JPH01125193A - 複合映像信号処理回路 - Google Patents

複合映像信号処理回路

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JPH01125193A
JPH01125193A JP62283762A JP28376287A JPH01125193A JP H01125193 A JPH01125193 A JP H01125193A JP 62283762 A JP62283762 A JP 62283762A JP 28376287 A JP28376287 A JP 28376287A JP H01125193 A JPH01125193 A JP H01125193A
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composite video
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video signal
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Kimitake Miyake
三宅 仁毅
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明を以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F作用 G 実施例 G−1構成(第1図、第2図) G−2動作(第1図、第2図) H発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、垂直帰線期間内における所定の水平走査期間
に文字信号が挿入された輝度信号成分及び搬送色信号成
分を含む複合映像信号から、輝度信号成分と搬送色信号
成分とを夫々分離して個別に処理する複合映像信号処理
回路に関する。
B 発明の概要 本発明は、垂直帰線期間内における所定の水平走査期間
に文字信号が挿入された輝度信号成分と搬送色信号成分
とを含む複合映像信号から、輝度信号成分及び搬送色信
号成分を夫々分離し、分離された輝度信号成分及び搬送
色信号成分を個別に処理する複合映像信号処理回路にお
いて、複合映像信号における垂直帰線期間内の文字信号
が挿入された水平走査期間においては、複合映像信号か
ら分離された輝度信号成分に対する処理を行うべく配さ
れた輝度信号処理部に複合映像信号がそのまま供給され
るとともに、複合映像信号から分離された搬送色信号成
分に対する処理を行うべく配された色信号処理部には入
力信号が供給されないようにすることにより、輝度信号
処理部において、波形歪を伴わないものとされた文字信
号を含む輝度信号成分が処理されることになり、かつ、
色信号処理部において、文字信号による悪影客を受けな
いものとされた搬送色信号が処理されることになる状態
が得られるようにしたものである。
C従来の技術 テレビジョン放送電波を利用して、本来のテレビジョン
放送情報以外の情報の送受を行う、文字多重放送システ
ムが実用に供されている。この文字多重放送システムに
おいては、例えば、天気予報情報1株式市況情報、ショ
ッピング情報、交通情報等々の各種の情報が文字及び図
形で構成される画像情報とされて、それらがディジタル
データ信号の形で本来のテレビジョン放送信号に重畳さ
れて送信され、受信側においては、ディジタルデータ信
号が重畳されたテレビジョン放送信号が受信されて、そ
れよりディジタルデータ信号が抽出され、抽出されたデ
ィジタルデータ信号がデーコダによって映像信号に変換
されて、例えば、テレビジョン受像機の画像表示部に供
給され、その画像表示部の画面上に種々の画像情報が得
られるようになされる。
斯かる文字多重放送システムにおけるディジタルデータ
信号は文字信号と呼ばれ、テレビジョン放送信号に重畳
されるにあたっては、テレビジョン放送信号を形成する
、例えば、輝度信号成分と搬送色信号成分とから成る複
合映像信号の輝度信号成分における各垂直帰線期間内の
所定の水平走査期間、例えば、奇数フィールドにおける
垂直帰線期間にあっては第14.15.16及び21番
目の水平走査期間に、また、偶数フィールドにおける垂
直帰線期間にあっては第277.278゜279及び2
84番目の水平走査期間に挿入される。従って、文字多
重放送システムのもとに送受されるテレビジョン放送信
号は、垂直帰線期間内の所定の水平走査期間(例えば、
第14.15゜16及び21番目の水平走査期間、及び
、第277.278,279及び284番目の水平走査
期間)に文字信号が挿入された輝度信号成分と搬送色信
号成分とを含む複合映像信号とそれに付随する音声信号
とにより形成されることになる。
上述の如くに複合映像信号に挿入される文字信号は、例
えば、ビットレートが5.73メガビット/秒(Mb/
s)で、スペクトル・ロールオフ率が60%とされ、ま
た、論理“0パが映像信号のベデスクルレベルに対応し
、論理“1”が映像信号の白レベルの70%のレベルに
対応するものとされた2値NRZデータとされる。
一方、輝度信号と搬送色信号とを含む複合映像信号とそ
れに付随する音声信号の記録及び再生に用いられるビデ
オテープレコーダ(VTR)においては、複合映像信号
を形成する輝度信号成分と搬送色信号成分とが分離され
て、分離された輝度信号成分が高域側で周波数変調され
た周波数変調林度信号とされるとともに、搬送色信号成
分が低域側に周波数変換された低域搬送色信号とされ、
また、音声信号が周波数変調輝度信号の帯域と低域搬送
色信号の帯域との間の帯域において周波数変調された周
波数変調音声信号とされた後、これら周波数変調輝度信
号、低域搬送色信号及び周波数変調音声信号が混合され
て回転磁気ヘッドに供給され、磁気テープに傾斜トラッ
クをもって記録される記録方式が主流化してきている。
斯かる記録方式が採られるちとでは、複合映像信号から
輝度信号成分と搬送色信号成分とを夫々分離し、分離さ
れた輝度信号成分及び搬送色信号成分を個別に処理する
回路系が要求されることになり、複合映像信号から輝度
信号成分と搬送色信号成分とを夫々分離するにあたって
は、例えば、くし型フィルタが利用された信号分離回路
が形成される。
そして、このような記録方式をもって、上述の如くの、
垂直帰線期間内の所定の水平走査期間に文字信号が挿入
された輝度信号成分と搬送色信号成分とを含む複合映像
信号及びそれに付随する音声信号について、磁気テープ
への文字信号を含めた記録が行えるようにされたVTR
も提案されている。
D 発明が解決しようとする問題点 垂直帰線期間内の所定の水平走査期間に文字信号が挿入
された輝度信号成分と搬送色信号成分とを含む複合映像
信号及びそれに付随する音声信号が、上述された如くの
記録方式をもって磁気テープに記録されるに際しては、
複合映像信号が、例えば、くし型フィルタが利用された
信号分離回路に供給されて、それにより輝度信号成分と
搬送色信号成分とが夫々分離されるようになされる。斯
かる信号分離がなされるにあたり、輝度信号に挿入され
た文字信号は、上述の如くに、ビットレートを5.73
メガビット/秒とし、スペクトル・ロールオフ率を60
%とするものとされて、その周波数帯域は4.5MHz
以上にまで伸びるものとなり、従って、その高域成分が
複合映像信号中の搬送色信号の帯域にも比較的大なるエ
ネルギーをもって存在することになるので、信号分離回
路として従来通常使用されているものが用いられる場合
には、それにより分離された輝度信号成分中に含まれる
文字信号が、その高域成分が失われて顕著な波形劣化を
生じたものとなり、また、信号分離回路により分離され
た搬送色信号中に、文字信号の高域成分が混入すること
になるという不都合が生じる。
そして、分離された搬送色信号成分中に文字信号の高域
成分が混入すると、見かけ上、搬送色信号成分の周波数
帯域が拡大されたことになり、その搬送色信号成分が低
域搬送色信号とされて周波数変調輝度信号及び周波数変
調音声信号と混合されると、低域搬送色信号の側帯波成
分が周波数変調音声信号の帯域に入り込んで干渉を生じ
ることになってしまう。
斯かる点に鑑み、本発明は、垂直帰線期間内における所
定の水平走査期間に文字信号が挿入された輝度信号成分
と搬送色信号成分とを含む複合映像信号から輝度信号成
分及び搬送色信号成分を信号分離部により夫々分離し、
分離された輝度信号成分及び搬送色信号成分を夫々輝度
信号処理部及び色信号処理部により個別に処理するにあ
たり、輝度信号処理部に供給される輝度信号成分中に含
まれる文字信号を、波形劣化を伴わないものとなすこと
ができるとともに、色信号処理部に供給される搬送色信
号成分を、文字信号による悪影古を受けないものとなす
ことができるようにされた複合映像信号処理回路を提供
することを目的とする。
E 問題点を解決するための手段 上述の目的を達成すべく、本発明に係る複合映像信号処
理回路は、垂直帰線期間内における所定の水平走査期間
に文字信号が挿入された複合映像信号が供給される入力
端子と、入力端子に接続さ′れて、複合映像信号から輝
度信号成分と搬送色信号成分とを分離する信号分離部と
、信号分離部によって分離された輝度信号成分が供給さ
れる輝度信号処理部と、信号分離回路 送色信号成分が供給される色信号処理部と、信号分離部
に対する制御を行う信号分離動作制御部とを備え、信号
分離動作制御部が、入力端子及び信号分離部に接続され
、複合映像信号中の文字信号が挿入された水平走査期間
に対応する制御信号を形成し、その制御信号に基づき、
信号分離部に、複合映像信号中の文字信号が挿入された
水平走査期間においては、輝度信号処理部に入力端子に
供給される複合映像信号がそのまま供給されるとともに
、色信号処理部に入力信号が供給されないようになす動
作状態をとらせるものとされて、構成される。
F作用 上述の如くに構成される本発明に係る複合映像信号処理
回路においては、垂直帰線期間内における所定の水平走
査期間に文字信号が挿入された複合映像信号から、輝度
信号成分と搬送色信号成分とが信号分離部により分離さ
れて、夫々輝度信号処理部と色信号処理部とに供給され
、その際、信号分離部が、信号分離動作制御部による制
御を受けて、複合映像信号中の文字信号が挿入された水
平走査期間においては、゛輝度信号処理部に入力端子に
供給される複合映像信号をそのまま供給するとともに、
色信号処理部には入力信号が供給されないようになす。
それにより、複合映像信号中の文字信号は、実質的に信
号分離部における信号分離作用を受けることなく、狂度
信号処理部に供給されるものとされ、また、色信号処理
部に供給される搬送色信号成分は、文字信号成分の混入
が防止されたものとなされる。
その結果、輝度信号処理部に供給される輝度信号成分中
に含まれる文字信号が、波形劣化を伴わないものとされ
るとともに、色信号処理部に供給される搬送色信号成分
が、文字信号による悪影響を受けないものとされ、例え
ば、搬送色信号成分が色信号処理部により低域搬送色信
号とされて、輝度信号成分に基づいて輝度信号処理部か
ら得られる周波数変調輝度信号、及び、別途に設けられ
た音声信号処理部から得られる周波数変調音声信号と混
合されるものとなされるとき、低域搬送色信号の側帯波
成分が周波数変調音声信号の帯域に入り込んで干渉を生
じる事態が生じないことになり、音声信号の劣化が防止
される。
G 実施例 G−1構成(第1図、第2図) 第1図は、本発明に係る複合映像信号処理回路の一例を
、それが適用されたVTRの記録系の一部と共に示す。
この例においては、垂直帰線期間内における所定の水平
走査期間に文字信号が挿入された複合映像信号Vcが供
給される入力端子11が設けられている。複合映像信号
Vcは、第2図A及びCに示される如く、その輝度信号
成分が、奇数フィールドにおける垂直帰線期間内の第1
4.15.16及び21番目の水平走査期間に、また、
偶数フィールドにおける垂直帰線期間内の第277.2
78.279及び284番目の水平走査期間に、文字信
号Dcが挿入されたものとされており、この文字信号D
cは、前述の如く、例えば、ビットレートが5.73メ
ガビット/秒で、スペクトル・ロールオフ率が60%と
され、また、論理“0°゛が映像信号のベデスクルレベ
ルに対応し、論理“1′が映像信号の白レベルの70%
のレベルに対応するものとされた2値NRZデータとさ
れる。
入力端子11には、加算部12の一方の入力端。
減算部13の一方の入力端、及び、バンドパスフィルタ
14の入力端が接続されている。そして、バンドパスフ
ィルタ14の出力端には、入力信号を1水平期間(IH
)だけ遅延させるIH遅延素子15の入力端が接続され
、このIH遅延素子15の出力端が、スイッチ16を介
して加算部12の他方の入力端に接続されるとともに、
減算部13の他方の入力端に接続されている。斯かる構
成により、スイッチ16がオン状態とされたもとで、加
W部12 、バンドパスフィルタ14及びIH遅延素子
15により計度信号抽出用のくし型フィルタが形成され
ることになり、また、減算部13゜バンドパスフィルタ
14及びIH遅延素子15により搬送色信号抽出用のく
し型フィルタが形成されている。
加算部12の出力端は、複合映像信号Vc中の凡度信号
成分に基づいて周波数変調輝度信号を得る処理等を行う
輝度信号処理部17の入力端に接続されている。また、
減算部13の出力端は、スイッチ20の第1の選択接点
20aに接続されている。スイッチ20の第2の選択接
点20bは接地されており、さらに、スイッチ20の可
動接点20cが、バンドパスフィルタ21を介して、複
合映像信号Vc中の搬送色信号成分を周波数変換して低
域搬送色信号を得る処理等を行う色信号処理部22の入
力端に接続されている。そして、輝度信号処理部17及
び色信号処理部22の夫々の出力端は、VTRの記録系
の一部を構成する、回転磁気ヘッドを含むものとされた
記録部23に接続されている。この記録部23には、周
波数変調音声信号Afが供給される音声信号端子24も
接続されている。
また、入力端子11には、複合映像信号Vc中の同期信
号に基づく出力信号を送出する同期分離部18の入力端
も接続されており、この同期分離部18の一対の出力端
が、制御信号発生部19に接続されている。そして、制
御信号発生部19の出力端が、スイッチ16及び20の
夫々の制御端に接続されている。
G−2動作(第1図、第2図) 斯かる構成のもとに、入力端子11からの複合映像信号
Vcが同期分離部18に供給され、同期分離部18の一
対の出力端には、複合映像信号Vc中の水平同期信号に
対応した水平同期出力信号shと複合映像信号Vc中の
垂直同期信号に対応した垂直同期出力信号Svとが夫々
得られて、それらが制御信号発生部19に供給される。
制御信号発生部19は、水平同期出力信号sh及び垂直
同期出力信号Svに茫づいて、第2図B及びDに示され
る如くの、複合映像信号Vc中の輝度信号成分の奇数フ
ィールドにおける垂直帰線期間内の第14.15.16
及び21番目の水平走査期間、及び、偶数フィールドに
おける垂直帰線期間内の第277.278,279及び
284番目の水平走査期間に対応する期間、即ち、複合
映像信号Vc中の輝度信号成分における文字信号Dcが
挿入された水平走査期間に対応する期間に高レベルをと
り、他の期間に低レベルをとるスイッチ制御信号Scを
発生する。この制御信号発生部19から得られるスイッ
チ制御信号Scは、スイッチ16及び20の夫々の制御
端に供給され、スイッチ16が、スイッチ制御信号Sc
が低レベルをとるときオン状態とされて、スイッチ制御
信号Scが高レベルをとるときオフ状態とされるととも
に、スイッチ20が、スイッチ制御信号Scが低レベル
をとるとき、可動接点20cが第1の選択接点20aに
接続される状態とされて、スイッチ制御信号Scが高レ
ベルをとるとき、可動接点20cが第2の選択接点20
bに接続される状態とされる。
このため、スイッチ16は、複合映像信号Vc中の輝度
信号成分における文字信号DCが挿入された水平走査期
間に対応する期間にのみオフ状態とされて、他の期間に
はオン状態とされる。従って、複合映像信号Vc中の輝
度信号成分における文字信号Dcが挿入された水平走査
期間に対応する期間以外の期間において、加算部12.
バンドパスフィルタ14及びIH遅延素子15により輝
度信号抽出用のくし型フィルタが形成されることになる
。一方、スイッチ20は、複合映像信号Vc中の輝度信
号成分における文字信号Dcが挿入された水平走査期間
に対応する期間にのみ可動接点20cが第2の選択接点
20bに接続される状態とされて、他の期間には可動接
点20cが第1の選択接点20aに接続される状態とさ
れる。従って、複合映像信号Vc中の輝度信号成分にお
ける文字信号Dcが挿入された水平走査期間に対応する
期間において、バンドパスフィルタ21の入力端がスイ
ッチ20を通じて接地されて、色信号処理部22に入力
信号が供給されない状態がとられ、その他の期間におい
て、減算部13からの出力がスイッチ20を通じてバン
ドパスフィルタ21に供給される状態とされる。
スイッチ16及び20が上述の如くに制御されるもとで
、複合映像信号Vc中の輝度信号成分における文字信号
Dcが挿入された水平走査期間に対応する期間以外の期
間においては、入力端子11からの複合映像信号Vcが
、加算部12.バンドパスフィルタ14及びIH遅延素
子15により形成される輝度信号抽出用のくし型フィル
タと、減算部13.バンドパスフィルタ14及びIHJ
延素子15により形成される搬送色信号抽出用のくし型
フィルタとに供給されることになり、輝度信号抽出用の
くし型フィルタを構成する加算部12の出力端に、複合
映像信号Vcがら分離された゛輝度信号Yが得られ、ま
た、搬送色信号抽出用のくし型フィルタを構成する減算
部13の出方端に、複合映像信号Vcから分離された搬
送色信号Cが得られる。そして、加算部12の出力端に
得られる輝度信号成分Yが、輝度信号処理部17に供給
され、また、減算部13の出力端に得られる搬送色信号
成分Cが、スイッチ20を通じ、かつ、バンドパスフィ
ルタ21を経て、色信号処理部22に供給される。
一方、複合映像信号Vc中の輝度信号成分における文字
信号Dcが挿入された水平走査期間に対応する期間にお
いては、加算部12.バンドパスフィルタ14及びIH
遅延素子15による輝度信号抽出用のくし型フィルタが
形成されず、入力端子11からの複合映像信号Vcが、
加算部12を経て、そのまま、輝度信号処理部17に供
給される。即ち、斯かる期間においては、複合映像信号
Vcに重畳された文字信号Dcが、直接的に、従って、
波形の劣化等を生じることなく、輝度信号処理部17に
供給されることになる。また、このとき、搬送色信号抽
出用のくし型フィルタを構成する減算部13の出力端に
得られる信号は、スイッチ20により、バンドパスフィ
ルタ21には供給されないものとされ、色信号処理部2
2は、入力信号が供給されない状態におかれる。従って
、複合映像信号Vcに重畳された文字信号Dcの成分が
色信号処理部22に供給されることがなく、色信号処理
部22に供給される搬送色信号成分Cが、複合映像信号
Vcに重畳された文字信号Dcによる悪影響を受けるこ
とがないものとされることになる。
このようにして、複合映像信号Vcから分離されて輝度
信号処理部17に供給される、文字信号Dcを含む輝度
信号成分Yは、輝度信号処理部17において各種の処理
が施されるとともに、所定の周波数を有する搬送波信号
の周波数変調に供され、その結果、輝度信号処理部17
がら、周波数変調輝度信号Yfが得られて、記録部23
に供給される。また、上述の如くにして、複合映像信号
Vcから分離され、スイッチ20及びバンドパスフィル
タ21を通じて色信号処理部22に供給される搬送色信
号成分Cは、色信号処理部22において各種の処理が施
されるとともに低域側に周波数変換され、色信号処理部
22から、低域搬送色信号Clが得られて、記録部23
に供給される。
記録部23においては、周波数変調輝度信号Yfと、低
域搬送色信号C2と、図示されていない音  ・声信号
処理部から舎声信号端子24を通じて供給される周波数
変調音声信号Afとが混合されて、回転磁気ヘッドに供
給され、周波数変調輝度信号  。
Yf、低域搬送色信号C1及び周波数変調音声信号Af
の磁気テープへの記録が行われる。      1なお
、複合映像信号Vcに重畳された文字信号  1Dcは
、第2図A及びCに示される如く、輝度信号成分の奇数
フィールドにおける垂直帰線期間内の第14.15.1
6及び21番目の水平走査期間、及び、偶数フィールド
における垂直帰線期間内の第277.278,279及
び284番目の水平走査期間の全てに挿入されるものと
されるのみならず、斯かる特定された水平走査期間のう
ちの選定されたものにのみ挿入されるものとなされる場
合もあり、斯かる場合にも、上述の例が用いられること
により目的とする効果が得られること明らかである。
また、上述の例においては、スイッチ制御信号Scが、
第2図B及びDに示される如く、複合映像信号Vc中の
輝度信号成分の奇数フィールドにおける垂直帰線期間内
の第14.15.16及び21番目の水平走査期間、及
び、偶数フィールドにおける垂直帰線期間内の第277
.278,279及び284番目の水平走査期間に対応
する期間にのみ高レベルをとるものとされているので、
腹合映像信号Vc中の輝度信号成分の奇数フィールドに
おける垂直帰線期間内の第14.15.16及び21番
目の水平走査期間、及び、偶数フィールドにおける垂直
帰線期間内の第277.278.279及び284番目
の水平走査期間の夫々に先立つ水平帰線期間内に存在す
るカラーバースト信号は、いずれも色信号処理部22に
適正に供給されることになり、色信号処理部22におけ
る色同期系の安定化が図られる。
H発明の効果 上述の説明から明らかな如く、本発明に係る複合映像信
号処理回路によれば、垂直帰線期間内における所定の水
平走査期間に文字信号が挿入された輝度信号成分と搬送
色信号成分とを含む複合映像信号から輝度信号成分及び
搬送色信号成分を信号分離部により夫々分離し、分離さ
れた輝度信号成分及び搬送色信号成分を夫々輝度信号処
理部及び色信号処理部により個−別に処理するにあたり
、輝度信号処理部に供給される輝度信号成分中に含まれ
る文字信号を、例えば、高域成分が失われることにより
生じる波形劣化を伴わないものとなすことができるとと
もに、色信号処理部に供給される搬送色信号成分を、文
字信号の高域成分の混入等の、文字信号による悪影響を
受けないものとなすことができ、それにより、例えば、
搬送色信号成分が、色信号処理部により低域搬送色信号
とされて、輝度信号成分に基づいて輝度信号処理部から
得られる周波数変調輝度信号、及び、別途に設けられた
音声信号処理部から得られる周波数変調音声信号と混合
されるものとなされるとき、低域搬送色信号の側帯波成
分が周波数変調音声信号の帯域に入り込んで干渉を生じ
る事態が回避され、音声信号の劣化が防止されることに
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る複合映像信号処理回路の一例を
、それが適用されたVTRの記録系の一部と共に示すブ
ロック図、第2図は第1図に示される例に係る複合映像
信号とスイッチ制御信号を示す波形図である。 図中、11は入力端子、12は加算部、13は減算部、
15はI H遅延素子、16及び20はスイッチ、17
は輝度信号処理部、18は同期分離部、19は制御信号
発生部、22は色信号処理部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 垂直帰線期間内における所定の水平走査期間に文字信号
    が挿入された複合映像信号が供給される入力端子と、 該入力端子に接続されて、上記複合映像信号から輝度信
    号成分と搬送色信号成分とを分離する信号分離部と、 該信号分離部によって分離された上記輝度信号成分が供
    給される輝度信号処理部と、 上記信号分離部によって分離された上記搬送色信号成分
    が供給される色信号処理部と、 上記入力端子及び上記信号分離部に接続されて、上記複
    合映像信号中の上記文字信号が挿入された水平走査期間
    に対応する制御信号を形成し、該制御信号に基づき、上
    記信号分離部に、上記複合映像信号中の上記文字信号が
    挿入された水平走査期間においては、上記輝度信号処理
    部に上記入力端子に供給される複合映像信号がそのまま
    供給されるとともに、上記色信号処理部に入力信号が供
    給されないようになす動作状態をとらせる信号分離動作
    制御部と、 を備えて構成される複合映像信号処理回路。
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