロック制御部26に制
御信号を出力してすべてのブロックに対する処理を繰り
返させる。
このような制御により、第一のランをすべてのブロック
について復号化した後に、判定結果が真となったブロッ
クが1つでも存在した場合には、各ブロックの第二のラ
ンの復号化を開始する。その第一のランのラン長が64
のブロックについては、第一のランの復号化処理によっ
て開始順序が64になっている。従って、判定部27の
判定処理により第二のランの復号化処理は行わないこと
になる。
この判定結果で復号化処理が終了していないブロックに
ついては、第二のランの復号化処理を、ラン長書き込み
部28において第一のランと同様に行う。例えば、第3
図(a)に示すような場合、第二のランの復号化におい
て開始順序は2になっている。
また、ラン長は2で黒画素のランであることがラン長記
憶部22に記憶されている。そこで、これを読み出した
ラン長書き込み部28は、第4図(b)に示すように2
つの黒画素を、開始順序で示される位置から走査テーブ
ルで示される走査順序に従って、画像記憶部29に書き
込む。同時に、復号化されていない画素として、黒画素
と反対の白画素を書き込む。これにより、第4図(b)
で示すような画像信号が復号化される。
変更部30による開始順序の変更処理や、繰り返し制御
部31における繰り返し処理は、第一のランのときと同
様である。
以上の処理により、まずすべてのブロックの第一のラン
が復号化されて出力される。次に、第二のランが存在す
るブロックのみについて、第二のランのラン長が復号化
されて出力される。こうして、プログレッシブな符号化
、復号化処理が実現できる。また、以下同様に繰り返す
ことにより、すべてのブロックのすべてのランが復号化
されて出力され、最終的に画像信号を復号できる。
なお、2値画像においては白画素のランと黒画素のラン
とは交互に発生する。そこで、黒画素のランと白画素の
ランとが判別できる符号を用いる代わりに、ブロックの
最初のランを必ず白画素のランとして符号化し、これに
続くランは黒画素のランと白画素のランとが交互に存在
するとしても良い。そして、スロックの最初の画素が黒
画素の場合には、ラン長として0を発生する。このよう
に、長さが0の白画素のランを含めてラン長を符号化し
て出力すれば、復号側では白画素のランと黒画素のラン
とを区別できるので、正しく画像を復号できる。このよ
うな符号を用いることにより、符号化効率を高めること
もできる。
また、各ブロックの最後のランについてはそのランのラ
ンレングスを符号化する代わりに、ブロックの最後であ
ることを示す符号(エンド・オブ・ブロックと呼ぶ)を
発生して出力することもできる。
このエンド・オブ・ブロック符号は、ブロックの最後ま
で白画素または黒画素のランが続いていることを示して
いるので、正しく画像を復号できる。
(発明の効果) 以上述べたように本発明の画像信号の符号化復号化方式
およびその装置を用いることにより、2値画像の符号化
方式において、プログレッシブ符号化方式を実現できる
【図面の簡単な説明】
2図(a)、(b)は、ブロック内の画素を1次元の画
素の並びに変換する際の走査順序を示す走査テーブルの
説明図、第3図(a)、(b)は、ブロック内の画素を
1次元の画像信号に変換する方法を示す説明図、第4図
(a)、(b)は、ランの復号化方法を示す説明図であ
る。 図において、 1・・・画像記憶部、2・・・走査テーブル記憶部、3
・・・開始順序記憶部、4・・・初期化部、5・・・ブ
ロック制御部、6・・・繰り返し制御部、7・・・ブロ
ック読み出し部、8・・・ラン長カウント部、9・・・
符号化部、10・・・変更部、11・・・繰り返し制御
部、21・・・復号化部、22・・・ラン長記憶部、2
3・・・走査テーブル記憶部、24・・・開始順序記憶
部、25・・・初期化部、26・・・ブロック制御部、
27・・・判定部、28・・・ラン書き込み部、29・
・・画像記憶部、30・・・変更部、31・・・繰り返
し制御部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)白画素と黒画素からなる2値画像信号を符号化復
    号化するに当たり、複数の画素からなるブロック内の画
    素の走査順序を示す走査テーブルをあらかじめ定め、送
    信側では各ブロックにおける開始順序を上記走査順序の
    最初の画素を示す値に初期化して記憶し、上記各ブロッ
    クの上記開始順序を読み出してこれがブロック内の画素
    を示すことの真偽を判定し、上記判定結果が真となった
    ブロックに対して、最初に上記ブロック内の画素を上記
    走査テーブルに従って1次元の画像信号に変換して読み
    出し、次に上記1次元の画像信号において上記開始順序
    が示す画素から始まる白画素または黒画素の1つのラン
    のラン長をカウントし、続いて上記ラン長に対応する符
    号を出力し、最後に上記開始順序を上記走査順序に従っ
    て上記ラン長の分だけ進めた値に変更し、上記各ブロッ
    クの上記判定結果が偽となるまで上記の判定から変更ま
    でを繰り返し、受信側では各ブロックにおける開始順序
    を上記走査順序の最初の画素を示す値に初期化して記憶
    し、上記符号を受信して対応するラン長に復号化し、復
    号化した上記ラン長を受信順序に従って記憶し、上記各
    ブロックの上記開始順序を読み出してこれがブロック内
    の画素を示すことの真偽を判定し、上記判定結果が真と
    なったブロックに対して、最初に受信順序に従って記憶
    された上記ラン長を1つだけ読み出して記憶から消去し
    、次に読み出したラン長が示す白画素または黒画素のラ
    ンを上記走査テーブルに従って上記開始順序が示す画素
    から始まる各画素の値として書き込み、最後に上記開始
    順序を上記走査順序に従って上記ラン長の分だけ進めた
    値に変更し、すべてのブロックの判定結果が偽となるま
    で上記の判定から変更までを繰り返すことを特徴とする
    画像信号の符号化復号化方式。
  2. (2)白画素と黒画素を示す2つの値からなる2値画像
    信号を符号化するに当たり、上記画像信号を記憶する画
    像記憶部と、あらかじめ定められた複数の画素からなる
    ブロック内の画素の走査順序を示す走査テーブルを記憶
    する走査テーブル記憶部と、各ブロックにおける開始順
    序を上記走査順序に対応する値として記憶する開始順序
    記憶部と、上記開始順序記憶部に記憶された各ブロック
    の上記開始順序を上記走査順序の最初の画素を示す値に
    初期化する初期化部と、処理すべきブロックを指定して
    すべてのブロックの処理の起動を制御するブロック制御
    部と、各ブロックの上記開始順序を読み出して上記開始
    順序がブロック内の画素を示すことの真偽を判定して判
    定結果を出力する判定部と、真を示す判定結果を受けた
    ブロックに対して上記画像記憶部に記憶された上記ブロ
    ック内の画素を上記走査テーブルに従って1次元の画像
    信号に変換して読み出すブロック読み出し部と、読み出
    された上記1次元の画像信号を受けて上記開始順序を示
    す画素から始まる白画素または黒画素のラン長をカウン
    トするラン長カウント部と、上記ラン長を符号化して出
    力する符号化部と、上記ブロックに対応する上記開始順
    序記憶部に記憶された上記開始順序を上記走査順序に従
    って上記ラン長の分だけ進めた値に変更する変更部と、
    上記判定部の判定結果を受けてすべてのブロックの上記
    判定結果が偽となるまで処理を繰り返させる制御信号を
    上記ブロック制御部に与える繰り返し制御部とを有する
    ことを特徴とする画像信号符号化装置。
  3. (3)白画素と黒画素からなる2値画像信号を符号化復
    号化するに当たり、複数の画素からなるブロック内の画
    素の走査順序を示す走査テーブルをあらかじめ定め、送
    信側では各ブロックにおける開始順序を上記走査順序の
    最初の画素を示す値に初期化して記憶し、上記各ブロッ
    クの上記開始順序を読み出してこれがブロック内の画素
    を示すことの真偽を判定し、上記判定結果が真となった
    ブロックに対して、最初に上記ブロック内の画素を上記
    走査テーブルに従って1次元の画像信号に変換して読み
    出し、次に上記1次元の画像信号において上記開始順序
    が示す画素から始まる白画素または黒画素の1つのラン
    のラン長をカウントし、続いて上記ラン長に対応する符
    号を出力し、最後に上記開始順序を上記走査順序に従っ
    て上記ラン長の分だけ進めた値に変更し、上記各ブロッ
    クの上記判定結果が偽となるまで上記の判定から変更ま
    でを繰り返す画像信号符号化装置から出力される符号を
    受けて、復号される画像信号を記憶する画像記憶部と、
    上記符号を受信して対応するラン長に復号化する復号化
    部と、復号化した上記ラン長を受信順序に従って記憶す
    るラン長記憶部と、上記走査テーブルを記憶する走査テ
    ーブル記憶部と、各ブロックにおける開始順序を上記走
    査順序に対応する値として記憶する開始順序記憶部と、
    上記開始順序記憶部に記憶された各ブロックの上記開始
    順序を上記走査順序の最初の画素を示す値に初期化する
    初期化部と、処理すべきブロックを指定してすべてのブ
    ロックの処理の起動を制御するブロック制御部と、各ブ
    ロックの上記開始順序を読み出して上記開始順序がブロ
    ック内の画素を示すことの真偽を判定して判定結果を出
    力する判定部と、真を示す判定結果を受けたブロックに
    対して受信順序に従って上記ラン長記憶部から上記ラン
    長を1つだけ読み出して記憶から消去しこのラン長が示
    す白画素または黒画素のランを上記走査テーブルに従っ
    て上記開始順序が示す画素から始まる各画素の値として
    画像記憶部に書き込むラン書き込み部と、上記ブロック
    に対応する上記開始順序記憶部に記憶された上記開始順
    序を上記走査順序に従って上記ラン長の分だけ進めた値
    に変更する変更部と、上記判定部の判定結果を受けたす
    べての上記判定結果が偽となるまで処理を繰り返させる
    制御信号を上記ブロック制御部に与える繰り返し制御部
    とを有すること特徴とする画像信号復号化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0558313A2 (en) * 1992-02-28 1993-09-01 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus

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