JPH01120936A - 保留機能付電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は保留機能付電話機に関する。

（従来の技術） 従来の保留機能付電話機においては、通話中に保留者が
保留のための操作をすると、保留音が被保留者に送出さ
れるだけであった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の保留機能付電話機は、保留者に対して「
保留中」であることの表示を何らしていないため、保留
者が保留していることを忘れやすいという不都合があり
、また、被保留者側では、保留者に対して何ら意志の伝
達をする手段がないため、たとえ長保留の中止を呼びか
けたくとも行動がとれないという欠点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の保留機能付電話機は、保留音を保留音源から入
力するとともに、受話音を被保留者から入力したとき、
保留音と受話音を合成する保留音受話音合成回路と、ス
ピーカと、保留者が保留操作をしたとき、保留音源から
送出された保留音を保留音受話音合成回路に入力させ、
保留音受話音合成回路から出力された合成音をスピーカ
に入力させるリレーを備えている。

〔作　用〕

保留するとスピーカにより保留者においても保清音が聞
えるため、保留を忘れる等の不都合がなくなり、また、
被保留者からの音声もスピーカを通じて保留者に伝えら
れるため、被保留者からの意志を伝えられ、たとえば長
保留の停止等の呼びかけも可能である。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の保留機能付電話機の一実施例を示す回
路図である。

本実施例の保留機能付電話機７は、送話器１と受話器２
と保留音源４と保留音受話音合成回路５とスピーカ３と
接点６１〜６３を有するリレー（コイル不図示）とから
なる。保留音受話音合成回路５は、保留音を保留音源４
から入力するとともに、受話音を電話回路網８を経由し
て被保留者から入力したとき、保留音と受話音を合成す
る。

正常通話中には、送話器１からの音声が通話経路１１を
経て相手電話機に達し、また相手からの音声が通話経路
１２を経て受話器２に達する。保留者が保留操作をする
と、リレーのコイルが動作して、リレーの接点６１〜６
３が点線で図示した側に切替わる。この接点の切替によ
り、保留音源４から出た保留音は接点６１を通り電話回
路網８を経て相手電話機に達する（通話経路１３）。ま
た、保留音源４から出た保留音は接点６２、保留音受話
音合成回路５、接点６３を経てスピーカ３から送出され
、保留者に対し保留中であることを知らせる（通話経路
１５）。一方、被保留者からの音声は、電話回路１１ｉ
８を経たのち、保留音受話音合成回路５、接点６３を経
て、スピーカ３から送出される（通話経路１４）。

なお、上述のように保留中に被保留者からの音声が入力
されると、保留音と受話音が保留音受話音合成回路５に
より合成されるが、保留音受話音合成回路５に内蔵され
たレベル調整機構（不図示）により、保留音と受話音の
レベルは、保留中であることが判別でき、かつ、被保留
者の意志が伝わるような最適のレベルに調節されている
。

（発明の効果〕 以上説明したように本発明は、保留するとスピーカによ
り保留者においても保留音が聞え、被保留者からの音声
もスピーカを通じて保留者に伝えることにより、保留を
忘れる等の不都合がなくなり、また、被保留者からの意
志が伝えられる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の保留機能付電話機の一実施例を示す回
路図である。 １−−−−−−−−−−送話器、 ２・・・・・・・・・・・・・・・受話器、３−−−−
−−−−−−−・・・スピーカ、４・・・・・・・・・
・・・・・・保留音源、５・・・・・・・・・・・・・
・・保留音受話音合成回路、６１〜６３・・・リレーの
接点、 ７−−−−−・−−−−−−−・保留機能付電話機、８
−−−−−−−−−−−・−電話回路網、１１−１５・
・・・・・・・・通話経路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 保留機能付電話機において、 保留音を保留音源から入力するとともに、受話音を被保
   留者から入力したとき、保留音と受話音を合成する保留
   音受話音合成回路と、 スピーカと、 保留者が保留操作をしたとき、保留音源から送出された
   保留音を保留音受話音合成回路に入力させ、保留音受話
   音合成回路から出力された合成音をスピーカに入力させ
   るリレーを備えたことを特徴とする保留機能付電話機。