JPH01121271A - 2−置換シクロヘプトイミダゾール誘導体、抗潰瘍剤並びにその製造方法 - Google Patents

2−置換シクロヘプトイミダゾール誘導体、抗潰瘍剤並びにその製造方法

Info

Publication number
JPH01121271A
JPH01121271A JP28059787A JP28059787A JPH01121271A JP H01121271 A JPH01121271 A JP H01121271A JP 28059787 A JP28059787 A JP 28059787A JP 28059787 A JP28059787 A JP 28059787A JP H01121271 A JPH01121271 A JP H01121271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
general formula
compound
formulas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28059787A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tomiyama
剛 冨山
Itaru Tomiyama
冨山 格
Tadashi Shirai
忠 白井
Masayuki Yokota
昌幸 横田
Mika Yamabe
山辺 美香
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kotobuki Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki Seiyaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kotobuki Seiyaku Co Ltd filed Critical Kotobuki Seiyaku Co Ltd
Priority to JP28059787A priority Critical patent/JPH01121271A/ja
Publication of JPH01121271A publication Critical patent/JPH01121271A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、抗潰瘍剤として有用な新規2−置換シクロへ
ブトイミダゾール誘導体とその製法に関するものである
(従来技術及び問題点) 従来の抗潰瘍剤は、主として、抗コリン作用に基く胃液
分泌抑制或いは抗ヒスタミン作用による胃液分泌抑制作
用を発現するものが用いられていた。しかし、近年、H
+の膜輸送を行う[H”、K+]ATPaseにより分
泌されたH+に、C1−が作用して胃酸(HCl2)を
生成する過程において、この[H″、K ”]ATPa
seを阻害することによって胃液分泌抑制作用を示す物
質が望まれている。
(解決手段) 本発明はこのような背景の下にプロトン・ボタシウムA
I’Pa5e阻害剤として、有用な物質を探求した末に
なされたものである。
本発明に係る化合物は、−殺減(I):[但し、式中、
R及びAは、各々、水素原子又は低級アルキル基を、B
は低級アルカノイル基、テノイル基、ニッチノイル基、
低級アルキルスルホニル基、又は3−アルコキシカルボ
ニルプロピオニル基を、nは0又は1を、夫々表す、以
下同じ。コ で示される化合物、及びこの化合物の医薬製造上許容き
れる酸付加塩である。
上記−殺減(I)で示きれる苦千の化合物を以下に例示
する。
(1)2−(2−アセチルアミノフェニル)−メチルチ
オ−シクロへブトイミダゾール (2)2−(2−アセチルアミノフェニル)−メチルチ
i−シクロへブトイミダゾール−8−オキシト (3)2−(2−プロピオニルアミノフェニル)−メチ
ルチオーシクロへブトイミダゾール(4)2−(2−プ
ロピオニルアミノフェニル)−メチルチオ−シクロへブ
トイミダゾール−8−オキシト (5)2−(2−ブチロイルアミノフェニル)−メチル
チオ−シクロへブトイミダゾール =7− (6)2−(2−ブチロイルアミノフェニル)−メチル
チオ−シクロへブトイミダゾール−8−オキシト (7)2−(2−メチルスルホニルアミノフェニル)−
メチルチオ−シクロへブトイミダゾール(8)2−(2
−メチルスルホニルアミノフェニル)−メチルチオ−シ
クロへブトイミダゾール−8−オキシト (9)2−<2−ペンタノイルアミノフェニル)−メチ
ルチオ−シクロへブトイミダゾール(10) 2−(2
−ペンタノイルアミノフェニル)−メチルチオ−シクロ
へブトイミダゾール−8−オキシド <11) 2−[2−(N−メチル、N−プロピオニル
)アミノフェニルコーメチルチオーシクロへブトイミダ
ゾール (12) 2− [2−(N−メチル、N−プロピオニ
ル)アミノフェニルゴーメチルチオ−シクロへブトイミ
ダゾール−8−オキシト (13) 2−[2−<2−メチルプロピオニル)アミ
ノフェニルゴーメチルチオ−シクロへブトイミダゾール (14)2−[2−(2−メチルプロピオニル)アミノ
フェニルゴーメチルチオ−シクロへブトイミダゾール−
8−オキシド <15) 2− [2−(3−メトキシカルボニルプロ
ピオニル)アミノフェニルゴーメチルチオ−シクロへブ
トイミダゾール (16) 2− [2−(3−メトキシカルボニルプロ
ピオニル クロへブトイミダゾール−S−オキシト(17)2−[
2−<2−テノイル)アミノフェニルコーメチルチオー
シクロへブトイミダゾール<18) 2 − [2 −
 (2−テノイル)アミノフェニルコーメチルチオーシ
クロへブトイミダゾール−S−オキシト (19)2−(2−ニコチノイルアミノフェニル)ーメ
チルチオーシクロへブトイミダゾール(20)2−(2
−ニコチノイルアミノフェニル)−メチルチオーシクロ
へブトイミダゾール−8−オキシト (21) 5−イソプロピル−2−(2−プロピオニル
アミノフェニル)−メチルチオ−シクロへブトイミダゾ
ール (22) 5−イソプロピル−2−(2−プロピオニル
アミノフェニル)−メチルチオ−シクロへブトイミダゾ
ール−8−オキシト 上記(1)、(2)、〜(22)の化合物は、以下にお
いて、化合物1、化合物2、〜化合物22として引用き
れる。
一般式(I)で示きれる本願化合物の製造は、先ず、−
殺減(■): [式中、Rは前記に同じ、コ で示される化合物と、−殺減(■): X−B          ・・・・・・(I[>[式
中、Xはハロゲン基、Bは前記に同じ。]で示きれる化
合物とを反応きせることにより、−殺減(■): [式中、R,Bは前記に同じ。コ で示される化合物が、目的化合物の一部として得られる
一般式(I)において、Aが低級アルキル基である場合
の化合物は、上記−殺減(IV)の化合物に、−殺減(
V):   X−A′ ・・・・・(V)[但し式中、
Xはハロゲン基、A′は低級アルキル基を夫々表す。] で示される化合物を反応きせることにより、−殺減(■
): 八″ [式中、A′は低級アルキル基、R,Bは前記に同じ。
コ で示きれるイし合物として得られる。
−殺減(I[)の化合物と一般式(II[)の化合物と
の反応は、一般に塩基の存在下で行なわれる。この場合
に用いられる塩基としては、ピリジン、トリエチルアミ
ン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、R酸ナトリウ
ム、戻酸カリウム或いは、ソジウムエチラート等が好ま
しい。溶媒としては、エタノール、アセトン、テトラヒ
ドロフラン又は水が用いられる。反応は、室温或いは加
熱により進行する。反応生成物は、通常行なわれる方法
、例えば再結晶、カラムクロマトグラフィー等によって
精製される。
一般式(IV)の化合物と、−殺減(v)の化合物との
反応は、一般に、ナトリウムアミド或いはナトリウムヒ
ドリドのような塩基の存在下で行なわれる。溶媒として
は、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルム
アミド或いはエーテル類等が用いられる。反応は、室温
若しくは加熱下で進行する。反応生成物の精製は、上述
の場合と同様に、再結晶、カラムクロマトグラフィーな
どの常法によって行なわれる。
一般式(ff)の化合物は、又、以下の方法によっても
製造され得る。即ち、−殺減(■):[但し、式中、R
は前記に同じ。] で示される化合物に、−殺減(■): ・・・・・・・・・・・・・・(■) [但し、式中、Xはハロゲン基、Bは前記に同じ。] で示される化合物を反応させることにより、前記−殺減
(IV)の化合物に導くことができる。
−殺減(■)の化合物は、−殺減: の化合物とチオ尿素とを、R,5hojiの方法(ケミ
カルアブストラクト、籾、77545)に準じて反応さ
せることにより得られる。−殺減(■)の化合物との反
応は、前記−殺減(If)の化合物と、−殺減<III
)の化合物との反応に準じた条件によって行うことがで
きる。
一般式(I)において、n=1の化合物は、上記の方法
によって得られたスルフィドを酸化して、スルホキシド
とすることにより得られるが、この反応は公知の方法で
行なうことができる。酸化剤としては、通常用いられる
試薬、たとえば、過酢酸、m−クロル過安息香酸、3,
5−ジニトロ過安息香酸などの過酸や、次亜塩素酸ナト
リウム等のハイボハワゲニドなどを用いることができる
この酸化反応は、冷却下(−30℃〜0°C)で行なう
ことが好ましい。溶媒としては、ベンゼン、トルエン、
ジクロルエタン或いは、酢酸エチルエステル等が用いら
れる。
このようにして得られる、−殺減(1)の化合物は、後
記するように顕著な胃酸分泌抑制作用及び粘膜保護作用
を示すものであって、−殺減(I)の化合物は、そのま
ま遊離塩基のかたちで抗潰瘍剤として用い得るが、又、
これを医薬上許容される酸、例えば塩酸、硫酸などのa
m、或いはコハク酸、フマール酸などの有機酸と常法に
基づいて反応させ、これらの酸付加塩の形で投与するこ
とも可能である。投与する剤型としては、経口剤或いは
非経口剤のいずれをも選択できる。又、投与量は、患者
の年齢、症状等により異なるが、一般には成人−日当り
、10mg〜500mgの範囲で用いることにより、十
分な効果が期待できる。以下に本願抗潰瘍剤の製剤例を
示す。
「製剤例1」 顆粒剤の製造 化合物3          50 mgラクトーゼ 
        40 mgコーンスターチ     
  57 mg上記組成の混合物を常法により顆粒剤と
する。
[製剤例2] 錠剤の製造 化合物19          30 mgラクトーゼ
         30 mgコーンスターチ    
   45 mgメチルセルロース       3 
mgマグネシウムステアレート   2m 合計           110 mg上記組成の混
合物を常法により錠剤とする。
以下に本願化合物の薬理試験例及び製造実施例を掲げる
[薬理試験例1コ (胃酸分泌抑制作用) 本願化合物の胃酸分泌抑制作用を5hayの方法(Ga
stro−anterology 26.906)にし
たがって、24時間絶食したラットを用い、被験薬を十
二指腸に投与し、4時間後に胃液をとり酸度を測定した
結果を表1に示す。
[実施例1コ 2−(2−アセチルアミノフェニル〉−メチルチオ−シ
クロへブトイミダゾール(化合物1)2−(2−アミノ
フェニル)−メチルチオ−シクロへブトイミダゾール2
.7gとトリエチルアミン1、01 gをテトラヒドロ
フラン30m1に加え、0℃でアセチルクロライド0.
78 gをテトラヒドロフラン1mlに溶かした液を加
え2時間攪拌した後、溶媒を留去し、トルエンを加え、
水洗、脱水(Na、5o4)後、溶媒を留去し、残留物
をエタノールより再結晶を行う。2.5gの黄色結晶を
得た(収率81.0%)。
融点210〜211”C M、S、(m/e)309(M”)、 265.233
.163.132.106゜77、43 1、R,(cm−’) 3160.2980.1674
.1410.1323゜12g4.1263.747 [実施例2] 実施例1と同様にして、次の化合物を得た。
(以下余白) [実施例3] 2−[2−(N−メチル、N−プロピオニル)アミノフ
ェニル]−メチルチオーシクロへブトイミダゾール(化
合物11) 0.015gのナトリウムヒドリドを、0.15m1の
DMF懸濁液に、0°Cで、o、 io gの2−(2
−プロピオニルアミノフェニル)−メチルチオ−シクロ
へブトイミダゾール(化合物3)を0.85m1のDM
Fに溶かした液を加え15分攪拌した後、ヨウ化メチル
0.52gを加え30分攪拌を行なう。反応液に飽和N
H4Cj2を加え、酢酸エチルで抽出し、抽出液を水、
飽和食塩水で洗い、脱水(NatSO4)する。溶媒を
留去し残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
溶出液:酢酸エチル)で精製する。
0、069 g (65,5%)の黄色粉末を得る。
融点138〜139℃ M、S、(m/e)337(M”) 304.280.
246.175(b、p、)。
146、120 1、R,(am””)3350.2980.1659.
1452.1410゜1386、 1323,1278
.1257.1125. 1080. 77L[実施例
4コ 2−[2−(3−メトキシカルボニルプロピオニルイミ
ダゾール(化合物15) 0、 30 gの2−(2−アミノフェニル)−メチル
チオ−シクロへブトイミダゾールを、乾燥ジクロルメタ
ン6mlに溶解し、氷水で冷却して、ピリジン0、 1
2mlと無水コハク酸0.146gを加え、1時間攪拌
する。再びピリジン0.12mlと無水フハク酸0.1
46gを加える。1時間反応後、反応液に水を加えた後
、ジクロルメタンを減圧留去する。析出してきた結晶を
濾過し、エーテル、水にて洗浄後、乾燥する。得られた
結晶をTHFに懸濁し、冷却下、ジアゾメタンのエーテ
ル溶液を加え、10分攪拌した後、室温で30分攪拌す
る。反応溶媒を減圧留去し、残渣をエタノールより再結
晶を行う。0.27gの黄色結晶を得た(63. 2%
)。
融点168〜170℃ M.S.(m/e)  381(M”)  350, 
 294,  266、  233,  163。
132、  106.  55 1、R.(cm−’)3292,1728.1656,
1413.1341。
[実施例5コ 2−[2−(アセチルアミノフェニル)−メチルチオ−
シクロへブトイミダゾール−S−オキシド2−(2−ア
セチルアミノフェニル)−メチルチオ−シクロへブトイ
ミダゾール1.5gをジクロルメタン50mlに溶解し
た後、−20℃に冷却し、メタクロル過安息香酸0.8
4gを加え2時間攪拌する。
その後、トリエチルアミンを加え、過剰の過酸分解後、
飽和度酸水素カリウム水溶液を加え、ジクロルメタンを
分離する。水洗、脱水(Netio<>後、溶媒を留去
し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ク
ロロホルム/メタノール=5071)で精製する。0.
9gの黄色結晶を得た(57.、7%)。
融点163〜166℃ M.S.(m/e)309(M”−0)  263, 
 220,  179,  136,  109。
77、  51 1、R.(cm””)  2992.  1671. 
 1587.  1515.  1452。
1410、1308.1035.(S→0)  753
[実施例6] 実施例5と同様に次の化合物を得た。
(以下余白) [実施例7コ 5−イソプロピル−2−(2−プロピオニルアミノフェ
ニル)−メチルチオ−シクロへブトイミダゾール(化合
物21) (a) N−プロピオニルアントラニル酸メチルエステ
ル アントラニル酸メチルエステル10gの、THFloo
ml、H,015m1の混合溶液に、0°Cでトリエチ
ルアミン10.6ml、プロピオニルクロライド6、4
mlのTHF10ml溶液を加え、0℃で30分、室温
で30分攪拌する。THFを減圧留去し、残留水層をエ
ーテル抽出する。抽出液を3N)ICl、飽和重曹水、
水、飽和食塩水で洗浄し、脱水(NazSOa)後、溶
媒を減圧留去すると11.5 gの無色油状物を得た(
83.9%)。
M、S、(m/e)207(M”) 176、151.
119.92.571、R,(cm−’) 3316.
2968.1749.1689.1590゜1512、
1449.1380.1293.1188.1038.
756(b) N−プロピオニル−〇−アミノベフリル
アルコール N−プロピオニルアントラニル酸メチルエステルo、 
soo gのMeOH10ml溶液に、水素化ホウ素ナ
トリウム2.08 gを加え、2時間還流する。反応液
を室温まで冷やし、アセトン、飽和塩化アンモニウム水
溶液を加え、溶媒を減圧留去する。残留水層を酢酸エチ
ルで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄し、脱水(Na
zSO4)後、溶媒を減圧留去する。得られた粗結晶を
n−ヘキサンにて洗浄し、乾燥すると、0.32gの白
色結晶を得た(74.2%)。
融点87〜88℃ M、 S、価/e)179(M”> 160.132.
123.105.78.571、R,(Cm−”) 3
262.1644.1587.1527.1455゜1
245、1032.756.732 (c) N−プロピオニル−0−アミノベンジルブロマ
イド N−プロピオニル−〇−アミノベンジルアルコール0.
1gのCLCI x 1 ml溶液に、−25℃でトリ
フェニルホスフィン0.19 g 、四臭化戻素0.2
4g ヲ加え30分攪拌する。反応液に飽和重曹水を加
え、室温に戻した後、エーテル抽出する。抽出液を飽和
食塩水で洗浄し、脱水(NatSO4)後、溶媒を減圧
留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出液、エーテル:n−ヘキサン=2:1)で精製処
理し、0.1gの白色結晶を得る(74.2%)。
融点67〜68℃ M、S、(m/e)243(M”+2) 241(M”
> 162.132.106゜78、57 1、R,(cm−’) 3448.326g、 165
6.1587.1524゜1452、759 (d)5−イソプロピル−2−(2−プロピオニルアミ
ノフェニル)メチルチオ−シクロへブトイミダゾール(
化合物21) 水酸化カリウム0.028 gのMenu 3 ml溶
液に、2−メルカブト−5−イソプロピル−シクロへブ
トイミダゾールo、 too gを加え、室温で15分
攪拌した後O℃に冷却し、N−プロピオニル−〇−アミ
ノベンジルブロマイド0.118 gを加え、30分攪
拌する。反応液に酢酸エチル、10%NaOH水溶液を
加え、酢酸エチル層を分取し、更に水層を酢酸エチルに
て抽出する。抽出液を飽和塩化アンモニウム水溶液、水
、飽和食塩水で洗浄し、脱水(NaxSOt)後、溶媒
を減圧留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル:n−ヘキサン=2:1)にて精製
する。0.135gの黄色結晶を得た(75.3%)。
融点45〜46℃ M、S、(m/e)365(M”) 336.308.
275.205.162゜132、106.57

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [但し、式中、R及びAは各々、水素原子又は低級アル
    キル基を、Bは低級アルカノイル基、テノイル基、ニコ
    チノイル基、低級アルキルスルホニル基、又は3−アル
    コキシカルボニルプロピオニル基を、nは0又は1を、
    夫々表す。] で示される2−置換シクロヘプトイミダゾール誘導体、
    又は医薬として許容されるその酸付加塩。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [但し、式中、R及びAは、各々水素原子又は低級アル
    キル基を、Bは低級アルカノイル基、テノイル基、ニコ
    チノイル基、低級アルキルスルホニル基、又は3−アル
    コキシカルボニルプロピオニル基を、nは0又は1を、
    夫々表す。] で示される2−置換シクロヘプトイミダゾール誘導体、
    又はその酸付加塩を有効成分として含有する抗潰瘍剤。
  3. (3)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [但し、式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を表す
    。以下、この項に於て同じ。] で示される化合物と、 一般式:X−B [但し、式中、Xはハロゲン基、Bは低級アルカノイル
    基、テノイル基、ニコチノイル基、低級アルキルスルホ
    ニル基又は、3−アルコキシカルボニルプロピオニル基
    を、夫々表す。以下、この項に於て同じ。] とを反応させて得られる、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [R、Bは前記に同じ。] で示される化合物か、又は、該化合物に、更に、一般式
    :X−A′ [A′は、低級アルキル基、Xはハロゲン基を夫々表す
    。以下、この項に於て同じ。] で示される化合物を反応させて得られる一般式:▲数式
    、化学式、表等があります▼ [R、B、Aは前記に同じ。] で示される化合物を、必要に応じて酸化することを特徴
    とする、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [R、Bは前記に同じ。Aは、H又は前記A′を、nは
    0又は1を、夫々表す。] で示される2−置換シクロヘプトイミダゾール誘導体の
    製造方法。
  4. (4)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [Rは水素原子又は低級アルキル基を表す。以下、この
    項に於て同じ。] で示される2−メルカプト−シクロヘプトイミダゾール
    誘導体に、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [但し、Xはハロゲン基を、Aは水素原子又は低級アル
    キル基を、Bは低級アルカノイル基、テノイル基、ニコ
    チノイル基、低級アルキルスルホニル基、又は3−アル
    コキシカルボニルプロピオニル基を夫々表す。以下、こ
    の項に於て同じ。]で示される化合物とを反応させるこ
    とを特徴とする一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [R、A、Bは前記に同じ。] で示される2−置換シクロヘプトイミダゾール誘導体の
    製造方法。
JP28059787A 1987-11-06 1987-11-06 2−置換シクロヘプトイミダゾール誘導体、抗潰瘍剤並びにその製造方法 Pending JPH01121271A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28059787A JPH01121271A (ja) 1987-11-06 1987-11-06 2−置換シクロヘプトイミダゾール誘導体、抗潰瘍剤並びにその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28059787A JPH01121271A (ja) 1987-11-06 1987-11-06 2−置換シクロヘプトイミダゾール誘導体、抗潰瘍剤並びにその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01121271A true JPH01121271A (ja) 1989-05-12

Family

ID=17627250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28059787A Pending JPH01121271A (ja) 1987-11-06 1987-11-06 2−置換シクロヘプトイミダゾール誘導体、抗潰瘍剤並びにその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01121271A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6216469A (ja) * 1985-02-06 1987-01-24 Kotobuki Seiyaku Kk 2−置換シクロヘプトイミダゾ−ル誘導体、抗潰瘍剤及びその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6216469A (ja) * 1985-02-06 1987-01-24 Kotobuki Seiyaku Kk 2−置換シクロヘプトイミダゾ−ル誘導体、抗潰瘍剤及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
PT98292A (pt) Processo para a preparacao de heterociclos tioxo e de composicoes farmaceuticas que os contem
JPS6339868A (ja) ジ低級アルキルフエノ−ル誘導体
JPH0314315B2 (ja)
EP0149419A1 (en) Acylindole derivatives and pharmaceutical compositions containing them
KR890002291B1 (ko) 2-알킬벤즈이미다졸 유도체의 제조방법
JPS6216469A (ja) 2−置換シクロヘプトイミダゾ−ル誘導体、抗潰瘍剤及びその製造方法
US4090020A (en) Thienothiazine derivatives
KR940003759B1 (ko) 4-oh 퀴놀린 카르복실산 유도체의 제조방법
JPH01121271A (ja) 2−置換シクロヘプトイミダゾール誘導体、抗潰瘍剤並びにその製造方法
JPH0256478A (ja) 2,3,4,5―テトラヒドロ―1―ベンズオキセピン―3,5―ジオン誘導体及びその製法
US4108894A (en) Amidines
JPH05505180A (ja) 治療薬
US4175085A (en) Thienothiazine derivatives
JPS61268680A (ja) 新規なイソオキサゾール誘導体
JPH01121274A (ja) 2−置換シクロヘプトイミダゾール誘導体、抗潰瘍剤並びにその製法
JP2816974B2 (ja) ベンズイミダゾール誘導体およびその製造法ならびにこれを含有する抗潰瘍剤
EP0147691B1 (en) Antihypertensive 3-aryl-1,2-benzisoxazolsulfonyl and-sulfinyl-alkanoic acids, a process for their preparation and their use for the preparation of medicaments
JPS62108879A (ja) 置換ベンズイミダゾ−ル類
JPH0430953B2 (ja)
JPS5923307B2 (ja) オキシインド−ル誘導体
KR810000810B1 (ko) 11-치환된 5,11-디하이드로-6H-피리도[2,3-b][1,4] 벤조디아제핀-6-온류의 제조방법
KR0139260B1 (ko) 고리화된 이미다졸을 가지는 벤즈이미다졸 유도체
JPH0121143B2 (ja)
JPH05279336A (ja) フェノキシ酢酸誘導体
JPS6021156B2 (ja) ベンゾチエピン誘導体およびその製法