JPH01102134A - 老朽管渠更新工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は老朽化した既設の下水管渠等の更新工法に係る
ものである。

（従来の技術） 従来のこの種の工法にあっては、老朽化して構造的に劣
化した既設の管渠の内側にスリーブ等を挿して、老朽管
の構造及び機能の回復を図っていた。

（発明が解決しようとする問題点） 老朽した管渠は一般に構造的に劣化しているのみ外らず
、容量も建設後の状況の変化によって不足していること
が少女くない。

しかるに前記従来の工法によれば老朽管の内部にスリー
ブを挿入するため、更新後の管径は逆に小さく力るとい
う問題点がある。

（問題点を解決するための手段） 本発明はこのような問題点を解決するために提案された
ものであって、既設の老朽管渠の外周地盤に、同管渠と
同心状にボーリングを行なうとともに、ボーリングロッ
ドより液体を高圧で噴射して前記外周地盤を液状化し、
次いで同外周地盤内に、前記老朽管渠と等口径、または
とれよシ大ロ径の新管を同老朽管渠と同心状に貫入する
とともに、同老朽管渠を撤去することを特徴とする老朽
管渠の更新工法に係るものである。

（作用） 本発明の工法によれば前記したように、既設の老朽管の
外周地盤に、同管渠と同心状にボーリングを行ない、こ
の際ボーリングロッドから前記地盤内に液体を高圧で噴
射することによって同地盤が液状化して前記既設の老朽
管渠及び新設管の撤去、挿入が容易になる。

この状態で前記老朽管と等口径、若しくはとれよシ大ロ
径の新管を同老朽管と同心状に、同管外周の液状化した
地盤に貫入するとともに、老朽管を撤去し、代りに同老
朽管よ勺等口径、若しくは大口径の新設管を敷設するも
のである。

（発明の効果） このように本発明によれば、既設の老朽管渠の外周地盤
を液体化して、同管渠の外周にこれと等口径または大口
径の新設管を同心状に貫入するとともに、老朽管渠を撤
去することによって、管渠の断面積を縮小することなく
既設の老朽管の更新を可能ならしめるものである。

（実施例） 以下本発明を図示の実施例について説明する。

第１図において（１）は更新を必要とする老朽管渠で、
第２図に示すように同管渠（１）両端の人孔（２）を撤
去して、代シに作業用竪孔（３）を構築し、同竪状（３
）よ勺老朽管渠（１）の外周地盤（４）に同管渠（１）
と同心状に配置されたボーリングロッド（５）によって
水平ボーリングを行表うとともに、同各ボーリング（５
）よＱ水等の液体を高圧で噴射して、外周地盤（４）を
液状化する。

次いで前記ボーリングロッ）’　（５）を利用して老朽
管（１）と等口径、若しくは大口径の新管（６）を、そ
の先端に装着された先導管（７）とともに牽引すると同
時に、前記竪状（３）側に配設されたジヤツキ（８）に
よって押圧し、新管（６）を老朽管渠（１）の外周地盤
（４）に同管渠（１）と同心状に外周地盤（４）内に貫
入する（第３図） なお第５図中、（９）は新管（６）と老朽管渠（１）と
の間に介装されたスペーサである。また第６図は前記先
導管（７）を示し、　Ｑ（Ｉは刃口、　（１１）は潤滑
材注入口である。

かくして前記老朽管渠（１）の外周地盤（４）内への新
管（６）の貫入が完了すると、同新管（６）内部に残置
された老朽管渠（１）を撤去し、人孔（２）を復旧して
全工程を完了する。

このように前記実施例に示す方法によれば、断面積を減
少することなく、既設の老朽管渠（１）を更新すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明に係る老朽管渠の更新工法の
一実施例の工程を示す縦断側面図、第４図は第２図の矢
視ＩＶ−ＩＶ図、第５図は第３図の矢視ｖ−ｖ図、第６
図は先導管の側面図である。 （１）・・・老朽管渠　　　　　（４）・・・外周地盤
（５）・・・ボーリングロッド　（６）・・・新管代理
人　弁理士　　岡　本　重　文 外２名 第３図 −１７３−一

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 既設の老朽管渠の外周地盤に、同管渠と同心状にボーリ
   ングを行なうとともに、ボーリングロッドより液体を高
   圧で噴射して前記外周地盤を液状化し、次いで同外周地
   盤内に、前記老朽管渠と等口径、またはこれより大口径
   の新管を同老朽管渠と同心状に貫入するとともに、同老
   朽管渠を撤去することを特徴とする老朽管渠の更新工法
   。