JPH01107444A - 走査型電子顕微鏡自動焦点追跡装置 - Google Patents

走査型電子顕微鏡自動焦点追跡装置

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Publication number
JPH01107444A
JPH01107444A JP62265922A JP26592287A JPH01107444A JP H01107444 A JPH01107444 A JP H01107444A JP 62265922 A JP62265922 A JP 62265922A JP 26592287 A JP26592287 A JP 26592287A JP H01107444 A JPH01107444 A JP H01107444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image signal
sample
line profile
exciting current
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP62265922A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiji Kobayashi
利治 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Jeol Ltd filed Critical Jeol Ltd
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Publication of JPH01107444A publication Critical patent/JPH01107444A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は走査型電子顕微鏡に係わり、特に試料移動に対
してオブジェクトレンズ(OL)を追従させるようにし
た走査型電子顕微鏡自動焦点追跡装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
−aに、走査型電子顕微鏡においては、電子線をOLで
絞って試料面に照射し、試料面から放出される二次電子
を検出しているが、このとき検出される二次電子は、試
料面が丁度OLの合焦点となった場合に信号強度が最大
になるので、オペレータがマニュアルで合焦点を求めて
いる。
〔発明が解決すべき問題点〕
しかしながら、走査型電子顕微鏡においては試料ステー
ジと試料と焦点(OLの励磁)とはお互いに深い関わり
合いがあり、例えば、オペレータがマニュアルで合焦点
を求めたとしても、試料ステージの移動でその合焦点は
、無効になってしまうことが生ずる。それは、試料が移
動しているのに、合焦点を決定するOLの励磁が追従し
ないからである。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、試料移動
に対して、OLを追従させることにより常に合焦点が維
持されるようにすることができる走査型電子顕微鏡自動
焦点追跡装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明の走査型電子顕微鏡自動焦点追跡装置
は、電子ビームが照射される試料面からの二次電子を検
出する二次電子検出器と、検出された二次電子量に応じ
てイメージ信号を作成するイメージ信号作成回路と、イ
メージ信号を評価するイメージ信号評価回路と、評価結
果によりオブジェクトレンズの励磁電流を制御するオブ
ジェクトレンズ制御回路とを備え、イメージ信号評価回
路は、オブジェクトレンズ励磁電流を所定幅変化させる
ことにより得られるイメージ信号ラインプロファイルに
より試料高さの変化方向を検出することを特徴とする。
〔作用〕
本発明の走査型電子WJ微微目自動焦点追跡装置、オブ
ジェクトレンズ励磁電流を所定幅変化させたときのイメ
ージ信号のラインプロファイルの波形を吟味して試料高
さの変化方向を検出し、検出結果に応じてオブジェクト
レンズ励磁電流を増加または減少させることにより合焦
点状態を達成することができる。
(実施例〕 以下、実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の走査型電子g微目自動焦点追跡装置の
構成を示す図で、1は電子ビーム、2は0L13は試料
、4は試料ステージ、5は二次電子検出器、6はイメー
ジ信号作成回路、7はイメージ信号評価回路、8はOL
!111回路、9はオペレータ指示を示している。
図において、OL2は、試料3に電子ビームを合焦点さ
せるための電子レンズでoLt[回路8により駆動制御
されている。試料ステージ4は視野探しに使用され、そ
の移動により図のA、B、Cのように試料の高さが変化
する。そして電子ビーム1が試料3に照射されると、二
次電子が発生し、この二次電子は検出器5で捉えられて
電気信号に変損される。この電気信号の時系列の変化が
コントラストとして扱われることになる。この場合、得
られる電気信号は、OLにより試料面上で電子ビームが
絞られるほど大きい。こうアて検出された電気信号は、
イメージ信号作成回路6でイメージ信号、即ちコントラ
スト差の強弱信号に変えられて、イメージ信号評価回路
7に送られる。
イメージ信号評価回路7は、イメージ信号作成回路6か
らの信号を評価して評価結果をOL制御回路8へ送り、
OL制御回路8は、送られた結果をもとに合焦点へ向け
てOLを制御する。9はオペレータ指示を示し、合焦点
の登録作業等を行う。
次に第2図により合焦点の原理について説明する。
第2図(イ)は試料面上に電子ビームの焦点が合ってい
る状態で、この場合、励磁電流を大、或いは小のどちら
の方向へ変化させても、イメージ信号は小さくなり、合
焦点で最大値を示す図示のようなラインプロファイルと
なる。
第2図(ロ)は試料の高さが低くなっている場合で、励
磁電流を減少させると合焦点側へ接近するので、イメー
ジ信号は増加し、励磁電流を増加させると試料面と焦点
とはさらに離れるので、イメージ信号は減少し、図示の
ような右上がりのラインプロファイルとなる。
第2図(ハ)は試料の高さが高くなっている場合で、励
磁電流を減少させると試料面と焦点とはさらに離れるの
で、イメージ信号は減少し、励磁電流を増加させると合
焦点側へ接近するので、イメージ信号は増加し、図示の
ような右下がりのラインプロファイルとなる。
次に第2図の原理に基づいて第1図の装置の動作を説明
する。
まず、オペレータは何らかの方法で合焦点を求め、イメ
ージ信号評価回路7へ登録する。
いま、“ステージが移動している”という情報をイメー
ジ信号評価回路7へ伝えると、イメージ信号評価回路7
は、OLレンズ制御回路8へ動作の指示を与える。その
内容は、0LIl][の変化幅と、イメージ信号(コン
トラストデータ)サンプリングの為のOL励磁変化の開
始位置と終了位置である。その結果、OL制御回路8は
所定の変化幅で01、励磁電流を変化させる。このとき
試料の高さに応じてイメージ信号は、第2図(イ)〜(
ハ)のようなラインプロファイルを呈することになる。
例えば第3図(イ)のようなラインプロファイルが得ら
れた場合には、試料は高い方へ動いていることになるの
で、イメージ信号評価回路7はOL励C11電流を少し
増加させるように指示する。その結果第3図(ロ)のよ
うなラインプロファイルが得られたとすると、もう少し
OL励磁電流を増加させることにより、結局第3図(ハ
)のようなラインプロファイルが得られ、OL励磁電流
をラインプロファイルの波形のピーク値にセットするこ
とにより合焦点状態になる。
即ち、イメージ信号のラインプロファイルより、試料の
高さがどちら方向へ動いているか(高くなってゆくか、
低くなってゆ(か)を評価し、試料の移動に合わせてO
Lを追従させればよい、この場合、評価とはラインプロ
ファイルの波形の吟味のことであり、この評価結果から
、次のラインプロファイルを得るためのOLの制御量を
決定することになる。この場合、合焦点付近でのデータ
サンプリングである為、OLのヒステリシスを無視する
ことができる。
制御動作は、ステージ移動の終了をイメージ信号評価回
路7が受けた時に、イメージ信号のラインプロファイル
を、第3図(ハ)のピーク値が得られた0LilJ磁電
流に設定することにより終了する。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、OL励磁電流を所定幅で
変化させることによりイメージ信号のラインプロファイ
ルを求め、これが合焦点の場合のラインプロファイルに
なるようにOL励磁電流を制御することにより試料の移
動終了後の焦合ボケがなくなり、試料移動後の合焦点作
業をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の走査型電子類w1鏡自動焦点追跡装置
の構成を示す図、第2図はイメージ信号のラインプロフ
ァイルを示す図、第3図は本発明の制御におけるライン
プロファイルの変化を示す図である。 l・・・電子ビーム、2・・・0L13・・・試料、4
・・・試料ステージ、5・・・二次電子検出器、6・・
・イメージ信号作成回路、7・・・イメージ信号評価回
路、8・・・OL制御回路。 出  願  人  日本電子株式会社 代理人 弁理士  蛭 川 昌 信(外2名)第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電子ビームが照射される試料面からの二次電子を検出す
    る二次電子検出器と、検出された二次電子量に応じてイ
    メージ信号を作成するイメージ信号作成回路と、イメー
    ジ信号を評価するイメージ信号評価回路と、評価結果に
    よりオブジェクトレンズの励磁電流を制御するオブジェ
    クトレンズ制御回路とを備え、イメージ信号評価回路は
    、オブジェクトレンズ励磁電流を所定幅変化させること
    により得られるイメージ信号ラインプロファイルにより
    試料高さの変化方向を検出することを特徴とする走査型
    電子顕微鏡自動焦点追跡装置。
JP62265922A 1987-10-21 1987-10-21 走査型電子顕微鏡自動焦点追跡装置 Pending JPH01107444A (ja)

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