JPH01122002A - 信号読み取り装置 - Google Patents

信号読み取り装置

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JPH01122002A
JPH01122002A JP28048187A JP28048187A JPH01122002A JP H01122002 A JPH01122002 A JP H01122002A JP 28048187 A JP28048187 A JP 28048187A JP 28048187 A JP28048187 A JP 28048187A JP H01122002 A JPH01122002 A JP H01122002A
Authority
JP
Japan
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phase
signal
head
waveform
pass filter
Prior art date
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Pending
Application number
JP28048187A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Aizawa
信廣 相沢
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Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Electronics Inc filed Critical Canon Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録再生装置における信号読み取り装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、磁気記録媒体に対して信号の記録再生を行う
装置としては、その記録媒体、信号の種類に応じて種々
の形態があり、それぞれ多くの提案がなされている。
第6図、第7図は、磁気記録再生装置の中の1つである
フロッピーディスクを用いた磁気記録再生装置の一例を
示すブロック図である。各図とも再生系を示すものであ
り、磁気ヘッドlによって記録媒体(図示せず)上より
読み取られたデータ信号は、プリアンプ4によって所定
のレベルに増幅された後、ローパスフィルタ5に供給さ
れて高域のノイズ成分が除去される。ローパスフィルタ
5の特性は、第8図に示すように、−段にフラットな特
性のものが多い。図中fはゲインの周波数特性、pは位
相性である。尚、波形効率を高めるため、ローパスフィ
ルタの特性をカットオフ周波数fc付近で若干持ち上げ
るように設定される場合があるが、このようにすると位
相ずれが生じるため、通常行われないか、行われてもご
(わずかな値である。ローパスフィルタ3より出力され
た高域ノイズを除去された信号は微分回路4によって微
分され、続いてコンパレータを含む信号処理回路5によ
って波形整形されるとともにリードデータが弁別され、
出力端子6より出力される。
また、第6図と第7図の従来例の差異は、微分回路4と
ローパスフィルタ3の順序が逆になっているだけであり
、動作的には同様である。
〔発明の解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のような磁気記録再生装置において
は、高密度記録化が進むにつれて、各記録波形の間隔が
狭くなり、読み取り時の波形干渉によって波形の独立化
が失われピークシフトが発生し、読み取りマージンが低
下する性質がある。また、記録媒体に対する重ね書き特
性を良くする(オーバーライドしたときに、前の信号が
完全に消去され、ノイズとして残らないこと)ためには
ヘッドのギャップ幅をした方が有利であるが、波形の読
み取りに際し、波形干渉を少なくしてピークシフトを抑
えるためには、狭いギャップ幅で読むことが望ましい。
したがって、書き込み時と読み出し時とでは互いに必要
とするヘッドのギャップの条件が相反することになる。
すなわち重ね書き特性のより広いギャップ幅による低記
録モードと、波形干渉の少ない狭いギャップ幅による高
記録モードの読み出しの両方の特性をともに満足の行く
ものにするのは困難であった。また、このことは、近年
高密記録化が進み、その記録密度の異なる複数のモード
が存在する中にあって、たとえば記録信号周波数がI 
M Hz 、記録信号周波数2 M Hzの両方に対応
させるべく兼用機を設計するにいたっては、相反する記
録時のギャップ幅と、読み取り時の最適ギャップ幅の違
いはきわめて大きくなり、各モードにおける完全な動作
を保証することはきわめて困難なものとなっているもの
であった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上述した問題点を除去することを目的として
なされたもので、記録媒体上より記録情報を読み取る装
置であって、前記記録媒体上より再生された再生信号の
所定の高調波成分を強調する強調手段と、該強調手段に
よって生じた位相のずれを補正する位相補正手段とを備
えることにより、前記再生信号の波形を急峻にするとと
もに、そのために生じた位相のずれを補償することがで
きるようにし、ギャップ幅の広いヘッドであっても、ピ
ークずれのない波形の独立化が可能となるようにしたも
のである。
〔作 用〕
これによって、再生信号において、波形間の干渉が少な
(なり、ピークシフトを減少させることができる。そし
て、重ね書き特性のよい広いギャップのヘッドを用いて
も、読み取りマージンを十分大きく取ることが可能とな
る。
〔実施例〕
以下、本発明における信号読み取り装置を図面を参照し
ながらその一実施例について詳細に説明する。
第1図は本発明における信号読み取り装置を第6図、第
7図に示すフロッピーディスクドライブ装置に適用した
場合を示すブロック図である。同図において、第6図、
第7図の従来例と同一構成箇所については同一符号を用
いてその説明・を省略する。
本発明によれば、ローパスフィルタ(バンドパスフィル
タでもよい)7によって本発明の高域強調手段が形成さ
れ、ローパスフィルタ7と微分回路4との間に配された
位相補償回路(ALL−PASS−FILTER)によ
って位相補償手段が構成されている。
ローパスフィルタ7の特性は第2図に示すようになって
おり、図中、f′ は周波数に対するゲイン。
p′ は位相特性で、本実施例による実用範囲の周波数
は10KHz〜350KHz近辺が重要である。同図か
られかるように、カットオフ周波数fc周辺の周波数を
図中aで示すように積極的に持ち上げることによってヘ
ッドl、プリアンプ2を介して図示しない記録媒体上よ
り読み出された再生信号中に含まれる高調波成分(ここ
では第3高調波)を強調し、これによって再生信号波形
を急峻にする。尚、この特性の設定は、通常フィルタを
構成する回路定数の一部を変更することによって行うこ
とができるため、具体例は省略する。これによって、重
ね書きの際に前の信号がノイズとして残らないよう、消
去特性を考慮して広めのギャップのヘッドを用いること
による波形のなまりを補償することができる。一方、高
調波成分を強調することによって位相特性p′ も影響
を受け、基本波に対して高調波が位相のずれを生じた状
態となり、第8図のローバスフイルタ3の位相特性Pに
対して変位する。この位相のずれは次段の位相補正回路
8によって補正される。第3図は位相補正回路8の周波
数及び位相特性を示すもので、同図においてf′はゲイ
ンの周波数特性曲線、p’ は位相特性である。ゲイン
は全周波数帯域にわたって一定(OdB)であり、位相
特性p#は前記ローパスフィルタ7の高調波強調による
位相ずれを相殺するような特性に設定されている。した
がって、位相補正回路8に再生信号を通過させることに
より、ゲインは影響を受けずに、位相ずれのみ補償され
、以後、微分回路4、コンパレータを含む信号処理回路
5を経て出力端子6へと出力される。
第4図は上述の様子をさらに詳細に示すもので、本実施
例の実用周波数範囲の位相特性部分を抜き出したもので
ある。図中p′ はローパスフィルタ7における位相特
性、p′は位相補正回路8の位相特性、Poは本発明の
回路によって最終的に得られる位相特性、Prは理想的
な位相特性を示すものである。ローパスフィルタ7によ
る位相ずれを位相補正回路8によって補正され、両者を
通過してp’ +p’ となった位相特性Poが理想特
性Prにほぼ近い特性となっていることが理解できる。
第5図に上述の動作を実際の信号波形で示す。同図(a
)はローパスフィルタの入力波形で、磁気ヘッド1によ
って再生されることによってなまった(特にギャップが
広(なるほどなまった波形となる)波形となっており、
かなり波形どうしの干渉が生じやす(、ピークシフトが
大きくなることが予想される。一方、同図(b)は、ロ
ーパスフィルタ7゜位相補償回路8を通過して高域強調
及び位相補正を受けた出力波形を示すもので、ピークの
位置は入力波形と変化な(、波形はより急峻な形に整形
されていることがわかる。このように波形整形された信
号波形であれば、微分回路4.信号処理回路5を介して
リードデータパルスを取り出した際も、ピークシフト等
のない正確で信頼性の高い出力信号を得ることができる
ものである。
このようにして、本発明の構成を用いることにより、再
生ヘッドより出力された再生信号のなまりを補償し、且
つ、位相特性も補償することができる。
尚、上述の実施例のように、フロッピーディスクに本発
明を適用した場合における分解能について実際の数値を
上げて考えると、記憶容IIMバイトのフロッピーディ
スクでFM記録されているデータで、且つ、その基本周
波数として62.5KHz (IFと称す)、125K
Hz (2Fと称す)の2種の周波数が用いられている
。また2Mバイトのフロッピーディスクの場合、lFは
125 K Hz 、 2 Fは250 K Hzに設
定されている。そして、ローパスフィルタ7によってI
Fの第3高調波を強調すると、2Fの周波数が比較的近
いため、2F付近の周波数も強調され、2Fの出力レベ
ルが高まり、結果的に2F/IFX100〔%〕で表現
される分解能を向上させることにも効果を有する。
尚、上述の実施例において、ローパスフィルタ7と、位
相補正回路の順序は互いに逆にしても同様の効果を得る
ことができる。
また、ローパスフィルタ7の基本的な特性はバンドパス
フィルタであっても差し仕えない。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明における信号読み取り装置に
よれば、再生信号波形の所定の高調波成分を強調すると
ともに、これによって生じた位相のずれを補償する手段
を設けたので、ヘッドより再生された出力波形がなまっ
ていても、急峻な波形相互間の干渉の少ない信号波形を
得ることができるとともに、位相ずれのない独立化した
信号波形とすることができる。これによって読み取りマ
ージンが増え、リードエラーが減少し、分解能が向上す
る等、信頼性が向上する。
これによって、記録密度が高まるほど読み取りを正確に
行うためにはヘッドのギャップを狭(しなければならな
いのに対し、重ね書きした際、前のデータが完全に消去
されるためには広めのギャップが好ましいという相反す
る問題を解決することができる。すなわち本発明の構成
によって、多少広めのギャップを用いることによって再
生信号波形がなまっても、波形干渉の少ない正確な信号
波形を得ることができるため、構成に大きな変更を施す
ことなく上記の異なる記録モードに対する兼用機を実現
することができる。
尚、上述の実施例では、フロツ゛ピーディスクドライブ
を例にして説明したが、本発明は再生時の波形整形手段
として広く一般性を有するものであり、他の媒体、記録
形態の異なる装置においても十分適用することができる
であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における信号読み取り装置の実施例を示
すブロック図、第2図は本発明の強調手段を説明するた
めのローパスフィルタの特性図、第3図は同じく本発明
の位相補正手段を説明するための特性図、第4図は本発
明の実用周波数範囲における位相特性を説明するための
特性図、第5図は本発明の主要部における入力信号波形
図、第6図、第7図は従来例を示すブロック図、第8図
は従来の装置におけるローパスフィルタの特性図である
。 1・・・再生ヘッド     2・・・プリアンプ4・
・・微分回路      6・・・出力端子7・・・ロ
ーパスフィルタ  8・・・位相補正回路第2図 ′暦 3 図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 記録媒体上より記録情報を読み取る装置であって、前記
    記録媒体上より再生された再生信号の所定の高調波成分
    を強調する強調手段と、該強調手段によって生じた位相
    のずれを補正する位相補正手段とを備えてなる信号読み
    取り装置。
JP28048187A 1987-11-06 1987-11-06 信号読み取り装置 Pending JPH01122002A (ja)

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JP28048187A JPH01122002A (ja) 1987-11-06 1987-11-06 信号読み取り装置

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JP28048187A JPH01122002A (ja) 1987-11-06 1987-11-06 信号読み取り装置

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JPH01122002A true JPH01122002A (ja) 1989-05-15

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ID=17625676

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JP28048187A Pending JPH01122002A (ja) 1987-11-06 1987-11-06 信号読み取り装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6074161A (ja) * 1983-09-29 1985-04-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置
JPS62219806A (ja) * 1986-03-20 1987-09-28 Sanyo Electric Co Ltd 波形等価器
JPS62256202A (ja) * 1986-04-28 1987-11-07 Hitachi Ltd 磁気デイスク装置の読み出し回路

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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