JPH01114373A - 3相変換装置 - Google Patents

3相変換装置

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JPH01114373A
JPH01114373A JP62272675A JP27267587A JPH01114373A JP H01114373 A JPH01114373 A JP H01114373A JP 62272675 A JP62272675 A JP 62272675A JP 27267587 A JP27267587 A JP 27267587A JP H01114373 A JPH01114373 A JP H01114373A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は3相変僕装置に関するもので、特に交流電源と
並列運転しつつ、負荷母線電圧を常に正弦波の所望値に
保つことのできる変換装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から上記のような構成の変換装置の代表であるイン
バータが研究さn、でいたが、インバータの制御の方法
が難かしく充分解明されていなかったことから、発明者
の知る限り実用化された例にない。
例えば文献「無停電電源装置の一方式」、昭和52年電
気学会全国大会講演論文集、 No、688.P864
〜865が上記のインバータ方式の制御方法を若干述べ
ているので、この文献の第4図を本発明の図面様式と記
号に基づき描き直し、第2図に示す。
図において、インバータ+11の出力U IJアクドル
Ls(5)とコンデンサCp f61により高調波を除
去さn1負荷(3)の接続された9荷母線(8)に正弦
波電圧を得ている。一方、交流電源+21i1Jアクド
ルLB 171 ft介して負荷母線(8)へ接続され
ている。リアクトルLBはこの文献でに15%となって
いる。交流電源+21から負荷母線(8)へ流入する有
効電力げ交流′ぽ源電圧vBと母線電圧VCの位和差ゲ
ΔψとするとsinΔψに比例する。この電力げ負荷の
要求する有効電力とバッチIJ−filへの充電′心力
、およびインバータ(1)の損失の和に等しい。
第2図の制御回路の動作に次の通りである。まず、位相
差検出回路(100)げ交流電源(2)とインバータ(
IIの位相差Δψを検出しPLLアンプ(102)と発
帳器(101’)よりなるPLL回路へフィードバック
される。電圧制御アンプ(106)はバッチIJ −f
41の電圧検出回路(109) rよる検出値と電圧設
定(107)の差に′応じ、バッチv −11流の指令
値を導出する。
′電流制御アンプ(104)に上記の電流指令値と電流
検出回路(108)の検出値の差に応じ、PLL回路へ
位相差の指令値ψR1rを与える。
以上r(よりインバータの運転位相に交流電源vBより
適尚に遅れ、常にバッチIJ−+41を電圧設定(10
7)の指令重圧で充電しつつ、負荷(3)の有効電力を
交流電源V)3から取るような値となる。
なお、ここでに位相差検出回路(100)へ与えるイン
バータ側位相をインバータfi+の出力から取っている
が、点線で示したように、コンデンサ(6)の端子面圧
Vc k与えてもよい。これはインバータ出力とVcば
11ぼ同じ傾向の動きをするからである。
次に電圧制御アンプ(112) H電圧設定(111)
と電圧検出回路(114)で検出した負荷母庫(8)電
圧の検出値の差に応じ、インバータfi+の電圧全制御
する。
但し、この制御は電圧の平均f+[に基づく制御である
O 〔発明が解決しようとする問題点〕 以上説明した従来技術でに次のような問題点があった。
tl+  母線電圧の制御がその平均値に基づくもので
あるため、整流器などの高調波の多い負荷の場合は母線
電圧に歪を生じる。
(2)  インバータは通常の電圧形インバータにフィ
ルタを設は正弦波電圧を得るように構成したものである
ため、過電流に弱く、交流電源電圧vBが急変した時な
どに過大な横流が流n5、インバータが転流失敗する恐
れが大きい。
(3)従来技術でに3相の場合の各相の電源電圧と負荷
の不平衡に対し、各相の負荷母線電圧を如何に平衡した
3相に確保するかは全く解明されていない。即ち、全て
の相を同じように制御することしかできない。
この発明に上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、母線電圧に歪を生じない、また、負荷急変時
にもインバータが正常に動作する3相インバータ装置を
提供することを目的とじている。
壕だ、同じ方法をインバータに限定せず、インバータと
サイクロコンバータとを組み合わせた方式など他の3相
変換器にも適用することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る変換装置は交流電源と変換器が共通の負
荷母線に対し並列運転し、負荷の有効・無効電力及び高
調波電力を分担して供給する変換器システムにおいて、
上記変換器はそれを構成する少なくとも一部の電気弁が
1サイクルの間に沙数回のスイッチングを行ない、変換
器の交流出力電流波形を指令値に追従させることのでき
る電流追従制御形変換器とすると共に、交流電源と負荷
母線の間に直列にインダクタンスと上記負荷母線に並列
に接続したコンデンサとを備えたものである0 〔作用〕 この変換器はその電流指令値として[上記負荷電流と上
記インダクタンスに流れる交流電源−流との差の′r!
L流値」および「上記負荷母線電圧とこの負荷母線電圧
の所望の正弦波指令値との偏差を修正するために上記変
換器が出力すべき電流値」との和を与えて制御を行なう
〔発明の実施例〕
本発明はインバータに限らす3相変換器に一般的に適用
できるが、便宜上インバータを例に以下説明する。
本発明は従来方式の上記の欠点を解消するためになさn
、たもので、まず上記の問題点(2)を解消するために
、PWMインバータに痛速の電流マイナーループを設け
、その電流指令値を負荷母線電圧が常に所定め正弦波に
なるように与えるという方式を取っている。電流マイナ
ーループに与える指令値にリミッタを設けることにより
、出力過電流にインバータ自身の基本特性により本質的
に防止される。詳細原理に後述するが、負荷母線電圧を
正弦波とすべくインバータが出力すべき電流に次の2つ
の要素である。
(、)  負荷電流から交流電源電流を引いた電流値。
(b)  負荷母線電圧の正弦波指令値と実際値の偏差
を補正する電圧コントローラからの補正電流指令。
上記の(、)項は負荷電流の情報を含んでいるので、そ
れをインバータが瞬時追従制御することにより、高調波
を含んだ負荷電流を瞬時にインバータが追従し、負荷母
線電圧の歪を制御する。また交流電源電圧が起動した結
果、(a)項に宮まれた交流電源′ば流が変化すること
も直ちに反映されるので、負荷母線電圧は影響を受けず
、定電圧を保つことができる。
さらに負荷母線電圧の指令値と実際値の差を修正する゛
電圧コントローラの出力である補正電流指令が、それ以
外の原因による電圧偏差を全て修正する作用を行ない負
荷母線電圧を正弦波に保つ。
さらに上記の制御に瞬時値制御であるから、3相インバ
ータの各相の電流・電圧をd−q軸の同期回転座標系に
変換し、d、q軸成分の非干渉化を行なった制御系を構
成したうえで、d、q軸上での電流・電圧制御を行なう
ことにより、3相の・illll圧電圧荷電流の不平衡
に対して、負荷母線電圧を3相平衡に保つことができる
以上により、問題点のfi+から(3)が全て解消する
こととなる。
以下、;l!1図に基づき本発明の原理の概安全説明す
る。図において第2図と同じ番号のものに同じ機#@を
示す。但し、第2図に出力電圧の平均値に基づき動作す
る制御系であるのに対し、第1図に出力電流、電圧の瞬
時値を制御するものであるので、第1図でに瞬時値制御
のものに200番代のブロックとし、区別している。バ
ッテリーの電流。
電圧を所定値に制御するPLLの原理に第2図と同じで
、そのPLI、にV/1’発振器(115)の周波数全
制御し、それに応じて正弦波の電圧基準発生回路(21
1)の周波数と位相が制御される。以下3相をまとめて
ベクトル表現で説明するが、瞬時追従制御形の電流コン
トローラ(217) i 電圧コントローラ(212)
の電流指令IA申に基づき、PWM回路(219)へイ
ンバータの発生すべき電圧指令VA” k与える。
ここでr電流センサ(218)はインバータの出力電流
IAの瞬時値をフィードバックするものである。
直圧コントローラ(212) iコンデンサーpの電圧
、即ち負荷母線(8)の電圧VCの瞬時値が正弦波電圧
基準vc拳と一致するように電流コントローラ(217
)へ電流指令IA”を与える。
本発明では上記のように電流マイナーループ付きインバ
ータを用いるとともに上記の電圧コントローラ(212
)がIAlを導出する方法を特に工夫し、負荷の高調波
や、交流電源の直圧vBの変動の影、Vを受は難くして
いる。
以上の説明でに、3相変換器であることを離n。
て、概要を説明したが、次にその制御方式の原理の詳f
tB f3相インバータを例として説明する。
第3図に示す主回路図において、インバータ(11はト
ランジスタQ1からQ6およびダイオードD1からD6
よりなる数KHz以上のスイッチングの3相ブリツジイ
ンバータで、PWM回路(219)の指令パルスに基づ
き、出力電圧指令vA0に対応した出力電圧VAσ+V
AV+”/AYを発生する。
この図において、インバータの出力4流IAu・IAV
IIAWは′tiマイナーループにより理想的に制御さ
れていて、インバータ+11とりアクドルLs (51
をあわせて理想’gi源と死なし得るものとし、6個の
自己消弧形素子によるスイッチ(200)が閉の時の状
態方式を作る。
なお、スイッチ(200)が開の状態でa先願の特願昭
62−189352号と同じ制御回路を用いることがで
きるので、ここでに触れない。また、アクティブフィル
タなど常に藺用交流亀源と並列運転するものではスイッ
チ(200) H不要であることにいうまでもない。
第1図に示したインバータの電流マイナーループが礪3
図のIAUeIAVIIAWを自由に制御できるものと
する。
このとき、第3図に第4図の等価回路となる。
この等価回路のコンデンサーCpの電圧、′市滴につい
て次のマトリクス状態方程式が成り立つ。
cp +  VC−IA −IL + IB     
   ・=illt 但し これを同期回転座標系のd−q2軸Vc変換すn。
ば、(31式を得る。この手法μ先願の特願昭62−1
89352号と同じである。
・・・(3) これを一般的な状態方程式表示の(4)式とし、時間T
でa敗北して、(5)式の形とする。(但しωは出力同
e数の角速関) x(t)  −mA’xω+a’U(t)−a’w(t
)+a’v(t)    ・[41X(K−1−1) 
−AX(K)+B U(K)−BW(K)+B V(K
)     −+51離散化状態方程式(6)の係数マ
トリクスニ、文献Benjamln C+Kuo+ ”
Digital Control Systems” 
 +198(L  Halts  Re1nehart
  and  Winston+  Inc、  Ic
 示された一般的手法により、次のJlllつとなる。
A −1−’ [(31−AI)−1]B = f  
A(T−r )B’ dr以上の結果として第4図のコ
ンデンサー電圧の離散化状態方程式として次式が得られ
る。
・・・(8) これを2変換した後、ブロック図に表現すれば、第5図
の右半分の通りとなる。
これを見ると、d軸とq軸の間に、b項とf項による干
渉が存在することが分る。このす、f項による干渉を非
干渉化するため、制御回路にb/e及びf/eという項
を設け、逆極性の信号を与える。
b/eとf/ei次に示すようにCpと離散化時間T及
び出力周波数ωにより決まる係数である。
b/e−ωCp              ・・・(
9)f/e =  tan(ωT/2)二ωT/2  
         ・+101また、コンデンサ電圧v
Cに対し、(IL−IB)が外乱として作用することが
分るので、これを制御回路でフィードフォワード的に補
償する。
第5図のブロック図でにディジタル制御によるデッドビ
ート制御ヲ考えているので、(IL−IB)のdaq軸
成分に対し、電流の現任と過去の検出値にもとづく予測
(Prd:Prediction) f行ない、離散時
間だけ先の値を与え、高速応答を計っている。
予測としては一次子測や2次子測等、種々の方法がある
が、と\でに2次子側制御を用いているので、その原理
を8g7図により説明する。
図において、現任t”kTとして、(k+1)Tでの電
流I(k+1)の予測値x”(k)を求めるために、過
去の2点と現任の’it流の検出値r(h−2)、 (
Dh−1)。
I(h)を通る2次曲線を想定し、■(k+1)がその
上に乗ると仮定して予測する手法である。このときの関
係式は Iz(k+1):jL”(k)−31L(k)−31z
(k−1)+IL(k−2) ・−1+1で与えられ、
wJB図のブロック図で示すことができる。
第5図ではこの手法により、1サンプル先宅の(II、
−IB)を予測しているので、追従遅れが少なくなり良
い結果を得ることができる。
もちろんサンプリング時間Tが充分短い時や、アナログ
制御の場合はこのような予測がなくとも充分良い結果を
得ることがでまる。
また、(In、−IB)のうち変化のゆるやかなIvに
対しては予測を行なわず、IIにだけ予測を行なって、
それからIBを引いても、はソ同様の結果を得ることが
できる。
以上のように、In+ IBによる外乱をフィードフォ
ワード項で補償した後、ゲインG1の比例制御の電圧制
御を設ける。d、q軸の制御系に非干渉化されているの
で、別個に検討することができる。また、d、q軸の系
は全く同じ形をしていることが分る。そこでこの系を有
限時間整定とする条件は、そのループ伝達函数の特性方
程式の根を零とする条件より、021式のように01を
決めれば良い。
Gl = a/e−ωcp C0T(t/r     
   −(121以上のように第5図の実施例でn d
 + q軸の非干渉化を行なった上で、コンデンサ電圧
VCに対する外乱ILm IBを全てフィードフォワー
ドで補償し、さらにコンデンサ電圧VCの指令値VC1
1からの偏差を有限時間整定制御で修正しているのでコ
ンデンサ電圧Vc Ltdきわめて忠実に指令値Vc@
を追従できる。
なお、このコントローラの出力は1を流マイナーループ
への指令である。
そこで、第5図を分りやすく全体の構成図に改めたもの
が第6図である。図において、ブロック図の番号は、第
1図と対応するものに同じ番号を取っている。
制御ブロックに全てd、q軸について、非干渉化も含め
設ける必要があるが、■閉略化し、まとめて1つのブロ
ックで示している。電圧指令[d。
q軸上では直流となり、vcd”−r3 E+ Vcq
”−0−c’ある。IL−IBに図示の個所の電流を取
り、2軸に変換してから、予測器を通す。これに逆にし
て、予測器を入れてから2軸に変換してもよいb予測器
出力と電圧制御出力の和をリミッタを通して電流制御へ
与える。itt流制御出力は再び3相へf$Aしてから
、3角波比較のPWM変調などによりインバータのスイ
ッチング指令を出す。なお、deq軸上のインバータ出
力電圧指令を直接PWM変調するソフトウェア処理によ
る方法を用いてもよい。
次に第6図の電流制御系の原理を説明する。これは先願
の特願昭62−189352号に詳細に説明しているの
で、ここではその要点を述べる。なお、以下ベクトル1
tハ太字で示すべきであるが、理解に支障がないので、
細字のま\とする。第3図のリアクトルLBに関する方
程式を立てると、3相−括ベクトル表示により、 LB −IA = VA −VC−Vx       
 ”’α□□□t 但し、IA、VA等は04)式にそれぞれの添字を付け
た行列である。Lsi(151式である。
またvxとインバータ電圧の関係として次式が成立する
Vx −(VAu + VAv + VAN)/3  
     −・−(Ifno国、o(至)式よりQη式
を得ることができる。
t、8− IA−DVA −VC−Qηt (1η式をd−q軸に変換し、状態方程式の表現にする
と次式を得る。
以下d−q軸上のベクトル量をハツト△をつけへ。
△ VA等と表現する。
G9)弐に一式の形であるから、その離散暗化状態方程
式はりのA、Fを求める。
へ(t)−A’へ(t)+F’へ(t) −F’へ(1
)      ・・・(イ)へい。、)−給(k)−p
へ(k)−Fへ(k)     00.嬶)上式のAH
前の(6)式と同じであるから、Fを求めると、次式の
ようになる。
(= (alnωt )/GJ LB        
    ・・・例d −(2/G)Ls) 5in2(
ωT/2 )         −251@I)式でリ
アクトルL8への印加電圧に注目し、それを制御変数と
して取り、次のようにおく。
△  △  へ VAc(k)−vA(k)−Vc(k)       
     −2vこれ1t(2v式に適用し、2変換す
ると△  △   Δ ZIA(Z)−AIA(Z)+FVAC(Z)    
           −12n翰式をdeq成分につ
いて、ブロック図に示すと、主回路に第9図の点線の右
側に示す通りとなる。
係数すとdにより、2軸数分が相互に干渉しあうので、
それをキャンセルすべく、b/cトd/cノ補償成分を
相互にフィードフォワード項として制御信号に与える。
これで干渉σなくなるので、これに図示の通り比例十積
分系のDead Beat系を設ける。
有限時間整定とするための条件として、系の一巡伝達函
数の2根を共に0にするゲイン01〜G4を求めると、 G 1 ”G a−1/C*  G 2−G4 ” −
a/c                ””281以
上をまとめると、電流制御装置のブロック図ニ第10図
に示す通りとなる。第3図のCpとLBが充分大きい場
合、上記のように電流マイナーループだけを独立して求
めることができる。このようにして求めた電流制御マイ
ナーループを第6図に適用すればよい。
以上によりVB* ILの急変に対し、Vci一定に保
ち得る制御系が完成した。
所要電力と電源からの電力をバランスさせるために負荷
電力及びバッテリーの充′1電流、電圧に応じて、vC
IのVB&C対する遅れ角?制御する必要がある。ただ
過渡的な電力のアンバランスにバッテリーから供給され
るので、この制御にバッテリーの平均的な電流を制御す
るものとなるので応答の遅いPLLでよい。
こ\でに既に説明したように、l@2図の従来技術と同
じPLLの方式を利用しているが、それ以外の方法を用
いてもよい。
以上の説明では3相変換器としてインバータを用いた場
合について説明したが、第11− (a)図に示すよう
な高周波中間リンク形3相変換器でも同様のシステムを
構成できる。この方式はインバータ(705)で発生し
た高周波の単相電源1r第11− (b)図のような自
己消弧形翼子によるサイクロコンバータを3台、即ち(
701)、 (702)、 (703)を用いて低周波
電力[f換し、!J 79 トル(706) 、 (7
07) 、(708)およびコンデンサ(709)、 
(710)、 (711) Kよるフィルタを通して低
周波の正弦波を得るものである。
この場合はインバータと同じ第6図の制御回路を構成し
、そのPWMM路の各相出力、例えばU相出力の後に舒
り分は回路を設け、インバータ出力の極性に応じて同期
して第u−(b)図のQl、Q2にpwMの出力を振り
分けることで、U相出力としてはインバータの場合と同
じ波形を得ることができる。
即ち、この発明に電圧形インバータに限らず、電流指令
に追従できる植々の3相変換器に適用できるものである
さらに、以上の説明でハ1!流マイナールーズの制御と
電圧コントローラは共に有限時間整定制御で構成したも
のについて説明したが、通常のアナログPID制御やデ
ィジタルPID制御、あるいはヒステリシスコンパレー
タ方式など種々の制御方式を用いることができる。
1だ、負荷11を流と交流電源電流との差を予測で求め
ているが、こn、は負荷・電流だけを予測してから′I
it源電流全電流てもよい。また、2次子測以外の1次
子測や3次子測を用いてもよい。
また、以上の説明ではバッチリーラ有するUPSについ
て説明したが、バッテリーの替わりに太陽電池を用いて
光発電システムへ応用することもできる。また、バッテ
リーを除き直流回路にはコンデンサだけを設け、インバ
ータが無効電力と高調波だけの制御を行なうアクティブ
フィルタにも、そのままの原理、構成で適用できること
はいうまでもない。
上記のように、この変換装置σ次のような多くの特徴を
持っている。
tl+  負荷の高調波は変換器が吸収するので電源電
流の旨調波は゛醒源電圧高調波によりLs K流れる成
分だけとなり、非常に少なくなる。
(2)  この方式に電流マイナーループを持っている
ので、過電流によって変換器が故障する恐れがなく、常
時曲用と並列運転するのに適している。
(3)電源電圧の変動に対しても速やかに補償が行なわ
れ、負荷母線への影響は非常に少ない。
(4)電源−圧と負荷電流の3相不平衡に対しても瞬時
に効果的な制御が行なわれる。
以上の説明で明らかなように本発明により、従来方式の
問題点を根本的に解決することができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、瞬時に直流を制御し
て負荷量1m′#を圧を所望の正弦波の電圧値とするよ
うにしたので、負荷の高調波により母線電圧が歪まず、
また過′ft流で変換器が故障する恐れがなくなる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明するためのブロック図、@
2図に従来方式の原理を示すブロック図、第3図は本発
明の一実施例を示す主回路構成を示すとともに、数学モ
デルを導出するための記号の定義を示す主回路図、@4
図に本発明の主回路の等価回路、第5図は本発明の一実
施例を示す電圧コントローラのブロック図、第6図に本
発明の一実施例の制御回路と主回路の関係を示す構成図
、第7図に2次子測の原理を示す図、第8図に2次子測
のブロック図、第9図と第10図は電流マイナールーズ
の一実施例の原理を示すブロック図、第11図に3相変
換器の一構成例を示す主回路図である。 なお、図中、同一符号は同一、又ぼ相当部分を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)3相の交流電源と3相の変換器が共通の負荷母線
    に対して並列運転し、負荷の有効・無効及び高調波電力
    を分担して供給する3相変換装置において、上記変換器
    はそれを構成する少なくとも一部の電気弁が1サイクル
    の間に複数回のスイッチングを行ない、上記変換器の交
    流出力電流波形を指令値に追従させることのできる電流
    追従制御形変換器とすると共に、交流電源と負荷母線の
    間に直列に接続したインダクタンスと上記負荷母線に並
    列に接続したコンデンサとを設け、上記変換器の電流指
    令値として、「上記負荷の各相電流と上記インダクタン
    スに流れる交流電源の各相電流との差の電流値の少なく
    とも2相成分を座標変換して得られた少なくとも2つの
    相互に独立した成分」および「上記負荷母線の各相電圧
    とこの負荷母線電圧の所望の3相指令値との偏差を修正
    するために上記変換器が出力すべき電流値の3相成分の
    うち少なくとも2相成分を座標変換して得られた少なく
    とも2つの互いに独立した成分」の和を与えるようにし
    たことを特徴とする3相変換装置。
  2. (2)変換器の電流指令値を導出する制御回路をディジ
    タル離散時間制御とすると共に、上記の「負荷の各相電
    流と交流電源の各相電流との差の電流値」について、前
    のサンプル値と現任のサンプル値に基づいて、予測を行
    ない、変換器に次のサンプル時点で出力すべき指令値を
    与えたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    3相変換装置。
  3. (3)サンプル値での予測方法は2次予測手法を用いた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の3相変換
    装置。
  4. (4)変換器の電流追従制御と上記変換器が出力すべき
    電流を導出する手段を有限時間整定制御としたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項に記載の3
    相変換装置。
  5. (5)変換器は3相電圧形PWMインバータであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項に記載
    の3相変換装置。
  6. (6)変換器は電圧形インバータとサイクロコンバータ
    の組み合わせによる高周波中間リンク形であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項に記載の3
    相変換装置。
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