JPH0112506Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0112506Y2 JPH0112506Y2 JP16387782U JP16387782U JPH0112506Y2 JP H0112506 Y2 JPH0112506 Y2 JP H0112506Y2 JP 16387782 U JP16387782 U JP 16387782U JP 16387782 U JP16387782 U JP 16387782U JP H0112506 Y2 JPH0112506 Y2 JP H0112506Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wedge
- power transmission
- transmission line
- clamp body
- clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 25
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、送電線途上を鉄塔等の構築物に碍子
を介して引留めるための引留クランプの改良に関
するものである。
を介して引留めるための引留クランプの改良に関
するものである。
送電線は、延線途上において引留クランプによ
り鉄塔に引留められ、鉄塔をジヤンプするように
張りわたされる。従来引留クランプと送電線とを
結合するため、第４図の如く、送電線Ｗをクラン
プ本体１へ挿通し、クランプ本体１と送電線Ｗと
の間隙へクサビ１２を打込む方法が行われてい
る。このようなクサビ式引留クランプにおいて
は、クサビ打込時に、送電線Ｗがクランプ本体１
との高圧接触により損傷を受け易いので、これを
防止するため、クサビ１２と対向してクランプ本
体１内において送電線を挟持する当て金具１３を
付勢し、これをクサビ１２にＵボルト１４によつ
て固定することが提案されている。ところが、こ
の当て金具１３のＵボルト掛け回し部１３ｂおよ
びジヤンパ線をサポートする受板部１３ｃは肉厚
が比較的厚いのに対し、クランプ本体への挿入部
１３ａは比較的肉厚が薄く形成されるため、これ
らを鋳物で一体成形するのが難かしい。また、ク
サビ１２の打込み時に当て金具１３がクサビ１２
と一体に押し込まれず、相対位置がずれてしまう
ことがあり、さらに、受板部１３ｃをジヤンパ線
に沿わせるように当てがつた状態で、設置方向を
考慮しつつ挿入部１３ａをクランプ本体内へ挿入
せねばならないため、その作業が難行する等の問
題点があつた。
り鉄塔に引留められ、鉄塔をジヤンプするように
張りわたされる。従来引留クランプと送電線とを
結合するため、第４図の如く、送電線Ｗをクラン
プ本体１へ挿通し、クランプ本体１と送電線Ｗと
の間隙へクサビ１２を打込む方法が行われてい
る。このようなクサビ式引留クランプにおいて
は、クサビ打込時に、送電線Ｗがクランプ本体１
との高圧接触により損傷を受け易いので、これを
防止するため、クサビ１２と対向してクランプ本
体１内において送電線を挟持する当て金具１３を
付勢し、これをクサビ１２にＵボルト１４によつ
て固定することが提案されている。ところが、こ
の当て金具１３のＵボルト掛け回し部１３ｂおよ
びジヤンパ線をサポートする受板部１３ｃは肉厚
が比較的厚いのに対し、クランプ本体への挿入部
１３ａは比較的肉厚が薄く形成されるため、これ
らを鋳物で一体成形するのが難かしい。また、ク
サビ１２の打込み時に当て金具１３がクサビ１２
と一体に押し込まれず、相対位置がずれてしまう
ことがあり、さらに、受板部１３ｃをジヤンパ線
に沿わせるように当てがつた状態で、設置方向を
考慮しつつ挿入部１３ａをクランプ本体内へ挿入
せねばならないため、その作業が難行する等の問
題点があつた。
本考案は従来のクサビ式引留クランプの以上の
ような問題点に着目してなされたもので、当て金
具の挿入部と、クサビとの結合部とを別体に構成
すると共に、当て金具の挿入部端をクサビに突設
した翼に当接させ、クサビと一体的にクランプ本
体内に押し込めるようにして上記問題点を解決す
ることを目的としている。
ような問題点に着目してなされたもので、当て金
具の挿入部と、クサビとの結合部とを別体に構成
すると共に、当て金具の挿入部端をクサビに突設
した翼に当接させ、クサビと一体的にクランプ本
体内に押し込めるようにして上記問題点を解決す
ることを目的としている。
以下図について本考案の実施例を説明する。ク
サビ２は上部にテーパを有し、下面には送電線Ｗ
を受ける溝が形成されている。クサビ２の反対打
込み側端部には両側に対向するように１対の翼２
ａ，２ａが突設されている。翼２ａにはボルト挿
通孔２ｂが穿たれている。
サビ２は上部にテーパを有し、下面には送電線Ｗ
を受ける溝が形成されている。クサビ２の反対打
込み側端部には両側に対向するように１対の翼２
ａ，２ａが突設されている。翼２ａにはボルト挿
通孔２ｂが穿たれている。
スライダ３は送電線Ｗを受け得る断面円弧状の
板材で反挿入側端部にはクサビの翼２ａ，２ａの
前面に当接可能に張り出した突片３ａ，３ａを有
する。
板材で反挿入側端部にはクサビの翼２ａ，２ａの
前面に当接可能に張り出した突片３ａ，３ａを有
する。
当て金具５は上面に送電線Ｗを受ける溝５ａを
有し、クランプ本体から導出された送電線ジヤン
パ部W1基端をクサビ２の反打込み側端部との間
に挟み、掛け回されたＵボルト４によりクサビ２
に締付けられている。当て金具５は、さらに側部
に、送電線ジヤンパ部W1を案内する受板部５ｂ
を具えている。
有し、クランプ本体から導出された送電線ジヤン
パ部W1基端をクサビ２の反打込み側端部との間
に挟み、掛け回されたＵボルト４によりクサビ２
に締付けられている。当て金具５は、さらに側部
に、送電線ジヤンパ部W1を案内する受板部５ｂ
を具えている。
しかして、送電線Ｗを引留める場合には、これ
をクランプ本体１内へ挿通し、電線Ｗを上下から
クサビ２をスライダ３で挟み、スライダ３の突片
３ａをクサビ２の翼２ａ前面に当て、一体にクラ
ンプ本体１内へ押し込む。送電線Ｗはクランプ本
体１内でクサビ２、スライダ３間に確固に挟持さ
れる。次いで当て金具５をクサビ２の下面に当て
がいＵボルト４で締付け、送電線ジヤンパ部W1
を受板５ｂに沿わせる。
をクランプ本体１内へ挿通し、電線Ｗを上下から
クサビ２をスライダ３で挟み、スライダ３の突片
３ａをクサビ２の翼２ａ前面に当て、一体にクラ
ンプ本体１内へ押し込む。送電線Ｗはクランプ本
体１内でクサビ２、スライダ３間に確固に挟持さ
れる。次いで当て金具５をクサビ２の下面に当て
がいＵボルト４で締付け、送電線ジヤンパ部W1
を受板５ｂに沿わせる。
以上説明してきたように、本考案は、クサビ式
引留クランプにおいて、クサビ２の反打込み側端
部に翼２ａを突設し、クサビ２と共にクランプ本
体１内で送電線を挟持するスライダ３の反挿入側
端をクサビの翼２ａ前面に当接するようにし、ク
サビの翼２ａ下面には、側部に送電線ジヤンパ部
W1を案内する受板５ｂを有する当て金具５を、
送電線ジヤンパ部W1基端を挟んでＵボルト４に
て締付ける構成としたため、加工が容易で安価に
得られ、またクサビ２の打込みに際してスライダ
３がこれと一体にクランプ本体１内へ押込まれ、
両者のずれが生じず、取付作業が容易であるとい
う効果を有する。
引留クランプにおいて、クサビ２の反打込み側端
部に翼２ａを突設し、クサビ２と共にクランプ本
体１内で送電線を挟持するスライダ３の反挿入側
端をクサビの翼２ａ前面に当接するようにし、ク
サビの翼２ａ下面には、側部に送電線ジヤンパ部
W1を案内する受板５ｂを有する当て金具５を、
送電線ジヤンパ部W1基端を挟んでＵボルト４に
て締付ける構成としたため、加工が容易で安価に
得られ、またクサビ２の打込みに際してスライダ
３がこれと一体にクランプ本体１内へ押込まれ、
両者のずれが生じず、取付作業が容易であるとい
う効果を有する。
第１図は正面図、第２図は第１図−断面
図、第３図は斜視図、第４図は従来例の正面図で
ある。 １……クランプ本体、２……クサビ、２ａ……
翼、３……スライダ、３ａ……突片、４……Ｕボ
ルト、５……当て金具、５ｂ……受板、Ｗ……送
電線、W1……ジヤンパ部。
図、第３図は斜視図、第４図は従来例の正面図で
ある。 １……クランプ本体、２……クサビ、２ａ……
翼、３……スライダ、３ａ……突片、４……Ｕボ
ルト、５……当て金具、５ｂ……受板、Ｗ……送
電線、W1……ジヤンパ部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 鉄塔等の構築物へ引き留められたクランプ本体
へ送電線を挿通し、クランプ本体と送電線との間
隙へクサビを打ち込んで両者を結合する送電線の
クサビ式引留クランプにおいて、 前記クサビの反打込み側端部に設けられた対向
１対の翼と、 前記クサビと対向して送電線を挟み、クサビと
共に前記クランプ本体へ挿入され、反挿入側端が
前記クサビの翼先端に当接するスライダと、 前記クサビの翼下部に送電線を挟むようにＵボ
ルトにより取り付けられ、側部には前記送電線の
ジヤンパ部を案内する受板を一体に具えた当て金
具とを具備したことを特徴とする送電線のクサビ
式引留クランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16387782U JPS5969627U (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | クサビ式引留クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16387782U JPS5969627U (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | クサビ式引留クランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5969627U JPS5969627U (ja) | 1984-05-11 |
| JPH0112506Y2 true JPH0112506Y2 (ja) | 1989-04-12 |
Family
ID=30359434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16387782U Granted JPS5969627U (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | クサビ式引留クランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5969627U (ja) |
-
1982
- 1982-10-30 JP JP16387782U patent/JPS5969627U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5969627U (ja) | 1984-05-11 |
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