JPH08163208A - 携帯用電話機 - Google Patents

携帯用電話機

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Publication number
JPH08163208A
JPH08163208A JP29917894A JP29917894A JPH08163208A JP H08163208 A JPH08163208 A JP H08163208A JP 29917894 A JP29917894 A JP 29917894A JP 29917894 A JP29917894 A JP 29917894A JP H08163208 A JPH08163208 A JP H08163208A
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JP
Japan
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control device
telephone
remote control
call
reception confirmation
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Application number
JP29917894A
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English (en)
Inventor
Shohei Miwa
昇平 三輪
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話が着信しても直ちには応対することがで
きない場合、呼び出しベル13及び呼び出しベル23の
音量レベルを調整することができ、また相手側にメッセ
−ジを送信することができる携帯用電話機を提供するこ
と。 【構成】 電話機本体100の受信確認スイッチ11a
またはリモコン装置200の受信確認スイッチ21aが
オンされると、呼び出しベル13及び呼び出しベル23
の音量を「小」レベルに設定し、かつ音声合成装置14
から相手側にメッセ−ジを送信することができる携帯用
電話機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、呼び出し用のリモコン
装置を備えた携帯用電話機に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】携帯用
電話機は持ち運びが便利であるので、広く利用されつつ
ある。従来の携帯用電話機にあっては、電話が着信した
場合、周囲の環境に関係なく電話に応対するまで一定の
音量レベルで呼び出し音が鳴りつづけるようになってい
る。その場合、直ちには電話に応対することができない
時などには、呼び出し音が鳴り続けることで周囲に迷惑
をかけると共に、長く待たせることで送信側(相手側)
に対しても迷惑をかける。
【0003】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、電話が着信しても直ちには応対することができない
場合、呼び出し音の音量レベル等の呼び出し操作量を調
整することができ、また相手側にメッセ−ジを送信する
ことができる携帯用電話機を提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る携帯用電話機(1)は、電話機本体と呼
び出し用のリモコン装置とからなる携帯用電話機におい
て、前記リモコン装置及び電話機本体それぞれが受信確
認スイッチを備え、前記電話機本体または前記リモコン
装置の受信確認スイッチがオンされると、前記電話機本
体及び前記リモコン装置における音量、振動強度等の呼
び出し操作量を小さくする第1の呼び出し操作量調整手
段を備えていることを特徴としている。
【0005】また本発明に係る携帯用電話機(2)は、
電話機本体と呼び出し用のリモコン装置とからなる携帯
用電話機において、前記リモコン装置及び電話機本体そ
れぞがに受信確認スイッチを備え、前記電話機本体また
は前記リモコン装置の受信確認スイッチがオンされる
と、前記電話機本体及び前記リモコン装置における音
量、振動強度等の呼び出し操作量を小さくし、その後、
所定時間経過しても通信が行なわれない場合、前記呼び
出し操作量を大きくする第2の呼び出し操作量調整手段
を備えていることを特徴としている。
【0006】また本発明に係る携帯用電話機(3)は、
電話機本体と呼び出し用のリモコン装置とからなる携帯
用電話機において、前記リモコン装置及び電話機本体そ
れぞれが受信確認スイッチを備え、前記電話機本体また
は前記リモコン装置の受信確認スイッチがオンされる
と、前記電話機本体及び前記リモコン装置における音
量、振動強度等の呼び出し操作量を小さくし、その後、
所定時間経過しても通信が行なわれない場合、受信確認
スイッチが操作された機器のみの呼び出し操作量を大き
くする第3の呼び出し操作量調整手段を備えていること
を特徴としている。
【0007】また本発明に係る携帯用電話機(4)は、
電話機本体と呼び出し用のリモコン装置とからなる携帯
用電話機において、音声合成装置を備えると共に、前記
リモコン装置及び電話機本体それぞれが受信確認スイッ
チを備え、前記電話機本体または前記リモコン装置の受
信確認スイッチがオンされると、前記音声合成装置から
相手側にメッセ−ジを送信するメッセ−ジ送信手段を備
えていることを特徴としている。
【0008】また本発明に係る携帯用電話機(5)は、
上記携帯用電話機(1)〜(3)のいずれかの携帯用電
話機において、前記メッセ−ジ送信手段を備えているこ
とを特徴としている。
【0009】
【作用】
携帯用電話機(1) 電話が着信しても直ちには応対することができない場
合、前記電話機本体または前記リモコン装置の受信確認
スイッチをオンにすると、前記第1の呼び出し操作量調
整手段により前記電話機本体及び前記リモコン装置にお
ける音量、振動強度等の呼び出し操作量が小さくされ
る。これにより、電話に応対することができるようにな
るまで呼び出しベルの音量等の呼び出し操作量を小さく
しておくことができるので、周囲に呼び出しベルの音量
等で迷惑をかけなくて済む。
【0010】携帯用電話機(2) 電話が着信しても直ちには応対することができない場
合、前記第2の呼び出し操作量調整手段により、前記電
話機本体または前記リモコン装置の受信確認スイッチが
オンにされて呼び出し操作量が小さくされた後、所定時
間が経過しても通信が行われなければ、前記小さくされ
た呼び出し操作量が大きくされる。これにより、呼び出
し操作量が小さくされることで電話が着信していること
を受信側が忘れるような事があっても、前記所定の時間
が経過すると前記呼び出し操作量が大きくされるので、
受信側に再度電話の着信を気付かせることが可能であ
る。
【0011】携帯用電話機(3) 電話が着信しても直ちには応対することができない場
合、前記第3の呼び出し操作量調整手段により、前記電
話機本体または前記リモコン装置の受信確認スイッチが
オンにされて呼び出し操作量が小さくされた後、所定の
時間が経過しても通信が行われなければ、前記電話機本
体及び前記リモコン装置のうち受信確認スイッチが操作
された機器のみの呼び出し操作量が大きくされる。すな
わち、前記電話機本体及び前記リモコン装置の内、より
受信側の手元近くにある機器の呼び出し操作量が大きく
され、受信側に電話の着信を再度気付かせることが可能
である。
【0012】携帯用電話機(4) 電話が着信しても直ちには応対することができない場
合、前記電話機本体または前記リモコン装置の受信確認
スイッチがオンされると、前記メッセ−ジ送信手段によ
り、前記音声合成装置から相手側にメッセ−ジが送信さ
れる。これにより、相手側に確実に通信できているとい
う安堵感を与えることが可能になる。
【0013】携帯用電話機(5) 電話が着信しても直ちには応対することができない場
合、前記電話機本体または前記リモコン装置の受信確認
スイッチがオンされると、前記第1〜第3の内いずれか
の呼び出し操作量調整手段により呼び出し操作量が調整
されると共に、前記メッセ−ジ送信手段により相手側に
メッセ−ジが送信される。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る携帯用電話機の実施例を
図面に基づいて説明する。図1(a)は後述する実施例
1〜4に共通して用いられる携帯用電話機本体100を
概略的に示したブロック図であり、図1(b)は同様に
共通して用いられるリモコン装置200を概略的に示し
たブロック図である。
【0015】図1(a)において11は操作スイッチを
示しており、操作スイッチ11には受信確認スイッチ1
1a及び通話スイッチ11bが形成され、操作スイッチ
11は主制御装置10に接続されている。主制御装置1
0はリモコン間送受信部12及び局線インタ−フェ−ス
17と相互に接続されており、局線インタ−フェ−ス1
7は送受信機18と相互に接続されている。また、主制
御装置10には呼び出しベル13、音声合成装置14及
び切換器16が接続されており、音声合成装置14は切
換器16に接続され、切換器16は局線インタ−フェ−
ス17と相互に接続されると共に受話器15と相互に接
続されている。
【0016】図1(b)において21はリモコン用の操
作スイッチを示している。操作スイッチ21には受信確
認スイッチ21aが形成されており、操作スイッチ21
はリモコン制御装置20に接続され、リモコン制御装置
20は本体間送受信部22と相互に接続されている。ま
た、リモコン制御装置20にはリモコン用の呼び出しベ
ル23が接続されている。
【0017】上記の如く構成された携帯用電話機の動作
を図2〜図6に示したフロ−チャ−トに基づいて説明す
る。まず、図1、図2及び図3に基づいて実施例1に係
る携帯用電話機を説明する。図2は実施例1に係る携帯
用電話機における主制御装置10の動作(電話が着信し
た時の呼び出しモ−ド)を示したフロ−チャ−トであ
リ、図3は実施例1に係る携帯用電話機におけるリモコ
ン制御装置20の動作(電話が着信した時の呼び出しモ
−ド)を示したフロ−チャ−トである。実施例1に係る
携帯用電話機は、「課題を解決するための手段」のとこ
ろで説明した携帯用電話機(1)及び(2)を具体的に
示したものである。
【0018】電話の着信が送受信機18で受信される
と、局線インタ−フェ−ス17を介して主制御装置10
に伝達される。そして、主制御装置10では以下の処理
動作が行われる。まずステップ1で呼び出しベル13が
鳴らされる。次にステップ2において、リモコン間送受
信部12を介して「リモコン装置200の呼び出しベル
23を鳴らす」指示がリモコン装置に送信され、次いで
ステップ3において、呼び出しベル13の音量が「大」
レベルに設定される。次にステップ4において、タイマ
−Tに初期値t=0がセットされる。
【0019】ステップ5では通話スイッチ11bがオン
されたかどうかが判断される。通話スイッチ11bがオ
ンされた場合は、ステップ15に移ってリモコン装置2
00に「通話スイッチ11bオン」の情報を送信した
後、呼び出しベル13を停止させ(ステップ16)、本
呼び出しモ−ドの処理を終了させる。一方、通話スイッ
チ11bがオンされなかった場合は、ステップ6におい
て受信確認スイッチ11aがオンされたかどうかが判断
される。受信確認スイッチ11aがオンされた場合は、
ステップ7に進んで、リモコン装置200に「本体の受
信確認スイッチ11aがオンされたこと」が送信された
後、ステップ9に進む。受信確認スイッチ11aがオン
されなかった場合は、ステップ8に移って、リモコン装
置200から「受信確認スイッチ21aオン]の情報を
受信しているかどうかが判断される。該情報を受信して
いる場合はステップ9に進み、前記情報を受信していな
い場合はステップ3に戻る。ステップ9では、呼び出し
ベル13の音量が「小」レベルに設定される。次いで、
ステップ10ではタイマ−Tの値がプラス1され、ステ
ップ11ではタイマ−Tの値tが所定値Aを超えたかど
うかが判断される。タイマ−Tの値tが所定値Aを超え
ていなければ、所定値Aを超えるようになるまでステッ
プ5からの動作を繰り返す。一方、タイマ−Tの値tが
所定値Aを超えていれば、ステップ12以降の処理が行
われる。
【0020】ステップ12では呼び出しベル13の音量
が再度「大」レベルに設定される。そしてステップ13
において、リモコン装置200に呼び出しベル23の音
量を「大」レベルに設定するよう指示をした後、ステッ
プ14において通話スイッチ11bがオンされたかどう
かが判断される。通話スイッチ11bがオンされなかっ
た場合はステップ12に戻り、通話スイッチ11bがオ
ンされた場合はステップ15、ステップ16を処理して
本呼び出しモ−ドを終了させる。
【0021】次に、図3に示したフロ−チャ−トに基づ
いてリモコン装置200の動作を説明する。まずステッ
プ21で電話機本体100から「呼び出しベル23を鳴
らす指示」を受信したかどうか(ステップ2参照)が判
断される。前記指示を受信していれば、ステップ22以
降の処理が行われる。前記指示を受信していない場合、
本呼び出しモ−ド処理は行われない。
【0022】ステップ22では呼び出しベル23が鳴ら
され、次いでステップ23では呼び出しベル23の音量
が「大」レベルに設定される。次にステップ24におい
て、電話機本体100から「通話スイッチ11bオン」
の情報を受信しているかどうか(ステップ15参照)が
判断される。該情報を受信した場合は、呼び出しベル2
3を停止させ(ステップ32)、その後、本呼び出しモ
−ドの処理を終了させる。一方、前記情報を受信してい
ない場合は、ステップ25に進んで受信確認スイッチ2
1aがオンされたかどうかが判断される。受信確認スイ
ッチ21aがオンされた場合は、「リモコン装置200
の受信確認スイッチ21aがオンされたこと」を電話機
本体100へ送信し(スッテプ26)、その後、ステッ
プ28に進む。一方、受信確認スイッチ21aがオンさ
れなかった場合は、ステップ27に移って、電話機本体
100から「受信確認スイッチ11aオン」の情報を受
信したかどうかが判断される。前記情報を受信した場合
はステップ28に移り、前記情報を受信していない場合
はステップ23に戻る。ステップ28では呼び出しベル
23の音量が「小」レベルに設定される。次にステップ
29では、電話機本体100から呼び出しベル23の音
量を再度「大」レベルに設定する指示(ステップ13参
照)を受信したかどうかが判断され、該指示を受信して
いない場合はステップ24に戻り、前記指示を受信した
場合はステップ30に進む。
【0023】ステップ30では呼び出しベル23の音量
が再度「大」レベルに設定される。ステップ31では電
話機本体100から「通話スイッチ11bオン」の情報
を受信したかどうか(ステップ15参照)が判断され
る。前記情報を受信していない場合はステップ30に戻
り、前記情報を受信した場合はステップ32に進んで呼
び出しベル23を停止させた後、本処理を終了させる。
【0024】以上説明したように実施例1に係る携帯用
電話機にあっては、電話機本体100の受信確認スイッ
チ11aまたはリモコン装置200の受信確認スイッチ
21aのいずれか一方のスイッチがオンされると、電話
機本体100の呼び出しベル13及びリモコン装置20
0の呼び出しベル23の音量が共に「小」レベルに設定
される(ステップ6〜ステップ9及びステップ25〜ス
テップ28参照)。これにより、電話が着信しても直ち
には応対することができない場合、呼び出しベルの音量
で周囲に迷惑をかけなくて済む。
【0025】加えて、実施例1に係る携帯用電話機にあ
っては、呼び出しベル13及び呼び出しベル23の音量
が「小」レベルに設定されてから所定時間A経過しても
通話スイッチ11bがオンされない場合、呼び出しベル
13及び呼び出しベル23の音量が再度「大」レベルに
設定される。これにより、前記呼び出しベル13、23
の音量が「小」レベルに設定されることで受信側が電話
の着信を忘れてしまっている場合、前記音量を再度
「大」レベルに設定することで受信側に電話が着信して
いることを思い起こさせることができる。
【0026】次に、実施例2に係る携帯用電話機を説明
する。図4は実施例2に係る携帯用電話機を構成する電
話機本体100における主制御装置10の動作を示した
フロ−チャ−トである。以下、図4に示したフロ−チャ
−トに基づいて電話機本体100の動作を説明する。な
お、実施例2に係る携帯用電話機を構成するリモコン装
置200の動作(リモコン制御装置20の動作)は、図
3に示したフロ−チャ−トと同じである。したがってこ
こでは、リモコン制御装置20の動作の説明を省略す
る。なお、実施例2に係る携帯用電話機は「課題を解決
するための手段」のところで説明した携帯用電話機
(3)を具体的に示したものである。
【0027】図4に示したフロ−チャ−トのステップ4
1〜ステップ51の処理は図2に示したフロ−チャ−ト
のステップ1〜ステップ11の処理と同様であり、ま
た、ステップ57、ステップ58の処理はそれぞれステ
ップ15、ステップ16の処理と同様である。したがっ
てここでは、ステップ52〜ステップ56の処理につい
て説明する。
【0028】受信確認スイッチ11aまたは受信確認ス
イッチ21aのいずれかのスイッチがオンされ、呼び出
しベル13の音量が「小」レベルに設定されてから所定
時間A経過しても通話スイッチ11bがオンされない場
合、処理はステップ51からステップ52に移る。ステ
ップ52では、受信確認スイッチ11aがオンされてい
るかどうかが判断される。受信確認スイッチ11aがオ
ンされていない場合、ステップ55に移って受信確認ス
イッチ21aがオンされているかどうかが判断される。
すなわち、ステップ52及びステップ55において電話
機本体100の受信確認スイッチ11aがオンされてい
るのかそれともリモコン装置200の受信確認スイッチ
21aがオンされているのかが判断される。
【0029】電話機本体100の受信確認スイッチ11
aがオンされている場合は、ステップ53において呼び
出しベル13の音量を「大」レベルに設定した後、ステ
ップ54に進んで通話スイッチ11bがオンされたかど
うかが判断される。通話スイッチ11bがオンされた場
合、ステップ57、ステップ58を処理して本呼び出し
モ−ド処理を終了させる。一方、通話スイッチ11bが
オンされていない場合は、ステップ53に戻る。
【0030】リモコン装置200の受信確認スイッチ2
1aがオンされている場合は、ステップ55からステッ
プ56に進んでリモコン装置200に呼び出しベル23
の音量を「大」レベルに設定する指示を送信した後、ス
テップ45に戻る。なお、図3のフロ−チャ−トのステ
ップ29〜ステップ31に示したように、リモコン装置
200では前記指示を受信するとステップ29からステ
ップ30に処理が移り、呼び出しベル23の音量が
「大」レベルに設定される。その後、電話機本体100
から「通話スイッチ11bオン」の情報を受信するまで
ステップ30、ステップ31の処理が繰り返し行われ
る。
【0031】以上説明したように実施例2に係る携帯用
電話機にあっては、受信確認スイッチ11aまたは受信
確認スイッチ21aがオンされて呼び出しベル13及び
呼び出しベル23の音量が小レベルに設定された後、所
定時間A経過しても通話スイッチ11bがオンされない
場合、電話機本体100とリモコン装置200のうち、
受信確認スイッチがオンされた方の機器(受信側のより
手元近くにあると考えられる機器)の呼び出しベルの音
量のみが「大」レベルに戻される。これにより、呼び出
しベルの音量が「小」レベルに設定されることで、万
一、受信側が電話の着信を忘れてしまっていても、所定
時間A経過すると受信側のより手元近くにあると考えら
れる機器の呼び出しベルが再度「大」の音量レベルに設
定されるので、受信側に電話が着信していることを思い
起こさせることができる。
【0032】次に、図5及び図6に基づいて実施例3に
係る携帯用電話機を説明する。図5は実施例3に係る携
帯用電話機を構成する電話機本体100における主制御
装置10の動作を示したフロ−チャ−トであり、図6は
実施例3に係る携帯用電話機を構成するリモコン装置2
00におけるリモコン制御装置20の動作を示したフロ
−チャ−トである。なお、実施例3に係る携帯用電話機
は「課題を解決するための手段」のところで説明した携
帯用電話機(1)と携帯用電話機(4)とを組み合わせ
たものの具体例である。
【0033】電話の着信が送受信機18で受信される
と、局線インタ−フェイス17を介して主制御装置10
に送信される。主制御装置10では図5に示したフロ−
チャ−トに従って呼び出しモ−ド処理が行われる。ま
ず、ステップ61で呼び出しベル13がならされる。次
いでステップ62において、リモコン装置100に「呼
び出しベル23を鳴らす」指示が送信される。次に、ス
テップ63において呼び出しベル13の音量を「大」レ
ベルに設定した後、ステップ64に進む。
【0034】ステップ64では通話スイッチ11bがオ
ンされたかどうかが判断される。通話スイッチ11bが
オンされた場合は、ステップ71に移ってリモコン装置
200に「通話スイッチ11bオン」の情報を送信した
後、ステップ72において呼び出しベル13を停止させ
て本処理を終了させる。一方、通話スイッチ11bがオ
ンされない場合は、ステップ65に進む。
【0035】ステップ65では受信確認スイッチ11a
がオンされたかどうかが判断される。受信確認スイッチ
11aがオンされた場合、リモコン装置200に「本体
の受信確認スイッチ11aがオンされたこと」を送信し
た後、ステップ68に進む。これに対して受信確認スイ
ッチ11aがオンされなかった場合は、ステップ67に
移ってリモコン装置200から「受信確認スイッチ21
aオン」の情報を受信したかどうかが判断される。リモ
コン装置200から前記情報を受信している場合はステ
ップ68に進み、前記情報を受信していない場合はステ
ップ63に戻る。
【0036】ステップ68では呼び出しベル13の音量
が「小」レベルに設定される。次に、ステップ69では
切換器16が切り換えられて通話状態に設定され、音声
合成装置14が切換器16及び局線インタ−フェ−ス1
7を介して送受信機18に接続される。そしてステップ
70において、音声合成装置14から例えば『スグニデ
マスノデソノママオマチクダサイ』等のメッセ−ジを送
信した後、ステップ64に戻る。以下、通話スイッチ1
1bがオンされるまでステップ64〜ステップ70のル
−プで処理が行われる。
【0037】次に、図6に基づいてリモコン装置200
の動作を説明する。まずステップ81において電話機本
体100から「呼び出しベル23を鳴らす」指示を受信
したかどうかが判断される。前記指示を受信していない
場合、本処理は行われない。前記指示を受信した場合、
ステップ82に進んで呼び出しベル23を鳴らす。次
に、ステップ83において呼び出しベル23の音量が
「大」レベルに設定される。
【0038】ステップ84では電話機本体100から
「通話スイッチ11bオン」の情報を受信したかどうか
(ステップ71参照)が判断される。前記情報を受信し
た場合は、ステップ89に移って呼び出しベル23を停
止させた後、本処理を終了させる。一方、前記情報を受
信していない場合は、ステップ85に進んで受信確認ス
イッチ21aがオンされたかどうかが判断される。受信
確認スイッチ21aがオンされた場合は、ステップ86
において電話機本体100へ「受信確認スイッチ21a
がオンされたこと」を送信した後、ステップ88に進
む。これに対して受信確認スイッチ21aがオンされな
かった場合、ステップ87において電話機本体100か
ら「受信確認スイッチ11aオン」の情報を受信してい
るかどうか(ステップ66参照)が判断される。前記情
報を受信している場合はステップ88に進み、前記情報
を受信していない場合はステップ83に戻る。
【0039】ステップ88では呼び出しベル23の音量
が「小」レベルに設定される。その後、処理はステップ
84に戻る。
【0040】以上説明したように実施例3に係る携帯用
電話機にあっては、電話が着信して受信確認スイッチ1
1aまたは受信確認スイッチ21aがオンされると、呼
び出しベル13及び呼び出しベル23の音量が「小」レ
ベルに設定されると共に、相手側に対して『スグニデマ
スノデオマチクダサイ』等のメッセ−ジが送信されるの
で、周囲に呼び出しベルの音量で迷惑をかけることがな
くなると共に、相手側に確実に通信できているという安
心感を与えることができる。
【0041】上記実施例3に係る携帯用電話機は、「課
題を解決するための手段」のところで説明した携帯用電
話機(1)と携帯用電話機(4)とを組み合わせた具体
例を示したものであるが、携帯用電話機(4)単独でも
いいし、携帯用電話機(2)と携帯用電話機(4)とを
組み合わせてもよいし、又は携帯用電話機(3)と携帯
用電話機(4)とを組み合わせてもよい。
【0042】また、上記実施例1〜3にあっては、リモ
コン装置200の呼び出し手段として呼び出しベル23
を用いる場合を示したが、別の実施例では、リモコン装
置200の呼び出し手段として振動装置等を用いてもよ
い。
【0043】
【発明の効果】
携帯用電話機(1) 電話に直ちには応対することができない場合でも、呼び
出しベルの音量で周囲に迷惑をかけなくて済む。 携帯用電話機(2)、携帯用電話機(3) 前記呼び出し操作量が小さくされることで万一、受信側
が電話の着信を忘れるようなことがあっても、所定時間
が経過すると呼び出し操作量が再度大きくされるので、
受信側に電話が着信していることを思い起こさせること
ができる。
【0044】携帯用電話機(4) 電話が着信して受信確認スイッチがオンされると相手側
にメッセ−ジが送信されるので、相手側に確実に通信で
きているという安心感を与えることができる。
【0045】携帯用電話機(5) 携帯用電話機(1)と携帯用電話機(4)とを合わせた
効果、あるいは携帯用電話機(2)と携帯用電話機
(4)とを合わせた効果、あるいは携帯用電話機(3)
と携帯用電話機(4)とを合わせた効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施例に係る電話機本体を概
略的に示したブロック図であり、(b)は本発明の実施
例に係るリモコン装置を概略的に示したブロック図であ
る。
【図2】実施例1に係る携帯用電話機を構成する電話機
本体における主制御装置の動作を示したフロ−チャ−ト
である。
【図3】実施例1に係る携帯用電話機を構成するリモコ
ン装置におけるリモコン制御装置の動作を示したフロ−
チャ−トである。
【図4】実施例2に係る携帯用電話機を構成する電話機
本体における主制御装置の動作を示したフロ−チャ−ト
である。
【図5】実施例3に係る携帯用電話機を構成する電話機
本体における主制御装置の動作を示したフロ−チャ−ト
である。
【図6】実施例3に係る携帯用電話機を構成するリモコ
ン装置におけるリモコン制御装置の動作を示したフロ−
チャ−トである。
【符号の説明】
10 主制御装置 11a 受信確認スイッチ 13 呼び出しベル 14 音声合成装置 20 リモコン制御装置 21a 受信確認スイッチ 23 呼び出しベル 100 電話機本体 200 リモコン装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機本体と呼び出し用のリモコン装置
    とからなる携帯用電話機において、前記リモコン装置及
    び電話機本体それぞれが受信確認スイッチを備え、前記
    電話機本体または前記リモコン装置の受信確認スイッチ
    がオンされると、前記電話機本体及び前記リモコン装置
    における音量、振動強度等の呼び出し操作量を小さくす
    る第1の呼び出し操作量調整手段を備えていることを特
    徴とする携帯用電話機。
  2. 【請求項2】 電話機本体と呼び出し用のリモコン装置
    とからなる携帯用電話機において、前記リモコン装置及
    び電話機本体それぞれが受信確認スイッチを備え、前記
    電話機本体または前記リモコン装置の受信確認スイッチ
    がオンされると、前記電話機本体及び前記リモコン装置
    における音量、振動強度等の呼び出し操作量を小さく
    し、その後、所定時間経過しても通信が行われない場
    合、前記呼び出し操作量を大きくする第2の呼び出し操
    作量調整手段を備えていることを特徴とする携帯用電話
    機。
  3. 【請求項3】 電話機本体と呼び出し用のリモコン装置
    とからなる携帯用電話機において、前記リモコン装置及
    び電話機本体それぞれが受信確認スイッチを備え、前記
    電話機本体または前記リモコン装置の受信確認スイッチ
    がオンされると、前記電話機本体及び前記リモコン装置
    における音量、振動強度等の呼び出し操作量を小さく
    し、その後、所定時間経過しても通信が行われない場
    合、受信確認スイッチが操作された機器のみの呼び出し
    操作量を大きくする第3の呼び出し操作量調整手段を備
    えていることを特徴とする携帯用電話機。
  4. 【請求項4】 電話機本体と呼び出し用のリモコン装置
    とからなる携帯用電話機において、音声合成装置を備え
    ると共に、前記リモコン装置及び電話機本体がそれぞれ
    受信確認スイッチを備え、前記電話機本体または前記リ
    モコン装置の受信確認スイッチがオンされると、前記音
    声合成装置から相手側にメッセ−ジを送信するメッセ−
    ジ送信手段を備えていることを特徴とする携帯用電話
    機。
  5. 【請求項5】 前記メッセ−ジ送信手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の携
    帯用電話機。
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