JPH01109015A - ボトルボーリングフライス削り工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の分野】

本発明はボトルポーリングフライス削り工具に関し、詳
しくは、中ぐり棒から半径方向に偏心されたフライスを
使用するフライス削り工具に関する。

【従来技術の説明】

この形式の工具は、１９８７年３月に第８１回目として
発行された定期刊行物”ｔｚ　ｆｕｒＭｅｔａｌｌｂｅ
ａｒｂｅｉｔｕｎｇ＠の文献”Ｆｒａｓｂｏｈｒｅｎｕ
ｎｄａｎｄｒｅｒｅ　Ｂｏｈｒｔｅｃｈｎｏｌｏｇｌｓ
ｎ＠の第２１頁及び２２頁に記載される。前記文献に示
される”ボトルポーリングフライス削り工具“には不動
の中ぐり棒の前端に取付けられた回転するフライスが含
まれ、該フライスは、中ぐり棒が回転する加工物内部に
侵入した場合に穴の中心領域に於て加工物から材料を除
去する様にして取付けられている。中ぐり棒には仕上げ
加工の為の中ぐり用切削縁部が設けられる。フライス及
び中ぐり作業を同時に行なうこの装置の１つの利点は、
削り屑が比較的短くなりそれが良好な削り屑コントロー
ルを保証することである。更には、穿孔底部全体を横断
しての十分に大きな切削速度が得られることである。 然し乍ら、こうしたボトルポ−リングフライス削り工具
は輪郭を有する穿孔即ち、ボトル穿孔を作成することは
出来ない。 本件出願人のドイツ国特許出願番号第３，４１０，９６
７号には拡開された輪郭の穿孔を作成する為の工具が記
載される。この出願には、回転するボーリングヘッドを
具備する工具が記載され、該ボーリングヘッドは、単一
の調節装置手段によって切削作業期間中半径方向に調節
される様になっている円周方向に離間する切削用部材を
具備している。 この工具は削り屑コントロールに際して問題を生じ得る
比較的な該削り屑を創出する中ぐり作業に関与するだけ
である。このことは運転上の信頼性及び使用寿命の双方
に悪影響を与え得る。

【発明の目的】

本発明の主たる目的は、拡開された輪郭の穿孔を作成し
、一方、良好な削り屑コントロールな保証する様になっ
ているフライス削り工具を提供することにある。 この目的の為に、本発明に従うフライス削り工具鎧は中
ぐり棒に関して半径方向に運動する為のフライスが取付
けられる。

【発明の概要１ 好ましくは、フライスは、中ぐり棒の取出し方向に面し
且つフライスが作業位置番己ある場合に中ぐり棒の外側
周辺を越えて半径方向に突出する切削用縁部を具備する
。 本発明のフライス削り工具に於ては、一対のＮＣ軸に沿
ってのフライスの切削用縁部の軸方向及び半径方向の両
方の移動が許容される。前記軸方向移動は中ぐり棒の軸
方向運動によって、そして半径方向移動は中ぐり棒に関
するフライスの半径方向運動によってもたらされる０本
発明の７ライス削り工具は、中ぐり棒が加工物に予備形
成された穿孔からの取出しに際して輪郭付けされたコン
タを追従し、フライスが輪郭付けされた穿孔の仕上げ加
工を提供する様になっている。該構成のフライスを使用
することにより削り屑が比較的短くなり、良好な削り屑
コントロールが保証され、それによって運転上の信頼性
が高まり、使用寿命が長くなる。 好ましくは、中ぐり棒は静止され加工物が回転される。 然し乍ら、中ぐり棒及び加工物の相対運動は、中ぐり棒
を回転させそして加工物を動かない様に保持することに
より得られる。 中ぐり棒に関するフライスの半径方向運動は。 中ぐり棒の軸に関して半径方向にオフセットされ且つ中
ぐり棒内部で回転自在のた回転軸を有する偏心スピンド
ル手段か或は中ぐり棒に関して半径方向に可動である様
にして、中ぐり棒に取付けた摺動手段によって得られる
。 【実施例の説明】 第１図及び第２図にはフライス削り工具２が示される。 該フライス削り工具２は、第１図に一点鎖線によって概
略本される加工物４に穿孔を加工する様になっている。 詳しくは、本発明のフライス削り工具２は、予備形成さ
れた筒状穿孔６を拡開しそこに輪郭付けされたコンタな
付設する作用を成す。 説明上の目的の為に、フライス削り工具２によって加工
し得る異なる形状の穿孔を有する複数の加工物４ａ乃至
４具が第３図に示される。 フライス削り工具２には、筒状の穿孔６内部で中ぐり棒
ｌＯを案内する為の円周方向に離間された複数の案内部
材１２が設けられる。加工物４及び中ぐり棒１０は回転
自在であり且つ相互に軸方向に偏倚自在である。好まし
くは中ぐり棒ｌＯは不動であり、加工物４が回転する。 別様には加工物４を不動とし中ぐり棒１０を回転させ得
る。 中ぐり棒１０の偏心穴内に偏心スピンドル１４が回転自
在に取付けられる。偏心スピンドル１４はフライス１６
を偏心的に受ける。 フライス１６は中ぐり棒ｌＯの前端及び偏心スピンドル
１４から突出するフライスヘッド１８を含み、そしてフ
ライス削り工具２の前端から離間して（第１図で右方向
に）対面する切削縁に設けられた円周方向に離間して設
けられた複数の切削部材２０を具備する。フライスヘッ
ド１８はボルト手段２２によってく同スピンドル２４に
固着される。該駆動スピンドルは支承体手段２６及び２
８によって偏心スピンドル１４に偏心的に取付けられる
。駆動スピンドル２４はカルタン軸３０（概略例示され
る）を介して駆動体（図示せず）によつで回転駆動され
る駆動軸に連結される。 第１図及び２図から認識される様に、駆動スピンドル２
４の軸Ａ％従ってフライス１６の回転軸は偏心スピンド
ル１４の軸Ｂに関して半径方向忙距離ａオフセットされ
、一方、軸Ｂは第２図に示される様に中ぐり棒１０の軸
Ｃから距離ｂオフセットされる。もし偏心スピンドル１
４が中ぐり棒ｌＯ内部で調節手段（図示せず）によって
回転されると、フライスの軸Ａ及び中ぐり棒ｌＯの軸Ｃ
間の半径方向間隔が変化する。即ち、フライス１６は中
ぐり棒１０の軸Ｃに関して半径方向に偏倚される。 フライス削り工具２の運転は、以下の通りである。先ず
、フライス１６がその半径方向の最も内側の位置へと移
動される。この目的の為に偏心スピンドル１４が中ぐり
棒１０内部で調節手段（図示せず）によって回転される
。そして後、中ぐり棒１０が、フライス１６と共に加工
物４に穿孔された筒状の穿孔６内部へと移動される。加
工物４及びフライス１６は、夫々が軸Ｃ及びＡを中心と
して回転する様にして駆動される。フライス１６をして
輪郭付けされたコンタ８を形成させる為にフライスヘッ
ド１８を軸方向及び半径方向に運動させる必要がある。 この目的の為に中ぐり棒１０が、フライス１６と共に穿
孔６から取出す方向に移動され、同時にフライス１６が
、中ぐり棒１０に関して外側へと運動する様に偏心スピ
ンドル１４を調節手段（図示せず）によって回転される
。 この様にして、輪郭付けされたコンタ８が加工物４内部
に加工される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に従う、拡開された輪郭の穿孔を作成す
る為のフライス削り工具の長手方向断面図である。 第２図は第１図を線■−■で切断した断面図である。 第３図は第１図及び２図のフライス削り工具によって作
成し得る穿孔の種々の形状の例示図である。 尚、図中主な部分の名称は以下の通りである。 ２：フライス削り工具 ４：加工物 ６：穿孔 １０：中ぐり棒。 １２：案内部材 １４：偏心スピンドル １６：フライス １８：フライスヘッド ２４ニスピンドル ２６．２Ｂ：支承体手段 ３０：カルタン軸 ＦＩＧ、　３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、加工物に穿孔を加工する為の数値制御工作機械の為
   の工具であって、 回転自在の中ぐり棒にして、加工物に関して軸方向に偏
   倚自在の中ぐり棒と、 中ぐり棒内部に回転自在に取付けられたフライスにして
   、中ぐり棒の軸に関して半径方向に偏倚された回転軸を
   有し、中ぐり棒に関して半径方向に運動する為に取付け
   られたフライスと、より成立つ、前記加工物に穿孔を加
   工する為の数値制御工作機械の為の工具。 ２、フライスは中ぐり棒の取出し方向に面し且つフライ
   スが運転位置にある場合に中ぐり棒の外径を越えて半径
   方向に突出する切削用縁部を具備している特許請求の範
   囲第１項記載の加工物に穿孔を加工する為の数値制御工
   作機械の為の工具。 ３、フライスは中ぐり棒の軸に関して半径方向に偏倚さ
   れた軸を具備する偏心スピンドルに取付けられ且つ中ぐ
   り棒内部で回転自在であり、それによつてフライスの半
   径方向運動が引き起こされる特許請求の範囲第１項記載
   の加工物に穿孔を加工する為の数値制御工作機械の為の
   工具。 ４、フライスは中ぐり棒の軸に関して半径方向に偏倚さ
   れた軸を具備する偏心スピンドルに偏心取付けされた駆
   動スピンドルを具備し、該駆動スピンドルはカルタン軸
   手段によって前記駆動スピンドルに連結されている特許
   請求の範囲第３項記載の加工物に穿孔を加工する為の数
   値制御工作機械の為の工具。 ５、フライスは、フライスの半径方向運動を引き起こす
   為に中ぐり棒に半径方向に偏倚自在に取付けられたスラ
   イダに取付けられている特許請求の範囲第２項記載の加
   工物に穿孔を加工する為の数値制御工作機械の為の工具
   。