JPH01102572A - ダイレクトグラビア製版自動焼き付けシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、感光材が周面上に被覆されたグラビアシリ
ンダを所定の位置に供給し、所定の位置に供給されたグ
ラビアシリンダの周面上の所定の位置に焼付用原稿を供
給し、焼付用原稿上の像を焼付用原稿からグラビアシリ
ンダの周面上の感光材へと露光し、最後に、像が感光材
に焼付けられた後のグラビアシリンダと焼付用原稿とを
上記所定の位置から夫々除去及び排出する、ことの全て
が自動化されたダイレクトグラビア製版自動焼き付けシ
ステムに関する。

（従来の技術） 従来においては、感光材が周面上に被覆されたグラビア
シリンダを所定の位置に供給し、所定の位置に供給され
たグラビアシリンダの周面上の所定の位置に焼付用原稿
を供給し、焼付用原稿上の像を焼付用原稿からグラビア
シリンダの周面上の感光材へと焼付け、！ｌ後に像が感
光材に露光された後のグラビアシリンダと焼付用原稿と
を上記所定の位置から夫々除去及び排出する、ことの全
てが人手によって行われている。

（発明が解決しようとする問題点） 従って従来ではダイレクトグラビア製版の焼き付けに要
するコストが高く、焼付用原稿がらグラビアシリンダへ
と露光された像の質にも幾分かの不均一が生じている。

（問題点を解決する為の手段） この発明は上記事情の下で為され、この発明の目的は、
感光材が周面上に被覆されたグラビアシリンダを所定の
位置に供給し、所定の位置に供給されたグラビアシリン
ダの周面上の所定の位置に焼付用原稿を供給し、焼付用
原稿上の像を焼付用原稿からグラビアシリンダの周面上
の感光材へと露光し、最後に像が感光材に露光された後
のグラビアシリンダと焼付用原稿とを上記所定の位置か
ら夫々除去及び排出する、ことの全てを自動化し、ダイ
レクトグラビア製版の焼き付けに要するコストを低下さ
せることが出来、また焼付用原稿か゛らグラビアシリン
ダへと露光された像の質も常に均一にすることが出来る
ダイレクトグラビア製版自動焼き付けシステムを提供す
ることである。

上述した如きこの発明の目的は：周面に感光材が被覆さ
れたグラビアシリンダを所定の位置に供給するとともに
所定の位置がらグラビアシリンダを取り去るグラビアシ
リンダ供給／除去装置と；突出位置と引っ込み位置との
間で移動自在に設けられた位置決めピンを有しており、
突出位置に配置された位置決めピンに位置決め孔を被着
させた焼付用原稿を支持する焼付用原稿カセットと；焼
付用原稿カセットをグラビアシリンダの上記所定の位置
に隣接した焼付用原稿供給位置まで供給するとともに焼
付用原稿供給位置から焼付用原稿カセットを取り去る焼
付用原稿カセット供給／排出装置と；焼付用原稿供給位
置において焼付用原稿カセットの位置決めピンを引っ込
み位置に移動させた後に焼付用原稿カセットから上記所
定の位置に配置されているグラビアシリンダの周面上へ
と焼付用原稿を移動させる焼付用原稿送り装置と：焼付
用原稿送り装置によって焼付用原稿供給位置の焼付用原
稿カセットから上記所定の位置に配置されているグラビ
アシリンダの周面上へと移動させられた焼付用原稿をグ
ラビアシリンダの周面上に密着させながら焼付用原稿上
の像をグラビアシリンダの周面上の感光材へと露光する
露光装置と：露光装置による露光が終了した焼付用原稿
をグラビアシリンダの周面上から除去する焼付用原稿排
出装置と；を備えたことを特徴とするダイレクトグラビ
ア製版自動焼き付けシステムによって達成することが出
来る。

（作用） 上述した如く構成されたことを特徴とするこの発明に従
ったダイレクトグラビア製版焼付けシステムにおいては
、周面に感光材が被覆されたグラビアシリンダがグラビ
アシリンダ供給／除去装置により露光の為の所定の位置
に供給される。グラビアシリンダの周面の感光材に露光
されるべき像を有している焼付用原稿は位置決め孔を有
しており、突出位置と引っ込み位置との間で移動自在に
設けられた位置決めピンを有している焼付用原稿カセッ
トにより突出位置に配置された位置決めピンに位置決め
孔を被着させた状態で支持されている。焼付用原稿カセ
ットは焼付用原稿カセット供給／排出装置によってグラ
ビアシリンダの上記所定の位置に隣接した焼付用原稿供
給位置まで−旦供給される。焼付用原稿供給位置に配置
された焼付用原稿カセットは焼付用原稿送り装置によっ
て位置決めピンを引っ込み位置に移動された後に焼付用
原稿を焼付用原稿カセットから上記所定の位置に配置さ
れているグラビアシリンダの周面上へと移動させられる
。焼付用原稿送り装置によって焼付用原稿供給位置の焼
付用原稿カセットから上記所定の位置に配置されている
グラビアシリンダの周面上へと移動させられた焼付用原
稿は露光。

装置によりグラビアシリンダの周面上に密着させられな
がら焼付用原稿上の像をグラビアシリンダの周面上の感
光材へと露光される。露光装置による露光が終了した焼
付用原稿は焼付用原稿排出装置によりグラビアシリンダ
の周面上から除去される。グラビアシリンダの周面上の
感光材への焼付用原稿上の像の露光作業が終了した後に
、グラビアシリンダ及び焼付用原稿カセットの両者はグ
ラビアシリンダ供給／除去装置及び焼付用原稿カセット
供給／排出装四とによって上記所定の位置及び焼付用原
稿供給位置から除去される。

以下この発明の実施例を図面を参照して説明する。

（実施例） 第２図にはこの発明の実施例によるダイレクトグラビア
製版自動焼き付けシステムに使用される焼付用原稿カセ
ット１０が示されている。焼付用原稿カセット１０は上
方が開口された４角形状の箱型をしており、内部に水平
に配置された中間仕切り１２が配置されている。焼付用
原稿カセット１０の４つの側壁の内の１つ１６は中間仕
切り１２よりも上部が切り欠かれている。

焼付用原稿カセット１０の内部には中間仕切り１２と同
じ高さの側壁（以下前壁と言う）１６と平行になるよう
に送り出しローラ１４が配置されており、送り出しロー
ラ１４は前壁１６と直交する焼付用原稿カセット１０の
１対の側壁１８゜２０によって回転自在となるよう支持
されている。

送り出しローラ１４の上端は中間仕切り１２に形成され
ている前壁１６と平行な細長い開口中に位置しており、
中間仕切り１２の上面と同じ高さとなっている。

中間仕切り１２には前壁１６に沿ってもう１つの細長い
開口が形成されており、もう１つの細長い開口中には上
面に複数（この実施例においては３つ）の位置決めピン
２２が前壁１６に沿った方向に直線状に配列するよう固
定されている細長い位置決めピン支持板２４が配置され
ている。位置決めピン支持板２４−の両端は焼付用原稿
カセット１０の１対の側壁１８．２０に形成されている
開口２６から外方に突出している。焼付用原稿カセット
１０の１対の側壁１８．２０には中間仕切り１２よりも
下方で焼付用原稿カセット１０中に前壁１６と平行にな
るように配置されている軸２８の両端が挿通されており
、軸２８は１対の側壁１８．２０によって回転自在とな
るよう支持されている。軸２８の両端にはレバー３０の
一端が１対の側壁１８．２０の外表面に対して平行に回
転するよう固定されており、１対のレバー３０の他端は
１対の側壁１８．２０の開口２６から外方に突出してい
る位置決めピン支持板２４の両端に固定されている。軸
２８は図示しない付勢手段により位置決めピン支持板２
４が開口２６中で上方に向かって移動するよう付勢され
ており、位置決めピン支持板２４は開口２６の上縁に当
接することにより上記移動を停止され、ここにおいてそ
の上表面は中間仕切り１２の上表面と同一の高さに配置
されている。

中間仕切り１２の上表面上には焼付用原稿３２が載置さ
れており、焼付用原稿カセット１０の複数の位置決めピ
ン２２と同じ相対的な位置関係で焼付用原稿３２に形成
された複数の位置決め孔３４（この実施例では３つであ
る）が焼付用原稿カセット１０の複数の位置決めピン２
２に被着され、中間仕切り１２の上表面上の常に同じ載
置に焼付用原稿３２が支持されるようになっている。

この時の位置決めピン２２の位置は位置決めピン２２の
突出位置である。

３つの位置決め孔３４中の真中に位置する１つは対応す
る位置決めピン２２の直径と同じ大きさの直径を有した
円形をしており、３つの位置決め孔３４中の外側に位置
する２つは焼付用原稿カセット１０の前壁１６に沿った
方向に細長い形状をしていて、その長手方向の長さは対
応する位置決めピン２２の直径よりも大であり、その長
手方向と直交する方向の長さは対応する位置決めピン２
２の直径と同じである。

３つの位置決め孔３４側の焼付用原稿３２の端部には焼
付用原稿３２とは別の材質で形成され使い捨てとするこ
とが出来るリードペーパ３５が接着されており、リード
ペーパ３５は、第２図に示す如く、前壁１６の上縁から
外方に突出している。

第１図には、上述した如き構成の焼付用原稿カセット１
０を使用するこの発明の実施例によるダイレクトグラビ
ア製版自動焼き付けシステムが概略的に示されている。

ダイレクトグラビア製版自動焼き付けシステムは、周面
に感光材が被覆されたグラビアシリンダ３６を露光焼き
付けの為の所定の位置に供給するとともに露光焼き付け
作業が終了した後のグラビアシリンダ３６を所定の位置
から取り去るグラビヤシリンダ供給／除去装置３８を儀
えている。

グラビアシリンダ供給／除去装置３８は、グラビアシリ
ンダ３６の周面に感光材を被覆する為の感光材被覆工程
の末端から延出したチエインコンベヤ４０を有している
。感光材被覆工程の末端からは感光材被覆工程において
感光材が局面に被覆された後のグラビアシリンダ３６が
例えばロボットの如き自動移送機械４２によってチエイ
ンコンベヤ４０上に移送された後、グラビアシリンダ３
６の回転中心軸の両端がチエインコンベヤ４０上に所定
の間隔で配置されている１対の軸支持部材４４上に載置
される。

感光材被覆工程からのグラビアシリンダ３６の回転中心
軸の両端が１対の軸支持部材４４上にＷａｌされたチエ
インコンベヤ４０はグラビアシリンダ３６をチエインコ
ンベヤ４０の先端部（この実施例においては右端部）へ
と移送する。チエインコンベヤ４０の先端部まで第１図
に１点ｍｍで示す如く移送されて来たグラビアシリンダ
３６は図示しない例えばロボットの如き自動移送機械に
より回転中心軸の両端を支持されてチエインコンベヤ４
０上の１対の軸支持部材４４上から離間され、矢印Ａで
示される如く、１対の押圧送すローラ４６と露光機４８
とを有している露光装置５０の下方の所定の位置まで移
送される。グラビアシリンダ３６は上記所定の位置にお
いて露光装置５０の図示しない支持手段により回転自在
に支・持される。

グラビアシリンダ３６の上記所定の位置の近傍にはクリ
ーニング液が含浸されたクリーニングチー７５１を１対
のリール間に架は渡したクリーニング装ｆ１５２が配置
されている。

グラビアシリンダ３６の上記所定の位置の近傍にはさら
に焼付用原稿カセット供給／排出装置５３が配置されて
おり、焼付用原稿カセット供給／排出装置５３は上記所
定の位置から遠ざかった位置に複数の焼付用原稿カセッ
ト１０を集積することが出来る第１よび第２の焼付用原
稿カセット集積部５４．５６を有している。第１の焼付
用原稿カセット集積部５４には焼付用原稿３２を支持し
ている複数の焼付用原稿カセット１０が重複した状態で
集積されており、第１の焼付用原稿カセット集積部５４
には最下段の焼付用原稿カセット１０を１個づつグラビ
アシリンダ３６の上記所定の位置に隣接した焼付用原稿
供給位置まで送り出す為の焼付用原稿カセット送り出し
装置５８が設けられている。焼付用原稿供給位置におい
て焼付用原稿カセット１０は可動支持板６０の上面に載
置される。

感光材被覆工程から上記所定の位置までグラビアシリン
ダ供給／除去装置３８によりグラビアシリンダ３６が移
送される間には、前述した如く焼付用原稿３２を支持し
ている焼付用原稿カセット１０が焼付用原稿カセット送
り出し装置５８により第１の焼付用原稿カセット集積部
５４中から焼付用原稿供給位置まで送り出される。

焼付用原稿供給位置に焼付用原稿カセット１０が配置さ
れると、露光装置５０が第１図に１点鎖線で示された位
置から第１図に実線で示された位置まで下降して１対の
押圧送りローラ４６をグラビアシリンダ３６の外周面上
に押圧し、露光袋ｆｆ１５０は１対の押圧送りローラ４
６を図示しない駆動装置により回転させてグラビアシリ
ンダ３６を時計回り方向に回転させる。これと同時にク
リーニング装置５２が第１図に実線で示された位置から
第１図に１点鎖線で示された位置まで移動して１対のリ
ール間のクリーニングテープ５１をグラビアシリンダ３
６の外周面上に押圧する。

グラビアシリンダ３６が上述した如く回転している間に
クリーニングテープ５１がグラビアシリンダ３６の外周
面をクリーニングしグラビアシリンダ３６の外周面上か
ら塵やほこりを拭い去る。クリーニングテープ５１は１
対のリール間を一方から他方へと移動自在になっており
、適宜に移動することにより常に清潔な面でグラビアシ
リンダ３６の外周面のクリーニングを行なう。

グラビアシリンダ３６が略１回転してグラビアシリンダ
３６の外周面の略全部のクリーニング作業が終了した後
には、露光装置５０は押圧送りローラ４６の回転を中止
し、次に第１図に１点鎖線で示された位置から第１図に
実線で示された位置まで上昇して押圧送りローラ４６を
グラビアシリンダ３６の外周面上から離間させる。また
この時にはクリーニング装置５２も第１図に１点鎖線で
示された位置から第１図に実線で示された位置まで移動
して１対のリール間のクリーニングテープ５１をグラビ
アシンダ３６の外周面上から離間させる。

焼付用原稿供給位置の上方には焼付用原稿供給位置に配
置された焼付用原稿カセット１０中から焼付用原稿３２
を上記所定の位置に配置されているグラビアシリンダ３
６の周面上へと移動させる為の焼付用原稿送り装置６２
が配置されている。

焼付用原稿送り装置６２はモータ６４に駆動される駆動
ローラ６６を有しており、焼付用原稿供給位置に配置さ
れた焼付用原稿カセット１０の送り出しローラ１４に対
して、上記所定の位置に配置されたグラビアシリンダ３
６に対する上述した如きクリーニング作業が終了した後
に、第１図に１点鎖線により示された上昇位置から下降
して第１図に実線により示す如く駆動ローラ６６を押圧
させ、送り出しローラ１４と協働して焼付用原稿３２を
挟持する。この時また焼付用原稿送り装置６２は、焼付
用原稿カセット１０のレバー３０を図示しない前述の付
勢手段の付勢力に抗して、第１図中に示す如く、時計回
り方向に回転させて焼付用原稿３２の位置決め孔３４に
対する位置決めピン２２の係合を解除させる。この時の
位置決めピン２２の位置を位置決めピン２２の引−つ込
み位置と言う。

次に焼付用原稿送り装置６２はモータ６４により駆動ロ
ーラ６６を反時計回り方向に回転させて、焼付用原稿供
給位置に配置された焼付用原稿カセット１０中から焼付
用原稿３２を上記所定の位置に配置されているグラビア
シリンダ３６の外周面上へと移動させる。

焼付用原稿送り装＠６２は焼付用゛原稿３２のリードペ
ーパー３５が上記所定の位置に配置されているグラビア
シリンダ３６の周面上に覆い被さるまで駆動ローラ６６
を所定量回転させる。

焼付用原稿送り装置６２の駆動ロー５６６の所定量の回
転が停止した後には、露光装置５０が第１図に１点鎖線
で示された位置から第１図に実線で示された位置まで再
度下降して１対の押圧送り０−ラ４６により焼付用原稿
３２のリードペーパー３５をグラビアシリンダ３６の外
周面上に密着させる。クリーニング装置５２によりクリ
ーニングされたグラビアシリンダ３６の外周面に対して
は焼付用原稿３２のリードペーパー３５は簡単に密着す
る。またこの時には露光装置５０に隣接して配置されて
いる焼付用原稿排出装置６８の吸引機７０がリードペー
パー３５の先端部に吸着するとともに焼付用原稿送り装
置６２が第１図に実線で示す位置から第１図に１点鎖線
で示す位置へと上昇し駆動ローラ６６を焼付用原稿カセ
ット１０の押圧送りローラ１４から離間させる。

露光装置５０が１対の押圧送りローラ４６を図示しない
駆動装置により回転させると焼付用原稿３２はグラビア
シリンダ３６の外周面に密着した状態で時計回り方向に
回転するグラビアシリンダ３６とともに移動する。露光
装＠５０は１対の押圧送りローラ４６を図示しない駆動
装置により回転させている間に露光機４８もまた作動さ
せて１対の押圧送すローラ４６の間でグラビアシリンダ
３６の外周面に対して密着している焼付用原稿３２から
像をグラビアシリンダ３６の外周面の感光材上に露光す
る。露光機４８は所定位置に配置されたグラビアシリン
ダ３６の回転軸に対して平行に延出した細長い紫外線放
射ランプとこれを覆ったフードとを備えており、グラビ
アシリンダ３６の外周面に対向したフードの下端面にグ
ラビアシリンダ３６の回転軸に対して平行に延出するよ
う形成された細長いスリットを介して紫−外線放射ラン
プからの紫外線をグラビアシリンダ３６の外周面上に全
幅に渡り照射する。　− 露光装置５０の１対の押圧送りローラ４６の下を通過し
た焼付用原稿３２、即ちグラビアシリンダ３６の外周面
の感光材上への像の露光が終了した焼付用原稿３２、は
、焼付用原稿排出装置６８の吸引機７０により矢印Ｂで
示す如く使用済みの焼付用原稿３２の為のストック７２
へと送られ、ここで吸引機７０と分離される。

露光装置５０は１対の押圧送りローラ４６の下を焼付用
原稿３２が通過した後、露光機４８を消灯するとともに
１対の押圧送りローラ４６の回転を停止させ、次には第
１図に１点鎖線で示す位置から第１図に実線で示す位置
まで上昇して１対の押圧送りローラ４６をグラビアシリ
ンダ３６の外周面から離間させる。

さらに次には焼付用原稿３２からの像の露光が終了した
グラビアシリンダは、矢印Ａとは逆の方向に移動されて
チエインコンベヤ４０の先端部の１対の空の軸支持部材
４４上に一旦回転中心軸をｔ置された後、チエインコン
ベヤ４０の先端部側に配置されている例えばロボットの
如き移送手段７４により次の工程、例えばグラビアシリ
ンダ３６の外周面の感光材の現像工程、の入口へと送ら
れる。

露光装＠５０が第１図に１点鎖線で示す位置から第１図
に実線で示す位置まで上昇する間に、焼付用原稿カセッ
ト１０を焼付用原稿供給位置に支持していた可動支持板
６０は第１図に実線で示す位置から第１図に１点鎖線で
示す位置まで下降し、焼付用原稿供給位置において焼付
用原稿３２が供給された後の焼付用原稿カセット１０を
先端が第２の焼付用原稿カセット集積部５６の近傍まで
延出している例えばコンベヤ等の公知の移送手段７４の
基端の近傍に配置する。第１図に１点鎖線で示す位置ま
で下降した可動支持板６０からは焼付川原１３２が供給
された後の焼付用原稿カセット１０が図示しないシリン
ダ専の公知の移送手段により移送手段７４の基端部上へ
と移送され、さらには移送手段７４により第２の焼付用
原稿カセット集積部５６の近傍の移送手段７４の先端ま
で送られる。移送手段７４の先端まで送られた焼付用原
稿カセット１０は第２の焼付用原稿カセット集積部５６
の直下で第１図に実線で示す位置に配置されている垂直
方向可動板７６上に載置される。゛垂直方向可動板７６
は第１図に実線で示す位置から第２の焼付用原稿カセッ
ト集積部５６の下部中の第１図に１点鎖線で示す位置ま
で上方に移動し、ここにおいて空の（即ち、焼付用原稿
３２が供給された後の）焼、材用原稿カセット１０は第
２の焼付用原稿カセット集積部５６の下部に設けられて
いる落下防止装置７８に係合されて垂直方向可動板７６
が第１図に１点鎖線で示す上方位置から第１図に実線で
示す下方位置へと復帰した後も第２の焼付用原稿カセッ
ト集積部５６中に保持される。第２の焼付用原稿カセッ
ト集積部５６中に保持された空の焼付用原稿カセット１
０は新たに別の空の焼付用原稿カセット１０が第２の焼
付用原稿カセット集積部５６の下部に供給されるにつれ
て第２の焼付用原稿カセット集積部５６中を順次上方へ
と移動し、第２の焼付用原稿カセット集積部５６中の最
上方から再利用の為に取り出すことが出来る。再利用さ
れる空の焼付用原稿カセット１０の中間仕切り１２の上
表面には新たな焼付用原稿３２が載置され、第２図に示
す如く、焼付用原稿カセット１０の突出位置に配置され
ている複数の位置決めピン２２に対して新たな焼付川原
８Ｉ３２の複数の位置決め孔３４が被着される。

このように新たな焼付用原稿３２が所定の位置に装填さ
れた焼付用原稿カセット１０は第１の焼付用原稿カセッ
ト集積部５４中の最上部に供給される。

（発明の効果） 以上詳述した如くこの発明のダイレクトグラビア製版自
動焼き付けシステムは：周面に感光材が被覆されたグラ
ビアシリンダを所定の位置に供給するとともに所定の位
置からグラビアシリンダーを取り去るグラビアシリンダ
供給／除去装置と；突出位置と引っ込み位置との間で移
動自在に設けられた位置決めピンを有しており、突出位
置に配置された位置決めピンに位置決め孔を被着させた
焼付用原稿を支持する焼付用原稿カセットと：焼付用原
稿カセットをグラビアシリンダの上記所定の位置に隣接
した焼付用原稿供給位置まで供給するとともに焼付用原
稿供給位置から焼付用原稿カセットを取り去る焼付用原
稿カセット供給／排出装置と：焼付用原稿供給位置にお
いて焼付用原稿カセットの位置決めピンを引っ込み位置
に移動させた後に焼付用原稿カセットから上記所定の位
置に配置されているグラビアシリンダの周面上へと焼付
用原稿を移動させる焼付用原稿送り装置と：焼付用原稿
送り装置によって焼付用原稿供給位置の焼付用原稿カセ
ットから上記所定の位置に配置されている焼付用原稿の
周面上へと移動させられた焼付用原稿をグラビアシリン
ダの周面上に密着させながら焼付用原稿上の像をグラビ
アシリンダの周面上の感光材へと露光する露光装置と；
露光装置による露光が終了した焼付用原稿をグラビアシ
リンダの周面上から除去する焼付用原稿排出装置と：を
備えたことを特徴としており、これらがｌｙｌ述した如
く協働して作動することにより、感光材が周面上に被覆
されたグラビアシリンダを所定の位置に供給し、所定の
位置に供給されたグラビアシリンダの周面上の所定の位
置に焼付用原稿を供給し、焼付用原稿上の像を焼付用原
稿からグラビアシリンダの周面上の感光材へと露光し、
最後に像が感光材に露光された後のグラビアシリンダと
焼付用原稿とを上記所定の位置から夫々除去及び排出す
る、ことの全てを自動化することが出来、この結果とし
てダイレクトグラビア製版の焼き付けに要するコストを
低下させることが出来、また焼付用原稿からグラビアシ
リンダへと露光された嫌の質も常に均一にすることが出
来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の実施例に係るダイレクトグラビア
製版自動焼き付けシステムを概略的に示す図； 第２図は、この発明の実施例に係るダイレクトグラビア
製版自動焼き付けシステム中で使用される焼付用原稿カ
セットを一部の側壁を取り除いた状態で示す斜視図であ
る。 １０・・・焼付用原稿カセット、１２・・・中間仕切り
、１４・・・送り出しローラ、１６・・・前壁、１８・
・・左側壁、２０・・・右側壁、２２・・・位置決めピ
ン、２４・・・位置決めピン支持板コ２６・・・開口、
２８・・・軸、３０・・・レバー、３２・・・焼付用原
稿、３４・・・位置決め孔、３５・・・リードベーパー
、３６・・・グラビアシリンダ、３８・・・グラビアシ
リンダ供給／除去装置、４０・・・チエインコンベヤ、
Ａ２・・・自動移送機、４４・・・軸支持部材、４６・
・・押圧送りローラ、４８・・・露光機、５０・・・露
光装置、５１・・・クリーニングテープ、５２・・・ク
リーニング装置、５３・・・焼付用原稿カセット供給／
排出装置、５４・・・第１の焼付用原稿カセット集積部
、５６・・・第２の焼付用原稿カセット集積部、５８・
・・焼付用原稿カセット送り出し装置、６０・・・可動
支持板、６２・・・焼付用原稿送り装置、６４・・・モ
ータ、６６・・・駆動ローラ、６８・・・焼付用原稿排
出装置、７０・・・吸引機、７４・・・移送手段、７６
・・・垂直方向可動板、７８・・・落下防止装置。 出願人代理人　　弁理士　鈴江武彦

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 周面に感光材が被覆されたグラビアシリンダを所定の位
   置に供給するとともに所定の位置からグラビアシリンダ
   を取り去るグラビアシリンダ供給／除去装置と；突出位
   置と引つ込み位置との間で移動自在に設けられた位置決
   めピンを有しており、突出位置に配置された位置決めピ
   ンに位置決め孔を被着させた焼付用原稿を支持する焼付
   用原稿カセットと；焼付用原稿カセットをグラビアシリ
   ンダの上記所定の位置に隣接した焼付用原稿供給位置ま
   で供給するとともに焼付用原稿供給位置から焼付用原稿
   カセットを取り去る焼付用原稿カセット供給／排出装置
   と；焼付用原稿供給位置において焼付用原稿カセットの
   位置決めピンを引つ込み位置に移動させた後に焼付用原
   稿カセットから上記所定の位置に配置されているグラビ
   アシリンダの周面上へと焼付用原稿を移動させる焼付用
   原稿送り装置と；焼付用原稿送り装置によって焼付用原
   稿供給位置の焼付用原稿カセットから上記所定の位置に
   配置されているグラビアシリンダの周面上へと移動させ
   られた焼付用原稿をグラビアシリンダの周面上に密着さ
   せながら焼付用原稿上の像をグラビアシリンダの周面上
   の感光材へと露光する露光装置と；露光装置による露光
   が終了した焼付用原稿をグラビアシリンダの周面上から
   除去する焼付用原稿排出装置と；を備えたことを特徴と
   するダイレクトグラビア製版自動焼き付けシステム