JPH0110480Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0110480Y2
JPH0110480Y2 JP1985201341U JP20134185U JPH0110480Y2 JP H0110480 Y2 JPH0110480 Y2 JP H0110480Y2 JP 1985201341 U JP1985201341 U JP 1985201341U JP 20134185 U JP20134185 U JP 20134185U JP H0110480 Y2 JPH0110480 Y2 JP H0110480Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
submersible pump
guide pipe
cable
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985201341U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62197797U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985201341U priority Critical patent/JPH0110480Y2/ja
Publication of JPS62197797U publication Critical patent/JPS62197797U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0110480Y2 publication Critical patent/JPH0110480Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、地上の制御装置と水槽内の水中ポン
プとを接続したケーブルを水槽地上部において吊
下案内するケーブル吊下案内具の改良に関する。
(従来技術とそれの問題点) 従来、第6図に示すように、水槽内にパイプ状
のコラムを据付け、このコラムの中に水中ポンプ
を設置した、所謂「コラム形水中ポンプ設備」が
知られている。即ち、第6図において、100は
水Wを充満した水槽、101は該水槽100の地
上部開口100aより水槽100内に挿入し中間
フランジ部101aを該地上部開口100a周縁
に固定した垂直状コラムで、該コラム101は上
端面に全面開口の開口部101bを有し、底面1
01cには吸水口101c1が形成されている。ま
たコラム101の地上突出部における周面には吐
出管101dが接続され、該吐出管101dは排
流溝102に開口している。103は前記底面1
01cに設置した水中ポンプで、該水中ポンプ1
03のモータ部からのケーブル104は前記コラ
ム101の前記開口部101b外周面に固設した
ケーブル吊下案内具105を経て、地上に設置し
た制御装置106に接続されている。
前記ケーブル吊下案内具105は、ケーブル1
04挿通用の逆J字状案内パイプ105aから成
り、該案内パイプ105aの短尺側垂直部105
a1を前記開口部101b内に臨ましめ、長尺側垂
直部105a2はU形ブラケツト105bによりコ
ラム101の上端外周面にボルト止めされてい
る。
しかして、保守点検のために水中ポンプ103
を引き上げるには、案内パイプ105aが邪魔に
なるので、先ずブラケツト105bのボルトを外
し、案内パイプ105aをコラム101から完全
に取外す。それから引き上げ用ロープ107の先
端フツク107aを水中ポンプ103上端に固設
したアイボルト103aに引掛けて、水中ポンプ
103をコラム101の開口部101bより地上
外部に引き上げる。勿論、水中ポンプ103をコ
ラム101の底面101cに再設置した後は、先
と逆にブラケツト105bにより案内パイプ10
5aを取付け直さねばならない。
このように、従来のケーブル吊下案内具105
の場合、水中ポンプ103の引き上げおよび再設
置の度に、案内パイプ105aを取外し、また取
り付け直さねばならず、ブラケツト105bのボ
ルト部の錆付きなども相まつて、この作業は時間
がかかり厄介なものであつた。
(問題点の解決手段) 前述水中ポンプ設備において、ケーブル吊下案
内具は、ケーブル挿通案内用の逆J字状案内パイ
プと、前述コラムの上端部外面に固設し前記案内
パイプの長尺側脚部を垂直軸線まわりに揺動可能
に挿着した固定ブラケツトとから成る。
(作用) 水中ポンプをコラムの底部に設置した状態で
は、前記案内パイプの短尺側垂直部をコラム上端
開口部の領域に臨ましめて該短尺側垂直部の開口
からケーブルを吊下させるように、案内パイプの
長尺側垂直部を固定ブラケツトに挿着しておく。
水中ポンプをコラムから引き揚げたり、あるいは
水中ポンプをコラム内に降ろす際には、案内パイ
プを固定ブラケツトに対し水平揺動させ短尺側垂
直部をコラム上端開口部の領域外に退避させる。
このようにすれば、コラム上端開口部の領域には
何ら障害物が無くなり、水中ポンプの揚げ降ろし
が容易に行える。
(実施例) 以下、本考案の一実施例につき、第1乃至3図
を参照しながら詳述する。
1は水Wの入つた水槽で、地上床1aに円形の
地上開口部1a1を形成してある。2は前記地上開
口部1a1に挿入した垂直状のコラムで、全面開口
の上端開口部2aを形成し、底面2bは中央部の
み同心状に吸水口2b1を開口してあり、上方部周
面には水平状に吐出管2cを接続し、該吐出管2
cより若干下方の周面に水平状のフランジ2dを
突設し、該フランジ2dを前記地上開口部1a1
辺の地上床1aに載置してボルト止めにより固定
してある。前記吐出管2cは地上床1aに凹ませ
て形成した排流溝3に接続してある。
4は前記底面2bに設置した水中ポンプで、上
部にモータ部4a、下部にポンプ部4bを形成し
てある。5はコラム2の上端部外周面に固設した
ケーブル吊下案内具で、前記モータ部4aからの
ケーブル6を吊下案内し地上の制御装置7に接続
させるものであり、以下の構成より成る。
即ち、前記ケーブル吊下案内具5はケーブル6
挿通案内用の逆J字状案内パイプ5aと、コラム
2の上端部外面に固設したブラケツト5bとから
成る。前記案内パイプ5aの長尺側垂直部5a1
中間部にはフランジ状ストツパ5cを突設し、前
記ブラケツト5bは垂直状の貫通穴5b1を形成
し、前記長尺側垂直部5a1の前記ストツパ5cよ
り下方の部分を前記貫通穴5b1に挿入し、案内パ
イプ5a全体が垂直軸線Lまわりに揺動可能に支
承してある。
また前記ストツパ5cは案内パイプ5aの短尺
側垂直部5a2の開口端より低位置に設定してあ
る。
5dは前記ブラケツト5bの外面に貫通穴5b1
に向けて貫通させたねじ穴(図示せず)に螺挿し
た案内パイプ5a固定用のボルトである。
しかして、制御装置7に接続したケーブル6は
案内パイプ5aの長尺側垂直部5a1の先端開口よ
り該案内パイプ5a内を挿通し、短尺側垂直部5
a2の下向開口より下方に延び前記モータ部4aに
至つている。そして、水中ポンプ4をコラム2内
底面2bに設置した状態においては、短尺側垂直
部5a2が前記上端開口部2a領域のほぼ中心部に
位置する状態で、しかもストツパ5cをブラケツ
ト5bより若干上方に上げた状態で、ボルト5d
をねじ込むことにより該ボルト5dの貫通穴5b1
突出先端を前記長尺側垂直部5a1周面に当接させ
て、案内パイプ5aを回転不能且つ下降不能に固
定してある。即ち、案内パイプ5a全体を若干持
ち上げることによりコラム2内を垂下するケーブ
ル6のたるみを減少させている。
次に保守点検等のために、水中ポンプ4をコラ
ム2より引き上げて取り出す場合、先ずボルト5
dをねじ戻す。そうすれば長尺側垂直部5a1の固
定が解除されて、案内パイプ5aは自重によりス
トツパ5cがブラケツト5b上面に衝接するとこ
ろまで落下する。この状態で、短尺側垂直部5a2
の開口端はストツパ5cとの関係位置から明らか
なようにコラム2の上端開口部2aより高位置に
あるため、短尺側垂直部5a2付近を手にもつてほ
ぼ90゜回転させれば、第2図二点鎖線で示すよう
に、案内パイプ5a全体が前記上端開口部2aの
領域外に退避する。
それから、引き上げ用ロープ8をコラム2内に
下ろし、先端に取着したフツク8aを水中ポンプ
4の上端に固設したアイボルト4cに引掛け、ロ
ープ8を引き上げることにより、第3図に示すよ
うに、水中ポンプ4を上端開口部2aより外方に
取り出す。勿論、再び水中ポンプ4をコラム2内
に設置する場合は、先と逆の作業手順となる。
尚、コラム2内におけるケーブル6のたるみを
少くするには、長尺側垂直部5a1から出たケーブ
ル6部分を引張り、例えばケーブル6をボルト5
dの頭部分に適当に巻き付けておけばよい。
また、案内パイプ5aの回り止めおよび下降防
止にボルト5dを使用したが、このボルト5dに
代えて第4,5図に示すようなピン係合方式を採
用してもよい。即ち、第4図において、案内パイ
プ5a′の長尺側垂直部5a1′中間部に放射状に2
個の突片5c′を固設し、前述同様のブラケツト5
b′の上端面にも放射状に2本のピン5d′を垂直状
に突設し、前記各突片5c′下面に凹面5c1′を削設
しておく。そして、案内パイプ5a′の短尺側垂直
部5a2′をコラム2の上端開口部2a内に臨まし
めた状態では、前記ピン5d′上端部を前記凹所5
c1′に嵌入させ、案内パイプ5a′の回り止めおよび
下降防止を行う(第4図)。案内パイプ5a′を前
記上端開口部2a外に退避させるときには、案内
パイプ5a′を若干持ち上げて凹所5c1′とピン5
d′の係合を外すとともに90゜回転させ、そのまま
下げれば突片5c′はブラケツト5b′上端面に当接
する(第5図)。
(考案の効果) 本考案によれば、ケーブル吊下案内具の案内パ
イプを長尺側垂直部を中心に水平回転可能とした
ため、水中ポンプを引き上げたりするときには案
内パイプ全体をコラムの上端開口部の領域外に退
避でき、しかもこの案内パイプの回転退避はブラ
ケツトを取外す等の面倒な作業を伴わず簡単且つ
短時間で行え、水中ポンプの揚げ降ろし作業が非
常に容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の実施例を示すもので、第
1図は縦断面図、第2図は第1図における−
矢視図、第3図は水中ポンプ引き上げ状態を示す
縦断面図、第4,5図は別実施例を示す要部詳細
図である。第6図は従来のものを示す縦断面図で
ある。 図中1は水槽、2はコラム、4は水中ポンプ、
5はケーブル吊下案内具、6はケーブル、7は制
御装置である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水槽の地上開口部に垂直状のコラムを挿着し、
    該コラム内底部に水中ポンプを設置し、該水中ポ
    ンプのモータ部からのケーブルを前記コラムの上
    端開口部に設けたケーブル吊下案内具を経て地上
    の制御装置に接続するようにした水中ポンプ設備
    において、前記ケーブル吊下案内具はケーブル挿
    通案内用の逆J字状案内パイプと、前記コラムの
    上端部外面に固設し前記案内パイプの長尺側垂直
    部を垂直軸線まわりに揺動可能に挿着した固定ブ
    ラケツトとから成り、水中ポンプの設置状態では
    前記案内パイプの短尺側垂直部を前記上端開口部
    の領域に臨ましめて該短尺側垂直部の開口からケ
    ーブルを吊下させ、水中ポンプの揚げ降ろしに際
    し、前記短尺側垂直部が前記領域外に退避するよ
    うに前記案内パイプを揺動するごとくしたことを
    特徴とする、水中ポンプ設備におけるケーブル吊
    下案内具。
JP1985201341U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPH0110480Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985201341U JPH0110480Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985201341U JPH0110480Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62197797U JPS62197797U (ja) 1987-12-16
JPH0110480Y2 true JPH0110480Y2 (ja) 1989-03-24

Family

ID=31164700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985201341U Expired JPH0110480Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0110480Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019170000A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 株式会社荏原製作所 ポンプ設備に使用されるケーブル保持装置
JP2019193428A (ja) * 2018-04-25 2019-10-31 株式会社荏原製作所 ポンプ設備に使用されるケーブル支持装置、および該ケーブル支持装置を用いて水中ポンプ装置から延びるケーブルを支持する方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS551235A (en) * 1978-06-16 1980-01-08 Nippon Signal Co Ltd Train operation setting apparatus

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS551235A (en) * 1978-06-16 1980-01-08 Nippon Signal Co Ltd Train operation setting apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019170000A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 株式会社荏原製作所 ポンプ設備に使用されるケーブル保持装置
JP2019193428A (ja) * 2018-04-25 2019-10-31 株式会社荏原製作所 ポンプ設備に使用されるケーブル支持装置、および該ケーブル支持装置を用いて水中ポンプ装置から延びるケーブルを支持する方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62197797U (ja) 1987-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4654188A (en) Pivotably mounted reactor shroud shield and shielding method
EP3924557A1 (en) A locking/unlocking arrangement for a well cover
JPH0110480Y2 (ja)
CN209586336U (zh) 一种便于安装喇叭口用防坠落操作台
JP2618614B2 (ja) 杭用の吊り金具
CN210418942U (zh) 有孔物体固定装置
US4572675A (en) Apparatus for agitating and pumping a liquid slurry
JPS5919837Y2 (ja) 水中モ−タポンプの自動着脱装置
CN219637902U (zh) 一种边坡降水井的排水盲管下放装置
JP3172328B2 (ja) 基礎ボルトの保護キャップ取扱装置
CN220098270U (zh) 一种深孔油缸智能化吊运翻身装置
CN213568978U (zh) 一种建筑施工升降机固定装置
CN218345041U (zh) 一种救援提升装置
JPS6022048Y2 (ja) クランクスロ−吊り具
JP2002147161A (ja) 立坑掘削用ズリ揚げ装置
JPH0522543Y2 (ja)
CN210617903U (zh) 一种便于安装的隧道吊柱
CN108252514B (zh) 一种钢模柱用施工平台
JPS6038160Y2 (ja) 炉蓋の取付装置
JPH0735543U (ja) マンホール作業用の落下物防止装置
JPS5911433B2 (ja) ナツト着脱作業設備
KR200181941Y1 (ko) 인너커버 견인장치
JP2577584Y2 (ja) 吊り上げ機用の係合装置
JPH06272386A (ja) 柱の吊り装置
JPS5817027Y2 (ja) コンテナ吊り装置