JPH0111134Y2 - - Google Patents

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JPH0111134Y2
JPH0111134Y2 JP1984089378U JP8937884U JPH0111134Y2 JP H0111134 Y2 JPH0111134 Y2 JP H0111134Y2 JP 1984089378 U JP1984089378 U JP 1984089378U JP 8937884 U JP8937884 U JP 8937884U JP H0111134 Y2 JPH0111134 Y2 JP H0111134Y2
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JP
Japan
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main body
rack
dial
support tube
core rod
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JP1984089378U
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English (en)
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JPS616313U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
  • Toys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、繰上機構を狭い空間に収納し、容器
全体をコンパクトに構成出来、かつ容器の外側面
に露出したダイヤルを回動することによつて、中
皿に収納した化粧料等を露出して使用することを
可能とした容器に係り、特に湾曲可能なラツクを
中皿の下底面に取付けると共に、このラツクとギ
ヤ式ダイヤルとを噛合させ、かつダイヤルの一部
を容器の窓から露出して構成したことを特徴とし
た繰上容器に関するものである。
この種の容器としては、例えば特公昭47−
26023号公報に示す如く、多数の切欠孔を穿孔し
た伝動帯と数種の歯車とを組合せて構成した容器
も公知であるが、全体に構造が複雑であり、又伝
動帯が切断する恐れがあり、かつ組立が困難であ
る等の欠点があつた。
本考案に係る容器は、従来のこれ等の欠点に鑑
み開発された全く新規な技術に関するものであ
る。
図により本考案に係る容器の一実施例を具体的
に説明すると、第1図乃至第4図に於いて、1は
円筒状の本体であつて、その外側壁には窓2が穿
孔されている。3は、本体1内を昇降し得る中皿
であつて、この上に化粧料等を収納し得る如く構
成されている。4は、自在に湾曲し得る柔軟なラ
ツクであつて、前記中皿3の下底面に取付けられ
ている。材質としては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリアセ
タール、ポリアミド等の合成樹脂、或いは薄板の
金属を使用するのが好ましい。5は、本体1の下
部に嵌入し得る支持筒であつて、その前面部及び
上部は夫々開放されると共に、その底部には前記
ラツク4を湾曲した状態で収納し得るU状底部6
を有し、外周壁下端には本体1の下端に固着し得
る鍔7を有し、又外周壁上部には、芯棒8を挿通
し得るトラツク形孔9を左右対称的に有し、かつ
上端部内側面にはガイドテーパー面10を有して
構成されている。11は前記ラツク4と噛合し、
かつその一部を窓2から露出し得るギヤ式ダイヤ
ルであつて、支持筒5の内部に芯棒8を介して回
動自在に軸着されている。図中13はキヤツプで
ある。
上記実施例に於いて、ダイヤル11はトラツク
形孔9の形状に沿つて芯棒8と共に前後にスライ
ドし得る如く構成され、これによつて支持筒5を
本体1に嵌入する際に邪魔にならないように構成
されている。又支持筒5内に挿入されたラツク4
は特に第3図に示す如く、テーパー面10によつ
て内周壁面にガイドされるが、このラツク4と支
持筒5の内面とには隙間12が形成されている。
本考案に係る容器の組立構成に当つては、ラツ
ク4を支持筒5のU状底部6に沿つて湾曲させな
がら、これを支持筒5内に収納し、又ダイヤル1
1を芯棒8を介して支持筒5内に軸着すると共
に、その一部をラツク4と噛合させ、次に支持筒
5を中皿3と共に本体1の下端からその内部に嵌
入する際に、ダイヤル11がラツク4を隙間12
に押圧し、ダイヤル11がトラツク形孔9の長径
方向に移動し、支持筒5の内部に埋設され、ダイ
ヤル11と支持筒5を本体1に嵌入可能としてい
る。
ダイヤル11が、本体1の窓2の位置まで嵌入
されると、ラツク4の弾性復帰力により、ダイヤ
ル11の一部が窓2より露出されると共に、支持
筒5の鍔7と本体1の下端部が当接し、超音波接
着や高周波溶着等により、固着する事により全体
の組立構成することが出来る。
本考案に係る容器は上述の如く、自在に湾曲し
得るラツクを中皿に取付けると共に、このラツク
を支持筒の内部に湾曲して収納したので、従来の
ネジ棒を使用したこの種の繰上容器より極めて狭
い空間に、繰上機構を収納することが出来、従つ
て容器全体の長さを短かくしてコンパクトにする
ことが出来、かつ前記ラツクはその一部が窓から
露出したダイヤルと噛合されたので、ダイヤルを
片手で回動させることができ、中皿を昇降させ、
これに収納された化粧料等を確実に露出させて使
用することが出来る。又湾曲自在なラツクは中皿
の略中央部に取り付けられると共に支持筒内に収
納された際にはダイヤルに巻き付けられて側方に
湾曲変形されているので、このラツクには常に元
の中央部に復帰しようとする弾性復帰力が働き、
このラツクの弾性復帰力がダイヤルとの噛合部に
抵抗作用として働き、従つて化粧料等の使用時に
化粧料を介して中皿が押圧されてもこの中皿が不
用意に繰り下がることを防止することが出来、更
に支持筒内に収納されたラツクと支持筒との間に
は所定の隙間が形成されているので、ラツクはこ
の隙間を利用して自在に湾曲変形することが出
来、これによつてラツクに噛合されたダイヤルの
回転をスムーズにすることが出来る等の特徴を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、本願容器の説明図であ
る。 1は本体、2は窓、3は中皿、4はラツク、5
は支持筒、8は芯棒、11はダイヤル、13はキ
ヤツプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周壁に窓2を有する筒状の本体1と、湾曲自
    在なラツク4を下底面の略中央部に取り付けると
    共に該本体1内を昇降し得る中皿3と、外壁に芯
    棒8を挿通し得るトラツク形孔9を穿設すると共
    に内底面にU状底面6を形成しかつ上端部内側面
    にガイドテーパー面10を有する前記本体1の下
    部に嵌入し得る支持筒5と、該ラツク4と該支持
    筒5の内面に形成した隙間12と、該ラツク4に
    噛合が可能でかつ該支持筒5の内部に該トラツク
    形孔9の形状に沿つて該芯棒8と共に回動自在に
    軸着し得るギヤ式ダイヤル11との組み合わせよ
    りなり、前記ダイヤル11を芯棒8を介して支持
    筒5内に軸着し、該支持筒5を本体1内に下方か
    ら挿入し、中皿3を本体1の上方から挿入してラ
    ツク4とダイヤル11とを噛合すると共に該ダイ
    ヤル11の一部を本体1の窓2より露出して組立
    構成したことを特徴とした繰上容器。
JP8937884U 1984-06-18 1984-06-18 繰上容器 Granted JPS616313U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8937884U JPS616313U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 繰上容器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8937884U JPS616313U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 繰上容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS616313U JPS616313U (ja) 1986-01-16
JPH0111134Y2 true JPH0111134Y2 (ja) 1989-03-31

Family

ID=30643395

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JP8937884U Granted JPS616313U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 繰上容器

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Families Citing this family (3)

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KR100656846B1 (ko) 2005-08-01 2006-12-14 변재삼 승강장치를 구비한 립스틱 용기
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JPS49145882U (ja) * 1973-04-20 1974-12-17
JPS58401Y2 (ja) * 1976-12-29 1983-01-06 合資会社浅田金属製作所 塗布器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS616313U (ja) 1986-01-16

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