JPH01123681A - 角状体と球状体との分離方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は角状体と球状体との分離する分離方法に関する
ものである。

従来の技術 一般に、角形チップ部品等の電極部にメツキを施す方法
として、鉄等の導電性を有したメツキ用の球状ダミーを
利用する方法が用いられておシ、従来、これらの分離に
はふるい等が用いられていた。

また、従来の角形チップ部品は、３，２ＷＸ１，６１１
ｗや２．０ｆｆＸ　１．２５ｆｆ等の寸法の製品が主流
であシ、球状ダミー（直径０．５〜１，０１ｌｆｆ）に
比べ十分に大きいため、ふるい等で簡単に分離すること
ができるものであった。

しかし、近年の電子部品の小形化、薄形化の傾向により
、角形チップ部品においても寸法１．６ｆｌＸ０．８ｆ
ｆ等という、球状ダミーとほぼ同等の大きさを有する小
形チップが開発されておシ、ふるい等では簡単に分離で
きなくなってきている。

このため従来は、球状ダミーの大きさを角形チップ部品
よシも十分に大きくしたり、十分に小さくしたシして、
ふるい等で分離できるようにしていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、球状ダミーの大きさを角形チップ部品よ
りも十分に大きくしたシ、十分に・トさくしたどしても
以下のような問題が生じる。

すなわち、球状ダミーの大きさを角形チップ部品よシも
十分に大きくした場合は、メツキの際に球状ダミーの隙
間にチップ部品が入り込んでしまうため、チップ部品の
電極部と球状ダミーの接触が不完全となシ、メツキ時間
に従来の２〜３倍の時間を要すると共に１メツキの厚み
にばらつきが生じていた。

次に、球状ダミーの大きさを角形チップ部品よりも十分
に小さく、シた場合は、メツキ時に球状ダミー自身もメ
ツキされてしまうため、球状ダミーが徐々に大きくなシ
、繰り返し使用できなくなっていた。また、均一に小さ
な球状ダミーを製作することがむずかしく、均一なメツ
キや均一なメッキ厚が得にくかった。

以上のように、球状ダミーの大きさを選別したとしても
、工数及び品質に大きな問題があり、また、ふるいによ
る分離では完全に分離することができない。

本発明は上記従来の問題点を解決するものであシ、簡単
な構成により角状体と球状体とを分離する分離方法を提
供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明の角状体と球状体と
の分離方法は、上方に向かって搬送させるベルトコンベ
ア上に角状体と球状体を載せることにより、重力を利用
して両者を分離させている。

作用 この方法により、ベルトコンベア上に載せられた角状体
と球状体は、ベルトコンベアの傾斜により球状体が転が
り落ち、角状体がベルトコンベアに乗って上方へ搬送さ
れて、−両者が分離される。

実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。

図において、１はパーツフィーダ等の供給装置であり、
メツキ処理が施された角形チップ部品２および鉄等の金
属からなるメツキ用の球状ダミー３が混合されて収容さ
れている。４はモータ等の駆動装置（図示せず）により
、矢印ム方向に回転するベルトコンベアであシ、傾斜角
θを有している。６は転がり落ちずにベルトコンベアに
より運ばれてきた球状ダミー３を吸着して除去する磁石
であり、６および７は分離された角形チップ部品２と球
状ダミー３を受ける受は皿である。

この構成により、傾斜したベルトコンベア４上に落下し
た角形チップ２部品および球状ダミー３は、角形チップ
部品２の形状が角板状であるがために、転が９落ちるこ
となくベルトコンベア４に乗って上方へ搬送され、また
球状ダミー３の形状が球状であるがために、下部へ転が
り落ちてしまい、両者はうまく分離される。

なお、球状ダミー３の一部が角形チップ部品２０間には
さまって上方に運ばれたとしても、球状ダミー３を鉄等
の強磁性金属で構成しておけば、上方に設けられた磁石
６により取り除かれる。

また、図には示されていないが、ベルトコンベア４の両
側には、角形チップ部品２および球状ダミー３が供給装
置１から落下して来る際に、両側にこぼれ落ちないよう
にガイドが設けられている。

さらに、本実施例の場合、球状ダミーの大きさおよびそ
のばらつきは無視できるため、角形チップ部品にメツキ
を施しやすい球状ダミーを任意に選択しさえすればよい
。

最後に、本実施例の分離装置を用いて、角形チップ部品
と球状部品を分離した際の条件及び結果について以下に
記す。

（以下余白） 発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明の角状
体と球状体との分離方法は、上方に向かって搬送するベ
ルトコンベア上に角状体および球状体を載せることによ
り、簡単に、効率良く、しかも正確に両者を分離する仁
とができる。また、角状体および球状体の大きさを任意
に選択しても、上述と同様の効果が得られ、実用上、極
めて有利な分離方法である。

との分離方法の概略図である。

２・・・・角形チップ部品、３・・・・・球状ダミー、
４・・・・・ベルトコンベア。

代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名案１
図 セー−１′ルトコソ７ｖア

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）水平面に対して所定の角度を持たせて配設した上
   方に向かって搬送するベルトコンベア上に、角状体およ
   び球状体を載せ、前記球状体を重力により前記ベルトコ
   ンベアの斜面上を転がり落とさせて両者を分離させる角
   状体と球状体との分離方法。
2. （２）ベルトコンベアは上方に吸引しうる間隔を持って
   磁石を有し、磁性体からなる球状体を前記磁石により吸
   着させて角状体と分離させる特許請求の範囲第１項記載
   の角状体と球状体との分離方法。