JPH01114678A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH01114678A
JPH01114678A JP27229287A JP27229287A JPH01114678A JP H01114678 A JPH01114678 A JP H01114678A JP 27229287 A JP27229287 A JP 27229287A JP 27229287 A JP27229287 A JP 27229287A JP H01114678 A JPH01114678 A JP H01114678A
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JP
Japan
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refrigerant
heat exchanger
indoor
refrigeration
temperature
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JP27229287A
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Atsushi Hasegawa
敦 長谷川
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分腎] 本発明は、室内の空気調和と庫内の冷蔵とを同時に行う
空気調和装置に関する。
[従来の技術] 一般に、冷凍サイクルの作動において、冷媒圧縮機から
吐出された冷媒が冷媒凝縮器で凝縮液化される際に、冷
媒の有する熱が周囲に放出される。
そこでこの排熱を利用して室内の曖房を行う空気調和装
置がある。
この空気調和装置は、冷凍サイクルに、例えば、四方弁
のような冷媒の流通方向を切換える手段を設け、冷房時
と暖房時とに応じて冷凍サイクルの冷媒の流れを切換え
るものである。
これにより、冷凍サイクルの冷媒と室内の空気との熱交
換を行うための室内熱交換器を、室内の冷房の際には冷
媒蒸発器として使用し、室内の暖房の際には冷媒凝縮器
として使用することで、室内の冷房および暖房の両方を
行う。
上述の空気調和装置を、例えば、保冷庫を有する車両に
適用した場合、車室内を冷暖房する空気調和装置の他に
、庫内を冷蔵するための冷蔵専用の冷凍サイクルを必要
としていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかるに、車室内を冷暖房する空気調和装置の他に、庫
内を冷蔵するための冷蔵専用の冷凍サイクルを必要とす
ることから、冷媒圧縮機、熱交換器などの機能品数が多
くなる。このため、車室内の冷暖房と庫内の冷蔵とを行
う空気調和装置の製造コストが高くなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、室内の空気調和と庫内の冷蔵とを同時に行うことが
でき、製造コストを低く抑えた空気調和装置を提供する
ことにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、吸入口より吸入し
た冷媒を圧縮して吐出口より吐出させる冷媒圧縮機と、
冷媒と室外の空気との熱交換を行う室外熱交換器と、冷
媒と室内の空気との熱交換を行う室内熱交換器と、前記
冷媒圧縮機の吐出口に、前記室外熱交換器または前記室
内熱交換器の一方を切換えて連通させるとともに、前記
冷媒圧縮機の吸入口に、前記室外熱交換器または前記室
内熱交換器の他方を切換えて連通させる流通方向切換手
段と、一方が前記室外熱交換器と前記室内熱交換器とに
連通可能に接続されるとともに、他方が前記冷媒圧縮機
の吸入口に連通され、冷媒と庫内の空気との熱交換を行
う冷蔵用熱交換器と、前記室外熱交換器または前記室内
熱交換器で凝縮された冷媒を減圧膨脹する減圧装置とを
具備することを技術的手段とする。
[作用および発明の効果] 上記構成よりなる本発明は、冷凍サイクルに、冷媒の流
通方向を切換えるための流通方向切換手段を設けるとと
もに、室外熱交換器および室内熱交換器の他に、冷媒と
庫内の空気との熱交換を行うための冷蔵用熱交換器を設
けた。これにより、流通方向切換手段を切換えることで
、室外熱交換器および室内熱交換器を冷媒凝縮器あるい
は冷媒蒸発器として使用することができると同時に、冷
蔵用熱交換器を併用して使用することができる。
例えば、流通方向切換手段を切り換えて、冷媒圧縮機か
ら吐出された冷媒を室外熱交換器へ供給する。そして室
外熱交換器で凝縮液化された冷媒を室内熱交換器および
冷蔵用熱交換器へ供給することにより、室内の冷房と庫
内の冷蔵とを同時に行うことができる。
また、流通方向切換手段を切り換えて、冷媒圧縮機から
吐出された冷媒を室内熱交換器へ供給して、室内熱交換
器を冷媒凝縮器として使用する。
そして冷媒が凝縮液化される際に冷媒の有する熱が周囲
に放出されることで室内を暖房する。室内熱交換器で凝
縮液化された冷媒が冷蔵用熱交換器へ供給されることで
、冷蔵用熱交換器を通過する空気と熱交換され、通過す
る空気が冷却されて庫内を冷蔵する。
[実施例] 次に、本発明の空気調和装置を図面に示す一実施例に基
づき説明する。
第1図は空気調和装置を構成する冷凍サイクルの冷媒回
路図、第2図は冷凍サイクルを構成する各熱交換器を配
置した車両の概略図を示す。
冷凍サイクル1は、保冷庫(冷蔵庫)2を有する車両3
の図示しない走行用エンジンに締結され、1つの吐出口
4aと2つの吸入口4b、4Cとを有する多気筒の冷媒
圧縮機4を備える。この冷媒圧縮機4は、エンジンの回
転出力が電磁クラッチ5を介して断続的に伝達されて冷
媒の吸入および圧縮を行う。
車両3の車室内3aには、第2図に示すように、冷媒と
車室内3aの空気との熱交換を行う室内熱交換器6を備
え、保冷庫2の床下には、冷媒と外気との熱交換を行う
室外熱交換器1を、保冷庫内2aには、冷媒と保冷庫内
2aの空気との熱交換を行う冷蔵用熱交換器8をそれぞ
れ備える。
室内熱交換器6には、キャピラリチューブからなる減圧
装置9、その減圧装置9と並列に設けられた逆止弁10
、通電により開弁じて室内熱交換器6への冷媒の供給を
可能にする電磁弁11が順次接続され、室外熱交換器7
には、キャピラリチューブからなる減圧装置12、その
減圧装置12と並列に設けられた逆止弁13、通電によ
り開弁して室外熱交換器7への冷媒の供給を可能にする
電磁弁14が順次接続されている。
そしてこれら、室内熱交換器6、減圧装置9、逆止弁1
0、電磁弁11、電磁弁14、逆止弁13、減圧装置1
2、室外熱交換器7は、それぞれ冷媒配管15により接
続されて閉回路を構成し、室外熱交換器7と室内熱交換
器6との間に配設した本発明の流通方向切換手段である
四方弁16を介して、冷媒圧縮機4に接続されている。
なお、四方弁16は、通電されることにより、冷媒圧縮
機4の吐出口4aと室外熱交換器7とを連通し、室内熱
交換器6と冷媒圧縮機4の吸入口4bとを連通ずる。そ
して、非通電時には、冷媒圧縮機4の吐出口4aと室内
熱交換器6とを連通し、室外熱交換器7と冷媒圧縮機4
の吸入口4bとを連通ずる。
四方弁16と冷媒圧縮1l14の吸入口4bとの間には
アキュームレータ11が配設され、室内熱交換器6ある
いは室外熱交換器7から吐出された冷媒の気液分離を行
い、ガス状冷媒だけを冷媒圧縮機4に供給する。
冷蔵用熱交換器8には、キャピラリチューブからなる減
圧装置18、通電により開弁して冷蔵用熱交換器8への
冷媒の供給を可能にする電磁弁19、および減圧装置1
8と電磁弁19とを介して冷蔵用熱交換器8へ供給する
冷媒を一時蓄えるためのレシーバ20が接続されている
。そして、冷蔵用熱交換器8の吐出側が冷媒圧縮機4の
吸入口4Cと連通し、レシーバ20が電磁弁11と電磁
弁14とを接続する冷媒配管15に接続されている。
アキュームレータ17から冷媒圧縮機4の吸入口4bに
接続される冷媒配管15と、冷蔵用熱交換器8から冷媒
圧縮機4の吸入口4Cに接続される冷媒配管15との間
には連通路21が設けられ、その連通路21の途中には
、通電により連通路21を開口する電磁弁22が配設さ
れている。
なお、室内熱交換器6、室外熱交換器7、および冷蔵用
熱交換器8を通過する冷媒は、ファン23.24.25
による送風を受けて、各熱交換器6.7.8を通過する
空気と熱交換される。
本実施例では、多気筒の冷媒圧縮機4を採用したが、こ
れは例えば、車室内3aの冷房と保冷庫内2aの冷蔵と
を同時に行う場合には、室内熱交換器6と冷蔵用熱交換
器8とで蒸発圧力が異なる場合がある。この場合、単気
筒で1つの吸入口しか持たない圧縮機では、それぞれの
圧力状態で冷媒を吸入することが不可能となる(圧力は
高温側の蒸発圧力に支配される)、そこで吸入口を2つ
有する多気筒の冷媒圧縮機4を採用し、別々の吸入口よ
り吸入させるようにした。
また例えば、保冷庫内2aの冷蔵のみを行う場合には、
冷媒は冷蔵用熱交換器8のみから吐出される。このよう
な時には、蒸発圧力の差異を考慮する必要がないため、
電磁弁22を開弁して連通路21を開通させ、冷媒圧縮
機4の2つの吸入口4b、4Cより冷媒を吸入させるこ
とで冷媒圧縮機4の吸入効率を良くする。
第3図に、上記実施例の制御を行う制御回路の一例を示
す。
車室内3aの冷房、暖房、および保冷庫内2aの冷蔵な
どの各運転モードは、使用者が、図示しない運転席の近
傍に設けられた室内空調スイッチ26、および保冷庫ス
イッチ27を切換えることにより選定する。
なお、室内空調スイッチ26は、車室内3aの冷房と暖
房との切り換え、および通電制御を行い、保冷庫スイッ
チ27は、保冷庫内2aの冷蔵の通電制御を行う。
室内空調スイッチ26を冷房側、あるいは暖房側にON
するとともに、保冷庫スイッチ27をOFF した場合
、マイクロコンピュータ28により、車室内温度センサ
29によって検知された車室内3aの温度■1と、室内
温度設定用の可変抵抗30による設定値S1とが比較さ
れる。
室内空調スイッチ26を冷房側、あるいは暖房側にON
するとともに、保冷庫スイッチ27をONにした場合、
マイクロコンピュータ28により、車室内3aの温度■
1の比較とともに、保冷庫内温度センサ31によって検
知された保冷庫内2aの温度と、保冷庫内温度設定用の
可変抵抗32による設定値S2とが比較される。そして
、車室内3aの温度、あるいは保冷庫内2aの温度に応
じて、クラッチリレーコイル5a、四方弁コイル16a
、ファンリレーコイル23a、24a、25a、電磁弁
コイル11a、14a、19a、22aが通電制御され
る。
クラッチリレーコイル5aが通電されると、リレー接点
5bを介して電磁クラッチ5が通電され、冷媒圧縮機4
が作動する。また、ファンリレーコイル23a、24a
、25aが通電されると、リレー接点23b、24b、
25bを介してファン23.24.27が通電される。
電磁弁11.14.19.22は、電磁弁コイル11a
、14a、19a、22aが通電されることで開弁され
る。
なお、室内空調スイッチ26を暖房側に切換えるととも
に、保冷庫スイッチ27をONした場合において、車室
内3aの温度■1が設定値S1より低く、且つ、保冷庫
内2aの温度T2が設定値S2より高い場合には、室内
熱交換器6に取り付けた凝縮温度センサ33によって室
内熱交換器6から吐出される冷媒の凝縮温度T3を検知
し、凝縮温度設定用の可変抵抗34により設定された設
定値S3と比較される。凝縮温度センサ33によって検
知した凝縮温度T3が設定値S3より高い場合、つまり
、冷蔵用熱交換器8の熱交換能力が大きい場合には、電
磁弁11.19.22が通電され、凝縮温度T3が設定
値S3より低い場合、つまり、冷蔵用熱交換器8の熱交
換能力が小さい場合には、電磁弁11.14.19が通
電される。
次に、制御回路の作動を、第4図に示すフローチャート
に基づき説明する。
まず、ステップ1において、室内空調スイッチ26を冷
房側に切り換えた場合、ステップ2において、保冷庫ス
イッチ27の通を制御を行う、保冷庫スイッチ27をO
Nにした場合、ステップ3において、車室内3aの温度
T1が設定値S1より大きいか否かを判断する。ステッ
プ3の判断結果がYESの場合には、ステップ4におい
て、保冷庫内2aの温度■2が設定値S2より大きいか
否かを判断する。ステップ4の判断結果がYESの場合
には、ステップ5において、電磁クラッチ5、四方弁1
6、ファン23.24.25、電磁弁11.14.19
が通電され、以後リターンする。ステップ4の判断結果
がNOの場合には、ステップ6において、電磁クラッチ
5、四方弁16、ファン23.24、電磁弁11.14
.22が通電され、以後リターンする。
ステップ3の判断結果がNOの場合には、ステップ1に
おいて、保冷庫内2aの温度■2が設定値S2より大き
いか否かを判断する。ステップ7の判断結果がYESの
場合には、ステップ8において、電磁クラッチ5、四方
弁16、ファン24.25、電磁弁14.19.22が
通電され、以後リターンする。ステップ7の判断結果が
NOの場合には、ステップ9において、四方弁16のみ
が通電され、以後リターンする。
ステップ2において、保冷庫スイッチ27をOFFにし
た場合、ステップ10において、車室内3aの温度■1
が設定値S1より大きいか否かを判断する。ステップ1
0の判断結果がYESの場合には、ステップ6に戻る。
ステップ10の判断結果がNOの場合には、ステップ9
に戻る。
次に、ステップ1において、室内空調スイッチ26を暖
房側に切り喚えた場合、ステップ11において、保冷庫
スイッチ27の通電制御を行う。保冷庫スイッチ27を
ONにした場合、ステップ12において、車室内3aの
温度■1が設定値S1より小さいか否かを判断する。ス
テップ12の判断結果がYESの場合には、ステップ1
3において、保冷庫内2aの温度■2が設定値S2より
大きいか否かを判断する。ステップ13の判断結果がY
ESの場合には、ステップ14において、凝縮温度■3
が設定値S3より小さいか否かを判断する。ステップ1
4の判断結果がYESの場合には、ステップ15におい
て、電磁クラッチ5、ファン23.24.25、電磁弁
11.14.19が通電され、以後リターンする。ステ
ップ14の判断結果がNOの場合には、ステップ16に
おいて、電磁クラッチ5、ファン23.25、電磁弁1
1.19.22が通電され、以後リターンする。
ステップ13の判断結果がNOの場合には、ステップ1
7において、電磁クラッチ5、ファン23.24、電磁
弁11.14.22が通電され、以後リターンする。
ステップ12の判断結果がNOの場合には、ステップ7
に戻る。
ステップ11において、保冷庫スイッチ27をOFFに
した場合、ステップ18において、車室内3aの温度■
1が設定値S1より小さいか否かを判断する。ステップ
18の判断結果がYESの場合には、ステップ17に戻
る。ステップ18の判断結果がNOの場合には、ステッ
プ19において、電磁クラッチ5、四方弁16、ファン
23.24.25、電磁弁11.14.19.22のす
べてが非通電とされ、以後リターンする。
次に、ステップ1において、室内空調スイッチ26をO
FFにした場合、ステップ20において、保冷庫スイッ
チ27をONにし、ステップ7に戻る。
次に、本実施例の作動について説明する。
イ)車室内3aの冷房のみを行う場合。
使用者が、室内空調スイッチ26を冷房側に切換えると
ともに、保冷庫スイッチ27をOFFにする。
車室内温度センサ29により検知された車室内3aの温
度■1が設定値S1より大きい場合、電磁クラッチ5、
四方弁16、ファン23.24、電磁弁11.14.2
2が通電される。四方弁16が通電されることで、冷媒
圧縮機4から吐出された高温、高圧の冷媒は、四方弁1
6を介して室外熱交換器7へ供給され、ファン24によ
る送風を受けて凝縮液化される。
凝縮液化された冷媒は、電磁弁19が閉じていることか
ら、電磁弁11を介して、減圧装置9に供給され、減圧
装置9を通過する際に、低温、低圧の霧状冷媒となり室
内熱交換器6へ供給される。室内熱交換器6に供給され
た冷媒は、ファン23の送風により室内熱交換器6を通
過する空気と熱交換され、通過する空気が冷却されて車
室内3aを冷房する。
室内熱交換器6から吐出された冷媒は、四方弁16を介
してアキュームレータ11に供給され、気液分離された
後、ガス状冷媒のみがアキュームレータ17より吐出さ
れる。このとき電磁弁22が通電されていることから、
連通路21が開口し、アキュームレータ17より吐出さ
れた冷媒が、冷媒圧縮機4の2つの吸入口4b、4Cよ
り吸入される。
なお、車室内温度センサ29により検知された車室内3
aの温度■1が設定値S1より小さい場合は、電磁クラ
ッチ5が非通電となり、冷凍サイクル1の作動が停止し
、車室内3aの冷房は行われない。
口)車室内3aの暖房のみを行う場合。
使用者が、室内空調スイッチ26を暖房側に切換えると
ともに、保冷庫スイッチ27をOFFにする。
車室内温度センサ29により検知された車室内3aの温
度T1が設定値S1より小さい場合、電磁クラッチ5、
ファン23.24、電磁弁11.14.22が通電され
る。四方弁16が非通電となることから、冷媒圧縮機4
から吐出された高温、高圧の冷媒は、四方弁16を介し
て室内熱交換器6へ供給され、ファン23による送風を
受けて凝縮液化される。凝縮液化される際に、冷媒の有
する熱が周囲に放出され、車室内3aを暖房する。
凝縮液化された冷媒は、電磁弁19が閉じていることか
ら、電磁弁14を介して、減圧装置12に供給され、減
圧装置12を通過する際に低温、低圧の霧状冷媒となり
、室外熱交換器7へ供給される。室外熱交換器1から吐
出された冷媒は、四方弁16を介してアキュームレータ
17に供給され、気液分離された後、ガス状冷媒のみが
アキュームレータ17より吐出される。このとき電磁弁
22が通電されていることから、連通路21が開口し、
アキュームレータ17より吐出された冷媒は、冷媒圧縮
機の2つの吸入口4b、4cより吸入される。
なお、車室内温度センサ29により検知された車室内3
aの温度■1が設定値S1より大きい場合は、電磁クラ
ッチ5が非通電となり、冷凍サイクル1の作動(ヒート
ポンプとしての作動)が停止し、車室内3aの暖房は行
われない。
ハ)車室内3aの冷房と同時に、保冷庫内2aの冷蔵を
行う場合。
使用者が、室内空調スイッチ26を冷房側に切換えると
ともに、保冷庫スイッチ27をONにする。車室内温度
センサ29により検知された車室内3aの温度T1が設
定値S1より大きく、且つ、保冷庫内温度センサ31に
より検知された保冷庫内2aの温度■2が設定値S2よ
り大きい場合、電磁クラッチ5、四方弁16、ファン2
3.24.25、電磁弁11.14.19が通電される
。四方弁16が通電されることで、冷媒圧縮機4から吐
出された高温、高圧の冷媒は、四方弁16を介して室外
熱交換器7へ供給され、ファン24による送風を受けて
凝縮液化される。
凝縮液化された冷媒は、一方が、電磁弁11を介して減
圧装置9に供給されるとともに、他方が、レシーバ20
に供給される。減圧装置9に供給された冷媒は、減圧装
W9を通過する際に低温、低圧の霧状冷媒となり、ファ
ン23の送風により室内熱交換器6を通過する空気と熱
交換され、通過する空気が冷却されて車室内3aを冷房
する。室内熱交換器6から吐出された冷媒は、四方弁1
6を介してアキュームレータ17に供給され、気液分離
された後、ガス状冷媒のみがアキュームレータ17より
吐出される。このとき電磁弁22が非通電となっている
ことから、連通路21が閉じ、アキュームレータ17よ
り吐出された冷媒は、冷媒圧縮機4の吸入口4bのみか
ら吸入される。
一方レシーバ20に供給された冷媒は、気液分離された
後、電磁弁19を介して減圧装置18に供給され、減圧
装置18を通過する際に低温、低圧の霧状冷媒となり、
ファン25の送風により冷蔵用熱交換器8を通過する空
気と熱交換され、通過する空気が冷却されて保冷庫内2
aを冷蔵する。冷蔵用熱交換器8から吐出されたガス状
冷媒は、冷媒圧縮機4の吸入口4Cから吸入される。
なお、保冷庫内2aの温度■2が設定値S2より小さい
場合には電磁弁19が非通電となるため、室外熱交換器
7から吐出された冷媒がすべて室内熱交換器6へ供給さ
れ、車室内3aのみを冷房する。
また、車室内3aの温度T1が設定値S1より小さく、
且つ、保冷庫内2aの温度■2が設定値S2より大きい
場合には、電磁弁11が非通電となり、室外熱交換器7
から吐出された冷媒がすべて冷蔵用熱交換器8へ供給さ
れ、保冷庫内2aのみを冷蔵する。
車室内3aの温度T1が設定値S1より小さく、且つ、
保冷庫内2aの温度■2も設定値S2より小さい場合に
は、電磁クラッチ5が非通電となり、冷凍サイクル1の
作動が停止し、車室内3aの冷房、および保冷庫内2a
の冷蔵ともに行われない。
二)車室内3aの暖房と同時に、保冷庫内2aの冷蔵を
行う場合。
使用者が、室内空調スイッチ26を暖房側に切換えると
ともに、保冷庫スイッチ27をONにする。車室内温度
センサ29により検知された車室内3aの温度T1が設
定値S1より小さく、且つ、保冷庫内温度センサ31に
より検知された保冷庫内2aの温度■2が設定値S2よ
り大きい場合、室内熱交換器6に取り付けられた凝縮温
度検知センサ33により凝縮温度■3が検知される。
検知された凝縮温度■3が設定値S3より小さい場合、
つまり、冷蔵用熱交換器8の熱交換能力が小さい場合に
は、電磁クラッチ5、ファン23.24.25、電磁弁
11.14.19が通電される。
四方弁16が非通電となることから、冷媒圧m機4から
吐出された高温、高圧の冷媒は、四方弁16を介して室
内熱交換器6へ供給され、ファン23による送風を受け
て凝縮液化される。高温、高圧の冷媒が凝縮液化される
ときに、冷媒の有する熱が周囲に放出され、この熱によ
り車室内3aが暖房される。
凝縮液化された冷媒は、冷蔵用熱交換器8の熱交換能力
が小さいため、一方が、電磁弁14を介して減圧装置1
2に供給されるとともに、他方が、レシーバ20に供給
される。減圧装置12に供給された冷媒は、減圧装置1
2を通過する際に低温、低圧の霧状冷媒となり、ファン
24の送風により室外熱交換器7を通過する空気と熱交
換される。熱交換されて室外熱交換器1から吐出された
冷媒は、四方弁16を介してアキュームレータ17に供
給され、気液分離された後、ガス状冷媒のみがアキュー
ムレータ17より吐出される。このとき電磁弁22が非
通電となっていることから、連通路21は閉じ、アキュ
ームレータ17より吐出された冷媒は、冷媒圧縮機4の
吸入口4bのみから吸入される。
一方レシーバ20に供給された冷媒は、気液分離された
後、電磁弁19を介して減圧装置18に供給され、減圧
装置18を通過する際に低温、低圧の霧状冷媒となり、
ファン25の送風により冷蔵用熱交換器8を通過する空
気と熱交換され、通過する空気が冷却されて保冷庫内2
aを冷蔵する。冷蔵用熱交換器8から吐出されたガス状
冷媒は、冷媒圧縮機4の吸入口4Cから吸入される。
凝縮温度センサ33により検知された凝縮温度■3が設
定値S3より大きい場合、つまり、冷蔵用熱交換器8の
熱交換能力が大きい場合には、電磁弁14が非通電とな
り、室内熱交換器6から吐出された冷媒は、すべて冷蔵
用熱交換器8へ供給される。
なお、保冷庫内温度センサ31により検知された保冷庫
内2aの温度■2が設定値S2より小さい場合には、電
磁弁19が非通電となり、室内熱交換器6から吐出され
た冷媒は、すべて室外熱交換器7へ供給される。
車室内3aの温度■1が設定値S1より大きく、且つ、
保冷庫内2aの温度■2が設定値S2より大きい場合に
は、四方弁16が通電され、電磁弁11が非通電となる
ことで、冷媒圧縮機4から吐出された冷媒は、四方弁1
6を介して室外熱交換器7へ供給され、室外熱交換器7
から吐出された冷媒は、すべて冷蔵用熱交換器8へ供給
され、車室内3aの暖房は行われない。
車室内3aの温度■1が設定値S1より大きく、且つ、
保冷庫内2aの温度■2が設定値S2より小さい場合に
は、電磁クラッチ5が非通電となり、冷凍サイクル1の
作動が停止し、車室内3aの暖房、および保冷庫内2a
の冷蔵ともに行われない。
上述したように、冷凍サイクル1に、冷媒の流通方向を
切換えるための四方弁16(流通方向切換手段)を設け
るとともに、室外熱交換器1および室内熱交換器6の他
に、冷媒と保冷庫内2aの空気との熱交換を行うための
冷蔵用熱交換器8を設けたことにより、車室内3aの冷
暖房と保冷庫内2aの冷蔵とを同時に、あるいは車室内
3aの冷暖房のみ、保冷庫2の冷蔵のみを行うことがで
きる。
また、従来のように、車室内3aの冷暖房を行うための
空気調和装置と、保冷庫内2aの冷蔵を行うための冷凍
サイクルとを別々に設ける必要がなく、冷媒圧縮機、熱
交換器などの機能品数を減らすことができ、車室内3a
の冷暖房および保冷庫内2aの冷蔵を同時に行うための
空気調和装置の製造コストを低く抑えることができる。
第5図に本発明の第2実施例を示す。
第1実施例では、多気筒の冷媒圧縮機4を使用したが、
本実施例では、単気筒で1つの吸入口4bを有する冷媒
圧縮機4を使用し、冷蔵用熱交換器8の吐出側をアキュ
ームレータ17に連通させたものである。
なお、車室内3aの冷房と保冷庫内2aの冷蔵とを同時
に行うときには、電磁弁11と、電磁弁19とを間欠的
に作動させることで、それぞれの熱交換器(室内熱交換
器6、冷蔵用熱交換器8)から吐出された冷媒を単気筒
の冷媒圧縮機4に吸入させることができ、第1実施例と
同様の効果を得ることができる。
また、車室内3aの暖房と保冷庫内2aの冷蔵とを同時
に行う際において、冷蔵用熱交換器8の熱交換能力が小
さい場合には、電磁弁14が通電されて、室内熱交換器
6から吐出された冷媒が、室外熱交換器7と冷蔵用熱交
換器8との両方に供給される。
上記した実施例では、空気調和装置を車両に適用した場
合を例示したが、鉄道車両、船舶などで、室内の空気調
和とともに、庫内の冷蔵を必要とする場合に適用しても
良い。また、定置用(例えば家屋、工場など)として用
いても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の空気調和装置を構成する冷凍サイクル
の冷媒回路図、第2図は冷凍サイクルを構成する各熱交
換器を配置した車両の概略図、第3図は本実施例の制御
を行う制御回路図、第4図は制御回路の作動を示すフロ
ーチャート、第5図は本発明の第2実施例を示す冷凍サ
イクルの冷媒回路図である。 図中 4・・・冷媒圧縮機 4a・・・吐出口 4b、
4C・・・吸入口 6・・・室内熱交換器 7・・・室
外熱交換器8・・・冷蔵用熱交換器 9.12.18・
・・減圧装置 16・・・四方弁(流通方向切換手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)吸入口より吸入した冷媒を圧縮して吐出口より吐
    出させる冷媒圧縮機と、 (b)冷媒と室外の空気との熱交換を行う室外熱交換器
    と、 (c)冷媒と室内の空気との熱交換を行う室内熱交換器
    と、 (d)前記冷媒圧縮機の吐出口に、前記室外熱交換器ま
    たは前記室内熱交換器の一方を切換えて連通させるとと
    もに、前記冷媒圧縮機の吸入口に、前記室外熱交換器ま
    たは前記室内熱交換器の他方を切換えて連通させる流通
    方向切換手段と、(e)一方が前記室外熱交換器と前記
    室内熱交換器とに連通可能に接続されるとともに、他方
    が前記冷媒圧縮機の吸入口に連通され、冷媒と庫内の空
    気との熱交換を行う冷蔵用熱交換器と、 (f)前記室外熱交換器または前記室内熱交換器で凝縮
    された冷媒を減圧膨脹する減圧装置とを具備する空気調
    和装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001280749A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JP2002277098A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JP2002277097A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Daikin Ind Ltd 冷凍装置

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