JPH01108208A - ポリウレタン―グラフト幹を持つグラフト重合体、その製造方法およびその用途 - Google Patents

ポリウレタン―グラフト幹を持つグラフト重合体、その製造方法およびその用途

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JPH01108208A
JPH01108208A JP63235119A JP23511988A JPH01108208A JP H01108208 A JPH01108208 A JP H01108208A JP 63235119 A JP63235119 A JP 63235119A JP 23511988 A JP23511988 A JP 23511988A JP H01108208 A JPH01108208 A JP H01108208A
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Matthias Kroggel
マテイアス・クローゲル
Karl J Rauterkus
カール・ヨゼフ・ラウテルクス
Detlev Seip
デトレフ・ザイプ
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Hoechst AG
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    • C09J151/08Adhesives based on graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Adhesives based on derivatives of such polymers grafted on to macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F283/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G
    • C08F283/006Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G on to polymers provided for in C08G18/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カルボン酸ビニルエステルおよび場合によっ
ては他のエチレン系不飽和単量体をラジカル開始グラフ
ト重合によってポリウレタングラフト幹にグラフト重合
されられているグラフト重合体、並びに該グラフト重合
体の鹸化生成物、それらの製造方法およびそれらの用途
に関する。要するに、本発明の対象は特許請求の範囲に
開示した対象である。
公知の様に、ポリビニルカルボン酸エステル、特にポリ
ビニルアセテート、およびポリビニルアルコールは多方
面の技術分野で使用されている。
例えばポリビニルアセテートは接着剤として使用され、
ポリビニルアルコールは分子量次第で加水分鮮度および
場合によっては組み入れられる共重合性単量体に依存し
て接着剤、繊維助剤またはフィルム原料として使用され
る。
用途分野次第で、それぞれに使用されるポリビニルアル
コールは、それの可能な用途あるいはその有用性を明ら
かに制限しそして一部のものは妨害さえする不十分な性
質をしばしば有している0例えば、ポリビニルアルコー
ルの水溶性は、サイジング剤として使用する場合にはし
ばしば低過ぎ、接着剤として用いる場合にはしばしば高
過ぎる。
高いポリビニルアルコール融点の為に押出成形フィルム
は、低分子ポリオール、例えばグリセチン、ジエチレン
グリコール等にて□しばしば水との組み合でにて□予め
可塑性化した後に初めて得られる。
これらの場合には可塑剤の滲み出しが生成物をゆっくり
と脆弱なものとさせ、更に外的に可塑化された重合体は
多くの用途において使用できない。これに代わって、カ
スチング成形フィルムの製造も可能であるが、勿論この
方法も同様に上記の種類の外的可塑剤を使用してしか使
用可能なポリビニルアルコール−フィルムをもたらすこ
とができない。
従って、本発明は、上記の欠点を存利な性質を持つ変性
されたポリビニルカルボン酸エステルあるいはポリビニ
ルアルコールを製造することによって無くすことを課題
としている。
既に、ポリビニルアセテートをポリアルキレンオキサイ
ド−グラフト幹(骨格)にグラフトさせそして次に加水
分解することによって得ることのできる変性ポリビニル
アルコールも公知であるが(例えば、ドイツ特許第1.
094,457号明細書、同第1,081,229号明
細書、ヨーロッパ特許出願第207 、003号参照)
、その際に得られる化合物の性質は不満足なものである
。例えば、これらの生成物から製造されるフィルムは全
く不十分な引裂強度を有している。
上記の課題は驚くべきことにポリウレタン−グラフト幹
(骨格)を持つグラフト重合体を合成することによって
解消することができた。この場合、グラフト重合体はグ
ラフト幹にグラフトした、ビニルカルボン酸エステルお
よび/またはその鹸化生成物および場合によっては、エ
チレン系不飽和の重合性化合物あるいはその鹸化生成物
より成る他の単量体単位より成る重合体残基あるいは重
合体鎖を持ちそしてグラフトした成分の百分率的割合が
グラフト重合体全体を基準として10〜99重tχ、殊
に30〜90重量%、特に40〜80重1χである。
分子量およびポリウレタン−グラフト幹の構造次第で、
グラフトした単量体の種類、組成および量次第でそして
グラフト重合体の分子量および加水分鮮度次第で本発明
のグラフI4合体の場合には非常に広範な性質像が得ら
れる。
ポリウレタン−グラフト幹は分子中に少なくとも2つの
ウレタン基を持つポリウレタンより成り、その際グラフ
ト幹分子当たりのウレタン基の数は特別に上限がなく、
一般に2より大きい値を取り得る。
ポリウレタン−グラフト幹はポリウレタン合成の通例の
方法に従って製造でき、特に触媒、例えば第三アミン類
または有機錫化合物の使用下に60〜120℃、殊に7
0〜100″Cの温度で合成するのが特に有利である。
このものはジオール−およびジイソシアネート成分で構
成されている。原則としてポリウレタン合成で使用でき
るあらゆるジオールを使用することができる。特に、脂
環式ジオール、例えばシクロヘキサンジオール、並びに
好ましくは2〜12の炭素原子数の脂肪族ジオールが有
利である。更にポリアルキレングリコール、例えばポリ
プロピレンオキサイド、ポリブチレンオキサイドおよび
、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイドおよびブ
チレンオキサイドより成る共重合体、殊にそのブロック
共重合体が有利であり、中でも特にポリエチレンオキサ
イドが有利である。
200〜10.OOOg/molの分子量のポリエチレ
ングリコール、即ちα、ω−ジヒドロキシ−ポリエチレ
ンオキサイドを用いるのが有利である。
この場合、400〜1,500 g/molの分子量の
ポリエチレングリコールが特に有利である。ポリエチレ
ングリコールは場合によっては低分子量の脂肪族ジオー
ル類、例えば1,4−ブタンジオール、1.3−プロパ
ンジオール、エチレングリコールあるいはジエチレング
リコールと組み合わせて使用する。ポリエチレングリコ
ールと低分子量脂肪族ジオールとのモル比は1:0.1
〜1:0.7であるのが特に有利である。
ジイソシアネート成分としては芳香族ジイソシアネート
、例えばトおよびp−ジイソシアネートキシレン、2.
4−ジイソシアネートトルエン、2.6−ジイソシアネ
ートトルエンまたはこれら両方のジイソシアネートトル
エンの混合物、1.5−ジイソシアネートナフタリン、
4,4゛−ジイソシアネートジフェニルメタン、4,4
゛−ジイソシアネートジフェニルベンジルエーテルを使
用する。
脂肪族および/または脂環式ジイソシアネートを用いる
のが特に有利である。特に好ましい脂肪族ジイソシアネ
ートには例えば脂肪族残基中炭素原子数2〜12のもの
、例えばエチレンジイソシアネート、プロピレンジイソ
シアネート、テトラメチレンジイソシアネート、2.2
.4−トリメチルへキサメチレンジイソシアネー、トが
ある。
特に有利な脂環式ジイソシアネートには例えば1.4−
ジイソシアネートシクロヘキサン、4.4’−メチレン
−ビス(シクロヘキシルジイソシアネート)、1−メチ
ル−2,4−シクロヘキシルジイソシアネート、1−メ
チル−2,6−シクロヘキシルジイソシアネート、l、
3−ビス(イソシアネートメチル)−シクロヘキサンが
ある。
1.6−ヘキサメチレンジイソシアネートおよび/また
はイソホルンジイソシアネートを用いるのが特に有利で
ある。
ジオール成分とジイソシアネート成分とのモル比は、1
:0.99〜1:0.5 、特に1:0.98〜1:0
.7であるのが好ましい、ポリウレタンの平均分子量は
200〜50.000 g/+wol、特に1,000
〜35,000g/mol、なかでも3.000〜17
.000 g/molである。
平均分子量(重量平均)の測定は、一般的な方法で行う
。ポリウレタンを製造する際の分子量の調整は、モノ−
ヒドロキシ化合物、例えばメタノール、エタノールまた
は他の脂肪族アルコール、特に一般弐CaHza++0
 (n−1〜4)のものを用いるのが有利である。しか
し半エステル化または半エーテル化したジオールあるい
はジオール成分も使用することができる。更に分子量の
調整にはモノイソシアネートも使用できる。
グラフト幹の所定の分子量ではそれのウレタン基の数が
用いるジオール−あるいはジイソシアネート成分の分子
量に直接的に依存していることを指摘しておく。
ポリウレタン−グラフト幹にグラフト重合する為には、
炭素原子数3〜20のビニルカルボン酸エステルを使用
するのが有利である。特にビニルアセテートおよび/ま
たはビニルプロピオナート、中でもビニルアセテートが
有利である。
ビニルアセテートおよび/またはビニルプロピオナート
とバーサテック酸ビニルエステルとの混合物も特に有利
である。
ビニルアセテートをグラフトさせるのが特に有利である
。グラフト重合に続いてグラフト重合体を部分的にまた
は完全に鹸化する場合には、グラフト重合の際にビニル
アセテートの他にビニルプロピオナートを併用するのが
特に有利である。更に、ビニルカルボン酸エステルより
成る共重合性混合物、殊にビニルアセテートとバーサテ
ック酸ビニルエステルとの混合物をグラフトさせること
もできる。この場合、バーサテック酸ビニルエステル成
分はビニルアセテート成分を基準として0.2〜10重
Wχ、殊に0.5〜5重量%である。種々のビニルカル
ボン酸エステル□場合によってはエチレン系不飽和の別
の共重合性単量体との組み合わせ□でのブロック重合体
の形でのグラフト重合も有利であり得る。
更に、ビニルカルボン酸エステルをエチレン系不飽和の
他の共重合体単量体、例えばマレイン酸、イタコン酸、
メサコン酸、クロトン酸、アクリル酸またはそれらのエ
ステルと一緒にグラフト重合させることも可能である。
グラフト重合はラジカル連鎖重合を開始させるグラフト
重合用触媒の使用下に実施する。その際この目的の為に
は単量体、単量体混合物あるいは単量体溶液に溶解する
あらゆるラジカル形成剤が適している。特に有機系退化
合物、例えば過酸化物およびベルカルボナート、並びに
有機系アゾ化合物はグラフト重合に適しており、特にア
ゾ−ビス−イソブチロニトリルが有利であり、なかでも
ジベンゾイルペルオキシドを用いるのが特に有利である
。グラフト重合反応は、単量体の量を基準として0.0
13〜1.3モルχ、特に0.026〜0.27モルχ
のラジカル形成触媒の存在下に実施する。
得られるグラフト重合体は加水分解、アルコール分解ま
たはエステル交換によって部分的にまたは完全に鹸化さ
れた生成物をもたらす。その際加水分鮮度はグラフト重
合体中の鹸化できる単量体単位のモル数を基準として少
なくとも1モルχ、殊に70〜99モルχである。
グラフト重合は例えば乳化状態または懸濁状態で行うこ
とができるが、溶液状態または無溶媒状態で実施するの
が特に有利である。
グラフトすべき単量体は好ましくは、反応容器に最初に
導入したポリウレタン−グラフト幹に連続的にまたは不
連続的に配量供給し、その際配量供給速度および方法パ
ラメーターを単一重合体の形成を充分に排除するように
選択するのが有利である。単量体は、それが溶液状態で
存在するものである場合には、無溶媒状態でまたは溶液
として添加することができる。触媒は単量体液体あるい
は単量体溶液に溶解しそして単量体と一緒に供給するの
が有利である。しかしながら触媒は反応容器中にポリウ
レタン−グラフト幹と一緒に、少なくともその一部と一
緒に最初に導入してもよい。グラフト重合反応は用いる
触媒に依存しておよび、特に塊状(無溶媒)重合の場合
には、用いるポリウレタン−グラフト幹に依存して好ま
しくは40〜120°C2特に65〜100 ’Cの温
度で実施する。
また、バッチ−グラフト重合も可能である。
この場合にはこの方法は、グラフト重合体およびグラフ
トさせるべき単量体の単一重合体より成る混合物をしば
しばもたらし得る。
グラフト重合の際に−特に塊状重合の際に一生じる、反
応混合物の粘度増加は、これは加工性の問題をしばしば
もたらす。例えば溶剤を連続的にまたは不連続的に添加
することによって処理することができる。溶剤としては
好ましくは、グラフトさせるべき単量体の溶解に既に場
合によっては使用されていてもよい単官能性アルコール
、特にメタノールおよびエタノールが適している。
溶液重合の場合には溶剤の割合は反応混合物中に、反応
混合物を基準として20重i1%以下、殊に1OH1%
以下であるべきである。
本発明に従って得られるグラフト重合体は残留単量体の
除去(大抵はメタノールとの共沸蒸留による)後に、該
混合物を水中に入れることによって未鹸化の状態で沈澱
する。しかしながらこのグラフト重合体は溶剤、殊にメ
タノールで希釈した後でも酸性触媒(例えば塩酸、燐酸
、p−)ルエンスルホン酸等)によってまたは好ましく
はアルカリ性触媒(例えばNaOH,KOH、、Nao
cns、KOCHs等)の使用下に場合によっては水の
使用下に文献で公知の一般的な方法によって部分的−ま
たは完全鹸化した生成物にすることができる。
アルカリ金属水酸化物の添加量は、グラフト重合され且
つ鹸化し得る単量体単位量を基準として0.1〜20モ
ルχ、特に0.5〜lOモルχであるのが有利である。
鹸化は20〜60℃で実施するのが有利であり、しかも
低級アルコール、殊にメタノール中でアルカリ性状態で
のアルコール分解によって実施するのが特に有利である
グラフト重合体がグラフトされたビニルエステル単位の
他に、鹸化し得るエチレン系不飽和単量体より成る別の
共重合性単量体単位をも含有する場合には、これを鹸化
反応あるいはアルコール分解の際に加水分解するこもで
きる。
更に、本発明のグラフト重合体中において、カルボン酸
残基中の好ましい炭素原子数1〜4のビニルエステル単
位がアルカリ性状態で鹸化されるかあるいはアルコール
分解され、一方長鎖の分校状カルボン酸エステルを含有
するビニルエステル単位がアルカリ性状態での鹸化反応
あるいはアルカリ性状態でのアルコール分解に対して安
定していることが判;た、このことは一連の部分鹸化グ
ラフト重合体を製造するのに重要である。
本発明に従って得られる未鹸化グラフト重合体は接着剤
として用いるのに適している。その際ホットメルト接着
剤として用いることが特に関心がもたれる。ポリウレタ
ン−グラフト幹、グラフト度およびグラフトされる単量
体の種類を変更することによって非常に色々な融点の生
成物を得ることができる。
更にこれらのパラメータに依存してブロック傾向が変化
し得る0種々の材料へのこれらの化合物の接合傾向も同
様に、ポリウレタン−グラフト幹の種類、グラフト度お
よびグラフトした単量体の種類に依存している。
本発明に従い完全−および部分的鹸化したグラフト重合
体はフィルムの製造に特に適している。この生成物は、
未変性のポリビニルアルコールに比較して、ポリウレタ
ン−グラフト幹、グラフト度、加水分鮮度に依存して並
びにグラフトされた単量体の種類に依存して明らかに低
下した融点を示し、その結果穏やかな温度条件のもとで
プレス成形−および押出成形フィルムを製造することが
できるという長所を有している。更に上記のパラメータ
に依存して色々な水溶性、引裂強度、延伸性および気体
遮蔽性(例えば酸素に対しての遮蔽性)を持つフィルム
を得ることができる。
本発明の生成物は金属に対するその高い接着性の為に特
に金属を接合する為のまたは金属を被覆する為のホット
メルト接着剤として使用することができる。
本発明を以下の実施例によって更に詳細に説明する。
1隻■」二L ポリウレタン−グラフト幹の製造: 攪拌装置を備えた反応容器中に、窒素ガス雰囲気でジオ
ール成分および触媒のそれぞれを最初に導入し、この混
合物を65〜100℃の反応温度に加熱する。次いでジ
イソシアネート成分を、反応混合物の温度が120℃、
殊に100℃を超えないようにして配量供給する。ジイ
ソシアネート成分を完全に配量供給した後に反応成分を
できるだけ完全に転化するには、80f−100℃で1
時間の後反応時間を直ちに後続させる。
転化の完了、従って反応の終わりはジイソシアネートの
消費量を通例の方法(例えば赤外線吸収スペクトル、滴
定)にて分析することによって確かめることができる。
実施例1〜7の反応混合物の組成についての詳細並びに
得られるポリウレタン(・ポリウレタン−グラフト幹)
の算出された分子ii(?L)を第1表に示す。第1表
の最後の欄から判る様に、得られるポリウレタン(Pυ
)に付いて計算される分子量(Mw )は3000−1
7.000である。
実1」[影≦は 無溶媒状態および溶液状態でのグラフト反応:ポリウレ
タン−グラフト幹(実施例1〜7のもの)をそれぞれ反
応容器中で窒素ガス雰囲気で溶融するかあるいは僅かな
量のメタノールの添加下に溶解し、そして好ましくは6
0〜100°Cの温度に加温する。グラフトするべき単
量体は、場合によってはメタノールに溶解して、単量体
に溶解したラジカル重合用触媒を含めて、未グラフトの
単一重合体の形成が充分に抑制されるようにゆっくりと
ポリウレタン−グラフト幹に配量供給する0重合体温合
物の温度は120℃を超えず、殊に100°Cを超える
べきでない、配量供給時間および後反応時間は用いる単
量体の種類、反応温度、用いるラジカル触媒の種類およ
び量並びにグラフトするべき単量体の種類および量に依
存している。更に、バッチの大きさも重要である。何故
ならばバッチが大きくなればなる程反応熱の搬出がゆっ
くりと成り、その結果場合によっては、反応混合物の内
部温度が高過ぎる値に上昇する危険があるからである。
実施例8〜21の反応混合物の組成および重要な反応パ
ラメーターを第2表に総括掲載する。第2表の第7およ
び8欄に記載の配量供給時間および後反応時間は、実施
例8.9および15を除いて50gのポリウレタン−グ
ラフト幹の入ったバッチの大きさに関するものである。
単量体として実施例10〜12においてビニルアセテー
ト+バーサテック酸ビニルエステルより成る混合物を、
他の実施例においてはビニルアセテートを使用する。実
施例17および18においては追加的に溶液のメタノー
ルを用いる。第2表の最後から二番目の欄に記載した極
限粘度[η1はテトラフルオルエチレンに溶解した溶液
にて25°Cでオストワルド粘度計にて測定する。
ラジカル重合体反応を、メタノールに溶解したハイドロ
キノンの溶液を添加することによって中止する。未反応
の単量体を次いで、メタノールとの共沸蒸留によって除
(。それぞれに得られるグラフト重合体の分離はメタノ
ールに重合体を溶解した溶液を水に入れることによって
または溶剤を留去することによって行う、グラフト重合
体を50〜70℃で、場合によっては減圧下に50〜7
0’Cで乾燥させる。
実1」セに二制 部分−および完全鹸化したグラフト重合体の合成: 実施例8〜21びグラフト重合体を部分−および完全鹸
化する為にメタノールに溶解し、タメノール性苛性ソー
ダ溶液(5〜25重量%濃度)と混合する。アルカリの
量および反応時間次第で反応温度およびグラフト重合体
のグラフト度に依存して色々な加水分解度の加水分解重
合体生成物が得られる。部分鹸化は好ましくは、メタノ
ール性鹸化物溶液に水を添加しながら実施する(実施例
29参照)。
鹸化するべきグラフト重合体をメタノール溶液状態で、
鹸化の際にゲルが生じるような濃度で最初に導入するの
が有利である。これは80%以上の加水分解度の場合に
難なく可能である。
次いでこのようなゲルを通例のように粉砕して顆粒とし
、この顆粒をメタノールで洗浄しそして例えばいわゆる
ブフナーーロートを通して吸引濾過する。ゲルの状態で
沈澱しない生成物は溶剤を留去した後にまたは水中に導
入することによって分離することができる。ときたま生
成物を有機溶剤、例えば酢酸エチルエステルまたはアセ
トンで沈澱させても旨くゆく、鹸化反応は反応時間の終
了後にカルボン酸、殊に用いた苛性ソーダに当量の酢酸
を添加することによって中止する。
鹸化生成物の乾燥は70°Cまでの温度で好ましくは減
圧下に行う。
出発成分および反応条件並びに鹸化生成物の性質パラメ
ータについての詳細は、実施例22〜35について第3
表に総括掲載する。
更に、本発明の鹸化したグラフト重合体□グラフトされ
たポリビニルアルコールと称することもできる−の実施
例36〜40において示差熱分析測定(DSC)を実施
しそして得られる値を、フィルムがなかでも高い引裂強
度を示す市販の約98rのM化度のポリビニルアルコー
ルCPVAL)の比較例1〜4で得られた同様な比較値
と比較する。市販のポリビニルアルコールとしてはヘキ
スト・アー・ゲー社(Hoechst AG)のモビオ
ール(Mobiol)タイプ4−98.10−98.2
0−98および28−98を用いる。これらのポリビニ
ルアルコールは確かに互いに実質的に同じ加水分解度を
有している(約98χ)が、その粘度値に関しておよび
従ってその分子量において相違しており、この四種の生
成物はそれぞれ4χ濃度溶液の状態で20°Cにおいて
上記の順序で4.10.20.28taPa、sの粘度
値を有している(DIN 53.015)。
第4表に実施例36〜40の加水分解度(未鹸化の出発
グラフト重合体中の加水分解可能な単量体単位を基準と
するz)、融点(℃)、冷却する際の結晶化温度(Tc
、□t:”c)および溶融エンタルピー(ΔH= ジュ
ール/’C)並びに比較例1〜4の同様な値を総括掲載
する。
第4表の最後の欄のΔH−値が示しているように、比較
例1〜4のポリビニルアルコールは、実施例36〜40
の本発明の加水分解グラフト重合体よりも実質的に高い
結晶質割合を有している。
何故ならば前者のΔト値は後者のΔト値よりも明らかに
高いからである。更に、本発明の加水分解グラフト重合
体の融点(m、p、;  ”C)は比較例1〜4の融点
よりも明らかに低い。本発明の加水分解グラフト重合体
の場合に結晶化度が小さいことおよび融点が低いことが
、生成物を熱可塑的に加工する際に極めて有利である驚
く程優れた性質をもたらしている0本発明の加水分解グ
ラフト重合体を熱可塑的に加工する際に場合には、有機
系可塑剤を用いずに一般に熱可塑的に加工できない市販
のポリビニルアルコールと反対に、水しか可塑剤として
必要とせず、有機系可塑剤、例えばグリセリンあるいは
他のボリオールを必要としない、それ故にこのことに関
する本発明のグラフト−ポリビニルアルコールの有利な
性質は、従来には実施できなかった広い用途分野を開拓
した。
11表 ポリビニルアルコール(PVAL)および鹸化グラフト
重合体の融点(m、p、)、溶融エンタルピー(Δ11
)および冷却した際の結晶化度(TC,□、):m扛ス
η14 ホットメルト接着剤: 実施例41および42においては、それぞれ実施例8お
よび9の未鹸化グラフト重合体を120〜130度で溶
融し、この溶融物をドクターブレードにてポリエステル
フィルム(PH−フィルム)に100 p mの厚さの
塗膜で塗布する。このようにしてホットメルト接着剤で
被覆されたPR−フィルムを次いで、ホットメルト接着
剤−フィルムで覆われた側で薄い鋼鉄板に120℃で圧
力を用いずに貼り付ける。
次いで、接着した面に付いて、ホットメルト接着剤の接
着力を測定する。この目的の為に、PE−フィルムおよ
び薄い鋼鉄板を2.5cn+の幅で接合して複合体とし
、接着力(N/cm)をPE−フィルムを20℃のもと
て30cm/分の引張速度で引っ張ることによって測定
する。結果を第5表に総括掲載する。
更に実施例41および42において、実施例8および9
の未鹸化グラフト重合体で貼り付けたPE−フィルム/
薄い鋼鉄板−複合体の剪断強度を測定する。この場合も
、接着力の測定の為に複合体を製造した際に説明した如
く複合体を製造した。剪断強度を測定する為に、(1,
5X1.5)c+s”の大きさの接合面積を持つPE−
フィルム/薄い鋼鉄択一複合体を使用しそして両方の接
合された被接合層を20°Cで接合面に平行に1kgの
負荷を掛けそしてホットメルト接着剤の剪断強度の目安
として両方の被接合層が分離されるまでの時間(時)を
測定する。結果を第5表に総括掲載する。
第5表の測定値は、本発明のグラフト重合体をホントメ
ルト接着剤として用いた場合に良好な接着力並びに良好
な剪断強度を有していることが判る。
tU  ホットメルト接着剤としてのグラフト重合体実
1L口よ二〇 実施例43〜49においては、本発明の鹸化したグラフ
ト重合体より成るフィルムの引裂強度(N。
+1111”) 、伸び率(χ)並びに酸素透過性(d
 O,7m”・日・bar)を種々の相対湿度で測定す
る。この目的の為に、試験するべき鹸化したグラフト重
合体粉末から約200μ−の厚さのプレス成形フィルム
を製造する(200°Cs 7.5kg/cm” (7
)圧力で製造)、得られるフィルムを最初に50χの相
対湿度、23°Cに空調しながら3日間貯蔵する。
引裂強度および伸び率をインストロン(Instron
)−装置によって23°C150χの相対湿度もとで測
定する。
0□透過性はオフストラン(Ox tran) 100
−装置によって色々な相対湿度、特に0.53および9
3χの相対湿度で測定する。
用いるフィルム材料および測定結果を第6表に総括掲載
する。
第6表の終わりの二つの欄から判る様に、02透過性は
相対湿度の増加と共に上昇する。第6表から判る有利な
引裂強度および伸び率の値がその他の有利な性質と一緒
に本発明の鹸化グラフト重合体の広範な用途分野を可能
としている。
1」盗

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)グラフト幹が分子中に少なくとも二つのウレタン基
    を持ち且つ、ジイソシアネートと場合によっては僅かな
    量の単官能性イソシアネートより成る単位並びにジオー
    ルおよび場合によっては僅かな量のモノヒドロキシ化合
    物より成る単位を含有する、該ポリウレタン−グラフト
    幹を持つグラフト重合体において、ポリウレタン−グラ
    フト幹に、炭素原子数3〜20のカルボン酸ビニルエス
    テルおよび/またはその鹸化生成物の単位および場合に
    よっては、別のエチレン系で不飽和で且つ場合によって
    は共重合性の単量体および/または場合によってはその
    鹸化生成物の単位より成る重合体残基がグラフトしてい
    ることを特徴とする、上記グラフト重合体。 2)ポリウレタン−グラフト幹が200〜50,000
    g/molの分子量を有する請求項1に記載のグラフト
    重合体。 3)ポリウレタン−グラフト幹が芳香族−および/また
    は脂肪族−および/または脂環式ジイソシアネートより
    成る単位、殊にヘキサメチレンジイソシアネート−およ
    び/またはイソホロンジイソシアネート単位を含有する
    請求項1または2に記載のグラフト重合体。 4)ポリウレタン−グラフト幹がジオール成分中にアル
    キレングリコールおよび/またはポリアルキレングリコ
    ール、殊に200〜10,000g/molの分子量の
    ポリエチレングリコールより成る単位またはこれらの単
    位を混合状態で含有している請求項1〜3の何れか一つ
    に記載のグラフト重合体。 5)ポリウレタン−グラフト幹がジオール成分に専らま
    たは部分的に低級ジオール類、殊にブタンジオール、プ
    ロパンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリ
    コール、トリエチレングリコールまたはエチレンプロピ
    レングリコールの群の内のジオールより成る単位を含有
    する請求項1〜4の何れか一つに記載のグラフト重合体
    。 6)ポリウレタン−グラフト幹が末端基として低級アル
    コキシ基および/または水酸基を含有する請求項1〜5
    の何れか一つに記載のグラフト重合体。 7)ポリウレタン−グラフト幹の末端OH−基が、付加
    されたモノイソシアネートでマスクまたはブロックされ
    ている請求項1〜6の何れか一つに記載のグラフト重合
    体。 8)ポリウレタン−グラフト幹に、ビニルプロピオナー
    トおよび/またはビニルアセテート、殊にビニルアセテ
    ート、および/またはそれらの鹸化生成物より成る重合
    体残基が、グラフト重合体を基準として10〜99重量
    %の量でグラフトされている請求項1〜7の何れか一つ
    に記載のグラフト重合体。 9)ポリウレタン−グラフト幹にビニルアセテートおよ
    び/またはビニルプロピオナートおよびバーサテック酸
    ビニルエステルおよび/またはそれらの鹸化生成物がグ
    ラフトされている請求項1〜8の何れか一つに記載のグ
    ラフト重合体。 10)ポリウレタン−グラフト幹にビニルエステルおよ
    び、ビニルエステルと場合によっては共重合した別のエ
    チレン系不飽和単量体および/またはそれらの鹸化生成
    物より成る重量%残渣がグラフトされている請求項1〜
    9の何れか一つに記載のグラフト重合体。 11)ポリウレタン−グラフト幹にグラフトした重合体
    残基に含まれるビニルエステル単位および場合によって
    は別のグラフトした鹸化し得るエチレン系不飽和単量体
    単位が部分的にまたは完全に鹸化されている請求項1〜
    10の何れか一つに記載のグラフト重合体。 12)エチレン系不飽和の重合性単量体を溶液状態また
    は無溶媒状態または場合によっては乳化または懸濁状態
    でグラフト幹にラジカル開始グラフト重合しそして場合
    によっては次いで、グラフトされた重合体残基中の鹸化
    可能な単量体単位を鹸化することによって請求項1に記
    載のグラフト重合体を製造するに当たって、グラフト幹
    として請求項1に記載のポリウレタンを使用しそしてグ
    ラフト重合性単量体として炭素原子数3〜20のカルボ
    ン酸ビニルエステルおよび場合によっては−場合によっ
    ては共重合性である−エチレン系不飽和の別の重合性単
    量体をグラフト重合体を基準として10〜99重量%の
    量で使用し、その際に単量体をグラフト幹との混合およ
    びラジカル開始剤の添加下にラジカル重合しそして場合
    によっては次いで、得られるグラフト重合体のグラフト
    した重合体残基中においてビニルエステル単位および場
    合によっては別の鹸化性単量体単位を加水分解および/
    またはアルコール分解によって部分的にまたは完全に鹸
    化しそして得られたグラフト重合体を分離することを特
    徴とする、上記グラフト重合体の製造方法。 13)グラフト重合性ビニルエステル単量体としてビニ
    ルアセテートおよび/またはビニルプロピオナートおよ
    び場合によってはバーサテック酸ビニルエステルを用い
    る請求項12に記載の方法。 14)グラフトするべき単量体をグラフト幹との混合状
    態でまたは、予め導入されたグラフト幹中に配量供給し
    ながら重合系に供給する請求項12または13に記載方
    法。 15)グラフト重合をアルコールに溶解した溶液状態で
    実施する請求項12〜14の何れか一つに記載の方法。 16)グラフトされた重合体残基中のビニルエステル単
    位の部分的または完全な鹸化を低級アルコール−これは
    場合によっては水との混合状態にある−およびアルコー
    ル性−または場合によっては酸性の触媒の添加下に16
    0℃以下の温度で実施する請求項12〜15の何れか一
    つに記載の方法。 17)請求項1に記載の非鹸化グラフト重合体を、ホッ
    トメルト接着剤としてまたは溶剤と一緒にして溶剤含有
    接着剤として金属、セラミック材料、合成樹脂、繊維、
    シート状物、繊維材料、紙、木材の如き種々の材料を接
    合する為に、更に熱可塑的成形によってシート状物を製
    造する為にまたは被覆物を製造する為に用いる方法。 18)請求項1に記載の鹸化されたおよび/または部分
    鹸化されたグラフト重合体を接着剤として並びにカスチ
    ング−、プレス−または押出成形の為の材料として用い
    る方法。
JP63235119A 1987-09-24 1988-09-21 ポリウレタン―グラフト幹を持つグラフト重合体、その製造方法およびその用途 Pending JPH01108208A (ja)

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