JPH01105332A - 光ピックアップ装置の制御装置 - Google Patents

光ピックアップ装置の制御装置

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JPH01105332A
JPH01105332A JP8812631A JP1263188A JPH01105332A JP H01105332 A JPH01105332 A JP H01105332A JP 8812631 A JP8812631 A JP 8812631A JP 1263188 A JP1263188 A JP 1263188A JP H01105332 A JPH01105332 A JP H01105332A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、光ピックアップ装置の制御方式に関する。
[従来技術] 近年、光記憶媒体をディスク状に構成した光ディスクを
記憶媒体として用いる光デイスク記憶装置が提案されて
いる。この光ディスクには、そのデータ記憶面に、例え
ばトラック幅が1μm程度でトラックピッチが2μm程
度の微細な構造の記録トラックが形成されており、この
記録トラックにスポット径が1μm程度のレーザビーム
を照射する。
そして、光ディスクを回転駆動しながら、レーザビーム
の強度を記録するデータに対応して変調することでデー
タを記憶し、また、レーザビームのデータ記憶面からの
反射光のレベルの変動を検出することで記憶したデータ
を再生している。
このように、レーザビームを記録トラックに追従すると
ともに、そのスポット径を所定の大きさに絞り、さらに
、サーボ制御用の誤差信号および再生信号を形成する部
分が、光ピックアップであり、その概略構成例を第7図
に示す。なお、この光ピックアップは、ナイフェツジ法
によって、レーザビームの焦点を合せるものであり、一
体的に構成されて全体が光ディスクの半径方向に移動さ
れる。
同図において、レーザダイオード(半導体レーザ素子)
lから出力されたレーザ光は、カップリングレンズ2に
よって平行光(以下、レーザビームという)に変換され
、偏光ビームスプリッタ3を透過し、174波長板4に
よって偏光されたのちに、対物レンズ5によって絞られ
、光ディスク6の記録トラックに結像される。
この光ディスク6からの反射光は、再度対物レンズ5を
介して平行光に変換されたのちに、174波長板4によ
ってさらに偏光されて偏光面が変えられ、これにより、
偏光ビームスプリッタ3によってレンズ7の方向に反射
される。
レンズ7を通過した光束は、その半分がナイフェツジを
なすプリズム8によって反射され、同図(b)に示すよ
うに、トラッキング方向Tに2分割された受光面をもつ
トラックサーボ用の受光素子9に結像され、それ以外の
部分はプリズム8の稜線に並行な分割線によって受光面
が2分割されているフォーカスサーボ用の受光素子10
に結像される。
すなわち、受光素子10の2つの受光面は、光ディスク
6に形成されている記録トラックの進行方向に並ぶ。
また、対物レンズ5には、この対物レンズ5を光ディス
ク6の半径方向に位置決めするためのトラッキング機構
と、焦点を合せるためのフォーカシング機構が付設され
ている。なお、以下、このトラッキング機構とフォーカ
シング機構を合わせて対物レンズ移動機構という。
そして、図示しないサーボ制御部により、受光素子9の
2つの受光面9a 、 9bからの出力信号の差に基づ
いて記録トラック上におけるレーザビームの位置誤差(
トラッキングエラー)が検出され、その誤差に応じてト
ラッキング機構が制御されて、記録トラック上における
レーザビームの位置ずれを小さくする方向に対物レンズ
5が移動される。
また、レーザビームの焦点誤差は、次のようにして検出
される。
レーザビームの焦点が光ディスク6に合焦しているとき
には、第8図(a)に示すように、レンズ7によって絞
られたレーザビームの集光位置が受光素子10の受光面
10a、10bに一致し、それによって、受光面10a
の受光量と受光面10bの受光量が等しくなる。
光ディスク6がレーザビームの合焦位置から遠ざかった
ときには、同図(b)に示すように、レンズ7によって
絞られたレーザビームの集光位置が受光素子10の受光
面10a、10bの手前になるため、受光面10aの受
光量が受光面10bの受光量よりも大きくなる。
光ディスク6がレーザビームの合焦位置から近づいたと
きには、同図(c)に示すように、レンズ7によって絞
られたレーザビームの集光位置が受光素子10の受光面
10a、10bよりも後方になるため、受光面10aの
受光量が受光面10bの受光量よりも小さくなる。
したがって、受光面10aにおける受光信号と受光面1
0bにおける受光信号の差に基づいて、焦点合せ誤差を
検出することができる。そして、サーボ制御部により、
その誤差を小さくするようにフォーカシング機構が制御
され、それによって、記録トラック上におけるレーザビ
ームの焦点ずれを小さくする方向に対物レンズ5が移動
される。
また、受光素子9の2つの受光面9a 、 9bからの
出力信号と、受光素子10の2つの受光面10a、10
bからの出力信号の総和に基づいて、記録データが取り
出される。
さて、光ディスク6の記録トラックは、データの記録/
再生を効率よく行なうことができるようにセクタ単位に
区切られている。
1つのセクタは、第9図(a)に示すように、おのおの
のセクタを識別するためのセクタアドレス等が配置され
る識別信号領域ID、そのセクタの状況、例えばデータ
記録済みや不良セクタ等を記憶するフラグデータのため
のフラグ領域FLG、および、そのセクタのデータのた
めのデータ領域DATAからなり、また、フラグ領域F
LGとデータ領域DATAとはギャップGAPによって
隔てられている。そして、おのおののセクタは、別のギ
ャップGAPにより隔てられた状態で、記録トラックT
Rに配置される。
また、記録トラックTRは、螺旋状に形成された一本の
溝からなり、光ディスク6の材料にスタンパで転写する
ことで形成される。
この光ディスク6の製造時、スタンパの転写状況により
記録トラックTRの溝に深さ方向のばらつきが生じて、
反射率が部分的に変動することがある。
このような反射率の変動が、データ領域DATAの前後
のギャップGAPに生じていると、従来、データ記録時
に次のような不都合を生じていた。
すなわち、データ記録時には、レーザビームの強度をデ
ータ再生時の10倍程度に大きくすることで、記憶媒体
の反射率を変化させている。
したがって、データ領域DATAの先頭でデータ記録の
ためにレーザビームの強度を記録時のレベルに切り換え
たとき、第10図(a)に示すように、レーザビームの
スポットSPがギャップGAPとデータ領域DATAの
両方の部分にかかる。
すなわち、スポットSPの先行している部分Aはデータ
領域DATAに照射され、それ以外の部分Bはギャップ
GAPに照射されている。
一方、受光素子10の受光面10aにはスポットspの
うち部分Aの反射光が結像され、受光面10bにはスポ
ットSPのうち部分Bの反射光が結像され、上述したよ
うに、受光面10aの受光信号と受光面10bの受光信
号の差に基づいてフォーカシング誤差信号(第9図(b
)参照)が形成されている。
このために、データ領域DATAよりもギャップGAP
の反射率が低くなっているとき、データ記録開始時に受
光面10aの受光レベルが受光面10bの受光レベルに
比べて非常に大きくなり、フォーカシング誤差信号のレ
ベルが非常に大きくなる。
それにより、フォーカシング制御手段がフォーカシング
誤差が増大したと判定し、合焦しているにもかかられず
にフォーカシング機構を移動するため、フォーカシング
の誤制御が生じるという不都合があった。
また、データ領域DATAの後ろのギャップGAPの反
射率が低下している場合にも、同様の理由により、フォ
ーカシングの誤制御を生じることがあった。
ところで、光ピックアップのなかには、トラッキングエ
ラーを検出するための受光素子9の受光面が、受光素子
10の受光面と同様に、分割鏡8の稜線に並行な方向に
2分割されているものがあり、この場合には、上述と同
様の理由により、トラッキングの誤制御を生じるという
不都合があった。
[目的] 本発明は、かかる従来技術の不都合を解消するためにな
されたものであり、フォーカシングあるいはトラッキン
グの誤制御を防止できる光ピックアップの制御方式を提
供することを目的とする。
[構成] 本発明は、この目的を達成するために、データ記録の開
始直後および終了直後における所定期間に、フォーカシ
ング誤差信号またはトラッキング誤差信号が所定の範囲
を越えているとき、フォーカシング制御またはトラッキ
ング制御を一時的に禁止するようにしたものである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかがるフォーカシング制
御装置を示している。なお、この装置は、第7図(a)
 、 (b)に示したものと同じ光ピックアップに適用
されるものである。
受光素子10の受光面10aおよび受光面10bの受光
信号は、それぞれ電流゛/電圧変換アンプ21 、22
を介して差動増幅器23の+側入力端および一側入方端
に加えられる。
差動増幅器23は、フォーカシング誤差信号を形成する
ものであり、その出方信号は、抵抗旧を介してアンプ2
4に加えられている。
また、抵抗R1は、抵抗R2および常開接点をもつアナ
ログスイッチ25とともに分圧回路を構成している。こ
の分圧回路の分圧比は、データ再生時と記録時のレーザ
ビームのレベル比に応じて設定されている。
アンプ24の出力信号は、フォーカシング誤差信号ER
fとしてウィンドコンパレータ26、フォーカスコイル
駆動部27および制御部28に加えられている。
ウィンドコンパレータ26は、フォーカシング誤差信号
ERfのレベルが、所定の範囲を越えていることを検出
するものであり、フォーカシング誤差信号ERfが下限
値−VFよりも小さくなったことを検出するコンパレー
タ26a、フォーカシング誤差信号ERfが上限値+V
Fよりも大きくなったことを検出するコンパレータ26
b、および、コンパレータ26aとコンパレータ26b
の出力信号を2人力とするノア回路26cより構成され
ており、ノア回路26cの出力信号FIiICは、タイ
ミング制御回路29に加えられている。
タイミング制御回路29は、データ記録タイミングを設
定するための記録ゲート信号υG、フォーカシング誤差
信号のゲインを調整するためのゲイン信号CG、および
、フォーカシング制御を禁止するためのフォーカシング
制御禁止信号FIを形成し、記録ゲート信号1llGを
データの記録再生@N(図示路)に、ゲイン信号CGを
アナログスイッチ25に、フォーカシング制御禁止信号
FIを制御部28にそれぞれ出力する。
制御部28は、フォーカシング誤差信号ERfに応じて
、フォーカスコイル駆動部27のフォーカスコイルLF
への駆動電流の印加を制御するものであり、フォーカシ
ング制御禁止信号FIが入力されたときには、フォーカ
スコイル駆動部27の動作を禁止する。
また、アナログスイッチ25は、ゲイン信号CGが出力
さ九たときにオンして、差動増幅器23の出力信号のゲ
インを低下させる。これにより、データ記録時とそれ以
外のときとで、フォーカシング誤−11= 差信号ERfのダイナミックレンジが同一になる。
タイミング制御回路29の一例を第2図に示す。
データ記録のタイミングを設定するための記録ゲート信
号WRGT、および、データ記録を有効にするための記
録イネーブル信号WRENはアンド回路ADIに加えら
れ、また、使用する光ディスク6が書き込み禁止になっ
ていることをあられす書き込み禁止信号WRPTはイン
バータINIを介してアンド回路ADIに加えられてい
る。
なお、記録ゲート信号WRGT、記録イネーブル信号W
REN、および、書き込み禁止信号WRPTは、図示し
ないシステム制御部より出力される。
アンド回路ADIの出力信号は、再トリガ可能なパルス
幅T1のモノマルチ回路MM1のトリガ入力端、入力信
号を反転するとともに所定時間でだけ遅延する遅延回路
DLY、および、アンド回路AD2の一入力端にそれぞ
れ加えられるとともに、インバータIN2を介して反転
され、記録ゲート信号wGとして出力される。
モノマルチ回路MHIの反転出力端Qおよび遅延口路D
LYの出力信号は、ナンド回路MDIに加えられており
、このナンド回路NDIの出力信号は、ゲイン信号CG
として出力される。
したがって、第3図(a)〜(f)に示すように、デー
タ記録時、書き込み禁止信号111RPTが書き込み可
能をあられす論理Lレベルになっていて、がっ、記録イ
ネーブル信号WRENが論理Hレベルになっているとア
ンド回路ADIが動作可能な状態になり、それにより、
記録ゲート信号1i1RGTは、アンド回路ADIを介
して出力される。
これにより、記録ゲート信号IGTの立上り端でモノマ
ルチ回路MHIがトリガされ、反転出力端Qよリパルス
幅T1のパルス信号が出力される。
また、記録ゲート信号VRGTの立上り端がパルス幅T
1よりも短い間隔で繰り返されるときには、その都度モ
ノマルチ回路MM1がトリガされるので、反転出力端Q
からの信号出力は持続する。
一方、遅延回路DLYの出力信号は、アンド回路ADI
の出力信号を反転して時間τだけ遅延させたものである
これによって、ゲート信号CGは、光ピックアップによ
って光ディスクにデータが記録されている期間で論理L
レベルを持続するものとなる。
また、レーザビームがフラグ領域FLGに位置している
ことをあられすフラグ領域信号5FLGは、インバータ
IN3を介してアンド回路AD2の値入力端に加えられ
る。なお、フラグ領域信号5FLGは、システム制御部
より出力される。
これにより、フラグ領域信号5FLGが出力されていな
い状態でアンド回路AD2が動作可能になり、そのとき
のアンド回路ADIの出力信号が、アンド回路AD2を
介し、信号Slとしてデータ記録開始終了検出回路29
aに加えられる。
データ記録開始終了検出回路29aにおいて、フリップ
フロップFFIは、クロック信号CLKに同期して信号
S1を記憶するものであり、フリップフロップFF2は
、フリップフロップFFIの1クロツク前の状態を記憶
するものである。
フリップフロップFFIの出力は、ナンド回路ND2の
一入力端に加えられるとともに、インバータIN4を介
して反転された後にナンド回路ND3の一入力端に加え
られる。
フリップフロップFF2の出力は、ナンド回路ND3の
値入力端に加えられるとともに、インバータINSを介
して反転された後にナンド回路ND2の値入力端に加え
られる。
ナンド回路ND2.ND3の出力は、負論理のオア回路
ORIおよびインバータIN6を介し、データ記録開始
終了検出回路29aの出力信号としてパルス幅T2のパ
ルス信号を出力するモノマルチ回路MM2のトリガ入力
端(負論理)に加えられる。このモノマルチ回路MM2
の出力は、アンド回路AD3の一入力端に加えられてい
る。
また、アンド回路AD3の値入力端には、ウィンドコン
パレータ26の出力信号FWCが加えられている。
したがって、レーザビームがフラグ領域FLG以外に位
置していて、かつ、データ記録のために記録ゲート信号
υRGTが出力されるとき、すなわち、データ領域DA
TAにデータを記録するとき、第4図(a)〜(k)に
示すように、信号S1の立上り端直後のクロック信号C
LKの出力でフリップフロップFFIの状態が論理Hレ
ベルに変化すると、フリップフロップFFIの出力とイ
ンバータINSの出力がともに論理Hレベルになるので
、ナンド回路ND2の出力が1クロツクの間論理Lレベ
ルに立ち下がる。
また、信号S1の立下り端直後のクロック信号CLKの
出力でフリップフロップFFIの状態が論理Lレベルに
変化すると、インバータIN4の出力とフリップフロッ
プFF2の出力がともに論理Hレベルになるので、ナン
ド回路ND3の出力が1クロツクの間論理Lレベルに立
ち下がる。
これにより、信号Slの立上り端の直後と立上り端の直
後のクロック信号CLKに同期して、データ記録開始終
了検出回路29aの出力信号が立ち下がる。
その結果、データ領域DATAに対するデータ記録の開
始直後と、終了直後にそれぞれモノマルチ回路MM2が
トリガされ、そのタイミングからパルス@T2の期間、
アンド回路AD3が動作可能になる。
したがって、そのときにウィンドコンパレータ26によ
ってフォーカシング誤差信号ERfのレベルが所定範囲
を越えていると判定されて信号FWCが出力されている
と、その信号FwCがアンド回路AD3を介し、フォー
カシング制御禁止信号FIとして制御部28に出力され
る。
以上の構成で、光ディスク6にデータを記録するとき、
第5図(a)〜(i)に示すように、識別信号領域ID
の記録信号が再生されて目的のセクタであると判定され
ると、フラグ領域FLGに所定のフラグデータを記録す
るために、システム制御部は記録ゲート信号WRGTお
よびフラグ領域信号5FLGを出力する。
これにより、タイミング制御回路29より記録ゲート信
号WGが出力され、その記録ゲート信号WGが出力され
ている期間に記録再生回路により記録データDTwが出
力されて、光ピックアップによりフラグデータが光ディ
スク6に記録される。
また、このときには、タイミング制御回路29より、記
録ゲート信号WGよりも長い期間ゲイン信号CGが出力
され、アナログスイッチ25がオンする。
それによって、少なくとも、フラグデータの記録のため
にレーザビームのレベルが大きくなっている期間、フォ
ーカシング誤差信号のゲインが低下する。
次に、データ領域DATAにデータを記録するため、シ
ステム制御部は、フラグ領域信号5FLGを立ち下げた
状態で記録ゲート信号WRGTを出力する。
これにより、タイミング制御回路29より、記録ゲート
信号1i1Gが出力されるとともに、記録ゲート信号1
11Gよりも若干長い期間ゲイン信号CGが出力され、
上述と同様にして、記録再生回路から記録データDTw
が出力されて光ピックアップによる光ディスク6へのデ
ータ記録がなされるとともに、フォーカシング誤差信号
のゲインの切り換えがなされる。
さらに、このときには、タイミング制御回路29のデー
タ記録開始終了検出回路29aが動作可能になり、上述
したように、データ記録開始タイミングおよびデータ記
録終了タイミングに同期してモノマルチ回路MM2がト
リガされ、アンド回路AD3が動作可能な状態になる。
ここで、データ領域DATAの前後のギャップGAPの
反射率が低く、データ領域DATAに対するデータ記録
開始直後と終了直後にフォーカシング誤差信号ERfが
非常に大きくなり、上限値+VFおよび下限値−VFを
越えたとき、ウィンドコンパレータ26より信号FWC
が出力される。
そして、信号FWCは、アンド回路A[13を介し、フ
ォーカシング制御禁止信号FIとして制御部28に出力
される。
これによって、制御部28は、フォーカスコイル11に
動部27の動作を禁止し、−時的に大きくなるフォーカ
シング誤差信号ERfにより、フォーカシング機構が誤
制御されることを防止する。
このようにして、本実施例では、データ記録時、フォー
カシング誤差信号が一時的に大きくなったとき、フォー
カシング機構が誤制御されることを防止できる。
第6図は1本発明の他の実施例にかかるトランキング制
御装置を示している。この実施例は、第7図(a)、(
b)の光ピックアップで、トラッキング誤差信号を検出
するための受光素子10の受光面が、フォーカシング誤
差信号を検出するための受光素子9と同様に分割鏡8と
並行に2分割されてし)る場合に適用されるものである
。基本構成は、第1図のフォーカシング制御装置と同一
である。
受光素子9の受光面9aおよび受光面9bの受光信号は
、それぞれ電流/電圧変換アンプ41.42を介して差
動増幅器43の+側入力端および一側入力端に加えられ
る。
差動増幅器43は、トラッキング誤差信号を形成するも
のであり、その出力信号は、抵抗R11を介してアンプ
44に加えられている。
また、抵抗R11は、抵抗R12および常開接点をもつ
アナログスイッチ45とともに分圧回路を構成している
。この分圧回路の分圧比は、データ再生時と記録時のレ
ーザビームのレベル比に応じて設定されている。
アンプ44の出力信号は、トラッキング誤差信号IER
tとしてウィンドコンパレータ46、トラッキングコイ
ル駆動部47および制御部48に加えられている。
ウィンドコンパレータ46は、トラッキング誤差信号E
Rfのレベルが、所定の範囲を越えていることを検出す
るものであり、トラッキング誤差信号ERtが下限値−
VTよりも小さくなったことを検出するコンパレータ4
6a、トラッキング誤差信号ERtが上限値+VTより
も大きくなったことを検出するコンパレータ46b、お
よび、コンパレータ46aとコンパレータ46bの出力
信号を2人力とするノア回路46cより構成されており
、ノア回路46cの出力信号TWCは、タイミング制御
回路49に加えられている。
タイミング制御回路49は、データ記録タイミングを設
定するための記録ゲート信号111G、トラッキング誤
差信号のゲインを調整するためのゲイン信号CGt、お
よび、トラッキング制御を禁止するためのトラッキング
制御禁止信号TIを形成し、記録ゲート信号1i1Gを
データの記録再生回路(図示路)に、ゲイン信号CGt
をアナログスイッチ45に、トラッキング制御禁止信号
TIを制御部48にそれぞれ出力する。なお、このタイ
ミング制御回路49の構成は、第2図のトラッキング制
御回路29と同一なめでその説明を省略する。
制御部48は、トラッキング誤差信号ERtに応じて、
トラックコイル駆動部47のトラックコイルLTへの駆
動電流の印加を制御するものであり、トラッキング制御
禁止信号TIが入力されたときには、トラックコイル駆
動部47の動作を禁止する。
また、アナログスイッチ45は、ゲイン信号CGtが出
力されたときにオンして、差動増幅器43の出力信号の
ゲインを低下させる。これにより、データ記録時とそれ
以外のときとで、トラッキング誤差信号ERtのダイナ
ミックレンジが同一になる。
以上の構成で、光ディスク6にデータを記録するとき、
上述した実施例と同様に、データ記録に同期してアナロ
グスイッチ45がオンオフされてトラッキング誤差信号
のゲインが調整されので、常にトラッキング制御を同一
の条件で行なうことができ、トラッキング制御の誤動作
を防止できる。
また、データ領域DATAに対するデータ記録の開始直
後と、終了直後に、トラッキング制御禁止信号TIが制
御部48に出力されるので、−時的にトラッキング誤差
信号ERtが大きくなることに基づくトラッキング誤制
御を防止することができる。
以上のように、本発明によれば、データ領域DATAへ
のデータ記録の開始直後と終了直後に生じるフォーカシ
ング誤動作、および、トラッキング誤動作を防止できる
ので、光ピックアップの動作状態にかかわらず、フォー
カシング制御およびトラッキング制御を安定して行なう
ことができる。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、データ記録の開
始直後および終了直後における所定期間に、フォーカシ
ング誤差信号またはトラッキング誤差信号が所定の範囲
を越えているとき、フォーカシング制御またはトラッキ
ング制御を一時的に禁止するようにしたので、フォーカ
シングおよびトラッキングの誤制御を防止できるという
効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるフォーカシング制御
装置を示したブロック図、第2図はタイミング制御回路
の一例を示すブロック図、第3図はゲイン信号の形成を
説明するためのタイミングチャート、第4図はデータ記
録開始終了検出回路の動作を説明するためのタイミング
チャート、第5図は第1図に示した装置の動作を説明す
るためのタイミングチャート、第6図は本発明の他の実
施例にかかるトラッキング制御装置を示したブロック図
、第7図(a) t (b)は光ピックアップの一例を
示す概略図、第8図(a) 、 (b) 、 (c’)
はフォーカシング制御の原理を説明するための概略図、
第9図は従来の問題を説明するための概略図、第1O図
はフォーカシング誤差信号の発生状態を説明するための
概略図である。 26.46・・・ウィンドコンパレータ、28,48・
・・制御部、29.49・・・タイミング制御回路、2
9a・・・データ記録開始終了検出回路。 第7図 (a) 第8図 第9図 第10図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光記憶媒体に形成されている記録トラックに光ビ
    ームを照射してデータを記録/再生する光ピックアップ
    装置の制御方式において、焦点合せ誤差が所定の範囲を
    越えたことを検出する誤差範囲判定手段を備え、データ
    記録の開始タイミングおよび終了タイミングから所定時
    間を経過するまでの期間に、上記誤差範囲判定手段から
    検出信号が出力されているときには光ビームの光記憶媒
    体に対する焦点合せ制御を禁止することを特徴とする光
    ピックアップ装置の制御方式。
  2. (2)光記憶媒体に形成されている記録トラックに光ビ
    ームを照射してデータを記録/再生する光ピックアップ
    装置の制御方式において、トラッキング誤差が所定の範
    囲を越えたことを検出する誤差範囲判定手段を備え、デ
    ータ記録の開始タイミングおよび終了タイミングから所
    定時間を経過するまでの期間に、上記誤差範囲判定手段
    から検出信号が出力されているときには光ビームの光記
    憶媒体に対するトラッキング制御を禁止することを特徴
    とする光ピックアップ装置の制御方式。
JP63012631A 1987-07-10 1988-01-25 光ピックアップ装置の制御装置 Expired - Lifetime JP2652390B2 (ja)

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