JPH01115842A - 成形ガラスレンズ - Google Patents
成形ガラスレンズInfo
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- JPH01115842A JPH01115842A JP27432087A JP27432087A JPH01115842A JP H01115842 A JPH01115842 A JP H01115842A JP 27432087 A JP27432087 A JP 27432087A JP 27432087 A JP27432087 A JP 27432087A JP H01115842 A JPH01115842 A JP H01115842A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
- C03B11/06—Construction of plunger or mould
- C03B11/08—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、カメラ、顕微鏡等の光学機器に使用される成
形ガラスレンズに関する。
形ガラスレンズに関する。
従来から、ガラスレンズの製造方法として、高い面精度
の一対の成形用型間に加熱軟化したガラス素材を挿入配
置し、これをプレスするだけでガラスレンズを得るプレ
ス成形が知られている。特に、特開昭60−17123
1号公報に開示された成形ガラスレンズは、上記プレス
成形を行うにあたり、ガラス素材の周縁部に対応する成
形用型に環状空間部を形成してプレス形成したもので、
レンズ外周部は円滑面となっており、成形後の芯取り加
工が不要で、そのまま鏡枠等に組込むことができる。
の一対の成形用型間に加熱軟化したガラス素材を挿入配
置し、これをプレスするだけでガラスレンズを得るプレ
ス成形が知られている。特に、特開昭60−17123
1号公報に開示された成形ガラスレンズは、上記プレス
成形を行うにあたり、ガラス素材の周縁部に対応する成
形用型に環状空間部を形成してプレス形成したもので、
レンズ外周部は円滑面となっており、成形後の芯取り加
工が不要で、そのまま鏡枠等に組込むことができる。
(発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の成形ガラスレンズをそのまま
鏡枠等に組込むと、レンズ外周部の円滑面において内面
反射が大きいために、ゴースト・フレアが発生してしま
った。特に、像伝送用のリレーレンズとして機能するロ
ンド状レンズ(、光軸方向長さが有効径の1〜20倍の
レンズ)では、絞りがないためにフレアが多く発生して
しまった。
鏡枠等に組込むと、レンズ外周部の円滑面において内面
反射が大きいために、ゴースト・フレアが発生してしま
った。特に、像伝送用のリレーレンズとして機能するロ
ンド状レンズ(、光軸方向長さが有効径の1〜20倍の
レンズ)では、絞りがないためにフレアが多く発生して
しまった。
一方、成形後にレンズ外周部を砂目状に加工したり、反
射防止塗料を塗布したりすれば、フレアの発生を防ぐこ
とができるが、これでは工数が増加し、コストが高くな
っていまうという問題があった。
射防止塗料を塗布したりすれば、フレアの発生を防ぐこ
とができるが、これでは工数が増加し、コストが高くな
っていまうという問題があった。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので
、成形後の外周砂目加工や反射防止塗料の塗布加工が不
要で、ゴースト・フレアの発生しない成形ガラスレンズ
を提供することを目的とするものである。
、成形後の外周砂目加工や反射防止塗料の塗布加工が不
要で、ゴースト・フレアの発生しない成形ガラスレンズ
を提供することを目的とするものである。
上記従来の問題点を解決するために、本発明は、酸化鉛
(PbO)を含有したガラス素材を加熱軟化してプレス
成形することにより、レンズ外周部に鉛の析出による黒
化被膜を形成して成形ガラスレンズを構成したものであ
る。
(PbO)を含有したガラス素材を加熱軟化してプレス
成形することにより、レンズ外周部に鉛の析出による黒
化被膜を形成して成形ガラスレンズを構成したものであ
る。
本発明において、鉛を析出させて黒化被膜を形成するに
は、例えば次のような方法が工業的見地から効果的であ
る。
は、例えば次のような方法が工業的見地から効果的であ
る。
すなわち、第1の方法は、まず酸化鉛を含有したガラス
素材を用意し、カーボン:グラファイト。
素材を用意し、カーボン:グラファイト。
主成分をタングステンカーバイドとした超硬合金。
単価珪素光の炭素を素材成分とした調型にガラス素材を
保持させ、非酸化性雰囲気中で加熱し、プレス形成する
ものである。この第1の方法によれば、ガラス素材と調
型との接触部において酸化鉛の還元反応が強く行われ、
また析出した鉛をガラス素材と調型との隙間に保持でき
、実用的に黒化被nりを得ることができる。
保持させ、非酸化性雰囲気中で加熱し、プレス形成する
ものである。この第1の方法によれば、ガラス素材と調
型との接触部において酸化鉛の還元反応が強く行われ、
また析出した鉛をガラス素材と調型との隙間に保持でき
、実用的に黒化被nりを得ることができる。
第2の方法は、酸化鉛を含有したガラス素材を調型にて
保持し、酸素濃度を0.1vof%以下(特に0.0I
VO71%以下であると効率が良い)とした窒素9アル
ゴン、ヘリウム等の非酸化性雰囲気中で加熱し、プレス
形成するものである。この第2の方法においては、酸素
濃度が低い程、還元反応が進む。また、調型の素材に特
に制限はないが、炭素を成分として含まない素材または
炭素を成分として含んでいても表面にコーティングを施
してガラス素材が直接触れないようにした調型では、第
1の方法に比べて還元反応の進行が遅くなる。
保持し、酸素濃度を0.1vof%以下(特に0.0I
VO71%以下であると効率が良い)とした窒素9アル
ゴン、ヘリウム等の非酸化性雰囲気中で加熱し、プレス
形成するものである。この第2の方法においては、酸素
濃度が低い程、還元反応が進む。また、調型の素材に特
に制限はないが、炭素を成分として含まない素材または
炭素を成分として含んでいても表面にコーティングを施
してガラス素材が直接触れないようにした調型では、第
1の方法に比べて還元反応の進行が遅くなる。
第3の方法は、酸化鉛を含有したガラス素材を胴壁社で
保持し、水素ガス等を成分として含む還元性雰囲気中で
加熱し、プレス形成するものである。この第3の方法に
おいては、還元性ガス濃度が高い程、還元反応が進む、
ただし、爆発等の危険性があるので、水素ガスの場合に
は、通常5v。
保持し、水素ガス等を成分として含む還元性雰囲気中で
加熱し、プレス形成するものである。この第3の方法に
おいては、還元性ガス濃度が高い程、還元反応が進む、
ただし、爆発等の危険性があるので、水素ガスの場合に
は、通常5v。
2%以下の濃度で使用するのが好ましいゆまた、第3の
方法は、第2の方法に比べて還元反応の進行が速い。
方法は、第2の方法に比べて還元反応の進行が速い。
以上、第1〜3の方法はそれぞれ単独で行っても充分な
効果を発揮するが、組合わせれば更に効果的である。
効果を発揮するが、組合わせれば更に効果的である。
上記構成の成形ガラスレンズにおいては、レンズ外周部
に形成した黒化被膜が、反射防止塗料と同様な作用をな
し、内面の反射防止機能を発揮し、レンズを組込んだ場
合には、有効光束以外の光を黒化被膜により吸収してゴ
ースト・フレアのない光学機器となる。
に形成した黒化被膜が、反射防止塗料と同様な作用をな
し、内面の反射防止機能を発揮し、レンズを組込んだ場
合には、有効光束以外の光を黒化被膜により吸収してゴ
ースト・フレアのない光学機器となる。
(実施例)
(第1実施例)
酸化鉛を約70noj!%含有したガラス素材SF6を
加熱軟化し、プレス形成して外径3m、長さ25mmの
凸レンズからなる成形ガラスレンズを得た。
加熱軟化し、プレス形成して外径3m、長さ25mmの
凸レンズからなる成形ガラスレンズを得た。
本実施例の成形ガラスレンズを得るには、第2図(a)
、 (b)に示すように、主成分をタングステンカー
バイドとした超硬合金からなる円筒状の調型1を用意し
、この調型1の円柱状の中空部2内に、酸化鉛を約70
noj!%含有したSF6からなる円柱状のガラス素材
3を、その両端部を研にまたは側圧切断(圧力を付加し
てガラス素材3の軸心と垂直に割断)等によって概略平
面状にした後挿入する。ここで、調型1は、円筒状の内
筒4とこの内筒4に外嵌される円筒状の外筒5とならな
り、内筒4は成形後のレンズを取出し易いように三分割
された3個の分割片4a、4b、4cで構成されている
。
、 (b)に示すように、主成分をタングステンカー
バイドとした超硬合金からなる円筒状の調型1を用意し
、この調型1の円柱状の中空部2内に、酸化鉛を約70
noj!%含有したSF6からなる円柱状のガラス素材
3を、その両端部を研にまたは側圧切断(圧力を付加し
てガラス素材3の軸心と垂直に割断)等によって概略平
面状にした後挿入する。ここで、調型1は、円筒状の内
筒4とこの内筒4に外嵌される円筒状の外筒5とならな
り、内筒4は成形後のレンズを取出し易いように三分割
された3個の分割片4a、4b、4cで構成されている
。
次に、ガラス素材3を挿入した調型1を窒素ガス雰囲気
中に設け、ガラス軟化点付近の温度(好ましくは軟化点
±50°C)まで加熱してガラス素材3を軟化させる。
中に設け、ガラス軟化点付近の温度(好ましくは軟化点
±50°C)まで加熱してガラス素材3を軟化させる。
そして、ガラス転移点より低い温度(好ましくは20〜
200°C低い温度)としかつ成形面を所望のレンズ形
状に対応させた一対の成形用型6.6により、ガラス素
材3をプレス形成する。
200°C低い温度)としかつ成形面を所望のレンズ形
状に対応させた一対の成形用型6.6により、ガラス素
材3をプレス形成する。
成形後、成形用型6.6を離型し、ガラス素材3を調型
1にて保持したまま徐冷し、その後成形ガラスレンズを
調型1から取出して成形ガラスレンズのみをアニール、
面取り加工し、最終形状の成形ガラスレンズを得る。
1にて保持したまま徐冷し、その後成形ガラスレンズを
調型1から取出して成形ガラスレンズのみをアニール、
面取り加工し、最終形状の成形ガラスレンズを得る。
このようにして得られた成形ガラスレンズの外周部には
、酸化鉛が還元されて析出した鉛の黒化被膜が形成され
ていた。
、酸化鉛が還元されて析出した鉛の黒化被膜が形成され
ていた。
第3図に本実施例の成形ガラスレンズの外周部における
反射率を示す。なお、比較のため、酸化鉛を含有しない
ガラス素材を実施例と同様にしてプレス形成した従来品
についての外周部の反射率を第3図中に併記した。
反射率を示す。なお、比較のため、酸化鉛を含有しない
ガラス素材を実施例と同様にしてプレス形成した従来品
についての外周部の反射率を第3図中に併記した。
第3図は、横軸に波長(nm)、縦軸に反射率(%)を
とったもので、実線7は本実施例の成形ガラスレンズの
反射率を示し、破線8は従来品の反射率を示す。第3図
から判るように、本実施例のレンズの反射率は、従来品
の反射率に比べて著しく小さくなっている。
とったもので、実線7は本実施例の成形ガラスレンズの
反射率を示し、破線8は従来品の反射率を示す。第3図
から判るように、本実施例のレンズの反射率は、従来品
の反射率に比べて著しく小さくなっている。
また、第1図に本実施例の成形ガラスレンズの両端面を
面取り加工して鏡枠に組込んだ状態を示す。
面取り加工して鏡枠に組込んだ状態を示す。
第1図において、9は円筒状の鏡枠であり、この鏡枠9
内には、一端側から順にリング状の、スペーサ101本
実施例の成形ガラスレンズ11゜スペーサlOおよびレ
ンズ12が挿入配置されている。成形ガラスレンズ11
の外周部には鉛の析出による黒化被MIilfaが形成
されており、この黒化被Mllaは、有効光束以外の光
を吸収するので、フレアを生じることがない。
内には、一端側から順にリング状の、スペーサ101本
実施例の成形ガラスレンズ11゜スペーサlOおよびレ
ンズ12が挿入配置されている。成形ガラスレンズ11
の外周部には鉛の析出による黒化被MIilfaが形成
されており、この黒化被Mllaは、有効光束以外の光
を吸収するので、フレアを生じることがない。
(第2実施例)
酸化鉛を約45tmo1%含有したガラス素材[、F7
を加熱軟化し、プレス形成して外径2o閣、肉厚3.7
5−の凹メニスカスレンズからなる成形ガラスレンズを
得た。
を加熱軟化し、プレス形成して外径2o閣、肉厚3.7
5−の凹メニスカスレンズからなる成形ガラスレンズを
得た。
本実施例の成形ガラスレンズを得るには、第4図に示す
ように、炭化珪素(SiC)からなる略円筒状の調型1
3を用意し、この調型13の凹部13aに、酸化鉛を約
45moj!%含有したLF7からなるガラス素材14
を配置する0次に、ガラス素材14を配置した調型13
を、水素5 vo 1%および窒素95vo1%からな
る混合還元性ガス中に設け、ガラス素材14を加熱軟化
せしめた後、成形面を所望のレンズ形状に対応させた一
対の成形用型15.15により、ガラス素材14をプレ
ス形成する。成形後、離型し、ガラス素材14を徐冷し
て成形ガラスレンズを得る。
ように、炭化珪素(SiC)からなる略円筒状の調型1
3を用意し、この調型13の凹部13aに、酸化鉛を約
45moj!%含有したLF7からなるガラス素材14
を配置する0次に、ガラス素材14を配置した調型13
を、水素5 vo 1%および窒素95vo1%からな
る混合還元性ガス中に設け、ガラス素材14を加熱軟化
せしめた後、成形面を所望のレンズ形状に対応させた一
対の成形用型15.15により、ガラス素材14をプレ
ス形成する。成形後、離型し、ガラス素材14を徐冷し
て成形ガラスレンズを得る。
このようにして得られた本実施例の成形がラスレンズは
、調型13とガラス素材14との接触部分が少ないにも
拘らず、その外周部に良質な黒化被膜14aが形成され
ていた。
、調型13とガラス素材14との接触部分が少ないにも
拘らず、その外周部に良質な黒化被膜14aが形成され
ていた。
本実施例の成形ガラスレンズを鏡枠に組込んだところ、
ゴースト・フレアの発生がなかった。
ゴースト・フレアの発生がなかった。
(第3実施例)
酸化鉛を約14moj!%含有したガラス素材Ba5F
2を加熱軟化し、プレス形成して外径8閣。
2を加熱軟化し、プレス形成して外径8閣。
肉W13.3mの両凸レンズからなる成形ガラスレンズ
を得た。本実施例の成形ガラスレンズは、第5図(a)
、(b)に示すように、円柱状の成形ガラスレンズ16
の外周部には、鉛の析出による黒化被膜16aが形成さ
れており、中央部には絞りの役目を果たすフレア防止用
のくびれ部16bが形成されている。
を得た。本実施例の成形ガラスレンズは、第5図(a)
、(b)に示すように、円柱状の成形ガラスレンズ16
の外周部には、鉛の析出による黒化被膜16aが形成さ
れており、中央部には絞りの役目を果たすフレア防止用
のくびれ部16bが形成されている。
本実施例の成形ガラスレンズ16を得るには、前記第1
.2実施例とほぼ同様の方法によるが、特に調型の構成
に特徴がある。
.2実施例とほぼ同様の方法によるが、特に調型の構成
に特徴がある。
すなわち、第6図(a)、(b)に示すよう、調型19
は二分割可能な円筒状であり、調型19ノ外枠19 a
内には、金属の焼結体またはポーラスなグラファイトか
らなる多孔質部材19bが充填されており、外枠19a
にはガス供給管19cが設けられている。このガス供給
管19cがらは水素3vo1%およびアルゴン91vo
1%からなる混合ガスが多孔質部材19bを通って、調
型19内に配置されるガラス素材(図示省略)の外周部
に供給される。
は二分割可能な円筒状であり、調型19ノ外枠19 a
内には、金属の焼結体またはポーラスなグラファイトか
らなる多孔質部材19bが充填されており、外枠19a
にはガス供給管19cが設けられている。このガス供給
管19cがらは水素3vo1%およびアルゴン91vo
1%からなる混合ガスが多孔質部材19bを通って、調
型19内に配置されるガラス素材(図示省略)の外周部
に供給される。
このように多孔質部材19bを有する調型19を用いて
成形すると、レンズ外周部に均一に黒化被膜を形成する
ことができ、また調型19と成形ガラスレンズとが、エ
アフィルムで保持されることになるので、互いに融着す
ることがない。
成形すると、レンズ外周部に均一に黒化被膜を形成する
ことができ、また調型19と成形ガラスレンズとが、エ
アフィルムで保持されることになるので、互いに融着す
ることがない。
また、本実施例の成形ガラスレンズも第1. 2実施例
と同様の作用・効果を示した。
と同様の作用・効果を示した。
なお、前記第1〜3実施例では、ガラス素材としてSF
6.LF7.Ba5F2を用いたが、本発明はかかる実
施例に限定されるものではなく、酸化鉛を含有したSF
、SFS、F、LF、KF。
6.LF7.Ba5F2を用いたが、本発明はかかる実
施例に限定されるものではなく、酸化鉛を含有したSF
、SFS、F、LF、KF。
Ba5F、BaLF、LaF等の硝種を用いれば、レン
ズ外周部に鉛の還元析出による黒化被膜を成形すること
ができる。また、レンズ形状も各実施例のものに限定さ
れず、光学機能面以外の面を有するレンズであれば、成
形後にその面に砂目加工や反射防止塗料の塗布を行わず
に、ゴースト・フレアの発生しない成形ガラスレンズと
することができる。
ズ外周部に鉛の還元析出による黒化被膜を成形すること
ができる。また、レンズ形状も各実施例のものに限定さ
れず、光学機能面以外の面を有するレンズであれば、成
形後にその面に砂目加工や反射防止塗料の塗布を行わず
に、ゴースト・フレアの発生しない成形ガラスレンズと
することができる。
以上のように、本発明の成形ガラスレンズによれば、レ
ンズ外周部に鉛の析出による黒化被膜が形成されている
ので、黒化被膜が内面の反射防止機能を発揮し、レンズ
を鏡枠等に組込んだ場合、有効光束以外の光を吸収して
ゴースト・フレアのない光学Il器とすることができる
。
ンズ外周部に鉛の析出による黒化被膜が形成されている
ので、黒化被膜が内面の反射防止機能を発揮し、レンズ
を鏡枠等に組込んだ場合、有効光束以外の光を吸収して
ゴースト・フレアのない光学Il器とすることができる
。
第1図は、本発明の第1実施例の成形ガラスレンズを鏡
枠に組込んだ状態を示す縦断面図、第2図(a)および
(b)はそれぞれ第1実施例におけるプレス形成装置を
示す斜視図および縦断面図、第3図は第1実施例の成形
ガラスレンズの反射率を示すグラフ、第4図は第2実施
例におけるプレス形成装置を示す縦断面図、第5図(a
)および(b)はそれぞれ第3実施例の成形ガラスレン
ズを示す側面図および斜視図、第6図(a)および(b
)はそれぞれ第3実施例におLJるプレス形成装置の調
型を示す縦断面図、および斜視図である。 3.14・・・ガラス素材 11.16・・・成形ガラスレンズ 11a、14a、 16a・・・黒化被膜特許出願人
オリンパス光学工業株式会社第1図 第2図 (a) (b)第3
図 14゛14a 第5図 (a) (b) 第6図 (a) (b)昭和63年 2
月17日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 紮\1、
事件の表示 昭和62年 特 許 願 第274320号2、発明の
名称 成形ガラスレンズ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号。 名 称 (037)オリンパス光学工業株式会社代表者
下 山 敏 部 4、代理人〒105 住 所 東京都港区浜松町2丁目2番15号6、補正の
対象 (り明細書の「発明の詳細な説明」の欄7、補正の内容
枠に組込んだ状態を示す縦断面図、第2図(a)および
(b)はそれぞれ第1実施例におけるプレス形成装置を
示す斜視図および縦断面図、第3図は第1実施例の成形
ガラスレンズの反射率を示すグラフ、第4図は第2実施
例におけるプレス形成装置を示す縦断面図、第5図(a
)および(b)はそれぞれ第3実施例の成形ガラスレン
ズを示す側面図および斜視図、第6図(a)および(b
)はそれぞれ第3実施例におLJるプレス形成装置の調
型を示す縦断面図、および斜視図である。 3.14・・・ガラス素材 11.16・・・成形ガラスレンズ 11a、14a、 16a・・・黒化被膜特許出願人
オリンパス光学工業株式会社第1図 第2図 (a) (b)第3
図 14゛14a 第5図 (a) (b) 第6図 (a) (b)昭和63年 2
月17日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 紮\1、
事件の表示 昭和62年 特 許 願 第274320号2、発明の
名称 成形ガラスレンズ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号。 名 称 (037)オリンパス光学工業株式会社代表者
下 山 敏 部 4、代理人〒105 住 所 東京都港区浜松町2丁目2番15号6、補正の
対象 (り明細書の「発明の詳細な説明」の欄7、補正の内容
Claims (1)
- (1)酸化鉛を含有したガラス素材を加熱軟化してプレ
ス成形することにより、レンズ外周部に鉛の析出による
黒化被膜を形成して成る成形ガラスレンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27432087A JPH01115842A (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | 成形ガラスレンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27432087A JPH01115842A (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | 成形ガラスレンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01115842A true JPH01115842A (ja) | 1989-05-09 |
Family
ID=17540006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27432087A Pending JPH01115842A (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | 成形ガラスレンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01115842A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021032923A (ja) * | 2019-08-16 | 2021-03-01 | Hoya株式会社 | 光学素子及び光学装置 |
-
1987
- 1987-10-29 JP JP27432087A patent/JPH01115842A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021032923A (ja) * | 2019-08-16 | 2021-03-01 | Hoya株式会社 | 光学素子及び光学装置 |
US11656456B2 (en) | 2019-08-16 | 2023-05-23 | Hoya Corporation | Optical element and optical apparatus |
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