JPH01113229A - 多孔質ハニカム構成材 - Google Patents

多孔質ハニカム構成材

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JPH01113229A
JPH01113229A JP26934587A JP26934587A JPH01113229A JP H01113229 A JPH01113229 A JP H01113229A JP 26934587 A JP26934587 A JP 26934587A JP 26934587 A JP26934587 A JP 26934587A JP H01113229 A JPH01113229 A JP H01113229A
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JP
Japan
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core
casing
honeycomb
head
vibration
Prior art date
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Pending
Application number
JP26934587A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Inahata
稲畑 忠雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INAHATA KENKYUSHO KK
Original Assignee
INAHATA KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、制振性および消音性に優れた多孔¥′【ハニ
カム構成材に関ツる。
従来の技術 各種電気1機械機i1g”jの構造物においては、構造
物の構成材間に防振ゴム、吸音材等を配するなどして、
構造物内の振動/騒音源から外部への、あるいは、外部
系IJJ /騒音源から構造物への振動間合の伝播を遮
断または低減するようにしている。
発明が解決しようとする問題点 一般に、fs ffi物の小型、軽V化を阻害せずに、
振動騒音防止が図られることが望まれる。しかし、従来
の振動騒音対策はこの要請に充分に答え得るものではな
かった。
本発明は、軽量でかつ所要の機械的強度を有し、しかも
、制振性および消音性に(支)れた多孔質ハニカム構成
材を提供することを目的どする。
問題点を解決するための手段 本発明の多孔質ハニカム構成材は、変形に抗し1qる幾
何学的形状にそれぞれ形成されかつ互いに連設されたコ
アの隔壁に小孔を穿設した構成を備える。
作用 多孔質ハニカム構成材に振動、騒音が伝播すると、コア
内の空気がコアに形成した小孔を通過する。この空気移
動に伴い、振1I71騒音エネルギが熱エネルギに変換
され、振動騒音レベルが低減する。
また、変形に抗するコアを連設してなる多孔質ハニカム
構成材は、軽Mでかつ機械的強度に優れる。
実施例 以下、添付図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第2図および第3図は、本発明の一実施例による多孔質
ハニカム構成材で構成したドツト式プリンタ用プラテン
を示す。同図において、プラテンは、中空円筒状のアル
ミニウム製芯材1と、これと同芯状に配された硬質ゴム
製の環状被覆材2と、両者間に嵌装された環状のハニカ
ム層3とを備え、芯材1の両端部にはプラテン駆動系(
図示略)に連結される鉄製シt・フト4が夫々圧入され
ている。
ハイカム層3は、たとえば所定パターンに配した穿孔ピ
ンで小孔31’a(第1図)を穿設したアルミニウム製
の平板を]ルグート・ロールを用いて波形に成形しで得
た」ルグート・シーI・31と、同様に小孔32aを穿
設したアルミニウム製の平板32とを交互に所定数積層
したもの(第4図)を環状に成形し、次いで、各接合部
33を接着してなる。ずなわら、ハニカム層3は、半径
方向に所定数v4層されかつ周方向に連設され、プラテ
ンの軸方向に夫々開口する多数の台形状らしくは逆台形
状のコア34により構成されている。より詳しくは、半
径方向に相隣るコア34を構成する2つのコルゲート・
シート31は、両者に共通りる平板32の同一・周方向
位置にそれぞれ接合され、換言1れば、両シート31は
平板32を介して波形位相が互いに180度だけずれに
周方向位置関係をとるように接合されている。所かる構
成のハニカムF!43は軽量でかつ機械的強度に優れ、
この結果、プラテンの剛性が大きくなり、印字品質向上
が図られる。
そして、第1図に示すように、コルゲート・シート31
の、半径方向に延びる隔壁31′の各々には所定数の小
孔(図を簡略にするため、ひとつの小孔のみを符号31
′aで示す)が該隔壁31′を貫通して穿設されている
。また、平板32の、コルゲート・シート31との非接
合部分の各々には所定数の小孔(図を簡略にするために
ひとつの小孔のみを符R32aで示す)が穿設されてい
る。好ましくは、印字振動波に共鳴して各コア34内に
気柱振動が発生するように、すなわち、印字騒音周波数
をfp、プリンタ使用環境(温度、圧力、雰囲気)Fで
の音速をC,コアの内容積をV、シート31および平板
32の厚さを1pならびに各コアに関連する小孔の総断
面積をspとしたとき次式が成立するように、コア34
の各部寸法ならびに小孔31’ a、32aの穿設数お
よび断面積が夫々設定されている。さらに好ましくは、
該気柱振動の周波数が不可聴領域に入るように設定され
る。
fl)=(C/2π) SD   O−■さらに、ハニ
カム層3の半径方向内側半部に配されたコア34の空洞
部には、商会j”fl+lI振材35たどえばシリコン
、ウレタン等のゴム、ゲルが充填されている。なJ3、
ハニカム層3の全体もしくはその他の所要部分に制振材
を充填しても良い。
次に、し述のように構成されるプラテンの制振。
消音作用rつき説明する。
プリンタの印字動作時、従来公知のように、印字ワイヤ
の先端が印字リボンおよび印字用紙(いずれも図示略)
を介してプラテンに衝突し、プラテンの環状被覆材1に
打撃力を加える。この結果、ハニカム!i3の各コア3
4は、被覆材1を介して伝播してきた打撃力を受けて変
形しようとする。
しかし、各コアの形状変形は、半径方向および周方向に
連設された相隣るコアにより実質上阻止される。そして
、この打撃力は、コア接合部33の接合角度が僅かに振
動的に変化し、かつコア34の隔壁が僅かに振動的に撓
むことにより吸収される。さらに、各コア34内に、印
字振動と共鳴して気柱振動が生じ、この気柱振fIIJ
に伴いコア34内の空気がコア34の小孔31’ a、
32a@摩擦を伴って通過し、振動エネル:へ=が然エ
ネルギに変換される。そして、相隣るコア34は小孔3
1’ a、32aを介して互いに立体的に連通しており
、上述の気柱振動がハニカム層3の全体で生じる。この
結果、印字gf5レベルが低減される。
気柱振動が不可聴領域で行われる場合、騒音レベルは顕
著に低下する。
上記実施例におい゛C1ハニカム層3としてコルゲート
・シートと平板とを交りに積層したらのを用いたが、こ
れに限定されず、打撃力を受けたときに各コアが形状変
形を来さない構成ならば、種々のものを適用Cきる。た
とえば、各コアが6角形断面の、いわゆるハニカム構造
の6の(第5図)を用いCも良い。これは、従来公知の
ように、第4図のコルゲート・シートを貼り合わせたら
のを積層し、あるいtよ、平板の対向面同士を所定間隔
をJ3いて所定の幅に貼り合わせるとともに残部を未接
着とした状態で積層し、この積層体をh4Iil!方向
に引張り、未接着部分を積層方向に膨出させることによ
り得られる。また、上記実施例においては、ハニカム層
3の半径方向に相隣るコアの波形位相が180痕ずれる
ようにしたが、両コアの波形位相が任意角度だけずれる
ように、あるいは、同相となるように、あるいは、周方
向に徐々に位相がずれるように、シー1へと平板とを接
合しても良い。
また1、L記実施例ではシー1−および平板をアルミニ
ウム素材で構成したが、これに限定されず、たとえば、
副成合金等の、アルミニウム以外の金属、加工紙、高分
子材料ならびにこれらの複合材f’lで構成しても良い
上記実施例ではシー1−J3よび平板の双方に小孔をv
!設したが、これに限らず、両名の一方にのみ小孔を設
けても良い。また、シート31と平板32との接合部に
小孔を穿設しても良い。
ざらに、ハニカム層の制振性および吸音性向りのため、
シートJ3よび平板の双方もしくは一方の両面もしくは
片面に、高分子材、金属ファイバー等よりなる植毛を痛
しても良い。skだ、同様の目的で、ハニカム層のコア
空洞部内にグラス・ウール、グラスファイバー、スラッ
ゾ・ウールを充填しても良い。
第6図は、本発明の第2の実施例による多孔質ハニカム
構成材で構成したケーシングを装備したドツト式プリン
タ用印字ヘッドを示す。該印字ヘッドは、半径方向に向
かう指向性を右する肩当音波を発生するタイプに属する
。図におい゛C1印字ヘッドは、ノーズ部101を有す
るヘッド本体102とアルミニウム製ケーシング103
とよりなる。該ケーシング103は、第1図に示すプラ
テンのハニカム層3と略同様に構成されている。
すなわら、ケーシング103は、印字ヘッドの軸方向に
交互に積層されかつ互いに接合されて、印字ヘッドの水
平方向に夫々開口する多数のコア130を画成するコル
ゲート・シート131および平板132ど、この積層体
の外面に接合された外壁133とよりなり、その中央部
に略円筒状のヘッド本体102が嵌合するヘッド本体収
容孔134が形成されている。さらに、シート131お
よび平板132には小孔(図を簡略にするためにそれぞ
れひとつの小孔を符Q131a、132aでポリ)がg
設されている。
木実施例のケーシングの制振、演音作用は、上記第1の
実施例のハニカム層のくれど略同様である。ずなわら、
印字ヘッドの作動に伴って印字ヘッド本体102から主
に該本体の半径方向に向けて発生した騒音音波は、各コ
ア130内の気柱振動系と共振して減衰する。
これと同時に、印字ヘッド本体102から発生する熱は
、アルミニウム装のケーシング103を介し℃外部に放
散される。
なお、ケーシング103へのヘッド本体収容孔134の
形成を容易にしかつ加工粘度を向上さU、さらにはケー
シングの副成竹、消811を向」させるために、該ケー
シング103の収容孔形成部位およびその周囲に位置す
る]ア130に高分子材を充1iして′l)良い。また
、主に加工性向りを企図するどきは、溶解性打れを充填
し、加工後にこれを溶解して除去づるようにしでも良い
さらに1.[2第1の実施例のハニカム層について述べ
たように、本実施例のケーシングを変形可能である。ま
た、印字ヘッドの騒音波の指向性に応じて変形可能であ
る。
第7図は、本発明の第3の実施例による多孔質ハニカム
構成材で構成した壁材を示り゛。図において、壁材は、
ハニカム層201と、その−側に貼むされた外装材20
2と、ハニカム層の他側に貼着された内装材203と、
連結部材204とよりなる。ハニカム層201は、上記
第1.第2の実施例のハニカム層と略同様に構成され、
コルゲート・シートと平板とを交7Jに積層しでなり、
高さ方向および水平方向に多数のコア205が連設され
、各コアの隔壁には相隣るコアを連通さ往る小孔(図を
簡略にするため小孔のひとつを符号206で示す)が穿
設されている。各コア205は、両端が外装材側J3よ
び内装材側にそれぞれ間口している。
この壁材は、上記実施例の多孔質ハニカム構成材と同様
の消音作用を奏する。すなわち、外部騒音が壁材の外装
材202を介してハニカム層201に伝播すると、ハニ
カム層の各コア205内に気柱振動が発生し、空気がコ
アの小孔を通過して騒音エネル1!が消費され、壁材の
内装材203を介して居室内部に伝播される騒音レベル
が低下りる。内部騒音す略同様にして壁材に吸収される
第8図ないし第10図は第7図の壁材の変形例を示す。
第8図の壁材は、内装材203とハニカム層201間に
グラス・ウール、金属ファイバー等の吸音材210を配
し、吸音性向上を図っている。
第9図の壁材は、第8図のハニカムFJ201と同一構
成の第1のハニカム層221と、両端が水平方向に間口
したコア222を連設してなる第2のハニカム層223
と、第1のハニカム層に貼着iキれた外装材224と、
第2のハニカム層に貼着されかつ通気性壁紙クロスより
なる内装材225とよりt【る。そして、第2のハニカ
ム層223の内装材225側は、平板を用いずにコルゲ
ート・シートのみで構成され、居室内部の騒音波が内装
材225の、第2のハニカム層223に貼着されていな
い部分を介して該ハニカム層に伝播し、良好に吸音され
るようになっている。壁材は互いに、コア開口方向を異
にする第1.第2のハニカム層221.223を備える
ので、機械的強度が大きい。又、第1のハニカム111
221は第2のハニカム層223への内部騒音伝搬時に
ハニカム層223の下流に位置する吸音用宇気層として
作用する。同様に、第2のハニカム層223は外部騒音
伝搬時に空気層として作用する。
第10図の壁材は、両端が高さ方向に開口したコア23
0を連設してなる第3のハニカム層231を第1+7)
A=JムFa221と外装材224間に介設してなる。
なお、第1ないし第3のハニカム層221,222.2
31のコア空洞部にはグラス・ウールが充填されている
第8図ないし第10図の壁材の消音作用は第7図のもの
と略同様であるので、説明を省略する。
なお、上記第1の実施例のハニカム層についで述べたよ
うに、上記各壁材を変形可能である。
上記第3の実施例では本発明を壁材に適用した例につき
説明したが、本発明はその他の建材たとえば消音パネル
に適用可能である。
発明の効果 上述のように、本発明の多孔質ハニカム構成材によれば
、変形に抗し得る幾何学的形状にそれぞれ形成されかつ
互いに連設されたコアの隔壁に小孔を穿設し、多孔質ハ
ニカム構成材に振動、jJ音が伝播したときコア内の空
気がコアに形成した小孔を通過して振動騒音エネルギを
熱エネルギに変換するようにしたので、軽量でかつ充分
な機械的強度を有し、しかも、制振性および消音性に優
れ、種々の用途に適用できる構成材が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第1の実施例による多孔質ハニカム構
成材で構成したプラテンのハニカム層の一部を示す部分
概略断面図、第2図は第1図のハニカム層を有するプラ
テンの概略端面図、第3図は第2図のプラテンの一部断
面部分正面図、第4図は第1図のハニカム層を展開して
示す部分展開斜視図、第5図は第1図のハニカム層の変
形例を示す部分概略斜視図、第6図は本発明の第2の実
施例による多孔質ハニカム構成材で構成した印字ヘッド
を示す一部断面側面図、第7図は本発明の第3の実施例
による多孔質ハニカム構成材で構成した壁材を示す一部
断面端面図、第8図ないし第10図は第7図の壁材の変
形例を示す一部断面部分端面図である。 3.201,221,223.231・・・ハニカム層
、31′・・・隔壁、31’  a、32a、131a
、132a、206・・・小孔、 34.130,205,222.230・・・コア、3
5・・・高分子制撮材。 第4図 F、1 第7図 第9図 第8図 第10図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)変形に抗し得る幾何学的形状にそれぞれ形成され
    かつ互いに連設されたコアの隔壁に小孔を穿設した多孔
    質ハニカム構成材。
  2. (2)前記隔壁により画成されるコアの空洞部内に伝播
    振動と共鳴して気柱振動が発生するように、前記コアお
    よび前記小孔を形成した特許請求の範囲第1項記載の多
    孔質ハニカム構成材。
  3. (3)前記気柱振動の振動数が不可聴領域に入るように
    、前記コアおよび前記小孔を形成した特許請求の範囲第
    2項記載の多孔質ハニカム構成材。
  4. (4)前記空洞部に制振、消音材料を充填した特許請求
    の範囲第1項、第2項または第3項記載の多孔質ハニカ
    ム構成材。
JP26934587A 1987-10-27 1987-10-27 多孔質ハニカム構成材 Pending JPH01113229A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08507930A (ja) * 1993-07-26 1996-08-27 シェリング・コーポレーション ヒトインターロイキン−10のアゴニストおよびアンタゴニスト
JP6023845B1 (ja) * 2015-04-28 2016-11-09 加川 清二 電磁波吸収吸音パネル
WO2017029975A1 (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 住友化学株式会社 ハニカム構造体及びハニカムフィルタ

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