JPH0111686Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0111686Y2 JPH0111686Y2 JP1985047957U JP4795785U JPH0111686Y2 JP H0111686 Y2 JPH0111686 Y2 JP H0111686Y2 JP 1985047957 U JP1985047957 U JP 1985047957U JP 4795785 U JP4795785 U JP 4795785U JP H0111686 Y2 JPH0111686 Y2 JP H0111686Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ski
- tightening band
- cylindrical
- silicone rubber
- elasticity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 claims description 19
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 claims description 19
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 9
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 8
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Details Of Garments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、リング状の凹凸周面を有する常温硬
化性のシリコンゴム層を捺染或いは塗着等により
形成した締付帯を、裾部に設けたスキーズボンに
関するものである。
化性のシリコンゴム層を捺染或いは塗着等により
形成した締付帯を、裾部に設けたスキーズボンに
関するものである。
(従来の技術)
従来、スキーズボンの裾部が摺り上るのを防止
するため、スキー靴の履口部付近を締付ける締付
帯の内周に、軟質合成ゴムシートを貼着したスキ
ーズボンが使用されている。
するため、スキー靴の履口部付近を締付ける締付
帯の内周に、軟質合成ゴムシートを貼着したスキ
ーズボンが使用されている。
すなわち、後面側にスライドフアスナーにより
開閉部を形成し、伸縮性を有する筒状の裾部の少
許上方内面に、径方向の伸縮性がよい筒状の連結
布の上縁を連結し、この連結布の下縁に筒状の締
付帯を連結してなり、この締付帯は、スキー靴の
履口部の外周辺を覆い得る大きさに形成した伸縮
性を有する筒状の布(以下単に筒布と記す。)の
内面に、多数の小凹凸を備えた弾性に富んだクロ
ロプレンゴムシートを貼着したスキーズボンが知
られている。
開閉部を形成し、伸縮性を有する筒状の裾部の少
許上方内面に、径方向の伸縮性がよい筒状の連結
布の上縁を連結し、この連結布の下縁に筒状の締
付帯を連結してなり、この締付帯は、スキー靴の
履口部の外周辺を覆い得る大きさに形成した伸縮
性を有する筒状の布(以下単に筒布と記す。)の
内面に、多数の小凹凸を備えた弾性に富んだクロ
ロプレンゴムシートを貼着したスキーズボンが知
られている。
このスキーズボンの締付帯は、伸縮性を有する
筒布の内周に、軟質合成ゴムシートを貼着してい
るため、該筒布の伸縮性を減殺しないように軟質
合成ゴムシートを貼着する必要があつた。
筒布の内周に、軟質合成ゴムシートを貼着してい
るため、該筒布の伸縮性を減殺しないように軟質
合成ゴムシートを貼着する必要があつた。
この伸縮性保持のため、筒布と合成ゴムシート
とを強固に一体化することができず、使用中に該
筒布と合成ゴムシートとが剥がれる等、耐久性に
欠ける欠点を有していた。
とを強固に一体化することができず、使用中に該
筒布と合成ゴムシートとが剥がれる等、耐久性に
欠ける欠点を有していた。
又、伸縮性を保持した状態に、筒布と合成ゴム
シートとを貼着する必要があるため、その製造手
数の係る欠点を有していた。
シートとを貼着する必要があるため、その製造手
数の係る欠点を有していた。
さらに、合成ゴムシートに代えて、伸縮性保持
と摺り上り防止の観点から、筒布にゴム糸を織成
若しくは編成する場合は、製造手数が係り、コス
ト高となり、耐久性に欠ける欠点があつた。
と摺り上り防止の観点から、筒布にゴム糸を織成
若しくは編成する場合は、製造手数が係り、コス
ト高となり、耐久性に欠ける欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点)
製造が簡単で、耐久性、伸縮性に優れた足首を
締付けない締付帯を設けたスキーズボンを、安価
に提供する点にある。
締付けない締付帯を設けたスキーズボンを、安価
に提供する点にある。
(問題点を解決するための手段)
本考案のスキーズボンは、以下の様な構成であ
る。
る。
伸縮性を有し、後面側に開閉部7を形成した筒
状の裾部Aの少許上方内面に、径方向の伸縮性が
よい筒状の連結布1の上縁を連結し、この連結布
1の下縁に筒状の締付帯2を連結する。
状の裾部Aの少許上方内面に、径方向の伸縮性が
よい筒状の連結布1の上縁を連結し、この連結布
1の下縁に筒状の締付帯2を連結する。
そして、該締付帯2は、スキー靴Bの履口部9
の外周辺を覆い得る大きさに形成した伸縮性を有
する筒状の基布3の内面に、リング状の凹凸周面
を有する常温硬化性のシリコンゴム層4を捺染或
いは塗着等により形成したものである。
の外周辺を覆い得る大きさに形成した伸縮性を有
する筒状の基布3の内面に、リング状の凹凸周面
を有する常温硬化性のシリコンゴム層4を捺染或
いは塗着等により形成したものである。
(実施例)
本考案に係るスキーズボンは、第1図に示した
ように、スキーズボンの裾部Aの少許上方内面に
取付けた連結布1の下縁に、筒状の締付帯2を縫
着し、この締付帯2の内周面にリング状の凹凸周
面を有する常温硬化性のシリコンゴム層4を捺染
或いは塗着等により形成したものである。
ように、スキーズボンの裾部Aの少許上方内面に
取付けた連結布1の下縁に、筒状の締付帯2を縫
着し、この締付帯2の内周面にリング状の凹凸周
面を有する常温硬化性のシリコンゴム層4を捺染
或いは塗着等により形成したものである。
スキーズボンの裾部Aは、伸縮性を有する筒状
体で、後面側にスライドフアスナー6により開閉
部7を形成したものである。
体で、後面側にスライドフアスナー6により開閉
部7を形成したものである。
連結布1は、第5図に示したように、スキー靴
Bの履口部9の外周辺を覆い得るように、強靭性
の布を少許下すぼまりの筒状体に形成したもので
ある。
Bの履口部9の外周辺を覆い得るように、強靭性
の布を少許下すぼまりの筒状体に形成したもので
ある。
連結布1は、下縁に縫着する締付帯2の伸縮性
を妨げない布又は編物であればよく、素材自体の
伸縮性の有無は問わないものである。
を妨げない布又は編物であればよく、素材自体の
伸縮性の有無は問わないものである。
締付帯2は、第2図に示したように、伸縮性を
有する筒状の基布3の内周面に、リング状の凹凸
周面5を有する常温硬化性のシリコンゴム層4
を、捺染或いは塗着等により形成したものであ
る。
有する筒状の基布3の内周面に、リング状の凹凸
周面5を有する常温硬化性のシリコンゴム層4
を、捺染或いは塗着等により形成したものであ
る。
この場合、筒状の基布3の外側にシリコンゴム
層4を形成して、第3図に示した状態とし、この
筒状の基布3の内外を逆転させ、第1図に示した
ように、内側にリング状の凹凸周面5を有する常
温硬化性のシリコンゴム層4を有する締付帯2と
してもよい。
層4を形成して、第3図に示した状態とし、この
筒状の基布3の内外を逆転させ、第1図に示した
ように、内側にリング状の凹凸周面5を有する常
温硬化性のシリコンゴム層4を有する締付帯2と
してもよい。
該基布3は、いずれの方向にも、大きい伸縮性
を有する帯布の両端を縫着して、筒状に形成した
り、又、いずれの方向にも、大きい伸縮性を有す
るように予め筒状に織成したもの等いずれでもよ
い。
を有する帯布の両端を縫着して、筒状に形成した
り、又、いずれの方向にも、大きい伸縮性を有す
るように予め筒状に織成したもの等いずれでもよ
い。
また、該基布3の材質は、特に限定するもので
はない。
はない。
シリコンゴム層4は、市販品で、顔料、増量剤
等をペースト状のシリコンゴムに適宜添加した常
温硬化性のもの(RTV)である。
等をペースト状のシリコンゴムに適宜添加した常
温硬化性のもの(RTV)である。
次に、本考案に係るスキーズボンの使用方法に
ついて説明する。
ついて説明する。
スキーズボンを履き、裾部Aのスライドフアス
ナー6を引上げて、裾部Aの後部の開閉部7を開
き、スキー靴Bを履く。
ナー6を引上げて、裾部Aの後部の開閉部7を開
き、スキー靴Bを履く。
そして、締付帯2を、シリコンゴム層4の弾性
力に抗して、押し広げながら、スキー靴Bの履口
部9付近の外周に被せ、この締付帯2から手を離
す。
力に抗して、押し広げながら、スキー靴Bの履口
部9付近の外周に被せ、この締付帯2から手を離
す。
これにより、該締付帯2が、リング状の凹凸周
面5を有する常温硬化性シリコンゴム層4の弾性
力で縮み、スキー靴Bの履口部9付近の外周を締
付け、連結布1で、スキー靴Bの履口部9付近を
覆つた状態で、スキーズボンの裾部Aをスキー靴
Bに密着一体化せしめる。
面5を有する常温硬化性シリコンゴム層4の弾性
力で縮み、スキー靴Bの履口部9付近の外周を締
付け、連結布1で、スキー靴Bの履口部9付近を
覆つた状態で、スキーズボンの裾部Aをスキー靴
Bに密着一体化せしめる。
この後、スライドフアスナー6を引き下げて、
裾部Aの開閉部7を閉じ、第5図に示した状態で
使用するものである。
裾部Aの開閉部7を閉じ、第5図に示した状態で
使用するものである。
なお、前記実施例では、締付帯2は、予め筒状
とした基布3に、リング状凹凸周面5を有する常
温硬化性シリコンゴム層4を捺染或いは塗着等に
より形成した例で説明したが、第4図に示したよ
うに、リング状凹凸周面5を有する常温硬化性シ
リコンゴム層4を捺染或いは塗着等により形成し
た帯状の基布3を、該シリコンゴム層4が内側に
なるように、筒状に巻き、両端を縫着8して形成
したものとしてもよい。
とした基布3に、リング状凹凸周面5を有する常
温硬化性シリコンゴム層4を捺染或いは塗着等に
より形成した例で説明したが、第4図に示したよ
うに、リング状凹凸周面5を有する常温硬化性シ
リコンゴム層4を捺染或いは塗着等により形成し
た帯状の基布3を、該シリコンゴム層4が内側に
なるように、筒状に巻き、両端を縫着8して形成
したものとしてもよい。
締付帯2の製造において、基布3にシリコンゴ
ムを捺染する方法は、ローラー捺染、スクリーン
捺染、転写捺染のいずれでもよい。
ムを捺染する方法は、ローラー捺染、スクリーン
捺染、転写捺染のいずれでもよい。
(考案の作用効果)
本考案のスキーズボンは、筒状の基布3に対
し、リング状凹凸周面5を有する常温硬化性のシ
リコンゴム層4を捺染或いは塗着等により形成し
ているため、筒状の基布3がシリコンゴムの弾力
性で縮んでもリング状であるから足首を拘束せ
ず、自由な動きを阻害せずに締付けることがで
き、しかも基布3の伸縮性を減殺することなく、
締付帯2が優れた伸縮性を発揮するものである。
し、リング状凹凸周面5を有する常温硬化性のシ
リコンゴム層4を捺染或いは塗着等により形成し
ているため、筒状の基布3がシリコンゴムの弾力
性で縮んでもリング状であるから足首を拘束せ
ず、自由な動きを阻害せずに締付けることがで
き、しかも基布3の伸縮性を減殺することなく、
締付帯2が優れた伸縮性を発揮するものである。
従来の筒状の締付帯の基布は筒状の内側に筒方
向に凹凸の周面を形成していたので、足首を弾力
性で常に拘束する欠点を有していたが、本考案の
スキーズボンは、リング状凹凸周面5を有する常
温硬化性のシリコンゴム層4を締付帯2の基布3
に、捺染或いは塗着等により形成しているため、
スキーズボンの裾部Aの摺り上がり摺り下りにさ
いし、足首を拘束せずに滑り止めを防止する効果
を有する締付帯2とすることができる。
向に凹凸の周面を形成していたので、足首を弾力
性で常に拘束する欠点を有していたが、本考案の
スキーズボンは、リング状凹凸周面5を有する常
温硬化性のシリコンゴム層4を締付帯2の基布3
に、捺染或いは塗着等により形成しているため、
スキーズボンの裾部Aの摺り上がり摺り下りにさ
いし、足首を拘束せずに滑り止めを防止する効果
を有する締付帯2とすることができる。
第1図は本考案に係るスキーズボンの裾部の一
片を捲り上げた状態における斜視図、第2図は第
1図の−線における一部省略拡大断面図、第
3図は本考案に係る締付帯の基布の内外逆転前の
斜視図、第4図は本考案に係る他の締付帯の斜視
図、第5図は本考案に係るスキーズボンの使用状
態を示す一部省略説明図である。 A……裾部、B……スキー靴、1……連結布、
2……締付帯、3……基布、4……シリコンゴム
層、5……リング状凹凸周面、6……スライドフ
アスナー、7……開閉部、8……縫着、9……履
口部。
片を捲り上げた状態における斜視図、第2図は第
1図の−線における一部省略拡大断面図、第
3図は本考案に係る締付帯の基布の内外逆転前の
斜視図、第4図は本考案に係る他の締付帯の斜視
図、第5図は本考案に係るスキーズボンの使用状
態を示す一部省略説明図である。 A……裾部、B……スキー靴、1……連結布、
2……締付帯、3……基布、4……シリコンゴム
層、5……リング状凹凸周面、6……スライドフ
アスナー、7……開閉部、8……縫着、9……履
口部。
Claims (1)
- スキーズボンの裾部の少許上方内面に、筒状の
連結布の上縁を取付け、この連結布の下縁に筒状
の締付帯を取付けたスキーズボンにおいて、該締
付帯2が、スキー靴Bの履口部9の外周辺を覆い
得る伸縮性を有する筒状の基布3の内面に、リン
グ状の凹凸周面を有する常温硬化性のシリコンゴ
ム層4を形成したことを特徴とするスキーズボ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985047957U JPH0111686Y2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985047957U JPH0111686Y2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61164204U JPS61164204U (ja) | 1986-10-11 |
JPH0111686Y2 true JPH0111686Y2 (ja) | 1989-04-06 |
Family
ID=30563757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985047957U Expired JPH0111686Y2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0111686Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6138515B2 (ja) * | 2013-02-25 | 2017-05-31 | 住商モンブラン株式会社 | 筒状部の長さ調節機能を有する衣服筒状部の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52134534A (en) * | 1976-05-04 | 1977-11-10 | Yachiga Kagaku Yuugengaishiya | Method of preventing clothes from slipping |
JPS592082U (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-07 | 株式会社日立製作所 | プラグ収納装置 |
-
1985
- 1985-03-30 JP JP1985047957U patent/JPH0111686Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52134534A (en) * | 1976-05-04 | 1977-11-10 | Yachiga Kagaku Yuugengaishiya | Method of preventing clothes from slipping |
JPS592082U (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-07 | 株式会社日立製作所 | プラグ収納装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61164204U (ja) | 1986-10-11 |
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