JPH01122715A - 車両のスリップ防止装置 - Google Patents

車両のスリップ防止装置

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JPH01122715A
JPH01122715A JP27964987A JP27964987A JPH01122715A JP H01122715 A JPH01122715 A JP H01122715A JP 27964987 A JP27964987 A JP 27964987A JP 27964987 A JP27964987 A JP 27964987A JP H01122715 A JPH01122715 A JP H01122715A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は車両のスリップ防止装置に係り、詳しくは駆
動輪に輪重を付与して地面に対する駆動輪の輪圧を大き
くすることにより、同駆動輪をスリップ状態から脱出さ
せるスリップ防止装置に関するものである。
(従来技術) 従来、例えばリーチ式バッテリフォークリフトにおいて
は活躍場所が多く種々の環境下で使用されている。従っ
て、冷凍倉庫の中で荷役作業においては路面が凍結して
いることからスリップが生じ易かった。特に、リーチ式
バッテリフォークリフトにおいては後輪が1個の3輪式
と後輪が2個の4輪式とがあり、特開昭52−4131
9号公報、実開昭57−194871号公報で示される
ような自動輪圧機構が装備されかつ運転席のスペースが
広く乗り心地の良いという理由から近年主流になりつつ
ある4輪式フォークリフトにおいてはスリッ゛プが発生
し易かった。
即ち、4輪式のリーチ式バッテリフォークリフトで採用
される自動輪圧機構は後輪荷重がドライブタイヤとキャ
スタタイヤとに振り分けるものであって、3輪式のよう
に後輪荷重がドライブタイヤに全部前わることがない。
従って、3輪式に比べて4輪式フォークリフトのドライ
ブタイヤは路面に対する9擦係数が小さく、スリップが
発生し易かった。
そこで、このようにスリップの発生を防ぐために車体に
サブウェイトを取付けて後輪荷重を増加させたり、タイ
ヤに金網を植え込んで路面に対するr!l擦係数を太き
(させていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記サブウェイトを搭載する方法におい
てはその後輪荷重が一義的に決定されることから路面に
応じて後輪荷重を簡単に調整できなかった。又、サブウ
ェイトにより車両重量が全体に増加することから、走行
用モータの消費電力が増加しバッテリーフォークリフト
の稼働時間が短くなる問題があった。さらに、サブウェ
イトによりフォークリフトの小回り性及び左右の安定性
の低下を沼いていた。
又、金網を植え込んだスリップ防止用のタイヤを使用し
たフォークリフトにおいてはスリップし易い場所では効
果を発揮するが、荷役作業のために色々な場所に移動す
ることが多く、スリップしない場所での走行のたび毎に
タイヤを取り代えるわけにもいかないことから、乗り心
地が悪く、又タイヤに植え込んだ金網の摩耗が大きくタ
イヤの保守管理が問題となっていた。
この発明の目的は上記問題点を解消し、従来のような、
サブウェイトやスリップ防止用タイヤを用いることなく
、スリップし易い場所においても表定な走行ができると
ともに、スリップしない場所においては通常の運転と全
く同じ運転をすることができる車両のスリップ防止装置
を提供することにある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は上記目的を達成すべく、駆動手段にて回転駆
動される駆動輪を車体に対して支持する懸架装置と、そ
の懸架装置を介して駆動輪に輪重を付与する輪重付与手
段と、駆動輪のスリップの有無を判別するスリップ判別
手段と、そのスリップ判別手段がスリップ状態を判別し
Iことき・、輪重付与手段を動作させ駆動輪に同輪重付
与手段に基く輪重を付与させる輪重付与制御手段とから
なる車両のスリップ防止装置をその要旨とするものであ
る。
(作用) 輪重付与制御手段は駆動輪がスリップしているとスリッ
プ判別手段が判別すると、輪重付与手段を動作させる。
駆動輪はこの輪重付与手段の動作に基いて輪重が付与さ
れ、同駆動輪の路面に対する摩擦係数を太き(する。
(実施例) 以下、この発明を4輪式のリーチ式バッテリーフォーク
リフトに具体化した一実施例を図面に従って説明する。
第2図は4輪式のリーチ式バッテリーフォークリフト1
1を示し、車体12下側にはリーチレツグ13が前方に
伸び、そのリーチレッグ13に沿ってアウタマスト14
が前後動されるようになっている。アウタマスト14の
内側にはインナマスト(図示せず)が配設され、リフト
シリンダ15によるインナマストの上下動に堪いてリフ
トブラケット16に取着されたフォーク17を昇降動さ
せる。
前記アウタマスト14には揚高スイッチ18が設けられ
、フォーク17の揚高位置を検出する。
揚高スイッチ18は本実m−ではリミットスイッチを採
用しリフトブラケット16に取着したドク(図示せず)
を検知し、フォーク17が予め定めた揚高位@(本実施
例ではフォーク17が荷Wを積んだ状態で走行しても安
全な低い位置)以下にあるときにはオフ信号を、反対に
高い位置にあるときにはオン信号を出力するようになっ
ている。
走行検出手段としての車速センサ20は前記リーチレッ
グ13の内側に配設され、リーチレッグ13の前側下面
に回転可能に取着された従動輪としての前輪19の回転
速度、即ちフォークリフト11の車速を検知する。
次に、リーチ式バッテリーフォークリフト11の後輪を
支持する懸架装置を第3図に従って説明すると、車体フ
レーム21に設けられた支持ブラケット22には上部平
行リンク23の基端部が回動可能に取着され、そのリン
ク23の先端部は支持枠24に回動可能に取着されてい
る。前記支持枠24に回動可能に、かつ長手方向に移動
不能に支持されたギアボックス25は、上部に駆動手段
としての直流モータよりなる走行用モータ26を配設し
、下部に駆動輪としてのドライブタイヤ27を設けてい
る。このギアボックス25には多数のギアからなるギア
機構が内蔵され、そのギア機構が走行用モータ26の回
転力を下部のドライブタイヤ27に伝達する。
前記走行用モータ26の上部出力軸には被検出板26a
が設けられ、同モータ26の回転に伴う被検出板26a
の回転を車体フレーム21に固設された回転検出手段と
してのモータ回転センサ28が検出する。即ち、モータ
回転センサ28は被検出板26aの回転を検出すること
により、同被検出板26aの回転と比例関係にあるドラ
イブタイヤ27の回転速度を検出することになる。
前記支持枠24の一側にはサポートリンク24aが下方
に延出形成され、そのサポートリンク24aの下部には
下部平行リンク29の一端が回動可能に連結されている
。下部平行リンク29はその中央部において、車体フレ
ーム21に設けられた支持ブラケット30に対して回動
可能に支持されているでいるとともに、他端部がストッ
パ部材31を介してキャスタリンク32の他端に対し上
下方向に所定の範囲で相対移動可能に連結している。
キャスタリンク32はキャスタタイヤ33を回動可能に
取着しているとともに、その一端が前記支持ブラケット
30に対して回動可能に連結されている。又、キャスタ
リンク32と下部平行リンク29の間にはスプリング3
4が介装され、下部平行リンク29に対してキャスタリ
ンク32、即ちキャスタタイヤ33を弾性的に支持して
いる。
前記支持枠24の細則には支持片24t)が延出形成さ
れ、その支持片24bの上ガ位置には第4図に示すよう
に車体フレーム21に固着され支持ブラケット35に回
動可能に取着されたV字形状の回動アーム36が配置さ
れている。前記支持片24bと回動アーム36の下部ア
ーム部36b間にはコイルスプリング37が介装され、
支持枠24、即ちドライブタイヤ27を車体フレーム2
.1に対して弾性支持している。
前記回動アーム36を回動可能に支持した支持ブラケッ
ト35の上側には同じくブラケット38が設けられてい
る。このブラケット38には輪重付与手段としての油圧
シリンダ39が取着され、その可動ロッド39aが前記
回動アーム36の上部アーム部36bの外側に当接して
いる。そして、可動0ツド39aが第4図に示す状態か
ら前方に伸動したとき、回動アーム36を第4図におい
て時計方向に回動させ、コイルスプリング37を介して
支持枠24を下方に押圧する。そして、その支持枠24
への押圧力がギアボックス25を介してドライブタイヤ
27に輪重となって加わる。
尚、可動ロッド39aが線動し第4図に示す状態にある
ときには、回動アーム36は第4図においてそれ以上の
反時計方向に回動は規制され、懸架装置は通常の動作を
行ないドライブタイヤ27及びキャスタタイヤ33を支
持し、後輪荷重を両タイヤ27.33に振り分ける。
尚、ギアボックス25は図示しない公知の操舵機構にて
支持枠24に対して回動制御されるようになっていて、
ドライブタイヤ27の操舵角を制御するようになってい
る。
次に、上記のように構成したフォークリフトに搭載され
たスリップ防止装置の電気的構成を第1図に示す電気ブ
ロック回路に従って説明する。
輪重付与制御手段としてのマイクロコンピュータ40は
中央処理装置f(以下、CPUという)41、走行制御
及びスリップ防止制御等の各種制御プログラムを記憶し
ている読出し専用のメモリよりなるプログラムメモリ(
以下、ROMという)42及び入出力インターフエイス
43a、43bとから構成されている。CPU41は前
記揚高スイッチ18、車速センサ20及びモータ回転セ
ンサ28からの検出信号をそれぞれ入出力インターフェ
イス43aを介して入力する。
そして、CPU41は揚高スイッチ18からの検出信号
(オン・オフ信号)に基いてフォーク17の揚高位置が
所定の揚高位置以上が未満かを判断し、車速センサ20
からの検出信号に基いてフォークリフトのその時の車速
を演算し、モータ回転センサ28からの検出信号に基い
て走行用モータ26の回転の有無を演算する。又、CP
U41は運転席に設けられた図示しないアクセルペダル
の踏み込み岱を検出するアクセル踏込量検出器44から
の検出信号を入出力インタフニーイス43aを介して入
力し、その時のアクセルペダルの踏込み量を演算するよ
うになっている。
更に、CPu41は入出力インターフェイス43bを介
して高揚高表示器45、バルブ駆動回路46及びモータ
駆動回路47に接続されている。
そして、CPu41はフォーク17の揚高位置が所定の
揚高位置以上のとき高揚高表示器45にその旨を表示さ
せる。又、CPLI41はバルブ駆動回路46及びモー
タ駆動回路47にそれぞれ駆動制御信号を出力し、駆動
回路46.47を介して油圧シリンダ39のロッド39
の伸縮動を制御する油圧回路に設けられた電磁切換えバ
ルブ48を切換え制御するとともに、走行用モータ26
の回転速度を前記アクセルペダルの踏み込み量に相対し
て制御する。
尚、CPLI41の上記一連の演算呼び制御はROM4
2に記憶されたプログラムに従って行われる。又CPU
41は同CPUの演算結果等を一時記憶する読出し及び
言替え可能なメモリ(以下、RAMという)41aを内
蔵している。
次に、上記のように構成したスリップ防止装置の作用を
第5図に示すマイクロコンピュータ40の動作を示すフ
ローヂャートに従って説明する。
今、CPU41はアクセルペダルが踏込まれると、アク
セル踏込量検出器44を介してその時のペダル踏込み量
を演算しくステップ1)、その踏込み量に対するフォー
クリフト11の車速にすべく走行用モータ26の回転速
度制御を開始する(ステ′ツブ2)。即ち、CPLI4
1はモータ駆動回路47に駆動制御信号を出力し、同駆
動回路47を介して逆行用モータ26に対してチョッパ
制御による回転制御を開始する。
チョッパ制御が開始して、走行用モータ26が駆動され
ると、ドライブタイヤ27が回転されてフォークリフト
11が走行しているという前提で、CPU41は車速セ
ンサ20から検出信号を入力し、走行しているか否かを
判別するとともに、その時の車速を求める(ステップ3
)。そして、CPU41はフォークリフト11が走行し
ていないとき、走行用モータ26が回転しているかどう
かモータ回転センサ28からの検出信号に基いて判別す
る(ステップ4)。
そして、走行用モータ26が回転していると判断した時
、CPU41は走行用モータ26、即ちドライブタイヤ
27が回転しているにも拘らずフォークリフト11が走
行していないことからドライブタイヤ27がスリップし
ていると判断する。
ドライブタイヤ27がスリップしていると判断すると、
CPU41は走行用モータ26の回転を一旦停止すべく
チョッパ制御を停止させるとともに、ドライブタイヤ2
7に輪重をかけるべくバルブ駆動回路46を介して電磁
切換バルブ48を切換え油圧シリンダ39の可動Oラド
39aを伸動させる(ステップ5.6)。
電磁切換バルブ48を切換えによって可動ロッド39a
が第4図に示す位置から伸動すると、回動アーム36が
第4図において時計方向に回動し、コイルスプリング3
7を介して支持枠24を下方に押圧する。そして、その
支持枠24への押圧力はギアボックス25を介してドラ
イブタイヤ27に輪重となって加わり、路面に対するド
ライブタイヤ27の摩擦係数が大きくなる。そして、路
面に対するドライブタイヤ27の摩擦係数が太き(なる
ことによって、ドライブタイヤ27はスリップしなくな
り、フォークリフト11は動きだす。
フォークリフト11が動き車速がでると、CPU41は
スリップから脱出したと判断する(ステップ3)。そし
て、スリップ状態から脱出したと判断すると、CPU4
1は油圧シリンダ39の可動ロツt:39 aが伸びて
いるかどうか判断する(ステップ7)。この判断は本実
施例ではCPU41がバルブ駆動回路46を介して電磁
切換バルブ48を制御しているその制御状態に基いて判
断してる。この場合、可動ロッド39aが伸動している
ことから、ドライブタイヤ27への輪重を解除すべくバ
ルブ駆動回路46を介して電磁切換バルブ48を切換え
油圧シリンダ39の可動ロッド39aを線動させる(ス
テップ8)。
そして、可動ロンド39aが第4図に示す位置まで線動
すると、CPU41はスリップ防止のための処理動作を
終了し、新たなスリップ発生を持つ。
尚、フォークリフト11の始動開始時(停止状態からア
クセルペダルを踏込だ直後)おいては、即ち車速及び走
行用モータ26の回転速度がゼロの状態の時、CPtJ
41は揚高スイッチ18からの検出信号に基いてフォー
ク17の揚高位置が所定の揚高位置以上が未満かを判断
しくステップ9)、フォーク17の揚高位置が所定の揚
高位置以上のとき高揚高表示器45にその旨を表示させ
る(ステップ10)。この場合、CPU41は走行用モ
ータ26のチョッパ制御を一旦停止しするとともにリフ
トシリンダ15を下動させ(ステップ11)、フォーク
17を所定の揚高位置まで下降させた後、ステップ2に
て再びチョッパ制御を開始させるようにしている。この
リフトシリンダ15の下動制御はCPU41にて行われ
、リフトシリンダ17を作動させる油圧回路に設けられ
た図示しない電磁切換バルブを切換え制御することによ
って行われる。
このように本実施例においては、ドライブタイヤ27が
回転しているにも拘らずフォークリフト11が走行して
いないとき、ドライブタイヤ27がスリップしていると
判断し、油圧シリンダ39の可動ロッド39aを伸動さ
せドライブタイヤ27に輪重を加わえようにしたので、
路面に対するドライブタイヤ27の摩擦係数が大きくな
り、速やかにスリップ状態から脱出することができる。
従って、°従来のようなサブウェイトやスリップ防止用
タイヤを用いることなく、スリップし易い場所において
も安定な走行ができる。
又、本実施例ではスリップ状態から脱出すると、油圧シ
リンダ39の可動ロッド39aを線動させドライブタイ
ヤ27の輪重を解除するようにしたので、スリップ脱出
後は懸架装置は通常の状態に戻ることから、安定した走
行を維持することができる。
さらに、本実施例ではフォーク17が所定の揚高位置以
上にあるときには、スリップ防止のための処理動作を行
わないようにしているので、フォークリフト11は安定
した状態でスリップの脱出ができる。
尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
前記実施例ではドライブタイヤ27(正確には走行用モ
ータ26)が回転しているにも拘らずフォークリフト1
1が走行していない状態をスリップが発生した判断した
が、これをドライブタイヤ27の回転数に対して相対的
に決る車速の範囲が予め定めた範囲外にあるとき、スリ
ップが発生していると判断するようにしてもよい。
又、この発明は4輪式のリーチ式バッテリーフォークリ
フトに具体化したが車種に限定されるものではく、要は
スリップが生じたとき、ドライブタイヤに輪重をかける
ものであるならはなんでもよい。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によれば従来のような、
サブウェイトやスリップ防止用タイヤを用いることなく
、スリップし易い場所においても安定な走行ができると
ともに、スリップしない場所においては通常の運転と全
く同じ運転をすることができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化したスリップ防止装置の電気
ブロック回路図、第2図は同じくリーチ式バッテリーフ
ォークリフトの側面図、第3図は同じくリーチ式バッテ
リーフォークリフトの懸架装置を説明するための正面図
、第4図は油圧シリンダの取付は構造を示す側面図、第
5図はスリップ防止装置の作用を説明するためのフロー
チャートである。 図中、11はバッテリーフォークリフト、1εは揚高ス
イッチ、19は従動輪としての前輪、20は走行検出°
手段としての車速センサ、23は懸架装置を構成する上
部平行リンク、24は懸架装置を構成する支持枠、26
は駆動手段としての走行用モータ、27は駆動輪として
のドライブタイヤ、28は回転検出手段としてのモータ
回転センサ、29は懸架装置を構成する下部平行リンク
、32は懸架装置を構成するキャスタリンク、33はキ
ャスタタイヤ、36は回動アーム、37は懸架装置を構
成するコイルスプリング、39は輪重付与手段としての
油圧シリンダ、40は輪重付与制御手段としてのマイク
ロコンピュータ、41はCPU、48は電磁切換バルブ
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、駆動手段にて回転駆動される駆動輪を車体に対して
    支持する懸架装置と、 前記懸架装置を介して駆動輪に輪重を付与する輪重付与
    手段と、 前記駆動輪のスリップの有無を判別するスリップ判別手
    段と、 前記スリップ判別手段がスリップ状態を判別したとき、
    前記輪重付与手段を動作させ前記駆動輪に同輪重付与手
    段に基く輪重を付与させる輪重付与制御手段と からなる車両のスリップ防止装置。 2、スリップ判別手段は駆動手段にて回転される駆動輪
    の回転状態を検知する回転検出手段にて検出された検出
    信号と、車両の走行状態を検知する走行検知手段にて検
    出された検出信号に基いて駆動輪のスリップの有無を判
    別するものである特許請求の範囲第1項に記載の車両の
    スリップ防止装置。 3、スリップ判別手段は駆動輪が回転している状態で車
    両が走行していないときスリップ状態にあると判別する
    特許請求の範囲第2項に記載の車輌のスリップ防止装置
    。 4、駆動手段は電動機であつて、回転検出手段はその電
    動機の回転を検知する回転センサであり、走行検知手段
    は車両に設けた従動輪の回転を検知する車速センサであ
    る特許請求の範囲第2項に記載の車両のスリップ防止装
    置。 5、輪重付与手段は油圧シリンダと同シリンダに供給す
    る作動油を切換える電磁切換バルブであって、その油圧
    シリンダのピストンロッドが前記懸架装置に連結された
    たものであり、輪重付与制御手段は前記電磁切換バルブ
    を切換える制御回路である特許請求の範囲第1項に記載
    の車両のスリップ防止装置。
JP62279649A 1987-11-05 1987-11-05 車両のスリップ防止装置 Expired - Lifetime JPH082726B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP62279649A JPH082726B2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05 車両のスリップ防止装置

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JP62279649A JPH082726B2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05 車両のスリップ防止装置

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Publication Number Publication Date
JPH01122715A true JPH01122715A (ja) 1989-05-16
JPH082726B2 JPH082726B2 (ja) 1996-01-17

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ID=17613923

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