JPH01105228A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH01105228A
JPH01105228A JP26165487A JP26165487A JPH01105228A JP H01105228 A JPH01105228 A JP H01105228A JP 26165487 A JP26165487 A JP 26165487A JP 26165487 A JP26165487 A JP 26165487A JP H01105228 A JPH01105228 A JP H01105228A
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JP26165487A
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Takao Saijo
西條 孝夫
Masashi Fujita
昌史 藤田
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産呈上Ω五里分I 本発明は、例えばマイクロフィルムに記録されている画
像をスクリーンに投影して閲覧し、この画像を感光体に
投射してコピーをとる機能を有する画像処理装置に関す
るものである。
慢未り弦止 近年、各種の分野で画像処理装置が用いられているが、
この画像処理装置の内、マイクロフィルムに記録されて
いる画像をスクリーンに投影したリコビーしたりするも
のがある。
マイクロフィルムは、高密度の情報記録が可能。
′半永久的な保存性を有する。見読可能である1等、近
年−船釣に使用されている情報記録媒体とは異なる独自
の特徴を有しているため、この特徴を生かせる各種の分
野においてアナログ情報記録媒体として静止画像ファイ
ルに使われており、そのマイクロフィルムの形態には、
画像をロール状のフィルムに記録したマイクロロールフ
ィルム、画像を一枚のシートに記録したマイクロフィッ
シュフィルム等があるが、どの形態にせよ、マイクロフ
ィルムには画像が高密度で記録されているので、この中
から必要な画像を検索し、この画像を必要に応じて拡大
して投影したり、この画像を光電変換してコピーする画
像処理装置が必要となる。
このような機能を有する画像処理装置には、第20図に
示すようなものがあり、この本体1には、マイクロフィ
ルムに記録されている画像を図示しない照明によって投
射し、この投射されている画像をレンズ2によって拡大
して投影するスクリーン3と、カセット4A、4Bに収
納されている紙にこの画像をコピーする図示しないコピ
ー装置と、このコピー装置に、コピー枚数やコピー開始
等の指示を与える操作盤5と、コピーサイズ等を指定す
るスイッチを備えた操作パネル6とが備えられており、
マイクロフィルムに記録されている画像をコピーする場
合には、検索者は、まずコピーする画像をスクリーン3
に投影し、レンズ2の倍率を調節してこの画像をコピー
するのに適した大きさに拡大あるいは縮小してコピーを
する。
なお、第21図に示す操作盤5には、置数キー5Aと、
インジケータ5Bと、プリントキー50と、ズームキー
5Dと、フォーカスキー5Eと、クリアーキー5Fとそ
の他のキーが配設され、これらのキーによってコピー装
置等に各種の指示を与えるようになっている。
そして、最近では、部分的にコピーを行なうという需要
があることから、例えば特開昭60−49360号公報
に開示されているように、必要な部分のみのコピーが行
なえるようにした技術があり、これによってユーザーが
望む必要な部分のみのコピーを行なうことができるよう
になっている。
Hが 2しようと るn頭重 ところが、このような従来の画像処理装置にあっては、
部分的なコピーをする場合には、そのコピーをとる領域
(以下、作像領域という。)を原稿に応じていちいち設
定しなければならず、その設定が非常に面倒であるとい
う間にがある。この問題は、マイクロフィルムに記録さ
れている画像に対して部分的なコピーする場合には特に
顕著となる。例えば、マイクロフィルムにA4判の文書
A3判の図面、さらにへ3変形判の文書などが混在して
いるような場合には、その検索した文書の大きさに応じ
ていちいちコピーをとる領域を設定し直す必要があり、
この操作は非常に面倒であるので、コピーの能率を著し
く低下させてしまうことになる。
本発明は、このような従来の問題点を解決するために成
されたものであり、記憶されている作像領域を一操作で
任意に選択し、設定することが可能な情報処理装置を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 前記目的を達成するための本発明は、情報記録媒体上の
画像を走査し、感光体に対して画像露光することによっ
て該情報記録媒体に記録されている画像をコピーする画
像処理装置において、設定された前記感光体の複数の部
分露光領域を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶さ
れている部分露光領域の中から所望の部分露光領域を選
択し、前記感光体が、その選択された領域のみが露光さ
れるように制御する選択制御手段とを有することを特徴
とするものである。
1月 このように構成すると、操作者は記憶手段に記憶されて
いる部分作像領域を即座に選択することができ、また、
この部分作像領域の選択によって選択制御手段が感光体
の露光領域をその選択された部分作像領域に対応して制
御するので、所望の部分作像領域を一操作で選択し、設
定することができる。
夾旌凹 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図には、本発明に係る画像処理装置の光路系の構成
図が示しである。この光路系は、大別すると、同図中実
線で示されるリーダー系と、同図中−点鎖線で示される
プリンター系とに分けることができる。
リーダー系の光路においては、ランプ20から放射され
た光がコンデンサレンズ群21を介して情報記録媒体で
あるマイクロフィルム22に記録されている画像を照射
してこの画像を透過し、レンズ2によって投映された光
が、ミラー23.ミラー24の順に反射されてスクリー
ン3に達し、前記画像をこのスクリーン3に所定の倍率
で投映する。なお、スクリーン3の周囲の縦横2辺には
、図示しないLEDが密に連設されており、点灯してい
るLEDの縦軸と横軸との交差範囲が作像領域(部分露
光領域と等価)を示すようになっている。そして、マイ
クロフィルム22に記録されている画像をスクリーン3
に投映する倍率は、レンズ2の倍率を調整することによ
って定まるが、レンズ2の倍率の調整は、第21図に示
した操作盤5に配設されているズームキー5Dを操作す
ることによって行なわれる。
次に、プリンター系の光路においては、ランプ20から
放射された光がコンデンサレンズ群21を介してマイク
ロフィルム22に記録されている画像を照射してこの画
像を透過し、レンズ2によって投映された光が、スキャ
ンミラー25.ミラー26の順に反射(画像をコピーす
る場合には、ミラー23はプリンター系の光路を遮らな
い位置に退避し、スキャンミラー25はA位置とB位置
とを往復動する。)されてスキャンミラー27に達する
。そして、このスキャンミラー27(画像をコピーする
場合には、C位置とD位置とを往復動する。)によって
反射された光は、感光体である感光ドラム28の幅方向
の入射光を遮光するシャッターブロック29(以下、サ
イドシャッターという。)を通過してミラー30によっ
て反射され、感光ドラム28にスリット光として投射さ
れる。なお、ミラー30と感光ドラム28との間には、
マイクロフィルム22の画像の濃淡の程度に拘らず、感
光ドラム28に投射される光の照度が適正になるように
ランプ20の光量調節を行なう装置に照度のフィードバ
ック信号を出力するAEセンサ32と、ミラー30から
感光ドラム28への光を、感光ドラム28の軸方向に遮
光する全シャッター31とが設けられている。
マイクロフィルム22の画像をスクリーン3に投映する
リーダー時においては、スキャンミラー25はA位置に
あり、レンズ2から出た光はミラー23およびミラー2
4によって反射されてスクリーン3に達し、画像がスク
リーン3に投映される。
また、マイクロフィルム22の画像をコピーするコピー
時にあっては、まず、ミラー23はスキャンミラー25
に干渉しない位置に退避し、図示していないがワイヤー
で結合され、互いに同期移動するスキャンミラー25お
よびスキャンミラー27は、それぞれB方向およびD方
向に同期移動し、スキャンミラー25がA位置からB位
置に、および、スキャンミラー27がC位置からD位置
にそれぞれ移動する往動間にAEセンサ32によってA
E測光される。なお、このAE測光時には、ミラー26
は図中E、F方向に複数回揺動し、画像面を広範囲に測
光して測定精度を向上させている。そして、スキャンミ
ラー25がB位置からA位置に、および、スキャンミラ
ー27がD位置からC位置にそれぞれ移動する復動間に
、これらのスキャンミラー25.27によってスキャン
された画像がG方向に回転している感光ドラム28上に
結像される。
また、第2図および第3図には、第1図に示したサイド
シャッター29と、全シャッター31との詳細図が示し
である。
第2図に示すように、サイドシャッター29は、エンド
レスのシャッター40が駆動ローラ41および従動ロー
ラ42A、42B、42C,42D。
42Eによって移動自在に取付けられ、このシャッター
40は、駆動ローラ41が回転することによって移動す
ることになるが、この駆動ローラ41は、この駆動ロー
ラ41にギア43とギア44を介して接続されたパルス
モータ45によって駆動される。シャッター40の原位
置は、シャッター40に取付けられた検出体47がフォ
トセンサ46によって検出された位置であり、第1図に
示したスキャンミラー27からの光を通過させる開口部
48の開口面積は、パルスモータ45をシャッター40
がH方向に郡勤するように回転させると小さくなり、逆
にパルスモータ45をシャッター40が1方向に移動す
るように回転させると大きくなる。この開口面積を調節
することによって、感光ドラム28の軸と直角方向に照
射される光の照射幅を調節することができる。つまり、
感光ドラノ、28の露光幅を調節することかで′きる。
この露光幅を調節することにより、コピーされる原稿の
、通紙方向に対して直行する方向の作像領域が調節され
ることになる。
また、第3図に示すように、全シャッター31は非遮光
位置、Jと遮光位置にとの間を回動するようになってお
り、全シャッタ31が遮光位置Kにある場合には、サイ
ドシャッター29の開口部48を介してミラー30によ
って反射された光が感光ドラム28に照射されるのが防
止され、これにより感光ドラム28の露光が禁止される
。また、全シャッタ31が非遮光位置Jにある場合には
、サイドシャッター29の開口部48を介してミラー3
0によって反射された光が感光ドラム28に照射される
ことになり、感光ドラム28が露光される。したがって
、全シャッター31の作動時間(il!光位光位置膜定
されている時間)を調節することにより、コピーされる
原稿の、通紙方向の作像領域が調節されることになる。
つまり、全シャッター31が遮光位置Kに設定されてい
る間、感光ドラム28は露光されないので、コピーした
場合、この間に相当する部分には何もプリントされない
ことになる。
なお、図中りは、全シャッタ31が遮光位置Kにある場
合に露光が禁止されるスリット幅を示している。
次に、第4図には、本発明の画像処理装置の制御ブロッ
ク図が示しである。この図に示すように、この画像処理
装置の全ての制御を総括管理するCPU50には、この
CPU50に信号を入力する信号入力要素として、コピ
ーを指示するプリントキー、レンズ2の倍率を調整する
ズームキー等を備えた操作盤5と、コピー時にカセット
4A、4Bに収納されている用紙のうち、使用する用紙
が収納されているカセットの選択をするペーパーセレク
トスイッチ51と、ペーパーサイズを検出するペーパー
サイズ検出センサ52と、AE測光を行なうためのAE
センサ32と、作像領域を設定する部分コピーキー53
とが接続されている。
また、CPU50から信号を出力する信号出力要素とし
て、スクリーン3の周囲縦横2辺に設けられ、作像領域
を表示するLED54と、感光ドラム28を駆動する感
光ドラム駆動部55と、全シャッター31を駆動する全
シャッター駆動部56と、サイドシャッター29を駆動
するサイドシャッター駆動部57と、各光学系を駆動す
る光学系駆動部58とが接続されている。
そして、CPU50には、画像処理装置の動作プログラ
ムが記憶されているROM59と、CPU50まなはセ
ンサなどから出力されたデータを記憶するRAM60が
接続されており、このRAM60には、モード1(A3
サイズの枠消しモード)に関するデータ、モード2(A
4タテサイズの枠消しモード)に関するデータ、モード
3(A4ヨコサイズの枠消しモード)に関するデータお
よびモード4からモード6(2分割のモード)に関する
データが記憶されている。
したがって、本発明の画像処理装置は、作像領域が部分
的なモードである部分コピーモードとしてはRAM60
に記憶されている前記した6つのモードを有することに
なり、また、この部分コピーモードは部分コピーキー5
3をオンすることによって設定される。
なお、前記したモードの内、モード1からモード3は定
形サイズ(A3.A4タテ、A4ヨコ)の枠消しのため
のモードであり、モード4からモード6は作像領域を2
分割するためのモードである。
次に、第5図に示すメイン動作フローチャートに基づき
、本発明の画像処理装置の主要動作を説明する。
まず、画像処理装置の電源が投入されると、CPU50
は全ての動作をリセットし、メモリーエリア、人出力ポ
ート等の初期設定を行なう(ステップ1)。次に、CP
U50は、第1図に示したサイドシャッター29をその
開口部48の面積が最大になるように定位置(原位置)
に移動させ、(ステップ2)、光学系をリーダー時の状
態(マイクロフィルム22の画像をスクリーン3に投映
している状態)に設定し、ランプ゛20を点灯させる(
ステップ3)。そして、CPU50は、第20図に示し
た操作パネル6内に配設されている部分コピーキー53
からの信号を入力し、その入力信号に基づいてRAM6
0に記憶されている6つの部分コピーモードの内の1つ
の部分コピーモードを選択し、この選択された部分コピ
ーモードのデータから作像領域の設定、その表示処理等
を行ない(ステップ4.5>、ランプ20の光量調節や
カセット4A、4Bに収納されている用紙の有無の判断
環、リーダー時にしておかなければならない必要な種々
の処理であるリーダー機能処理を行なう(ステップ6)
。次に、CPLI50は、第4図には示されていない各
種のセンサ等、PAえば、カセット4A、4Bに用紙が
あるか否かを検出するペーパーエンプティーセンサ、コ
ピー装置のヒーターの温度を検出する温度センサ、前記
した部分コピーキー53の操作状態等の信号を入力し、
コピー装置が作動可能状態にあるかどうか、換言すれば
プリントレディー状態であるかどうかを判断し、プリン
トレディー状態でなければ、ステップ4からステップ7
の処理をプリントレディー状態になるまで繰返す。なお
、この状態にある場合には、第21図に示したインジケ
ータ5Bが赤色発光している(ステップ7)。プリント
レディー状態であれば、次にCPU50はプリントキー
5Cがオンされたかどうかを判断するが、プリントキー
50がオンされなければステップ4からステップ8まで
の処理をプリントキー50がオンされるまで繰返しくス
テップ8)、プリントキー50がオンされると、CPU
50は、ステップ4において設定された作像領域および
コピーに使用する用紙サイズに基づき、サイドシャッタ
ー29におけるシャッター40の原位置からの拶動量、
換言すれば設定位置を演算する。この設定によって、サ
イドシャッター29の開口部48の開口面精が決定され
、これによって通紙方向に直行する方向の作像領域が決
定される(ステップ9)。そして、CPU50は、ステ
ップ4において設定された作像領域およびコピーに使用
する用紙サイズに対応したスキャン開始位置に基づき、
全シャッター31の動作タイミングおよび動作時間を演
算する。
この全シャッター31を作動させるには、後述す゛るよ
うに4つのタイマーを用いており、このステップにおい
ては、これら各タイマーの作動時間が設定されることに
なる。これによって通紙方向の作像領域が決定される(
ステップ10)。次に、ステップ9で演算されたシャッ
ター40の設定位置に基づいて、このシャッター40を
この設定位装置に移動させることになるが、もし、シャ
ッター40を設定位置に一度で移動させると、シャッタ
ー40がAEセンサ32への光を遮ってしまうような場
合(第1図に示すように、AEセンサ32は光路の中心
位置からズレな位置に配設されているので、シャッター
40の設定位置によってはこのような状態が起こり得る
。)には、AE測光が行なえなくなってしまうので、こ
のような場合には、まず、シャッター40を、AEセン
サ32を遮らない限度位置に設定する。しかし、シャタ
ー40を設定位置に一度で移動させてもシャッター40
がAEセンサ32への光を遮らない場合には、この設定
は一度で行なわれる(ステップ11)。
そして、第1図に示したマイクロフィルム22の画像の
濃淡の程度に拘らず、感光ドラム28に投射される光の
照度が適正になるようにランプ20の光量調節を行なう
ためのAE測光が行なわれる。
このAE測光が行なわれる場合には、ミラー23はスキ
ャンミラー25に干渉しない位置に退避し、図示してい
ないがワイヤーで結合され、互いに同期移動するスキャ
ンミラー25およびスキャンミラー27は、それぞれB
方向およびD方向に同期移動し、スキャンミラー25が
A位置からB位置に、および、スキャンミラー27がC
位置からD位置にそれぞれ移動する往動間にAEセンサ
32によってAE測光される。なお、このAE測光時に
は、ミラー26は図中E、F方向に複数回揺動し、画像
面を広範囲から測光して測定精度を向上させるようにな
っている(ステップ12)。次に、ステップ11におい
て、AEセンサ32を遮らない位置で一時待機させてお
いたシャッター40を、ステップ9において演算した位
置まで移動させる。
なお、このステップは、ステップ11においてシャッタ
ー40が一度で設定位置に設定された場合には実行され
ないことになる。このように、シャッター40の移動を
必要に応じて2段階に移動させているのは、シャッター
40の設定に時間がかかることから、コピーをとる場合
の速度をできるだけ速めるようにしているからである(
ステップ13)。
次に、CPU50は、コピー時のスキャン開始と同時に
ステップ10で演算した時間が設定されたそれぞれのタ
イマーを作動させ、そのタイマーからの信号に基づいて
全シャッター31を第3図に示した非遮光位置Jおよび
遮光位置Kに設定し、感光ドラム28への露光を制御す
る。この動作タイミングおよび動作時間に基づいてコピ
ーのされない領域が特定される(ステップ14)。そし
て、感光ドラム28に露光された領域の画像をコピーす
るための処理、つまり、作像処理が行なわれ(ステップ
15)、マルチ処理、つまり、置数キー5Aによって設
定された所定枚数のコピーが行なわれるまでは、ステッ
プ14からステップ16までの処理が繰返され、所定枚
数のコピーが行なわれたらステップ2に戻り、前述した
処理を再度繰返す(ステップ16)。
第6図(A)、 (B)には、第5図に示したメイン動
作フロチャートにおけるステップ4の部分コピー人力処
理のサブルーチンプログラムが示しである。
このサブルーチンプログラムは、操作者が第20図に示
した操作パネル6の内部に設けられている部分コピーキ
ー53を押すことによってスタートするが、この部分コ
ピーキー53を押すと、CPU50は、RAM60に記
憶されている6つの部分コピーモードの中から選択され
た部分コピーモードに関するデータを入力し、これによ
りコピー装置は作像範囲が部分的となる部分コピー状態
に設定されるとともに部分コピーフラグが1となり、再
度押すと、この部分コピー状態が解除されるとともに部
分コピーフラグが0になるようになっている。なお、こ
の部分コピーキー53はトグル動作を行なうものであり
、押す度に部分コピー状態と部分コピーでない状態が交
互に設定されるようになっている。以下、このサブルー
チンプログラムを第6図(A)、 (B)に基づいて説
明する。
まず、CPU50は部分コピーフラグが1であるかどう
かの判断をするが(ステップ20)、この部分コピーフ
ラグが1であれば、後述するような、カセット4Aおよ
び4Bに収納されている用紙サイズを検出するペーパー
サイズ検出センサ52からの信号に基づいて、RAM6
0に記憶されている6つの部分コピーモードの中から、
所定の部分コピーモードに関するデータを自動的に選択
してこの選択されたデータにより作像領域を自動設定す
るサイズ信号処理を実行する。このサイズ信号処理を行
なわせるか否かは、後述するように任意に設定すること
ができる(ステップ21)。
そして、CPU50は、部分コピーキー53がオンした
かどうかの判断を行ない(ステップ22)、部分コピー
キー53がオンされたら、部分コピーフラグを0に設定
してメインフローチャートに戻り、一方、部分コピーキ
ー53がオンされなければ、設定フラグが1であるかど
うかの判断を行ない(ステップ24)、設定フラグが1
でなければ、置数クリア状態であるか、つまり、置数キ
ー5Aによってコピー枚数の設定がされていない状態で
あるかどうかの判断がされ(ステップ25)、置数クリ
ア状態であれば次に置数キー5Aのうちの0キーがオン
されたかどうかの判断をする(ステップ26)。ステッ
プ25において置数クリア状態またはステップ26にお
いて0キーがオンされなければ、メインフローチャート
に戻り、ステップ25において置数クリア状態であると
判断され、かつ、ステップ26において0キーがオンさ
れた場合には、設定フラグを1に設定して(ステップ2
7)、メインフローチャートに戻る。この設定フラグが
1になると、第4図に示したRAM60に記憶されてい
る部分コピーに関するデータが書替え得る状態に設定さ
れる。
そして、ステップ24において設定フラグが1であると
判断されれば、次に、操作盤5に配設されているクリア
ーキー5Fがオンされたかどうかの判断がされ(ステッ
プ28)、クリアーキー5Fがオンされれば、設定フラ
グを0に設定して(ステップ29)、メインフローチャ
ートに戻る。
この設定フラグが0になると、第4図に示したRAM6
0に記憶されている部分コピーに関するデータが書替え
できない状態に設定される。
なお、このフローチャートにおける部分コピーフラグは
、部分コピーモードであるか否かを判断するフラグであ
り、部分コピーを実行する際あるいは、部分コピーでの
領域指定の際にはフラグは1になっている。、また、設
定フラグは、コピー領域を変更できる状態であるか否か
を判断するフラグであり、部分コピーフラグの選択は部
分コピーキー53によって行ない、゛設定フラグの選択
は置数キーの中のOキーによって行なっている。この0
キーは通常はプリント枚数を設定するキーとして用いら
れているが、プリント枚数を設定する場合に、このキー
は最初に押されることがないので、部分コピーキー53
が押され、置数クリア状態でこの0キーが押された場合
には、プリント枚数を設定する置数のためではなくコピ
ー領域を変更する場合であると判断させている。
次に、ステップ28において、クリアーキー5Fがオン
されていないと判断されると、プリンt・キー5Cがオ
ンであるかどうかの判断をしくステップ30)、プリン
トキー5Cがオンであれば、設定位置データのインクリ
メント処理を行なう(ステップ31)。つまり、このプ
リントキー50をオンすることによって、設定位置デー
タをそのオン毎に1づつ加算し、作像領域を設定する際
の設定位置を変更させることになる。例えば、後述する
Xキーによって呼出されているモードデータが1から3
である場合に、ステップ30においてプリントキー50
がオンすると、設定位置データが1に設定され、第6図
(C)に示すように、作像領域を設定する際の設定位置
65が指定され、再度、プリントキー50をオンすると
、今度は設定位置データが2に設定されるとともに設定
位置66が指定され、さらにプリントキー50をオンす
ると、次は設定位置データが3に設定されて設定位置6
7が指定されるということになる。また、モードデータ
が4から6である場合も同様に、ステップ30において
プリントキー50がオンすると、第6図(C)に示すよ
うに、作像領域を設定する際の設定位置65が指定され
、再度、プリントキー50をオンすると、今度は設定位
置66が指定され、さらにプリントキー50をオンする
と、次は設定位置68が指定され、次にプリントキー5
0をオンすると、設定位置69が指定され、さらにプリ
ントキー50をオンすると、次は設定位置67が指定さ
れることになる。
次に、CPU50は、現在呼出されているモードデータ
が1から3であるかどうかを判断しくステップ32)、
現在呼出されているモードデータが1から3であれば、
設定位置データが4であるかどうかを判断しくステップ
33)、設定位置データが4でなければ、メインフロー
チャートに戻る。一方、設定位置データが4であれば、
設定位置データを1に設定しくステップ34)、メイン
フローチャートに戻る。つまり、プリントキー5Cをオ
ンする前に、設定位置67が指定されていた場合には、
次にプリントキー50をオンする゛と設定位置65が指
定されることになる。
ステップ32において、現在呼出されているモードデー
タが1から3でないと判断されると、次は、設定位置デ
ータが6であるかどうかを判断し、設定位置データが6
でなければメインフローチャートに戻る。一方、設定位
置データが6であれば、設定位置データを1に設定しく
ステップ36)、メインフローチャートに戻る。この場
合もステップ34と同様に、プリントキー5・Cをオン
する前に、設定位置67が指定されていた場合には、次
にプリントキー5Cをオンすると設定位置65が指定さ
れることになる。
ステップ30において、プリントキー50がオンでない
と判断されると、次にXキーがオンであるかどうかの判
断がされる。このXキーとは、置数キー5Aのうちの1
から6のいずれかのキーであることを表わしている(ス
テップ37)。そして、Xキーがオンされると、オンさ
れたキーの数字に対応したモードデータが指定され(ス
テップ38)、CPU50は、RAM60のワークエリ
アに記憶されているデータをRAM60の所定番地に格
納し、ステップ38で指定されたXモードのデータをR
AM60の所定番地から呼出してワークエリアに格納し
、メインフロチャートに戻る(ステップ39.40)。
この場合、第4図に示されているように、置数キー1が
オンすれば、モード1のデータがRAM60のワークエ
リア内に格納され、置数キー6がオンすれば、モード6
のデータがRAM60のワークエリア内に格納されるこ
とになる。
一方、ステップ37においてXキーがオンされていなけ
れば、フォーカスキー5Eがオンて゛あるかどうかの判
断がされ、フォーカスキー5Eがオンであれば、作像領
域を変更させる°場合に、その領域の表示処理をする設
定シフト処理を行ない(ステップ42)、フォーカスキ
ー5Eのオン状態を示す連続オンフラグを1に設定して
(ステップ43)、メインフロチャートに戻る。また、
ステップ41においてフォーカスキー5Eがオンされて
いなければ、連続オンフラグをOに設定して(ステップ
44〉、メインフロチャートに戻る。
ステップ20において、部分コピーフラグが1でないと
判断された場合には、部分コピーキー53がオンである
かどうかの判断がされ(ステップ45)、オンでなけれ
ばメインフロチャートに戻り、オンであれば、部分コピ
ーフラグを1に設定して(ステップ46)、メインフロ
チャートに戻る。
このように、部分コピーキー53がオンし、置数が0の
状態において0キーをオンすると、クリアーキー5Fが
押されない限り画像領域を設定するモードを維持する。
そして、置数キー5Aの内の1から6をオンすると、そ
のオンされた数字に ′対応したモードデータに設定さ
れるとともに、RAM60のワークエリアに記憶されて
いるデータが、そのオンされた数字に対応したモードデ
ータに書替られる。そして、プリントキー50がオンさ
れると、そのオンの回数に従って設定位置データがJl
[次1づつ加算されるとともに、作像領域を設定する際
の設定位置が順次変更される。この場合、モードデータ
が1から3の場合、つまり、置数キー5Aの内の1.2
.3のいずれかがオンした場合、プリントキー5Cがオ
ンすると、そのオンにしたがってその設定位置が第6図
(C)に示すように、65.66.67.65,66、
・・・・・・の順に循環して変更される。また、モード
データが4から6の場合、つまり、置数キー5Aの内の
4.5.6のいずれかがオンした場合、プリントキー5
0がオンすると、そのオンにしたがってその設定位置が
第6図(C)に示すように、65.66.68.69.
67.65.66、・・・・・・の順に循環して変更さ
れる。そして、設定位置を設定した状態でフォーカスキ
ー5Eをオンすると、オンしている間だけ後述する設定
シフト処理が行なわれる。
なお、モード1からモード3のコピー領域は、設定位置
65.66.67の3つの位置データをRAM60の所
定番地に記憶することによって設定され、モード4から
モード6のデータは、設定位置65.66.67.68
.69の5つの位置データをRAM60の所定番地に記
憶することによって設定される。
第7図には、第6図(B)に示したフローチャートにお
ける設定シフト処理(ステップ42)のサブルーチンプ
ログラムが示しである。以下、このサブルーチンプログ
ラムについて説明する。
CPU50は、フォーカスキー5Eが押され続けている
状態であるかどうかを判断する連続フラグが1であるか
どうかの判断をし、連続フラグが1でなければステップ
53に進む(ステップ50)。連続フラグが1であると
判断されれば、作像領域を示す表示LEDの点灯位置を
移動させる移動速度を調節するタイマーを作動しくステ
ップ51)、このタイマーが!イムアップしたら(ステ
ップ。
52)、フォーカスキー5Eがアップ側に押されている
かどうかを判断しくステップ53)、アップ側に押され
ていえれば、画像域データを右側に1つシフトして(ス
テップ54)、メインフローチャートに戻る。一方、フ
ォーカスキー5Eがアップ側に押されていなければ、次
に、フォーカスキー5Eがダウン側に押されているかど
うかを判断しくステップ55)、ダウン側に押されてい
なければメインフローチャートに戻り、ダウン側に押さ
れていれば、画像域データを左側に1つシフトして(ス
テップ56)、メインフローチャートに戻る。
以上の動作を第6図(C)を参照して説明すると、前述
したように、プリントキー5Cがオンされると、そのオ
ンの回数に従って設定位置データが順次1づつ加算され
るとともに、作像領域を設定する際の設定位置が順次変
更されるが、例えば、プリントキー5Cによって設定位
置65に設定し、この状態でフォーカスキー5Eをアッ
プ側に押すと、この作像領域がタイマーのタイムアツプ
毎に同図中し方向に移動し、つまり、画像域データが右
側にシフトし、一方、フォーカスキー5Eをダウン側に
押すと、この作像領域がタイマーのタイムアツプ毎に同
図中M方向に移動、つまり画像域データが左側にシフト
することになる。また、プリントキー5Cによって設定
位置67に設定し、この状態でフォーカスキー5Eをア
ップ側に押すと、この作像領域がタイマーのタイムアツ
プ毎に同図中N方向に移動し、一方、フォーカスキー5
Eをアップ側に押すと、この作像領域がタイマーのタイ
ムアツプ毎に同図中O方向に移動することになる。なお
、ステップ51のタイマーのオン時間を調節することに
よって作像領域の表示をするLEDの移動速度を調節す
ることができる。
第8図には、第6図(A)に示したフローチャートのス
テップ21におけるサイズ信号処理のサブルーチンプロ
グラムが示しである。以下、このサブルーチンプログラ
ムについて説明する。
まず、この説明の前提として、用紙選択のスイッチおよ
びその選択方法について説明する。
操作パネル6内には、コピー時に、異なるサイズの用紙
が収納されたカセット4Aまなは4Bを選択するスイッ
チが設けられており、操作者がこのスイッチを操作する
ことによってコピーする用紙のサイズを選択できるよう
になっている。また、操作パネル6内には、カセットが
コピー装置に差込まれた時に、このカセットに収納され
ている用紙サイズをペーパーサイズ検出センサ52によ
って検出し、操作者が前記スイッチを押して用紙のサイ
ズを選択しなくとも、自動的に差替えたカセットに収納
されている用紙を選択するモードに切換える同期スイッ
チも設けられており、操作者はこの同期スイッチによっ
てこのいずれかの用紙の選択方法を設定できるようにな
っている。
前記した同期スイッチがオンされると、サイズ同期フラ
グが1に設定されるが、CPU50は、このサイズ同期
フラグが1であるかどうかを判断しくステップ60)、
サイズ同期フラグが1でなければ、つまり、同期スイッ
チがオンされてなく、操作者が用紙を選択するスイッチ
を操作することによってコピーする用紙のサイズを選択
するようになっている場合には、メインフローチャート
に戻り、サイズ同期フラグが1ならば、次に、ペーパー
サイズ検出センサ52からの信号に基づいてカセットの
差替え等によるサイズ変更の信号があるかどうかの判断
をする(ステップ61)。サイズ変更の信号がなければ
、メインフローチャートに戻り、サイズ変更の信号があ
れば、このサイズ変更の信号はA3の変型サイズ(例え
ば小切手サイズ)であるかどうかが判断され(ステップ
62)、この信号がA3の変型サイズであれば、モード
データを4に設定して、つまり、前述した部分コピー人
力処理ルーチンで説明したように、CPU50はRAM
60の所定番地から2分割に任意設定されたモード4の
部分コピーに関するデータをRAM60のワークエリア
に転送する準備をしくステップ63〉、ステップ69に
進み、この信号がA3の変型サイズでなければ、次に、
この信号がA3サイズであるかどうかが判断される(ス
テップ64)。この信号がA3サイズであれば、モード
データを1に設定して、つまり、CPU50はRAM6
0の所定番地からモード1の部分コピーに関するデータ
をRAM60のワークエリアに転送する準備をしくステ
ッ゛プロ5)、ステップ69に進み、この信号がA3サ
イズでなければ、次に、この信号がA4タテサイズであ
るかどうかが判断される(ステップ66)。この信号が
A4タテサイズであれば、モードデータを2に設定して
、つまり、CPU50はRAM60の所定番地からモー
ド2の部分コピーに関するデータをRAM60のワーク
エリアに転送する準備をしくステップ67)、ステップ
69に進み、この信号がA4タテサイズでなければ、モ
ードデータを3に設定して、つまり、CPU50はR,
AM60の所定番地からモード3の部分コピーに関する
データをRAM60のワークエリアに転送する準備をし
くステップ68)、ステップ69に進む。そして、以上
のようにモードデータが設定されると、CPtJ50は
、RAM60のワークエリアに格納されているモードデ
ータをRAM60の所定の番地に格納しくステップ69
)、前記した各ステップにおいて選択されたモードデー
タをRAM60がら取出してRAM60のワークエリア
に格納して、モードデータの書替を行なう(ステップ7
0)。
このように、前記した同期スイッチをオンしておけば、
カセットの差替えがあれば、自動的にコピーの用紙のサ
イズ設定と、そのサイズに対応して設定されたモードデ
ータの切換えが行なわれ、操作者はプリントキー50を
押すのみで、所望のサイズの用紙に所望の作像領域でも
ってマイクロフィルムの画像をコピーすることができる
。なお、前記した同期スイッチはデイツプスイッチを用
いても良いし、その他のスイッチを用いても良い。
さらに、このフローチャートにおいては、へ3サイズは
モード1の作像領域、A4タテサイズはモード2の作像
領域、A4ヨコサイズはモード3の作像領域、A3の変
型サイズはモード4の作像領域と設定したものを例示し
たが、この対応付けも、別のデイツプスイッチによって
選択できるようにしたり、ソフトウェアによって設定す
るようにしても良く、これによって、操作者はこれらの
スイッチ等を操作することによって、この対応付けを任
意に設定することができることになる。
次に、第9図には、第5図に示したメインフローチャー
トの部分コピー表示処理のサブルーチンプログラムが示
しである。なお、このフローチャートは、スクリーン3
の周囲縦横2辺に配設されているLEDを点灯させるフ
ローチャートである。
以下、このフローチャーt・について説明する。
前記したように、部分コピーキー53が押されると部分
コピーフラグが1となるが、まず、CPU50は、部分
コピーフラグが1であるがどうかの判断をしくステップ
80)、部分コピーフラグが1でなければ、CPU50
は光学系駆動部58を作動させず、スクリーン3の周囲
縦横2辺に配設され、作像領域を表示するLEDを全て
消灯して(ステップ81)メインフローチャートに戻る
一方、部分コピーフラグが1であれば、CPU50は光
学系駆動部58を作動させて作像領域を示す部分の前記
LEDを点灯させ(ステップ82)、設定フラグが1で
あるかどうかの判断が行なわれる。この設定フラグは、
前記したように、0キーをオンし、作像領域を設定変更
することができる状態に設定された場合に1となるよう
になっている(ステップ83)。設定フラグが1でなけ
れば、メインフローチャートに戻り、設定フラグが1、
つまり、作像領域の再設定をすることができる状態にあ
る場合には、第6図(C)に示した設定位置に対応した
LEDを点滅させて操作者に作像領域を設定する際の設
定位置の座標を知らせる(ステップ84)。
つまり、部分コピーモードに設定されている場合には、
その作像領域を示すLEDが点灯し、さらに、作像領域
の設定を変更するモードに設定されている場合には、そ
の作像領域を設定する際の設定位置を示すLEDが点滅
することになる。
以上に説明した第6図から第9図に示したフローチャー
トの一連の動作を、第10図から第14図を参照してさ
らに簡潔に説明する。
第10図に示すように、スクリーン3の周囲の縦横2辺
には、作像領域が目視できるようにLED70がほぼ一
10mm間隔で配置されており、この点灯しているLE
D70の縦方向と横方向との交差範囲が作像領域(コピ
ーをすることができる領域)を表わしている。例えば、
第10図において、横方向2,3.4の範囲と、縦方向
7の範囲のしDE70が点灯している場合の作像領域は
、同図中、斜線で示す領域となる。
部分コピーキー53をオンすると、部分コピーの状態に
設定されるが、この部分コピーの状態に設定されると、
サイズ信号処理が行なわれ、この処理においてサイズ変
更の要求がなく、かつ、置数クリア状態において0キー
が押されると、作像領域が変更可能な状態になり、この
状態で置数キー5Cが押されると、この置数キー5Cに
対応した部分コピーに関するモードデータがRAM60
の所定番地からRAM60のワークエリアに入力され、
このモードデータに基づいた作像領域を示す位置のLE
D70が点灯する。例えば、置数キー5Cの1のキーが
押されて、RAM60のワークエリアにモード1のデー
タが入力されたとすると、第10図に示す横方向1,2
,3.4.5の範囲と縦方向6,7.8の範囲のLED
70が点灯し、A3の作像領域が表示される。また、置
数キー5Cの2のキーが押されると、今度はRAM60
のワークエリアにモード2のデータが入力され、第10
図に示す横方向4.5の範囲と縦方向6.7.8の範囲
のLED70が点灯し、第11図に示すようにA4タテ
の作像領域が表示され、置数キー5Cの3のキーを押し
た場合には、RAM60のワークエリアにモード3のデ
ータが入力され、第10図に示す横方向2.3.4の範
囲と縦方向7の範囲のLED70が点灯し、同図に示さ
れる斜線部分にあたるA4ヨコの作像領域が表示される
また、置数キー5Cの6のキーを押した場合には、RA
M60のワークエリアにモード6のデータが入力され、
このモード6のデータはコピー領域が2分割されている
ものであるので、第12図に示すように、2カ所の作像
領域を示す位置のLED70が点灯し、同図に示される
斜線部分にあたる2カ所の作像領域が表示される。
そして、モードが1からモード3に設定されている状態
で、プリントキー50を押すと、作像領域の変更処理を
行なうモードになり、このモードになると、第13図に
示すように、作像領域を設定する際の設定位置を示すL
ED70Aが点滅し、トグル動作するフォーカスキー5
Eを右側に押し続けると、LED70の点灯は右方向(
第13図中a方向)に移動し、フォーカスキー5Eを左
側に押し続けると、L E D 70の点灯は左方向(
第13図中す方向)に移動して、フォーカスキー5Eを
オフすると点灯の移動が停止して作像領域が設定される
。次に、プリントキー50を押すと、今度は、前記した
設定位置を示すLED70Bが点滅し、前記したと同様
に、トグル動作するフォーカスキー5Eを右側に押し続
けると、LED70の点灯は右方向(第13図中a方向
〉に移動し、フォーカスキー5Eを左側に押し続けると
、LED70の点灯は左方向(第13図中す方向)に移
動し、フォーカスキー5Eをオフすると領域の増加が停
止する。そして、このLED70AとLED70B間の
LEDが点灯するとともに、このLED70AとLED
70Bの幅に相当する範囲が横方向の作像範囲として設
定されることになる。
さらに、プリントキー50を押すと、前記した設定位置
を示すLED70Cが点滅し、前記したと同様に、トグ
ル動作するフォーカスキー5Eを右側に押し続けると、
LED70の点灯は領域を広げる方向(第13図中e、
f方向)に移動して作像領域は上下方向に増加し、フォ
ーカスキー5Eを左側に押し続けると、LED70の点
灯はスクリーン3の中心方向(第13図中g方向)に移
動して作像領域が減少し、フォーカスキー5Eをオフす
ると領域の増減が停止する。つまり、縦方向の作像領域
の設定は中央振分けで行なわれるようになっている。そ
して、さらに、プリントキー50を押すと、再びLED
70Aが点灯し、横方向の作像領域の設定変更を行なう
モードに復帰する。
以上の操作を行なうことによって、作像領域の設定を任
意に行なうことができることになる。なお、2分割の作
像領域を設定する場合も、横方向の作像領域の設定を2
回行ない、以上と同様の操作を繰り返すことによって設
定することができる。
次に、第14図(A)に示されているサイドシャッター
の位置演算サブルーチンプログラムについて説明する。
(このサブルーチンプログラムは、第5図のステップ9
に示したものである。)部分コピーキー53が押される
と部分コピーフラグが1となるが、まず、CPU50は
、部分コピーフラグが1であるかどうかの判断をしくス
テップ90)、部分コピーフラグが1でなければ、選択
されているコピーの領域がA4ヨコサイズに相当するも
のであるかどうかの判断がされ(ステップ95)、A4
ヨコサイズであれば、シャッター40を駆動するパルス
モータ45に印加するパルス数dを、a・αを演算する
ことによって算出してメインフローチャートに戻り(ス
テップ96)、A4ヨコサイズでなければ、dを0に設
定してメインフローチャートに戻る(ステップ97)。
一方、ステップ90において、部分コピーフラグが1で
あると判断されると、選択されているコピーの領域がA
4ヨコサイズに相当するものであるかどうかの判断がさ
れ(ステップ91)、A4ヨコサイズであれば、第14
図(B)に示すように、y<a (このyは、第7図の
フローチャートで設定された作像領域の端部までの距離
を示している。
なお、この場合の作像領域は、RAM60のワークエリ
アに転送されているデータに基づいて表示されている。
)であるかどうかの判断をしくステップ92>、y<a
であれば、aの値をyに設定しくステップ93)、シャ
ッター40を駆動するパルスモータ45に印加するパル
ス数dを、C・(y+b)を演算することによって算出
してメインフローチャートに戻り(ステップ94)、ス
テップ91において、A4ヨコサイズでないと判断され
たか、また、ステップ92において、y<aでないと判
断されると、ステップ94に進み、シャッター40を駆
動するパルスモータ45に印加するパルス数dを、C・
 (y+b)を演算することによって算出してメインフ
ローチャートに戻る。
つまり、このサブルーチンでは、サイドシャッター29
におけるシャッター40を、設定された作像領域に対応
した位置に設定するため、パルスモータ45に印加する
パルスの数を算出している。
そして、この算出されたパルスがパルスモータ45に印
加されると、シャッター40が所定の位置に設定され、
開口部48の開口面積がその設定位置に応じて調節され
る。これによって、第1図に示した感光ドラム28の軸
と直角方向に照射される光の照射幅が調節される。つま
り、感光ドラム28の露光幅が調節される。したがって
、コピーされた原稿の、通紙方向に対して直行する方向
の作像領域が調鮨されることになる。なお、第14図(
A)中に示されるbの距離は、サイドシャッター29に
おけるシャッター40の原位置とA3の用紙の通紙位置
との距離を示し、このようにサイドシャッター40の原
位置をA3サイズの作像領域よりも外側にしているのは
、光学系の位置誤差が生じた場合であっても作像範囲に
影響が出ないようにするためである。
次に、第15図に示されている全シャッター処理サブル
ーチンプログラムについて説明する。
(このサブルーチンプログラムは、第5図のステップ1
0に示したものである。) 部分コピーキー53が押されると部分コピーフラグが1
となるが、まず、CPU50は、部分コピーフラグが1
であるかどうかの判断をしくステップ100>、部分コ
ピーフラグが1でなければ、メインフローチャートに戻
り、部分コピーフラグが1であれば、次に、全シャッタ
ーフラグが1であるかどうかの判断を行なう。この全シ
ャッターフラグは、画像をコピーする場合には1に設定
され、コピーしない場合には0に設定されるようになっ
ている(ステップ101)。全シャッターフラグが1で
なければ、ステップ103に進み、全シャッターフラグ
が1ならば、全シャッター31をオン(第3図に示す非
遮光位置Jに設定)しくステップ102>、作像が開始
されたかどうか。
つまりコピーが開始されたかどうかを判断しくステップ
103)、作像が開始されていなければ作像が開始され
るまで待ち、作像が開始されたら全シャッター31の作
動タイミングおよび作動時間を設定するタイマーをスタ
ートさせる(ステップ104)。そして、このタイマー
からの信号によって全シャッター31を駆動させ(ステ
ップ105)、次に、作像が終了したかどうか、つまり
コピーが終了したかどうかを判断しくステップ106)
、作像が終了していなければ作像が終了するまで待ち、
作像が終了したら全シャッター31をオフ(第3図に示
す遮光位WKに設定)する(ステップ107)。
以上、このサブルーチンでは、設定された作像領域と、
コピーする用紙サイズと、スクリーン上での投影位置と
の関係から、全シャッター31を作動させる制御をして
いる。
そして、第16図には、第15図に示した全シャッター
処理サブルーチンプログラムにおけるステップ104の
タイマースタートのサブルーチンプログラムが示しであ
る。このサブルーチンに使用されているタイマーT1〜
T4の設定時間は、第5図に示したフローチャートのス
テップ4において設定された作像領域およびコピーに使
用する用紙サイズに対応したスキャン開始位置に基づい
て行なわれており(この設定時間の演算は後述する演算
ルーチンによって行なわれる。)、このタイマーT1〜
T4は、以下のように動作する。なお、このフローチャ
ートは、各タイマーT1からT4のスタートを決定づけ
るフローチャートである。
各タイマーT1からT4に時間が設定されていれば、t
1データ、t2データ、t3データ、t4データは全て
0ではないので、タイマーT1〜T4が一斉にオンする
(ステップ110〜117)。そして、このタイマーの
内のどれかに時間が設定されていなければ、そのタイマ
ーはオンされないことになる。例えば、タイマーT2と
タイマーT3との設定時間が0であれば、t2データ、
t3データも0であり、この場合に、このフローチャー
トがスタートすると、t1データは0でないのでタイマ
ーT1をオンしくステップ110,111)、次に、t
2データとt3データが0であるので、タイマーT2と
タイマーT3はオンされず(ステップ112,114>
、t4データは0でないのでタイマーT4をオンする(
ステップ116.117>。なお、これらのタイマーT
1〜T4に設定されるデータは、t1データ<t2デー
タ<t3データ<t4データの関係になっている。また
、タイマーT1〜T4のタイマー値を示すし1〜t4デ
ータは、後述する第18図(A)〜(D)に示す全シャ
ッタータイミング演算ルーチンによって、設定されてい
るコピー領域及び用紙サイズに基づいて演算される。
次に、第17図には、第15図に示したステップ105
の全シャッター駆動のサブルーチンプログラムを示しで
ある。
まず、CPU50は、タイマーT1がオンしたかどうか
の判断をしくステップ120>、オンでなければステッ
プ123に進み、オンであれば、タイマーT1がタイム
アツプしたかどうかの判断をしくステップ121>、タ
イムアツプしていなければタイムアツプをよって全シャ
ッター31をオフする。つまり、全シャッター31を遮
光位置Kに設定する(ステップ122)。次に、タイマ
ー72がオンしたかどうかの判断をしくステップ123
)、オンでなければステップ126に進み、オンであれ
ば、タイマーT2がタイムアツプしたかどうかの判断を
しくステップ124>、タイツ、アップしていなければ
タイムアツプをよって全シャッター31をオンする。つ
まり、全シャッター31を非遮光位置Jに設定する(ス
テップ122)。そして、タイマーT3がオンしたかど
うかの判断をしくステップ126>、オンでなければス
テップ129に進み、オンであれば、タイマーT3がタ
イムアツプしたかどうかの判断をしくステップ127>
、タイムアツプしていなければタイムアツプをまりで全
シャッター31をオフする。つまり、全シャッター31
を遮光位置Kに設定する(ステップ128)。さらに、
タイマーT4がオンしたかどうかの判断をしくステップ
129)、オンでなければメインフローチャートに戻り
、オンであれば、タイマーT4がタイムアツプしたかど
うかの判断をしくステップ130)、タイムアツプして
いなければタイムアツプをまって全シャツタ−31をオ
ンする。つまり、全シャッター31を非遮光位置Jに設
定する(ステップ131)。
以上の処理を行なうことによって、全シャッター31は
、タイマーT1がタイムアツプするまで非遮光位置Jに
設定され、タイマーT1がタイムアツプしてからタイマ
ーT2がタイムアツプするまで遮光位置Kに設定され、
タイマーT2がタイムアツプしてからタイマーT3がタ
イムアツプするまで非遮光位置Jに設定され、タイマー
T3がタイムアツプしてからタイマーT4がタイムアツ
プするまで遮光位置Kに設定され、タイマーT4がタイ
ムアツプしたら非遮光位置Jに設定されることになる。
したがって、感光ドラム28に露光されるのは、タイマ
ーT1がタイムアツプ間と、タイマーT2がタイムアツ
プしてからタイマーT3がタイムアツプする間と、タイ
マーT4がタイムアツプした後の各時間である。
次に、第18図(A)〜(D)には、第5図においてス
テップ10に示されている全シャッタータイミング演算
のサブルーチンプログラムが示しである。このフローチ
ャートは、第16図に示したタイマースタートルーチン
に示されているタイマーT1からタイマーT4に設定す
る時間を演算するためのものであり、この演算値に基づ
いて全シャッターの動作タイミングおよび作動時間が決
定される。なお、コピーに使用される用紙サイズはA3
、A4タテ、A4ヨコであり、この用紙の位置合せは、
スクリーンの中心が用紙の中心に合うようにした中心合
わせとなっている。
このプログラムがスタートすると、まず、コピーに使用
される用紙サイズがA3であるがどうかの判断がされ(
ステップ140)、A3であれば、nl<xi<mlで
あるかどうかの判断が行なわれる。ここで、第18図(
E)示すように、nlはコピー時におけるスキャン開始
位置(用紙がこの位置を通過した時点からタイマースタ
ートルーチンに示されているタイマーT1からタイマー
T4が起動する。)であり、この値は0である。また、
Xlは、n1=0の位置から感光ドラム28を露光する
までに用紙を送る距離であり、mlは、用紙の幅である
。つまり、このステップでは、設定されたコピー領域が
使用される用紙の領域内にあるかどうかの判断をしてい
る(ステップ141)。
この判断の結果、nl<xl<mlでなければ、つまり
、設定された作像領域が使用される用紙の領域内になけ
ればt1データをOとしくステップ143)、nl<x
i<mlであれば、k(xi+1〉を演算してこの値を
t1データとしくステップ142)、この値をタイマー
T1に設定する。
なお、ここで、lは、作像範囲内で安定走行おこなえる
ように設定しである距離である。
次に、nl<x2<mlであるかどうかの判断が行なわ
れる。ここで、第18図(E)示すように、X2は、n
1=0の位置から感光ドラム28の露光を遮断するまで
に用紙を送る蕗離であり、mlは、用紙の幅である。つ
まり、このステップでは、前記したと同様に、設定され
た作像領域が使用される用紙の領域内にあるかどうかの
判断をしている(ステップ144)。この判断の結果、
nl<x2<mlでなければ、つまり、設定された作像
領域が使用される用紙の領域内になければt2データを
0としくステップ146)、nl<x2<mlであれば
、k(x2+1)を演算してこの値をt2データとしく
ステップ145)、この値をタイマーT2に設定する。
そして、nl<x3<mlであるかどうかの判断が行な
われる。ここで、第18図(E)示すように、X3は、
n1=0の位置から感光ドラム28の露光を行なうまで
に用紙を送る距離であり、mlは、用紙の幅である。つ
まり、このステップでは、前記したと同様に、設定され
た作像領域が使用される用紙の領域内にあるかどうかの
判断をしている(ステップ147〉。
この判断の結果、nl<x3<mlでなければ、つまり
、設定された作像領域が使用される用紙の領域内になけ
ればt3データを0としくステップ149)、nl<x
3<mlであれば、k (x3+1)を演算してこの値
をt3データとしくステップ148>、この値をタイマ
ーT3に設定する。
次に、nl<x4<mlであるかどうかの判断が行なわ
れる。ここで、第18図(E)示すように、X4は、n
1=0の位置から感光ドラム28の露光を遮断するまで
に用紙を送る距離であり、mlは、用紙の幅である。つ
まり、このステップでは、前記したと同様に、設定され
た作像領域が使用される用紙の領域内にあるかどうかの
判断をしている(ステップ150)。この判断の結果、
nl<x4<mlでなければ、つまり、設定された作像
領域が使用される用紙の領域内になければt4データを
0としくステップ152)、nl<x4<mlであれば
、k(X4+1)を演算してこの値をt4データとしく
ステップ151)、この値をタイマーT4に設定する。
次に、ステップ140においてA3サイズでないと判断
された場合には、第18図(B)に示されるフローチャ
ートに進み、コピーに使用される用紙サイズがA4タテ
であるかどうかの判断がされ(ステップ153)、A4
タテであれば、n2<xi<m2であるかどうかの判断
が行なわれる。
ここで、第18図(E)示すように、n2はコピー時に
おけるスキャン開始位置(用紙がこの位置を通過した時
点からタイマースタートルーチンに示されているタイマ
ーT1からタイマーT4が起動チる。)であり、また、
Xlは、n1=0の位置から感光ドラム28を露光する
までに用紙を送る距離であり、m2は、用紙の幅である
。つまり、このステップでは、設定された作像領域が使
用される用紙の領域内にあるかどうかの判断をしている
(ステップ154)。この判断の結果、n2<xi<m
2でなければ、つまり、設定された作像領域が使用され
る用紙の領域内になければt1データを0としくステッ
プ156) 、n2<xi<m2であれば、k(xl+
1)を演算してこの値をt1データとしくステップ15
5)、この値をタイマーT1に設定する。次に、n2<
x2<m2であるかどうかの判断が行なわれる。ここで
、第18図(E)示すように、x2は、n1=0の位置
から感光ドラム28の露光を遮断するまでに用紙を送る
距離である。つまり、このステップでは、前記したと同
様に、設定された作像領域が使用される用紙の領域内に
あるかどうかの判断をしている(ステップ157)。こ
の判断の結果、n2<x2<m2でなければ、つまり、
設定された作像領域が使用される用紙の領域内になけれ
ばt2データを0としくステップ159)、n2<x2
<m2であれば、k (X2+1)を演算してこの値を
t2データとしくステップ158)、この値をタイマー
T2に設定する。そして、n2<x3<m2であるかど
うかの判断が行なわれる。ここで、第18図([)に示
すように、X3は、n1=0の位置から感光ドラム28
の露光を行なうまでに用紙を送る距離である。つまり、
このステップでは、前記したと同様に、設定された作像
領域が使用される用紙の領域内にあるかどうかの判断を
している(ステップ160)。この判断の結果、n2<
x3<m2でなければ、つまり、設定された作像領域が
使用される用紙の領域内になければt3データをOとし
くステップ162)、n2<x3<m2であれば、k(
X3+1)を演算してこの値をt3データとしくステッ
プ161)、この値をタイマーT3に設定する。次に、
n2<x4<m2であるかどうかの判断が行なわれる。
ここで、第18図(E)示すように、X4は、n1=0
の位置から感光ドラム28の露光を遮断するまでに用紙
を送る距離である。一つまり、このステップでは、前記
したと同様に、設定された作像領域が使用される用紙の
領域内にあるかどうかの判断をしている(ステップ16
3)。この判断の結果、n2<x4<m2でなければ、
つまり、設定された作像領域が使用される用紙の領域内
になければt4データを0としくステップ165)、n
2<x4<m2であれば、k(X4+1>を演算してこ
の値をt4データとしくステップ164)、この値をタ
イマーT4に設定する。
次に、第18図(C)に示されるフローチャートに進み
、n3<xi<m3であるかどうかの判断が行なわれる
。ここで、第18図(E)示すように、n3はコピー時
におけるスキャン開始位置(用紙がこの位置を通過した
時点からタイマースタートルーチンに示されているタイ
マーT1からタイマーT4が起動する。)であり、また
、Xlは、n1=0の位置から感光ドラム28を露光す
るまでに用紙を送る距離であり、m3は、用紙の幅であ
る。つまり、このステップでは、設定された作像領域が
使用される用紙の領域内にあるかどうかの判断をしてい
る(ステップ166)。この判断の結果、n3<xi<
m3でなければ、つまり、設定された作像領域が使用さ
れる用紙の領域内になければt1データをOとしくステ
ップ168)、n3<xi<m3であれば、k (xl
+1>を演算してこの値をt1データとしくステップ1
67)、この値をタイマーT1に設定する。次に、n3
<x2<m3であるかどうかの判断が行なわれる。
ここで、第18図(E)示すように、X2は、n1=0
の位置から感光ドラム28の露光を遮断するまでに用紙
を送る距離である。つまり、このステップでは、前記し
たと同様に、設定゛された作像領域が使用される用紙の
領域内にあるかどうかの判断をしている(ステップ16
9)。この判断の結果、n3<x2<m3でなければ、
つまり、設定された作像領域が使用される用紙の領域内
になければt2データを0としくステップ171)、n
3<x2<m3であれば、k(x2+1>を演算してこ
の値をt2データとしくステップ170)、この値をタ
イマーT2に設定する。そして、n3<x3<m3であ
るかどうかの判断が行なわれる。
ここで、第18図([)示すように、X3は、n1=0
の位置から感光ドラム28の露光を行なうまでに用紙を
送る距離である。つまり、このステップでは、前記した
と同様に、設定された作像領域が使用される用紙の領域
内にあるかどうかの判断をしている(ステップ172)
。この判断の結果、n3<x3<m3でなければ、つま
り、設定された作像領域が使用される用紙の領域内にな
ければt3データを0としくステップ174)、n3<
x3<m3であれば、k(x3+1>を演算してこの値
をt3データとしくステップ173)、この値をタイマ
ーT3に設定する。次に、n3<xi〈m3であるかど
うかの判断が行なわれる。ここで、第18図(E)示す
ように、X4は、n=0の位置から感光ドラム28の露
光を遮断するまでに用紙を送る距離である。つまり、こ
のステップでは、前記したと同様に、設定された作像領
域が使用される用紙の領域内にあるかどうかの判断をし
ている(ステップ175)。この判断の結果、n3<x
i<m3でなければ、つまり、設定された作像領域が使
用される用紙の領域内になければt4データを0としく
ステップ177)、n3<xi<m3であれば、k(x
4+1>を演算してこの値をt4データとしくステップ
176)、この値をタイマーT4に設定する。次に、第
18図(D)のフロチャートに進み、用紙の先端からコ
ピーをとる必要があるかどうかの判断をしくステップ1
78)、先端からコピーをとる必要があれば、全シャッ
ターフラグを0に設定しくステップ179)、先端から
コピーをとる必要がなければ、全シャッターフラグを1
に設定ししてメインフローチャートに戻る(ステップ1
80)。
次に、第19図には、第5図におけるステップ12のA
E測光のサブルチンプログラムが示しである。このAE
測光は、前述したように、マイクロフィルム22の画像
面を広範囲に測光するようにミラー26を揺動して測定
精度を向上させているが、このように、ミラー26を揺
動させると、第19図(B)に示されているように、画
像を正弦波状にスキャンすることができ、このために測
光の精度を向上させることができるからである。そして
、このAEセンサ32によって検出された各点における
光の量は、A/D変換されてRAM 60に記憶され、
CPU50がこれらのデータに基づいてランプ20の最
適の光量を演算する。そして、CPU50はこの演算さ
れた光量をランプ20が発するように、その印加電圧を
調整することによって画像の濃淡の程度にかかわらず、
常に最適な濃度でコピーを行なう。
以下に、このフローチャートを説明する。
まず、CPU50は、y≦y (t)≦c−yであるか
どうかの判断をする。ここで、AE測光時の軌跡は、時
間tを関数として表わすと、第19図の下に示されてい
る図から、 x(t)=ml−αt y(t) =sin a t+c/2 で表わせる。
そして、設定されている作像領域を図に示すように、 y′C−y、xl〜x2.X3−X4 の範囲とすると、このス テップにおいては、現在スキャンしている位置は、y方
向の作像領域内であるかどうかを判断していることにな
る。この判断の結果、y≦y (t)≦C−yであれば
、次のステップに進み、y≦y (t)≦c−yでなけ
れば、ステップ194に進む(ステップ190)。次に
、CPU50は、X1≦x(1)≦x2であるかどうか
の判断をする。つまり、現在スキャンしている位置は、
X方向の作像領域内であるかどうかを判断する。この判
断の結果、X1≦x (t)≦x2でなければ、次のス
テップに進み、X1≦x (t)≦x2でなければ、ス
テップ193に進む(ステップ191)。そして、さら
にCPU50は、X3≦x(t)≦x4であるかどうか
の判断をする。つまり、現在スキャンしている位置は、
X方向の作像領域内であるがどうかを判断する。この判
断の結果、X3≦x (t)≦X4であれば、次のステ
ップに進み、X3≦x (t)≦X4でなければ、ステ
ップ194に進む(ステップ192)。CPU50は、
AEセンサ32によって検出した光の量を、A/D変換
してRAM60に記憶する。このステップは、スキャン
が図の作像領域(斜線部)で行なわれている場合に実行
されることになる(ステップ193)。次に、測光すべ
き対象の領域全域について測光が終了したかどうかの判
断がされ(ステップ194)、終了していなければステ
ップ190に戻り、以上のステップの処理を行ない、終
了したら、CPU50は、上記測光によって得た作像領
域のみの測光に関するデータをRAM50から取出し、
ランプ20の最適の光量を演算する。すなわち、露光量
を決定する(ステップ195)。
このように、作像領域のみのAE測光をおこなうと、例
えば、作像領域のみが周囲とコントラストが異なるよう
な場合であっても、正確なAE測光ができることになり
、コピーも最適な濃度ですることができる。
なお、このフローチャートにおいては、作像領域以外の
領域の測光データはとらないようにしたために、通常の
測光データと比較すると、そのサンプリングデータ数が
減少するが、このようなことをなくすために、ミラー2
6の揺動角度を作像領域に連動して変化させるようにし
てデータ数が減少しないようにしても良いし、また、ミ
ラー26の揺動速度を作像領域に連動して変化させるよ
うにしてデータ数が減少しないようにしても良い。
さらに、このフローチャートにおいては、作像領域以外
の領域の測光データはとらないようにしたが、通常通り
AE測光を行なって通常と同様の測光データをとり、露
光量を決定する演算を行なう際に作像領域のみのデータ
を選別して、そのデータに基づいて露光量を決定するよ
うにしても良い。
l咀ム勿逮 以上の説明により明らかなように、本発明によれば、−
操作で、記憶手段に記憶されている部分露光領域の中か
ら所望の部分露光領域を選択し、感光体が、その選択さ
れた領域のみが露光されるようにしたので、所望の領域
のみのコピーを行なう場合の操作性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る画像処理装置の光路系の構成図
、 第2図は、本発明に係る画像処理装置のサイドシャッタ
ーの詳細図、 第3図は、本発明に係る画像処理装置の全シャッターの
動作説明に供する図、 第4図は、本発明に係る画像処理装置の制御ブロック図
、 第5図は、本発明に係る画像処理装置のメイン動作フロ
ーチャート、 第6図(A)、(B)は、第5図に示したメイン動作フ
ローチャートの部分コピー人力処理を示すサブルーチン
フローチャート、 第6図(C)は、第6図(^)、 (B)に示した動作
フローチャートの動作説明に供する図、 第7図は、第6図に示したサブルーチンフローチャート
の設定シフト処理を示すサブルーチンフローチャート、 第8図は、第6図に示したサブルーチンフローチャート
のサイズ信号処理を示すサブルーチンフローチャート、 第9図は、第5図に示したメイン動作フローチャートの
部分コピー表示処理を示すサブルーチンフローチャート
、 第10図から第13図は、第6図から第9図に示したフ
ローチャートの動作説明に供する図、第14図(A)は
、第5図に示したメイン動作フローチャートのサイドシ
ャッター位置演算を示すサブルーチンフローチャート、 第14図(8)は、第14図(^)に示したフローチャ
ートの動作説明に供する図、 第15図は、第5図に示したメイン動作フローチャート
の全シャッター処理を示すサブルーチンフローチャート
、 第16図は、第15図に示したサブルーチンフローチャ
ートのタイマースタートを示すサブルーチンフローチャ
ー1・、 第17図は、第15図に示したサブルーチンフローチャ
ー1・の全シャッター駆動を示すサブルーチンフローチ
ャー1・、 第18図(A)〜(D)は、第5図に示したメイン動作
フローチャートの全シャッタータイミング演算を示すサ
ブルーチンフローチャート、第18図(E)は、第18
図(A)〜(D)に示したフローチャートの動作説明に
供する図、第19図(A)は、第5図に示したメイン動
作フローチャートのAE測光を示すサブルーチンフロー
チャート、 第19図(B)は、第19図(A)に示したフローチャ
ートの動作説明に供する図、 第20図は、−船釣な画像処理装置の外観図、第21図
は、第20図に示した画像処理装置の操作盤の詳細図、 5・・・操作盤(選択制御手段)、 20・・・ランプ、 22・・・マイクロフィルム(情報記録媒体)、28・
・・感光ドラム(感光体)、 50・・・CPU(選択制御手段)、 60・・・RAM (記憶手段)。 特許出願人    ミノルタカメラ株式会社代理人 弁
理士   八 1)幹 雄(ほか1名)第4図 第5図 第6図 (A) 第8図 第10図 第15図   第16図 (A)第 14図 (B) 一] (C)  第18図 第18図 (D) (E) n+= 0 」 (B) 手続補正書(旗) 昭和63年2月8日 #肩苛長官 小川 邦夫殿 1、 ↓Uイ’I”O$ヒシ1七 昭和62年特許願第261,654号 2、発明の名称 画像処理装置 3、補正をする者 名 称    ミノルタカメラ株式会社イ塘者 田嶋 
英雄 4.44こ軍刀上A 5、補正命令の日付 昭和62年12月24日(発送日;昭和63年1月26
日)6、補正の対象 図面 7、補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 情報記録媒体上の画像を走査し、感光体に対して画像露
    光することによって該情報記録媒体に記録されている画
    像をコピーする画像処理装置において、 設定された前記感光体の複数の部分露光領域を記憶する
    記憶手段と、 該記憶手段に記憶されている部分露光領域の中から所望
    の部分露光領域を選択し、前記感光体が、その選択され
    た領域のみが露光されるように制御する選択制御手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
JP26165487A 1987-10-19 1987-10-19 画像処理装置 Pending JPH01105228A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26165487A JPH01105228A (ja) 1987-10-19 1987-10-19 画像処理装置

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS625764A (ja) * 1985-07-01 1987-01-12 Canon Inc フイルム画像読取り装置
JPS6230256B2 (ja) * 1980-01-24 1987-07-01 Tanaka Precious Metal Ind
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