JPH01109990A - 立体ビデオディスクレコーダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）　産業上の利用分野 本発明は、立体ビデオディスクレフーダの改良に関する
。

（ロ）　従来の技術 立体映像情報をスパイラル状トラックに記録するビデオ
ディスクに付いては、例えば電子技術出版株式会社発行
の雑誌“テレビ技術”８６年１月号第２０〜２３頁に紹
介されている様に、１本のスパイテル状記録トラックに
右目用と左目用の映像情報を交互に記録し、而も隣接ト
ラックにタイミングを共通にする対応する映像情報を記
録するＶＨＤ方式のビデオディスクが現在市販されてい
る。しかし、このビデオディスクレコードは、４フイー
ルドに１回の割合でトラックジャンプをしなければなら
ず、ましてはモノラル映像を再生する場合はフ、イール
ド毎にトラックジャンプをしなければならなかった。

そこで、出願人は先に特願昭６１−２６２２９４号に於
て、右目用と左目用の映像情報をそれぞれ異なる記録ト
ラックとして形成する二重スパイラル状の光学式立体ビ
デオディスクを提案した。この提案に係るビデオディス
クは、両方の記録トラックに共通のステレオ音声情報を
多重記録しており、通常の１ビームタイプのビデオディ
スクプレーヤによって、トラックジャンプをすることな
く安定にモノラル映像を再生することが出来同時にステ
レ才音声も再生することが出来ると云うメリットがある
。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 しかし、上述する提案に係るビデオディスクレコードを
用いてモノラル映像再生する場合、２本の記録トラック
の映像情報はほぼ共通であり、音声情報に至っては全く
共通−であるため、記録トラックを識別して再生する意
味がほとんどない。

そこで、本発明は第１記録トラックと第２記録トラック
の音声情報を異ならしめるものである。

−（ニ）　問題点を解決するための手段本発明は、右目
用映像情報と第１音声！報を多・重して第１光変調手段
に供給し、スパイラル状の第１記録トラックを形成する
と共に、左目用映像情報と第２音声情報を多重して第２
光変調手段に供給し、前記第１トラックに隣接する第２
トラックを形成し、少くとも一方の記録トラックに識別
情報を多重記録することを特徴とする。

（ホ）　作用 よって、本発明によれば、タイミングを共通にする右目
用と左目用映像情報が、２重スパイラル状に記録トラッ
クとして形成され、而も画記録トラックには異種の音声
情報が多重され、少くとも一方の記録トラックには識別
情報も多重される。

くべ）実施例 以下本発明を図示せる一実施例に従い説明する。

第１図に図示する実施例では、右目用映像（信号）情報
と原語の第１ステレオ音声（信号）情報をそれぞれＦＭ
変調してビデオヘッドを用いて周波数多重記録して成る
ビデオテープを第１ハイフアイＶＴＲ（Ｖｌ）にて再生
し、左目用映像（信号）情報と訳語の第２ステレオ音声
（信号）情報をそれぞれＦＭ変調してビデオヘッドを用
いて周波数多重記録して成るビデオテープを第２ハイフ
アイＶＴＲ（Ｖ２）にて再生することにより、２種類の
ステレオ音声情報を興なる記録トラックに記録している
。第１図では、同期発振回路（１）は、第１・第２ハイ
フアイＶＴＲ（Ｖｌ）（Ｖ２）により同期駆動きれてお
り、同一タイミングの映像情報とステレオ音声情報が同
時に導出きれる。第１ハイフアイＶＴＲ（Ｖｌ）より導
出される右目用映像情報は、識別データ多重回路（２）
に入力される。この識別データ多重回路（２）は映像情
報の垂直ブランキング期間に識別データを多重せしめて
いる。

識別データ多重回路（２）の出力は次段の第１ＦＭ変！
ｉＷ回路（３）によって周波数変調される。−実弟１ス
テレオ音声情報は第１ＰｃＭエンコーダ（４）に入力さ
れる。この第ｌＰＣＭエンコーダ（４）は、コンパクト
ディスクの記録に必要な周知のＰＣＭエンコーダであり
、ＣＤフォーマットのＰＣＭ音声データに湾換される。

このＰＣＭ音声データは周波数が２　ＭＨｚ以下であり
、第１ミキザ（５）に於て第１ＦＭ変調出力と共に周波
数多重され第１光変調手段（６）に入力される。−１第
２ハイファイＶＴＲ（”！／２）より導出きれる左目用
映像情報は直接第２ＦＭ′Ｒｍ回路（７〉に入力され、
第２ステレオ音声情報は第２ＰＣＭエンコーダ（８）に
入力きれる０両回路（７）（８）の出力は第２ミキサ（
９）に於て周波数多重され、第２光変調手段（１０）の
変調入力とされる。第１アルゴンレーザ（１１）と第２
アルゴンレーザ（１２）より発せられるレーザービーム
は、第１・第２光変調手段（６）（１０）によって光学
変調される。第１変調ビームは反射ミラー（１３）によ
り反射されビームスプリッタ（１４）を介して立体ビデ
オディスク＜Ｄ）上に照射される。その結果外債の第１
トラックが形成される。ｔた、第２変調ビームはビーム
スプリッタを介してビデオディスク（Ｄ）上に照射され
、内側の第２トラックが形成される。

第４図は、゛上述するビデオディスクレコーダにて記録
された立体ビデオディスク（Ｄ）に形成される二重スパ
イラル状の記録トラックを示す、この図より明らかな様
に右目用映像情報を記録する第１記録トラック（Ｔ１）
は破線で示す様に外側に、また左目用映像情報を記録す
る第２記録トラック（Ｔ２）は実Ｓ″′Ｃ′示す様に内
側にそれぞれ形成される。尚各記録トラックは、現在の
光学式ビデオディスクの規格に沿っており、個々に、汎
用の光学式ビデオディスクプレーヤにて再生出来る。

第２図は上述する様にして記録きれた立体ビデオディス
ク（Ｄ）を再生して特に意味のある１ビームのビデオデ
ィスクプレーヤの回路ブロック図であり、スライドスイ
ッチを可とする音声情報指定手段（１５）を設けている
。この音声情報指定手段（１５）によって任意のステレ
オ音声の再生が可能になる。この音声情報指定手段（１
５）は、第１ステレオ音声情報を選択するときハイレベ
ル出力を発し、第２ステレオ音声信号を選択するときロ
ーレベル出力を発する。一方、１本の記録トラックを走
査する再生ピッ・クアップ（１８）より再生移れる再生
情報は、バイパスフィルタ（１９）とローパスフィルタ
（２０）に入力きれる。バイパスフィルタ（１９）より
得られるＦＭ映像情報はＦＭ復調回路（２１）に入力さ
れて復調導出される。またローパスフィルタ（２０）よ
り得られるＰＣＭ音声データはＰＣＭデコーダ（２２）
に入力きれてデフードされ、ステレオ音声情報を導出す
る。ＦＭ復調出力の一部は、識別データ検出回路（１６
〉に入力される。識別データ検出回路（１６）は、識別
データがあるときハイレベル出力を発し、識別データが
ないときローレベル出力を発する。比較回路（１７）は
、音声情報指定手段（１５）の出力と識別データ検出回
路（１６）の出力が一致しないとき、トラックジャンプ
パルスを再生ピックアップ（１８）に入力しており、再
生ピックアップ（１８）はトラックジャンプをすること
により反対側トラックを再生する。従ってＪ再生される
ステレオ音声情報が指定したステレオ音声情報と異なる
場合には、トラックジャンプをして反対側の記録トラッ
クを再生し所望のステレオ音声情報の再生を可能にして
いる。前述する立体ビデオディスク（Ｄ）は、上述する
様に汎用のビデオディスクプレーヤとテレビジョン受像
機を用いてモノラル再生出来ることも特徴であ−る力博
、本来２ビームの立体ビデオディスクプレーヤによって
再生されるべきものである。第３図は、この２ビームビ
デオデイスクプレーヤのブロックダイヤグラムを示して
いる。第３図では、相隣合う記録トラックを２本のレー
ザビームを発する２ビームピツクアツプ（２３）によっ
て再生走査している。この２ビームピツクアツプ（２３
）より得られる２出力の一重部ち、第１記録トラックの
再生出力は、第１／１イパスフイルタ（２４）と第１０
−バスフイルタ（２５）に入力され、他方即ち第２記録
トラックの再生出力は゛、第２バイパスフイルタ（２６
）と第２０−バスフイルタ（２７）に入力きれる。従っ
て、各バイパスフィを夕（２４）（２６）の出力は、右
目用映像情報と左目用映像情報をそれぞれｖＭＲｍして
成る出力で、アリ、＄　１−　第２　Ｆ　Ｍｍｌｌｌｉ
ｌｌｌｌｍ（２９）（３０）ニ於−ＣＦＭＯｌｐされ吟
、　前記１−１’ＦＭ復ｍａ路（２９）Ｊ：　リ得られ
る右目用映像情報には識別データが多重されているはず
である。前記第１ＦＭ復調回路（２９）の出力を入力す
る識別データ検出回路（３１）は、識別データを検シし
て検出出力を発生している。この検出出力が発生しない
場合にトラックジャンプ回路（３２）がトラックジャン
プパルスを発する。この゛　トラックジャンプパルスが
２ビームピツクアツプ（２３）に入力されると２本の再
生ビームはトラック１本分のトラックジャンプを為し、
第１記録トラックの再生情報が第１バイパスフイルタ（
２４）に入る様に制御する。

一方、第１・第２０−パスフイルタ（２５）（２７）よ
り得られる−０Ｍ音声データは切換回路（２８）に入力
される。この切換回路（２８）は音声情報指定手段（１
５）の出力に従って任意に切換制御可能であり、所望の
ＰＣＭ音声データをＰＣＭデコーダク２２）に入力して
ステレオ信号に変換している。上述する様に立体ビデオ
デンスク（Ｄ）の一本の記録トラックには何れもＰＣＭ
音声データが多重されているはずであるが、場合によっ
ては一本のトラックにのみＰＣＭ音声データが多重きれ
ていることも予想される。そこで、第１拳第２０−パス
フイルタ（２５）（２７）の各出力は第１・第２出力検
出回路（３３）（３４）にも入力される。各出力検出回
路（３３）（３４）は入力レベルが所定レベル以上であ
るときに出力番゛発する。各検出回路（３３）（３４）
の出力を入力する優先切換回路制御回路〈３５）は、一
方にのみＰＣＭ音声データが多重されている場合に出力
を発しており、音声情報指定手段（１５）の出力に優先
して切換　　。

回路（２８）の選択状態をフントロールしている。　　
　　゛この様にして導出きれた右目用と左目用の映像情
報は、偏光面を互に直交せしめる２台の投写型テレビジ
ョン受像機に入力され、共通のスクリーン上に映出せし
められる。このスクリーンを偏光面を直交せしめるフィ
ルタを配する周知の偏向メガネによってモニタすれば、
立体映像のモニタが可使になる。

上述する実施例では、第１記録トラックと第２記録トラ
ックを識別するために右目用映像情報の垂直ブランキン
グ期間に識別データを多重したが、例えば映像情報のＦ
Ｍ変調キャリアをトラックに応じて僅か変更せしめたり
、定周波のパイロット信号を一方のトラックにのみ多重
記録しても良いことは言う迄もない。

（ト）　　発明の効果 よって、本発明によれば、汎用のビデオディスクプレー
ヤにて再生する場合に記録トラックを１回変更するだけ
で、異なる音声情報を選択再生することが出来る。

【図面の簡単な説明】 図は何れも本発明の一実施例を示し、第１図は立体ビデ
オディスクプレーヤの回路ブロック図、第２図は１ビー
ムビデオデイスクプレーヤの回路ブロック図、第３図は
２ビームビデオデイスクプレーヤの回路ブロック図、第
４図はビデオディスクの記録トラック説明図をそれぞれ
示す。 （Ｄ）・・・立体ビデオディスク、（６）・・・第１光
Ｒ１ｉ手段、（１０）・・・第２光変調手段、（２）・
・・識別データ多重回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）右目用映像情報と第１音声情報を多重して成る記
   録情報にて第１光変調手段を制御しスパイラル状の第１
   記録トラックを形成すると共に、左目用映像情報と第２
   音声情報を多重して成る記録情報にて第２光変調手段を
   制御し、前記第１記録トラックに隣接する第２スパイラ
   ル状の第２記録トラックを形成し、少くとも一方の記録
   トラックに識別情報を多重記録することを特徴とする立
   体ビデオディスクレコーダ。