JP2009068230A - 開蓋工具 - Google Patents

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Shigeki Fujisawa
茂樹 藤澤
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Abstract

【課題】手掛かり穴の配設位置にかかわらず、あらゆるタイプの蓋に適応する汎用性があって、安定した開蓋動作により蓋の落下事故を防止することができる開蓋工具を提供すること。
【解決手段】長尺棒状をした本体1の先端において前方に屈曲した鉤部2を設け、該鉤部2の背面側において、鉤部2を後方に延長した線と直交する仮想線上の離隔した位置に左支持部31と右支持部32をそれぞれ設けて、鉤部2を蓋の手掛かり穴に係止させると、左右支持部31,32が蓋の上面に当接するようにして、3点支持により蓋を持ち上げられるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、雨水桝や汚水桝の蓋、マンホールの蓋など、主として地下構造物の蓋をあけるための開蓋工具に関するものである。
雨水桝の蓋などは、開口部を形成して蓋を受けている枠体との隙間に砂や泥が詰まって固く嵌合してしまうことが多い。ひとたび固く嵌合してしまうと、たとえ開蓋用の手掛かり穴が設けられていても直接手で持ち上げようとしただけでは開蓋しないため、ハンマーで蓋を叩いて嵌合状態を緩めたり、手鉤やバールなどを手掛かり穴に係合して引き上げる等されていた。
近年、とくに小型の蓋には樹脂製のものが多くなっており、ハンマーで叩くと勢い余って破損してしまうことがあるので、専用の開蓋工具が種々提案されるようになってきた。例えば、特許文献1は、蓋を固く嵌合させている土砂その他の異物を取り除くための「こじり刃」をハンドルに設けたものであり、蓋と枠体との隙間に「こじり刃」を挿し入れて異物をかき出しておくことにより、蓋の手掛かり穴に鉤部を引っ掛けて蓋を持ち上げる際の抵抗が少なくなるようにしている。
また、特許文献2はテコの原理を利用した開蓋工具であり、長尺棒状をした本体の先端より延設されて作用点となる先端鉤と、その後側に配設されて支点となる支持突起と、両側又は前側に突設されて力点となる押圧突起とから構成されている。蓋の側縁に設けられた透孔から先端鉤を挿入し、支持突起を枠体上縁に載せながら、先端鉤と押圧突起により蓋を挟むようにして本体を外側に傾倒させることによって、テコの原理により簡単に開蓋できるとされている。
実開平2−29936号公報 実開平1−124847号公報
確かに、蓋と枠体との隙間に詰まった異物をかき出すことで開蓋が容易になることもあるが、手鉤のような工具では先端鉤のみで手掛かり穴を引っ掛けて開蓋するために開蓋動作が安定せず、手鉤が手掛かり穴から外れて蓋が落下し、手や足の指先を痛めることも多かった。一方、前記特許文献2に開示された開蓋工具では開蓋動作が安定するものの、側縁に透孔が設けられているタイプの蓋にしか使用できず、汎用性がないという欠点があった。
しかるに本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、手掛かり穴の配設位置にかかわらずあらゆるタイプの蓋に適応する汎用性があって、安定した開蓋動作によって蓋の落下事故を防止することができる開蓋工具の提供を主たる課題とするものである。
前記所期の課題解決を図るべく、本発明に係る開蓋工具では、長尺棒状をした本体の先端において前方に屈曲した鉤部を設け、該鉤部の背面側において、鉤部を後方に延長した線と直交する仮想線上の離隔した位置に左支持部と右支持部をそれぞれ設けた。左支持部と右支持部は、ともに本体から延設されたものであり、本体の傾動操作によりテコの原理が作用するように、鉤部先端からの距離をある程度確保しておくのが望ましい。また、左右支持部を設ける位置は、仮想線上において鉤部から後方に延ばした線を中心に左右線対称とすると、傾動操作によって本体にかかる力を均等に配分することができる。すなわち、鉤部を蓋上面の手掛かり穴に係止させて後方に傾けると左右支持部が蓋上面に当接するので、引き続き本体を上方に持ち上げることで前記3点の支持によって簡単に開蓋されるのである。
ここで、前記左支持部と右支持部は、ともに連続する1枚の板状材から構成することによって両支持部間をスクレーパとして機能させることができる。
また、蓋によっては、悪戯や事故防止のために水平回動操作により開閉するロック機構を備えたものがある。こうしたロック機構の操作にはマイナスドライバーのほか10円玉などの硬貨が便宜的に用いられていたが、本発明に係る開閉工具では、左右支持部のいずれか一方の外側縁において尖鋭な掻出刃を設けるとともに、他方の外側縁において湾曲した操作片を設けることによって、ロック機構の操作溝内に詰まった異物を掻出刃によって取り除き、操作溝に操作片を入れて水平回動させるといった使い方が可能となる。
本発明に係る開閉工具によれば、蓋における手掛かり穴が側縁部や中央寄りなどいかなる位置に設けられていても、手掛かり穴に鉤部を係止して、左右支持部を蓋上面に当接させながら傾動させることによって、テコの原理により簡単に開蓋することができる汎用性がある。
また、鉤部と左右支持部の3点支持により蓋がほぼ水平に持ち上げられるので、開蓋動作が安定するという利点が得られるほか、重量のない小さな蓋であれば片手でも開蓋することができる。
さらに、左右支持部を板状材から構成して両支持部間をスクレーパとして機能させたり、外側縁に掻出刃や操作片を設けてロック機構の操作の便宜を図るといった多機能な開蓋工具とすることができる。
以下、図面にもとづいて、本発明に係る開蓋工具につき詳細に説明する。図1は、本発明に係る開蓋工具の一例を示した斜視図、図2は同開蓋工具の先端の部分拡大正面図であり、図3は同部分拡大側面図、図4は同部分拡大底面図である。図示された例の開蓋工具は、全長約40cm程度の金属製としているが、本体1のみ木製とするなど大きさや材質は適宜選択しうる。
長尺の丸棒状をした本体1の先端には、前方に屈曲した鉤部2が設けられている。鉤部2の具体的形状は図示された側面視円弧状のものに限定されるものではなく、蓋の手掛かり穴に係止できる形状であれば種々採用しうる。
鉤部2の背面側には、1枚の板状材を用い、その上部を本体1に巻き付け固定してなる支持部3が設けられている。この支持部3は、図4に示されるように、本体1から突設された鉤部2の延伸方向に倣って後方に延長した線Aを想定したとき、これに直交する仮想線Bの上に先端が位置するよう設けられており、その両端付近をそれぞれ左支持部31と右支持部32としている。つまり、本例の左右支持部31,32は一体的に形成されたものであり、その間を含めた直線状の一辺をなす先端縁がスクレーパ33として機能するよう構成されている。離隔して設けられた左右支持部31,32の間隔はとくに限定されるものではないが、線Aを中心として左右対称な位置とするのが望ましい。
さらに、左支持部31の外側縁には尖鋭な掻出刃34が、右支持部32の外側縁には湾曲した操作片35が、それぞれ延設されている。これらは蓋に設けられたロック機構における操作溝に対応するものであるから、支持部3として用いる板状材の肉厚は前記ロック機構における操作溝の幅に応じて選択するとよいことになる。
また、本例の開蓋工具には、本体1の後端部分にソケットアダプタ4が設けられている。雨水桝等の蓋によってはボルトネジ等により枠体側に強固に固定されているものがあり、したがって、当該ボルトネジの径に応じた六角レンチを選択装着できるように設けられたものである。そのほか、図示されてはいないが、支持部3を構成する板状材の縁にスリット状の切り込みを設けて、該切り込みの奥を片刃のカッターとして形成しておけば、浄化槽に用いる消毒剤の包装袋を開封する際に便利である。
以上のように構成された開蓋工具を用いて蓋を持ち上げた状態を図5に示す。蓋Fの手掛かり穴F1に対して鉤部2を挿入・係止させ、本体1を後方に引き起こすと、左右支持部31,32が蓋Fの上面に当接する。この状態で上方に引き上げると、鉤部2と左右支持部31,32の3点支持により安定して蓋Fが持ち上げられるのである。
本発明に係る開蓋工具の一例を示した斜視図である。 図1に示した例の開蓋工具の先端の部分拡大正面図である。 図1に示した例の開蓋工具の先端の部分拡大側面図である。 図1に示した例の開蓋工具の先端の部分拡大底面図である。 本発明に係る開蓋工具を用いて蓋を持ち上げた状態の斜視図である。
符号の説明
1 本体
2 鉤部
3 支持部
4 ソケットアダプタ
31 左支持部
32 右支持部
33 スクレーパ
34 掻出刃
35 操作片
F 蓋
F1 手掛かり穴

Claims (3)

  1. 長尺棒状をした本体の先端において前方に屈曲した鉤部を設け、該鉤部の背面側において、鉤部を後方に延長した線と直交する仮想線上の離隔した位置に左支持部と右支持部をそれぞれ設けてなる開蓋工具。
  2. 左支持部と右支持部が連続する1枚の板状材から構成されており、両支持部間がスクレーパとして機能するものである請求項1記載の開蓋工具。
  3. 左右支持部のいずれか一方の外側縁において尖鋭な掻出刃を設けるとともに、他方の外側縁において湾曲した操作片を設けたことを特徴とする請求項1又は2いずれか記載の開閉工具。
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