JPH0112449Y2 - - Google Patents

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JPH0112449Y2
JPH0112449Y2 JP11493381U JP11493381U JPH0112449Y2 JP H0112449 Y2 JPH0112449 Y2 JP H0112449Y2 JP 11493381 U JP11493381 U JP 11493381U JP 11493381 U JP11493381 U JP 11493381U JP H0112449 Y2 JPH0112449 Y2 JP H0112449Y2
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JP
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edge
door body
door
housing
housing body
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JP11493381U
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JPS5823452U (ja
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  • Prepayment Telephone Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈本考案の産業上の利用分野〉 本考案は公衆電話機筐体に関する。
〈従来技術〉 一般に公衆電話機筐体は、第1〜5図に示すよ
うに、上部に硬貨投入口1を有し、側部に送受話
機2を着脱自在に係止した一面に開口部を有する
筐体本体3と、この筐体本体3の開口部の側端部
に蝶番4によつて開閉自在に取付けられ、前面に
ダイヤル5、硬貨返却口6等を扉体7とからな
り、第4図に示すように、筐体本体3の縁部内壁
には、その長辺8aの開放側端が前記扉体7に対
向して隙間を形成するように、縁板8が設けてあ
る。そして、扉体7は、その高さ、幅を筐体本体
3の高さ、幅よりも小さく設定されていて、この
ため、第4図に示すように扉体7を閉じると筐体
本体3の縁部と縁板8とにより形成される隙間
に、扉体7の縁部が嵌入した状態となる。
また、蝶番4は、第3図に示すように筐体本体
3の一側部の切欠き9の下部に固定された、中央
付近に取付ピン挿入孔10を有する雌蝶番11
と、扉体7の一側部の切欠き14に固定された、
取付ピン12を下向きに植設した雄蝶番13とで
構成され、取付ピン12を取付ピン挿入孔10に
挿入して回転自在に取付けている。
〈本考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような構成の従来の公衆電
話機筐体では、 扉体7の縁部が、筐体本体3の縁部と該筐体本
体3の縁部内壁に設けた縁板8との隙間に嵌入す
るものであるため、筐体本体3と扉体7の接合面
に、筐体本体3の板厚に相当する段差が生じると
共に、第4図に示すようにわずかな隙間Sが生じ
る。
このため、この隙間Sからゴミ等が内部に入り
込んだり、悪質者がピン、紙等の異物を挿入して
悪戯されたりするという問題があつた。また、悪
質者によりこの隙間Sにドライバやナイフなどを
差し込んで筐体本体3の縁部を変形されるおそれ
があるため、筐体本体3に強度上から必要以上の
厚い板を使わざるを得ず、このためコストが大と
なり、筐体本体3の重量が増すという問題もあつ
た。
また、第5図に示すように、前扉7を全開した
場合、前扉7に取付けた雄蝶番13はその一部が
筐体3の内側に存在する構造であつたため、雌蝶
番11と雄蝶番13の抜き差し離脱が全開状態で
は不可能となり、前扉側に内装せられた電話機構
の故障や前扉7の塗装剥離等により前扉7を筐体
3から離脱して前扉7のみを交換する場合、取り
はずし作業が煩雑であるという問題もあつた。
〈前記問題点を解決するための手段〉 前記問題点を解決するために本考案の公衆電話
機筐体では、 一面に開口面を有する筐体本体3と、 一面に開口面を有し、前記筐体本体3の前記開
口面に開閉自在に取付けられ、閉じた状態で該筐
体本体3と前記本体3との接合面の外側面が同一
面を形成するように同一高さ、同一幅の扉体20
と、 前記筐体本体3の開口縁部内壁に沿つて取付け
られて、該開口縁部内壁に沿つて挿入空間8aを
形成する縁板8と、 前記扉体20の開口縁部内壁に沿つて取付けら
れ、前記挿入空間8aに前記扉体20を閉じた状
態で挿入されるように、開口縁部内壁に沿つて外
方に突出した挿入縁板21と、 前記筐体本体3の開口縁部に前記扉体20の開
口縁部を回動自在に取付けると共に、その回転中
心が前記筐体本体3の外方に位置して前記扉体2
0が開いた状態でその外形が前記筐体本体3の外
側に露呈する蝶番とを有する ものである。
〈作用〉 このようにしたため本考案の公衆電話機筐体で
は、扉体20を閉じた状態で、筐体本体3の開口
縁部と扉体20の開口縁部とが同一面となり、段
差も隙間も生じない。また、扉体20の内側の挿
入縁板21が、筐体本体3の内側の縁板8との挿
入空間に嵌入している。
〈本考案の実施例〉 以下、本考案の一実施例を第6図ないし第8図
を参照して説明する。なお、以下の説明において
従来例と同一構成部分には同一符号を付し、その
詳細を省略する。
第6図に扉体20を閉じた状態を示すように、
扉体20と筐体本体3とは同一高さ、同一幅に設
定されていて、このため、扉体20を閉じた状態
において、扉体20と筐体本体3との接合面が同
一平面となる。
そして、扉体20の開口縁部内壁に沿つて、第
7図に示すように、挿入縁板21が扉体20の縁
部端よりも前方に若干突出するように取付けられ
ている。また、筐体本体3の開口縁部内壁に沿つ
て、挿入空間8aを形成するように、断面L字状
の縁板8が設けられている。
このため、挿入縁板21は、閉じると、縁板8
と筐体3の縁部との挿入空間8aに挿入される。
また、第6,8図に示すように、扉体20の一
側部にはその切欠きにおいて雄蝶番22が取り付
けられ、筐体本体3の一側部にはその切欠きにお
いて雌蝶番11が取付けられて、筐体本体3の外
方において取付ピン23によつて回動自在に連結
されているが、第8図に示すように、雄蝶番22
は、扉体20を開いた状態では、その先端部が完
全に前記筐体本体3の外側に露呈するように、そ
の横幅を設定されている。
このため、第5図に示すように従来例では、前
扉7を全開した場合、雄蝶番13の先端の一部が
筐体本体3の切欠き内側に存在するため、扉体7
を取りはずす場合に、上方へ持ち上げることがで
きず、取付けピン13を取りはずした後、扉体7
を横へはずさねばならないので大変面倒であるの
に対し、この実施例では、第8図の全開状態で、
扉体20を上に持ち上げだけで取りはずすことが
できるから、扉体20の着脱が著しく容易にな
る。
〈本考案の効果〉 以上説明したように構成されているので、本考
案の公衆電話機筐体では、閉じた状態で筐体本体
3と扉体20との開口縁部が同一面となるため、
従来のような段差や隙間S(第4図参照)が生じ
ない。また、閉じた状態でこの同一面の内側で挿
入縁板21が縁板8の内側の挿入空間8aに挿入
される。
従つて、従来のようにゴミが内部に入り込んだ
り、悪質者によりピンや異物を差し込まれたりす
るおそれがない。また同一面となつているのでド
ライバやナイフで筐体本体3をこじられることが
ないので、筐体本体3に必要以上に厚い板を使わ
なくてよいので、軽くでき、コストも安くでき
る。また、挿入縁板21が縁板8の内側に挿入さ
れるため、公衆電話機筐体全体の強度が増す。
また、蝶番は、扉体20を開いた状態では、そ
の全体が前記筐体本体3の外側に露呈するように
形成されているから、蝶番の抜き差しがきわめて
容易で扉体20のみの交換が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の公衆電話機筐体の斜視図、第2
図は扉体を閉じた状態の主要部分の平面図、第3
図はその蝶番部分を示す斜視図、第4図は扉体を
閉じた状態での一部破断平面図、第5図は扉体を
開いた状態の平面図である。第6図は本考案の一
実施例の扉体を閉じた状態の平面図、第7図はそ
の要部の一部破断拡大平面図、第8図は扉体を開
いた状態の平面図である。 3……筐体本体、8……縁板、11……雌蝶
番、20……扉体、21……挿入縁板、22……
雄蝶番。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一面に開口面を有する筐体本体3と、 一面に開口面を有し、前記筐体本体3の前記開
    口面に開閉自在に取付けられ、閉じた状態で該筐
    体本体3と前記本体3との接合面の外側面が同一
    面を形成するように同一高さ、同一幅の扉体20
    と、 前記筐体本体3の開口縁部内壁に沿つて取付け
    られて、該開口縁部内壁に沿つて挿入空間8aを
    形成する縁板8と、 前記扉体20の開口縁部内壁に沿つて取付けら
    れ、前記挿入空間8aに前記扉体20を閉じた状
    態で挿入されるように、開口縁部内壁に沿つて外
    方に突出した挿入縁板21と、 前記筐体本体3の開口縁部に前記扉体20の開
    口縁部を回動自在に取付けると共に、その回転中
    心が前記筐体本体3の外方に位置して前記扉体2
    0が開いた状態でその外形が前記筐体本体3の外
    側に露呈する蝶番とを有する公衆電話機筐体。
JP11493381U 1981-07-31 1981-07-31 公衆電話機筐体 Granted JPS5823452U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11493381U JPS5823452U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 公衆電話機筐体

Applications Claiming Priority (1)

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JP11493381U JPS5823452U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 公衆電話機筐体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5823452U JPS5823452U (ja) 1983-02-14
JPH0112449Y2 true JPH0112449Y2 (ja) 1989-04-11

Family

ID=29909211

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11493381U Granted JPS5823452U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 公衆電話機筐体

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JPS5823452U (ja) 1983-02-14

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