JPH01125582A - 油圧源の駆動制御装置 - Google Patents

油圧源の駆動制御装置

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JPH01125582A
JPH01125582A JP28476287A JP28476287A JPH01125582A JP H01125582 A JPH01125582 A JP H01125582A JP 28476287 A JP28476287 A JP 28476287A JP 28476287 A JP28476287 A JP 28476287A JP H01125582 A JPH01125582 A JP H01125582A
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JP
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hydraulic
electric motor
pressure
motor
rotational speed
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Application number
JP28476287A
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English (en)
Inventor
Masao Nishikawa
正雄 西川
Ryutaro Yoshino
吉野 龍太郎
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は油圧源の駆動制御装置に関し、より具体的には
油圧ポンプを駆動する電動機の回転速度を制御する油圧
源の駆動制御装置に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点) 一般に、電動機で油圧ポンプを駆動し発生した高圧流体
等の油圧エネルギを利用して各種のアクチュエータを駆
動する油圧装置においては、アクチュエータ側で消費す
る油圧エネルギの総和が時間的に変動せず一定の場合に
は其の設計は比較的簡単であって消費流量より僅かに多
口の量のエネルギを供給すれば良く、従ってポンプの1
回転当たりの吐出量(ポンプ容量)乃至は駆動回転速度
等は一義的に決定することが出来る。これに対し、アク
チュエータ側の作動が時間的に変化する場合には消費エ
ネルギのピーク値に合わせて供給側の能力を設定すると
ピーク時以外では能力が大幅に超過することになって此
の余剰のエネルギをリリーフ弁を介して捨てなければな
らず省エネルギの観点から不合理であると共に、捨てた
エネルギが熱となって必要以上に油温を上げることがら
冷却の為の余分な装置を必要とすると云った欠点を伴っ
ている。
この問題に対して従来採られて来た解決策を分類すると
、大路次の3つに要約することが出来る。
■ポンプを可変容量型とし吐出側の圧力が規定値に達し
た際に吐出量を減少させる手法。
例えば制御装置を含む油圧システム全体の圧力を70k
g/dに維持して各種のアクチュエータを制御するシス
テムを例にとると、アクチュエータ側の消費エネルギの
総和が減少してくるとポンプからの吐出量は圧力を高め
ることに使われ、規定の70kg/C11lを越えよう
とする。この圧力をフィードバックしてポンプの吐出量
可変機構に作用させることでポンプ自体の吐出量を減少
させ、消費と供給とを釣り合わせようとするものである
ポンプの供給エネルギは圧力Pと流量Qとの積、PXQ
で表現することが出来るので、圧力Pは一定でも流量Q
を減することで省エネルギの効果は一応達成することが
出来る。このような可変容量型のポンプの例としては斜
板式のアキシャルポンプが有名であるが、概して高価で
ある。
更に、この手法も省エネルギ対策としてみた場合、尚不
十分である。一般に、ポンプは吐出量の小さなもの程全
体の効率は悪くなる。言い換えれば、吐出量が減少する
につれて効率は急速に悪化する。例えば、吐出量が零で
高圧下で駆動されている場合を考えてみると、この場合
確かに供給エネルギは零であるが、ポンプそのものは高
圧に曝されて回転しており、内部の漏れ損失或いは摩擦
損失は相当なものとなる。この場合、摩擦損失が回転速
度に比例している点に注目したい。従って、これを駆動
する電動機からみた消費エネルギは決して小さくはなく
、斯る如く供給電力にまで遡って考察した場合、省エネ
ルギの余地はまだまだ多い。但し、この方法は次に述べ
る■の手法に比べると、電動機が常時回転している分だ
けアクチュエータ側に大きな負荷変動が生じた時の追随
性に優れている。又、供給圧力も一定なので、アクチュ
エータの制御特性も一定となる等の利点を有する。
■電動機を一定速度で回転させると共にポンプの供給路
から分岐路を設け、これにアキュムレータを接続してア
キュムレータ内圧の上限値で電動機を止め、下限値で再
起動する手法。
この手法は■に比べると、電動機の停止している間は確
実に供給エネルギを零にすることが出来る反面、次の様
な欠点もある。
(a)アキュムレータ内圧が下限値になった時は電動機
を再度回転させることになるが、電動機の回転部のイナ
ーシャが大きく供給流量の応答性が若干犠牲となる。
(b)上限値と下限値との差圧ΔPを小さく設定すると
頻繁に起動/停止が繰り返されることになり、この場合
電動機の回転速度は例えば1450rpmと高いので其
の衝撃も大きくなり、起動の度に電動機のイナーシャを
加速するのにエネルギを消費するので、省エネルギ効果
が減殺される。
これを避けるにはアキュムレータの容積を大きくすれば
良いが、それではシステムが重量化し大型化してしまう
。逆に差圧ΔPを大きくとると上限値と下限値とではア
クチュエータの制御特性が変わってしまうと云う欠点が
生じる。
(C)最悪のケースとしてアキュムレータの内圧が下限
値に近づきつつある時にアクチュエータ側の消費エネル
ギが急に必要となることがあり得るので、アキュムレー
タが付いているにもかかわらずポンプの容積は其のピー
ク時の消費流量を賄うに足る値乃至は実際には其れより
も若干条目に設定せざるを得ない。
■アキュムレータの内圧の上限値でポンプの吐出側をタ
ンクに短絡してポンプの負荷を除去し、下限値で此の短
絡路を閉ざして元通り負荷をかける手法。
例えば、特公昭51−42373号公報に此の技術が内
燃機関で駆動されるポンプを例にとって開示されている
。この手法の場合上記■の(a)の問題は回避すること
が出来るが、それ以外の点では同じである。又、いくら
空回りとは云えポンプは回転しているのであるから、そ
のための撹拌抵抗等のエネルギ損失は覚悟する必要があ
る。
以上総括すると、従来技術は省エネルギの点で一応の目
的は達成しているが、尚多くの欠点を有しており、それ
らは比較的高速で且つ一定の速度で回転する電動機を使
用していることに起因している。
従って、本発明の目的は従来技術の上述の欠点を解消す
ることにあり、尚−層の省エネルギ効果を実現すると共
に、更に一層の小型軽量化を可能とする油圧源の駆動制
御装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明は第1図に示す如く
、電動機手段10、該電動機手段に連結され其の回転を
受けて駆動される油圧ポンプ手段12、該油圧ポンプ手
段の発生する油圧エネルギを受けて動作するアクチュエ
ータ手段14、前記油圧ポンプ手段の発生する油圧エネ
ルギの大きさを検出する油圧エネルギ検出手段16及び
該電動機手段の動作を制御する電動機制御手段18を備
えた油圧源の駆動制御装置において、前記電動機制御手
段は前記油圧エネルギ検出手段の出力を入力して検出値
に応じて回転数を算出し前記電動機手段を速度可変に制
御すると共に、該回転数の算出に際しては所定の回転域
の使用を回避する如く構成した。
(作用) 油圧エネルギの大きさに応じて電動機手段を回転速度可
変に制御すると共に所定の回転域の使用を回避する如く
構成したので、消費エネルギの変化に基づいて必要最小
限のエネルギを供給することから省エネルギ効率が向上
し、又電動機手段及び油圧ポンプ手段の効率が悪化する
回転域の使用を回避するので省エネルギ効率が尚−層間
上する。又、必要最小限の供給を行えば足るので電動機
手段等の容量を小型にすることが出来、装置全体を小型
軽量にすることが出来る。
(実施例) 以下添付図面に即して本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明に係る油圧源の駆動制御装置の全体構成
を示す概略図であり、第3図及び第4図は特に其の中の
電動機及び油圧ポンプの機械的構成を示す説明断面図で
ある。同図において符号30は電動機を示しており、第
3図に良く示す如く該電動機30は取付ステー32を介
して歯車ポンプからなる油圧ポンプ34に取着される。
油圧ポンプ34のケーシング36中には駆動歯車38と
其れに噛合する従動歯車40とが回転自在に設置される
と共に、駆動歯車38の駆動軸42が電動機30の出力
軸44に直結されていて電動n30が回転すると駆動歯
車38及び従動歯車40も回転してタンク46内の圧油
を供給路48に圧送する。供給路48は適宜位置におい
て逆上弁50が介挿され、その下流においてアキュムレ
ータ52に分岐すると共に他方では双方向に回転自在な
油圧モータ56に接続される。該油圧モータ56とタン
ク46との間には復帰路58が形成され、該復帰路5日
と供給路48との間にはリリーフ弁54が介挿される。
油圧モータ56の先端には回転アーム60が連結されて
おり、その回転方向は第2の電動機62を介してポート
を切り換えられる電動弁型の切換弁64によって制御さ
れる。該第2電動機62自体は電動弁駆動回路66によ
って駆動される。
而して、第1電動機30は制御ユニット70に接続され
ており、その出力を受けて駆動させられると共に、該第
1電動機30の近傍にはロータリエンコーダからなる回
転センサ72が設けられて第1電動機30の回転速度を
検出する。又、供給路48の適宜位置にはブルドン式等
の圧力センサ74が設けられて油圧ポンプ34の吐出圧
力を検出しており、これらセンサ72.74も制御ユニ
ット70に接続されて其の出力が該ユニットに入力され
る。
第5図は制御ユニット70の詳細を示すブロック図であ
り、図示の如く該ユニットはマイクロ・コンピュータ8
0を備える。該マイクロ・コンピュータ80は、A/D
変換回路80a、CPU80 cSROM80 d、R
AM80 e及び出力ポートたるD/A変換回路80f
等からなる。又、前記回転センサ72の出力は制御ユニ
ット70内に入力された後、F/V変換回路82で電圧
値に変換され、A/D変換回路80aを介してマイクロ
・コンピュータ内に取り込まれてRAM80 eに一時
格納される。同様に、圧力センサ74の出力も制御ユニ
ット70内においてレベル変換回路84で適宜レベルに
変換された後、A/D変換回路80aを介してマイクロ
・コンピュータ内に入力されRAM80e内に一時格納
される。ここにおいて、マイクロ・コンピュータ80の
ROM80 d、内には油圧ポンプ34の吐出圧力の目
標値PDが格納されており、CPU80cは該目標値P
Dと検出値Pとの偏差を算出し、該偏差を解消すべく回
転センサ72を介して検出している第1電動機30の回
転速度を決定し、D/A変換回路80fを通じて制御値
を電動機駆動回路86に出力し、第1電動機30を駆動
して油圧ポンプ34の吐出圧力が目標値となる如く制御
する。
而して、本発明は油圧エネルギの大きさに応じて、例え
ば圧力を検出して該検出値が目標値に一致する如く電動
機を回転速度可変に制御するものであるが、油圧ポンプ
及び電動機の効率曲線は、一般に第6図の様になる。従
って、油圧源駆動装置としての全効率も両者の効率の積
で表されるので、第7図に示す如く上方に突出する曲線
となる。即ち、回転数Nが零に近づく程効率ηは急速に
悪化する。従って、本発明においては零近傍の回転域の
使用を回避する如く構成したものである。この点を具体
例で説明すると、第8図に示す如く、油圧ポンプの最大
回転速度NMAXから駆動を開始したと仮定した場合、
圧力が目標値PDに接近するにつれて回転速度Nは減少
する。而して、該回転速度Nが第7図に示した効率悪化
リミットとして設定した最小回転速度NMINに達する
とNMINのまま駆動を続けて圧力が目標値PDに達し
たところで電動機を停止し、次いで圧力が徐々に減少し
て再始動圧力値PONを割り込んだ時点で再度回転速度
NMINで駆動を再開する如く構成したものである。
続いて、第9図を参照して本発明に係る装置の動作を説
明する。
先ず、ステップ100において装置各部をイニシャライ
ズした後、ステップ102において前記した圧力センサ
74及び回転センサ72を通じて検出した圧力P、回転
速度Nの値を読み出し、次いでステップ104において
回転速度を以下の如く算出する。
NC=f (PD −P)    (rpm)具体的に
は、例えば、 NC−k (PD −P)    (rpm)とする(
k:比例定数、PD :目標圧力)。
続いて、ステップ106において算出値NCがポンプの
最大回転速度N MAXを超えるか否か判断し、超える
と判断された場合は最大回転速度を指令値NDとすると
共に(ステップ108)、最大回転速度を超えないと判
断された場合は算出値が最大回転速度N MAXと前述
の最小回転速度NMINとの間にあるか否か判断し、間
にあるとされる場合は算出値をそのまま指令値としくス
テップ110,112)、その間にないと判断された場
合は次いで算出値が最小回転速度と零との間にあるか否
か判断し、肯定される場合は続いてステ・ンブ102で
検出した実際の回転速度Nから電動機が回転しているか
否かを判断し、回転していれば最小回転速度を指令値と
すると共に回転していなければ指令値を零とする(ステ
ップ114,116.118,120)。即ち、この場
合、以下の制御則から回転速度を決定するものである。
条件            指令値NDNC=O(こ
の場合PD=O)       00<NC≦NMIN
でNeo      NMINO<NG≦Nl’lIN
でN=0     ONMIN≦NC≦N MAX  
        N CNC≧N MAX      
                N MAX次いで、
ステップ122において指令値NDを電動機駆動回路8
6に出力し、第1電動機30を当該回転速度で駆動(乃
至停止)し、斯る手順を停止スイッチ(図示せず)等が
作動してプログラムが終了するまで繰り返す(ステップ
124)、この場合、回転センサ72を通じて検出して
いる値が目標速度となる如く制御することになる。
尚、第1回目の起動においてはアキュムレータが空であ
るためイニシャライズ後直ちに電動機をとりあえずN 
MAXで回転する。
上記において最大回転速度NMAXは、全体の効率より
もポンプ乃至は電動機の焼付性、耐久性等を優先させて
決定すると共に、最小回転速度NMINは先ず全体の効
率を中心に決定し、補助的に電動機のオンオフ頻度、目
標圧PDと再始動圧力PONとの差圧乃至は制御特性(
差圧が大きくなる程制御レスポンスが悪化し制御し難く
なる)も考慮して決定する。尚、第7図において最小回
転速度NMINは最良効率回転速度N0PTと等しくす
る方が省エネルギ効果が大きい様に考えられがちである
が、再始動時にイナーシャに消費されるエネルギまで考
慮すると最大効率を与える点はNMINより図において
右側にシフトすることになる。
本実施例は上記の如く構成したので、圧力偏差に応じて
電動機の回転速度を可変制御することによって省エネル
ギ効果を一層向上させ、又必要最小限のエネルギを供給
すれば足る如く構成したので電動機等を小型軽量にする
ことが出来ると共に、電動機の回転速度の決定に際して
効率が悪化する回転域を使用しない如く構成したので、
−履古エネルギ効率を上げることが出来る。
第10図は本発明に係る装置の動作の別の例を示すもの
であり、この場合回転速度を第11図に示す如く、 NC=k (PD −P) ” + NMIN       (r pml  −・・(1)
で制御するものである(’、’n>1)。第10図フロ
ー・チャートに従って説明すると、先ずステップ200
においてイニシャライズ動作を行った後、ステップ20
2において圧力Pのみを読み出し、次いでステップ20
4において検出圧力Pが目標圧力PDに達しているか否
か判断し、達していないと判断された場合はステップ2
06で回転速度を前記の式(1)から算出する。次いで
、ステップ208において算出値が最大回転速度を超え
るか否か判断し超えると判断された場合は最大回転速度
に制限すると共に、超えないと判断された場合には算出
値が零又は負値か否か判断し、正値であれば算出値を指
令値とすると共に、負値であればポンプの逆転を防止す
るために又零であれば其のまま指令値を零として出力す
る(ステップ210.212,214,216,218
,220)。
又、ステップ204において検出圧力が目標圧力を超え
ると判断された場合にはステップ222において指令値
NOを零としてポンプを停止すると共に、ステップ22
4において再度圧力を検出し、ステップ226において
検出圧力が再始動圧力値PON以下に減少したと判断さ
れるまでループするものである。
本実施例の場合には第1実施例と同様な利点を備えてお
り、ステップ206の回転速度に付いても計算値に最小
回転速度NMINを加算して算出しているので、効率が
悪化する回転域の使用を回避して同様に省エネルギ効果
を上げることが出来る。尚、斯る如く式(1)に基づい
て回転速度を算出する場合、第11図に示す如く、n>
1であることから制御曲線が下方に凸となって滑らかに
連続すると共に、n=1とする直線(破線で示す)の場
合に比して回転速度を最良効率回転速度N GPTによ
り接近させることが出来る利点を備える。即ち、検出圧
力が今Paであるとすると、n=1の場合の回転速度は
Nalであるのに対しn=2の場合にはNa2となって
N OPTにより近づくことになる。このことはN O
PTを超えて低回転側にあっても同様であり、検出圧力
がPbにあるとするとn−1の回転速度Nblよりもn
=2の回転速度Nb2の方がN OPTに接近させるこ
とが出来る。
第12図は本装置の動作の更に別の例を示すフロー・チ
ャートであり、第13図に示す様に目標圧力Pと再始動
圧力PONとの差を減少させて制御特性を改善する如く
構成したものである。第12図フロー・チャートに従っ
て前述の例と相違する点を中心に説明すると、イニシャ
ライズして圧力P、回転速度Nを読み出しだ後(ステッ
プ300.302)、ステップ304において検出圧力
が再始動圧力を超えているか否か判断し、超えていない
と判断された場合には以下の制御則に従って従前の例と
同様に回転速度を算出して指令値とする(ステップ30
4〜320)。
条件            指令値NDP=PD  
又は NC=0       0N−0且つ PON<
P≦PD       ON≠0 且つ PON< P
 < PD       NMINNC<NMIN 、
 N≠ONMIN NMIN <NC≦N MAX          N
 CNC≧N MAX          N MAX
ステップ304において検出圧力が再始動圧力を超えて
いると判断された場合には続いてステップ322におい
て検出圧力が目標圧力未満か否か判断し、未満と判断さ
れた場合ポンプ駆動中であれば最小回転速度で駆動し続
けると共に停止中であれば停止させたままとする(ステ
ップ322.324,316.326)。
即ち、前述の例に利点に加えてこの場合最小回転速度N
MINに対応する圧力点よりも上方に再始動圧力PON
を設定して目標圧力との差を詰めたので、制御特性を改
善させることが出来る。
尚、圧力と回転速度とは計算式で関係づけられているの
で、前記制御則は全て圧力又は回転速度のいづれかで表
現することが出来る。例えば、第14図におイテN?I
IN 、 NMAX ニ相当する点P1、P2は一義的
に決定することが出来るので、PONに相当する回転速
度NONを決定して制御しても良い。即ち、圧力が減少
して回転数がNONより大きくなった場合にNo=NM
INとすることも可能である。
第15図は本発明の第2の実施例を示す。この場合、ア
クチュエータ側にもマイクロ・コンピュータを備えた第
2の制御ユニット90を設け、第1制御ユニツト70が
該第2制御ユニツト90と通信してアクチュエータ側の
消費流量を推定して制御するものである。即ち、第2制
御ユニツト90も同様にA/D変換回路92 a、 C
PU92b、ROM92 c、RAM92 d及びD/
A変換回路92eからなるマイクロ・コンピュータ92
を備え、CPU92bはROM92 cに格納された制
御値に基づいて電動弁駆動回路94を介して第2電動機
62を駆動し、又その回転量は第2の回転センサ96及
びF/V変換回路98を介して第2制御ユニツト側に入
力される如く構成される。而して、この実施例の場合第
1制御ユニツトと第2制御ユニツトのマイクロ・コンピ
ュータは通信用インタフェース92f、80gを介して
接続されており、第1接続ユニツトは第2制御ユニツト
から送信されて来た変位角度指令値θDに基づいて以下
の如く消費量Q(t)  (ffi/5in)を推定し
、 Q (t)−qX (d θD  /  dt)   [1/minコ ・
(2)該推定値をポンプ再始動を決定する際の一助とす
るものである(q;油圧モータの押しのけ容積(1、/
rad ) 、θD :変位角度指令値(rad ) 
)。
以下、第16図フロー・チャートに従って今までに述べ
て来た例と相違する点を中心に説明すると、イニシャラ
イズして圧力、回転速度を読み出して検出圧力が再始動
圧力未満か否か判断し、未満であれば従前と同様に回転
速度を算出して指令する(ステップ400〜420)。
而して、この場合検出圧力が再始動圧力PONと目標圧
力との間にあってポンプが停止中と判断された場合には
直ちに停止の継続を決定することなく、先ずステップ4
28において第2制御ユニツト送信値より式(2)を用
いてアクチュエータ側の消費量を推定し、次いでステッ
プ430において推定(+Hh(t)が適宜設定した再
始動流量値Q (t ) −refを超えるか否か判断
し、超えると判断された場合にはステップ432におい
て推定値より次の如く回転速度を算出してステップ40
8に移行すると共に、超えないと判断された場合はポン
プ駆動停止を継続する(ステップ430.424)。
NC=1/ (qp  ・ηV) xQ(t)       [rpm] ここで、qp :ポンプ吐出量(i/1回転)、ηV 
:ポンプ効率である。尚、ステップ432において推定
値Q(t)より再始動回転速度を決定したが、最小回転
速度NMINをもって再始動させても良く、又ステップ
428における消費量推定値の算出は第2制御ユニツト
が行って算出値を第1制御nユニツトに送信する如く構
成しても良い。
本実施例の場合、前例での利点に加えて、ポンプが停止
中であってもアクチュエータ側から所定量以上のエネル
ギ量が要求されることが予測される際には予めポンプを
駆動して其れに迅速に対応出来る如く構成したため、エ
ネルギ消費量の変動に対して一層的確に応答することが
出来る利点を備える。
尚、上記第1.第2実施例においては圧力センサを用い
て圧力を検出したが、電動機に通電する電流値又はアキ
ュムレータに蓄積される圧油の体積から圧力を推定して
も良い。更に、上記実施例は全て油圧エネルギの大きさ
を圧力で表したが、供給路の適宜位置に流量センサを設
けて流量から油圧エネルギの大きさを求めても良いこと
は云うまでもない。
(発明の効果) 本発明に係る油圧源の駆動制御装置においては電動機制
御手段は油圧エネルギ検出手段の出方を入力して検出値
に応じて回転数を算出し電動機を速度可変に制御すると
共に該回転数の算出に際しては所定の回転域の使用を回
避する如く構成したので、油圧エネルギの大きさに応じ
て電動機を回転速度可変に制御することがら省エネルギ
効率が向上すると共に、回転速度の算出に際して電動機
手段及び油圧ポンプ手段の効率が悪化する所定の回転域
を使用しない様に構成したことがら、省エネルギ効率を
尚−層間上させることが出来る。
又、電動機手段及び油圧ポンプ手段は必要最小限のエネ
ルギを供給すれば足る如く構成したことがら、電動機の
容量を小型にすることが出来て装置全体としても小型軽
量にすることが出来る利点を備える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は本発明に係
る油圧源の駆動制御装置の全体構成を示す概略図、第3
図は電動機及び油圧ポンプの機械的構成を示す縦断面図
、第4図は第3図IV−TV線断面図、第5図は制御ユ
ニットの詳細を示すブロック図、第6図は回転速度に対
する効率を示す説明図、第7図は本発明の特徴を示す説
明図、第8図は本発明に斯る制御装置の制御特性を示す
説明図、第9図は該装置の動作を説明するフロー・チャ
ート、第10図は該装置の動作の別の例を示すフロー・
チャート、第11図は該変形動作における回転速度の算
出手法を示す説明図、第12図は本装置の動作の更に別
の変形例を示すフロー・チャート、第13図は其の変形
動作例を示す説明図、第14図は該動作の更に別の変形
例を示す説明図、第15図は本発明の第2の実施例を示
す制御装置の概略図及び第16図は第2実施例の動作を
示すフロー・チャートである。 10・・・電動機手段(第1電動機30)、12・・油
圧ポンプ手段(油圧ポンプ34)、14・・・アクチュ
エータ手段(油圧モータ56)、16・・・油圧エネル
ギ検出手段(圧力センサ74)、18・・・制御手段(
制御ユニット70)、30・・・第1電動機、34・・
・油圧ポンプ、46・・・タンク、48・・・供給路、
50・・・逆止弁、52・・・アキュムレータ、54・
・・リリーフ弁、56・・・油圧モータ、58・・・復
帰路、60・・・回転アーム、62・・・第2電動機、
64・・・切換弁(電動弁)、66゜94・・・電動弁
駆動回路、70・・・制御ユニット、72・・・回転セ
ンサ、74・・・圧力センサ、80・・・マイクロ・コ
ンピュータ、82・・・F/V変換回路、84・・・レ
ベル変換回路、86・・・電動機駆動回路、90・・・
第2制御ユニツト、92・・・第2マイクロ・コンピュ
ータ 第1図 第2図 第3図 回転豊戻N 第9図 濱10図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) a、電動機手段、 b、該電動機手段に連結され其の回転を受けて駆動され
    る油圧ポンプ手段、 c、該油圧ポンプ手段の発生する油圧エネルギを受けて
    動作するアクチュエータ手段、 d、前記油圧ポンプ手段の発生する油圧エネルギの大き
    さを検出する油圧エネルギ検出手段、及び e、該電動機手段の動作を制御する電動機制御手段、 を備えた油圧源の駆動制御装置において、前記電動機制
    御手段は前記油圧エネルギ検出手段の出力を入力して検
    出値に応じて回転数を算出し前記電動機手段を速度可変
    に制御すると共に、該回転数の算出に際しては所定の回
    転域の使用を回避する如く構成したことを特徴とする油
    圧源の駆動制御装置。
  2. (2)前記所定回転域は、電動機手段及び油圧ポンプ手
    段の効率が悪化する低回転域であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の油圧源の駆動制御装置。
  3. (3)前記電動機制御手段は、算出回転速度が前記所定
    転域にある場合には電動機手段の運転状態に応じて駆動
    速度を決定することを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の油圧源の駆動制御装置。
  4. (4)前記油圧エネルギ検出手段は、圧力から油圧エネ
    ルギの大きさを検出することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の油圧源の駆動制御装置(5)前記油圧エ
    ネルギ検出手段は、流量から油圧エネルギの大きさを検
    出することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の油
    圧源の駆動制御装置。
JP28476287A 1987-11-11 1987-11-11 油圧源の駆動制御装置 Pending JPH01125582A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0439303U (ja) * 1990-07-30 1992-04-03
CN103619502A (zh) * 2011-06-15 2014-03-05 宇部兴产机械株式会社 挤压机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0439303U (ja) * 1990-07-30 1992-04-03
CN103619502A (zh) * 2011-06-15 2014-03-05 宇部兴产机械株式会社 挤压机

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