JPH061164Y2 - 安全装具 - Google Patents
安全装具Info
- Publication number
- JPH061164Y2 JPH061164Y2 JP2224788U JP2224788U JPH061164Y2 JP H061164 Y2 JPH061164 Y2 JP H061164Y2 JP 2224788 U JP2224788 U JP 2224788U JP 2224788 U JP2224788 U JP 2224788U JP H061164 Y2 JPH061164 Y2 JP H061164Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strip
- sheet
- shaped piece
- attached
- safety equipment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Bedding Items (AREA)
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、足首、膝、手首、肘等の関節に装着して、
該部を保護する安全装具に関する。
該部を保護する安全装具に関する。
(従来の技術) 従来、運動競技時に足首、膝等の関節部分を保護する為
の装具としては、伸縮可能な筒布にゴム紐を縦横に配置
して、このゴム紐の弾力を利用するようにしたサポータ
が知られている。
の装具としては、伸縮可能な筒布にゴム紐を縦横に配置
して、このゴム紐の弾力を利用するようにしたサポータ
が知られている。
(考案が解決しようとする課題) 然し乍ら、前記サポータは、伸縮が可能である為、関節
や靱体の十分な保護は期待できないのが実情であった。
従ってサッカーやラグビー等、激しい運動を伴う競技で
は、テーピングによって保護するようにしている。
や靱体の十分な保護は期待できないのが実情であった。
従ってサッカーやラグビー等、激しい運動を伴う競技で
は、テーピングによって保護するようにしている。
前記テーピングは、関節や靱体の保護に十分な効果が認
められているが、装着に時間を要し煩わしいと共に、使
用するテープを繰り返し使用できない問題点があった。
められているが、装着に時間を要し煩わしいと共に、使
用するテープを繰り返し使用できない問題点があった。
(課題を解決する為の手段) そこでこの考案は、伸縮のない帯状片により、関節部分
に装着できる装具を構成して、テーピングと同様の効果
を得ると共に、繰り返しの使用も可能としたものであ
る。
に装着できる装具を構成して、テーピングと同様の効果
を得ると共に、繰り返しの使用も可能としたものであ
る。
即ちこの考案の安全装具は、関節の上方部位に装着すべ
き帯状片と、関節の下方部位に装着すべき帯状片とから
なり、各帯状片が弾性シートの内面側に非伸長シートが
裏打ちされ、外面側に起毛布が装着された積層シートで
構成されていると共に、該積層シートを貫通する通気孔
が多数穿設されており、かつ帯状片の一側には前記起毛
布に添着掛止される締着片が設けてあることを特徴とし
ている。
き帯状片と、関節の下方部位に装着すべき帯状片とから
なり、各帯状片が弾性シートの内面側に非伸長シートが
裏打ちされ、外面側に起毛布が装着された積層シートで
構成されていると共に、該積層シートを貫通する通気孔
が多数穿設されており、かつ帯状片の一側には前記起毛
布に添着掛止される締着片が設けてあることを特徴とし
ている。
ここで、前記帯状片は、一枚の積層シートとしても良い
が、装着部位の形状を考慮して複数枚の積層シートで構
成し、目的とする装着部位に、隙間無くフィットするよ
うにするのが望ましい。
が、装着部位の形状を考慮して複数枚の積層シートで構
成し、目的とする装着部位に、隙間無くフィットするよ
うにするのが望ましい。
各帯状片の弾性シートには、天然又は合成のゴムシート
が使用できる。汗の発散を考慮すると、通気性を有する
ものが好ましく、連続気泡とした発泡ウレタンシートな
どが使用される。
が使用できる。汗の発散を考慮すると、通気性を有する
ものが好ましく、連続気泡とした発泡ウレタンシートな
どが使用される。
又、非伸長シートは、関節や靱体の保護に重要な役割が
あるので、強靱な素材を選定する必要があるが、吸湿性
も考慮することが望ましく、例えば綿布が使用される。
あるので、強靱な素材を選定する必要があるが、吸湿性
も考慮することが望ましく、例えば綿布が使用される。
そして更にこのような積層シートの通気性を十分なもの
とする目的で、シートを貫通する通気孔が多数穿設され
るのであるが、通気孔の密度は装着する部位の発汗量
と、穿設による強度低下を考慮して定められる。例えば
足首に装着するものの場合では、直径1mm程度の通気孔
を100cm2当り約50個穿設する。
とする目的で、シートを貫通する通気孔が多数穿設され
るのであるが、通気孔の密度は装着する部位の発汗量
と、穿設による強度低下を考慮して定められる。例えば
足首に装着するものの場合では、直径1mm程度の通気孔
を100cm2当り約50個穿設する。
一方、締着片は、例えばベルベットファスナーが用いら
れるが、締付力が調整できれば他の手段でも良い。
れるが、締付力が調整できれば他の手段でも良い。
(作用) この考案の安全装具によれば、関節の上方および下方部
位を伸縮しない帯状片で締付保護することができる。又
締着片は起毛布に掛止させたので、着脱が可能で、繰り
返し使用することができる。
位を伸縮しない帯状片で締付保護することができる。又
締着片は起毛布に掛止させたので、着脱が可能で、繰り
返し使用することができる。
更に帯状片を構成した積層シートに多数の通気孔を穿設
したので、装着部位の発汗を外部に放散させて、装着部
位がむれるのを回避することができる。
したので、装着部位の発汗を外部に放散させて、装着部
位がむれるのを回避することができる。
(実施例) 以下この考案を足首の部分で使用する安全装具に実施し
た場合について説明する。
た場合について説明する。
即ち第1図および第2図に示したように、下肢(いわゆ
る脛)に装着すべき帯状片1と、足の甲部に装着すべき
帯状片2が縫合により連結されて足首部分の安全装具が
構成されている。前記帯状片1および2は、夫々構成片
1a、1b、2a、2bを縫合して構成されて、下肢や
甲部の部分に良くフィットするようにしてある。
る脛)に装着すべき帯状片1と、足の甲部に装着すべき
帯状片2が縫合により連結されて足首部分の安全装具が
構成されている。前記帯状片1および2は、夫々構成片
1a、1b、2a、2bを縫合して構成されて、下肢や
甲部の部分に良くフィットするようにしてある。
各帯状片1、2は、第3図に示したように、中心層とし
て発泡ウレタンシート3を用い、その一側面(使用時に
内面となる側)に綿布4が裏打ちされる一方、他側面
(使用時に外面になる側)に、起毛布5が装着された積
層シートで構成され、多数の通気孔6、6が全面に穿設
されている。
て発泡ウレタンシート3を用い、その一側面(使用時に
内面となる側)に綿布4が裏打ちされる一方、他側面
(使用時に外面になる側)に、起毛布5が装着された積
層シートで構成され、多数の通気孔6、6が全面に穿設
されている。
前記帯状片1、2の一側縁(構成片1b、2b側)に
は、締着の為の締着片7、7の一端部は縫付けられてい
る。この締着片7は、内面側にベルベットファスナー8
が設けられたベルト状のものであって、ベルベットファ
スナー8が帯状片1、2を構成している起毛布5に添着
掛止できるようになっている。又、帯状片2の他側縁
(構成片2a側)にも同様の締着片9の一端部が設けら
れていると共に、帯状片2の中間部には締着片9を挿通
できるようにした切込孔10が設けてある。
は、締着の為の締着片7、7の一端部は縫付けられてい
る。この締着片7は、内面側にベルベットファスナー8
が設けられたベルト状のものであって、ベルベットファ
スナー8が帯状片1、2を構成している起毛布5に添着
掛止できるようになっている。又、帯状片2の他側縁
(構成片2a側)にも同様の締着片9の一端部が設けら
れていると共に、帯状片2の中間部には締着片9を挿通
できるようにした切込孔10が設けてある。
上記実施例の安全装具は、第1図に示したように、開い
た状態で下肢(アキレス腱側)および甲部(土ふまず
側)に当てがい、先ず締着片9を切込孔10へ通して、
甲部を適度に締めて、締着片9の先端側を構成片2bの
外面、即ち起毛布5に添着掛止した後、締着片7、7を
縫付けた構成片1b、2b側を構成片1a、2aの上に
重ね、締着片7、7を構成片1a、2aの外面に添わせ
るように巻付けて、締着片9と同様、起毛布5に掛止さ
せて、第4図に示したように足首部分に装着することが
できる。
た状態で下肢(アキレス腱側)および甲部(土ふまず
側)に当てがい、先ず締着片9を切込孔10へ通して、
甲部を適度に締めて、締着片9の先端側を構成片2bの
外面、即ち起毛布5に添着掛止した後、締着片7、7を
縫付けた構成片1b、2b側を構成片1a、2aの上に
重ね、締着片7、7を構成片1a、2aの外面に添わせ
るように巻付けて、締着片9と同様、起毛布5に掛止さ
せて、第4図に示したように足首部分に装着することが
できる。
各帯状片1、2は、裏打ちされた綿布4で伸長しないよ
うに構成されているので、従来のテーピングと同様の効
果があり、足首の関節および靱体を保護することができ
る。又、各帯状片1、2の積層シートは、芯部に発泡ウ
レタンシートがあるので、足首の保温ができると共に、
サッカーやラグビーのタックルの如く、外部から加えら
れる衝撃を緩和することもできる。又、足首部分で発汗
した汗は、通気孔6、6を通して外部へ発散させる為、
装着部位がむれるのを避けることができる。
うに構成されているので、従来のテーピングと同様の効
果があり、足首の関節および靱体を保護することができ
る。又、各帯状片1、2の積層シートは、芯部に発泡ウ
レタンシートがあるので、足首の保温ができると共に、
サッカーやラグビーのタックルの如く、外部から加えら
れる衝撃を緩和することもできる。又、足首部分で発汗
した汗は、通気孔6、6を通して外部へ発散させる為、
装着部位がむれるのを避けることができる。
締着片7、9の起毛布5との掛止を解くことにより装着
を外すことができると共に、再び前記と同様にして再装
着することもできる。
を外すことができると共に、再び前記と同様にして再装
着することもできる。
(考案の効果) 以上に説明したように、この考案によれば、伸縮しない
帯状片で、関節の上方および下方部位を締付固定するよ
うにしたので、関節および靱体を保護できる安全装具が
得られる効果がある。そして装着が簡単で、しかも繰り
返し使用できる安全装具が得られる効果がある。又、帯
状片を構成した積層シートには多数の通気孔を穿設した
ので、装着部が発汗しても、これを外部へ発散させて、
むれるのを回避できる効果がある。
帯状片で、関節の上方および下方部位を締付固定するよ
うにしたので、関節および靱体を保護できる安全装具が
得られる効果がある。そして装着が簡単で、しかも繰り
返し使用できる安全装具が得られる効果がある。又、帯
状片を構成した積層シートには多数の通気孔を穿設した
ので、装着部が発汗しても、これを外部へ発散させて、
むれるのを回避できる効果がある。
第1図はこの考案の実施例の装着時の斜視図、第2図は
同じく実施例の展開した平面図、第3図は実施例の帯状
片の一部拡大断面図、第4図は同じく実施例の装着後の
斜視図である。 1、2…帯状片 3…発泡ウレタンシート 4…綿布 5…起毛布 6…通気孔 7、9…締着片
同じく実施例の展開した平面図、第3図は実施例の帯状
片の一部拡大断面図、第4図は同じく実施例の装着後の
斜視図である。 1、2…帯状片 3…発泡ウレタンシート 4…綿布 5…起毛布 6…通気孔 7、9…締着片
Claims (1)
- 【請求項1】関節の上方部位に装着すべき帯状片と、関
節の下方部位に装着すべき帯状片とからなり、各帯状片
が弾性シートの内面側に非伸長シートが裏打ちされ、外
面側に起毛布が層着された積層シートで構成されている
と共に、該積層シートを貫通する通気孔が多数穿設され
ており、かつ帯状片の一側には前記起毛布に添着掛止さ
れる締着片が設けてあることを特徴とした安全装具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2224788U JPH061164Y2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 安全装具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2224788U JPH061164Y2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 安全装具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01126281U JPH01126281U (ja) | 1989-08-29 |
JPH061164Y2 true JPH061164Y2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=31240190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2224788U Expired - Lifetime JPH061164Y2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 安全装具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061164Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2507476Y2 (ja) * | 1991-03-29 | 1996-08-14 | 多千男 久貝 | テ―ピングに於ける緩み防止補助用具 |
-
1988
- 1988-02-22 JP JP2224788U patent/JPH061164Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01126281U (ja) | 1989-08-29 |
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