JPH01120601A - 2個のcpuを用いたコントローラ - Google Patents

2個のcpuを用いたコントローラ

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JPH01120601A
JPH01120601A JP27963187A JP27963187A JPH01120601A JP H01120601 A JPH01120601 A JP H01120601A JP 27963187 A JP27963187 A JP 27963187A JP 27963187 A JP27963187 A JP 27963187A JP H01120601 A JPH01120601 A JP H01120601A
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JP
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cpu
line
hydraulic
data
pressure
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JP27963187A
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Koji Sasajima
晃治 笹嶋
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ1発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、種々の電子機器の作動制御等を行わせるため
のコントローラに関し、さらに詳しくは、その内部にC
PUを2個備えているコントローラに関する。
(従来の技術) CP U (Central Processing 
Unit:中央処理装置)・を用いたコントローラによ
る電子機器の作動制御は従来から良く知られており、実
用化されている1例えば、本出願人の提案による特願昭
62・−192348号には、油圧式無段変速機におい
て、その変速比制御およびクラッチ制御をそれぞれ一対
のソレノイドバルブにより行わせ、このソレノイドバル
ブの作動制御をコントローラにより行わせるようにした
例が示されている。
この場合、コントローラからソレノイドバルブに作動信
号が出力されてソレノイドバルブの作動制御がなされる
のであるが、この作動信号は、コントローラ内のCPU
により、エンジン回転、車速等の各種の情報を演算処理
して設定されるようになっている。このとき、複雑な演
算処理を迅速に行わせるため、2個のCPUを1つのコ
ントローラ内に配設することがある。このようなコント
ローラの構成を採った場合、これら2個のCPUの接続
方式としては、一方の演算データを他方に送り順次演算
を行わせるシリアル方式と、互いにデータの交換を行い
ながら平行して処理を行わせるパラレル方式との2つの
方式がある。
(発明が解決しようとする間1り シリアル方式の場合には、データの転送時間がパラレル
の場合に比べて長くなるという問題があり、さらに、2
個のCPU間の通信に使用するため外部からCPUの動
作をモニターするような装置を接続する場合、1本のシ
リアルラインにより上記三者間でのデータのやり取りを
行わせなければならず、通信の手続きが複雑化し、デー
タ通信の効率も低下するという問題がある。
これに対して、パラレル方式の場合には、上記のような
問題はないが、データ授受のためのデータラインに加え
て、相互のデータのやり取りを制御するための制御ライ
ンが少なくとも3本必要であり、両CPU間の接続ライ
ン数が多くなるという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みたもので、パラレル方
式を採用するとともに、制御ラインが1本で良い構成の
CPUを2個備えたコントローラを提供することを目的
とする。
口1発明の構成 (問題を解決するための手段) 上記問題を解決して上記目的を達成するための・ 手゛
段として、本発明のコントローラは、2個のCPU間を
複数のデータラインおよび1本の制御ラインとにより接
続してなり、制御ラインをワイアード・オアロジック構
成となし、一方のCPUからこの制御ラインを介して他
方のCPUへL○Wパルス信号を出力することにより、
他方のCPUに割り込みを発生させ、この後、上記一方
のCPUにおいて送信データのセットが完了したときに
制御ラインへLOW信号を出力させるよう↓こなし、他
方のCPUが制御ラインへ出力された上記LOW信号を
検知したときに、上記データラインを介して一方のCP
Uからのデータの読み込みを行わせるように構成してい
る。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の好ましい実施例について説
明する。
本発明のコントローラ20は、第1図に示すように、マ
スタCPU21と、スレーブCPU22とを有してなり
、マスタCPU21からの指令に対してスレーブCPU
22が応答する構成を採っている。このため、両CPU
21,22は、1本の制御ライン23と、複数のデータ
ライン24a、24b、・・・(データラインの数はC
PUの容量に対応し、例えば、8ビツトCPUの場合に
は8本のデータラインが用いられる)とにより接続され
ている。
上記構成のコントローラ20を用いて制御を行う場合、
両CPU21,22間でのデータの授受、に際しては、
まず、データ通信を行っていない状態では、両CPU2
1.22から制御ライン23にHl、GH信号を出力°
しておき、データ送信のときには;マスタCPU21か
ら制御ライン23にLOW信号パルスを出力する。この
とき、制御ライン23はワイアードオア構成であるので
LOW状態となり、スレーブCPU22ではこのLOW
信号を受けて割り込みが発生し、スレーブCPU22が
受信準備をするとともにこの準備が完了すると制御ライ
ン23にLOW信号を出力してこの準備の完了をマスタ
CPU21に伝達する。この後、制御ライン23は、割
り込み状態からハンド° シ′エイクライン状態に移行
し、制御ライン23による制御の下で、データライン2
4を介してのデータの授受がなされる。
この制御ライン24を介してのデータ伝送制御の手順を
第2図を用いて説明する。第2図は、マスタCPU21
およびスレーブCPU22から制御ライン23への出力
信号と、制御ライン23の信号状態を経時的に示すグラ
フであり、このグラフのスタート(t=0の状態)では
、両CPU21,22からはHIGH信号が出力されて
おり、制御ライン23はHIGH状態にある。信号の授
受の開始のためには、まずマスタCPU21からLOW
パルス信号が出力され(時間toからt。
秒間)、これによりワイアード・オアロジック構成の制
御ライン23も、このパルス信号出力の間LOWとなる
制御ライン23がLOWとなると、スレーブCPU22
はこれを感知し、このとき(時間to)割り込みが発生
し、受信準備を開始するとともに受信準備が完了した時
点(時間1+)において、制御ライン23にtb秒間の
LOW信号を出力し、この間制御ライン23をLOW状
態にする。
マスタCPU21はこのLOW信号を感知して、スレー
ブCPU22の準備完了を確認し、この後、送信データ
をセットした時に制御ライン23にLOW信号を出力す
る(時間t2〉。
一方、スレーブCPU22は、tb秒間)L。
W信号出力後においては、マスタCPU21での送信デ
ータのセットを知るために、図示のような細かなHI 
GH−LOWパルス信号を制御ライン23に出力し、マ
スクCPU21からのLOW信号の有無をチエツクする
。そして、マスタCPU21からLOW信号が出力され
ていることを検出したとき、すなわち、スレーブCPU
21からHIGH信号を出力したのに制御ライン23が
LOW状態にあることを検出しなときく時間tq)には
、スレーブCPU22から制御ライン23への出力をH
IGH状態にして、マスタCPU21からのデータ受信
中であることを示し、この間データライン24を介して
マスクCPU21からの・データをスレーブCPU22
に読み込む。
この後、マスタCPU21からのデータ送信が完了する
と、マスタCPU21からの出力がHIGHとなる(時
間t4)ので、スレーブCPU22はこれを感知すると
く時間t5)再びtb秒のLOW信号を制御ライン23
に出力し、スレーブCPU22がデータの読み込みを完
了し、次の受信準備が完了したことをマスタCPU21
に知らせる。このLOW信号を受けたマスタCPU21
は、スレーブCPU22の準備完了を知り、送信データ
セット完了の時(時間t6)に制御ライン23にLOW
信号を出力する。以下、上記と同様の作動をして、マス
クCPU21からスレーブCPU22へのデータの送信
がなされる。
なお、この例においては、マスクCPU21からスレー
ブCPU22へのデータ送信の例を示したが、両CPU
を逆にしてデータ送信を逆にしても良く、これにより、
両CPU間でのデータの授受を行わせることができる。
次に、上記のような構成のコントローラ20を、油圧式
無段変速機のクラッチ制御および変速比制御に用いた例
について説明する。
第3図はコントローラ20による制御装置を備えた無段
変速機の油圧回路を示し、無段変速機Tは、入力軸1を
介してエンジンEにより駆動される定吐出量型油圧ポン
プPと、車輪Wを駆動する出力軸2を有する可変容量型
油圧モータMとを有している。これら油圧ポンプPおよ
び油圧モータMは、ポンプPの吐出口およびモータMの
吸入口を連通させる第1油路LaとポンプPの吸入口お
よびモータMの吐出口を連通させる第2油路Lbとの2
本の油路により油圧閉回路を構成して連結されている。
また、エンジンEにより駆動されるチャージポンプ10
の吐出口がチエツクバルブ11を有するチャージ油路L
hおよび一対のチエツクバルブ3.3を有する第3油路
Lcを介して閉回路に接続されており、チャージポンプ
10によりオイルサンプ15から汲み上げられチャージ
圧リリーフバルブ12により調圧された作動油がチエツ
クバルブ3,3の作用により上記2本の油路La、Lb
のうちの低圧側の油路に供給される。さらに、高圧およ
び低圧リリーフバルブ6.7を有してオイルサンプ15
に繋がる第5および第6油路Le、Lfが接続されたシ
ャトルバルブ4を有する第4油路Ldが上記閉回路に接
続されている。このシャトルバルブ4は、2ボ一ト3位
置切換弁であり、第1および第2油路La、Lbの油圧
差に応じて作動し、第1および第2油路la、Lbのう
ち高圧側の油路を第5油路Leに連通させるとともに低
圧側の油路を第6油路Lfに連通させる。これにより高
圧側の油路のリリーフ油圧は高圧リリーフバルブ6によ
り調圧され、低圧側の油路のリリーフ油圧は低圧リリー
フバルブ7により調圧される。
さらに、第1および第2油路La、Lb間には、両油路
を短絡する第7油路Lgが設けられており、この第7油
路Lgにはこの油路の開度を制御する可変絞り弁からな
るクラッチ弁5が配設されている。このクラッチ弁5は
、リンク88を介して繋がるクラッチ用サーボバルブ8
0により作動される。このため、クラッチ用サーボバル
ブ80を作動させ”ζ、クラッチ弁5の絞り量を制御す
ることにより油圧ポンプPから油圧モータMへの駆動力
伝達を制御するクラッチ制御を行わせることができる。
上記油圧モータMの容量制御を行って無段変速!ffi
 Tの変速比の制御を行わせるアクチュエータが、リン
ク機f#45により連結された第1および第2変速用サ
ーボバルブ30.50である。なお、この油圧モータM
は斜板アキシャルピストンモータであり、変速用サーボ
バルブ30.50により斜板角の制御を行うことにより
、その容量制御がなされる。
なお、変速用サーボバルブ30.50およびクラッチサ
ーボバルブ80の作動はコントローラ20からの信号を
受けてデユーティ比制御される各一対のソレノイドバル
ブ151,152および155.156により制御され
る。このコントローラ20には、車速V、エンジン回転
数Ne、スロットル開度θth、油圧モータMの斜板傾
斜角θtr、運転者により操作されるアクセルペダルの
開度θace 、大気圧Pat、油温To、水温Tw、
クラッチ開度θc1を示す各信号が入力されており、こ
れらの信号に基づいて所望の走行が得られるように、コ
ントローラ20において、両CPU21.22により所
定の演算がなされ、上記各ソレノイドバルブの制御を行
う信号がコントローラ2Oから出力される。
以下に、上記各サーボバルブ30,50.80の構造お
よびその作動を詳細に説明する。
まず、第4図に示す変速用サーボバルブ30゜50につ
いて第3図を併用して説明する。このサーボバルブは、
無段変速機Tの閉回路からシャトルバルブ4を介して第
5油路Leに導かれた高圧作動油を、第5油路Leから
分岐した高圧ライン120を介して導入し、この高圧の
作動油の油圧力を用いて油圧モータMの斜板角を制御す
る第1変速用サーボバルブ30と、連結リンク機構45
を介して該第1変速用サーボバルブ30に連結され、こ
のバルブ30の作動制御を行う第2変速用サーボバルブ
50とからなる。
第1変速用サーボバルブ30は、高圧ライン120が接
続される接続口31aを有したハウジング31と、この
ハウジング31内に図中左右に滑動自在に嵌挿されたピ
ストン部材32と、このピストン部材32内にこれと向
応に且つ左右に滑動自在に嵌挿されたスプール部材34
とを有してなる。ピストン部材32は、右端部に形成さ
れたピストン部32aと、ピストン部32aに向応で且
つこれから左方に延びた円筒状のロッド部32bとから
なり、ピストン部32aはハウジング31内に形成され
たシリンダ孔31cに嵌挿されてこのシリンダ孔31c
内を2分割して左右のシリンダ室35.36を形成せし
め、ロッド部32bはシリンダ孔31cより径が小さく
且つこれと向応のロッド孔31dに嵌挿される。なお、
右シリンダ室35は、プラグ部材33aおよびカバー3
3bにより塞がれるとともに、スプール部材34がこれ
らを貫通して配設されている。
゛上記ピストン部32aにより仕切られて形成された左
シリンダ室35には、油路31bを介して接続口31a
に接続された高圧ライン120が繋がっており、ピスト
ン部材32は左シリンダ室35に導入された高圧ライン
120からの油圧により図中右方向への押力を受ける。
スプール部材34の先端部には、スプール孔32dに密
接に嵌合し得るようにランド部34aが形成され、また
、該ランド部34aの右方には対角方向の2面が、所定
軸線方向寸法にわたって削り落とされ、凹部34bを形
成している。そして、この凹部34bの右方には止め輪
37が嵌挿され、ピストン部材32の内周面に嵌着され
た止め輪38に当接することにより抜は止めがなされて
いる。
ピストン部材32には、スプール部材34の右方向移動
に応じて右シリンダ室35をスプール孔32dを介して
図示されないオイルサンプに開放し得る排出路32eと
、スプール部材34の左方向移動に応じて凹部34bを
介して右シリンダ室35を左シリンダ室36に連通し得
る連絡路32Cが穿設されている。
この状態より、スプール部材34を右動させると、ラン
ド部34aが連絡路32cを閉塞するとともに、排出路
32eを開放する。従って、油路31bを介して流入す
る高圧ライン120からの圧油は、左シリンダ室35の
みに作用し、ピストン部材32をスプール部材34に追
従するように右動させる。
次に、スプール部材34を左動させると、四部34bが
上記とは逆に連絡路32cを右シリンダ室36に連通さ
せ、ランド部34aが排出路32eを閉塞する。従って
、高圧油は左右両シリンダ室35.36ともに作用する
ことになるが、受圧面積の差により、ピストン部材32
をスプール部材34に追従するように左動させる。
また、スプール部材32を途中で停止させると、左右両
シリンダ室35.36の圧力バランスにより、ピストン
部4132は油圧フローティング状態となって、その位
置に停止する。
このように、スプール部材34を左右に移動させること
により、ピストン部材32を高圧ライン120からの高
圧作動油の油圧力と利用してスプール部材34に追従さ
せて移動させることができ、これによりリンク39を介
してピストン部材32に連結された油圧モータMの斜板
MLをその回動軸Msを中心に回動させてその容量を可
変制御することができる。
スプール部材34はリンク機tR45を介して第2変速
用サーボバルブ50に連結されている。このリンク機構
45は、軸47cを中心に回動自在なほぼ直角な2本の
アーム47aおよび47bを有した第1リンク部材47
と、この第1リンク部材47のアーム47bの先端部に
ピン結合された第2リンク部材48とからなり、アーム
47aの上端部が第1変速用サーボバルブ30のスプー
ル部材34の右端部にピン結合されるとともに、第2リ
ンク部材48の下端部は上記第2変速用サーボバルブ5
0のスプール部材54にピン結合されている。このため
、第2変速用サーボバルブ50のスプール部材54が上
下動すると、第1変速用サーボバルブ30のスプール部
材34が左右に移動される。
第2変速用サーボバルブ50は、2本の油圧ライン10
2,104が接続されるボート51a。
51bを有したハウジング51と、このハウジング51
内に図中上下に滑動自在に嵌挿されたスプール部材54
とからなり、叉ブール部材54は、ピストン部54aと
、このピストン部54 aの下方にこれと同志に延びた
先端部54bと、ピストン部54aの上方にこれと同志
に延びたロッド部54cとからなる。ピストン部54a
は、ハウジング51に上下に延びて形成されたシリンダ
孔51c内に嵌挿されて、カバー55により囲まれたシ
リンダ室内を、ピストン部54aの上方に位置しロッド
部54cが貫通するロッド側シリンダ室52およびピス
トン部54aの下方に位置するヘッド側シリンダ室53
に分割する。先端部54bは、シリンダ孔51cと同志
で下方に延びた挿入孔51dに嵌挿される。
、 なお、先端部54bにはテーバ面を存する凹部54
eが形成されており、この凹部54e内にトップ位置判
定スイッチ58のスプール58aが突出しており、スプ
ール部材54の上動に伴いテーバ面に沿ってスプール5
8aが押し上げられることにより油圧モータMの変速比
が最小になったか否かを検出することができるようにな
っている。
また、上記ピストン部54aにより2分割されて形成さ
れたロッド側およびヘッド側シリンダ室52および53
にはそれぞれ、油圧ライン102および104がポー)
51a、5thを介して連通しており、両油圧ライン1
02,104を介して供給される作動油の油圧および両
シリンダ室52.53内においてピストン部54aが油
圧を受ける受圧面積とにより定まるピストン部54aへ
の油圧力の大小に応じて、スプール部材54が上下動さ
れる。このスプール部材54の上下動はす□  ンク機
!R45を介して第1変速用サーボバルブ30のスプー
ル部材34に伝えられて、これを左右動させる。すなわ
ち、油圧ライン102,104を介して供給される油圧
を制御することにより第1変速用サーボバルブ30のス
プール部材34の動きを制御し、ひいてはピストン部材
32を動かして油圧モータMの斜板角を制御してこのモ
ータMの容量制御を行って、変速比を制御することがで
きるのである。具体的には、第2変速用サーボバルブ5
0のスプール部材54を上動させることにより、第1変
速用サーボバルブ30のピストン部材32を右動させて
斜板角を小さくし、油圧モータMの容量を小さくして変
速比を小さくさせることができる。
ポート51aからロッド側シリンダ室52内に繋がる油
圧ライン102の油圧は、チャージポンプ10の吐出油
をチャージ圧リリーフバルブ12により調圧した作動油
が油圧ライン101,102を介して導かれたものであ
り、ボート51. bがらヘッド側シリンダ室53に繋
がる油圧ライン104の油圧は、油圧ライン102がら
分岐したオリフィス103aを有する油圧ライン103
の油圧を、デユーティ比制御される第1および第2ンレ
ノイドバルブ151,152により制御して得られる油
圧である。第1ンレノイドバルブ151はオリフィス1
03aを有する油圧ライン103から油圧ライン104
への作動油の流通量をデユーティ比に応じてrMrj!
1制御するものであり、第2ンレノイドバルブ152は
油圧ライン104がら分岐する油圧ライン105とオリ
フィス106aを介してドレン側に連通ずる油圧ライン
106との間に配され、所定のデユーティ比に応じて油
圧ライン104からドレン側への作動油の流出を行わせ
るものである。
このため、油圧ライン102を介してロッド側シリンダ
室52に′はチャージ圧リリーフバルブ12により調圧
されたチャージ圧が作用するのであるが、油圧ライン1
04からは上記第1および第2ンレノイ、ドバルプ15
1.152の作動により、チャージ圧よりも低い圧がヘ
ッド側シリンダ室53に供給される。ここで、ロッド側
シリンダ室52の受圧面積はヘッド側シリンダ室53の
受。
圧面稍よりも小さいため、両シリンダ室52.53内の
油圧によりスプール部材54が受ける力は、ロッド側シ
リンダ室52内の油圧Puに対して、ヘッド側シリンダ
室53内の油圧がこれより低い所定の値PJI (Pu
>Pjl)のときに釣り合う、このため、第1および第
2ソレノイドバルブ151.152により、油圧ライン
104からヘッド側シリンダ室53に供給する油圧を上
記所定の値Pρより大きくなるように制御すれば、スプ
ール部材54を上動させて油圧モータMの斜板角を小さ
くして変速比を小さくすることができ、ヘッド側シリン
ダ室53に供給する油圧をPρより小さくなるように制
御すれば、スプール部材54を下動させて油圧モータM
の斜板角を大きくして変速比を大きくすることができる
上記両ソレノイドパルプ151.152はコントローラ
20からの信号により駆動制御されるものであり、この
ことから分かるように、コントローラ20からの信号に
より2個のソレノイドバルブ151.152の作動制御
を行うだけで、第1および第2変速用サーボバルブ30
.50の作動を制御し、油圧モータMの容量の制御、ひ
いては変速比の制御がなされる。
次に、クラッチ弁5の作動制御を行うクラッチサーボバ
ルブ80について第5図を参照して説明する。このバル
ブ80は、シリンダ部材81と、このシリンダ部材81
に図中左右に滑動自在に嵌挿されたピストン部材82と
、ピストン部材82が嵌挿されたシリンダ室を覆って取
り付けられたカバ一部材85と、ピストン部材82を図
中左方に付勢するばね87とからなる。ピストン部材8
2のロッド82bはシリンダ部材81の左側から外方に
突出しており、ピストン82aは上記シリンダ室を2分
割してピストン82aのヘッド面が対向するヘッド側シ
リンダ室83およびロッド82bが貫通するロッド側シ
リンダ室84を形成せしめ、両シリンダ室83.84に
はボート86a、86bを介して油圧ライン110,1
12が接続されている。
油圧ライン110の油圧は、チャージポンプ10の吐出
油をチャージ圧リリーフバルブ12により調圧した作動
油が油圧ライン101を介して導かれたものであり、油
圧ライン104の油圧は、油圧ライン101から分岐し
たオリフィス111aを有する油圧ライン111の油圧
を、デユーティ比制御される第1および第2ソレノイド
バルブ155,156により制御して得られる油圧であ
る。第1ソレノイドバルブ156はオリフィス111a
を有する油圧ライン111から油圧ライン112への作
動油の流通量をデユーティ比に応じてrM閉制御するも
のであり、第2ソレノイドバルブ155は油圧ライン1
12がら分岐する油圧ライン113とオリフィス114
aを介してドレン側に連通ずる油圧ライン114との間
に配され、所定のデユーティ比に応じて油圧ライン11
3からドレン側への作動油の流出を行わせるものである
このため、油圧ライン110を介してロッド側シリンダ
室52にはチャージ圧リリーフバルブ12により調圧さ
れたチャージ圧が作用するのであ゛るが、油圧ライン1
12がらは上記2個のソレノイドバルブ155,156
の作動により、チャージ圧よりも低い圧がヘッド側シリ
ンダ室83に供給される。ここで、ロッド側シリンダ室
84の受圧面積はヘッド側シリンダ室83の受圧面積よ
りも小さいため、両シリンダ室83.84内の油圧によ
りピストン部材82が受ける力は、ばね87の付勢力を
考慮しても、ロッド側シリンダ室84内の油圧P1に対
して、ヘッド側シリンダ室83内の油圧がこれより低い
所定の値P2 (PL>P2)のときに釣り合うように
なっている。このため、第1および第2ソレノイドバル
ブ155,156により、油圧ライン112がらヘッド
側シリンダ室83に供給する油圧を上記所定の値P2よ
り大きくなるように制御すれば、ピストン部材82を右
動させることができ、ヘッド側シリンダ室83に供給す
る油圧をP2より小さくなるように制御すれば、ピスト
ン部材82を左動させることができる。
このピストン部材82の左右方向の移動は、リンク機構
88を介して、クラッチ弁5に伝達される。クラッチ弁
5は、第1バルブ孔5bを有する固定部材5aと、この
固定部材5a内に回転自在に配された第2バルブ孔5d
を有する回転部材5Cとからなり、回転部材5cに連結
されたアーム5eが上記リンク機構88に連結されてお
り、上記ピストン部材82の移動に伴って回転部材5c
が回転される0回転部材5cが回転されると、第1およ
び第2バルブ孔5b、5dの連通開度が全開から全閉ま
で変化する。なお、図示の如く、ピストン部材82が最
大限まで左動した状態で、クラッチ弁5における連通開
度が全開になり、この後、ピストン部材82右動させる
のに応じて連通関度が全閉まで漸次変化する。
ここで、第1バルブ孔5bは無段変速機Tの閉回路を構
成する第1油路Laに連通し、第2バルブ孔5dは第2
油路Lbに連通しているため、上記第1および第2バル
ブ孔5b、5dの連通開度を変化させることにより、第
1および第2油路La、Lbの短絡路である第7油路L
gの開度を変化させることができ、これによりクラッチ
制御がなされる。すなわち、コントローラ20からの信
号に基づいて、上記第1および第2ソレノイドバルブ1
55,156をデユーティ比制御することにより、クラ
ッチ制御がなされる。
ハ0発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、2個のCPUを接
続する制御ラインとワイアード・オアロジック構成とし
、この制御ラインへLOW信号を出力することにより相
手CPUに割り込みを発生させたり、送信データのセッ
ト完了や、読み込み準備の完了を相手に知らせたりさせ
ることができるので、1本の制御ラインを用いるだけで
2個のCPUをパラレル方式で接続することができる。
このため、2個のCPUをパラレル方式により接続する
ことにより両CP U 間のデータの授受を高速で行わ
せることができるだけでなく、制御ラインを1本にする
ことにより接続ラインを簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るコントローラを示す概略回路図、 第2図はこのコントローラにおける2個のCPU間での
制御ラインを介した信号の経時的変化を示すグラフ、 第3図は本発明に係るコントローラにより制御される制
御装置を備えた無段変速機の油圧回路図、 第4図は第1および第2変速用サーボバルブの断面図、 第5図はクラッチサーボバルブの断面図である。 4・・・シャトルバルブ  5・・・クラッチ弁20・
・・コントローラ  21・・・マスタCPU22・・
・スレーブCPU  23・・・制御ライン24・・・
データライン 30.50・・・変速用サーボバルブ 80・・・クラッチサーボバルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2個のCPUと、該2個のCPU間を接続して配
    設された複数のデータラインと、前記2個のCPU間を
    接続して配設された1本の制御ラインとからなり、 前記制御ラインはワイアード・オアロジック構成であり
    、一方のCPUから該制御ラインを介して他方のCPU
    へLOWパルス信号を出力することにより、該他方のC
    PUに割り込みを発生させ、この後、前記一方のCPU
    において送信データのセットが完了したときに前記制御
    ラインヘLOW信号を出力させるようになし、前記他方
    のCPUが前記制御ラインヘ出力された前記LOW信号
    を検知したときに、前記データラインを介して前記一方
    のCPUからのデータの読み込みを行わせるようにした
    ことを特徴とする2個のCPUを用いたコントローラ。
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