JPH01124402A - 着色ダイヤモンドコーティング装飾品の製造方法 - Google Patents
着色ダイヤモンドコーティング装飾品の製造方法Info
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- JPH01124402A JPH01124402A JP28336487A JP28336487A JPH01124402A JP H01124402 A JPH01124402 A JP H01124402A JP 28336487 A JP28336487 A JP 28336487A JP 28336487 A JP28336487 A JP 28336487A JP H01124402 A JPH01124402 A JP H01124402A
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Landscapes
- Adornments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は着色ダイヤモンドコーティングを施した時計ケ
ース、バンドおよびブレスレット等装飾品の製造方法に
関する。
ース、バンドおよびブレスレット等装飾品の製造方法に
関する。
［従来の技術］
従来の時計ケースおよびバンド等装飾用外装部品は、ス
テンレス鋼製が主流であるが、材質が機械的に軟質であ
るために、使用によってスクラッチが入ったり、腐蝕等
の問題が内在していた。それにかわる材料として、超硬
合金、セラミックス、チタンおよびチタン合金の開発が
進められてきた。また希少価値性の高い材料としてダイ
ヤモンドの存在は大きく、粒ダイヤモンドを埋め込んだ
時計ケースおよびバンドも存在している。さらに着色ダ
イヤモンドはより希少価値があり、着色ダイヤモンドコ
ーティングが可能になれば、付加ｌｉ！ｌｉ値が多くな
る。しかしながら非常に高価な製品となっている。
テンレス鋼製が主流であるが、材質が機械的に軟質であ
るために、使用によってスクラッチが入ったり、腐蝕等
の問題が内在していた。それにかわる材料として、超硬
合金、セラミックス、チタンおよびチタン合金の開発が
進められてきた。また希少価値性の高い材料としてダイ
ヤモンドの存在は大きく、粒ダイヤモンドを埋め込んだ
時計ケースおよびバンドも存在している。さらに着色ダ
イヤモンドはより希少価値があり、着色ダイヤモンドコ
ーティングが可能になれば、付加ｌｉ！ｌｉ値が多くな
る。しかしながら非常に高価な製品となっている。
［発明が解決しようとする問題点］
時計ケースおよびバンド等を装飾品として考慮した場合
、装飾品としての希少価値性とスクラッチ、腐蝕性の問
題等がある。このような問題に対して、コーティングを
施すことが考えられるが、希少価値性、光学的性質、硬
度および耐蝕性の良好であることが必要である。
、装飾品としての希少価値性とスクラッチ、腐蝕性の問
題等がある。このような問題に対して、コーティングを
施すことが考えられるが、希少価値性、光学的性質、硬
度および耐蝕性の良好であることが必要である。
本発明者等はダイヤモンドコーティングを施す方法とし
て、種々の研究を行なってきた。ダイヤモンドコーティ
ングの場合、熱ＣＶＤ法。
て、種々の研究を行なってきた。ダイヤモンドコーティ
ングの場合、熱ＣＶＤ法。
マイクロ波ＣＶＤ法等があり、それぞれの研究の結果、
熱ＣＶＤ法においては成膜速度が遅く、またコーティン
グ面積も大きくとれない欠点があった。マイクロ波ＣＶ
Ｄ法においても同様な結果であった。これまで研究され
ていたＣＶＤ法においては、核発生密度が小さいので、
核発生密度を増やすために基板表面にマイクロスクラッ
チ等を入れる処理が必要であるが、このことは装飾品と
しての研摩面を荒らすため装飾性が失われる。
熱ＣＶＤ法においては成膜速度が遅く、またコーティン
グ面積も大きくとれない欠点があった。マイクロ波ＣＶ
Ｄ法においても同様な結果であった。これまで研究され
ていたＣＶＤ法においては、核発生密度が小さいので、
核発生密度を増やすために基板表面にマイクロスクラッ
チ等を入れる処理が必要であるが、このことは装飾品と
しての研摩面を荒らすため装飾性が失われる。
本発明はこの点を鑑みて、一つの手段を伴ったダイヤモ
ンドコーティングを施すことにより、時計装飾用外装部
品の希少価値性、光学的性質。
ンドコーティングを施すことにより、時計装飾用外装部
品の希少価値性、光学的性質。
硬度および耐蝕性を向上させることを目的とする。
［問題点を解決するための手段］
本発明者等はダイヤモンドコーティングを施す方法にお
いて、基板材料および基板表面状態に対して、成膜速度
および核発生密度が大きく依存することを見出した。種
々のＣＶＤ法においてダイヤモンド生成プロセスの研究
の結果、基板温度は本質的な要素で最低温度６００℃程
度必要であり、基板とコーテイング膜の密着性において
８００℃以上が良い、しかしながら基板の融点近くでは
カーバイド化を起こし、１３００℃以上では生成ダイヤ
モンドのグラファイト化の反応が進行する。これらの知
見に基づいて、本発明を完成したものである。すなわち
本発明は、基板の表面状態および基板材料に依存せず、
高速成膜および大面積にコーティング可能なプラズマジ
ェットを用いたＣＶ［）法において、６００℃以上の温
度に耐えられる超硬含金、セラミックス、チタンおよび
チタン合金から選択された高融点基材からなる時計ケー
スおよびバンド材料にダイヤモンドコーティングを施す
ことである。
いて、基板材料および基板表面状態に対して、成膜速度
および核発生密度が大きく依存することを見出した。種
々のＣＶＤ法においてダイヤモンド生成プロセスの研究
の結果、基板温度は本質的な要素で最低温度６００℃程
度必要であり、基板とコーテイング膜の密着性において
８００℃以上が良い、しかしながら基板の融点近くでは
カーバイド化を起こし、１３００℃以上では生成ダイヤ
モンドのグラファイト化の反応が進行する。これらの知
見に基づいて、本発明を完成したものである。すなわち
本発明は、基板の表面状態および基板材料に依存せず、
高速成膜および大面積にコーティング可能なプラズマジ
ェットを用いたＣＶ［）法において、６００℃以上の温
度に耐えられる超硬含金、セラミックス、チタンおよび
チタン合金から選択された高融点基材からなる時計ケー
スおよびバンド材料にダイヤモンドコーティングを施す
ことである。
ダイヤモンドの着色化においては、オプティカルエネル
ギーギャップにより定義されるので、ダイヤモンドコー
ティング時に、不純物例えば青色系においては３Ｂ族を
不純物として使えばよく、また黄色系においては５Ｂ族
を不純物として使えばよいことを見出した。各々の元素
含有量は１ ｐｐｂ〜５％が好ましい。色の濃淡におい
ては、不純物の量を変化させればよいことを見出した。
ギーギャップにより定義されるので、ダイヤモンドコー
ティング時に、不純物例えば青色系においては３Ｂ族を
不純物として使えばよく、また黄色系においては５Ｂ族
を不純物として使えばよいことを見出した。各々の元素
含有量は１ ｐｐｂ〜５％が好ましい。色の濃淡におい
ては、不純物の量を変化させればよいことを見出した。
また他色系においては、３Ｂ族および５Ｂ族等の混合不
純物を任意に添加すればよいことを見出した。
純物を任意に添加すればよいことを見出した。
［実施例１］
本発明に使用したダイヤモンドコーティング装置の概略
図を第１図に示す。時計ケース材料として、ＷＣ合金を
用いた。アルゴン５０１／ｗｉｎ 。
図を第１図に示す。時計ケース材料として、ＷＣ合金を
用いた。アルゴン５０１／ｗｉｎ 。
水素４Ｊｌ／＋ｎｉｎ、メタン４０ｍ！／ｌ＋ｎおよび
ジボラン０．４ｍＪｌ／ｍｉｎを導入し、圧力−１００
ＴＯｒｒ、出力１０ＫＷでプラズマジェットを発生させ
、約１０分間コーティングを行なった。その時の基材温
度は約１０００℃であった。約１０．の厚ざの青色コー
テイング膜の生成が認められた。Ｘ線回折の結果、青色
コーテイング膜はダイヤモンドであった。
ジボラン０．４ｍＪｌ／ｍｉｎを導入し、圧力−１００
ＴＯｒｒ、出力１０ＫＷでプラズマジェットを発生させ
、約１０分間コーティングを行なった。その時の基材温
度は約１０００℃であった。約１０．の厚ざの青色コー
テイング膜の生成が認められた。Ｘ線回折の結果、青色
コーテイング膜はダイヤモンドであった。
ビッカース硬さは６０００以上であった。コーテイング
膜をサファイア上でこすりあわせた結果、サファイアに
キズが入りコーテイング膜の剥離はなかった。人工汗で
耐蝕試験を行なった結果、ノンコーティングのものは腐
蝕されたが、コーティングされたものは腐蝕されなかっ
た。
膜をサファイア上でこすりあわせた結果、サファイアに
キズが入りコーテイング膜の剥離はなかった。人工汗で
耐蝕試験を行なった結果、ノンコーティングのものは腐
蝕されたが、コーティングされたものは腐蝕されなかっ
た。
［実施例２］
実施例１と同様な装置を使用し、基Ｕ材料としてＷＣ合
金を用いた。アルゴン５０ｊ／ｍｉｎ 、水素４ｊ！／
ｌｉｎ 、メタン４０ｍＭ ｒａ ｉ ｎおよび三塩化
り・ン０．４ｍｊ！／１ｎを導入し、圧力 １００Ｔｏ
ｒｒ、出力１０に−でプラズマジェットを発生させ、約
１０分間コーティングを行なった。その時の基材温度は
約１０００℃であった。約１０＃の厚さの黄色コーテイ
ング膜の生成が認められた。Ｘ線回折の結果、黄色コー
テイング膜はダイヤモンドであった。
金を用いた。アルゴン５０ｊ／ｍｉｎ 、水素４ｊ！／
ｌｉｎ 、メタン４０ｍＭ ｒａ ｉ ｎおよび三塩化
り・ン０．４ｍｊ！／１ｎを導入し、圧力 １００Ｔｏ
ｒｒ、出力１０に−でプラズマジェットを発生させ、約
１０分間コーティングを行なった。その時の基材温度は
約１０００℃であった。約１０＃の厚さの黄色コーテイ
ング膜の生成が認められた。Ｘ線回折の結果、黄色コー
テイング膜はダイヤモンドであった。
ビッカース硬さは６０００以上であった。コーテイング
膜をサファイア上でこすりあわせた結果、サファイアに
キズが入りコーテイング膜の剥離はなかった。人工汗で
耐蝕試験を行なった結果、ノンコーティングのものはＷ
４蝕されたが、コ−ティングされたものは腐蝕されなか
った。
膜をサファイア上でこすりあわせた結果、サファイアに
キズが入りコーテイング膜の剥離はなかった。人工汗で
耐蝕試験を行なった結果、ノンコーティングのものはＷ
４蝕されたが、コ−ティングされたものは腐蝕されなか
った。
［発明の効果１
本発明は、プラズマジェットを用いたＣＶＤ法による着
色ダイヤモンドコーティングした時計ケースおよびバン
ドであり、本発明により装飾品に必要な希少価値性の高
い、スクラッチフリー、高耐触性を有する着色ダイヤモ
ンドコーティング時計用装飾品が実現された。
色ダイヤモンドコーティングした時計ケースおよびバン
ドであり、本発明により装飾品に必要な希少価値性の高
い、スクラッチフリー、高耐触性を有する着色ダイヤモ
ンドコーティング時計用装飾品が実現された。
第１図は本発明を実施するために使用したダイヤモンド
コーティング装置の概略図。 １：基板１反応触媒 ２：プラズマトーチ３：ガス
供給系 ４：反応炉 ５：冷却水 ６：真空排気系特許出願人
並木精密宝石株式会社 第 １ 図
コーティング装置の概略図。 １：基板１反応触媒 ２：プラズマトーチ３：ガス
供給系 ４：反応炉 ５：冷却水 ６：真空排気系特許出願人
並木精密宝石株式会社 第 １ 図
Claims (1)
- プラズマジェットを用いたＣＶＤ法により高融点基材で
形成された時計用装飾品上にダイヤモンドコーティング
する製造方法において、３Ｂ族あるいは／および５Ｂ族
元素化合物ガスを雰囲気中に添加することにより、着色
ダイヤモンドのコーティングを施すことを特徴とする着
色ダイヤモンドコーティング装飾品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28336487A JPH01124402A (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | 着色ダイヤモンドコーティング装飾品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28336487A JPH01124402A (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | 着色ダイヤモンドコーティング装飾品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01124402A true JPH01124402A (ja) | 1989-05-17 |
Family
ID=17664534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28336487A Pending JPH01124402A (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | 着色ダイヤモンドコーティング装飾品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01124402A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6136199A (ja) * | 1984-07-25 | 1986-02-20 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ダイヤモンド被膜を有する宝石 |
| JPS62103367A (ja) * | 1985-10-28 | 1987-05-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 炭素膜の合成方法 |
| JPS62202899A (ja) * | 1986-03-03 | 1987-09-07 | Nippon Gakki Seizo Kk | 装飾品の製法 |
-
1987
- 1987-11-10 JP JP28336487A patent/JPH01124402A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6136199A (ja) * | 1984-07-25 | 1986-02-20 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ダイヤモンド被膜を有する宝石 |
| JPS62103367A (ja) * | 1985-10-28 | 1987-05-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 炭素膜の合成方法 |
| JPS62202899A (ja) * | 1986-03-03 | 1987-09-07 | Nippon Gakki Seizo Kk | 装飾品の製法 |
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