JPH01116343A - 自動変速機 - Google Patents
自動変速機Info
- Publication number
- JPH01116343A JPH01116343A JP62273228A JP27322887A JPH01116343A JP H01116343 A JPH01116343 A JP H01116343A JP 62273228 A JP62273228 A JP 62273228A JP 27322887 A JP27322887 A JP 27322887A JP H01116343 A JPH01116343 A JP H01116343A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- control valve
- hydraulic piston
- band
- anchor pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 28
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000001568 sexual effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/3003—Band brake actuating mechanisms
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D49/00—Brakes with a braking member co-operating with the periphery of a drum, wheel-rim, or the like
- F16D49/08—Brakes with a braking member co-operating with the periphery of a drum, wheel-rim, or the like shaped as an encircling band extending over approximately 360 degrees
- F16D49/12—Brakes with a braking member co-operating with the periphery of a drum, wheel-rim, or the like shaped as an encircling band extending over approximately 360 degrees fluid actuated
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2186—Gear casings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、自動変速機に関するものである。
(ロ)従来の技術
従来の自動変速機としては、「オートマチックトランス
アクスル、RN3FOIA型、1981整備要領書」昭
和57年1月、日産自動車株式会社発行、の第5頁に示
されるものがある。これに示される自動変速機では、変
速制御などを行うコントロールバルブが、遊星歯車組、
クラッチ、ブレーキなどから成る動力伝達機構を収容す
るケーシングの下部側に配置されており、一方バンドブ
レーキ装置の油圧ピストンはケーシングの下方側部に配
置されている。
アクスル、RN3FOIA型、1981整備要領書」昭
和57年1月、日産自動車株式会社発行、の第5頁に示
されるものがある。これに示される自動変速機では、変
速制御などを行うコントロールバルブが、遊星歯車組、
クラッチ、ブレーキなどから成る動力伝達機構を収容す
るケーシングの下部側に配置されており、一方バンドブ
レーキ装置の油圧ピストンはケーシングの下方側部に配
置されている。
また、別の従来の自動変速機として、「オートマチック
トランスアクスル、RN4FOZA型、RL4FOZA
型、1984整備要領書」昭和59年2月、日産自動車
株式会社発行、の第10〜12頁に示されるものがある
。この自動変速機では、コントロールバルブがケーシン
グの上部側に配置されており、バンドブレーキ装置の油
圧ピストンはケーシングの上方側部に配置されている。
トランスアクスル、RN4FOZA型、RL4FOZA
型、1984整備要領書」昭和59年2月、日産自動車
株式会社発行、の第10〜12頁に示されるものがある
。この自動変速機では、コントロールバルブがケーシン
グの上部側に配置されており、バンドブレーキ装置の油
圧ピストンはケーシングの上方側部に配置されている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
上記のような従来の自動変速機には、バンドブレーキ装
置の調整作業性が悪いという問題点がある。すなわち、
油圧ピストンからバンドに作用する力の反力を支持する
アンカービンは、油圧ピストンが設けられた側とは反対
側のケーシング側部に設けられるが、この位置はケーシ
ングの動力伝達機構を収容する断面円形部分とコントロ
ールバルブを収容する水平部分とが接続される位置であ
り、鋭角的な凹部を形成している。このため、アンカー
ビンの軸方向位置を調整することによりバンドと回転ド
ラムとの間のすきまを調整する調整作業は非常に作業性
が悪くなっている。特に車両に搭載した状態では、アン
カービンの部分は見にくく、また工具の取扱いも不便な
場所となっている。
置の調整作業性が悪いという問題点がある。すなわち、
油圧ピストンからバンドに作用する力の反力を支持する
アンカービンは、油圧ピストンが設けられた側とは反対
側のケーシング側部に設けられるが、この位置はケーシ
ングの動力伝達機構を収容する断面円形部分とコントロ
ールバルブを収容する水平部分とが接続される位置であ
り、鋭角的な凹部を形成している。このため、アンカー
ビンの軸方向位置を調整することによりバンドと回転ド
ラムとの間のすきまを調整する調整作業は非常に作業性
が悪くなっている。特に車両に搭載した状態では、アン
カービンの部分は見にくく、また工具の取扱いも不便な
場所となっている。
また、上記のような従来の自動変速機では、コントロー
ルバルブと油圧ピストンとが隣接して配置されているた
め、油圧ピストンが配置されている部分にはコントロー
ルバルブを配置することができず、この部分に相当する
スペースを他の部分で拡大する必要があるため、コント
ロールバルブが大型化し、また油圧ピストンが配置され
ている部分は油路として使用することができないため油
圧回路の配置も制約を受ける。なお、この間通を回避す
るために油圧ピストンとコントロールバルブとを上下方
向に距離を離して配置すると、前者の従来の自動変速機
では自動変速機が下方に張り出すことになり最低地上高
が低くなり、また後者の従来の自動変速機では上方に張
り出すことになり、エンジンルーム内における搭載性が
低下する。
ルバルブと油圧ピストンとが隣接して配置されているた
め、油圧ピストンが配置されている部分にはコントロー
ルバルブを配置することができず、この部分に相当する
スペースを他の部分で拡大する必要があるため、コント
ロールバルブが大型化し、また油圧ピストンが配置され
ている部分は油路として使用することができないため油
圧回路の配置も制約を受ける。なお、この間通を回避す
るために油圧ピストンとコントロールバルブとを上下方
向に距離を離して配置すると、前者の従来の自動変速機
では自動変速機が下方に張り出すことになり最低地上高
が低くなり、また後者の従来の自動変速機では上方に張
り出すことになり、エンジンルーム内における搭載性が
低下する。
本発明は、上記のような問題点を解決するとを目的とし
ている。
ている。
(ニ)問題点を解決するための手段
本発明は、コントロールバルブをケーシングの下部側に
配置し、油圧ピストンをケーシングの上部側に配置する
ことにより上記問題点を解決する。すなわち、本発明に
よる自動変速機は、コントロールバルブが、動力伝達機
構を収容するケーシングの下部側に配置されており、バ
ンドブレーキ装置の油圧ピストン及びこれからの反力を
支持するアンカービンがケーシングの上部側に配置され
ている。
配置し、油圧ピストンをケーシングの上部側に配置する
ことにより上記問題点を解決する。すなわち、本発明に
よる自動変速機は、コントロールバルブが、動力伝達機
構を収容するケーシングの下部側に配置されており、バ
ンドブレーキ装置の油圧ピストン及びこれからの反力を
支持するアンカービンがケーシングの上部側に配置され
ている。
(ホ)作用
コントロールバルブはケーシングの下部側に配置されて
おり、一方油圧ピストン及びアンカービンはケーシング
の上部側に配置されている。従って、コントロールバル
ブは、油圧ピストンに影響されることなく、ケーシング
の下部全体を利用して配置することができる。これによ
り、コントロールバルブが側部又は前後部に張り出して
大型化することか防止され、また油路の配置も容易化さ
れる。また、油圧ピストンの反力を支持するアンカービ
ンはケーシングの上部に露出された状態で配置されるこ
とになり、自動変速機単独状態はもちろんのこと、車両
に搭載した状態においてもアンカービンの調整作業が容
易となる。
おり、一方油圧ピストン及びアンカービンはケーシング
の上部側に配置されている。従って、コントロールバル
ブは、油圧ピストンに影響されることなく、ケーシング
の下部全体を利用して配置することができる。これによ
り、コントロールバルブが側部又は前後部に張り出して
大型化することか防止され、また油路の配置も容易化さ
れる。また、油圧ピストンの反力を支持するアンカービ
ンはケーシングの上部に露出された状態で配置されるこ
とになり、自動変速機単独状態はもちろんのこと、車両
に搭載した状態においてもアンカービンの調整作業が容
易となる。
(へ)実施例
(第1実施例)
第1図に本発明の第1実施例を示す。ケーシング10の
円形断面部内に動力伝達機構の一部を構成する回転ドラ
ム12が設けられている。回転ドラム12の外周にバン
ドブレーキ装置のバンド14が巻き掛けられている。バ
ンド14の図中上部側にある一端14 aにピストンス
テム16が押し当てられ、他方の端部14bにアンカー
ビン18が押し当てられている。アンカービン18はケ
ーシング10にねじによって結合されており、ケーシン
グ10の外側に設けた調整ナツト20によって所定軸方
向位置に固定されている。前述のピストンステム16に
は油圧ピストン22が連結されている。段付き形状の油
圧ピストン22は、大径部をケーシング10に設けた穴
24にはめ合わせられており、小径部をリテーナ26に
はめ合わせられている。リテーナ26はケーシング10
に設けた穴にはめ合わせられると共にスナップリング2
8によって抜は止めされている。油圧ピストン22には
スプリング30によって戻し力が作用するようにしであ
る。油圧ピストン22の大径部側に形成されるサーボレ
リーズ室32はケーシング10の壁内に垂直方向に設け
られた油路34によって後述のコントロールバルブ36
と接続されている。また、油圧ピストン22の大径部と
小径部との間のサーボアプライ室38は同様にケーシン
グ10の壁内を垂直方向に伸びる油路40によってコン
トロールバルブ36と接続されている。油路34及び4
0は鋳抜き穴である。
円形断面部内に動力伝達機構の一部を構成する回転ドラ
ム12が設けられている。回転ドラム12の外周にバン
ドブレーキ装置のバンド14が巻き掛けられている。バ
ンド14の図中上部側にある一端14 aにピストンス
テム16が押し当てられ、他方の端部14bにアンカー
ビン18が押し当てられている。アンカービン18はケ
ーシング10にねじによって結合されており、ケーシン
グ10の外側に設けた調整ナツト20によって所定軸方
向位置に固定されている。前述のピストンステム16に
は油圧ピストン22が連結されている。段付き形状の油
圧ピストン22は、大径部をケーシング10に設けた穴
24にはめ合わせられており、小径部をリテーナ26に
はめ合わせられている。リテーナ26はケーシング10
に設けた穴にはめ合わせられると共にスナップリング2
8によって抜は止めされている。油圧ピストン22には
スプリング30によって戻し力が作用するようにしであ
る。油圧ピストン22の大径部側に形成されるサーボレ
リーズ室32はケーシング10の壁内に垂直方向に設け
られた油路34によって後述のコントロールバルブ36
と接続されている。また、油圧ピストン22の大径部と
小径部との間のサーボアプライ室38は同様にケーシン
グ10の壁内を垂直方向に伸びる油路40によってコン
トロールバルブ36と接続されている。油路34及び4
0は鋳抜き穴である。
ケーシング10の下部側にコントロールバルブ36が多
数のボルト42によって取り付けられている。コントロ
ールバルブ36はアッパーボディ36a及びロワーボデ
ィ36bから構成されている。コントロールバルブ36
は変速制御用の多数のバルブを収容している。ケーシン
グ10の下端面はオイルパン44によって密閉されてい
る。
数のボルト42によって取り付けられている。コントロ
ールバルブ36はアッパーボディ36a及びロワーボデ
ィ36bから構成されている。コントロールバルブ36
は変速制御用の多数のバルブを収容している。ケーシン
グ10の下端面はオイルパン44によって密閉されてい
る。
コントロールバルブ36は、これの有する多数のバルブ
の作用により、クラッチ、ブレーキなどの作動を制御し
、動力伝達機構を自動的に変速させる。バンド14を締
結させて回転ドラム12を静止させる際には、油路40
からサーボアプライ室38に油圧が供給され、一方サー
ボレリーズ室32は油路34を通してドレーンされる状
態となる。これにより油圧ピストン22に第1図中で左
向きの力が作用し、バンド14が回転ドラム12の外周
に押付けられ、ブレーキ作用が得られる。
の作用により、クラッチ、ブレーキなどの作動を制御し
、動力伝達機構を自動的に変速させる。バンド14を締
結させて回転ドラム12を静止させる際には、油路40
からサーボアプライ室38に油圧が供給され、一方サー
ボレリーズ室32は油路34を通してドレーンされる状
態となる。これにより油圧ピストン22に第1図中で左
向きの力が作用し、バンド14が回転ドラム12の外周
に押付けられ、ブレーキ作用が得られる。
バンド14から作用する反力はアンカーピン18によっ
て支持される。逆にバンド14の締結力を解除する際に
は、サーボアプライ室38の油圧がドレーンされ、サー
ボレリーズ室32に油圧が供給される。
て支持される。逆にバンド14の締結力を解除する際に
は、サーボアプライ室38の油圧がドレーンされ、サー
ボレリーズ室32に油圧が供給される。
バンドブレーキ装置は、油圧ピストン22が所定量スト
ロークしたときにバンド14が回転ドラム12に所定の
摩擦力を作用するように調整する必要がある。このため
の調整は次のようにして行われる。すなわち、調整ナツ
ト20を緩め、アンカーピン18を回転させてねじ込ん
でいく。これによりバンド14の一@14bが押される
ため、バンド14が回転ドラム12に対して締結状態と
なる。この時点でアンカーピン18のねじ込みができな
くなるので、この状態から所定回数だけアンカービン1
8を逆方向に回転し、この状態で調整ナツト20を締付
けて固定する。これによりバンド14と回転ドラム12
との間に所定のすきまが形成される状態となる。上述の
ようなバンドブレーキ装置の調整作業は容易に行うこと
ができる。これはアンカービン18及び調整ナツト2゜
がケーシング10の上部側側部に配置されており、自動
変速機を車両に搭載した状態においても容易にアンカー
ビン18及び調整ナツト2oを操作することができるか
らである。
ロークしたときにバンド14が回転ドラム12に所定の
摩擦力を作用するように調整する必要がある。このため
の調整は次のようにして行われる。すなわち、調整ナツ
ト20を緩め、アンカーピン18を回転させてねじ込ん
でいく。これによりバンド14の一@14bが押される
ため、バンド14が回転ドラム12に対して締結状態と
なる。この時点でアンカーピン18のねじ込みができな
くなるので、この状態から所定回数だけアンカービン1
8を逆方向に回転し、この状態で調整ナツト20を締付
けて固定する。これによりバンド14と回転ドラム12
との間に所定のすきまが形成される状態となる。上述の
ようなバンドブレーキ装置の調整作業は容易に行うこと
ができる。これはアンカービン18及び調整ナツト2゜
がケーシング10の上部側側部に配置されており、自動
変速機を車両に搭載した状態においても容易にアンカー
ビン18及び調整ナツト2oを操作することができるか
らである。
また、コントロールバルブ36紘ケーシング10の下面
側全体にわたってバランス良く配置することができる。
側全体にわたってバランス良く配置することができる。
これはケーシング10の下部側に油圧ピストン22を配
置するためのスペースが不要となっているからである。
置するためのスペースが不要となっているからである。
これによりコントロールバルブ36内のバルブの配置及
び油路の接続が容易となる。また動力伝達機構の中心(
回転ドラム12の中心)からオイルパン44までの寸法
が、動力伝達機構の半径にコントロールバルブ36の厚
さ及び多少の余裕を加えたものとなっており、必要最低
限の寸法となっている。これにより自動変速機の最低地
上高を上昇させることができる。また、コントロールバ
ルブ36はケーシングlOの下部側に収納されており、
車両への搭載性が向上している。すなわち、コントロー
ルバルブ36をケーシング10の上部側に配置した場合
には、ケーシングlOの上部側に大きな張出し部分がで
きるため、エンジンルーム内の他の機器、配管などと干
渉する可能性があり、搭載性が悪くなる。これに対して
この自動変速機では、コントロールバルブ36がケーシ
ング10の下部側に配置されているので、上記のような
問題が発生しない。
び油路の接続が容易となる。また動力伝達機構の中心(
回転ドラム12の中心)からオイルパン44までの寸法
が、動力伝達機構の半径にコントロールバルブ36の厚
さ及び多少の余裕を加えたものとなっており、必要最低
限の寸法となっている。これにより自動変速機の最低地
上高を上昇させることができる。また、コントロールバ
ルブ36はケーシングlOの下部側に収納されており、
車両への搭載性が向上している。すなわち、コントロー
ルバルブ36をケーシング10の上部側に配置した場合
には、ケーシングlOの上部側に大きな張出し部分がで
きるため、エンジンルーム内の他の機器、配管などと干
渉する可能性があり、搭載性が悪くなる。これに対して
この自動変速機では、コントロールバルブ36がケーシ
ング10の下部側に配置されているので、上記のような
問題が発生しない。
また、この実施例ではサーボアプライ室38及びサーボ
レリーズ室32にそれぞれ油圧を供給する油路40及び
34が垂直向きに配置されてあり、これによりサーボア
プライ室38及びサーボレリーズ室32からの油の排出
を急速に行うことができ、油路に大きな抵抗がある場合
などと比較して油圧ピストン22の作動を所望どおり制
御することができるようになる。また、サーボアプライ
室38及びサーボレリーズ室32内に侵入した鉄粉など
のごみが油路40及び34を通って容易に落下して排出
されるので、油圧ピストン22のしゅう動部を損傷する
可能性が少なくなる。
レリーズ室32にそれぞれ油圧を供給する油路40及び
34が垂直向きに配置されてあり、これによりサーボア
プライ室38及びサーボレリーズ室32からの油の排出
を急速に行うことができ、油路に大きな抵抗がある場合
などと比較して油圧ピストン22の作動を所望どおり制
御することができるようになる。また、サーボアプライ
室38及びサーボレリーズ室32内に侵入した鉄粉など
のごみが油路40及び34を通って容易に落下して排出
されるので、油圧ピストン22のしゅう動部を損傷する
可能性が少なくなる。
(第2実施例)
第2図に本発明の第2実施例を示す。この第2実施例は
、油路34及び40の上部側を機械加工穴34a及び4
0aとし、下部側のみを鋳抜き穴34b及び40bとし
たものである。その他の構成は前述の第1図に示した第
1実施例と同様である。この第2実施例の場合、油路3
4及び40の下端部側の開口を小さくすることができ、
コントロールバルブ36との接続部を効率化することが
できる。
、油路34及び40の上部側を機械加工穴34a及び4
0aとし、下部側のみを鋳抜き穴34b及び40bとし
たものである。その他の構成は前述の第1図に示した第
1実施例と同様である。この第2実施例の場合、油路3
4及び40の下端部側の開口を小さくすることができ、
コントロールバルブ36との接続部を効率化することが
できる。
(第3実施例)
第3図に本発明の第3実施例を示す。この第3実施例は
油路40及び34を折れ曲った油路とし、コントロール
バルブ36との接続位置を変更したものである。このた
めに不要な開口をプラグ50によって封鎖しである。そ
の他の構成は第1図に示した第1実施例と同様である。
油路40及び34を折れ曲った油路とし、コントロール
バルブ36との接続位置を変更したものである。このた
めに不要な開口をプラグ50によって封鎖しである。そ
の他の構成は第1図に示した第1実施例と同様である。
(第4実施例)
第4図に本発明の第4実施例を示す。この第4実施例は
油路40及び34の一部をパイプによっトン、36・・
・コントロールバルブ。
油路40及び34の一部をパイプによっトン、36・・
・コントロールバルブ。
て構成したものである。その他の構成は第1図に示した
第1実施例と同様である。この第4実施例の場合、油路
40及び34を形成するためのケーシング10の壁部が
不要となり、ケーシング1゜が軽tA化される。
第1実施例と同様である。この第4実施例の場合、油路
40及び34を形成するためのケーシング10の壁部が
不要となり、ケーシング1゜が軽tA化される。
(ト)発明の詳細
な説明してきたように、本発明によると、コントロール
バルブをケーシングの下部側に配置し、バンドブレーキ
装置の油圧ピストン及びアンカービンをケーシングの上
部側に配置したので。
バルブをケーシングの下部側に配置し、バンドブレーキ
装置の油圧ピストン及びアンカービンをケーシングの上
部側に配置したので。
アンカービン調整作業の作業性が向上し、またコントロ
ールバルブの小型化及びレイアウトの効率化を図ること
ができる。
ールバルブの小型化及びレイアウトの効率化を図ること
ができる。
m1図は本発明の第1実施例を示す図、第2図は本発明
の第2実施例を示す図、第3図は本発明の第3実施例を
示す図、第4図は本発明の第4実施例を示す図である。
の第2実施例を示す図、第3図は本発明の第3実施例を
示す図、第4図は本発明の第4実施例を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 バンドブレーキ装置及びコントロールバルブを有する自
動変速機において、 コントロールバルブが、動力伝達機構を収容するケーシ
ングの下部側に配置されており、バンドブレーキ装置の
油圧ピストン及びこれからの反力を支持するアンカーピ
ンがケーシングの上部側に配置されていることを特徴と
する自動変速機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62273228A JPH07122457B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 自動変速機 |
US07/264,719 US4860860A (en) | 1987-10-30 | 1988-10-31 | Automatic transmission casing with servomotor and anchor pin installed in upper side of casing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62273228A JPH07122457B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 自動変速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01116343A true JPH01116343A (ja) | 1989-05-09 |
JPH07122457B2 JPH07122457B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=17524902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62273228A Expired - Lifetime JPH07122457B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 自動変速機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4860860A (ja) |
JP (1) | JPH07122457B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0550238U (ja) * | 1991-12-06 | 1993-07-02 | 三菱農機株式会社 | 作業車の走行系油圧制御装置 |
CN109210107A (zh) * | 2018-07-24 | 2019-01-15 | 武汉船用机械有限责任公司 | 一种制动装置的防护机构 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5086887A (en) * | 1989-12-15 | 1992-02-11 | General Motors Corporation | Anchor pin for brake band |
US5511639A (en) * | 1994-12-08 | 1996-04-30 | General Motors Corporation | Control for power transmission torque transmitting members |
US6029785A (en) * | 1995-07-12 | 2000-02-29 | Koivunen; Erkki A. | Force balanced multi-part brake band with self-synchronizing actuating system |
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