JPH01118233A - 両面密着貼合せ型光情報記録担体 - Google Patents
両面密着貼合せ型光情報記録担体Info
- Publication number
- JPH01118233A JPH01118233A JP62275533A JP27553387A JPH01118233A JP H01118233 A JPH01118233 A JP H01118233A JP 62275533 A JP62275533 A JP 62275533A JP 27553387 A JP27553387 A JP 27553387A JP H01118233 A JPH01118233 A JP H01118233A
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- Pending
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Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は光情報記録担体の両面密着貼合せ構造に関する
。
。
従来の両面貼合せ光il報!2録担体は、特開昭60−
101737、特開昭60−113344、実開昭60
−85726あるいは特開昭61−80535などにあ
るようにエアーサンドイッチ構造をとったり、特開昭5
7−50337、特開昭60−182035、特開昭6
1−5450あるいは特開昭GO−5452などにある
ように密着貼合せ構造をとったりしていた。また、接着
剤としては特開昭60−185235のように、エポキ
シ系の接着剤を用いたりしていた。また、接口の方法と
しては、121剤をロールコート、スピンコードなどし
て塗布した後、熱または圧力をかけて、硬化させること
がところみられている。さらに、透光性樹脂基板上に形
成された薄膜の膜厚については、むしろ均一になる様と
ころみられていた。
101737、特開昭60−113344、実開昭60
−85726あるいは特開昭61−80535などにあ
るようにエアーサンドイッチ構造をとったり、特開昭5
7−50337、特開昭60−182035、特開昭6
1−5450あるいは特開昭GO−5452などにある
ように密着貼合せ構造をとったりしていた。また、接着
剤としては特開昭60−185235のように、エポキ
シ系の接着剤を用いたりしていた。また、接口の方法と
しては、121剤をロールコート、スピンコードなどし
て塗布した後、熱または圧力をかけて、硬化させること
がところみられている。さらに、透光性樹脂基板上に形
成された薄膜の膜厚については、むしろ均一になる様と
ころみられていた。
しかし、前述の従来技術では密着貼合せに用いる接着剤
が硬化する際の収縮応力と外気温の変化に伴う接着剤、
薄膜、透光性樹脂基板の熱膨張差による応力によって薄
膜にクラックが生じやすかったという問題点を育する。
が硬化する際の収縮応力と外気温の変化に伴う接着剤、
薄膜、透光性樹脂基板の熱膨張差による応力によって薄
膜にクラックが生じやすかったという問題点を育する。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、そ
の目的とするところは光情報記録担体の両面密着貼合せ
時及び貼合せられた光情報記録担体が外部環境の変化に
よっても記録層にクラックが生じに(い安定かつ高信頼
性のある両面密着貼合せ型光情報記録担体を提供すると
ころにある。
の目的とするところは光情報記録担体の両面密着貼合せ
時及び貼合せられた光情報記録担体が外部環境の変化に
よっても記録層にクラックが生じに(い安定かつ高信頼
性のある両面密着貼合せ型光情報記録担体を提供すると
ころにある。
本発明の両面貼合せ型光情報記録担体は、光を用いて情
報の記録、再生、消去を行う光情報記録担体の両面密着
貼合せ構造において、透光性樹脂基板上に少なくとも記
録層を含む2層以上の薄膜層が形成されており、密着貼
合せに用いる接着剤として紫外線硬化性あるいは嫌気硬
化性を有する接着剤を用い、記り層の膜厚が800Å以
下で、透光性樹脂基板の内周と外周において、薄膜層の
膜厚に勾配をつけたことを特徴とする。
報の記録、再生、消去を行う光情報記録担体の両面密着
貼合せ構造において、透光性樹脂基板上に少なくとも記
録層を含む2層以上の薄膜層が形成されており、密着貼
合せに用いる接着剤として紫外線硬化性あるいは嫌気硬
化性を有する接着剤を用い、記り層の膜厚が800Å以
下で、透光性樹脂基板の内周と外周において、薄膜層の
膜厚に勾配をつけたことを特徴とする。
第1図は、本発明の実施例における断面図である。1は
透光性樹脂基板でPC(ポリカーボネート)樹脂で射出
成形されたものである。この透光性樹脂基板にPCを用
いた場合、透湿性、吸水性などにすぐれており耐環境変
化に対してすぐれているが、紫外線領域の光の吸収率が
高く、はとんど透過しないという特徴をもっている。2
は薄膜層で本発明の実施例としては、PC樹脂基板1側
からセラミクスの保護層、記録層、セラミクスの保N5
の順に薄膜が形成されている6本実施例の3膜の膜厚は
保護層が800人、記録層が800人で合計2400人
程度鹿島る。これらの@膜をPC樹脂基板1の外端から
約2mmの位置から約2.4mmにわたってatVに勾
配ができるようにスパッタリング法により成膜を行った
。したがって、膜厚の勾配は約1人/μmである。膜厚
が、均一になる位置は、PC樹脂基板1の外端から約4
.4mmであり、情報の記録再生には何ら問題はない、
3は紫外線硬化型樹脂である。紫外線硬化樹脂3は文字
通り、紫外線によって硬化する樹脂で光情報記録担体の
両側より紫外線4の照射を行った。この時、紫外線硬化
樹脂8に到達する紫外線は、薄膜2のないPC樹脂基板
1だけの外周部で5%、薄a2のあるところでは、記録
層の膜厚・が800人程鹿の時で0.5%である。した
がって、紫外線硬化樹脂3を完全に硬化させるためには
、紫外線4を強力かつ長時間にわたり照射しなければな
らない。この場合、PC樹脂基板1、薄膜2、紫外線硬
化樹脂3の温度は急上昇するため、互いに熱線膨張係数
が異なるために、薄膜2はせん断芯力を受ける。さらに
、紫外線硬化樹脂3は、PC樹脂に対して浸食した形で
硬化するため、PC樹脂基板1の薄膜2のない外周部で
接骨剤として働くが、薄膜2のある部分では、記録層を
サンドイッチしているセラミクスの保護層があり、との
セラミクス層とは何ら相互作用はないので、ただ硬化す
るだけである。したがって、紫外線硬化樹脂3は硬化す
る際、薄膜2がある部分で収縮応力を簿膜2に与える。
透光性樹脂基板でPC(ポリカーボネート)樹脂で射出
成形されたものである。この透光性樹脂基板にPCを用
いた場合、透湿性、吸水性などにすぐれており耐環境変
化に対してすぐれているが、紫外線領域の光の吸収率が
高く、はとんど透過しないという特徴をもっている。2
は薄膜層で本発明の実施例としては、PC樹脂基板1側
からセラミクスの保護層、記録層、セラミクスの保N5
の順に薄膜が形成されている6本実施例の3膜の膜厚は
保護層が800人、記録層が800人で合計2400人
程度鹿島る。これらの@膜をPC樹脂基板1の外端から
約2mmの位置から約2.4mmにわたってatVに勾
配ができるようにスパッタリング法により成膜を行った
。したがって、膜厚の勾配は約1人/μmである。膜厚
が、均一になる位置は、PC樹脂基板1の外端から約4
.4mmであり、情報の記録再生には何ら問題はない、
3は紫外線硬化型樹脂である。紫外線硬化樹脂3は文字
通り、紫外線によって硬化する樹脂で光情報記録担体の
両側より紫外線4の照射を行った。この時、紫外線硬化
樹脂8に到達する紫外線は、薄膜2のないPC樹脂基板
1だけの外周部で5%、薄a2のあるところでは、記録
層の膜厚・が800人程鹿の時で0.5%である。した
がって、紫外線硬化樹脂3を完全に硬化させるためには
、紫外線4を強力かつ長時間にわたり照射しなければな
らない。この場合、PC樹脂基板1、薄膜2、紫外線硬
化樹脂3の温度は急上昇するため、互いに熱線膨張係数
が異なるために、薄膜2はせん断芯力を受ける。さらに
、紫外線硬化樹脂3は、PC樹脂に対して浸食した形で
硬化するため、PC樹脂基板1の薄膜2のない外周部で
接骨剤として働くが、薄膜2のある部分では、記録層を
サンドイッチしているセラミクスの保護層があり、との
セラミクス層とは何ら相互作用はないので、ただ硬化す
るだけである。したがって、紫外線硬化樹脂3は硬化す
る際、薄膜2がある部分で収縮応力を簿膜2に与える。
以上のような薄膜2に加わる応力を膜厚に勾配をつける
ことによって緩和させることができた。
ことによって緩和させることができた。
第2図は、本発明の実施例の実験結果を示す図である。
第2図はm1図で示した構造をもつ両面貼合せ型の光情
報記録担体を70℃、90%RHの恒温恒湿槽内に放置
した時のBER(ピットエラーレート)を測定したもの
で、10000時間までクラックの発生は観察されず、
BERにも変化はみられない。
報記録担体を70℃、90%RHの恒温恒湿槽内に放置
した時のBER(ピットエラーレート)を測定したもの
で、10000時間までクラックの発生は観察されず、
BERにも変化はみられない。
第3図、第4図は従来技術による比較例の断面図である
。第3図は、いわゆるエアーサンドイッチ構造と呼ばれ
るタイプのもので、両面型の光情報記録担体によく用い
られる構造である。5は、透光性樹脂基板、6はスペー
サー、7は記録層を含む薄膜である。この構造の場合、
部品点数が多く、また全体の厚みもスペーサーの分だけ
厚(なってしまうなどの欠点がある。ti4図は両面密
行貼合せ型の光情報記録担体の断面図で、FJ膜の膜厚
に勾配のない従来の成膜方法による比較例でこの場合、
長時間にわたる紫外線照射によって、薄膜の外周部にク
ラックが発生した。
。第3図は、いわゆるエアーサンドイッチ構造と呼ばれ
るタイプのもので、両面型の光情報記録担体によく用い
られる構造である。5は、透光性樹脂基板、6はスペー
サー、7は記録層を含む薄膜である。この構造の場合、
部品点数が多く、また全体の厚みもスペーサーの分だけ
厚(なってしまうなどの欠点がある。ti4図は両面密
行貼合せ型の光情報記録担体の断面図で、FJ膜の膜厚
に勾配のない従来の成膜方法による比較例でこの場合、
長時間にわたる紫外線照射によって、薄膜の外周部にク
ラックが発生した。
以上述べたように発明によれば、以下の効果を存する。
(1) 紫外線硬化樹脂及び嫌気硬化樹脂による両面
密着貼合せ型なので酸化しやすい記録層、特に希土類元
素を用いた22!録層の耐酸化性が高い。
密着貼合せ型なので酸化しやすい記録層、特に希土類元
素を用いた22!録層の耐酸化性が高い。
(2) 透光性樹脂基板に紫外線透過率の低いPCを
用いても貼合せることが可能で安価なP C)?4脂を
使用することができる。
用いても貼合せることが可能で安価なP C)?4脂を
使用することができる。
第1図は本発明の実施例の断面図。
第2図は本発明の実施例の結果を示した図。
第3図は、従来のエアーザンドイッチ型の断面図O
第4図は従来の密着貼合せ型の断面図。
1・・・透光性樹脂基板
2・・・薄膜
3・・・紫外線硬化樹脂
4・・・紫外線
6・・・スペーサー
以」二
出願人 セイコーエプソン株式会社
代理人 弁理士 最 上 務 他1名l L L i
L i )−4 r t r r i t += 第 1 図 *o L s+ M 孕 2 周 箋4 図
L i )−4 r t r r i t += 第 1 図 *o L s+ M 孕 2 周 箋4 図
Claims (1)
- 光を用いて情報の記録、再生、消去を行う光情報記録
担体の両面密着貼合せ構造において、透光性樹脂基板上
に少なくとも記録層を含む2層以上の薄膜層が形成され
ており、密着貼合せに用いる接着剤として紫外線硬化性
あるいは嫌気硬化性を有する接着剤を用い、前記記録層
の膜厚が800Å以下で、前記透光性樹脂基板の内周と
外周において、前記薄膜層の膜厚に勾配をつけたことを
特徴とする両面密着貼合せ型光情報記録担体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62275533A JPH01118233A (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 両面密着貼合せ型光情報記録担体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62275533A JPH01118233A (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 両面密着貼合せ型光情報記録担体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01118233A true JPH01118233A (ja) | 1989-05-10 |
Family
ID=17556772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62275533A Pending JPH01118233A (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 両面密着貼合せ型光情報記録担体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01118233A (ja) |
-
1987
- 1987-10-30 JP JP62275533A patent/JPH01118233A/ja active Pending
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