JPH01114019A - 電解コンデンサ駆動用電解液 - Google Patents
電解コンデンサ駆動用電解液Info
- Publication number
- JPH01114019A JPH01114019A JP62272453A JP27245387A JPH01114019A JP H01114019 A JPH01114019 A JP H01114019A JP 62272453 A JP62272453 A JP 62272453A JP 27245387 A JP27245387 A JP 27245387A JP H01114019 A JPH01114019 A JP H01114019A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolyte
- aluminum
- added
- electrolytic capacitor
- leakage current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 title claims abstract description 12
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 title abstract description 9
- LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N Ethylene glycol Chemical compound OCCO LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 18
- BNGXYYYYKUGPPF-UHFFFAOYSA-M (3-methylphenyl)methyl-triphenylphosphanium;chloride Chemical compound [Cl-].CC1=CC=CC(C[P+](C=2C=CC=CC=2)(C=2C=CC=CC=2)C=2C=CC=CC=2)=C1 BNGXYYYYKUGPPF-UHFFFAOYSA-M 0.000 claims abstract description 8
- HDYRYUINDGQKMC-UHFFFAOYSA-M acetyloxyaluminum;dihydrate Chemical compound O.O.CC(=O)O[Al] HDYRYUINDGQKMC-UHFFFAOYSA-M 0.000 claims abstract description 6
- 229940009827 aluminum acetate Drugs 0.000 claims abstract description 6
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 claims abstract description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- RTBFRGCFXZNCOE-UHFFFAOYSA-N 1-methylsulfonylpiperidin-4-one Chemical compound CS(=O)(=O)N1CCC(=O)CC1 RTBFRGCFXZNCOE-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 5
- JFCQEDHGNNZCLN-UHFFFAOYSA-N anhydrous glutaric acid Natural products OC(=O)CCCC(O)=O JFCQEDHGNNZCLN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 5
- 239000002904 solvent Substances 0.000 claims abstract description 5
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 claims description 11
- XBIUWALDKXACEA-UHFFFAOYSA-N 3-[bis(2,4-dioxopentan-3-yl)alumanyl]pentane-2,4-dione Chemical compound CC(=O)C(C(C)=O)[Al](C(C(C)=O)C(C)=O)C(C(C)=O)C(C)=O XBIUWALDKXACEA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 3
- 239000011888 foil Substances 0.000 abstract description 2
- 239000002075 main ingredient Substances 0.000 abstract 1
- WNLRTRBMVRJNCN-UHFFFAOYSA-N adipic acid Chemical compound OC(=O)CCCCC(O)=O WNLRTRBMVRJNCN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 235000011037 adipic acid Nutrition 0.000 description 1
- 239000001361 adipic acid Substances 0.000 description 1
- OKUGAOMPLZNWRT-UHFFFAOYSA-N diazanium;pentanedioate Chemical compound [NH4+].[NH4+].[O-]C(=O)CCCC([O-])=O OKUGAOMPLZNWRT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電解コンデンサ駆動用電解液に関するものであ
る。
る。
従来の技術
従来、電幕コンデンサ駆動用電解液(以下単に電解液と
称する)としては、エチレングリコールにアジピン酸も
しくはその塩を溶解し、水を添加した電解液が用いられ
ている。一方、電解コンデンサの抵抗分である損失角の
正接(以下−δと称する)を下げるため溶質としてグル
タル酸もしくはその塩を溶質に用いる方法もあるが、こ
の種の電解液を用いた電解コンデンサは高温無負荷放置
した後に漏れ電流が増大するという欠点があった。
称する)としては、エチレングリコールにアジピン酸も
しくはその塩を溶解し、水を添加した電解液が用いられ
ている。一方、電解コンデンサの抵抗分である損失角の
正接(以下−δと称する)を下げるため溶質としてグル
タル酸もしくはその塩を溶質に用いる方法もあるが、こ
の種の電解液を用いた電解コンデンサは高温無負荷放置
した後に漏れ電流が増大するという欠点があった。
発明が解決しようとする問題点
本発明はこのような従来の欠点を解決するもので、電解
コンデンサの高温無負荷放置後の漏れ電流の低減ならび
にそのバラツキを抑制した電解コンデンサ駆動用電解液
を提供することを目的とするものである。
コンデンサの高温無負荷放置後の漏れ電流の低減ならび
にそのバラツキを抑制した電解コンデンサ駆動用電解液
を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために、本発明においてはエチレ
ングリコールを主体とする溶媒に、純水を混合してなる
溶媒に、グルタル酸もしくはその塩を溶質とした電解液
に、硝酸アルミニウムもしくは酢酸アルミニウムもしく
はアルミニウムアセチルアセトネートのうち1種もしく
は2種以上を添加したものである。
ングリコールを主体とする溶媒に、純水を混合してなる
溶媒に、グルタル酸もしくはその塩を溶質とした電解液
に、硝酸アルミニウムもしくは酢酸アルミニウムもしく
はアルミニウムアセチルアセトネートのうち1種もしく
は2種以上を添加したものである。
作 用
硝酸アルミニウムもしくは酢酸アルミニウムもアルミニ
ウムアセチルアセトネートのうち1種もしくは2種以上
を添加することによシミ極箔の皮膜の劣化を抑制し、漏
れ電流の増大を防止することができる。
ウムアセチルアセトネートのうち1種もしくは2種以上
を添加することによシミ極箔の皮膜の劣化を抑制し、漏
れ電流の増大を防止することができる。
実施例
次に本発明を実施例及び従来例に基づき説明する。
エチレングリコール100重量部、グルタル酸アンモニ
ウム40重量部、水15重量部からなる電解液(従来例
)と上記従来例の電解液に硝酸アルミニウム0.1重量
部を添加した電解液(本発明例)ヲ用いて、定格s、s
V 4700μFのアルミ電解コンデンサを製作し、8
5ti1000時間無負荷放置後の製品特性を比較した
結果を表1に示す。
ウム40重量部、水15重量部からなる電解液(従来例
)と上記従来例の電解液に硝酸アルミニウム0.1重量
部を添加した電解液(本発明例)ヲ用いて、定格s、s
V 4700μFのアルミ電解コンデンサを製作し、8
5ti1000時間無負荷放置後の製品特性を比較した
結果を表1に示す。
表1より明らかなように、本発明電解液は従来電解液に
比べ、86℃1000時間無負荷放置後の漏れ電流は約
2分の1に低減でき、容量変化。
比べ、86℃1000時間無負荷放置後の漏れ電流は約
2分の1に低減でき、容量変化。
−δ変化も悪化することもない。なお、本実施例では硝
酸アルミニウムのみを添加する例を示したカ、酢酸アル
ミニウムもしくはアルミニウムアセチルアセトネートを
1種もしくは2種以上組み合せても同様な効果が得られ
る。
酸アルミニウムのみを添加する例を示したカ、酢酸アル
ミニウムもしくはアルミニウムアセチルアセトネートを
1種もしくは2種以上組み合せても同様な効果が得られ
る。
発明の効果
以上のように本発明によれば、従来電解液と比較し、ア
ルミ電解コンデンサの高温無負荷放置後の漏れ電流抑制
に著しい効果があシ、工業的価値の大なるものである。
ルミ電解コンデンサの高温無負荷放置後の漏れ電流抑制
に著しい効果があシ、工業的価値の大なるものである。
Claims (2)
- (1)エチレングリコールを主溶媒とし、純水を混合し
てなる溶媒に、グルタル酸もしくはその塩を溶質とし、
硝酸アルミニウムもしくは酢酸アルミニウムもしくはア
ルミニウムアセチルアセトネートのうち1種もしくは2
種以上を添加したことを特徴とする電解コンデンサ駆動
用電解液。 - (2)硝酸アルミニウムもしくは酢酸アルミニウムもし
くはアルミニウムアセチルアセトネートの添加量が0.
1〜5重量部の範囲である特許請求の範囲第1項記載の
電解コンデンサ駆動用電解液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62272453A JPH01114019A (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 電解コンデンサ駆動用電解液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62272453A JPH01114019A (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 電解コンデンサ駆動用電解液 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01114019A true JPH01114019A (ja) | 1989-05-02 |
Family
ID=17514131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62272453A Pending JPH01114019A (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 電解コンデンサ駆動用電解液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01114019A (ja) |
-
1987
- 1987-10-28 JP JP62272453A patent/JPH01114019A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH01114019A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JP2529300B2 (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPH01114023A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPH01114022A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPH01114021A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS6114649B2 (ja) | ||
JP2731250B2 (ja) | 電解コンデンサの駆動用電解液 | |
JP3254983B2 (ja) | 電解コンデンサ用電解液 | |
KR0158590B1 (ko) | 고압용 전해 콘덴서용 전해액 | |
JP3749913B2 (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JP3657664B2 (ja) | 電解コンデンサの駆動用電解液 | |
JP2627624B2 (ja) | 電解コンデンサの駆動用電解液 | |
JP2812689B2 (ja) | 電解コンデンサの駆動用電解液 | |
JPH01124210A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JP3612671B2 (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JP3169625B2 (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液およびこれを用いた電解コンデンサ | |
JP2567445B2 (ja) | 電解コンデンサの駆動用電解液 | |
JPH01226145A (ja) | 電解コンデンサの駆動用電解液 | |
JP2584815B2 (ja) | 電解コンデンサの駆動用電解液 | |
JPH01114027A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPH01157514A (ja) | アルミニウム電解コンデンサの駆動用電解液 | |
JPH01103819A (ja) | 電解コンデンサの駆動用電解液 | |
JPH0418719A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液及びこれを含浸した電解コンデンサ | |
JPH0722086B2 (ja) | アルミニウム電解コンデンサの駆動用電解液 | |
KR0144608B1 (ko) | 고압용 전해 콘덴서용 전해액 |