JPH0110923Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0110923Y2 JPH0110923Y2 JP2060284U JP2060284U JPH0110923Y2 JP H0110923 Y2 JPH0110923 Y2 JP H0110923Y2 JP 2060284 U JP2060284 U JP 2060284U JP 2060284 U JP2060284 U JP 2060284U JP H0110923 Y2 JPH0110923 Y2 JP H0110923Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main shaft
- gripper
- utility
- model registration
- semiconductor material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 21
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 6
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 2
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシリコンウエハやガラスフオトマスク
などの薄板状の半導体材料を1枚ごとに回転して
水切乾燥を行なうための回転装置に関する。
などの薄板状の半導体材料を1枚ごとに回転して
水切乾燥を行なうための回転装置に関する。
半導体材料への配線回路の形成はエツチングに
よつて行なわれ、エツチングの直後に半導体材料
は純水により水洗された後、回転されて水切乾燥
が行なわれる。従来、半導体材料の1枚ごとの水
切乾燥は回転主軸を中空にしてその先端に備えら
れた真空による吸盤で半導体材料を吸着して行な
われたため回転用の駆動装置のほかに真空源およ
び切換弁を要し、従つて機構および操作が複雑に
なるのみでなく、半導体材料の片面しか水切乾燥
ができない欠点があつた。
よつて行なわれ、エツチングの直後に半導体材料
は純水により水洗された後、回転されて水切乾燥
が行なわれる。従来、半導体材料の1枚ごとの水
切乾燥は回転主軸を中空にしてその先端に備えら
れた真空による吸盤で半導体材料を吸着して行な
われたため回転用の駆動装置のほかに真空源およ
び切換弁を要し、従つて機構および操作が複雑に
なるのみでなく、半導体材料の片面しか水切乾燥
ができない欠点があつた。
本考案の目的は極めて単純な機構により操作を
単純化し且つ半導体材料の両面を水切乾燥し得る
ようにした半導体材料の水切乾燥用回転装置を提
供することである。
単純化し且つ半導体材料の両面を水切乾燥し得る
ようにした半導体材料の水切乾燥用回転装置を提
供することである。
本考案の特徴は回転する主軸の側面に枢止され
た概して「く」の字形の部材からなる少なくも3
つのグリツパーによつて半導体材料を遠心力によ
つて保持するようにしたことである。
た概して「く」の字形の部材からなる少なくも3
つのグリツパーによつて半導体材料を遠心力によ
つて保持するようにしたことである。
次に図面を参照のもとに本考案の実施例に関し
説明する。第1図および第2図に示すように、本
考案の回転装置は回転される主軸1と、その主軸
を回転自在に支持する支持体2と、それぞれ主軸
1の側面にピンなどにより枢支された概して
「く」の字形の部材であるグリツパー3からなり、
グリツパー3は3つまたはそれ以上が備えられ
る。これらのグリツパー3は好ましくは線材で作
られ、且つほぼ等間隔に設けられるのが好まし
い。主軸1の回転はモータ4によつて適当な伝動
装置5を介して駆動され、または第4図に示すよ
うに、主軸1をモータ4の軸6に共軸に直接固定
し、伝動装置5を介さないで回転するようにして
もよい。
説明する。第1図および第2図に示すように、本
考案の回転装置は回転される主軸1と、その主軸
を回転自在に支持する支持体2と、それぞれ主軸
1の側面にピンなどにより枢支された概して
「く」の字形の部材であるグリツパー3からなり、
グリツパー3は3つまたはそれ以上が備えられ
る。これらのグリツパー3は好ましくは線材で作
られ、且つほぼ等間隔に設けられるのが好まし
い。主軸1の回転はモータ4によつて適当な伝動
装置5を介して駆動され、または第4図に示すよ
うに、主軸1をモータ4の軸6に共軸に直接固定
し、伝動装置5を介さないで回転するようにして
もよい。
各グリツパー3は耐食性のある材料で作られ、
図示のように、角の枢止点3′を中心に概して
「く」の字形の形状を有する部材で形成され、下
端に重り7があり且つ上端に係止部8を有し、係
止部8でウエハなど半導体材料Sを保持する。グ
リツパー3は重り7が遠心力によつて外方に広が
ると、枢止点3′を支点に上端の係止部8は内方
に狭まるようになつている。係止部8は第1図に
示すように好ましくはV形の形状を有し、その場
合、V形の上部8aより下部8bの方が長くなつ
ており、これにより半導体材料Sに或る程度の寸
法の変化があつてもそれに対応できるようになつ
ている。なお、係止部は第4図に示すように、先
端に止め8cのある垂直な部分であつてもよく、
さらには第5図に示すように半導体材料を収める
凹部のあるブロツク8dであつてもよい。
図示のように、角の枢止点3′を中心に概して
「く」の字形の形状を有する部材で形成され、下
端に重り7があり且つ上端に係止部8を有し、係
止部8でウエハなど半導体材料Sを保持する。グ
リツパー3は重り7が遠心力によつて外方に広が
ると、枢止点3′を支点に上端の係止部8は内方
に狭まるようになつている。係止部8は第1図に
示すように好ましくはV形の形状を有し、その場
合、V形の上部8aより下部8bの方が長くなつ
ており、これにより半導体材料Sに或る程度の寸
法の変化があつてもそれに対応できるようになつ
ている。なお、係止部は第4図に示すように、先
端に止め8cのある垂直な部分であつてもよく、
さらには第5図に示すように半導体材料を収める
凹部のあるブロツク8dであつてもよい。
各グリツパー3の広がりを制限するため抑え装
置が設けられ、抑え装置としては第1図に示すよ
うに、各グリツパーに共通の環状の部材9でもよ
く、その部材9は重り7と同じレベルで主軸1に
共軸に設けられる。
置が設けられ、抑え装置としては第1図に示すよ
うに、各グリツパーに共通の環状の部材9でもよ
く、その部材9は重り7と同じレベルで主軸1に
共軸に設けられる。
水切乾燥を行なう際、グリツパー3の上端の係
止部8に半導体材料Sを載せるが、静止状態では
第3図イに示すように、係止部の下部8bの上に
余裕をもつて材料Sが載せられ、上部8aは材料
に接触しない。材料Sをグリツパー3に設置する
と、モータ4の作動により主軸1が回転し、グリ
ツパー3と共に半導体材料も回転され、水切乾燥
が行なわれる。通常、主軸1は1000〜8000rpmで
回転される。作動時は第3図ロに示すように、重
り7が遠心力で外方に広がるので、係止部8は狭
まつて半導体材料をしつかりと保持する。しか
し、重り7は図示のように、その外側に在る環状
の部材9に当つて外方への広がりは制限され、従
つてグリツパーの係止部8も内方への狭まりを制
限されるので、半導体材料は適度な力で保持され
る。
止部8に半導体材料Sを載せるが、静止状態では
第3図イに示すように、係止部の下部8bの上に
余裕をもつて材料Sが載せられ、上部8aは材料
に接触しない。材料Sをグリツパー3に設置する
と、モータ4の作動により主軸1が回転し、グリ
ツパー3と共に半導体材料も回転され、水切乾燥
が行なわれる。通常、主軸1は1000〜8000rpmで
回転される。作動時は第3図ロに示すように、重
り7が遠心力で外方に広がるので、係止部8は狭
まつて半導体材料をしつかりと保持する。しか
し、重り7は図示のように、その外側に在る環状
の部材9に当つて外方への広がりは制限され、従
つてグリツパーの係止部8も内方への狭まりを制
限されるので、半導体材料は適度な力で保持され
る。
なお、上記の実施例では抑え装置は共通の部材
9によつて構成されているが、その他の構成であ
つてもよく、例えば第4図に示すように、各グリ
ツパー3に設けられたストツパ10であつてもよ
いことは言うまでもない。
9によつて構成されているが、その他の構成であ
つてもよく、例えば第4図に示すように、各グリ
ツパー3に設けられたストツパ10であつてもよ
いことは言うまでもない。
また、各グリツパーの係止部8が主軸1に同心
の円C1上に在れば半導体材料Sはその円の内側
に同心に収められるので、全ての係止部により一
定の力で保持される。ガラスなどのように比較的
堅い材料を扱う場合には係止部のこのような配置
が好ましい。しかし、もろい材料を扱う場合に
は、第7図に示すように、主軸の中心Oに僅かに
偏心した中心O′をもつ円c2上に係止部8を配置し
てもよく、この場合、材料Sとその円c2は若干ず
れるので、いずれかの係止部に遊びができ、従つ
て材料は揺動して逃げを生じるので破損を避ける
ことができる。
の円C1上に在れば半導体材料Sはその円の内側
に同心に収められるので、全ての係止部により一
定の力で保持される。ガラスなどのように比較的
堅い材料を扱う場合には係止部のこのような配置
が好ましい。しかし、もろい材料を扱う場合に
は、第7図に示すように、主軸の中心Oに僅かに
偏心した中心O′をもつ円c2上に係止部8を配置し
てもよく、この場合、材料Sとその円c2は若干ず
れるので、いずれかの係止部に遊びができ、従つ
て材料は揺動して逃げを生じるので破損を避ける
ことができる。
上記のように、本考案によれば、半導体材料は
遠心力により周囲の縁で保持された状態で水切乾
燥が行なわれるので、その両面の水切乾燥を行な
うことができる。その上、真空による吸着を用い
る従来の方式に比し、機構が単純であり、従つて
操作および制御系が著しく単純化されるので円滑
な作業がなされる。
遠心力により周囲の縁で保持された状態で水切乾
燥が行なわれるので、その両面の水切乾燥を行な
うことができる。その上、真空による吸着を用い
る従来の方式に比し、機構が単純であり、従つて
操作および制御系が著しく単純化されるので円滑
な作業がなされる。
第1図は本考案の一例による回転装置の立面
図、第2図はその平面図、第3図のイは静止時の
要部立面図、同ロは作動時の同様な立面図、第4
図および第5図はそれぞれ他の実施例を示す立面
図、第6図は主軸と係止部の関係を示す平面図、
そして第7図は主軸と係止部の他の態様を示す第
6図に類似の平面図である。 図中、1……主軸、3……グリツパー、4……
モータ、5……伝動装置、7……重り、8……グ
リツパーの係止部、9,10……抑え装置。
図、第2図はその平面図、第3図のイは静止時の
要部立面図、同ロは作動時の同様な立面図、第4
図および第5図はそれぞれ他の実施例を示す立面
図、第6図は主軸と係止部の関係を示す平面図、
そして第7図は主軸と係止部の他の態様を示す第
6図に類似の平面図である。 図中、1……主軸、3……グリツパー、4……
モータ、5……伝動装置、7……重り、8……グ
リツパーの係止部、9,10……抑え装置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) モータにより回転される主軸と、それぞれ前
記主軸の側面に枢止され且つ概して「く」の字
形の部材からなる少なくも3つのグリツパーを
含み、各前記グリツパーは半導体材料を保持す
る上端の係止部および下端に取付けられた重り
を有し、さらに各前記グリツパーの重りが遠心
力により広がるのを制限するための抑え装置と
を含む半導体材料の水切乾燥用回転装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の回転
装置において、前記抑え装置は各前記グリツパ
ーに設けられたストツパからなる回転装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の回転
装置において、前記抑え装置は前記主軸に固定
された共通の環状の部材からなる回転装置。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の回転
装置において、前記主軸はモータの軸に共軸に
固定されている回転装置。 (5) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の回転
装置において、前記主軸は伝動装置を介してモ
ータにより回転される回転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2060284U JPS60133629U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 半導体材料の水切乾燥用回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2060284U JPS60133629U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 半導体材料の水切乾燥用回転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60133629U JPS60133629U (ja) | 1985-09-06 |
JPH0110923Y2 true JPH0110923Y2 (ja) | 1989-03-29 |
Family
ID=30511245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2060284U Granted JPS60133629U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 半導体材料の水切乾燥用回転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60133629U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0528760Y2 (ja) * | 1985-09-18 | 1993-07-23 | ||
JPH0616504B2 (ja) * | 1988-02-25 | 1994-03-02 | 島田理化工業株式会社 | 両面洗浄装置における保持爪開閉装置 |
-
1984
- 1984-02-17 JP JP2060284U patent/JPS60133629U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60133629U (ja) | 1985-09-06 |
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