JPH01124847A - 光重合性組成物 - Google Patents

光重合性組成物

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JPH01124847A
JPH01124847A JP28349087A JP28349087A JPH01124847A JP H01124847 A JPH01124847 A JP H01124847A JP 28349087 A JP28349087 A JP 28349087A JP 28349087 A JP28349087 A JP 28349087A JP H01124847 A JPH01124847 A JP H01124847A
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な光重合性組成物に関し、特に光により
ポリマー中のカルボン酸を脱炭酸させ、ラジカル種を発
生させ、組成物中に含まれたラジカル重合性の基を重合
・架橋することにより、現像液に不溶化し、原画に対し
てネガ画像を形成できる光重合性組成物に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
光に曝すことにより分解して遊離基を生成する化合物(
遊離基生成剤)はグラフィックアーツの分野でよく知ら
れている。それらは光重合性組成物中の光重合開始剤、
遊離基写真組成物中の光活性剤および光で生じる酸によ
り触媒される反応の光開始剤として広く用いられている
。そのような遊離基生成剤を用いて印刷、複製、複写お
よびその他の画像形成系で有用な種々の感光性材料が作
られる。
光により分解しラジカル種を発生する化合物としては、
ジャーナル・オブ・フォトケミストリー。
第33巻(第2号)、第237〜255頁(1986年
) [Journal of Photochemis
try、 Vol、33(No、2)、pp237〜2
55 (1986))およびジャーナル・オブ・ザ・ケ
ミカル・ソサエティー、セクションC1第1682〜1
689頁(1972年) (Journal of t
he Chemical 5ociety。
5ectionC,pll 16B2〜1689 (1
972)3に示されるようなカルボン酸又はその類似体
があげられる。
また、米国特許第4278751号、米国特許第428
9844号、米国特許第4366228号は、それらの
カルボン酸を光重合開始系として用いることを記載して
いる。
しかしながら、これらの光重合性組成物の感度は不十分
であった。
〔発明の目的〕
従って、本発明は従来のものよりも感度の高い光重合性
組成物を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
本発明者らは、上記目的を達成するために種々検討した
結果、偶然にも先のカルボン酸をポリマーに導入するこ
とにより、上記目的が達成されることを見い出し、本発
明に到ったものである。
すなわち、本発明は付加重合しうるエチレン性不飽和二
重結合を少なくとも1個有する化合物と、増感剤の存在
下又は不存在下で露光により脱炭酸を起こすカルボキシ
ル基を含有するポリマーとよりなる光重合性組成物に関
する。
以下、本発明について詳述する。
本発明の画像形成層として使用される、増感剤の存在下
又は不存在下で露光により脱炭酸を起こすカルボキシル
基含有基を有するポリマー(以下、本発明のポリマーと
称す。)の好ましいものはそのカルボキシル基含有基が
式: %式%() で示され、この基が連結基Zを介して又は介さずにポリ
マー(P)の主鎖に連結されているものである。
上記式(I)において、Xはイオウ、酸素、単結合、ン
C=Wあるいは>N−Uを意味し、特にイオウ、>C=
WS>N−Uが感度上好ましい。
ここで、Wは酸素、イオウを意味する。また、Uは置換
基を有してもよいアリール基、アルギル基、水素原子を
意味する。Yは置換基を有してもよいアルキレン、アリ
ーレン、アラルキレン、2価の複素環を意味する。kは
0あるいは1であり、そしてβは0あるいは1である。
また、Xがイオウ、酸素、単結合又は>N、−uの場合
は、 X +CHxh−−COOHはアリール核または
芳香族複素環核に結合している場合が感度上好ましい。
この場合、アリール核または複素゛環核が側鎖にあって
も、ポリマーの主鎖に含まれているものであってもよい
好ましいカルボキシル基含有基としては、以下の化合物
の骨格を含む残基が挙げられる。
インドール−3−酢酸、フェノキシ酢酸、2−メチルフ
ェノキシ酢酸、3−メトキシフェノキシ酢L2−ニトロ
フェノキシ酢酸、3−クロロフェノキシ酢酸、4−メチ
ルフェノキシ酢酸、n−ブトキシ酢酸、チオフェノキシ
酢酸、3−メトキシチオフェノキシ酢酸、2−クロルチ
オフェノキシ酢酸、2−メチルチオフェノキシ酢酸、4
−ニトロチオフェノキシ酢酸、n−ブチルチオ酢酸、フ
ェニル酢酸、2−ニトロフェニル酢酸、4−ニトロフェ
ニル酢酸、2.4−ジニトロフェニル酢酸、ベンゾイル
ギ酸、4−クロルベンゾイルギ酸、チオベンゾイルギ酸
、ピルビン酸、N−フェニルグリシン、N−(3−クロ
ルフェニル)グリシン、N−(2,4−ジクロルフェニ
ル)グリシン、N−(4−アセチルフェニル)クリシン
、N−(2−二トロフェニル)クリシン、N −(2,
4−ジニトロフェニル)グリシン、N−(4−シアノフ
ェニル)クリシン、N−(2−ブロモフェニル)グリシ
ン、N−(2−メチルフェニル)グリシン、N−(2−
メトキシフェニル)グリシン、N−(2,4−ジメトキ
シフェニル)グリシン、N−(n−ブチル)グリシン、
N−メチル−N−(2−メチルフェニル)グリシン、N
−メチル−N−<4−クロルフェニル)グリシン、N−
メチル−N−(2−ニトロフェニル)グリシン、N−メ
チル−N−(2−メトキシフェニル)グリシン、N−(
4−カルバモイルフェニル)グリシン、N−(4−スル
ファモイルフェニル)グリシンなど。
これらのカルボキシル基含有基は連結基Zを介して、又
は介さずに、ポリマー主鎖と結合されている。連結基と
してはエーテル結合、アミド結合、エステル結合、ウレ
タン結合、ウレイド結合又はそれらを含有する連結基で
ある。なお、上記カルボン酸含有基の一部がポリマー主
鎖に含まれていてもよい。
エーテル結合、アミド結合、エステル結合、ウレタン結
合、ウレイド結合を含有する連結基としては、下記一般
式(II[)、(rV)、(V)、(VI)、で示され
るものがある。
−り一部R−L+−7R−(III) −L−(−R−Lt−−(IV) −R−←L−R+V′−L−(V) −R−f−L−R+T−(VI ) ここで、Rはそれぞれ異っていてもよいアルキレン、ア
リーレン、アラルキレン、又は2価の複素環を表わし、
Lはそれぞれ異っていてもよいエーテル結合、アミド結
合、エステル結合、ウレタン結合、ウレイド結合を示す
。nは0あるいは1あるいは2である。
上記カルボキシル基含有基を有するポリマーとしては、
アクリル系樹脂、ビニルアルコール系樹脂を含むビニル
重合系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリウレア系樹脂、
ポリビニルアセクール系樹脂、ポリアミド系樹脂、エポ
キシ樹脂等が含まれるが、これらに限定されるものでは
ない。
例えば、アクリル系樹脂は一般式(■)のようなモノマ
ーのホモポリマー又はこれと共重合しろる他のモノマー
(例えばアクリル酸エステル、メタクリル酸エステルな
ど)との共重合体が含まれる。
また、例えばポリウレタン系樹脂は一般式(■)のよう
なジオールをジイソシアネートと反応させることにより
得ることができる。
()IOCH2C1(2)T−N −fY)−T−X−
fcHJr−C(IOH・・・(’m )また、例えば
ポリエステル系樹脂は一般式(■)のようなジオールを
、両末端が酸クロライドとなった化合物と反応させるこ
とにより得ることができる。
上記ポリマーは全組成物に対し3.Qwt%〜97wt
%特に10.0wt%〜95wt%添加するのが好まし
い。19wt%より少なくとも96wt%より多くとも
感度が低下するからである。
本発明のポリマーの酸価は6.0meq/g〜0.01
meq/gが好ましく、2.0meq/g〜0.1me
q/gが特に好ましい。0.01meq/gより低くな
るにつれて、アルカリ現像液による現像性が低下してい
き、他方、6.0meq / gよりも高くなるにつれ
て、皮膜強度、支持体への接着力が低下するようになる
からである。また、これらの樹脂中のカルボン酸には光
により脱炭酸しないものを付加的に含んでいてもよい。
また、光により脱炭酸するカルボン酸含有基が同一のポ
リマー中に2種以上導入されていてもよい。
本発明のポリマーの分子量はゲル透過クロマトグラフィ
ーにより測定して重量平均分子量で1000〜100万
が適当で°あるが、好ましくは8000〜20万である
。8000よりも小さくなるにつれて、画像強度が低下
するようになり、20万より大きくなると現像性が低下
していくからである。
更に上記ポリマーを2種以上使用したり、上記ポリマー
と、光により脱炭酸しないカルボン酸を有するポリマー
とを混合して、使用してもよい。
この場合、他のポリマーを混合できる割合は全感光性組
成物に対し95重量%以下である。他の樹脂の量が95
重量%よりも多くなるにつれて、本発明によるポリマー
を用いたことによる特長が減少するからである。混入さ
れるポリマーとしてはポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、
・ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂
、ポリビニルアセクール樹脂等をあげることができる。
本発明の光重合性組成物におけるエチレン性不飽和結合
を有する重合可能な化合物とは、その化学構造中に少な
くとも1個のエチレン性不飽和結合を有する化合物であ
って、モノマー、プレポリマー、すなわち2量体、3量
体および他のオリゴマーそれらの混合物ならびにそれら
の共重合体などの化学的形態をもつものである。それら
の例としては不飽和カルボン酸およびその塩、不飽和カ
ルボン酸と脂肪族多価アルコール化合物とのエステル、
不飽和カルボン酸と脂肪族多価アミン化合物とのアミド
等があげられる。
不飽和カルボン酸の具体例としては、アクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、クロトン酸、インクロトン酸、
マレイン酸などがある。
不飽和カルボン酸の塩としては、前述の酸のアルカリ金
属塩、たとえば、ナトリウム塩およびカリウム塩などが
ある。
脂肪族多価アルコール化合物と不飽和カルボン酸とのエ
ステルの具体例としてはアクリル酸エステルとして、エ
チレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコ
ールジアクリレー)、l、3−ブタンジオールジアクリ
レート、テトラメチレングリコールジアクリレート、プ
ロピレングリコールジアクリレート、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート、トリメチロールエタントソア
クリレート、1.4−シクロヘキサンジオールジアクリ
レート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ペ
ンタエリスリトールジアクリレート、ペンタエリスリト
ールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラア
クリレート、ジペンタエリスリトールジアクリレート、
ジペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエ
リスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリト
ールへキサアクリレート、ソルビトールトリアクリレ−
ト、ソルビトールテトラアクリレート、ソルビトールペ
ンタアクリレート、ソルビトールヘキサアクリレート、
ポリエステルアクリレートオリゴマー等がある。メタク
リル酸エステルとしては、テトラメチレングリコールジ
メタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレ
ート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、ト
リメチロールエタントリメタクリレート、エチレングリ
コールジメタクリレー)、1.3−ブタンジオールジメ
タクリレート、ペンタエリスリトールジメ、′7クリレ
ート、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、ジペ
ンタエリスリトールジメタクリレート、ソルビトールト
リメタクリレート、ソルビトールテトラメタクリレート
、ビス−(p−(3−メタクリルオキシ−2−ヒドロキ
シプロポキシ)フェニルクジメチルメタン、ビス−〔p
−(メタクリルオキシエトキシ)フェニルクジメチルメ
タン等がある。イタコン酸エステルとしては、エチレン
グリコールシイタコネート、プロピレングリコールシイ
タコネート、1,3−ブタンジオールジイタコネー)、
1.4−ブタンジオールシイタコネート、テトラメチレ
ングリコールシイタコネート、ペンタエリスリトールシ
イクコネート、ソルビトールテトライタコネート等があ
る。クロトン酸エステルとしては、エチレングリコール
ジクロトネート、テトラメチレングリコールジクロトネ
ート、ペンタエリスリトールジクロトネート、ソルビト
ールテトラクロトネート等がある。イソクロトン酸エス
テルとしては、エチレングリコールジイソクロトネート
、ペンタエリスリトールジインクロトネート、ソルビト
ールテトライソクロトネート等がある。マレイン酸エス
テルとしては、エチレングリコールシマレート、トリエ
チレングリコールシマレート、ペンタエリスリトールシ
マレート、ソルビトールテトラマレート等がある。
さらに、前述のエステルの混合物もあげることができる
脂肪族多価アミン化合物と不飽和カルボン酸とのアミド
の具体例としては、メチレンビス−アクリルアミド、メ
チレンビス−メタクリルアミド、1.6−ヘキサメチレ
ンビス−アクリルアミド、1.6−ヘキサメチレンビス
−メタクリルアミド、ジエチレントリアミントリスアク
リルアミド、キシリレンビスアクリルアミド、キシリレ
ンビスメタクリルアミド等がある。
その他の例としては、特公昭48−4i708号公報中
に記載されている1分子に2個以上のインシアネート基
を有するポリイソシアネート化合物に、下記の一般式(
V)で示される水酸基を含有するビニルモノマーを付加
せしめた1分子中に2個以上の重合性ビニル基を含有す
るビニルウレタン化合物等があげられる。
CH,=C(R)COOCH,CH(R”) DH(V
 )(ただし、RおよびR′はHあるいはCH,を示す
。) 上記エチレン性不飽和結合を有する重合可能な化合物は
全組成物に対して1.0〜90重量%、特に10〜60
重景%添加するのが好ましい。10重1%より少ないと
感度及び被膜強度が低下し、60重量%より多いと版が
粘着性となるからである。
本発明においては光増感剤を添加することで感度を上げ
ることもできる。本発明に用いられる光増感剤としては
、キサントン、フルオレノン、ベンゾフェノン、チオキ
サントン、2−メチルチオキサントン、2−クロロチオ
キサントン、2−イソプロピルチオキサントン、2,4
−ジエチルチオキサントン、アセトフェノン、ナフチル
アセトン、4.4’−ビスジメチルアミノベンゾフェノ
ン、トリニトロフルオレノン、ジベンゾスベロン、2.
5−1:”スー(4′ジエチルアミノベンザル)シクロ
ペンタノン、α、α−ジクロロー4−フェノキシアセト
フェノン、1−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケト
ンなどの芳香族ケトン系化合物;4,4・′−ビスジメ
チルアミノチオベンゾフェノンなどの芳香族チオケトン
化合物;ベンゾキノン、ジクロルベンツキノン、テトラ
クロルベンゾキノン、ジクロルナフトキノン、アントラ
キノン、フェナントレンキノン、ジクロロアントラキノ
ン、ジニトロアントラキノン、アリザリン、ベンズアン
トラキノンなどのキノン系化合物;ニトロベンゼン、1
−二トロナフタレン、4−ニトロビフェニル、4−ニト
ロトルエン、1,3−ジニトロベンゼン、2.4.6−
ドリニトロアニリンなどの芳香族ニトロ化合物;ナフタ
レン、アントラセン、フェナントレン、ベンズアントラ
セン、ベンズピレンなどの芳香族炭化水素;トリフェニ
ルピラゾリンなどのトリアリールピラゾリン系化合物;
テトラフェニルイミダゾーノペトリフェニルイミダゾー
ルなどのモノイミダゾール系化合物;フルオレセイン、
エオシンY10−ズベンガノペエリトロシンB1フロキ
シンなどのキサンチン系化合物;アクリフラビン、リボ
フラビン、アクリジン、9−フェニルアクリジン、N−
フェニルアクリジン、フェナジン、2,3−ジフェニル
キノキサリン、アセナフト(1,2−b)キノキサリン
などのアクリジン系化合物;7τN、N−ジエチルアミ
ノケトクマリン、3−ベンゾイル−7−シエチルアミノ
クマリン、3−ベンゾイル−7−メドキシクマリン、3
.3’−カルボニルビス(7−ジニチルアミノクマリン
)などの米国特許箱4.289.844号公報に記載さ
れたクマリン系化合物;チモールブルー、ブロムチモー
ルブルー、ブロムクレゾールグリーンなどのトリフェニ
ルメタン系化合物;2−メチル−3−ベンゼンスルホニ
ルオキシ−4(3H)−キナゾリノン、2−(β−スチ
リル)−3−ベンゼンスルホニルオキシ−4(3H)キ
ナゾリノン等のキナゾリノン系化合物などにあげられる
。上記増感剤を2種以上組みあわせて用いることもでき
る。
前記光増感剤は全組成物に対して0.01〜50重量%
、特に0.1〜30重量%添加するのが好ましい。0.
1重量%より少ないと添加したことによる効果が少なく
、30重量%よりも多くなると被膜強度が低下し、感度
も低下するようになるからである。
さらに、本発明の組成物の製造中あるいは保存中におい
てエチレン性不飽和結合を有する重合可能な化合物の不
要な熱重合を阻止するために熱重合防止剤を添加するこ
とが望ましい。適当な熱重合防止剤としてはヒドロキノ
ン、p−メトキシフェノール、ジ−t−ブチル−p−ク
レゾール、ピロガローノペ t−ブチルカテコール、ペ
ンツキノン、塩化第一銅、フェノチアジン、フロラニー
ル、ナフチルアミン、β−ナフトーノ吠ユニトロベンゼ
ンジニトロベンゼンなどがある。
本発明の感光性組成物には必要に応じて、染料、顔料、
安定剤、充てん剤、界面活性剤、可塑剤、汚れ防止剤、
感脂化剤などを添加して性能の改良を図ることもできる
。好適な染料としては油溶性染料、例えばC91,26
105(オイルレッドRR)、C01,21260(オ
イルブルーレツド#308)、C,1,74350(オ
イルブルー)、C,1,52015(メチレンブルー)
、C01,42555(クリスタルバイオレフト)C,
1,42595(ビクトリアピュアブルー)なとが含ま
れる。
本発明の感光性組成物は通常、溶剤に溶解した後、適当
な支持体に塗布し、乾燥して使用される。
その塗布量は乾燥重量で約0.01〜500g/m″、
好ましくは0.1〜200g/m’である。
かかる溶剤としては、例えばメタノーノペエタノール、
インプロパツール、n−ブタノーノペ t−ブタノール
、2−メトキシエタノール、2−エトキシエタノール、
2−メトキシエチルアセテート、エチレングリコール、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルスルホキシ
ド、N、N−ジメチルホルムアミド、アセトン、メチル
エチルケトン、■−メトキシー2−プロパツール、2−
メトキシ−1−プロパツール、■−メトキシー2−アセ
トキシプロパン、2−メトキシ−1−アセトキシプロパ
ン、酢酸エチノ吠酢酸メチル、トルエン、キシレン、な
ど及びこれらの混合物が使用される。
本発明の感光性組成物が塗布される支持体としては、例
えば、紙、プラスチック(例えばポリエチレン、−ポリ
プロピレン、ポリスチレンなど)がラミネートされた紙
、例えばアルミニウム(アルミニラム合金も含む。)、
亜鉛、銅などのような金属の板、例えば二酢酸セルロー
ス、三酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース、酪酸
セルロース、酢酸醋酸セルロース、硝酸セルロース、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリビニルア
セタールなどのようなプラスチックのフィルム、上記の
如き金属がラミネート、もしくは蒸着された紙もしくは
プラスチックフィルムなどが含まれる。これらの支持体
のうち刷版として用いる場合、アルミニウム板は寸度的
に著しく安定であり、しかも安価であるので特に好まし
い。
更に、特公昭48−18327号公報に記されているよ
うなポリエチレンテレフタレートフィルム上にアルミニ
ウムシートが結合された複合体シートも好ましい。
金属、特にアルミニウムの表面を有する支持体の場合に
は、電解グレイン処理、複合グレイン処理、砂目立て処
理、珪酸ソーダ、弗化ジルコニウム酸カリウム、リン酸
塩等の水溶液への浸漬処理、あるいは陽極酸化処理など
の表面処理がなされていることが好ましい。好ましい陽
極酸化処理には、英国特許第1.412.768号明細
書に記載されている硫酸中で高電流密度で陽極酸化する
方法および米国特許第3.511.661号明細書に記
載されている燐酸を電解浴として陽極酸化する方法、特
公昭46−43124号、特開昭52−103208号
や、同55−28400号に記載されているような燐酸
と硫酸の混酸中で陽極酸化する方法が含まれる。
また、砂目立てしたのちに珪酸ナトリウム水溶液に浸漬
処理されたアルミニウム板、特公昭47−5125号公
報に記載されているようにアルミニウム板を陽極酸化処
理したのちに、アルカリ金属珪酸塩の水溶液に浸漬処理
したものも好適に使用される。上記陽極酸化処理は、例
えば、燐酸、クロム酸、硫酸、硼酸等の無機酸、若しく
は、蓚酸、スルファミン酸等の有機酸またはこれらの塩
の水溶液又は非水溶液の単独又は二種以上を組み合わせ
た電解液中でアルミニウム板を陽極として電流を流すこ
とにより実施される。
また、砂目立て処理、陽極酸化後、親水化処理を施した
ものも好ましい。かかる親水化処理は珪酸ナトリウム水
溶液、ポリビニルホスホン酸水溶液、熱水及び無機塩又
は有機塩を含む熱水溶液への浸漬並びに水蒸気浴などに
よって行われる。
また、米国特許第3.658.662号明細書に記載さ
れているようなシリケート電着も有効である。
また、上述のような支持体上に塗布された本発明の光重
合性組成物による感光層にはポリビニルアルコールなど
よりなるオーバーコート層を設けてもよい。
支持体上に塗布された本発明の感光性組成物は線画像、
網点画像等を有する透明原画を通して露光し、次いで水
性現像液で現像することにより、原画に対してネガのレ
リーフ像を与える。
露光に使用される光源としてはカーボンアーク灯、水銀
灯、キセノンランプ、タングステンランプ、メタルハラ
イドランプ、アルゴンレーザー、エキシマレーザ−など
があるが、それらに限られない。
上記水性現像液としては、特公昭56−39464号、
特公昭56−42860号、特開昭51−80228号
、特開昭55−52054号の各公報に記載されている
様な、水に対する溶解度の小さい有機溶媒(例えば、ベ
ンジルアルコールや2−フェノキシエタノールなど)、
アルカリ剤(例えば、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、
モノエタノールアミン、トリエタノールアミンなど)、
アニオン界面活性剤(例えば、アルキルナフタレンスル
ホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ナフタレンア
ルキルスルホン酸塩、ナフトールのエチレンオキサイド
付加物の硫酸エステル塩、分岐アルキル硫酸塩など)お
よび水からなるアルカリ水溶液が好適である。
次に実施例により本発明を説明するが、本発明はこれら
に限定されるものではない。なお、実施例中の%は特に
指定のない限り重量%を意味する。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明について更に詳述する。
(合成例1) m−アミノメタクリルアニリド17.6重量部、炭酸カ
リウム6.9重量部、N、N−ジメチルホルムアミド2
5重量部の混合物を攪拌し、0℃以下に冷却しながらブ
ロモ酢酸エチル16.7重量部を滴下した。滴下後、3
時間室温で攪拌した後、その混合物に水80重量部を加
え酢酸エチルで抽出を行った。次に、その酢酸エチル層
を希塩酸で洗浄し、飽和食塩水で洗浄した後、硫、酸マ
グネシウムで乾燥した。次に、エバポレーターを用い濃
縮し、得られた固体をメタノールで再結晶させて、15
.0重量部の構造式(B)なる化合物(B)を得た。
化合物(B)15.0重量部をエタノール20重量部に
溶解し氷冷した後、それに水酸化ナトリウム2.3重量
部/水60重量部の溶液を滴下した。
30分、20℃で攪拌した後、酢酸エチル洗浄を行い、
更にINの塩酸水溶液を加えてpH2とし、酢酸エチル
洗浄を行った。次に、INの水酸化°ナトリウム水溶液
を加えて、水層をpH3にもどし、酢酸エチルで抽出し
た。硫酸マグネシウムで乾燥した後、エバポレーターを
用い濃縮して、構造式(C)なる化合物(C)を9.0
重量部得た。
H3 ■ チッソ雲囲気下、化合物(C)2.34重量部と、メタ
クリル酸エチル10.28重量部とをメチルセロソルブ
38.0重量部に溶解、攪拌し、70℃に加熱した後、
アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0、164重
量部を加え、5時間攪拌し、更に85℃で3時間攪拌し
、重量平均分子量58.000のポリマー(A)を得た
(合成例2) 水酸化ナトリウム1.6重量部をエタノールに溶解し、
その溶液に、p−アミノチオフェノール5重量部をエタ
ノール20重量部に溶解した溶液を加えた。次に、得ら
れた混合物を0℃以下に冷却し、その混合物に、クロロ
酢酸3.8重量部、炭酸水素ナトリウム3.4重量部を
水10重量部に溶解させた溶液を0℃以下に保ちながら
滴下した。滴下後攪拌を0℃で3時間行い、次にp)I
を3にし、析出してくる固体をろ過して、p−アミノチ
オフェノキシ酢酸を5.4重量部得た。
p−アミノチオフェノキシ酢酸5重量部、ピリジン2.
7重量部をDMF40重量部に溶解し、0℃以下でメタ
クリル酸クロリド3.2重量部を滴下した。滴下後0℃
で1時間攪拌し、更に25℃で2時間攪拌した。次にp
H1の塩酸水溶液500重量部に得られた反応液を加え
、酢酸エチルにて抽出した。次に、酢酸エチル層を硫酸
マグネシウムで乾燥し、濃縮し、得られた結晶を酢酸エ
チルで再結晶して、次式(E)を有する化合物(E)を
1.26重滑部得た。
チック雰囲気下化合物(E)1.26重量部及びエチル
メタクリレート5.14重量部をメチルセロフル125
重1部に溶解し、攪拌し、70℃で5時間加熱した後、
80℃で3時間攪拌して、重量平均分子量40000の
ポリマー(D)を得た6(合成例3) 重量平均分子量10000のポリスチレン20.8重量
部と、エチルオキサリルクロライド13.5重量部とを
二硫化炭素500重量部に溶解し、攪拌下、塩化アルミ
ニウム18.22重量部を徐々に加えた。次に、還流下
得られた混合物を1.5時間攪拌した後、仕込んだ二硫
化炭素の70%を留出させ、残存物を濃塩酸40重量部
と氷100重量部との混合物の中に入れた。デカンテー
ションし、更に水を加えデカンテーションして残った固
体をアセトンに溶解した後、メタノールに再沈し、固体
を濾過して、11.5 gのポリマー(G)を得た。
次に、ポリマー(G) 10重量部をTHF600重量
部に溶解した後、INの水酸化ナトリウム水溶液50重
量部と水150重量部とを加え、2時間還流させた。反
応後、酢酸28.8重量部を加え、メタノールに再沈し
、乾燥して4.0重量部のポリマー(F)を得た。
(合成例4) 合成例1にて合成した化合物82.34重量部、アリル
メタクリレ−)5.04重量部をメチルセロソルブ50
.06重量部に溶解し、チッソ雰囲気下撹拌下70℃に
加熱した後、2.2′−アゾビス(2,4−ジメチルバ
レロニトリル’) 0.186重量部を加え、4時間反
応させた後、ヘキサンに再沈した。上記によりポリマー
(H)を14.0g得た。
重量平均分子量は20000であった。
実施例1〜10 厚さ0.24 mmのアルミニウム板をナイロンブラシ
と400メツシユのバミストンの水性懸濁液を用いてそ
の表面を砂目立てした後、よく水で洗浄した。これを1
0%水酸化ナトリウム水溶液に70℃で60秒間浸漬し
てエツチングした後、流水で水洗後20%硝酸で中和洗
浄後、特開昭53−67507号公報記載の電気化学的
粗面化法、即ち、■え= 12.7 V、Vc=9.I
Vの正弦波交番波形電流を用い、1%硫酸水溶液中で1
60ク一ロン/dm3の陽極特電気量で電解粗面化処理
を行った。引き続き、30%の硫酸水溶液中に浸漬し5
5℃で2分間デスマットした後、7%硫酸水溶液中で厚
さが2.0g/m″になるように陽極酸化処理を行った
。その後70℃の珪酸ナトリウムの3%水溶液に1分間
浸漬処理し、水洗、乾燥した。
以上のようにして得られたアルミニウム板に、次に示す
感光液をホイラーを用いて塗布し、80℃で2分間乾燥
した。乾燥重量は2.0g/m″であった。
増感剤(表−1)         表−12−メトキ
シエタノール     8.5g表−1 こうして得られた感光性平版印刷原版を富士写真フィル
ム■製PSライトで1mの距離からステップウェッジを
通して2分間画像露光し、次に示す現像液にて室温で1
分間浸漬した後、水洗し、未露光部を除去し、明るい青
色の画像の平版印刷版(I)を得た。
現像液の配合            置皿硫酸ナトリ
ウム         5gベンジルアルコール   
    30g炭酸ナトリウム          5
gイソプロピルナフタレン     12gスルホン酸
ナトリウム 水                  1000g結
果は以下の通りであった。
表−2 実施例11〜20 厚さ0.24 mmのアルミニウム板をナイロンブラシ
と400メツシユのパミストンの水性懸濁液を用いてそ
の表面を砂目室てした後、よく水で洗浄した。これを1
0%水酸化ナトリウム水溶液に70℃で60秒間浸漬し
てエツチングした後、流水で水洗後20%硝酸で中和洗
浄後、特開昭53−67507号公報記載の電気化学的
粗面化法、即ち、Va”12.7V、■。=9.1■の
正弦波交番波形電流を用い、1%硫酸水溶液中で160
ク一ロン/dm3の陽極特電気量で電解粗面化処理を行
った。引き続き30%の硫酸水溶液中に浸漬し55℃で
2分間デスマットした後、7%硫酸水溶液中で厚さが2
.0 g / m’になるように陽極酸化処理を行った
。その後、70℃の珪酸す) IJウムの3%水溶液に
1分間浸漬処理し、水洗、乾燥した。
以上のようにして得られたアルミニウム板に次に示す感
光液をホイラーを用いて塗布し、80℃で2分間乾燥し
た。乾燥重量は2.0 g / m’であった。
感光液の配合            量ポリマー(D
)のメチル      2gセロソルブ25%溶液 増感剤(表−3)         表−3オイルブル
ー          0.018 g2−メトキシエ
タノール     8.5g表−3 こうして得られた感光性平版印刷原版を富士写真フィル
ム■製PSライトで1mの距離からステップウェッジを
通して2分間画像露光し、次に示す現像液にて室温で1
分間浸漬した後、水洗し、未露光部を除去し、明るい青
色の画像の平版印刷版(I)を得た。
現像液の配合            置皿硫酸ナトリ
ウム         5gベンジルアルコール   
    30g炭酸ナトリウム          5
g水                 1000g結
果は以下の通りであった。
表−4 実施例21〜30 厚さ0.24 mmのアルミニウム板をナイロンブラシ
と400メツシユのパミストンの水性懸濁液を用いてそ
の表面を砂目立てした後、よく水で洗浄した。これを1
0%水酸化ナトリウム水溶液に70℃で60秒間浸漬し
てエツチングした後、流水で水洗後20%硝酸で中和洗
浄後、特開昭53−67507号公報記載の電気化学的
粗面化法、即ち、VA=12.7V、Vc=9.IVの
正弦波交番波形電流を用い、1%硫酸水溶液中で160
ク一ロン/dm’の陽極特電気量で電解粗面化処理を行
った。引き続き30%の硫酸水溶液中に浸漬し、55℃
で2分間デスマットした後、7%硫酸水溶液中で厚さが
2.0 g / m’になるように陽極酸化処理を行っ
た。その後、70℃の珪酸ナトリウムの3%水溶液に1
分間浸漬処理し、水洗、乾燥した。
以上のようにして得られたアルミニウム板に次に示す感
光液をホイラーを用いて塗布し、80℃で2分間乾燥し
た。乾燥重量は2.0 g / m’であった。
感光液の配合           量ポリマー(F)
         0.5g増感剤(表−5)    
   表−5テトラヒドロフラン      10g表
−5 こうして得られた感光性平版印刷原版を富士写真フィル
ム■製PSライトで1mの距離からステップウェッジを
通して2分間画像露光し、次に示す現像液にて室温で1
分間浸漬した後、脱脂綿で表面を軽くこすり、未露光部
を除去し、明るい青色の画像の平版印刷版(1)を得た
現像液の配合            置皿硫酸ナトリ
ウム         5gテトラヒドロフラン   
    30g炭酸ナトリウム          5
g水                 1000g結
果は以下の通りであった。
表−6 実施例31〜40 厚さ0.24 mmのアルミニウム板をナイロンブラシ
と400メツシユのパミストンの水性懸濁液を用いてそ
の表面を砂目室てした後、よく水で洗浄した。これを1
0%水酸化ナトリウム水溶液に70℃で60秒間浸漬し
てエツチングした後、流水で水洗後20%硝酸で中和洗
浄後、特開昭53−67507号公報記載の電気化学的
粗面化法、即ち、VA=12.7V、VC=9.1’V
の正弦波交番波形電流を用い、1%硫酸水溶液中で16
0ク一ロン/dm3の陽極特電気量で電解粗面化処理を
行った。引き続き30%の硫酸水溶液中に浸漬し55℃
で2分間デスマットした後、7%硫酸水溶液中で厚さが
2.0 g / m’になるように陽極酸化処理を行っ
た。その後、70℃の珪酸ナトリウムの3%水溶液に1
分間浸漬処理し、水洗、乾燥した。
以上のようにして得られたアルミニウム板に次に示す感
光液をホイラーを用いて塗布し、80℃で2分間乾燥し
た。乾燥重量は2.0 g / m’であった。
感光液の配合           量ポリマー(H)
のメチル     2gセロソルブ25%溶液 増感剤(表−7)       表−7オイルブルー 
        0.018g2−メトキシエタノール
    8.5g表−7 こうして得られた感光性平版印刷原版を富士写真フィル
ム■製PSライトで1mの距離からステップウェッジを
通して2分間画像露光し、次に示す現像液にて室温で1
分間浸漬した後、水洗し、未露光部を除去し、明るい青
色の画像の平版印刷版(1)を得た。
現像液の配合            置皿硫酸ナトリ
ウム         5gベンジルアルコール   
    30g炭酸ナトリウム          5
gイソプロピルナフタレン     12gスルホン酸
ナトリウム 水                 10QOg結果
は以下の通りであった。
表−8 比較例1〜20 厚さ0.24 mmのアルミニウム板をナイロンブラシ
と400メツシユのパミストンの水性懸濁液を用いてそ
の表面を砂目立てした後、よく水で洗浄した。これを1
0%水酸化ナトリウム水溶液に70℃で60秒間浸漬し
てエツチングした後、流水で水洗後20%硝酸で中和洗
浄後、特開昭53−67507号公報記載の電気化学的
粗面化法、即ち、VA=12.7V、Vc=9.IVの
正弦波交番波形電流を用い、1%硫酸水溶液中で160
ク一ロン/am3の陽極特電気量で電解粗面化処理を行
った。引き続き30%の硫酸水溶液中に浸漬し55℃で
2分間デスマットした後、7%硫酸水溶液中で厚さが2
.0g/m’になるように陽極酸化処理を行った。その
後、70℃の珪酸ナトリウムの3%水溶液に1分間浸漬
処理し、水洗、乾燥した。
以上のようにして得られたアルミニウム板に次に示す感
光液をホイラーを用いて塗布し、80℃で2分間乾燥し
た。乾燥重量は2.0g/m’であった。
感光液の配合(比較例1〜10) ポリマー(I)のメチルセロ      2gソルブ2
5%溶液 増感剤(表−9)          表−9オイルブ
ルー          0.018gペンタエリスリ
トールテトラ   0.15 gアクリレート N−フェニルグリシン       60mg2−メト
キシエタノール      8.5g感光液の配合(比
較例11〜20) ポリマー(A)のメチルセロ      2gソルブ2
5%溶液 増感剤(表−10)         表−10オイル
ブルー          0.018gペンタエリス
リトールテトラ   0.15 gアクリレート 2−メトキシエタノール      8.5g表−9 表−10 ポリマー(1) こうして得られた感光性平版印刷原版を富士写真フィル
ム■製PSライトで1mの距離から富士フィルム■製フ
ジPSステップガイドを通して2分間画像露光し、次に
示す現像液にて室温で1分間浸漬したところ結果は以下
のようであった。
現像液の配合            置皿繍酸ナトリ
ウム         5gベンジルアルコール   
    30g炭酸ナトリウム          5
g水                 1000g表
−11 以上のように露光により脱炭酸を起こすカルボキシル基
をポリマー中に導入することにより、高感度の光重合性
組成物の得られることが分る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)以下成分: (a)付加重合しうるエチレン性不飽和二重結合を少な
    くとも1個有する化合物、及び (b)増感剤の存在下又は不存在下で露光により脱炭酸
    を起こすカルボキシル基を含有する基を有するポリマー
    、 よりなる光重合性組成物。
  2. (2)前記成分(b)のカルボキシル基含有基が下記一
    般式( I )で表わされることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の光重合性組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼……( I ) (式中、Xはイオウ、酸素、単結合、▲数式、化学式、
    表等があります▼あるいは▲数式、化学式、表等があり
    ます▼を意味し、Wは酸素、イオウを意味し、Uは置換
    基を有してもよいアリール基、アルキル基、水素原子を
    意味し、Yは置換基を有してもよいアルキレン、アリー
    レン、アラルキレン、2価の複素環を意味し、kは0あ
    るいは1であり、βは0あるいは1である)
  3. (3)前記ポリマー(b)が下記一般式(II)を有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の光重合性
    組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼…(II) (式中、Xはイオウ、酸素、単結合、▲数式、化学式、
    表等があります▼あるいは▲数式、化学式、表等があり
    ます▼を意味し、Wは酸素、イオウを意味し、Uは置換
    基を有してもよいアリール基、アルキル基、水素原子を
    意味し、Yは置換基を有してもよいアルキレン、アリー
    レン、アラルキレン、2価の複素環を意味し、Pはポリ
    マー主鎖を意味し、Zはポリマー主鎖と一般式( I )
    の基とを連結する基であり、エーテル結合、アミド結合
    、エステル結合、ウレタン結合、ウレイド結合、あるい
    はそれらを含有するものであり、kは0あるいは1、l
    は0あるいは1、mは0あるいは1であり、nは該ポリ
    マーの酸含量が0.01(meq/g)〜6.0(me
    q/g)になる数値である。)
  4. (4)増感剤を含有することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項〜第3項のいずれかに記載の光重合性組成物。
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