JPH01115311A - シャワーカーテン - Google Patents

シャワーカーテン

Info

Publication number
JPH01115311A
JPH01115311A JP62271825A JP27182587A JPH01115311A JP H01115311 A JPH01115311 A JP H01115311A JP 62271825 A JP62271825 A JP 62271825A JP 27182587 A JP27182587 A JP 27182587A JP H01115311 A JPH01115311 A JP H01115311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl chloride
chloride resin
mold
fungicide
shower curtain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62271825A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0728797B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Kamata
博行 鎌田
Hitoshi Noda
野田 整
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Achilles Corp filed Critical Achilles Corp
Priority to JP27182587A priority Critical patent/JPH0728797B2/ja
Publication of JPH01115311A publication Critical patent/JPH01115311A/ja
Publication of JPH0728797B2 publication Critical patent/JPH0728797B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塩化ビニル系樹脂フィルムからなるシャワー
カーテンに関し、さらに詳細には防カビ性能に優れた塩
化ビニル樹脂フィルム製のシャワーカーテンに関する。
〔従来の技術〕
従来より、バスルーム、シャワールームなどに用いられ
るシャワーカーテンとしては、ナイロンもしくはポリエ
ステルなどの合成繊維製織布と、塩化ビニル系樹脂フィ
ルム製のものが王に使用されている。
これらのシャワーカーテンは、高温、高湿度の部屋で使
用され、水に濡れている時間が長く、人体の垢や汚れが
付着し易いため、これらの垢や汚れを栄養源としてカビ
が生え、カーテンが黒く汚れてしまうという問題がある
塩化ヒニル系樹脂フィルム製シャワーカーテンのなかに
は、カビの発生を防ぐために防カビ剤を添加した商品も
開発されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記防カビ剤を添加したシャワーカーテ
ンでも、防カビ効果は不充分であり、長時間使用してい
るとカビが発生し、汚れが目立つようになって(る。そ
こで、防カビ剤の配合量を増やすことも考えられるが、
防カビ剤は一般に毒性を有しているものが多く、不特定
多数の人間が素肌で接触する可能性の大きいシャワーカ
ーテンに多量の防カビ剤を配合することは、安全衛生上
好ましくない。
本発明は、前記従来技術の問題点を背景になされたもの
で、防カビ剤の配合量を増やすことなく、永続性のある
防カビ効果を有する塩化ビニル系樹脂フィルム製のシャ
ワーカーテンを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、防カビ剤およびI8水剤を配合し
た塩化ビニル系樹脂フィルムからなることを特徴とする
シャワーカーテンを提供するものである。
本発明に使用される塩化ビニル系樹脂とは、塩化ビニル
単独重合体(ポリ塩化ビニル)、あるいは塩化ビニルと
他のビニルモノマー、例えばエチレン、酢酸ビニル、ビ
ニルエーテル、マレイン酸エステル、(メタ)アクリル
酸、(メタ−)アクリル酸エステルなどとの共重合体を
も含むものであり、その平均重合度は、通常、800〜
1,500程度である。
本発明における塩化ビニル系樹脂フィルムには、防カビ
剤と18水剤とを配合することが必要である。
ここで、防カビ剤としては、例えば2−(4−チアゾリ
ル)−ベンツイミダゾール(略称TBZ)、N−(フル
オロジクロロメチルチオ)−フタルイミド、N−ジメチ
ル−N′−フェノール−N’−(フルオロジクロロメチ
ルチオ)−スルファミド、フェノール系化合物、有機硫
黄系化合物、有機スズ系化合物、イミダシリン系化合物
などを用いることができる。
また、防カビ剤とともに配合する撥水剤としては、シリ
コーンオイル、脂肪酸アミド類、フッ素系化合物、ポリ
エチレンワックス、高級脂肪酸などを挙げることができ
る。
防カビ剤の配合量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に
対して、通常、0.05〜5重量部、好ましくは0.1
〜2重量部であり、0.05重量部未満では防カビ効果
が不充分であり、一方5重量部を超えても比例的に防カ
ビ効果が向上するものでもなく不経済である。
また、撥水剤の配合量は、塩化ビニル系樹脂100重量
部に対して、通常、0.01〜5重量部、好ましくは0
.05〜2重量部であり、0.01重量部未満では防カ
ビ剤を併用してもフィルムの撥水性が不充分で、カーテ
ンの水切れ性が悪いためにカビが生え易(、一方5重量
部を超えて使用しても比例的に撥水性が向上するもので
もなく不経済であり、またブリード、ブルームなどのフ
ィルム外観を損なう悪影響が生じる恐れがある。
なお、本発明における塩化ビニル系樹脂フィルムには、
必要に応じて、各種の可塑剤、難燃剤、充填剤、着色剤
、安定剤、滑剤などを配合してもよい。
可塑剤としては、例えばフタル酸エステル系可塑剤を主
体とし、難燃性を付与するためにリン酸エステル系可塑
剤、例えばトリクレジルホスフェート、ジフェニルクレ
ジルホスフェート、アリルアルキルホスフェートなどが
配合される。
また、難燃剤としては、例えば二酸化アンチモン、水酸
化アルミニウムなどが、充填剤としては、例えば炭酸カ
ルシウム、シリカなどが、着色剤としては、例えば酸化
チタン、チタンイエロー、ベンジジンイエロー、群青、
フタロシアニンブルー、カーボンブラック、キナクリン
レッドなどが用いられる。
さらに、安定剤としては、例えばジブチルスズラウレー
トなどのスズ系安定剤、ステアリン酸亜鉛、ステアリン
酸カルシウムなどの金属石鹸などを挙げることができる
。また、滑剤としては、例えば高級脂肪酸エステル、低
分子量ポリエチレンなどの、通常、塩化ビニル系樹脂組
成物に使用される滑剤が使用される。
本発明のシャワーカーテンを製造するには、まずスーパ
ーミキサー、ブレンダーなどの混合機により、塩化ビニ
ル系樹脂、防カビ剤、撥水剤、さらに必要に応じて可塑
剤、難燃剤、充填剤、着色剤、安定剤、滑剤などを混合
し、バンバリーミキサ−、ミキシングロール、押し出し
機などにより混練りし、さらに必要に応じて造粒して、
常法によりフィルム状に成形し、引き続きエンボスロー
ルなどを用いてフィルム表面に任意の模様のエンボス加
工を施す。
第1図は、従来から通常用いられている、上下および左
右方向に凹凸部が形成されたエンボス加工シャワーカー
テンの一例を示すものであるが、このようなエンボス加
工が施されているシャワーカーテンでも、本発明のよう
に防カビ剤と撥水剤とを共存させることによって、永続
性のある優れた防カビ効果を達成することができる。
しかしながら、第2図に示すように、上下方向に連続し
た凹凸部が形成されているようなエンボス加工されたシ
ャワーカーテンでは、カーテンに水が付着しても、水が
該凹凸部に沿って流下してしまい、長時間にわたってカ
ーテン上に滞留するようなことがないため、本発明の防
カビ剤と力水剤とを共存させたことによる効果とあいま
って、防カビ効果がさらに大幅に向上する。
〔作用〕
本発明のシャワーカーテンは、防カビ剤と撥水剤とを含
有するため、防カビ剤の防カビ効果と、撥水剤によるカ
ーテン表面の水切れ効果が相乗的に作用して、カビの発
生、繁殖を著しく抑制し、長期間にわたってシャワーカ
ーテンがカビで黒く汚れるのを防ぐことができる。
特に、上下方向に連続した凹凸部が形成されるようにフ
ィルム表面にエンボス加工を施すと、シャワーカーテン
の水切れ性が良くなり、防カビ効果が一段と向上する。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げ、本発明をさらに具体的に説明する
が、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、実施例中、部、%は、いずれも重量基準である。
また、防カビ性は、次のようにして評価したものである
。すなわち、locmx20cmの大きさの評価カーテ
ンを垂直に吊し、これに1%麦芽エキス溶液200 c
cを均一に噴霧して室温で乾燥する工程を100回繰り
返し、次いでこの試料カーテンを5 cm X 5 c
mの大きさの正方形に切断し、ポテトデキロース寒天平
板培地に載置し、これに黒色アスペルギルス ン生産種(Penicillium citrinum
)、リゾプスストロニフy −(Rhizopus s
tolonifer) 、ケトミウムグロボサム(Ch
aetomiumglobosum) 、タラトスボリ
ウムクラトスポリオイド(Cladosporium(
Iadosporjodes)からなる混合胞子懸濁液
を均一に噴霧して25℃の恒温器内で所定日数培養した
のち、カビの発生状況を観察し、下記の数値で評価した
ものである。
3; 阻止帯5〜10關 2;  〃 1部5鰭未満 1;  〃 1關未満 01;試料の発カビ面積10%未満 02;         10〜30%実施例1〜7、
比較例1 塩化ビニル系樹脂(ポリ塩化ビニル、平均重合度;1,
300)を100部に対して、可塑剤としてジオクチル
フタレート(DOP)を54部、トリクレジルホスフェ
ート(TCP)を10部、安定剤としてバリウム−亜鉛
系安定剤を1.5部、エポキシ化大豆油を1部、充填剤
として炭酸カルシウムを10部、難燃剤として三酸化ア
ンチモンを10部、着色剤として酸化チタンを5部配合
し、これに第1表に示すように防カビ剤と撥水剤を配合
した。
次いで、ブレンダーで混合し、カレンダー直エンボス法
にて、第1図に示すような形状にエンボス加工し、厚さ
0.15mfiのフィルムを成形した。
かくして得られたシャワーカーテンについて、防カビ性
を評価した。結果を第1表に示す。
第1表から明らかなように、防カビ剤を配合したものの
、撥水剤を配合しない比較例1では、10日自回阻止帯
がなくなり、試料にカビが発生するようになるが、防カ
ビ剤と18水剤とを併用したもの(実施例1〜7)では
、カビの発生が長期間にわたって抑制されることが分か
る。
実施例8〜9、比較例2 防カビ剤、撥水剤の配合量を第1表に示すとおりとし、
エンボス加工を第2図に示すように上下方向に連続した
凹凸部が形成されるようにした以外は、実施例1と同様
にしてシャワーカーテンを製造し、防カビ性を評価した
。結果を第1表に示す。第1表から明らかなように、I
8水剤を配合していないもの(比較例2)は、10日自
回阻止帯がな(なり、試料にカビが発生するようになる
が、防カビ剤とIJ3水剤を併用したもの(実施例8〜
9)では、カビの発生が長期間にわたって抑制されるこ
と、が分かる。
特に、実施例8〜9では、上下方向に連続した凹凸部が
形成されるようにエンボス加工が施されているため、実
施例1、実施例4と比較しても、防カビ性が一段と向上
していることが分かる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、毒性のある防カビ剤の配合量を増やす
ことなく、人間の肌に対する毒性のない↑Ω水剤を併用
することによって、永続性のある優れた防カビ効果を有
するシャワーカーテンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明のシャワーカーテンのエ
ンボス加工状態を示す斜視図である。 特許出願人   アキレス株式会社 代理人 弁理士  白 井 重 隆 h:r7 7つ  l 第1図 子図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)防カビ剤および撥水剤を配合した塩化ビニル系樹
    脂フィルムからなることを特徴とするシャワーカーテン
  2. (2)塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、防カビ
    剤の配合量が0.05〜5重量部、撥水剤の配合量が0
    .01〜5重量部である特許請求の範囲第1項記載のシ
    ャワーカーテン。
  3. (3)フィルム表面にエンボス加工が施されている特許
    請求の範囲第1項記載のシャワーカーテン。
  4. (4)エンボス加工が、上下方向に連続した凹凸部が形
    成されるように施されている特許請求の範囲第3項記載
    のシャワーカーテン。
JP27182587A 1987-10-29 1987-10-29 シャワーカーテン Expired - Lifetime JPH0728797B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27182587A JPH0728797B2 (ja) 1987-10-29 1987-10-29 シャワーカーテン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27182587A JPH0728797B2 (ja) 1987-10-29 1987-10-29 シャワーカーテン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01115311A true JPH01115311A (ja) 1989-05-08
JPH0728797B2 JPH0728797B2 (ja) 1995-04-05

Family

ID=17505376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27182587A Expired - Lifetime JPH0728797B2 (ja) 1987-10-29 1987-10-29 シャワーカーテン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0728797B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104706257A (zh) * 2015-03-18 2015-06-17 苏州绍成纺织科技有限公司 一种真丝浴帘

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55104983U (ja) * 1979-01-16 1980-07-22
JPS6123197U (ja) * 1984-07-13 1986-02-10 株式会社東芝 タングステンヒ−タ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55104983U (ja) * 1979-01-16 1980-07-22
JPS6123197U (ja) * 1984-07-13 1986-02-10 株式会社東芝 タングステンヒ−タ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104706257A (zh) * 2015-03-18 2015-06-17 苏州绍成纺织科技有限公司 一种真丝浴帘

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0728797B2 (ja) 1995-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3856826B2 (ja) 組成物および使用
JP5107250B2 (ja) 可塑化ポリ塩化ビニル組成物
JPH10251444A (ja) 抗菌性高分子材料組成物
JPS5935573B2 (ja) 農業用被覆材
US2689837A (en) Fungi and bacteria resistant polyvinyl halide compositions
US4617328A (en) Biocidal agents for use in plastics, polymers and cellulosic materials
JPH01115311A (ja) シャワーカーテン
JPH11116822A (ja) 抗菌性不織布
JPS5935572B2 (ja) 農業用被覆材
JP3563228B2 (ja) 抗菌性を有する非結晶性高分子材料組成物
JPH0859937A (ja) 防菌防黴性塩化ビニル系樹脂フィルム
JPS62212302A (ja) 持続性を有する害虫忌避樹脂成形体
CN106221331B (zh) 一种内墙防霉涂料及其制备方法
JPH0536461B2 (ja)
JP4030653B2 (ja) 合成樹脂用防曇剤組成物
JPH10265678A (ja) 抗菌性高分子材料組成物
JPH02225548A (ja) 防かび防藻性樹脂組成物
JPH0530859B2 (ja)
JPH10251526A (ja) 抗菌・抗藻性高分子材料組成物
JP4053458B2 (ja) 農業用塩化ビニル樹脂フィルム
JPS63196657A (ja) 防かび樹脂成形物
JPS62295943A (ja) 農業用塩化ビニル系樹脂フイルム
JPS60118732A (ja) 農業用塩化ビニル系樹脂フイルム
JP2006052306A (ja) 塩化ビニル系樹脂組成物及びそれを成形してなる成形品
JPS639540A (ja) 防曇持続性良好な農業用フイルム

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080405

Year of fee payment: 13