JPH01106683A - 情報記録媒体の再生方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、映像信号が記録された情報記録媒体の再生時
に生ずるドロップアウトの補償回路を備えた情報記録媒
体の再生方法に関する。

（従来の技術） 映像信号が記録された情報記録媒体、例えばビデオディ
スクがあるが、このビデオディスクの再生時にドロップ
アウトが生じた場合、１ｌ−１（水平走査線）単位で、
前の信号と差替えるドロップアウトの補償回路を備えた
情報記録媒体の再生装置があった。

上記ビデオディスクに記録された映像信号は、例えばＮ
ＴＳＣテレビジョン標準方式に類似した信号形態をして
いる。

第２図は、接触式静電容量検出型ビデオディスクに記録
された映像信号の垂直帰線消去期間における同期信号の
波形図である。同図において、ａは等化パルス、ｂは垂
直同期パルス、Ｃは等化パルスであり、それぞれ水平期
間３個分に相当する。

これらの等化パルスミ１垂直向期パルスｂおよび等化パ
ルスＣの合計は、水平期間９個分として１７．１８．２
０番目の水平期間にそれぞれチトブタナンパ、プログラ
ムタイムコード、ページナンバが重畳されている。

上記コードデータは、例えば第２図に図示されるように
、各ブロックの頭には、４ビツトのフレーミングコード
、２ビツトのラインセレクトコードおよびモードコード
があり、この後にチャプタナンバ、プログラムタイムコ
ードまたはページナンバのコードがある。

従って、上記１８番目の水平期間に重畳されているプロ
グラムタイムコードのフレーミングコード以外の部分に
ドロップアウトが生じた場合、１１１前の信号と差替え
る補償回路が作動し、１７番目の水平期間に重畳されて
いるチャプタナンバのコードをプログラムタイムコード
と解読してしまい、思わぬ場所を再生するという誤動作
が生じる。

（発明が解決しようとする問題点） このように、映像信号の垂直帰線消去期間の１７．１８
．２０番目の水平期間にそれぞれチャプタナンバ、プロ
グラムタイムコード、ページナンバ等のデータが重畳さ
れている信号かに記録された接触式静電容量検出型ビデ
オディスクの再生時、ドロップアウトが生じた場合、１
日前の信号と差替える補償回路を備えた情報記録媒体の
再生装置において、上記コードが重畳されている水平期
間にドロップアウトが生じた場合、思わぬ誤動作が生じ
る問題点があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、上記問題点を解決するために、情報記録媒体
より再生されたテレビジョン標準方式に準拠した映像信
号の垂直帰線消去期間内の水平期間にコード等のデータ
が重畳されている信号にドロップアウトが生じた場合、
直前の信号と差替えるドロップアウトの補償回路を備え
た情報記録媒体の再生装置において、前記データが重畳
された水平期間が連続して存在する時、前記連続する水
平期間の内、２つ目以降の水平期間に重畳されたデータ
にドロップアウトが生じても、前記ドロップアウトの補
償回路を動作させないことを特徴とする情報記録媒体の
再生方法を提供する。

（実施例） 第１図は、本発明の情報記録媒体の再生方法の一実施例
のブロック系統図である。同図において、１は例えば接
触式静電容量検出型ビデオディスクであり、このビデオ
ディスクに記録された映像信号の垂直帰線消去期間の特
定番目の水平期間に各種のコードが重畳されている。

例えば、第２図に示す如く、１７．１８．２０番目の水
平期間にそれぞれチャプタナンバ、プログラムタイムコ
ード、ページナンバ等のデータがｆＩ！畳されている。

２はディスク１より信号を検出するセンサであり、この
センサ２の検出信号は、プリアンプ３に供給され、この
プリアンプ３の出力信号は、ＦＭ復調回路４に供給され
、このＦＭ復調回路４の出力信号は、ローパスフィルタ
５、スイッチ６の一方の固定端子ｐと可動端子ｒをそれ
ぞれ介し、１水平走査線の時間だけ遅延させる１日遅延
回路７と加算回路８および減算回路９のそれぞれの一方
の入力端子に供給されている。

上記１日遅延回路７の出方信号は、トランスバーサルフ
ィルタ１０と加算回路８および減算回路９どの他方の入
力端子にそれぞれ供給され、トランスバーサルフィルタ
１０の出力信号は、スイッチ６の他方の固定端子ｑに供
給されている。

加算回路８の出力信号は、ノイズの除去およびアパチャ
歪を補正する処理回路１１とスライサ１３とに供給され
ている。

減筒回路９の出力信号は、周波数変換回路１２に供給さ
れ、この周波数変換回路１２と処理回路１１との出力信
号は、それぞれ加算回路１４で加算されて、増幅回路１
５を介し出力端子１６に供給されている。　。

一方、プリアンプ３の出力信号は、ドロツブアウト検出
回路１７を介しＡＮＤ回路１８の一方の入力端子に供給
されている。

スライサ１３の出方信号は、ＡＮＤ回路１９の一方の入
力端子に供給され、このＡＮＤ回路１９の出力信号は、
アドレスデータゲット回路２０に供給されている。

このアドレスデータゲット回路２０は、データＪ３よび
クロックの授受をするようマイクロコンピュータ２１と
接続されている。

また、アドレスデータゲット回路２０の出力信号は、Ａ
ＮＤ回路１９の他方の入力端子とインバータ２２とに供
給され、インバータ２２の出力信号は、ＡＮＤ回路１８
の他方の入力端子に供給され、このＡＮＤ回路１８の出
力信号は、スイッチ６を制御するようになっている。

このような構成の情報記録媒体の再生方法の一実施例の
動作を説明する。

ディスク１は、図示されない回転駆動系により回転され
、ディスク１の記録信号は、センサ２により静電容量変
化として検出される、この静電容量変化信号は、プリア
ンプ３のタンク回路の共振周波数を変化させ、プリアン
プ３は所定レベルに増幅されたＦＭ信号を送出する。こ
のプリアンプ３の出力信号は、ＦＭ復調回路４で復調さ
れ、テレビジョン信号とされた後、Ｏ−バスフィルタ５
で高周波成分が除去される。

ここで、スイッチ６は、固定端子ｐと可動端子ｒとが接
続されているものとすると、ローパスフィルタ５の出力
信号は、１日遅延回路７、加算回路８および減算回路９
により構成されたくし型フィルタにより輝度信号（Ｙ）
と色信号（Ｃ）とに分離される。

ｌｌ！ｉ度信号は処理回路１１でノイズの除去およびア
パチャ歪の補正がなされ、色信号は周波数変換回路１２
で、ここでは２．５６Ｍ１ｌｚから３．５８ＭＨ２に変
換される。この変換された色信号および輝度信号は、Ａ
ＮＤ回路１４で混合されて、増幅回路１５で増幅後、出
力端子１６よりテレビジョン信号として、送出され、図
示しない受像機で映像の再生がなされる。

一方、スライサ１３は、垂直帰線消去期間の特定番目の
水平期間に重畳されている各種のデータをスライスして
デジタル信号どして取出す回路で、ここでは、１８番目
の水平１１１ｇ１ｉにそれぞれ重畳されたプログラムタ
イムコードを検出する。

アドレスデータゲット回路２０は、データのレートが早
すぎて、マイクロコンピュータ２１が直接アドレスデー
タを読込むことが出来ないため、１８番目の水平期間の
アドレスデータを一時的に、アドレスデータゲット回路
２０内のレジスタに入れ、マイクロコンピュータ２１と
データの授受をする回路である。

マイクロコンピュータ２１は、図示を省略したが、垂直
同期信号が供給され、この垂直同期信号に同期してりＯ
ツクを発生しており、アドレスデータゲット回路２０は
、このクロックに従い１７゜１８．２０番目の水平！Ｉ
間、ゲートパルスを発生してＡＮＤ回路１９がデータを
通過させる。

このゲートパルスはインバータ１８で反転されて論理０
となるので、１７．１８．２０番目の水平期間、ＡＮＤ
回路１８は、ドロップアウト検出回路１７がドロップア
ウトを検出しても、この検出信号はＡＮＤ回路１８を通
過することが出来ない。

従って、水平期間にチャプタナンバ、プログラムタイム
コードまたはページナンバのコードが有る箇所では、１
日前のデータと差替える動作は起らないので、そのまま
の動作が継続される。

上記以外の水平期間では、ＡＮＤ回路１８の他方の入力
端子は、常に論１！１１１であるので、ドロップアウト
が生じると、ＡＮＤ回路１８の出力信号は、論理１とな
り、スイッチ６を固定端子ｑ側に接続され、１日遅延回
路７の信号と差替えられる。

ドロップアウト検出回路１７は、ＦＭ信号の振幅および
周波数を検出しており、どちらか一方でも所定値より低
下すると、ドロップアウトと見做し論１！！！１の信号
を送出する。

また、１７または２０番目の水平期間でドロップアウト
が生じて２、それぞれ１日前の水平期間と差替えられた
とすると、それぞれ１日前の水平期間にはフレーミング
コードが存在しないし、データが存在するであろう部分
は、ノイズをデータとして読込むことになる。このノイ
ズは、あたかも１０以上の数値として判読されるコード
を含むので、マイクロコンピュータ２１が１０以上の数
値を判読した場合は、データの読込を中止し、偽のデー
タを読込むようなことはしない。

従って、ここでは、１日前の水平期間にもデータ、即ち
フレーミングコードが存在する箇所である１８番目の水
平期間でドロップアウトが生じた時のみマイクロコンピ
ュータ２１がドロップアウトの補償をしないようにすれ
ば良い。

（発明の効果） 本発明によれば、垂直帰線消去期間の連続する水平期間
にチャプタナンバ、プログラムタイムコード、ページナ
ンバ等のデータが重畳されている時、前記連続する水平
期間の内、連続する直後の水平期間に重畳されたデータ
にドロップアウトが生じても、１Ｈ前の信号と差替える
補償回路が動作しないので、思わぬ誤動作が生じること
がない。

従って、安定した映像の再生が出来る特長がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の情報記録媒体の再生方法の一実施例
のブロック系統図、第２図は、接触式静電容量検出型ビ
デオディスクに記録された映像信号の垂直帰線消去期間
における同期信号の波形図である。 １・・・ビデオディスク、２・・・センサ、３・・・プ
リアンプ、４・・・ＦＭ復調回路、５・・・ローパスフ
ィルタ、６・・・スイッチ、７・・・１日遅延回路、８
，１４・・・加算回路、９・・・減算回路、１０・・・
トランスバーサルフィルタ、１１・・・処理回路、１２
・・・周波数変換回路、１３・・・スライサ、１５・・
・増幅回路、１６・・・出力端子、１７・・・ドロップ
アウト検出回路、１８゜１９・・・ＡＮＤ回路、２０・
・・アドレスデータゲット回路、２１・・・マイクロコ
ンピュータ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　情報記録媒体より再生されたテレビジョン標準方式に
   準拠した映像信号の垂直帰線消去期間内の水平期間にコ
   ード等のデータが重畳されている映像信号にドロップア
   ウトが生じた場合、直前の信号と差替えるドロップアウ
   トの補償回路を備えた情報記録媒体の再生装置において
   、前記データが重畳された水平期間が連続して存在する
   時、前記連続する水平期間の内、２つ目以降の水平期間
   に重畳されたデータにドロップアウトが生じても、前記
   ドロップアウトの補償回路を動作させないことを特徴と
   する情報記録媒体の再生方法。