JPH01107653A - 過電流保護機能付自励形コンバータ - Google Patents

過電流保護機能付自励形コンバータ

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JPH01107653A
JPH01107653A JP26566987A JP26566987A JPH01107653A JP H01107653 A JPH01107653 A JP H01107653A JP 26566987 A JP26566987 A JP 26566987A JP 26566987 A JP26566987 A JP 26566987A JP H01107653 A JPH01107653 A JP H01107653A
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村川 泰也
Toru Koyashiki
小屋敷 徹
Akira Nakamura
章 中村
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Sanken Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、所謂「フの字」垂下特性の過電流保護機能を
有する自励形コンバータに関するものである。
[従来の技術とその問題点] フの学士下特性の過電流保護機能を有する従来の自励形
フライバックコンバータとして、第4図に示すものが知
られている(特開昭57−57321号公報)、この第
4図のコンバータは直流電源1とトランス2の1次巻線
3とスイッチングトランジスタ4とが直列に接続された
直列回路と、トランス2の1次巻線3にトランス結合さ
れた2次巻!!5と、スイッチングトランジスタ4のオ
フ期間に負荷に電力を供給する、極性で2次巻線5に接
続された整流回路9と、1次巻線3にトランス結合され
、かつスイッチングトランジスタ4に正帰還電圧を印加
するようにスイッチングトランジスタ4のベース・エミ
ッタ間に直接または抵抗11.12を介して結合された
ベース駆動巻線6と、整流回路9の出力電圧と比例する
電圧を検出する過電流保護用出力電圧検出回路16と、
スイッチングトランジスタ4のベース・エミッタ間に直
接又は抵抗12を介して並列接続され、かつ過電流保護
用出力電圧検出回路16の出力電圧が過電流状態のため
に所定値以下になったことに応答してそのコレクタ・エ
ミッタ間の抵抗即ちコレクタ・エミッタ間電圧VCEが
小さくなるように過電流保護用出力電圧検出回路16に
接続された過電流保護用トランジスタ14とから成って
いる。
トランス2に出力電圧検出巻線17を設け、スイッチン
グ素子4のオフ期間の電圧を検出するとともに、この巻
線17に並列に整流ダイオード18とコンデンサ19と
から成る電圧検出用整流回路を接続し、この整流回路の
出力電圧VCを分圧する抵抗20.21とから成る分圧
回路を設け、分圧点22をPNP)ランジスタ14のベ
ースに接続している。なお、巻線17の一端は共通ライ
ン23に接続され、その他端にはダイオード18が接続
され、このダイオード18のカソードと共通ライン23
との間にコンデンサ19が接続されているので、コンデ
ンサ19の出力電圧VCを分圧する抵抗20.21の分
圧点22の電位は、共通ライン23の電位より高い、ま
た、検出巻線17とダイオード18とはトランジスタ4
のオフ期間にのみ出力電圧を供給するように接続されて
いる。
本日路の定常状態における動作を説明する。直流電源1
により電力供給が開始されると、起動抵抗13を介して
トランジスタ4のベースに電流が流れて、トランジスタ
4はオンとなり、トランス1次巻線にはほぼ電源電圧に
等しい電圧が印加される。この結果、ベース駆動巻線6
にも電圧が誘起し、トランジスタ4にベース駆動巻線6
からベース電流が供給される。これにより、トランジス
タ4のオンが維持され、トランジスタ4のコレクタ電流
ICは直線的に増加する。そして、正常動作期間では、
トランジスタ4のベース電流IBとこのトランジスタ4
の電流増幅率hFEとの積IB・hFEまでコレクタ電
流ICが増大すると、これ以上ICは増加することがで
きなくなり、トランジスタ4は急速にカットオフされる
。トランジスタ4のオン期間に2次巻線5に発生ずる電
圧はダイオード7で阻止され、エネルギーはトランス2
に蓄えられる。このエネルギーは、トランジスタ4がオ
フになるとダイオード7を介してコンデンサ8及び負荷
10に供給される。このとき、ベース巻線6によってト
ランジスタ4には逆バイアス電圧が印加される。トラン
ス2に蓄積されたエネルギーの放出が終われば再びトラ
ンジスタ4はオンになり、以後、同様な動作を繰り返す
定電圧制御は、電圧制御回路15で負荷10の両端に得
られる出力電圧VOを検出し、この電圧が高くなった時
にはベース電流IBを減少させてトランジスタ4の最大
コレクタ電流、即ちIB ・hFEを小さくしてオン期
間を短くすることにより、トランス2の蓄積エネルギー
を減少させ、出力電圧を低下させる。一方、出力電圧V
Oが低い場合には逆にベース電流を増大させてトランジ
スタ4のオン期間を長くする。
ところで、出力電流が定電圧制御を維持することができ
ない程度にまで増大すると、電流の増大にもかかわらず
、2次巻vA5に得られるエネルギーは一定となる。よ
って、出力電圧VOが低下し、スイッチング素子4のオ
フ期間のみ応答する検出巻線17とダイオード18とを
含む検出回路16の電圧VCも出力電圧vOの低下に応
じて減少する。そして、今まで一定に保たれていた検出
電圧VCがこれよりも低下することによって、今までオ
フであったトランジスタ14がオンになる。従って、コ
レクタ電流ICの最大値は、出力電圧VOに比例した検
出電圧VCが小さくなるにしたがって減少し、スイッチ
ング素子4のオン期間が短くなるため、トランジスタ2
に蓄えられるエネルギーが減少することから、出力電流
I[も小さくなり、第5図に示すような「)の字」垂下
特性が得られる。
「フの字」垂下特性の過電流保護l!能を付加すること
により、整流ダイオード7、巻線5、配線導体等の電流
容量を低減でき、装置の小型化、低コスト化の効果を得
ることができる。しかしながら、この従来例に示すよう
にスイッチング素子としてバイポーラトランジスタ4を
用いた他には、スイッチング速度に限界があるため、コ
ンバータのスイッチグ周波数を高め、トランスやフィル
タ等の小型化を図るためには、スイッチング素子として
MOS−FETを使用することが有効と考えられる。と
ころが、MO!3−FETは電圧駆動により動作するた
め、トランジスタのカットオフ減少を利用した従来のリ
ンギングチョークコンバータ回路をそのまま用いること
はできないため、従来、第6図に示す構成のものが知ら
れている(特開昭56−3576号公報ン。
第6図の回路には、スイッチング素子としてのFET4
のドレイン電流の尖頭値を常時一定値に制御するように
トランス2の巻線3の電流を検出する抵抗12と、該こ
の抵抗12の電圧でFET4を遮断するトランジスタ1
4が設けられている。
これ等の回路以外は第4図のコンバータと実質的に同一
であるので、共通する部分に同一の符号を付してその動
作説明は省略する。このようなFET4を用いたコンバ
ータにおいても、「)の字」垂下特性を付加した過電流
保護機能をもたせることによって、小型化、低コスト化
を図ることが重要である。このためには、できる限り簡
易な回路でこれを実現する必要があるが、従来のバイポ
ーラトランジスタのカットオフ減少を利用した第4図の
ような簡易な回路をそのまま用いることはできず、本コ
ンバータを実用化するための障害とっていた。
そこで、本発明の目的は、スイッチング素子としてFE
Tを使用する場合にも適用可能であり、且つスイッチン
グ素子のオン・オフ制御と、定電圧制御と、「フの字」
垂下特性制御とを容易に達成することができる自励形コ
ンバータを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決し、上記目的を達成するための本発明
は、実施例を示す図面の符号を参照して説明すると、直
流電源1とトランス2の1次巻線3とスイッチング素子
4と電流検出用素子12とが直列接続された回路と、前
記トランス2の1次巻線3のトランス結合された2次巻
線5と、前記スイッチング素子4のオフ期間に負荷に電
力を供給する極性で前記2次巻線5に接続された整流回
路9と、前記トランス2の前記1次巻線A3にトランス
結合され且つ前記スイッチング素子4の制御端子と一方
の主端子との間に前記電流検出用素子12を介して接続
された3次巻a6と、前記スイッチング素子4の前記制
御端子と前記電流検出用素子12のスイッチング素子に
対する接続側端子とは反対側の端子との間に接続された
I11御用トランジスタ14と、前記制御用トランジス
タ14のベースとエミッタとの間に前記電流検出用素子
12を接続する手段24と、前記整流回路9の出力電圧
に基づいて定電圧制御のための誤差信号を形成し、これ
に対応した定電圧制御信号を前記制御用トランジスタ1
4のベースに供給し、前記出力電圧が定電圧制御範囲よ
り低下した時には前記制御用トランジスタ14の制御に
実質的に無関係になるように構成された定電圧制御回路
と、前記制御用トランジスタ14のベースとエミッタと
の間に抵抗27を介して接続されたコンデンサ26とこ
のコンデンサ26を前記スイッチング素子4のオフ期間
に前記トランス2の前記3次巻線6又はこれと同様に設
けられた別の巻線に得られる電圧によって充電する回路
とから成り、前記出力電圧が前記定電圧制御範囲の電圧
よりも低い電圧になった時に前記制御用トランジスタ1
4に実質的に関係するように設定されている垂下特性制
御回路とを具備していることを特徴とする過電流保護機
能付自励形コンバータに係わるものである。
[作 用] 上記発明によれば、1つの制御用トランジスタ14のベ
ースに電流検出用素子12に基づいて得られるのこぎり
波状電圧、定電圧制御回路の信号、垂下制御回路の信号
が供給されるように構成されているので、種々の制御を
容易に達成することができる。
[実施例] 次に、本発明の実施例に係わる自励形フライバックコン
バータを第1図〜第3図に基づいて説明する。なお、第
1図において第4図と実質的に同一の部分には同一の符
号が付されている。
第1図の直流電源1にはトランス2の1次巻線3と絶縁
ゲート型電界効果トランジスタ即ちMOS−FET4と
電流検出抵抗12とから成る直列回路が接続され、トラ
ンス2には2次巻線5.3次巻線6及び4次巻線17が
設けられ、2次巻線5には整流ダイオード7とコンデン
サ8とから成る整流回路9が接続され、この整流回路9
に負荷10が接続されている。また、3次巻線6の一端
は抵抗11を介してFET4のゲートに接続され、他端
は電流検出素子としての抵抗12を介してソースに接続
されている。直流電源1の一端とゲートとの間に起動抵
抗13が接続され、更・にPE74のゲートと電流検出
抵抗12の下端との間にNPN形の制御用トランジスタ
14が接続され、このトランジスタ14のベースは電流
検出抵抗12の上端に抵抗24を介して接続されている
。なお、制御用トランジスタ14のコレクタはゲートに
接続され、エミッタは電流検出抵抗12の下端に接続さ
れている。
3次巻線6にダイオード25を介して並列に接続された
コンデンサ26は「フの字」垂下特性制御回路を構成す
るものであり、FET4のオフ期間の出力電圧に対応し
た電圧に充電される。このコンデンサ26の一端は抵抗
27を介して制御用トランジスタ14のベースに接続さ
れ、他端はエミッタに接続されている。コンデンサ26
の容量は比較的小さいので、コンデンサ26の充電電圧
はFET4のオフ期間に得られる出力電圧vOに対応し
た3次巻Ii6の電圧に対応する追従性が良い、抵抗2
7は出力電圧VOが定電圧制御範囲にある時にはコンデ
ンサ26の電圧が制御用トランジスタ14に対して実質
的に無関係になるように設定されている。
定電圧制御回路を構成するために、整流回路9の一対の
出カライン闇に電圧検出抵抗28.29が接続され、こ
の分割点は誤差出力を得るためのトランジスタ30のベ
ースに接続されている。このトランジスタ30のエミッ
タはツェナーダイオード31を介して下側の直流出力ラ
インに接続され、コレクタはフォトカプラーを構成する
発光素子32を介して−L側の直流出力ラインに接続さ
れている。フォトカプラーを構成する受光素子33はバ
イアス電源回路34と制御用トランジスタ14のベース
との間に抵抗35を介して接続されている。なお、バイ
アス電源回路34はトランス2の4次巻l117にダイ
オード36を介してコンデンサ37が並列に接続された
回路から成り、コンデンサ37の一端がホトトランジス
タから成る受光素子33に接続され、他端が制御用トラ
ンジスタ14のエミッタに接続されている。
[動 作] 直流電源1を投入すると、起動電流13を介してFET
4のゲート・ソース間容量が充電され、このスレッシホ
ールド電圧に透した時にFET4はオンunになる。正
常動作中のFET4のオフからオンへの転換は、FET
4のオフ期間におけるトランス2の蓄積エネルギーの放
出が終了し、3次巻線6によるFET4の逆バイアスが
解除された後に生じる。即ち、トランス2のリセットが
終了すると電圧振動が生じ、3次巻線6にFET4のス
レッシホールド電圧を越える正方向のサージ電圧が得ら
れ、これと起動抵抗13を介した電圧とによってFET
4のゲート・ソース間容量がスレッシホールド電圧以上
に充電され、FET4はついにオンになる。なお、3次
巻線6の振動電圧のレベルが低い場合であっても、起動
抵抗13を有するので発振を継続させることができる。
負荷10が正常状態にあり、出力電圧が一定電圧に保持
されていると仮定すれば、コンデンサ26の電圧値及び
受光素子33の抵抗値は一定に保たれている。この状態
でFET4がオンに転換すると、1次巻線3はFET4
のインダクタンス負荷となるので、FET4のドレイン
電流IOは第3図のt1〜t2に示す如く時間と共に増
大するのこぎり波になる。この結果、電流検出抵抗12
の両端電圧もドレイン電流IOに対応して時間と共に増
大し、lli制御用トランジスタ14のベース電位がス
レッシホールド電圧に達した時に制御用トランジスタ1
4がオンになり、3次巻線6に得られる正帰還電圧によ
ってFET4のオンを維持することが不可能になり、F
ET4はオフに転換する。
一方、正常動作中において出力電圧が変動すると、受光
素子33の抵抗値も変化する。即ち、今、出力電圧が上
昇しなとすれば、発光素子32の発光量が多くなり、受
光素子33の抵抗値が小さくなり、バイアス電源回路3
4から制御用トランジスタ14に供給するベース電流が
増加し、電流検出抵抗12の電圧に基づくWim用トラ
ンジスタ14のオン時点が早められ、第3図のt3〜t
4に示すようにFET4のオン時間幅が短くなり、トラ
ンス2の蓄積エネルギーも減少し、出力電圧の上昇が抑
制され、出力電圧が所定値に戻される。
出力電圧が所定値よりも上昇した時にはこれと全くの逆
の動作になり、FET4のオン時間幅が長くなる。第2
図は制御用トランジスタ14の制御部分の**回路であ
り、受光素子33とバイアス電源回路34とは電圧■2
の可変電圧源として作用し、電流検出抵抗12の電圧v
1と合成されて制御用トランジスタ14に作用する。過
電流保護用のコンデンサ26は電圧v3の可変電圧源と
して制御用トランジスタ14に作用する。
出力電圧vOが所定値又はこの近傍値即ち定電圧制御t
!囲の場合には、制御用トランジスタ14に受光素子3
3を含む可変電圧源V2が作用するが、コンデンサ26
から成る可変電圧源V3は実質的に作用しないように設
定されている。従って、出力電圧vOが定電圧制御範囲
にある時にはコンデンサ26の回路を無視してlll1
ll用トランジスタ14の動作を考えることができる。
次に、「フの字」垂下特性を説明する。負荷10の短絡
等によって出力電圧vOが低下すると、発光素子32が
発光不能になって受光素子33の抵抗値が無限大になる
か、又は4次巻線17の電圧及びコンデンサ37の電圧
の低下に基づいて受光素子33を介した電流供給が遮断
されるかのいずれか一方又は両方に基づき、第2図の可
変電圧源V2は制御用トランジスタ14に無関係になる
この状態においてコンデンサ26に基づく可変電圧源2
6がトランジスタ14に作用していない場合には、制御
用トランジスタ14は電流検出抵抗12の電圧v1のみ
によって制御される。電圧■1のみによる制御であって
も、FET4のドレイン電流工0が飽和し、これ以上ド
レイン電流を増加させることが不可能になり、FET4
が未飽和状態に移行し、この抵抗値が増大し、3次巻線
6の@動電圧が低下し、FET4は急速にオフに転換す
る。従って、ドレイン電流のピーク値が一定値以下に増
加する゛ことが阻止される。
出力電圧VO即ち負荷10の抵抗値が更に低くなると、
これに追従してコンデンサ26の電圧も低くなり、電流
検出抵抗12と抵抗24と抵抗27とコンデンサ26と
から成る回路に流れる電流が小さくなり、逆に電流検出
抵抗12と抵抗24と制御用トランジスタ14のベース
・エミッタ間とから成る回路の電流が多くなり、制御用
トランジスタ14のオン時点が早まり、FET4のオン
時間幅が大幅に狭くなり、トランス2の蓄積エネルギー
も低下し、出力電圧の低下と共に負荷電流!Lが小さく
なり、第5図の「フの字」垂下特性が得られる。
本実施例のコンバータは次の利点を有する。
(1)  FET4のオン、オフ制御、定電圧制御、「
フの字」垂下特性制御を1つの制御用トランジスタ14
で行うことができる。従って、FET4を使用したフラ
イバックコンバータの小型化、低コスト化が可能になる
(2) 垂下特性を得るためのコンデンサ26を正帰還
用3次巻線6のオフ期間電圧に基づいて得るので、回路
を簡略化することができる。
(3) 制御用トランジスタ14をオン制御してFET
4をオフ制御する方式であるから駆動回路の電力損失を
小さくすることができる。
[変形例] 本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば
次の変形が可能なものである。
(1) コンデンサ26の充電を4次巻線17に基づい
て行うように構成してもよい、また、コンデンサ37の
充電を2次巻!!6に基づいて行うようにしてもよい。
く3) 抵抗11に直列にコンデンサを接続し、このコ
ンデンサが充電された時にFET4がオンになるように
してもよい。
(4) トランジスタ30を演算増幅器等による誤差増
幅器としてもよい、即ち、トランジスタ3oとツェナー
ダイオード31とをIc構成のシャントレギュレータと
してもよい。
(5) 制御用トランジスタ14のコレクタに抵抗を接
続してもよい。
(6) トランス2の1次側と2次側とを分離する必要
がない場合には、フォトカプラーを省く構成にしてもよ
い。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば1つの制御用トラ
ンジスタを電流検出用素子に基づくスイッチング素子の
オン・オフ制御、定電圧制御、「)の字」垂下特性制御
のいずれにも関係付けることができ、装置の小型化及び
低コスト化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わる過電流保護機能を有す
る自励形フライバックコンバータを示す回路図、 第2図は第1図の一部の等価回路図、 第3図は第1図のドレイン電流の変化を示す波形図、 第4図は従来のコンバータを示す回路図、第5図はフの
学士下特性を示す特性図、第6図は従来の他のコンバー
タを示す回路図である。 1・・・直流電源、2・・・トランス、3・・・1次巻
線、4・・・FET、5・・・2次巻線、6・・・3次
巻線、9・・・整流回路、12・・・電流検出抵抗、1
4・・・制御用トランジスタ、26・・・垂下特性制御
用コンデンサ、33・・・受光素子、34・・・バイア
ス電源回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]直流電源(1)とトランス(2)の1次巻線(3
    )とスイッチング素子(4)と電流検出用素子(12)
    とが直列接続された回路と、前記トランス(2)の1次
    巻線(3)にトランス結合された2次巻線(5)と、 前記スイッチング素子(4)のオフ期間に負荷に電力を
    供給する極性で前記2次巻線(5)に接続された整流回
    路(9)と、 前記トランス(2)の前記1次巻線(3)にトランス結
    合され且つ前記スイッチング素子(4)の制御端子と一
    方の主端子との間に前記電流検出用素子(12)を介し
    て接続された3次巻線(6)と、 前記スイッチング素子(4)の前記制御端子と前記電流
    検出用素子(12)のスイッチング素子に対する接続側
    端子とは反対側の端子との間に接続された制御用トラン
    ジスタ(14)と、 前記制御用トランジスタ(14)のベースとエミッタと
    の間に前記電流検出用素子(12)を接続する手段(2
    4)と、 前記整流回路(9)の出力電圧に基づいて定電圧制御の
    ための誤差信号を形成し、これに対応した定電圧制御信
    号を前記制御用トランジスタ(14)のベースに供給し
    、前記出力電圧が定電圧制御範囲より低下した時には前
    記制御用トランジスタ(14)の制御に実質的に無関係
    になるように構成された定電圧制御回路と、 前記制御用トランジスタ(14)のベースとエミッタと
    の間に抵抗(27)を介して接続されたコンデンサ(2
    6)とこのコンデンサ(26)を前記スイッチング素子
    (4)のオフ期間に前記トランス(2)の前記3次巻線
    (6)又はこれと同様に設けられた別の巻線に得られる
    電圧によつて充電する回路とから成り、前記出力電圧が
    前記定電圧制御範囲の電圧よりも低い電圧になった時に
    前記制御用トランジスタ(14)に実質的に関係するよ
    うに設定されている垂下特性制御回路とを具備している
    ことを特徴とする過電流保護機能付自励形コンバータ。 [2]前記定電圧制御回路は、 前記整流回路(9)の出力電圧を検出する電圧検出回路
    と、 前記出力電圧検出回路の出力に基づいて定電圧制御のた
    めの誤差信号を形成する誤差信号形成手段と、 前記誤差信号形成手段の出力に応答して発光する発光素
    子(32)と、 バイアス電源回路(34)と前記制御用トランジスタ(
    14)のベースとの間に抵抗(35)を介して接続され
    且つ前記発光素子(32)に光結合された受光素子(3
    3)と から成るものである特許請求の範囲第1項記載の自励形
    コンバータ。 [3]前記コンデンサ(26)を充電する回路は、前記
    3次巻線(6)と前記コンデンサ(26)との間に接続
    されたダイオード(25)である特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載の自励形コンバータ。
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