JPH01102271A - ダンパー開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、被駆動側の開閉板をモータにより駆動するダ
ンパー開閉装置に関するものである。

従来の技術 例えば分割状態の冷凍室と冷蔵室とを備えた冷蔵庫では
、冷凍室と冷蔵室とを結ぶ通路に設けた２　ヘーノ ダンパーの開閉によって温度制御が行われている。

従来、その開閉の駆動源として、ガスサーモ式ベローズ
が用いられているが、ガスサーモ式ベローズでは、応答
速度が遅く、また装置が大型化するといった問題があり
、最近では、駆動源にモータを用いたものが使用される
様になってきた。

以下に、モータを駆動源に用いた従来のダンパー開閉装
置について説明する。

従来のダンパー開閉装置は、例えば実開昭６１−２３６
７３号に記されているものがある。

第６図は従来のダンパー開閉装置の断面図を示すもので
ある。

従来のダンパー開閉装置１は、被駆動部材としてのバッ
クルプレート２およびその駆動源としてのモータ３を備
えている。上記バッフルプレート２は、下方の両端に設
けられた軸４によって、基板６の軸受ブラケット６によ
って開閉自在に支持されている。このバッフルプレート
２は、基板６の開口部７と対応する位置にそれよりもや
や大きいパツキン８を偏えており、基板６に固定された
３　・・−／ 板状のばね９によって、基板６に接する方向、つまシ開
ロ部７を常に閉じる方向に付勢されている。

−本、上記モータ３は、基板５の背面側に形成された取
付は台１０に対し、ギヤボックス１１とともに固定され
ている。このギヤボックス１１は、モータ３の回転を減
速しなから１２に伝達するほか、内部にスイッチカム１
３およびスイッチ１４を収納している。

上記カム１２は、端面カムであシ、その端面で傾斜状の
カム面１２ａを形成している。

このカム１２の従動節すなわち従動ピン１５は、基板５
の保持孔１６に対し、軸線方向に摺動自在に保持されて
おシ、一端でカム面１２ａに接し、かつ他端部分でバッ
フルプレート２の裏面側に接している。

なお、上記モータ３は、第４図に示すように、制御回路
１７によって制御される関係にある。この制御回路１７
は、バッフルプレート２の開閉状態、すなわちスイッチ
１４のオン・オフ状態および温度センサー１８の信号レ
ベルの変化を入力条件とし、モータ３のオン・オフ状態
を自動的に制御する。

以上の様に構成されたダンパー開閉装置について、以下
その動作について説明する。

バッフルプレート２が開口部７を閉じている状態で、冷
蔵室内の温度が上昇したとき、制御回路１７は、温度セ
ンサー１８からの信号によって、モータ３を始動させ、
カム１２を１８０度だけ回転させる。このとき、従動ピ
ン１５は、カム面１２ａの勾配にしたがって左方向に移
動し、バッフルプレート２をばね９の弾力に抗して押す
。これによって、バッフルプレート２は、開口部７から
離れ、それを開閉状態とする。この間に、スイッチカム
１３が回転し、スイッチ１４が切り替わるため、制御回
路１７は、バッフルプレート２を開放状態として、自動
的に停止する。このようにして開口部７から冷凍室の冷
気が冷蔵室内に送シ込まれる。

冷蔵室内の温度が所定の温度よシも低くなると、制御回
路１７は、温度センサー１８の信号を入力とし、またス
イッチ１４によってバッフルプレー６、−。

ト２の開放状態を確認し、再びモータ３を回転させる。

カム１２が１８０度回転する過程で、従動ピン１６が右
方向に移動するため、バッフルプレート２は、ばね９の
付勢力によって、そのパツキン８を開口部７に密着させ
、それを閉じる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の構成では、バッフルプレート２
を開閉させるために従動ピン１６が必要であシ、又従動
ピン１６を取シ付けるために基板６に保持孔１６が必要
であるため、基板６に付着する水分がこの保持孔１６に
流れ込み、途中で凍結する可能性が高く、凍結すること
によりバッフルプレート２が開閉しなくなり庫内温度コ
ントロールが出来なくなるという欠点をもっている。

本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、基板に
孔をあけずにバッフルプレートを開閉させることが出来
るダンパー開閉装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 そこで本発明は開口部を有する基板と、開口部６　ヘー
ノ で開閉自在のバックルプレートと、上記基板の裏側に取
付けられたモータと、同じ基板の裏側に前記モータの出
力軸に取付けられ駆動される偏心カムを備え、前記バッ
フルプレートは上端部を基板の開口部に接し、下端部を
支軸により基板の下端部に枢着するとともに、この支軸
に形成した当接部を前記偏心カムの外周面に当接する構
成としたものである。

作　　用 この構成によれば、モータの回転により、モータの出力
軸に取付けられた偏心カムと、バッフルプレートの当接
部の当接位置が変化し、バッフルプレートの下端部が支
軸を中心に動くことにより開口部が開閉されることとな
る。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照にしながら
説明する。

第１図〜第３図においてダンパー開閉装置１０１は、被
駆動部材としてのバッフルプレート１０２及び、その駆
動源としてのモータ１０３を基板７　へ−７ １０５の裏側に備えている。上記バッフルプレート１０
２は、下方の両端に設けられた支軸１０４によって、基
板１０６の軸受１０６によって開閉自在に支持されてい
る。

このバッフルプレー）１０２は、基板１０５の開口部１
０７と対応する位置にそれよりもやや大きいパツキン１
０８を備えておシ、基板１０５に固定された板状のばね
１０９によって、基板１０６に接する方向、つまシ開ロ
部１０７を常に閉じる方向に付勢されている。モータ出
力軸１１２は、先端に偏心カム１１６を有しており、バ
ッフルプレート当接部１１７は支軸１０４により基板１
０６の下端部１１８に枢着し、前記偏心カム１１６と当
接している。

一方、上記モータ１０３は、基板１０５の背面側に形成
された取付は台１１ｏに対し、ギヤボックス１１１と共
に固定されている。このギヤボックス１１１は、モータ
１０３の回転を減速しながら出力軸１１２に伝達する。

第４図は、従来のダンパー開閉装置の制御ブロック図で
あるが、本発明においても同様である。

以上の様に構成されたダンパー開閉装置について、以下
その動作を説明する。

開閉板１０２が、開口部１０７を閉じている状態で、冷
蔵室内の温度が上昇したとき、制御回路１１は、温度セ
ンサー１２からの信号によって、モータ３を始動させ、
出力軸１１２を１８０度だけ回転させる。

この時、出力軸１１２先端に設けられた偏心カム１１６
が、第２図に示す様に、１８０度回転せしめられ、バッ
フルプレート下端部１１８の支軸１０４に形成した当接
部１１７が偏心カム１１６の当接面に沿って、偏心カム
１１６の短径部よシ長径側へ移動することにより、バッ
フルプレート１０２を支軸１０４を中心に板ばね１０９
の弾力に抗して押し開口部を開く方向に回転させる。

この間に、スイッチカム１３が回転し、スイッチ１４が
切シ替わる為、制御回路１１は、バッフルプレート１ｏ
２を開放状態として、自動的に停止する。

９　ヘ一／ との様にして、開口部１０７から冷凍室の冷気が冷蔵室
内に送シ込まれる。

冷蔵室内の温度が所定の温度よシも低くなると、制御回
路１１は、温度センサー１２の信号を入力とし、またス
イッチ１４によってバッフルプレート１０２の開放状態
を確認し、再びモータ１０３を回転させる。

出力軸１１２が、１８０度回転する過程で、出力軸１１
２先端に設けられた偏心カム１１６と、バッフルプレー
ト下端部１１８の支軸１０４に形成した当接部１１７が
偏心カム１１６の当接面に沿って、偏心カム１１６の長
径側よシ短径側へ移動し、開閉板１０２は、板ばね１０
９の付勢力によって、そのパツキン１０Ｂを開口部１０
７に密着させ、それを閉じる。以上の様に本実施例によ
れば、開口部１０７を有する基板１０５と、開口部１０
７で開閉自在のバッフルプレート１０２と、上記基板１
０５の裏側に取付けられたモータ１０３と、同じ基板１
０６の裏側でとのモータ１０３の出力軸１１２に取付け
られ駆動される偏心カム１０　へ−７ １１６を備え、前記バッフルプレート１０２は上端部１
１９を基板１０５の開口部１０７に接し、下端部１１８
を支軸１０４により基板１０６の下端部に枢着するとと
もにこの支軸１０４に形成した尚接部１１７を前記偏心
カム１１６の外周面に当接することにより、基板１０６
に貫通孔をあける必要がなくなる。したがってモータ側
に水分が流れ込む可能性が皆無となシ凍結の面で信頼性
の高い、ダンパー開閉装置を提供出来る。

発明の効果 以上のように本発明は開口部を有する基板と、開口部で
開閉自在のバッフルプレートと、上記基板の裏側に取付
けられたモータと、同じ基板の裏側でモータの出力軸に
取付けられて駆動される偏心カムを備え、前記バッフル
プレートは上端部を基板の開口部に接し、下端部を支軸
により基板の下端部に枢着させるとともに、この支軸に
形成した当接部を前記偏心カムの外周面に当接する構成
としたため、従来のようにバッフルプレートの開閉に従
動ピンを使う必要がなく、そのため、保持１１　へ−・ 孔も不要となる。したがって、湿気の多い冷気が基板に
付着してもモータ側に流れ込む可能性がなく凍結する可
能性がないため、信頼性の高い、ダンパー開閉装置が構
成出来、その実用効果は大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のダンパー開閉装置のダンパ
ー閉状態を示す断面図、第２図は同開閉装置のダンパー
開状態を示す断面図、第３図は同開閉装置の斜視図、第
４図は本発明及び従来のダンパー開閉装置の制御ブロッ
ク図、第５図は従来のダンパー開閉装置の断面図である
。 １０１・・・・・・ダンパー開閉装置、１ｏ２・・・・
・・バッフルプレート、１ｏ３・・・・・・モータ、１
ｏ４・・・・・・支軸、１０６・・・・・・基板、１１
２・・・・・出力軸、１１６・・・・・・偏心カム、１
１７・・・・・・バッフルプレート当接部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名−〇
） １０／−−− １／ 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 開口部を有する基板と、開口部で開閉自在のバッフルプ
   レートと、上記基板の裏側に取付けられたモータと、同
   じ基板の裏側で前記モータの出力軸に取付けられ駆動さ
   れる偏心カムを備え、前記バッフルプレートは上部を基
   板の開口部に接し、下端部を支軸により基板の下端部に
   枢着するとともに、この支軸に形成した当接部を前記偏
   心カムの外周面に当接する構成としたことを特徴とする
   ダンパー開閉装置。