JPH01108140A - セメントミルク工法用材料 - Google Patents

セメントミルク工法用材料

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JPH01108140A
JPH01108140A JP26495987A JP26495987A JPH01108140A JP H01108140 A JPH01108140 A JP H01108140A JP 26495987 A JP26495987 A JP 26495987A JP 26495987 A JP26495987 A JP 26495987A JP H01108140 A JPH01108140 A JP H01108140A
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cement
weight
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alkali metal
hydraulic powder
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Toyokatsu Kono
河野 豊勝
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Denki Kagaku Kogyo KK
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野〕 本発明は、補修、止水及び地盤注入等に際し、採用され
るセメントミルク工法に使用する材料に関するものであ
る。
〔従来の技術とその問題点〕
従来より、補修材、止木材又は地盤注入材として、微粉
末セメントやこれにベントナイト及びカルシウムアルミ
ネート系の急硬材を添加した材料等があり、これらは使
用時に所定量の水を混合し、エアーパッケージドグラウ
ト工法やセメントミルク工法等による注入工事に使用さ
れている(例えば、特開昭57−16089号公報)。
しかしながら、従来の材料では、可使時間の調節が難し
く、また、可使時間を長くとり過ぎると、練り混ぜ水の
一部が骨材やセメント粒子の沈降に伴って上面ににじみ
でてくる、いわゆる、ブリージングが多くなったり、必
要な強度を得るのに長時間を要したりといった問題点が
あった。更に、ブリージングが多くなると、注入領域に
空洞が多本発明は、セメント10〜90重量部、粒子径
15μ以下の潜在水硬性粉末90〜10重量部、アルカ
リ金属炭酸塩0.1〜10重量部及び硫酸アルミニウム
0.1〜lO重量部からなるセメントミルク工法用材料
である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明中のセメントとは、普通ポルトランドセメント、
中庸熱ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメン
ト、超早強ポルトランドセメント若しくは耐硫酸塩ポル
トランドセメント等のボルトランド系セメント、高炉セ
メント、シリカセメント若しくはフライアンシュセメン
ト等の混合セメント、白色セメント若しくは膨張セメン
ト等の特殊セメントをいう。
以上の各種セメントをさらに粉砕又は分級して粒子径1
5μ以下の微粉末とすることは、注入性向上並びに初期
強度向上のために極めて望ましい。
本発明中の潜在水硬性粉末とは、製鉄所の溶鉱炉で銑鉄
製造の際に副生されるスラグを急冷した高炉水砕スラグ
、その他同様の組成物を急冷したもの、微粉炭燃焼の際
にボイラーの煙道ガスから集じん器で捕集されたフライ
アッシュ、又は可溶性のシリカ質を多量に含むけい藻土
若しくはシリカヒユーム等の天然若しくは人工のポゾラ
ン等をいう。
これらの潜在水硬性粉末のうち、粒子径15μ以下のも
のは、初期強度発現のみならず、注入性を向上させ、ブ
リージングを少なくするためにも有効な物質である。潜
在水硬性粉末の粒子径が15μを越える場合には、強度
発現性が悪く、且つ注入性も悪くなり、そのうえブリー
ジングも多くなってしまうので好ましくない。
本発明におけるアルカリ金属炭酸塩とは、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム又は炭酸リチウム等をいい、工業用と
して一般に市販されているものをそのまま使用すること
ができる。
また、硫酸アルミニウムは、工業用として、−般に市販
されているものをそのまま使用することができる。
本発明において、セメントと粒子径15μ以下の潜在水
硬性粉末に対し、アルカリ金属炭酸塩と硫酸アルミニウ
ムを併用することにより、強度発現がよく、注入性が向
上し、さらにブリージングが極端に少なくなるという効
果を奏する。
それぞれの材料の配合割合は、セメン1−10〜90重
量部、粒子径15μ以下の潜在水硬性粉末90〜10重
量部、アルカリ金属炭酸塩0.1〜10重量部及び硫酸
アルミニウム0.1〜10重量部である。
セメントが10重量部未満で、且つ粒子径15μ以下の
潜在水硬性粉末が90重量部を越える場合には、強度が
極端に低下してしまうので好ましくない。また、セメン
トが903tff1部を越え、且つ粒子径15μ以下の
潜在水硬性粉末が10重量部未満の場合には注入性が悪
くなり好ましくない。
アルカリ金属炭酸塩の添加が0.1重量部未満では、粘
性を増加させる効果がなく、10重量部越えると粘性が
高くなり過ぎるので好ましくない。
硫酸アルミニウムの添加が0.1重量部未満ではブリー
ジング抑ill効果がなく、10重量部を越えて添加し
てもブリージング抑制効果は変らない。
本発明の実施態様としては、セメントと粒子径15μ以
下の潜在水硬性粉末とを重量比でtitに混合したちの
100重量部に対して、アルカリ金属炭酸塩と硫酸アル
ミニウムの合計添加量が1、0〜6.0重量部のときに
、調節後の添加効率が最もよい結果が得られる。
この範囲内にある材料を所定量の水と混合したとき、セ
メントから溶出した水酸化カルシウムとアルカリ金属炭
酸塩と硫酸アルミニウムが反応し、ゲル状態を保持する
ことができ、さらに潜在水硬性粉末を粒子径15μ以下
としたことにより、水と固形分が分離、沈降することな
く、沈入性が向上し、ブリージングが少なくなり、しか
も強度発現がよくなるという効果を奏する。
〔実施例〕
以下、実施例によって、本発明を更に詳しく説明する。
実施例1 セメントとして早強ポルトランドセメント(電気化学工
業型)と潜在水硬性粉末として高炉水砕スラグ(川崎製
鉄製)を粒子径15μ以下となるように粉砕・分級した
ものとを重量比で1対1に混合して100重量部とし、
これにアルカリ金属の炭酸塩として工業用炭酸ナトリウ
ム(和光補薬工業製)と工業用硫酸アルミニウム(和光
補薬工業製)を第1表の通り配合した。
第   1    表 上記配合物に対して、水を170重量%加えて混練し、
ペーストを調製した。
このペーストの1時間後のブリージンク並びに材令1日
と28日後の圧縮強度をJIS R5201に準じて測
定した。
試験結果を第2表に示す。
第   2   表 実施例2 セメントとして、早強ポルトランドセメント(電気化学
工業型)を用い、潜在水硬性粉末として高炉水砕スラグ
(川崎製鉄製)を粉砕して、粒子径が15μ以下となる
ように篩分けしたものと40μ以下となるように篩分け
したものとを、それぞれ前記セメントと重量比で1対1
に混合して100重量部とし、これに第1表の試験陽2
の配合物を使用して、以下実施例1と同様の試験を行っ
た。試験結果を第3表に示す。
第    3    表 *比較例 実施例3 実施例1の試験隘2の材料を使用して、下水道の漏水防
止工事を行った。直径約50amのコンクリート製パイ
プのジヨイント部より毎分2(lの漏水があり、この漏
水部分を中心に5mの区間を注入施工した。
工法は、下水管内部の2ケ所にビニル製の袋を入れ、こ
の袋を5kg/cliの空気圧でふくらませて漏水部分
を完全にシールした(水漏れ部分を5mに渡りはさんだ
シール部分は1力所約40cm)。
その後、あらかじめセットした注入パイプにより5m区
間に前記配合の注入材を注入圧力2.5 kg/口で注
入した。約4 m !注入して管路を充填し、ジヨイン
ト部より管外にも注入した。
注入後、6時間でビニル内の空気を解放し、下水管内の
ゲル化物をとり去った。その後、テレビカメラにて材令
1日、28日及び3力月後に確認したが、水漏れは認め
られなかった。
、また、比較のために、同様の工事を普通ポルトランド
セメント(電気化学工業型)単独、セメント−水ガラス
注入材並びに微粉末セメント−急硬材−ベントナイト系
注入材により行った。普通ポルトランドセメントと微粉
末セメント−急硬材−ベントナイト系注入材は強度は問
題なかったが、ブリージングが極端に大きく、またセメ
ント−水ガラス系注入材はブリージングはなかったが、
強度発現はほとんど認められなかった。
いずれの系においても、3力月後には漏水が認められた
第   4   表 〔発明の効果〕 本発明のセメントミルク工法用材料によれば、注入性や
強度発現性を損なわずに、プリージングを抑制すること
ができる。
特許出願人  電気化学工業株式会社 手続補正書 昭和62年11月18日 特許庁長官  小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 昭和62年特許願第264959号 2、発明の名称 セメントミルク工法用材料 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 〒100 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号 +1)  明細書第1頁第18行〜第20行の「これら
は使用時に所定量の水を混合し、エアーバンケージグラ
ウト工法やセメントミルク工法等による注入工事に使用
されている」を「これらは使用時に所定量の水と凝結調
節剤を混合し、可使時間を長くとることによりエアーパ
ッケージドグラウト工法やセメントミルク工法等による
注入工事に使用されている」と補正する。
(2)明細書第8頁第2表の試験隘1のプリージング(
重量%)r9.3Jをr 5.8 Jと補正する。
また、試験N[L2のプリージング(重量%)r 1.
 OJをr’2. OJと補正する。
(3)明細書第11頁第4表の注入材の種別がセメント
−水ガラス系のプリージング(重量%)r O,5Jを
「0」と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セメント10〜90重量部、粒子径15μ以下の潜在水
    硬性粉末90〜10重量部、アルカリ金属炭酸塩0.1
    〜10重量部及び硫酸アルミニウム0.1〜10重量部
    からなるセメントミルク工法用材料。
JP62264959A 1987-10-20 1987-10-20 セメントミルク工法用材料 Expired - Lifetime JP2612008B2 (ja)

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