JPH01113702A - 光フアイバーアレイヘツド - Google Patents

光フアイバーアレイヘツド

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Publication number
JPH01113702A
JPH01113702A JP62270266A JP27026687A JPH01113702A JP H01113702 A JPH01113702 A JP H01113702A JP 62270266 A JP62270266 A JP 62270266A JP 27026687 A JP27026687 A JP 27026687A JP H01113702 A JPH01113702 A JP H01113702A
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JP
Japan
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optical fiber
fiber array
array head
molecule
crosslinkable resin
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Pending
Application number
JP62270266A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Terada
寺田 拡
Kenichi Sakunaga
作永 憲一
Yoshiro Nieda
贄田 義朗
Kenji Kushi
憲治 串
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光量斑の少ないラインライトや高精度のライン
ポイントセンサー或は高解像度の画像読取り州党ファイ
バーセンサーとして利用できるプラスチック製マルチ元
ファイバーを用い次元ファイバーアレイヘッドに関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来光ファイバーの一端をライン状に並べ、他端を円形
状又は矩形状に集積したラインライトやラインポイント
センサが開発され、複写機をはじめとする各棟のOA機
器に用いられている。これらの元ファイバーアレイは極
めて有用なものであるが、各元ファイバーを通過してく
る光量に斑があシ高品賀のライン光源や、高精度のライ
ンポイントセンサー或は高解像度画像読取多用光ファイ
バーセンサーが得られなかった。
これまで元ファイバーアレイとしては無機系ガラスファ
イバー製のものが主として使用されてきているが、最近
プラスチックファイバー製のものがつくられ、軽量で耐
衝撃性に優れ、安価に製造でき、かつ加工も容易である
という利点を生かして使用されるようになった。
しかしながらプラスチックファイバー製の元7アイバー
アレイはその端面部の耐摩耗性が不足しているため、使
用中にその表面に損傷を受は易く、このため光伝送性能
が低下したシ、局部的に損傷を受は几場合には光量斑が
生じるという欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
そこ゛で本発明者等は上述し几如き不都合のない元ファ
イバーアレイヘッドを開発することを目的として検討し
た結果本発明を完成し友。
不発明の要旨とするところは、直径5〜200μm な
光伝送性島部を海部に100S10000ヶ俵積み構造
などの如く密集配置した外周形状が略矩形のプラスチッ
ク製マルチ元ファイバーを多数本、その一端を一列ない
し複数列のライン状に配置すると共に、他端を矩形状も
しくは円形状に集積し友元ファイバーアレイヘッドであ
って、該元ファイバーアレイヘッドの端面に架橋性樹脂
材料の硬化被膜を設けることを特徴とする元ファイバー
アレイヘッドにある。
以下図面にニジ本発明で用いるプラスチック系マルチ光
ファイバーについて説明する。
第2図は本発明で用いるプラスチック系マルチ光ファイ
バーの一例の断面図でl)、同図中21は本発明で用い
るプラスチック系マルチファイバーであシ、22は画像
伝送全損う画素となる島成分であり、23は海成分であ
る。
第2図に示す如く、本発明で用いるプラスチック系マル
チ光ファイバーは島成分の断面形状は六角形以上の略円
形または真円形であり、かつ、この島成分は海中に俵積
み配列構造で配列されていることが好ましい。
マルチ元7アイパーの外周il′rUfi形状が矩形断
面形状から崩れた断面形状、例えば円形断面形状に近似
の形状になるに従って島成分の配列状態が、マルチ元フ
ァイバーの断面中央部近傍では俵積み配列構造となし得
るが、その外周部では七の配列構造が乱れて密集構造を
とることが困難と共に、島成分の断面形状も不定形状に
変形し、かつ、各島成分の断面積斑も激しくなシ、光伝
送性が不均一になシ伝送光量斑が生じる。
マルチ元ファイバー下の島成分の数は100〜1000
0であり、各々の島成分の断面直径が5〜200μm 
であることが必要であシ、この範囲以外では光伝送性能
の低下や高解像度が低下し元ファイバープレイヘッドと
しては好ましくない。
マ友島成分は光伝送を行わしめる芯とそれを良好にする
ための鞘と工9なる芯鞘構造を形成していることが必要
である。
かくの如き配列構造のプラスチック製マルチ元ファイバ
ーとするには島成分の断面直径が5〜20011mの範
囲とすることがよい。
このようなマルチ元ファイバーの芯成分及び鞘成分形成
用プラスチックの具体例として次の如きものが挙げられ
る。
ポリメチルメタクリレート(n = j、49 )およ
びメチルメタクリレートを主成分とするコポリ?−(n
=1.47 Sl、50 )、ポリスチレン(n==1
.58)およびスチレンを主成分とするコポリマー(n
=1.50へ1.58 )、スチレンアクリロニトリル
コポリマー(n=1.56)、ポリ4−メチルペンテン
1 (n=1.46 )、エチレン/酢ビコポリマー(
n=1.46へ1.SO)、ポリカーボネート(n=1
.50へ1.57 )、ポリクロロスチレン(n=1.
61 )%ポリ塩化ビニリデン(n=1.65)、ポリ
酢酸ビニル(n= 1.47 ) 、メチルメタクリレ
ート/スチレン、ビニルトルエン又はa−メチルスチレ
ン/無水マレイン酸三元コポリマー又は四元コポリマー
(n=1.50へ1.Sa)、ポリジメチルシロキサン
(n=1.ao)、ポリアセタール(n=1.48)、
ポリテトラフルオロエチレン(n=1.55)、ポリ7
ツ化ビニリデン(n=1.42)、ポリトリフルオロエ
チレン(n=1.4o)、パーフルオロプロピレン(n
 = 1.54 )% およびこれら7ツ化エチレンの
二元系又は三元系コポリマー(n=1.55〜1.40
)、ボリフフ化ビニリデン/ポリメチルメタクリレート
・ブレンドポリマー(n=1.42 Sl、46 )、
一般弐〇82判(OH,)GOORfで表わされる7ツ
化メタクリレートを主成分とするポリマー、但しRf:
(OH2)、11(OF2)nF (n = 1.57
〜1.40 )、Rr:(cH2)m(at2)nH(
n = 1.57〜1.42 )、Rf:” 0H(O
F3)2(n = 1.58 )、nr:c(at、)
、  (n =1.56)、Rf : 0H2CF20
HFCIP、  (n = 1.40 )、Rf : 
0H20F(OF、)2(n = 1.37 )、およ
びこれらのフン化メタクリレートコポリマー(n=1.
56〜1.40 ) 、お工びこれらのフン化メタクリ
レートとメチルメタクリレートコポリマー(n = 1
.57S1.45 )、一般弐〇H2= C;H−00
0RIrで表わされるフン化アクリレートを主成分とす
るポリマー、但しRIf:(CH2)In(CF2)n
F(n=1.57−1.40 )、aIt : (OH
2)m(OF2)、H(n =1、s 7 Sl、41
 )、RIf : 0H20F2GHFCF3(n =
1.41)、a′r : cH(aF、)2(n = 
1.6a )、およびこれら7ツ化アクリレートコポリ
マー(n=136〜t41)、およびこれらフッ化アク
リレートと前記フン化メタクリレートコポリマー(n=
136−141)、およびこれらフン化アクリレートと
フン化メタクリレートとメチルメタクリレートコポリマ
ー(n=137〜t48)、一般弐〇H2= 0F−0
0OR”f テ表わされる2−フルオロアクリレートt
−主成分とするポリマーおよびコポリマー(n=137
〜t42)、但しR”f’:OH3、(OH2)、(C
F2)nr 、 (cH2)、1l(ctr2)nHX
CH20F20HFOF、、c(aF3)2  など、
含フツ素アルキルフマル酸エステルポリマー(n = 
150〜t42)などを挙げることができる。
本発明で用いるマルチ光ファイバーの島成分を形成して
いる芯成分ポリマーの屈折率n、と鞘成分又は海成分ポ
リマーの屈折11nz  との差が0.01以上となる
ようにすることが、島成分中を伝送する光の伝送損失金
増大させないためにも必要である。n、−n2値がα0
1よすも小さい組合せにより作られたマルチ光ファイバ
の場合には芯成分中に導入された光が鞘層へ漏光する現
象が認められ、本発明の如きiルチ光ファイバーにおい
ては伝送性能が著しく低下するようになる。
本発明で用いる多画素数のプラスチックマルチ光ファイ
バーを効率よく作るに際し、有効に用いうる紡糸口金の
断面図を第5図に示し念。同図中31は芯形成用口金で
あり、32は輪形成用口金、33は海成分形成用口金、
34は各成分分配用口金、35,36.57は芯成分ポ
リマー供給口、鞘成分供給口、海成分供給口であり、3
8はマルチ光フアイバー形成用集合口金である。31a
は芯形成用ノズル、32aは輪形成用ノズル、33aは
海形成用ノズルであり、その下端部はラッパ状開孔とな
っている点に特徴を有している。59は集合ノズルであ
p1361)及び57bは夫々口金内での鞘成分ポリマ
ー流及び海成分ポリマー流の流れを規制するスリットで
ある。
上記の如くして製造したプラスチック製マルチ光ファイ
バーは、その外周形状が第2図に示す如く矩形の形状を
有しているため、従来開発されてきたラインライトやラ
インポイントセンサーに使われてき九円形断面マルチ光
ファイバーに比べ、その断面形状を均一なものとするこ
とができると共にそのライン状への配列性並びに他端部
の集積配列性は極めて良好である。
本発明の光ファイバーアレイヘッドを作るには予め所定
長に切断したマルチ光ファイバーをう′ イン状配列外
板上に配列すると共に他端を矩形状に組上げるか或いは
マルチ光ファイバー捲取りドラム上に整然と捲取り、捲
取り部を接合しながら横断面状に切開することによって
マルチ光ファイバーのライン状配列端を形成でき、他端
は所定の形状となるように集積すればよい。
本発明によると、ライン状に配列するマルチ光ファイバ
、−の本数は従来開発されてきたラインヘッドの引揃え
法に比ベマルチ光ファイバーを用いているため著るしく
少ないものとすることができると共に逆に画素数を数倍
乃至数十倍以上のものとすることができ、各光伝送系全
通る光量床も解消できると共に、伝送光量も増加し高画
質の画像を伝送できる優れた元ファイバーアレイヘッド
とすることができる。
第1図は、本発明に係る光フアイバーアレイの説明図で
ある。第1−A図は本発明に使用するマルチ光ファイバ
ーを一端がライン状に、他端を矩形状に引揃え集積し念
もので、本発明に係る光フアイバーアレイの正面図であ
る。この時端部の保護、固定の目的で適宜の固定具で固
定することは自由である。第1−8図は第1−A図く示
す光フアイバーアレイの側面図であジ第+−C図は端面
部を固定したもので、本発明に係る光7アイバーアレイ
ヘツドの1例を示し友ものである。第+−0図は本発明
に使用するマルチ光ファイバーを一端がライン状に、他
端を円形状に引揃え集束したもので、本発明に係る光フ
アイバーセンサーの正面図、第1−IC図はその側面図
である。エリア側集合部2から入射した光はマルチ光フ
アイバー3t?伝達して、ライン側集合部1の端部より
出射される。集合部2の端面は少なくとも一方、又は両
方の面において架橋性樹脂材料の硬化被膜4.5が形成
されている。この硬化被膜4,5の形成に用いられる架
橋性樹脂材料としては、例えば1分子中に2個以上のエ
ポキシ基を有する化合物を主体とするエポキシ樹脂材料
、1分子中に2個以上のイソシアナート基を有する化合
物を主体とするウレタン樹脂材料、1分子中に2個以上
の重合性基を有する化合物を主体とする樹脂材料、1分
子中に2個以上のアルコキシ基を有するオルガノ7ラン
を主体とする樹脂材料などがあるが、これらから得られ
た硬化被膜の硬さという点では、1分子中に2個以上の
重合性基を有する化合物を主体とする樹脂材料又は1分
子中に2個以上のアルコキシ基を有するオルガノシラン
を主体とする樹脂材料が好ましい。
1分子中に2個以上の重合性化合物する化合物としては
、ジビニルベンゼン、ジビニルアジペートのようなビニ
ル化合物、ジアリルフタレート、トリアリルシアヌレー
ト、トリアリルイノシアヌレート、トリアリルトリメリ
テートのようなアクリル化合物、トリメチロールプロパ
/ドリアクリレート、テトラエチレングリコールジメタ
クリレート、I、4−ブタンジオールジアクリレート、
アジピン配/1,6−ヘキサンジオール/アクリル酸の
縮合より得られるポリエステルアクリレート、トリレン
ジ−イソシアネート/2−ヒドロキシエチルアクリレー
トよ一ジ得られるウレタンアクリレート、トリスアクリ
ロイルオキシエチルインシアヌレートのような(メタ)
アクリル化合物などを挙げることが出来る。これらの化
合物は単独又は併用してもしくは、上記の化合物の少な
くとも1m3011L量%以上を含むように他の1官能
性の重合性化合物と併用することができる。架橋性樹脂
材料中への1官能性の重合性化合物の併用は合成樹脂製
のレンズアレイと硬化被膜との密着性を向上させる。こ
れらを主体とする架橋性樹脂材料は熱重合開始剤又は光
重合開始剤を用いて硬化することが出来るが、硬化時間
の短縮による作業性向上及びランニングコスト低減化の
面では、上記各種化合物のうち(メタ)アクリル化合物
を用いた光重合法が特に好ましい。
(メタ)アクリル化合物の例として前記した化合物金挙
げることが出来るがトリメチロールプロパントリアクリ
レート、トリメチロールエタントリメタクリレート、グ
リセリントリアクリレート、ペンタ、エリスリトールト
リアクリレート、ペンタエリスリトールテトラメタクリ
レートなどのように1分子中に3個以上のアクリロイル
オキシ基及び/又はメタクリロイルオキシ基を有する化
合物の少なくとも1種t−30重量%以上含有する架橋
性樹脂材料は得られた硬化被膜の表面硬度、耐擦傷性が
特に優れており好ましい。さらによりいっそうの作業性
改良及びランニングコストの低減化の面から一般式+1
)で示される化合物。
X            x x            x (式中、nは1〜4の正の整数であり、xは少なくとも
3個以上が0H2= 0H−Coo−基であり、残りは
一〇H基である) 例えば、ジペンタエリスリトールトリアクリレート、ジ
ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエ
リスリトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリト
ールへキサアクリレート、トリペンタエリスリトールテ
トラアクリレート、トリペンタエリスリトールペンタア
クリレート、トリペンタエリスリトールへキサアクリレ
ートなどが特に好ましい。これらの化合物、を30重t
%以上用いた場合硬化雰囲気が窒素、アルゴン等の不活
性ガス雰囲気下でなくとも通常の空気中で紫外線の照射
により容易に硬化し、平滑性、膜厚均一のすぐれ次架橋
硬化被膜を形成し、光量斑の少ない耐摩耗性のある高精
度の光ファイバーアレイヘッドを製造することができる
また1分子中に2個以上のアクリロイルオキシ基及び/
又はメタクリロイルオキシ基を有する化合物と併用して
用いることのできる1官能性化合物としては、例えばメ
チルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルアク
リレート、エチルメタクリレート、プロピルアクリレー
ト、プロピルメタクリレート、2−エチルへキシルアク
リレート、2−エチルへキシルメタクリレート、メトキ
シジエチレングリコールアクリレート メトキシジエチ
レングリコールメタクリレート、エトキシエチルアクリ
レート、エトキシエチルメタクリレート、トリプロピレ
ングリコールアクリレート、トリプロピレングリコール
メタクリメタクリレート、グリシジルアクリレート、グ
リシジルメタクリレート、テトラヒドロアルフリルアク
リレート、テトラヒドロフリルメタクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2
−ヒドロキシエチルアクリレート、I、4−ブチレング
リコールアクリレート、1.4−ブチレングリコールメ
タクリレート、エチルカルピトールアクリレート、エチ
ルカルピトールメタクリレート等があげられる。これら
の化合物は1種又は2種以上を混合して架橋性樹脂材料
中70重t%以下の借において用いられる。また必要な
らこれらの架橋性樹脂材料中に少量の安定剤、界面活性
剤、帯電防止剤、ポリマー等を配合してもよい。
架橋性樹脂材料の硬化を紫外線を用いて行なう場合は光
重合開始剤を用いる樹脂中に含ませておく必要がある。
これらの光重合開始剤の具体例としては、ベンゾイン、
べ/ジインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル
、ベンジルジメチルケタール、2−ヒドロキシ−2−メ
チルプロピオフェノン、1−ヒドロキシシクロへキシル
フェニルケトン、ペンゾインプロビルエーテル、ベンジ
ル、ベンゾフェノンメチルフェニルグリオキシレートな
どを挙げることができ、これらの使用量は架橋性樹脂材
料100重量部に対して0.01〜10重量部であり、
あまり多すぎると硬化被膜を着色させたりする。
1分子中に2個以上のアルコキシ基を有するオルガノシ
ランとしてはテトラエトキシシリケート、テトラアルコ
キシシリケート、トリエトキシメチルシラン、トリプト
キシエチルシラン、トリメトキシメチル7ラン、ジェト
キシジエチル7ラン、ジメトキシジメチルシランなどの
ようなアルコキシシラン;ビニルトリメトキシシラン、
ビニルトリエトキシシラン、r−メタクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン、r−グリシドキシグロビルトリ
メトキシシラン、r−アミノプロピルトリエトキシシラ
ンなどのようなカーボンファンクショナルシランがある
。このうちテトラエトキシシリケート、テトラプロポキ
シシリケートのようなテトラアルコキシシリケート及び
/又にトリエトキシメチルシラン、トリプトキシエチル
シラン、トリメトキシメチルシランのようなトリアルコ
キシアルキルシランを用いた場合は表面硬度、耐擦傷性
に特に優れた硬化被膜が得られるので好ましい化合物で
ある。これらの化合物は単独又は併用して、もしくは上
記の化合物の少なくとも1種t′30重量%以上を含む
ように他の1個のアルコキシ基を有するオルガノシラン
と併用することが出来る。これらを主体とする架橋性樹
脂材料は通常エチルアルコール、メチルアルコール、酢
酸等の有機溶材および水を媒体とするコーティング剤と
なっており、酸によりアルコキシ基金部分加水分解した
後、加熱することにより脱水縮合し架橋する。必要なら
ば脱水縮合触媒、安定剤、ポリマー、界面活性剤等全目
的に応じて少量配合することが出来る。
以上のような架橋性樹脂材料による光ファイバーアレイ
ヘッド端面への硬化被膜の形成は、上記の架橋性樹脂材
料をコーティングして硬化させるコーティングする方法
としてはロールコータ−法、刷毛塗り法、スプレー塗布
、浸漬塗布などの方法が用いられるが、必要ならコーテ
ィング時の作業性を改良する目的で有機溶剤を併用する
ことも可能である。
コーティングした塗膜の硬化は、α線、β線、r線、電
子線などの放射線又は波長2000〜8000Aの光線
、特に波長3000〜5000Aの光線を用いることが
でき、活性エネルギー線として光線を用いる場合には光
増感剤を用いる樹脂中に゛含ませておく必要がある。こ
れらの光増感剤の具体例としては、ベンゾイン、ベンツ
インメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベン
ゾインブチルエーテル、ペンゾインイソグロビルエーテ
ル、ベンゾインプロピルエーテル、ベンジル、ベンゾフ
ェノン、メチルフェニルグリオキシレートなど金部げる
ことができ、これらの使用量は、架橋性樹脂材料100
重電部に対して0.01〜10重量部であり、あまり多
すぎると硬化被膜を着色させたりする。
レンズアレイの端面に設ける硬化被膜は、膜厚が0.5
〜100μm の範囲、好ましくは1〜50μm の範
囲となるように塗布するのが望ましい。
第4図は本発明による光7アイパーアレイヘツドの光置
床を測定する装置を示したもので、f84図中40は光
源、41はビームエキスパンダー、42は光ファイバー
アレイヘッド、42−aはそのエリヤ側集合部、42−
bはライン側集合部、43は輝度計、44はレコーダー
である。
エリヤ側集合部端面42−aより入射した光は光フアイ
バー中を伝搬しライン側集合部端面42−bより出射さ
れる。この出射光量をライン側集合部端面の長さ方向に
輝度計をスキャンさせて出射光置床を測定する。
以下実施例によジ本発明をさらに説明する。
実施例1 第5図に示した如き断面構造の紡糸口金であり、ホール
数の紡糸口金を用い芯成分形成用ポリマーとして屈折率
1.492、メルトフローレ−ト1.2のポリメチルメ
タクリレート、輪形成用ポリマーとして屈折$1.41
5、メルトフローレート6のポリフッ化メタクリレート
、海成分としてメルトフローレート12のフッ化ヒニリ
デンコポリマーを用いて紡糸し、マルチ光ファイバーを
得た。
このマルチ光ファイバーをステンレス美の円筒ドラム〈
定ピツチで巻きつけて、シート状にし、これを固定して
その一端をライン側集合部とした。他の一端を引揃え矩
形状に配列し、これを固定してエリア側集合部とし、第
1図に示したような光ファイバーアレイヘッドを作成し
た。
次にこれらの光フアイバーアレイの両i面にジペンタエ
リスリトールペンタアクリレート80重量部、テトラヒ
ドロフルフリルアクリレート20重量部及びメチルフェ
ニルグリオキシレート1.5電食部よりなる架橋性樹脂
材料を刷毛で塗布し、9kw の高圧水銀灯(アイグラ
フィック社製)の下20cr11距離で5秒間照射して
第1図に示すような光フアイバーアレイ全作成した。
このよ′うにして得られた光フアイバーアレイを用いて
、伝送光量斑t−測定したところ、第1表に示し九よう
な結果が得られた。
第  1  表 実施例2 第3図に示した如き断面形状の紡糸口金であp、250
ホール数の紡糸口金を用い芯成分形成用ポリマー、輪形
成用ポリマー及び海成分ポリマーとして夫々実施例1と
同じ原料を用いて紡糸し、第2図に示すような断面形状
が略矩形状で高部の直径が75μm のマルチ光ファイ
バーを得た。
このマルチ光ファイバーをステンレス製の円筒ドラムに
定ピツチで巻きつけて、シート状にしこれを固定してそ
の一端をライン側集合部とした。他の一端を引揃え矩形
状に配列し、これを固定してエリア側集合部とし、第1
図に示したような光フアイバーセンサーヘッドを作成し
た。
次にこれらの元ファイバーセンサーの両端面に、ジペン
タエリスリトールへキサアクリレート30重量部、ジペ
ンタエリスリトールペンタアクリレート20重量部、ジ
ペンタエリスリトールテトラアクリレート20重量部、
テトラヒドロフル7リールアクリレート20重世部、テ
トラヒドロフルフリ−ルアクリレート30重量部及びメ
チルフェニルグリオキシv−ト4ffit部、イソプロ
ピルアルコールs o oii部、メチルエチルケトン
100重量部よりなる架橋性樹脂材料を刷毛で塗布し、
2kW  の高圧水銀灯(アイガラフインク社#)の下
、′20Crnの距離で10秒間照射して第1−0図に
示すような光フアイバーセンサーヘッドを作成した。
このようにして得られた元ファイバーセンサーヘッドに
ついて、第4図に示した装置で伝送光置床を測定したと
ころ第2表に示したような結果が得られた。
第  2  表 実施例3 第3図に示した如き断面構造の紡糸口金であ、り、15
50ホール数の紡糸口金を用いて芯成分形成用ポリマー
、輪形成用ポリマー及び海成分ポリマーとして夫々実施
例1tたは2と同じ原料を用いて紡糸し、第2図に示す
ような断面形状が略短形状で高部の直径が20μm の
マルチ光ファイバーを得之。
このマルチ光ファイバーを長さ50crIIの一定長に
切断しこれ全480本集束し、その一端を2列のライン
状に配列固定し、他の一端ヲ24列×20列の矩形状に
配列固定し光フアイバーセンサーヘッド全作成し友。
次にこれらの光フアイバーセンサーヘッドの両端面に、
トリメチロールプロパントリアクリレート80重量部、
2−メチルへキシルアクリレート20重量部、ペンツイ
ンエチルエーテル5重量部よりなる架橋性樹脂材料を刷
毛で塗布し、より研磨した石英板を圧着した後、2kw
の高圧水銀灯下20(:In距離で10秒間照射して第
1−c図に示すような光フアイバーセンサーヘッドを作
成した。
このようにして得られた光フアイバーセンサーヘッドに
ついて、第4図に示し九装置で伝送光置床を測定したと
ころ第3表に示したような結果が得られた。
第  3  表 実施例4 第3図に示した如き断面形状の紡糸口金であり、299
0ホール数の紡糸口金を用いて、芯成分ポリマー、鞘成
分ポリマー及び海成分ポリマーとして夫々実施例1と同
じ原料を用いて紡糸し、第2図に示すような断面形状が
略短形状で高部の直径が10μm のマルチ光ファイバ
ーを得た。
このマルチ光ファイバーをステンレス製の円筒ドラムに
定ピツチで巻付けて、シート状にしこれを固定してその
一端をライン側集合部とした、他の一端を引揃えて略円
形状に集積し、これを固定してエリア側集合部とし、第
1−0図、第1−に図に示したような光フアイバーセン
サー全作成した。
次にこの光フアイバーセンサーの両端面に1ジペンタ工
リスリトールペンタアクリレート80重量部、テトラヒ
ドロフルフリ−、ルアクリレート20重量部及びメチル
フェニルグリオキシレート1.5重量部よりなる架橋性
樹脂材料を刷毛で塗布し、5kw の高圧水銀灯の下2
0cIn距離で5秒間照射して元ファイバーセンサーヘ
ッドを作成した。
このようにして得られた光フアイバーセンサーヘッドに
ついて第4図に示し九装置で、伝送光置床を測定し九と
ころ第4表に示したような結果が得られた。
第  4  表 比較例 直径750μの単繊維プラスチック元ファイバーを実施
例と同様な方法で引揃えて元ファイバーアレイを作成し
、実施例と同様な方法で伝送光置床を測定し九ところ±
20.5%であった。
〔発明の効果〕
以上述べてきたごとき構成からなる本発明の光フアイバ
ーアレイは、均質な光伝送性能を有し、かつその端面が
耐摩耗性に優れているために、長時間の使用(おいても
光伝送性能に劣化がないという顕著な効果を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の元ファイバープレイの1例であり、@
+−A図はその正面図、第1−B図は側面図であり、第
1−0図はライン側及びエリア側集合部の端面を固定し
た光フアイバーアレイ斜視図、第′1−D図はエリア側
集合部端を円形状に引揃え集束した元ファイバーアレイ
の正面図、第+−gはその側面図、第2図は本発明に用
いるマルチ光フアイバー断面図でアリ、第3図はマルチ
光ファイバーの製造用紡糸口金の1例である。第4図は
元ファイバーアレイヘッドの光を寅測定装置の説明図で
ある。 特許出願人 三菱レイヨン株式会社

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直径5〜200μmなる光伝送性島部が、海部に
    100〜10,000なる割合で、島部が密集配列とな
    るように配置し、かつ外周形状が略矩形のプラスチック
    製マルチ光ファイバを多数本、一端が一列、ないし複数
    列のライン状に配置され、他端を矩形状もしくは円形状
    に集積した光ファイバーアレイヘッドであつて、該光フ
    ァイバーアレイヘッドの端面に架橋性樹脂材料の硬化被
    膜を設けることを特徴とする光ファイバーアレイヘッド
  2. (2)島部の密集配列が俵積み配列であるプラスチック
    製マルチ光ファイバーを用いることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の光ファイバーアレイヘッド。
  3. (3)架橋性樹脂材料が1分子中に2個以上の重合性基
    を有する化合物を主体とする材料であることを特徴とす
    る特許請求範囲第1項記載の光ファイバーアレイヘッド
  4. (4)架橋性樹脂材料が1分子中に2個以上のアルコキ
    シ基を有するオルガシランを主体とする材料であること
    を特徴とする特許請求範囲第1項記載の光ファイバーア
    レイヘッド。
  5. (5)1分子中に2個以上の重合性基を有する化合物が
    1分子中に2個以上のアクリロイルオキシ基、又はメタ
    クリロイルオキシ基を有する化合物であることを特徴と
    する特許請求範囲の第1項及び第3項記載の光ファイバ
    ーアレイヘッド。
  6. (6)1分子中に2個以上のアルコキシ基を有するオル
    ガノシランが、テトラアルコキシシリケート又は、トリ
    アルコキシ・アルキルシランであることを特徴とする特
    許請求範囲の第1項及び第4項記載の光ファイバーアレ
    イヘッド。
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