JPH01120807A - 半導体結晶層の製造方法 - Google Patents

半導体結晶層の製造方法

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JPH01120807A
JPH01120807A JP27829487A JP27829487A JPH01120807A JP H01120807 A JPH01120807 A JP H01120807A JP 27829487 A JP27829487 A JP 27829487A JP 27829487 A JP27829487 A JP 27829487A JP H01120807 A JPH01120807 A JP H01120807A
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thin film
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、絶縁膜上に半導体単結晶層を形成する技術に
係わり、特にビームアニール法を利用した半導体結晶層
の製造方法に関する。
(従来の技術) 61の表面にシリコンの凸部62を形成し、凸部′62
以外の領域をCVD酸化膜63で埋込む。次いで、全面
に多結晶シリコン膜64を堆積し、−CV D酸化膜で
形成したキャップ層65を更に堆積する。その後、レー
ザビーム或いは電子ビーム等のエネルギービーム66を
照射することにより、シードと称する前記凸部62の表
面を結晶方位の種として、多結晶シリコン膜64の一部
を一旦溶融する。このとき、熱伝導の高いシード部表面
からシリコン基板61に熱が流出する。そして、多結晶
シリコン膜63は溶融・再結晶化により単結晶層となる
しかしながら、この種の方法にあっては次のような問題
があった。即ち、第6図(b)に示すように、シリコン
凸部62を上面から見た場合連続した構造となっており
、この構造ではビームアニールでシード部表面上に多結
晶シリコンを溶融する際、シード部から流出する熱の量
が多く、ビームアニールのパワーを強くする必要がある
。このため、シリコン基板61の変形や多結晶シリコン
膜条いため、ビームアニールのパワーを大きくせざるを
得ず、これが基板の変形成いは半導体薄膜の剥が五を招
く要因となっていた。
−本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目
的とするところは、シード部からの熱の流出を少なくす
ることができ、基板変形や半導体薄膜の剥がれ等を防止
し、絶縁膜上に良質の単結晶層を形成することのできる
半導体結晶層の製造方法を提供することにある。
[発明の構成コ (問題点を解決するための手段) 本発明の骨子は、シード部を連続させずに分割すること
により、シード部を介しての熱の流出を低減することに
ある。
即ち本発明は、単結晶半導体基板の表面に複数の点状凸
部を形成したのち、基板の表面の凸部以外に絶縁膜を埋
込み形成し、次いで全面に多結晶若しくは非晶質の半導
体薄膜を形成し、しかるのち半導体薄膜にエネルギービ
ームを照射して該薄膜を溶融・再結晶化するようにした
方法である。
、゛を減少させることができ、これによりビームアニー
ルのパワーを低減することが可能となる。従って、シリ
コン基板の変形や半導体薄膜の剥がれ等−を防止し、絶
縁膜上に良質の半導体結晶層を形成することが可能とな
る。
(実施例) 以下、本発明の詳細を図示の実施例によって説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例に係わるシリコン
単結晶層製造工程を示す図である。まず、第1図に平面
図を、第2図(a)に第1図の矢視A−A断面図を示す
如く、単結晶シリコン基板11上のシード領域にレジス
トのパターン(図示せず)を形成し、このレジストをマ
スクとして用い、反応性イオンエツチング(RI E)
法により深さ1μmにシリコン基板11をエツチングし
、シリコンの凸部12を形成した。なお、この後、マス
クとして用いたレジストを除去した。
次いで、第2図(b)に示す如く、基板11の表面の凸
部12以外の領域にCVD法によりシリコ面平坦化を行
う。続いて、レジストと5i02のエツチング速度比が
路間等となる条件でRIEによりエッチバックし、シリ
コン凸部12上の5i02膜13を除去すればよい。
次いで、第2図(C)に示す如く、全面に多結晶シリコ
ン膜(半導体薄膜)14を6000人の厚さに堆積し、
更にその上にCVD−5i 02 膜(キャップ層)1
5を5000人の厚さに堆積した。その後、電子ビーム
16を加速電圧12KV、  ビーム電流6mAの条件
で、試料をビームアニールしたところ、シリコン基板1
1の変形及び多結晶シリコン膜の剥離は全く生じること
なく、容易に単結晶膜を得ることができた。
かくして本実施例方法によれば、シード部となるシリコ
ンの凸部12を連続したものではなく、分割した構造と
しているので、シード部を介しての熱の流出を少な(す
ることができ、電子ビームのエネルギーを小さくするこ
とが可能となる。このため、基板変形や薄膜の剥がれ等
を招くことなく、5i02膜13上に良質の単結晶シリ
コン層めの工程断面図である。なお、第1図及び第2図
と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省
略する。この実施例が先に説明した実施例と異なる点は
、シリコンの凸部の形成方法にある。
この実施例では、まず第3図(a)に示す如く、シリコ
ン基板11上に水素燃焼酸化法により厚さ1000人の
5i02膜17を形成した後、減圧CVD法により厚さ
2500人のシリコン窒化膜(Si3N4膜)18を堆
積した。続いて、シード領域となる領域上においてSi
3N4膜18上にレジストのパターン(図示せず)を形
成し、このレジストをマスクとしてシード領域以外のS
i3N4膜18をRIE法で除去した。なお、この硬に
、マスクとして用いたレジストを除去した。
次いで、温度1000℃の水素燃焼酸化によりシリコン
基板11を選択酸化することによって、第3図(b)に
示す如くシード領域外に厚さ 1.4μ辺の5i02膜
19を形成した。この酸化膜形成は、周知のフィールド
酸化膜の形成工程と同様である。
゛次いで、RIE法でSi3N4膜18を除去し、ざら
に弗化アンモニア液で5i02膜17を除去した。さら
に、シード領域外の5i02膜19を弗化アンモニア液
により除去することにより、第°3図(C)に示す如く
シリコン基板11の表面に高さ7000人の凸部12を
形成した。
次いで、先の実施例と同様にして第3図(d)に示す如
く、凸部12以外の領域に5LO2膜13を埋込み、さ
らに全面に厚さ8000人の多結晶シリコン膜14及び
キャップ層としての5i02膜15を形成した。この状
態で、電子ビーム16を加速電圧12KV、  ビーム
電流6+mAの条件で試料をビームアニールしたところ
、先の実施例と同様に良好なシリコン単結晶層を形成す
ることができた。
なお、本発明は上述した各実施例方法に限定されるもの
ではない。実施例ではビーム走査方向をシードの配置と
平行としたが、第4図に示す如くシードの配置と垂直方
向にビーム走査してもよい。
また、第5図に示すようにビーム強度分布に合わせて凸
部の間隔を変えるようにしてもよい。即ち、ビーム強度
の強い領域では凸部を粗にし、ビーム゛強度の弱いとこ
ろでは凸部を密にすれば、より良好な単結晶層の形成が
可能となる。
jl、また、エネルギービームは電子ビームに限らず、
NI レーザビームやイオンビーム等を用いることができる。
さらに、各層の膜厚、エツチング法及び酸化の方法等は
、仕様に応じて適宜変更可能である。
また、半導体薄膜としては、多結晶シリコンの代わりに
非晶質シリコンを用いることができ、さらにシリコン以
外の半導体を用いることも可能である。その他、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施すること
ができる。
[発明の効果] 以′上詳述したように本発明によれば、基板表面の凸部
を点状に形成することにより、シード部を介しての熱の
流出を少なくすることができ、これにより基板変形や薄
膜の剥がれ等を防止し、絶縁膜上に良質の半導体単結晶
層を形成することが可能となり、3次元ICの実現等に
寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の一実施例方法に係
わるシリコン単結晶層の製造工程を説明するためのもの
で第1図は平面図、第2図は新方法を説明するための図
である。 ・11・・・単結晶シリコン基板(半導体基板)、12
・・・凸部、13・・・5i02膜(埋込み絶縁膜)、
14・・・多結晶シリコン膜(半導体薄膜)、15・・
・5i02膜(キャップ層)、16・・・電子ビーム(
エネルギービーム)、17.19・・・S i 02膜
、18・・・Si3N4膜。 出願人 工業技術院長 飯塚 幸三 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単結晶半導体基板の表面に複数の点状凸部を形成
    する工程と、前記基板の表面の凸部以外に絶縁膜を埋込
    む工程と、次いで全面に多結晶若しくは非晶質の半導体
    薄膜を形成する工程と、前記半導体薄膜にエネルギービ
    ームを照射して該薄膜を溶融・再結晶化する工程とを含
    むことを特徴とする半導体結晶層の製造方法。
  2. (2)前記凸部を形成する工程として、反応性イオンエ
    ッチング法により前記基板の表面を選択的にエッチング
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導
    体結晶層の製造方法。
  3. (3)前記凸部を形成する工程として、前記基板の表面
    に選択的に熱酸化膜を形成したのち、この熱酸化膜を除
    去することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半
    導体結晶層の製造方法。
  4. (4)前記凸部を、規則的間隔に配列したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の半導体結晶層の製造方
    法。
  5. (5)前記凸部を、所定の強度分布を有するエネルギー
    ビームに対して、エネルギーの強い領域は密に、弱い領
    域は粗に配置したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の半導体結晶層の製造方法。
  6. (6)前記半導体薄膜を、CVD法により形成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体結晶層
    の製造方法。
  7. (7)前記凸部の高さは5000Å以上であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体結晶層の製
    造方法。
  8. (8)前記エネルギービームとして、レーザビーム、電
    子ビーム又はイオンビームを用いたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の半導体結晶層の製造方法。
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