JPH01116141A - 天井板張設工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビルディングの天上板を張設する天上板張設
工法に係るものである。

〔従来の技術〕

最近「ロックシスチムニ法」と呼ばれている天上板の張
設工法が多用されている。

この工法は天上板を簡単に付設し、同時に簡単に取外せ
るようにしたもので、ビルの室内の天上に例えば断面上
状の長いバーを天上板間隔で平行に張設し、このバー間
に天上板を第１図のように載置すれば天上板の張設と取
外しが簡単に行なわれることになる。

従って、天上への配線作業や諸設備の設置が容易となり
、その後の補修点検なども便利となる。

このロックシスチムニ法は、ライン工法、クロス工法な
どとも呼ばれ、コンピューターなどの事務機器を多用さ
れるビル内の天上張りの省カニ法として色々なメーカー
が天上枠と天上板とをセットにして市販している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このようなロックシスチムニ法は天上床に天上枠を付設
する作業が厄介で、脚立を並べたり足場を作ったり、そ
の上で天上を見上げ乍ら天上枠の組立付設作業を行うか
ら単に厄介で疲れるだけでなく誤って落ちて怪我をした
りする危険もあった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、この欠点を解決するもので、添付図面を参照
にしてその構成を詳述すると次の通りである。

床上作業により組立てた天上枠を所定の高さに持上げ得
る多数個の人の背よりも低い高さの持上げ装置ａを床１
上に設置し、この持上げ装置ａの配置を天上枠組立作業
に適する位置に配在せしめ、持上げ装置ａの支持台２上
に天上枠素材３を配して組立作業を行い、持上げ装置ａ
の支持台２のレベルを検知する検知装置すを設け、この
検知装置すにより全部の持上げ装置ａのレベルを略同一
高さに維持仕しめて組立天上枠４を所定の高さに持上げ
、この持上げた状態で組立天上枠４を天上床５に吊下固
定せしめることを特徴とするものである。

〔作用〕

床１上に持上げ装置ａを天上枠を組立てるのに都合の良
い配置で配在せしめる。

この持上げ装置ａの支持台２上に天上枠素材３を載置し
、作業者は天上枠素材３をまたいだり、或いはくぐった
りして組立作業を行う。

検知装置すを作動して支持台２の高さを一定にＦＪ−整
する。

この状態で持上げ装置ａを作動せしめて組立天上枠４を
所定の高さまで持ち上げる。

全部の持上げ装置ａが同じ高さだけ上昇するように配慮
しなければならないが例えば１１１位づつ持ち上げ乍ら
検知装置すによりレベルを調整しても良いし、上昇度が
均一でないことを検知装置すにより検知し、警報を発し
たり、自動停止したりするようにしても良い。

検知装置すにより持上げ装置ａの全部のレベルを検知し
、自動制御装置Ｃを介して持上げ装置ａの作動を自動的
に調整するよに設けても良い。

所定の高さまで組立天上枠４を持ち上げたら、持上げ装
置ａの上昇を停止し、この状態を維持するから作業者は
天上床５に組立天上枠４を吊ボルト６などに固定する。

〔実施例〕

天上枠は周囲の壁に対して間隙（５ｃｍ〜３０ｃｍ程度
）をあけて架設する。

この間隙には別な天上材を着脱自在に載置すれば良く、
作業上もまた換気の点などでも便利である。

本発明は天上板の張設に限らず、下地板の張設にも適用
できるもので、要は床上方に板材を枠組により架設する
ような場合にすべて適用される。

持上げ装置ａは第４．５図のように、内筒７（または内
体）を油圧シリンダー８で持上げるようにし、内筒７に
設けた油圧シリンダー９により支持台２を支持せしめた
場合を図示しているが、その他の設計を採用しても良い
。

図中符号ｄは油圧駆動装置、１０．１０°は天上材であ
る。

〔発明の効果〕

本発明は上述のように床上作業により組立てた天上枠を
所定の高さに持上げる得る多数個の人の背よりも低い高
さの持上げ装置ａを床上に設置し、この持上げ装置ａの
配置を天上枠組立作業に適する位置に配在せしめ、持上
げ装置ａの支持台上に天上枠素材を配して組立作業を行
い、持上げ装置ａの支持台のレベルを検知する検知装置
すを設け、この検知装置すにより全部の持上げ装置ａの
レベルを略同一高さに維持せしめて組立天上枠を所定の
高さに持上げ、この持上げた状態で組立天上枠を天上床
に吊下固定せしめたから、作業者は床上で立ったままの
楽な姿勢で天上枠素材の組立結合作業を行い得ることに
なり、移動は天上枠素材をくぐって移動し、全体を組立
結合したら今度は持上げ装置ａにより組立結合枠を持ち
上げ、その際検知装置すにより同レベルを保持して持ち
上げるから組立天上枠は歪んだり、こわれたすせずに所
定高さまで持ち上げられ、後はこの組立済みの天上枠を
吊下固定するだけで良いから従来非常に厄介であったロ
ックシスチムニ法における天上板張設工法を極めて簡単
に而かも能率的に行い得ることになり、安全にして経済
的な天上板張設工法となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は天上枠
一部の斜視図、第２図は天上板一部の断面図、第３図は
本発明の実施状態図、第４．５図は持上げ装置の説明断
面図である。 ａ・・・持上げ装置、ｂ・・・検知装置、１・・・床、
２・・・支持台、３・・・天上枠素材、４・・・組立天
上枠、５・・天上床。 ′７％ｑ胡 Ａσ漁ｌ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　床上作業により組立てた天上枠を所定の高さに持上げ
   る得る多数個の人の背よりも低い高さの持上げ装置ａを
   床上に設置し、この持上げ装置ａの配置を天上枠組立作
   業に適する位置に配在せしめ、持上げ装置ａの支持台上
   に天上枠素材を配して組立作業を行い、持上げ装置ａの
   支持台のレベルを検知する検知装置ｂを設け、この検知
   装置ｂにより全部の持上げ装置ａのレベルを略同一高さ
   に維持せしめて組立天上枠を所定の高さに持上げ、この
   持上げた状態で組立天上枠を天上床に吊下固定せしめる
   ことを特徴とする天上板張設工法。