JPH01106687A - カラー画像処理装置 - Google Patents
カラー画像処理装置Info
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- JPH01106687A JPH01106687A JP62262914A JP26291487A JPH01106687A JP H01106687 A JPH01106687 A JP H01106687A JP 62262914 A JP62262914 A JP 62262914A JP 26291487 A JP26291487 A JP 26291487A JP H01106687 A JPH01106687 A JP H01106687A
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- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims abstract description 16
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 9
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- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はカラー画像処理装置に関し、特にカラー画像の
読取データを効率良くデータ圧縮して記憶し、読出再生
するカラー画像処理装置に関する。
読取データを効率良くデータ圧縮して記憶し、読出再生
するカラー画像処理装置に関する。
[従来の技術]
この種の装置ではR,G、B33色信号をNTSC規格
のYIQ信号や、マンセル表色系のL″C″H″C″H
″信号CIE均等色空間のL″a″b″a″b″信号換
し、人間の目が色差信号の空間解像度に寛容であること
を利用して、明度、輝度、濃度信号(Y信号、L1信号
)の空間的解像度は保存したまま、色差信号(IQ倍信
号a”b″信号C″H′H′信号間的解像度を低くして
情報量を減少させる方法が採られる。しかし、もともと
色彩の緩やかに変化する部分は良いが、色彩の急激に変
化する部分(色エツジ)の空間的解像度を低下させると
色の濁りやにじみが発生し、カラー画像が見苦しくなっ
てしまう。本件出願人は、この問題を解決するものとし
て、画像をM×N画素のブロック領域に分割し、このブ
ロック内で色差信号の微分値を算出することによりブロ
ック内に色エツジが存在するか否かを判定し、色エツジ
が存在しない場合にはブロック内の全画素の色差信号を
唯一のブロック内平均値で置き換え、色エツジが存在す
る場合にはブロック内を例えば2つの領域に分割し、各
々に異なる色差信号を与えるという方法を提案した。
のYIQ信号や、マンセル表色系のL″C″H″C″H
″信号CIE均等色空間のL″a″b″a″b″信号換
し、人間の目が色差信号の空間解像度に寛容であること
を利用して、明度、輝度、濃度信号(Y信号、L1信号
)の空間的解像度は保存したまま、色差信号(IQ倍信
号a”b″信号C″H′H′信号間的解像度を低くして
情報量を減少させる方法が採られる。しかし、もともと
色彩の緩やかに変化する部分は良いが、色彩の急激に変
化する部分(色エツジ)の空間的解像度を低下させると
色の濁りやにじみが発生し、カラー画像が見苦しくなっ
てしまう。本件出願人は、この問題を解決するものとし
て、画像をM×N画素のブロック領域に分割し、このブ
ロック内で色差信号の微分値を算出することによりブロ
ック内に色エツジが存在するか否かを判定し、色エツジ
が存在しない場合にはブロック内の全画素の色差信号を
唯一のブロック内平均値で置き換え、色エツジが存在す
る場合にはブロック内を例えば2つの領域に分割し、各
々に異なる色差信号を与えるという方法を提案した。
しかし、こうすると、例えばカラー網点画像を入力した
ような場合には殆ど全領域で色エツジ有りと判定される
から、殆ど全ブロックを2色で代表することになり、か
えって色のガサツキを生じてしまう。
ような場合には殆ど全領域で色エツジ有りと判定される
から、殆ど全ブロックを2色で代表することになり、か
えって色のガサツキを生じてしまう。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は上述した従来技術の欠点を除去するものであり
、その目的とする所は、例えばカラー網点画像であって
も色のガサツキを生じないカラー画像処理装置を提供す
ることにある。
、その目的とする所は、例えばカラー網点画像であって
も色のガサツキを生じないカラー画像処理装置を提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段]
本発明のカラー画像処理装置は上記の目的を達成するた
めに、3原色画像データを明度情報と色度情報に変換す
る変換手段と、M×N画素のブロック領域の明度情報の
平均値を求める明度平均化手段と、前記ブロック領域の
各明度情報と前記求めた平均値を比較することにより当
該ブロック領域を複数領域に分割する分割手段と、前記
ブロック領域の色度情報の平均値を求める色度平均化手
段と、前記分割した複数領域についての夫々の色度情報
の各平均値を求める領域色度平均化手段と、前記ブロッ
ク領域を色度平均化手段出力の平均値によって1色に量
子化した場合の色量子化誤差E1と領域色度平均化手段
出力の複数の平均値によって複数色に量子化した場合の
色量子化誤差E2の大小を比較する比較手段と、前記比
較手段出力がEl>E2のときは当該ブロック領域を前
記複数色によって量子化し、El>E2でないときは前
記1色にによって量子化する色量子化手段を備えること
をその概要とする。
めに、3原色画像データを明度情報と色度情報に変換す
る変換手段と、M×N画素のブロック領域の明度情報の
平均値を求める明度平均化手段と、前記ブロック領域の
各明度情報と前記求めた平均値を比較することにより当
該ブロック領域を複数領域に分割する分割手段と、前記
ブロック領域の色度情報の平均値を求める色度平均化手
段と、前記分割した複数領域についての夫々の色度情報
の各平均値を求める領域色度平均化手段と、前記ブロッ
ク領域を色度平均化手段出力の平均値によって1色に量
子化した場合の色量子化誤差E1と領域色度平均化手段
出力の複数の平均値によって複数色に量子化した場合の
色量子化誤差E2の大小を比較する比較手段と、前記比
較手段出力がEl>E2のときは当該ブロック領域を前
記複数色によって量子化し、El>E2でないときは前
記1色にによって量子化する色量子化手段を備えること
をその概要とする。
[作用]
かかる構成において、変換手段は読み取った例えばR,
G、B33色画像データを明度、輝度又は濃度を表わす
明度情報と色度を表わす色度情報に変換する。明度平均
化手段はM×N画素のブロツク領域の明度情報の平均値
を求める。分割手段は前記ブロック領域の各明度情報と
前記求めた平均値を比較することにより当該ブロック領
域を複数領域(例えば2領域)に分割する。色度平均化
手段は前記ブロック領域の色度情報の平均値を求める。
G、B33色画像データを明度、輝度又は濃度を表わす
明度情報と色度を表わす色度情報に変換する。明度平均
化手段はM×N画素のブロツク領域の明度情報の平均値
を求める。分割手段は前記ブロック領域の各明度情報と
前記求めた平均値を比較することにより当該ブロック領
域を複数領域(例えば2領域)に分割する。色度平均化
手段は前記ブロック領域の色度情報の平均値を求める。
領域色度平均化手段は前記分割した複数領域についての
夫々の色度情報の各平均値を求める。比較手段は前記ブ
ロック領域を色度平均化手段出力の平均値によって1色
に量子化した場合の色量子化誤差E1と領域色度平均化
手段出力の複数の平均値によって複数色に量子化した場
合の色量子化誤差E2の大小を比較する0色量子化手段
は前記比較手段出力がEl>E2のときは当該ブロック
領域を前記複数色によって量子化し、El>E2でない
ときは前記1色にによって量子化する。このように、色
量子化誤差の大小によって当該ブロック領域の色量子化
方法を決定するので、色のガサツキを生じない。
夫々の色度情報の各平均値を求める。比較手段は前記ブ
ロック領域を色度平均化手段出力の平均値によって1色
に量子化した場合の色量子化誤差E1と領域色度平均化
手段出力の複数の平均値によって複数色に量子化した場
合の色量子化誤差E2の大小を比較する0色量子化手段
は前記比較手段出力がEl>E2のときは当該ブロック
領域を前記複数色によって量子化し、El>E2でない
ときは前記1色にによって量子化する。このように、色
量子化誤差の大小によって当該ブロック領域の色量子化
方法を決定するので、色のガサツキを生じない。
[実施例の説明]
以下、添付図面に従って本発明による実施例を詳細に説
明する。
明する。
第1図は実施例のカラー複写装置のブロック構成図であ
る。図において、101は原稿照明用の光源、102は
写真、網点印刷等のカラー原稿、103はカラー原稿画
像を読取部に結像する結像レンズ、104はカラー原稿
画像をR,G、B33色に色分解して読み取るラインセ
ンサである。
る。図において、101は原稿照明用の光源、102は
写真、網点印刷等のカラー原稿、103はカラー原稿画
像を読取部に結像する結像レンズ、104はカラー原稿
画像をR,G、B33色に色分解して読み取るラインセ
ンサである。
該ラインセンサ104は相対的走査運動機構により原稿
102のカラー画像の走査読取りを行う。
102のカラー画像の走査読取りを行う。
105はR,G、Bのアナログ信号をデジタルデータに
変換するA/D変換器、106はRlG、Bのデジタル
データを例えばCIE均等色空間座標における明度デー
タL“と色度データa8及びblに色変換する色変換器
、107は色変換した画像データをM×N画素毎にブロ
ック処理する目的で設けたバッファメモリであり、画像
データLll 、 am 、 bsについて夫々設け
られている。108はブロック内の明度データL“につ
いて例えばアダマール変換、離散コサイン変換等の周知
の直交変換ブロック処理を行うことにより明度の構造デ
ータ(直流成分除く)を求める直交変換器、109は明
度の構造データをベクトル量子化することにより情報圧
縮化、コード化し、量子化構造データ[L“]を出力す
るベクトル量子化器である。110はブロック内明度デ
ータL1のブロック平均値を求めて所定ビット長の平均
明度データ[L] (構造データの直流成分としても良
い)を出力するブロック平均器である。112はエツジ
判定回路であり、入力した画像データL”、a”、b”
に基づき当該ブロック内の色及び色エツジ有無の判定−
等を行う。具体的には、該エツジ判定回路112はブロ
ック内色度データa“、b″の各平均値である平均色度
データa。
変換するA/D変換器、106はRlG、Bのデジタル
データを例えばCIE均等色空間座標における明度デー
タL“と色度データa8及びblに色変換する色変換器
、107は色変換した画像データをM×N画素毎にブロ
ック処理する目的で設けたバッファメモリであり、画像
データLll 、 am 、 bsについて夫々設け
られている。108はブロック内の明度データL“につ
いて例えばアダマール変換、離散コサイン変換等の周知
の直交変換ブロック処理を行うことにより明度の構造デ
ータ(直流成分除く)を求める直交変換器、109は明
度の構造データをベクトル量子化することにより情報圧
縮化、コード化し、量子化構造データ[L“]を出力す
るベクトル量子化器である。110はブロック内明度デ
ータL1のブロック平均値を求めて所定ビット長の平均
明度データ[L] (構造データの直流成分としても良
い)を出力するブロック平均器である。112はエツジ
判定回路であり、入力した画像データL”、a”、b”
に基づき当該ブロック内の色及び色エツジ有無の判定−
等を行う。具体的には、該エツジ判定回路112はブロ
ック内色度データa“、b″の各平均値である平均色度
データa。
bと、同ブロック内の後述する第1領域の色度データa
”、b“の各平均値である平均色度データa1.b、−
と、第2領域の色度データa″、b1の各平均値である
平均色度データa 2 + b 2を求めて出力し、及
び色エツジ有無の判定結果を示す色エツジ判定信号11
3を出力する。114は平均色度データa、bを量子化
して量子化平均色度データCOを出力する量子化テーブ
ル、115は平均色度データal、b+を量子化して量
子化平均色度データCIを出力する量子化テーブル、1
16は平均色度データa2 + b2を量子化して量
子化平均色度データC2を出力する量子化テーブルであ
る。117はデータセレクタであり、色エツジ判定信号
113に従って量子化平均色度データC0又は(CI
+C2)の何れかを選択する。(+)の記号はデータC
8と02を結合した合成データであることを示す。11
1は少なくとも1頁分の画像データを記憶する画像メモ
リであり、量子化構造データ[L″]と、平均明度デー
タ[LIと、量子化平均色度データ[CIとを相互に対
応付けて記憶する。118は画像メモリ111より読み
出した量子化構造データ[L′]及び平均明度データ[
LIに基づいてブロック内の各復号明度データL″を復
号するL”復号回路、119は量子化平均色度データ[
CIから当該ブロックを代表するような1色又は2色以
上を表わす復号色度データam、b*を復号するa’b
″復号回路、120は復号画像データL”、a“、b′
をカラープリンタの4原色であるY、M、C,にの各カ
ラーデータに変換するYMCK変換回路、121はY、
M、C,にカラーデータに基づいて記録紙にカラー可視
像を形成するレーザビームプリンタである。
”、b“の各平均値である平均色度データa1.b、−
と、第2領域の色度データa″、b1の各平均値である
平均色度データa 2 + b 2を求めて出力し、及
び色エツジ有無の判定結果を示す色エツジ判定信号11
3を出力する。114は平均色度データa、bを量子化
して量子化平均色度データCOを出力する量子化テーブ
ル、115は平均色度データal、b+を量子化して量
子化平均色度データCIを出力する量子化テーブル、1
16は平均色度データa2 + b2を量子化して量
子化平均色度データC2を出力する量子化テーブルであ
る。117はデータセレクタであり、色エツジ判定信号
113に従って量子化平均色度データC0又は(CI
+C2)の何れかを選択する。(+)の記号はデータC
8と02を結合した合成データであることを示す。11
1は少なくとも1頁分の画像データを記憶する画像メモ
リであり、量子化構造データ[L″]と、平均明度デー
タ[LIと、量子化平均色度データ[CIとを相互に対
応付けて記憶する。118は画像メモリ111より読み
出した量子化構造データ[L′]及び平均明度データ[
LIに基づいてブロック内の各復号明度データL″を復
号するL”復号回路、119は量子化平均色度データ[
CIから当該ブロックを代表するような1色又は2色以
上を表わす復号色度データam、b*を復号するa’b
″復号回路、120は復号画像データL”、a“、b′
をカラープリンタの4原色であるY、M、C,にの各カ
ラーデータに変換するYMCK変換回路、121はY、
M、C,にカラーデータに基づいて記録紙にカラー可視
像を形成するレーザビームプリンタである。
第2図は画像メモリ111におけるデータ記憶構造の一
例を示す図である。図において、201は例えば32ビ
ツト長を記憶単位とするメモリ領域であり、ここに1ブ
ロック分に相当する画像データを記憶する。メモリ領域
201について言うと、202は例えば6ビツトの平均
明度データ[LI、203は15ビツトの量子化構造デ
ータ[L”]、204は11ビツトの量子化平均色度デ
ータEC]である。また記憶エリア204の記憶態様は
エツジ判定回路112からの色エツジ判定信号113に
よって異る。205は色エツジ無しの判定があった場合
であり、色エツジ無しを表わす1ビツトのフラグF (
−0)と1色を代表する10ビツトの量子化平均色度デ
ータCc+から成っている。206は色エツジ有りの判
定があった場合であり、色エツジ有りを表わす1ビツト
のフラグF(=1)と2色を代表する5ビツトづつの量
子化平均色度データ(CI+C2)から成っている。
例を示す図である。図において、201は例えば32ビ
ツト長を記憶単位とするメモリ領域であり、ここに1ブ
ロック分に相当する画像データを記憶する。メモリ領域
201について言うと、202は例えば6ビツトの平均
明度データ[LI、203は15ビツトの量子化構造デ
ータ[L”]、204は11ビツトの量子化平均色度デ
ータEC]である。また記憶エリア204の記憶態様は
エツジ判定回路112からの色エツジ判定信号113に
よって異る。205は色エツジ無しの判定があった場合
であり、色エツジ無しを表わす1ビツトのフラグF (
−0)と1色を代表する10ビツトの量子化平均色度デ
ータCc+から成っている。206は色エツジ有りの判
定があった場合であり、色エツジ有りを表わす1ビツト
のフラグF(=1)と2色を代表する5ビツトづつの量
子化平均色度データ(CI+C2)から成っている。
第3図(A)〜(D)はエツジ判定回路112による実
施例の第1領域及び第2領域の決定方法を説明する図で
ある。まず第3図(A)は4X4画素のブロック内にお
ける色度データa@、bI″の分布(色の分布)を模式
的に示している。
施例の第1領域及び第2領域の決定方法を説明する図で
ある。まず第3図(A)は4X4画素のブロック内にお
ける色度データa@、bI″の分布(色の分布)を模式
的に示している。
図中、302は4×4画素から成るブロックであり、3
01はブロックを構成する画素である。
01はブロックを構成する画素である。
第3図(B)はブロック内の画素を第1領域S1(斜線
領域303)に属するものと第2領域S2(白領域30
4)に属するものとに分けた状態を示している。エツジ
判定回路112は例えば以下の手順で第1領域S、と第
2領域S2を決定する。即ち、例えばブロック内の平均
明度データLを求め、これと各明度データLH”(i=
1〜16)との大小を比較することにより、もしLl”
≧Lのときは当該画素を第1領域S、に属するとし、L
I”くLのときは当該画素を第2領域S2に属するとす
る。これは平均明度を境にして、明度が大と小とに分か
れる領域間には色差が存在する−という考えに基づく。
領域303)に属するものと第2領域S2(白領域30
4)に属するものとに分けた状態を示している。エツジ
判定回路112は例えば以下の手順で第1領域S、と第
2領域S2を決定する。即ち、例えばブロック内の平均
明度データLを求め、これと各明度データLH”(i=
1〜16)との大小を比較することにより、もしLl”
≧Lのときは当該画素を第1領域S、に属するとし、L
I”くLのときは当該画素を第2領域S2に属するとす
る。これは平均明度を境にして、明度が大と小とに分か
れる領域間には色差が存在する−という考えに基づく。
上記明度データl、、11に基づいて領域区分する方法
に限らない。他にも、色度データa”、b’に基づいて
領域区分しても良い。次に各領域の平均色度データを求
める。
に限らない。他にも、色度データa”、b’に基づいて
領域区分しても良い。次に各領域の平均色度データを求
める。
尚、1ブロツクは16画素から成り、N1は第1領域S
、に含まれる画素数、N2は第2領域S。
、に含まれる画素数、N2は第2領域S。
に含まれる画素数である。
lεSIiεS+
更に、求めた(a、b)、(a+ 、bt )。
(az + b、)は所定ビット数で量子化されて夫
々量子化データ(α、β)、(α1.βI)。
々量子化データ(α、β)、(α1.βI)。
(α2.β2)に変換される。例えば(α、β)は10
ビツトであり、(α1.β、)、(α2゜β、)は各5
ビツトのコード情報になる。第3図(C)はブロック領
域305を唯一の平均色度データ(α、β)で量子化し
た場合を示しており、第3図(D)は第1領域307を
平均色度データ(α8.βI)で、かつ第2領域306
を平均色度データ(α2.β2)で量子化した場合を示
している。今、両者の場合の量子化2乗誤差を以下の方
法で比較してみる。第3図(C)の場合の量子化2乗誤
差Eは、 ・・・(1) 第3図(D)の場合の量子化2乗誤差E′は、1εS2 ・−(2) となる。そして、E>E’のときは色エツジ有りと判定
し、E≦E′のときは色エツジ無しと判定する。即ち、
ブロック毎に第3図(C)の場合と第3図(D)の場合
の量子化誤差を求め、該誤差が小さくなる方を適宜選択
するわけである。
ビツトであり、(α1.β、)、(α2゜β、)は各5
ビツトのコード情報になる。第3図(C)はブロック領
域305を唯一の平均色度データ(α、β)で量子化し
た場合を示しており、第3図(D)は第1領域307を
平均色度データ(α8.βI)で、かつ第2領域306
を平均色度データ(α2.β2)で量子化した場合を示
している。今、両者の場合の量子化2乗誤差を以下の方
法で比較してみる。第3図(C)の場合の量子化2乗誤
差Eは、 ・・・(1) 第3図(D)の場合の量子化2乗誤差E′は、1εS2 ・−(2) となる。そして、E>E’のときは色エツジ有りと判定
し、E≦E′のときは色エツジ無しと判定する。即ち、
ブロック毎に第3図(C)の場合と第3図(D)の場合
の量子化誤差を求め、該誤差が小さくなる方を適宜選択
するわけである。
以上を機械が実行し易い形にする。(1)式。
(2)式及び以下の恒等式、
N、 +N、 =16
及び1α−a12 (1,lβ−bl’(1(7)条
件を用いて、E−E ’を表わすと(3)式になる。
件を用いて、E−E ’を表わすと(3)式になる。
E−E ’
=NI ((ax −a、)! + (β*−b+)”
−((!、−a、)2− (β+−bt)2)−16(
(a−Q2)” + (b−β2)2)・・・(3) 従って、エツジ判定回路112は(3)式の演算結果の
正負を調べることにより、負であれば色エツジ有り、負
でなければ色エツジ無しの色工;ンジ判定信号113を
送り出し、データセレクタ117によって第3図(C)
の場合と第3図(D)の場合の量子化切換えが行われる
。
−((!、−a、)2− (β+−bt)2)−16(
(a−Q2)” + (b−β2)2)・・・(3) 従って、エツジ判定回路112は(3)式の演算結果の
正負を調べることにより、負であれば色エツジ有り、負
でなければ色エツジ無しの色工;ンジ判定信号113を
送り出し、データセレクタ117によって第3図(C)
の場合と第3図(D)の場合の量子化切換えが行われる
。
第4図は実施例のエツジ判定回路112のブロック構成
図に係り、具体的には(3)式の演算を実行するもので
ある。図において、各明度データL1はコンパレータ4
03によって平均明度データLと比較され、その比較結
果は、色度データa”、b”が領域S、、S、の何れに
属するかを選択するセレクタ404,405に入力され
る。
図に係り、具体的には(3)式の演算を実行するもので
ある。図において、各明度データL1はコンパレータ4
03によって平均明度データLと比較され、その比較結
果は、色度データa”、b”が領域S、、S、の何れに
属するかを選択するセレクタ404,405に入力され
る。
尚、記号dで表わすブロックは各データ間のタイミング
を合わせるための遅延回路である。加算器406は第1
領域S、の色度データa“を、加算器407は第1領域
Slの色度データb1を夫々累積加算する。加算器40
8は第2領域S2の色度データa“を、加算器409は
第2領域S2の色度データb″を夫々累積加算する。ま
たコンパレータ403の出力はカウンタ410に送られ
、該カウンタ410はL′≧Lの判定数をカウントする
ことにより第1領域SLに含まれる画素数N1をカウン
トする。減算器411は16−N1を行なって第1領域
S、に含まれる画素数N、を求める。除算器412,4
13は加算器406゜407の累積加算結果を夫々N1
で除算して平均色度データa l * blを出力する
。除算器414.415は加算器408,409の累積
加算結果を夫々N2で除算して平均色度データa2 +
b2を出力する。量子化器416.417は平均色
度データ(ai 、bI )+ (az 、b2)を
夫々所定のビット数に量子化して、コードデータ(α0
.bI)、(α2.β2)を出力する。
を合わせるための遅延回路である。加算器406は第1
領域S、の色度データa“を、加算器407は第1領域
Slの色度データb1を夫々累積加算する。加算器40
8は第2領域S2の色度データa“を、加算器409は
第2領域S2の色度データb″を夫々累積加算する。ま
たコンパレータ403の出力はカウンタ410に送られ
、該カウンタ410はL′≧Lの判定数をカウントする
ことにより第1領域SLに含まれる画素数N1をカウン
トする。減算器411は16−N1を行なって第1領域
S、に含まれる画素数N、を求める。除算器412,4
13は加算器406゜407の累積加算結果を夫々N1
で除算して平均色度データa l * blを出力する
。除算器414.415は加算器408,409の累積
加算結果を夫々N2で除算して平均色度データa2 +
b2を出力する。量子化器416.417は平均色
度データ(ai 、bI )+ (az 、b2)を
夫々所定のビット数に量子化して、コードデータ(α0
.bI)、(α2.β2)を出力する。
また色度データam、b*は演算器418゜419にも
送られ、ここで平均色度データa、 bが求められる0
図示しないが、演算器418゜419内では色度データ
am、b*の各累積加算結果を除算器で夫々1/16L
、て平均色度データa、bを出力する。演算ユニット(
ALU)420は(3)式の(al −at )”の項
を実行し、ALU421は(at −bt )’の項を
実行し、ALU422は(al−al)”の項を実行し
、ALU423は(β2−bI )’の項を実行し、A
LU424は(a−Q、)’の項を実行し、ALU42
5は(b−β2)2の項を実行する。
送られ、ここで平均色度データa、 bが求められる0
図示しないが、演算器418゜419内では色度データ
am、b*の各累積加算結果を除算器で夫々1/16L
、て平均色度データa、bを出力する。演算ユニット(
ALU)420は(3)式の(al −at )”の項
を実行し、ALU421は(at −bt )’の項を
実行し、ALU422は(al−al)”の項を実行し
、ALU423は(β2−bI )’の項を実行し、A
LU424は(a−Q、)’の項を実行し、ALU42
5は(b−β2)2の項を実行する。
そして、ALU426はカウンタ410及びALU42
0〜425の各出力をもとにして(3)式のE−E’の
値を演算する。ALU426の演算結果の出力はコンパ
レータ427で所定閾値th(正負を判断する場合はt
h=o)と比較され、その比較結果が色エツジ判定信号
113として出力される。
0〜425の各出力をもとにして(3)式のE−E’の
値を演算する。ALU426の演算結果の出力はコンパ
レータ427で所定閾値th(正負を判断する場合はt
h=o)と比較され、その比較結果が色エツジ判定信号
113として出力される。
尚、量子化誤差の評価式は上記(3)式のものに限定さ
れない。例えば(3)式において、al+ blの量子
化後の値αl、βl及びa2+b、の量子化後の値α2
.β2についてa1〜αH,b、’9β1 、 al
#α2 、1)24β2の関係が成り立っているとする
と、(3)式は、α。
れない。例えば(3)式において、al+ blの量子
化後の値αl、βl及びa2+b、の量子化後の値α2
.β2についてa1〜αH,b、’9β1 、 al
#α2 、1)24β2の関係が成り立っているとする
と、(3)式は、α。
=a I +βl = bI + α2 = a 2
*β28b2とおき、また1 6 a=NIal +N
2a2.16 b丑N1 b、+N、b2の関係を使う
と、(4)式のように変形される。
*β28b2とおき、また1 6 a=NIal +N
2a2.16 b丑N1 b、+N、b2の関係を使う
と、(4)式のように変形される。
E−E ’
= N r (1−N+/16)
x ((ai−82)2+ (bt −bz)2)・
・・(4) 第5図は(4)式を実現するエツジ判定回路のブロック
構成図である。図中、特に説明をしないものについては
第4図と同一名称付した構成は同等の機能、動作をする
。ALU516は(4)式の(al−a、)2の項を実
行し、ALU517は(bi −b2 )2の項を計算
する。そして、ALU518はカウンタ510のカウン
ト出力Nl及びALU516,517の演算結果の出力
をもとにして(5)式の演算を行う。ALU518の出
力はコンパレータ519で所定閾値th(通常はO)と
比較され、その比較結果を色エツジ判定信号113とし
て出力する。
・・(4) 第5図は(4)式を実現するエツジ判定回路のブロック
構成図である。図中、特に説明をしないものについては
第4図と同一名称付した構成は同等の機能、動作をする
。ALU516は(4)式の(al−a、)2の項を実
行し、ALU517は(bi −b2 )2の項を計算
する。そして、ALU518はカウンタ510のカウン
ト出力Nl及びALU516,517の演算結果の出力
をもとにして(5)式の演算を行う。ALU518の出
力はコンパレータ519で所定閾値th(通常はO)と
比較され、その比較結果を色エツジ判定信号113とし
て出力する。
尚、上述実施例ではCIE均等色空間の明度信号L′、
色度信号a″、b“について説明したがこれに限らない
。他にもYIQ信号、L”u“v1信号、L″C”H″
信号、どのような信号系で用いてもかまわない。
色度信号a″、b“について説明したがこれに限らない
。他にもYIQ信号、L”u“v1信号、L″C”H″
信号、どのような信号系で用いてもかまわない。
[発明の効果]
以上述べた如く本発明によれば、量子化誤差を色エツジ
有無の判定に用いることに°より、例えば網点画像の様
にミクロな色エツジを多数持っていても、これらを量子
化誤差で評価すると色エツジでないと判定される場合が
多く、色のガサツキが生じない、従って、あらゆる入力
画像に対して最適な画像圧縮処理を実現できる。
有無の判定に用いることに°より、例えば網点画像の様
にミクロな色エツジを多数持っていても、これらを量子
化誤差で評価すると色エツジでないと判定される場合が
多く、色のガサツキが生じない、従って、あらゆる入力
画像に対して最適な画像圧縮処理を実現できる。
第1図は実施例のカラー複写装置のブロック構成図、・
第2図は画像メモリ111におけるデータ記憶構造の一
例を示す図、 第3図(A)〜(D)はエツジ判定回路112による実
施例の第1領域及び第2領域の決定方法を説明する図、 第4図は実施例のエツジ判定回路112のブロック構成
図、 第5図は(4)式を実現するエツジ判定回路のブロック
構成図である。 図中、101・・・光源、102・・・カラー原稿、1
03・・・結像レンズ、104・・・ラインセンサであ
る。 第2図 (A) (B) (C) (D) 第3v!1
例を示す図、 第3図(A)〜(D)はエツジ判定回路112による実
施例の第1領域及び第2領域の決定方法を説明する図、 第4図は実施例のエツジ判定回路112のブロック構成
図、 第5図は(4)式を実現するエツジ判定回路のブロック
構成図である。 図中、101・・・光源、102・・・カラー原稿、1
03・・・結像レンズ、104・・・ラインセンサであ
る。 第2図 (A) (B) (C) (D) 第3v!1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 3原色画像データを明度情報と色度情報に変換する変換
手段と、 M×N画素のブロック領域の明度情報の平均値を求める
明度平均化手段と、 前記ブロック領域の各明度情報と前記求めた平均値を比
較することにより当該ブロック領域を複数領域に分割す
る分割手段と、 前記ブロック領域の色度情報の平均値を求める色度平均
化手段と、 前記分割した複数領域についての夫々の色度情報の各平
均値を求める領域色度平均化手段と、前記ブロック領域
を色度平均化手段出力の平均値によつて1色に量子化し
た場合の色量子化誤差E1と領域色度平均化手段出力の
複数の平均値によつて複数色に量子化した場合の色量子
化誤差E2の大小を比較する比較手段と、 前記比較手段出力がE1>E2のときは当該ブロック領
域を前記複数色によつて量子化し、E1>E2でないと
きは前記1色にによつて量子化する色量子化手段を備え
ることを特徴とするカラー画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62262914A JP2703543B2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | カラー画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62262914A JP2703543B2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | カラー画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01106687A true JPH01106687A (ja) | 1989-04-24 |
JP2703543B2 JP2703543B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=17382360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62262914A Expired - Fee Related JP2703543B2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | カラー画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2703543B2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-20 JP JP62262914A patent/JP2703543B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2703543B2 (ja) | 1998-01-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |