JPH01118544A - 絹フィブロイン多孔質体 - Google Patents

絹フィブロイン多孔質体

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JPH01118544A
JPH01118544A JP62277957A JP27795787A JPH01118544A JP H01118544 A JPH01118544 A JP H01118544A JP 62277957 A JP62277957 A JP 62277957A JP 27795787 A JP27795787 A JP 27795787A JP H01118544 A JPH01118544 A JP H01118544A
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憲彦 箕浦
Masuhiro Tsukada
塚田 ▲ます▼裕
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は絹フィブロインからなる多孔質体に関するもの
である。
〔従来技術〕
高分子多孔質体膜はエレクトロニクス工業、食品工業、
化学工業、医薬品工業、医療分野、発酵工業等幅広い産
業分野で使用されている0例えば、酸素固定化用支持体
としてセルロース系多孔質体が使用されるが、この場合
、多孔質体形成用の原液の濃度、凝固浴の組成、温度の
am!1等により多孔質体中の孔の形態と大きさとをコ
ントロールしなければならず、必ずしも容易な作製法で
あるとはいえない、この他の合成高分子多孔質体の素材
としては、ポリウレタン、ポリアクリロニトリル、ポリ
プロピレン、エチレン−ビニルアルコール共重合体など
があるが、これらのものは種々の孔径を持つ多孔質体の
調製が困難であることから、新しい素材の開発が望まれ
ている。
〔目  的〕
本発明は、前記の如き問題を含まない新しい素材からな
る多孔質体を提供することを目的としている。
〔構  成〕
本発明によれば、絹フィブロインのゲル化物からなり、
多孔質構造を有することを特徴とする絹フィブロイン多
孔質体が提供される。
本発明の多孔質体は、絹フィブロインの水溶液から水不
溶性ゲルを作成し、得られたゲル状物質を成形材料とし
て用いて、所要形状の多孔質体とすることにより製造さ
れる。この場合、原料として用いる絹フィブロインは、
家蚕あるいは野蚕由来のものでよい、また紹フィブロイ
ン溶液は、熟蚕体内の絹糸腺より取出した液状絹フィブ
ロインを用いることができるし、生糸から再生した絹フ
ィブロインを溶液化したものでもよい、絹フィブロイン
のゲル化は、絹フィブロイン水溶液のpHを6.0以下
、好ましくは2〜4に調整することにより行われる。こ
のゲル化処理により、水溶液中に水不溶性の絹フィブロ
インゲルが沈殿し、この沈殿物を分難回収し、成形材料
として用いて多孔質体を得る。P);調節剤としては、
酢酸や塩酸等の有機及び無機系の酸水溶液が用いられる
。絹フィブロインゲル状物からの多孔質体の製造には、
従来公知の高分子多孔質化技術を適用することができる
例えば、化学発泡剤や物理発泡剤を用いる発泡成形技術
を用いることができるが1M単には、前記ゲル状物を成
形し、これを凍結乾燥することによって得ることができ
、る、このようにして得られた多孔質体は、ゲル状物中
に含まれる液体の蒸発透過により形成される表面に連続
する微細孔を内部に有する。
また、絹フィブロインのゲル化は、水溶液のPH調節の
他、水溶液中にアルコールの如きフィブロインに対して
貧溶媒として作用する水溶性有機溶媒を添加することに
よって行うこともできる。
本発明の多孔質体において、その細孔の大きさ(細孔直
径)は、通常0.1〜500μm、好ましくは1〜10
0μmである。また、多孔質体は、フィルム状や管状の
膜体の他、ブロック状等の任意の形状とすることができ
る。本発明では、細孔の大きさは、絹フィブロイン溶液
の濃度、ゲル化のpH条件、ゲル化に用いる貧溶媒の種
類及び濃度、凍結温度等によって調節することができる
本発明においては、このような多孔質体中には、各種酵
素や、医薬品等の薬理活性物質を含有させることができ
る。このような酵素や薬理活性物質を含む多孔質体は、
その製造に際して用いる絹フィブロイン水溶液中に、そ
れら酵素又は薬理活性物質を溶解ないし分散させればよ
い。
〔効  果〕
本発明の絹フィブロイン多孔質体は、従来の高分子膜と
同様に種々の分野において利用し得るものであり、例え
ば、血液浄化システム、溶質分離膜、フィルター、細胞
増殖担体、医薬、農薬徐放用担体、酵素固定化支持体、
香料保持体、医療用補てん材1人工皮膚1合成皮革、土
壌改質材等として利用することができる。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1 桑養育の家蚕の熟蚕体内より後部絹糸腺を取り出し、絹
糸腺内の液状絹フィブロインを蒸留水に分散させて、こ
れを原材料として用いた。送風乾燥により試料濃度を高
めて0.8%の液状絹フィブロインの水溶液を調製した
。この溶液をセルロース膜の透析膜に入れてpH2,6
5に調整した5℃の酢酸水溶液で15時間透析処理する
と、セルロース膜の中にはゲル状態の沈殿部分と上澄部
分との分離が起こった。デカンテーションにより上澄部
分を除去し、ゲル状態の沈殿の沈殿部分をポリエチレン
フィルムの上に置いて、−80℃で凍結させた。これを
凍結状態で真空乾燥すると絹フィブロインの多孔質体が
得られた。
絹多孔膜の試料表面、ならびに断面の走査型電子顕微鏡
写真を観察すると、試料表面は比較的平滑で緻密な構造
となっており、縦断面には約100μ虱の層状構造が、
さらに層状構造間には、30〜80μ閣の直径を有する
多孔が確認された6作製した絹フィブロインの多孔質体
を25℃で12時間蒸留水で浸漬し、含水させ、表面の
水滴を軽く取り除き、水分量を測定したところ、試料の
乾燥重量に対して約8倍の水が含まれていた。
実施例2 実施例1と同じ0.8%の試料水溶液をセルロースの減
圧下で12時間凍結乾燥させて多孔質体を作製した、実
施例1で得られた多孔質体よりも1表面が固い多孔質体
となった0層状構造は若干層れたが、3次元的な層状構
造が見られる他、多孔質体の孔径は30μ醜であった。
比較例1 実施例1.2と同様の手法で、5℃のpH7,76の蒸
留水で15時間透析処理した。この場合にはゲル状試料
が得られず、水溶液状態のままであった。この試料を一
80℃で凍結させた後、10−3mmHg以下の減圧下
で12時間凍結乾燥させて不織布状の軟らかい多孔質体
を作製した。なお、炭酸ナトリウム水溶液でpoを9.
52に調製した溶液で透析処理した場合にも、ゲル状試
料ができず、凍結乾燥の後に軟らかい多孔質体が得られ
た。
実施例3 リチウムイオンを透析により除去する。この水溶液を実
施例1の方法で等電点付近で処理し、ゲル状態のブイプ
ロイン試料を作製する。これを凍結乾燥することで、多
孔質体が形成された。
実施例4 家蚕絹糸腺由来の0.7%絹フィブロイン水溶液のph
を調整することなしに、試料溶液50mΩ当り2.3醜
Ωのメタノールを加えた後、5℃で10時間放置するこ
とでゲル状物を析出させた、デカンテーションにより上
澄を除去し、ゲル状物を一30℃で一旦凍結固化させ1
0””amHgの減圧下で凍結乾燥を行い。
多孔質体を得た。得られた多孔質体の細孔直径はおよそ
30〜100μmであった。
実施例5 0.6%絹フィブロイン水溶液をセルロース製の透析膜
に入れ、メタノール2部に水8部を加えた溶液孔質体が
得られた。
実施例6 0.6%絹フィブロイン水溶液をセルロース製の透析膜
に入れ、メタノール4部に水6部を加えた溶液中で5℃
で10時間透析してゲル状物を析出させ。
3500rpmの遠心分離によりゲル状物を上澄から分
離した。−45℃で一旦凍結固化させた実施例4と同様
に減圧乾燥することで50−100μ■直程の多孔質体
が得られた。
実施例7 0.6%絹フィブロイン水溶液をセルロース製の透析膜
に入れ、メタノール6部に水4部を加えた溶液中で5℃
で10時間透析してゲル状物を析出させ。
3500rpmの遠心分離によりゲル状物を上澄から分
離した。−45℃で一旦凍結固化させ実施例4と同様に
減圧乾燥することで5〜30μ■直径の多孔質体中で5
℃で10時間透析してゲル状物を析出させた。
遠心分離によりゲル状物を上澄から分離することなく、
−80℃で一旦凍結固化させ実施例4と同様に減圧乾燥
することで20〜30μm直径の多孔質体が得られた。
実施例9 0.7%絹フィブロイン水溶液50ccに対して0.5
mQの酢酸溶液を加え、5℃で8時間放置してゲル状物
を析出させ、3500rpmの遠心分離によりゲル状物
を上澄から分離した。−30℃で一旦凍結固化させ実施
例4と同様に減圧乾燥することで50−100μm直径
の多孔質体が得られた。
実施例10 0.6%絹フィブロイン水溶液をセルロース製の透析膜
に入れ、メタノールにより5℃で10時間処理してゲル
状物を析出させた。遠心分離によりゲル0.6%絹フィ
ブロイン水溶液をセルロース製の透折衷に入れ、メタノ
ール2部に水8部を加えて、5℃で10時間処理してゲ
ル状物を析出させた。遠心分離によりゲル状物を上澄か
ら分離することなく、−45℃で一旦凍結固化させ実施
例4と同様に減圧乾燥することで30〜60μm直径の
多孔質体が得られた。
実施例12 吐糸1日前の家蚕の体内より後部絹糸腺を取り出し、水
洗いした後、絹糸腺細胞を除去した液状絹フィブロイン
を蒸留水に分散させ、送風乾燥法により1.5%の絹フ
ィブロイン水溶液を作製した。
蒸留水100+m Qに9.2mgのアセチルサルチル
酸を、同絹フィブロイン水溶液に溶解させ、セルロース
製の透析膜に注入し、pH4,0に調整した酢酸水溶液
で12時間透析処理を行った。こうして得られた分光光
度計用ガラス製セルに入れ、それに3諺悲の蒸留水を加
えて、多孔質体から蒸留水中に放出されたアセチルサリ
チル酸の量を206.9部mにおけるUv吸光度の変化
として調べ、その結果を第1表に示す。
第1表 実施例13 家蚕の熟蚕体内より取り出した後部絹糸腺由来の絹フィ
ブロイン水溶液(0,5%)33mQにpH6,86の
リン酸塩溶液6履0を加えた、さらにpH6,86のリ
ン酸塩溶液(6■Q)に26.3+agの酵素グルコー
スオキシダーゼを溶解し、これを上記絹フィブロイン水
溶液に添加した。25℃で3時間静置した同絹フィブロ
インlグルコースオキシダーゼ混合液10+aQを採取
し、これに0.1ni2の酢酸を加え、5℃で10時間
静置することでゲル状物の析出を促進させた。
3500rpm、25分間の遠心分離によって上澄を除
去し含水状態のゲル状物を得た。これを−80℃で一旦
凍結させた後、 10−3ma+Hg以下の減圧下で1
2時間凍結乾燥することで、グルコースオキシダーゼを
含有する絹フィブロインの多孔質体を作製した。
作製後の多孔質体は一30℃で保存した。
実施例14 実施例13と同様にして調製した絹フィブロイン/グル
コースオキシダーゼ混合液をセルロース透析膜に入れ、
pH4,01のフタル酸塩溶液を透析液に用い、5℃で
10時間透析処理してゲル状物を析出させた。 350
0rpm、25分間の遠心分離により上澄を除去して得
たゲル状物を一80℃で凍結させた後。
10−3mm)1g以下の減圧下で12時間凍結乾燥に
より酵素グルコースオキシダーゼを含有する絹フィブロ
イン多孔質体を作製した。
実施例15 実施例13あるいは実施例14で得られた酵素含有絹フ
ィブロイン多孔質体を溶存酸素濃度計の電極部に装着し
、グルコース濃度の異なるリン酸緩衝液(p)+6.4
、温度37℃)にその電極を装入すると、グルコース濃
度に対応した電流変化、つまり酸素濃度の減少がみられ
た。実施例13および14で得られた多孔質体ではI 
X 10−’Mから2 X 10’″3Mの範囲でグル
コース濃度と電流変化量との間に直線関係が得られた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絹フィブロインのゲル化物からなり、多孔質構造
    を有することを特徴とする絹フィブロイン多孔質体。
  2. (2)該多孔質体が酵素又は医薬品を含有する特許請求
    の範囲第1項の絹フィブロイン多孔質体。
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