JPH01121297A - N−置換−アミノ酸誘導体の製造方法 - Google Patents

N−置換−アミノ酸誘導体の製造方法

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JPH01121297A
JPH01121297A JP62279147A JP27914787A JPH01121297A JP H01121297 A JPH01121297 A JP H01121297A JP 62279147 A JP62279147 A JP 62279147A JP 27914787 A JP27914787 A JP 27914787A JP H01121297 A JPH01121297 A JP H01121297A
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JP
Japan
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acid derivative
formula
amino acid
substituted
group
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JP62279147A
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Genji Iwasaki
源司 岩崎
Rieko Kimura
木村 理恵子
Sei Kondo
近藤 聖
Osanori Numao
沼尾 長徳
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Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は下記−数式〔1〕 B2  B5R4 (式中、R1は水素原子又はカルボキシル基の保護基を
表わし、Rzは置換または未置換の低級アルキル基を表
わし、R3及びR4はそれらと結合している原子と一緒
になって4〜15個の炭素原子を有する単環性、双環性
または二環性の複素環基を表わし、R5は、水素原子又
はカルボキシル基の保護基を表わす。*印は不斉炭素の
立体配置がS&!置であることを表わす、)で表わさる
 N−置換−アミノ酸誘導体の製造方法に関する。本発
明により得られる一般式〔1〕で表わされる N−置換
−アミノ酸誘導体はアンジオテンシン変換酵素狙害活性
を有し、降圧剤として有用な医薬化合物である(Nat
ure、288.280(1980)、−s:特開昭5
7−88164.特開昭58−172367、特開昭5
8−177967)。
〔従来の技術〕
前記−数式〔1〕で表わされる N−置換−アミノ酸誘
導体の製造方法としては、(i)2−オキソ−4−フェ
ニル酪酸誘導体とアミノ酸誘導体とを反応させて得られ
るイミノ化合物を還元条件に付することにより得る方法
(文献、MattewJ、Wyratt  et  a
t、、J、Org。
Chem、、互9.2816 (1984)、;M、T
、Wu  e t  a 1.、J、Pha rm。
Sc1.、ユ↓、352 (1985)、i特開昭55
−81845.特開昭57−106659)。
又他の方法としては(ii )例えば N−[1−(S
)−エトキシカルボニル−3−フェニルプロピル]−L
−アラニンと下記−数式〔2〕(式中、R2,R4及び
R5,*印は前記と同様の意味を表わす。)に示すアミ
ノ基部位とを、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール及び
ジシクロへキシルカルボジイミドの存在下で縮合反応さ
せる製造方法、(文献 特開昭57−88164.特開
昭58−118569)。あるいは(iii)2−(R
)−ヒドロキシ−4−フェニル酪Mia1体のトリフル
オロメタンスルホネートとアミノ酸誘導体とを反応させ
る方法(文献 特開昭59−206341)が公知であ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、(i)の方法においてはシアノホウ素化
ナトリウムを使用した場合、反応処理の段階においてシ
アン化水素が生成し、その操作は極めて注意深く行わな
ければならない。さらには、接触還元条件下においても
、生成物はジアステレオ異性体のほぼ1対1の混合物と
して得られるため、不要のジアステレオ異性体を分離し
なければならない等の問題点が存在する。又、(ii 
)の注性においては、まず原料となる N−置換−L−
アミノ酸誘導体の効率のよい製造工程が要求されれる。
さらに(iii )の方法においても、原料となる2−
(R)−ヒドロキシ−4−フェニル酪酸は、ラセミ体の
光学分割による製造等の?J!雑な操作が必要である。
したがって、前記−数式〔1〕に示した様に、3個の不
斉炭素の立体配置がすべて(S)配置を有するジアステ
レオマーのみを立体特異的に、収率よく、かつ容易に合
成する手段の確立が強く望まれているのが現状である。
従って、本発明者らは上記問題点を解決すべく鋭意検討
を行った結果、光学?l、?、(2−(R)−へロゲψ
−4−フェニル酪酸誘導体とアミノ酸誘導体とを反応さ
せることにより、前記−数式(1)で表わされる化合物
が収率よく得られることを見い出し、本発明を完成した
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、下記の一般式〔3〕 (式中、R1は水素原子又はカルボキシル基の保護基を
表わし、Xは臭素又は塩素原子を表わす。)で表わされ
る 2−(R)−へロゲノー4−フェニル酪酸誘導体と
、下記−数式〔4〕 (式中、Rtは置換又は未置換の低級アルキル基を表わ
し、R2及びR4ばそれらと結合している原子と一緒に
なって4〜15の炭素原子を有する単環性、双環性また
は五環性の複素環基を表わし、R5は水素原子又はカル
ボキシル基の保護基を表わす。*印は不斉炭素の立体配
置が(S)配置であることを表わす。)で表わされるア
ミノ酸誘導体とを、塩基の存在下反応させ、所望によあ
酸又はアルカリで処理することによる、前記−数式〔1
〕で表わされるN−置換−アミノ酸誘導体の製造方法で
ある。
一般式(13中、R1のカルボキシル基の保護基として
は、アルキル基、アリール基などの通常のカルボキシル
基の保護基を挙げることができる。
R1の未置換低級アルキル基としてはメチル、エチル、
プロピル、ブチル基などのアルキル基を挙げることがで
きる。又置換低級アルキル基の置換基としては、保護さ
れてもよいアミノ基、ヒドロキシル≧くロゲンが挙げら
れ、アミノ基の保護基としては第3級ブチルオキシカル
ボニル基、ベンジルオキシカルボニル基などが挙げられ
る。R3及びR4の複素環基としては、ピロリジン、ピ
ペリジン、テトラヒドロキノリン、2−アザビシクt:
I (2,2,1)へブタン、スピロ〔(ビシクロ(2
,2,1)へブタン)−2,3−ピロリジン〕などを挙
げることができる。さらにR%で表わされるカルボキシ
ル基の保護基としては通常用いられる保護基、例えばメ
チル、エチル、プロピル等の鎖状アルキル基を挙げるこ
とができるが、さらに例えば、第3級ブチル基、ベンジ
ル基等の通常のペプチド合成に於いて用いられる選択脱
離可能な保護基を挙げることができる。本発明の原料と
なる前記−数式〔3〕で表わされる2−(R)−ハロゲ
ノ−4−フェニル酪酸誘導体は光学不活性なヒダントイ
ン誘導体を出発原料とし、光学活性なN−カルバモイル
−2−アミノ−4−フェニル酪酸を経て、容易に合成で
きる化合物である〔参考側参照〕。又、前記−数式〔4
〕で表わされる光学活性なアミノ酸誘導体は、容易に入
手あるいは合成できる2種のアミノ酸を通常のペプチド
合成反応に付することにより得ることができる化合物で
ある(文献 M、T、Wu  at  al、。
J、Pha rm、Sc i、ユ4,352 (198
5)、)。
本発明の反応では塩基を用いることにより目的化合物を
得ることができる。塩基としてはトリエチルアミン、ジ
イソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリン、ピ
リジン等の′有機塩基類あるいは水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、炭酸リチウム、炭酸カリウム、炭酸アン
モニウム等の無機塩基の使用が可能であるが反応を効率
よく進行せしめるためには、炭酸アンモニウム塩を使用
することが好ましい、塩基の量は使用する2−(R)−
へロゲノー4−フェニル醋酸誘導体に対し、等モル以上
が好ましい。
本反応は溶媒中で行うのが好ましく、溶媒としては、水
、メタノール、エタノール等のプロトン性溶媒、あるい
はジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホスホリックト
リアミド、ジクロロメタン、四塩化炭素、ベンゼン、ア
セトニトリル、ニトロメタン等の非プロトン性溶媒、ま
たはこれらの混合溶媒を使用することができる。例えば
ニトロメタン−水混合溶媒を使用することにより、所望
の反応が円滑に進行することを、実施例により例示する
が、溶媒の選択は本実施例により制限されるものではな
い。
本反応は通常、室温〜100℃の範囲で円滑に進行する
以下、参考例、実施例により本発明をより詳細に説明す
る。
参考例1 公知の方法(文献 H,Yamada  ata 1.
、J、Ferment、Techno 1.。
56.484 (1978)、)により培養して得たP
sgudomonas−L見±ida、IFO(129
96)のアセトン処理菌体(1,97g)を、D、L−
5−フェネチルヒダントイン(1g)及びpH9に調整
した1M塩化アンモニウム−アンモニア水の緩衝液(1
00id)に加え、さらに水を加えて全体を11にする
。再び水酸化ナトリウム水溶液でpH9に調整した後、
37℃で48〜50時間浸透した0反応液にメタノール
を加え遠心分離により菌を除き、上澄を濃縮し、再びメ
タノールを加え、沈殿物を桐山ロートで濾過した。
濾液をさらに濃縮し、残渣を水酸化ナトリウム水溶液で
pH9にした後、塩酸水溶液で水冷下pH3に調整する
と、目的の N−カルバモイル−2−(R)−アミノ−
4−フェニル酪酸が定量的に(1,08g、  100
%)針状結晶で得られた。
NMR(CDC13): 1.78〜2.20 (2H
m)、2.50〜2.83 (2H,m)。
4.23 (IH,q)、7.23 (5H。
′ S)。
=12− 元素分析 計算値:C=59.45 Hテ 6.35 N=12.60 実測値:C=59.68 H−6,44 N=12.61 mp  196〜198℃ 〔α) D’ 16.8” (c =2.I N NH
aOH)IR(KBr)(am−’):3500.33
00゜2450.1920゜ 参考例2 r N−カルバモイル−2−(R)−アミノ−4−フェニル
酪酸(100w、0.45mmo I)を50%酢酸水
溶液で2Nにした硫酸溶液(1゜5−)で懸濁し、亜硝
酸ナトリウム(37■、0.54mmol)を水冷下少
しずつ加え、室温で一晩攪拌する。さらに臭化カリウム
(374■、3.15mmol)及び3N硫酸水溶液(
1,5m、  4.68mmol)を加え、水冷上亜硝
酸ナトリウム(99w、1.44mmo 1)を分けて
加える。
0℃で一時間、室温で3時間攪拌した後エーテルで抽出
し、飽和千オ硫酸ナトリウム水溶液、水及び路和塩化ナ
トリウムで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。
溶媒を減圧留去すると、2−(R)−ブロモ−4−フェ
ニル酪酸が無色のオイル(101■。
93.5%)で得られる。
NMR(CDCIs): 2.0〜2.50 (2H。
m)、2.60〜2.95 (2H,m)。
4.20 (IH,t)、7.30 (5H。
s)、  9.16  (IH,brs)。
MS  (m/e)  :  242  (M”″)。
〔α〕も’ + 65.5’ (c = 1. CHC
13) 。
参考例3 r 2−(R)−ブロモ−4−フェニル酪酸(101mg、
0.41mmo 1)を1−のエタノールニ溶解し、−
5℃に冷却して塩化チオニル(59■。
0.49mmol)を滴下した。徐々に室温に戻し、−
夜室温で攪拌した後、減圧下エタノールを留去した。酢
酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム、水、飽和
食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を
減圧上留去し、薄層クロマトゲラフイー(展開溶媒 へ
キサン:酢酸エチル=541)により精製すると、2−
(R)−ブロモー4−フェニル酪酸エチルエステルが無
色のオイルとして定量的に得られた。
NMR(CDCIり=1.30 (3H,t)。
2.20〜2.55 (2H,m)、2.60〜2.9
5  (2H,m)、4.20 (3H。
m)、7.05〜7.50 (5H,m)。
MS (m/e): 272 (M+1)。
〔α) BO+55°(c=1.C)(C1s)。
実施例に トロメタン(0,5id)に溶解した 2−(R)−フ
ロモー4−フェニル酪酸エチルエステル(100w、 
0.369mmo 1)に水(2dりニ溶解した(L)
−アラニル−(L)−プロリン第三級ブチルエステル(
268w、1.107mmo 1)及び炭酸アンモニウ
ム(35■、0.369mmo 1)を加え、(溶液の
pHが8前後になったことを確認し、)50℃にて4日
間攪拌する。酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、溶媒を減圧留去し、得られる残渣を薄層ク
ロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル=
1 ! 1)で精製することにより目的の N−(1−
(S)−エトキシカルボニル−3−フェニルプロピル〕
−L−アラニル−し−プロリン第三級ブチルエステルが
117■(74%)得られた。
NMR(CDCI!l)?1.13〜1.35 (6H
m)、1.45 (9H,s)、1.65〜2.06 
(6H,m)、2.20 (IH。
b r s) 、  2.47〜2.78 (2H,m
) 。
3.20 (IH,t> 、3.35〜3664<3H
,m)、4.12 (2H,q)。
4.32〜4.50 (IH,m) 、  7.13(
5H,s)。
〔α) ”  78 ” (c = 1. CHCis
) 。
実施例2 N−(1−(S)−エトキシカルボニル−3−フェニル
プロピル〕−L−アラニル−し−プロリン第3級ブチル
エステル(273■、  0.63mmol)にトリフ
ルオロ酢酸(7−)を加え、室温で3時間攪拌する。溶
媒を減圧上留去し、酢酸エチルで抽出すると目的の N
−(1−(S)−エトキシカルボニル−3−フェニルプ
ロピル〕−L−アラニル−し−プロリンが(195■。
85%)で得られる。
NMR(CD!OD): 1.40  (3H,t)。
1.65  (2H,d)、1.86〜2.50(6H
,m)、2.27〜2.60  (2H。
m)、3.40〜3.76  (2H,m)。
4.06  (IH,t> 、  4.15〜4.70
(3H,m)、  7.26  (5H,s)。
実施例3 N−(1−(S)−エトキシカルボニル−3−フェニル
プロピル)−L−アラニル−し−プロリン(195m、
0.519mmo 1)に1規定水酸化ナトリウム(1
,29+d)を加え室温で一夜攪拌する。得られた溶液
をイオン交換樹脂(1)owex50X8)に吸着させ
、水で洗浄後、2%−ビリアセトンを加え、得られた白
色結晶を濾過すると目的物のN−(1−(S)−カルボ
キシ−3−フェニルプロピル〕−L−アラニル−し−プ
ロリンが得られる。この結晶をメタノールより再結精製
したものの融点及び旋光度は文献値(MatthawJ
、Wyvratt、  et  al、、J、Org。
Chem、、49.2816  (1984))と−致
した。
〔α)DS 52.0” (c=1.CHsOI()f
np  147〜148℃。
[α]D553.5” (c=1.CHtOH)(文献
値) mp  149〜151℃ (文献値)ニトロメタン(
0,8d)に溶解した 2−(R)−ブロモ−4−フェ
ニル酪酸エチルエステル(200w、0.738mmo
 1)に水(3,2m)に溶解したω−第3級ブトキシ
カルボニル−し−リジルーし一プロリン第3級ブチルエ
ステル(442■、1.107mmol)及び炭酸アン
モニウム(71N、0.738mmo I)を加え、(
溶液のpHが8前後になったことを確認)50℃にて4
日間攪拌する。酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し、得られる残渣をlI
Nクロマトグラフィー(展開溶媒へキサン:酢酸エチル
=181)で精製することにより目的のN−(1−(S
)−エトキシカフレボニル−3−フェニルプロピル) 
 N6−第3級ブチルオキシカルボニル−し−リジル−
し−プロリン第3級ブチルエステル(300■、70%
)が得られた。
N−(1−(S)−エトキシカルボニル−3−フェニル
プロピル)−N”−第3級ブチルオキシカルボニル−し
−リジル−し−プロリン第3級ブチルエステル NMR(CDCIs)δ: 1.25 (5H,t”)
1.45 (9H,s)、1.48〜1.70(13H
,b r s)、1.80〜2.20(6H,m)、2
.35 (IH,s)。
2.68 (3H,t)、2.98〜3.34(4H,
m)、3.38〜3.65  (2H。
m)、4.13 (2H,d)、4.30〜−23= 4.50  (IH,m)、  4.95  (IH。
brs)、  7.20  (5H,s)。
実施例5 N−(1−(S)−エトキシカルボニル−3−フェニル
プロピル)−N’−第3級ブチルオキシカルボニル−し
−リジル−し−プロリン第3級ブチルエステル(168
■、0.29mmo 1)にトリフルオロ酢酸(5wt
1)を加え、室温にて一夜攪拌する。溶媒を減圧留去し
た後、残渣をイオン交換樹脂(Dowex50X8)に
吸着させ、水で洗浄後、2%ピリジン水溶液で溶出する
。溶出液を減圧留去すると目的のN−(1−(S)−エ
トキシカルボニル−3−フェニルプロピル)−L−リジ
ル−プロリンが(110■、89%)得られる。
NMR(CDCIり: 1.35  (3H,t。
J=6.9Hz)、1.67  (6H,brs)。
1.83〜2.33  (6H,m)、2.73(2H
,m)、3.02  (2H,m)。
3.25 (IH,t、J=6)(z)。
3.63  (3H,m)、4.27  (2H,q。
J−6,9Hz)、4.43  (LH,m)。
7.28 (5H,s)。
実施例6 N−(1−(S)−エトキシカルボニル−3−フェニル
プロピル)−L−リジル−し−プロリン(110+w、
0.25mmo 1)に1規定水酸化ナトリウム(0,
5Wりを加え、室温で一夜攪拌する。
得られた溶液をイオン交換樹脂(Dowex50X8)
に吸着させ、水で洗浄後、2%ピリジン水溶液で溶出す
る。溶出液を減圧留去すると、目的のN−(1−(S)
−力ルボキシ−3−フェニルプロピル)−L−リジル−
し−プロリンが78■(75,8%)得られる。この結
晶を、メタノール−酢酸エチルより再結精製したものの
旋光度は、文献値(M、 T、 W u  e t  
a + 、+ J −Pharm、Set、、74.3
52 (1985))と一致した。
〔α)%’−23,5” (c=0.596.MeOH
)。
[α]%S 23.3’ (c=11MeOH)(文献
値)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は水素原子又はカルボキシル基の保護基
    を表わし、Xは臭素、塩素のハロゲン原子を表わす。)
    で表わされる2−(R)−ハロゲノ−4−フェニル酪酸
    誘導体と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^2は置換又は未置換の低級アルキル基を表
    わし、R^3及びR^4はそれらと結合している原子と
    一緒になって4〜15位の炭素原子を有する単環性、双
    環性、または三環性の複素環基を表わし、R^5は水素
    原子又はカルボキシル基の保護基を表わす。*印は不斉
    炭素の立体配置がS配置であることを表わす。) で表わされるアミノ酸誘導体とを塩基の存在下反応させ
    、所望により酸又はアルカリで処理することを特徴とす
    る一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5及び
    *印は前記と同様の意味を表わす。)で表わされるN−
    置換−アミノ酸誘導体の製造方法。
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