JPH01102018A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH01102018A
JPH01102018A JP25949687A JP25949687A JPH01102018A JP H01102018 A JPH01102018 A JP H01102018A JP 25949687 A JP25949687 A JP 25949687A JP 25949687 A JP25949687 A JP 25949687A JP H01102018 A JPH01102018 A JP H01102018A
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JP
Japan
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kynurenine
cosmetic
skin
sunburn
preventing
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JP25949687A
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Yuji Narutomi
祐二 成冨
Manabu Katsumata
学 勝俣
Saburo Uchikuga
三郎 内空閑
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Sogo Pharmaceutical Co Ltd
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Sogo Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は化粧料に関するものであるが、更に詳細にはキ
ヌレニンまたはその誘導体を有効成分として配合するこ
とを特徴とし、紫外線吸収能とチロシナーゼ活性阻害効
果を併有することにより。
例えばシミ・ソバカスの防除1日焼は止め及び日焼は後
の肌の回復1色素沈着症治療などを目的とした新規な化
粧料を提供するものである。
(従来の技術) 紫外線はさまざまな変化を皮膚にもたらすことが知られ
ている。皮膚科学的には作用波長を。
400〜3200■の長波長紫外線、320〜290n
mの中波長紫外線、290n■以下の短波長紫外線に分
け、それぞれUV−A、 UV−B、 UV−Cと呼ん
でいる。従来、日焼は止め↓こ用いる化粧料には、 U
V−Bを吸収あるいは散乱して肌に到達するのを防ぐU
V−8防止剤が配合され汎用されてきた。これは1通常
人間が曝露される紫外線源の大部分である太陽光線中、
 UV−8が一定量以上皮膚に照射されると、紅斑や水
庖を形成し、またメラニン形成が元通され、色素沈着を
生ずる等の変化を皮膚にもたらすと言われてきたことに
よる。これに対しUV−Aは、従来、皮膚にあまり大き
な変化を生じさせないと考えられていた。
しかしながら、電子顕微鏡や組織化学的な手法により、
υV−AはUV−8と異なり、そのエネルギーが真皮ま
でも到達し血管壁や結合組織中の弾性線維に微慢性の変
化をもたらし、これらの変化が皮膚の老化や皮膚ガンの
一因であることが判明した。また、 UV−Aは照射直
後に皮膚を黒化させる作用(即時黒化)を有することや
、UV−Hによりひきおこされる紅斑や黒化を促進する
ことが知られており、シミ・ソバカスの発生や増悪の一
因子になっていると考えられている。
これらのことより明らかなように、UV−Aより皮膚を
保護することは皮膚の老化を予防し、シミ・ソバカスの
発生や増悪を防ぐ意味において重要である。しかしなが
ら、 UV−Aの皮膚に対する作用に関する研究は歴史
が浅く、皮膚に適用した場合。
効果的にUV−Aを吸収する物質はあまり知られていな
いのが実状である。現在、わずかにジベンゾイルメタン
誘導体等が知られているが、大部分が脂溶性であり、化
粧料に添加配合しようとすると化粧料の基剤に制限があ
った。さらに、これらの非天然系のU V−’A吸収剤
は、接触皮膚炎や日光過敏症といった副作用をひきおこ
す可能性を有している。
かかる意味から、近年UV−A領域に紫外線吸収能を持
つ天然系の紫外線吸収剤、とりわけヒトの生体系紫外線
吸収剤の開発が待ち望まれている。
ところで、ヒトの皮膚にはメラニンという色素が存在し
ており、この色素の形成により太陽光線特に有害な紫外
線が吸収され深部へ到達するのを防いでいる。従ってメ
ラニン形成は生体防御機構の一部とみなすことができる
。しかしその一方で。
紫外線による外部刺激や代謝異常によって惹起される局
部的メラニン過剰形成は、シミ・ソバカスや色素沈着症
など美容上好ましくない現象をひきおこす。このメラニ
ン過剰形成には酵素チロシナーゼが関与しており、チロ
シナーゼを阻害することによりメラニン過剰形成を抑制
し、皮膚の美白さを増進することが可能である。
このような観点から天然系紫外線吸収剤の開発が行われ
てきたが、■UV−Aに吸収極大を有すること■好まし
くはヒトの生体系紫外線吸収剤であること■皮膚刺激性
がないこと■チロシナーゼ1活性阻害効果を有すること
■好ましくは水溶性である′ こと■安定性に優れてい
ることの各種条件を一度に満足しつる化合物は現在まで
全く得られていない。
本発明は、上記した諸条件をすべて満足する化合物とし
てキヌレニン及びその誘導体を使用するものであるが、
キヌレニンがヒトの皮膚、眼球。
シロネズミの毛幾中に存在するトリプトファンの代謝中
間体であり、且つ蛍光を発することは知られているもの
の(「化学大辞典2」共立出版(昭42−9−10)P
、769)、このものがチロシナーゼ活性阻害効果を有
することは全く新しい知見であり、ましてや本発明のよ
うにこの化合物を紫外線吸収作用及びチロシナーゼ活性
阻止効果を併有する化粧料として使用することは文献に
全く記載がなく新規である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記した欠点を解決して理想とする色白美肌
用化粧料を開発するためになされたものであって、従来
未知の新規にして安全な化粧料、すなわち、UV−Aに
紫外線吸収能を持ち、且つチロシナーゼ活性阻害作用を
持つ生体系成分を配合した従来にない新しい化粧料を開
発する目的でなされたものである。
(問題点を解決するための手段) このような新規な化粧料を開発する目的で莫大な数存在
する各種化合物を鋭意スクリーニングし、研究を続けた
結果、キヌレニンが、前記の6つの条件、すなわち、■
UV−Aに吸収極大を有すること■好ましくはヒトの生
体系紫外線吸収剤であること■皮膚刺激性がないこと■
チロシナーゼ活性阻害効果を有すること■好ましくは水
溶性であること■安定性に優れていることの各種条件を
満足することを見いだし、午の新知見に基づいて本発明
に到達したのである。
即ち、UV−A領域の紫外線吸収能とチロシナーゼ活性
阻害能とを併有するキヌレニンを用いるならば、日やけ
止め効果を増強し、且つ日やけ後の肌の黒化防止効果を
有する卓越した化粧料が得られることを見い出し、この
新規にしてきわめて有用な知見に基づいて更に研究の結
果、キヌレニンのみでなくその誘導体及び塩類も有利に
使用できるという新知見も併せ得られ、これらの新知見
を基礎として本発明は完成されたのである。
本発明において有効成分として使用するキヌレニン及び
その誘導体は、〔13式で示される化合物である。
○ λ (式中Xは水素、水酸基もしくは糖類基を表わし、Rは
水素もしくは低級アルキル基をあられす、)本発明の有
効成分化合物であるキヌレニン及びキヌレニン誘導体と
その塩は光学活性体であるL一体、及びラセミ体である
DL一体の何れも有利に用いることができる。塩として
は、例えば塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩といった鉱酸塩の
ほか、酢酸のような有機酸塩、ナトリウム塩またはカリ
ウム塩のようなアルカリ金属塩、カルシウム塩のような
アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩またはジメチルア
ミン塩のような有機アミン塩も適宜利用できる。
糖類基としては、グルコース、フラクトース、マンノー
ス、ガラクトース等ヘキソースのほか、リボース、キシ
ロース、アラビノース、リブロース等ペントースといっ
た単糖類;マルトース、ラクトース、シュークロースと
いった二糖類から誘導されたものが使用される。通常は
D−グルコース、シュークロースが多用されるが、これ
らのみに限定されるものではない。
このように本発明においてはシュークロース誘導体も使
用できるのであるが、従来よりキヌレニン類はショ糖及
びショ糖脂肪酸エステルと分子化合物を形成することが
知られており、これらを包接化合物として使用すること
もできる。また、キヌレニン及びその誘導体中のカルボ
キシル基、水酸基及びアミノ基を各々エステル化あるい
はアシル化して得られる化合物も本発明の有効成分とし
て利用できる。
尚、この有効成分の1つであるキヌレニンはトリプトフ
ァンよりMethods+ in Enzymol、、
III、62G(1957)記載の方法で、また3−ヒ
ドロキシキヌレニンはキヌレニンよりBiochem 
、 Prep 、 、ヱ、62.3−ヒドロキシキヌレ
ニン−〇−β−グルコシドは動物の眼球よりJ、Bio
hem、、89,103(1981)記載の方法等既知
の方法で容易に入手可能である。
このようにして多数のキヌレニン誘導体を合成すること
ができ、例えば次のような化合物を得ることができる。
表1 化合物名  λ醜ax(止)  ε 既述のように、キヌレニン及びキヌレニン誘導体はトリ
プトファンの代謝中間体、すなわち生体成分であるため
、その安全性は極めて高い、キヌレニン及び3−ヒドロ
キシキヌレニンについてサルモネラ菌TAIGOを用い
てAwes試験を行ったところ変異原性は全く認められ
なかった。
本発明の化粧料には上記の必須成分に加えて。
必要に応じて、油性成分、保湿剤、界面活性剤、保護コ
ロイド剤、防腐剤、香料などを配合し、常法にしたがっ
て、クリーム、乳液、ローション。
パックその他の剤型に自由に製剤することができる。上
記した必須成分は、安定性にきわめてすぐれているため
、多量に配合しても何ら差し支えはなく、配合量につい
ては特定の制限はないが、−応の目安としては、化粧品
ベースの0.1〜lO%程度配合すればよい、また、配
合の際、ビタミンB2、ビタミン86等を配合すれば一
層効果が高まる。更にUV−B吸収剤及び散乱剤を配合
することによりUv−AからUV−Bまでの広い範囲に
わたって紫外線を防除できる。
本発明においては、溶剤に対する溶解性も高く。
他の配合成分との両立性も極めて高い必須成分を新たに
使用するので、各種の成分も自由に配合することができ
、きわめて有利である。
次に本発明の試験例について説明する。
試験例1 (酵素活性測定法) (1)基質としてL−チロシン(30■g/100w+
fi、緩衝液)を用い、L−チロシン溶液1■Q、トリ
ス緩衝液(pH7,2)1■Qの反応溶液中に、緩衝液
に溶解した各種濃度のし一キヌレニンを0.9+in添
加した。この反応液を37℃で10分間インキュベート
し、チロシナーゼ(2000単位/5Q)0.1■Qを
加え反応を開始した。それと同時に吸光度計にて475
nmに於ける吸光度(OD)を10分間測定し、チロシ
ナーゼ反応の阻害率を次式により求めた。
(2) 0.1%のし一チロシンと0.002%の硫酸
鋼を含有する0、1%リン酸緩衝液(pH7,O) 1
.9mflをとり、それに緩衝液に溶解した各種濃度の
L−キヌレニンを1、OiQ加える。次いでチロシナー
ゼ5mgを緩衝液5IIQに溶解した酵素液を0.1■
Q加える。反応液を37℃で60分間インキュベートし
た後、85℃に5分間保持して反応を停止し、580n
mの吸光度(OD)を測定し、(1)と同様に阻害率を
求めた。
(1)及び(2)の方法による測定結果をそれぞれ表2
及び表3に示す。
表 2(1)法によるチロシナーゼ活性阻害率濃度(層
o1/Ω)       阻害率(%)5、OX 10
−’         15.05、OX 10−’ 
        17.35.0X10””     
    18.8表 3(2)法によるチロシナーゼ活
性阻害率濃度(mol/Ω)       阻害率(%
)1.0X1G−”         41.05.0
X10−’         35.81、OX 10
”’         30.31、OX IP’  
       22.85、OX 10−@20.4 1、OX 10−”         20.55.0
XlO−’         21.3上記結果からも
明らかなように、キヌレニンは高濃度の場合はもちろん
のこと、低濃度の場合にも卓越したチロシナーゼ活性阻
害を有することが判る。
試験例2 (UV−A領域紫外線防止効果) 一りユし二ノ!  表4に示す組成で基剤クリーム及び
10%キヌレニン硫酸塩含有クリームを調製した。10
%キヌレニン硫酸塩クリームを基剤クリームで希釈し、
キヌレニン硫酸塩を5.3.2.5及び1.5%含有す
るクリームを作成して効果試験に用いた。
表 4 クリームの組成 3.蜜ロウ         3.0      3.
04、バチルアルコールモノス  2.0      
 2.0テアレート 5、バチルアルコール 1.0    1.06、イソ
オクタン酸セチル 18.0      18.07、
 1,3−ブチレングリコール  5.0      
 5.08、メチルパラベン 0.1    0.19
、プロピルパラベン 0.1    0,110、デヒ
ドロ酢酸ナトリウム  0.1       0,11
1、キヌレニン硫酸塩 0     10.012、水
       67.7    57.7失狭友蒸  
モルモットを紫外線照射24時間前から絶食させ、同時
に背部皮膚を眼科バサミで荒く刈毛後、脱毛剤にて完全
に脱毛し、光不透過性テープにて1a#区画に分画する
6紫外線照射90分前に8−メトキシソラーレン5mg
をプロピレングリコール11に溶解した溶液を腹腔内投
与し、 UV−Aに過敏な状態を作成した。15分前に
基剤両区には基剤クリームを、また薬物塗布両区には各
種濃度のキヌレニン硫酸塩を含有するクリームを各々0
.05 g塗布する。その後、東芝FL−40BLBラ
ンプ2灯にガラスフィルターでIJV−8を遮断した紫
外線を20cmの距離から2時間30分照射し、照射開
始より紅斑の出現を経時的に20時間30分後まで観察
した。結果を表5に示す。
表5に示したように、基剤クリームでは1.5時間以内
で95%の分画に紅斑が生じた。それに対し、10%キ
ヌレニン硫酸塩クリームでは20.5時間までの紅斑の
出現を完全に防止した。5%以下の濃度では、投与量の
減少と共に紅斑出現時間も短縮しているが、最小濃度で
ある1、5%キヌレニン硫酸塩クリームにおいても、基
剤クリームに比較して紅斑出現時間を1.8倍に延長す
る効果が見られた。
以上の結果から、キヌレニン硫酸塩はすぐれたUV−A
防止効果を有することが判る。
試験例3 キヌレニン硫酸塩のかわりに3−ヒドロキシキヌレニン
・2水和物の7%クリームを用いて試験例2と同様の試
験を行ったところ、試験時間内には紅斑の出現は見られ
なかった。
試験例4 牛水晶体よりJ、Biochsm、、89,103〜1
09記載の方法によって抽出して得られた3−ヒドロキ
シ−L−キヌレニン−〇−β−グルコシドの10%クリ
ームを調製し、試験例2と同様の試験を行ったところ試
験時閣内には紅斑の出現は見られなかった。
次に実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、本
発明はこれにより限定されるものではない。
実施例1 1、ワセリン              2.5g2
、流動パラフィン         10.0g3、セ
トステアリルアルコール    12.0g5、ソルビ
タンモノステアレート1.0g6、プロピレングリコー
ル       5.0g7.3−ヒドロキシキヌレニ
ン      1.0g8、防腐剤、香料      
     適量9、精製水        加えて全量
を100gとする。
1〜5を75℃に加温して溶かし、それに7を加えて溶
解する。それに6,8及び9の水相を75℃に加温して
おいたものを加え乳化する。これを30℃まで冷却して
製品とする。
実施例2 1、サラシミツロウ        0.1g2、セタ
ノール           1.5g3、ラウリル硫
酸ナトリウム    0.5g4、グリセリン    
     5.OrmQ5、 OL−キヌレニン硫酸塩
      1.0g6、酸化亜鉛         
  5.0g7、精製水         全量100
  ■Q1と2を水浴上で約70℃に加温して溶かす。
別に3〜5を精製水10mmに溶かし、ごれを約70℃
に加温し、この混液を絶えずかき混ぜつつある油相中に
加え、40℃になるまでかき混ぜた後6を加える6次い
で残余の精製水を加えて全量100++Qとし、十分に
混和して製品とする。
実施例3 1、エタノール               5.0
g2、植物油               0.1g
3、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油   0.5g4
、プロピレングリコール        5.0g5.
3−ヒドロキシ−し−キヌレニン      1.0g
−〇−β−グルコシド 6、防腐剤、香料            適量7、精
製水            全量100 1vQ1.
2.3を溶かし、エムを4〜7の溶液に加えて溶かし製
品とする。
(発明の効果) 本発明の化粧料は、前記した■〜■の各条件をすべてそ
ろえており、まさに理想的な天然系の紫外線吸収性化粧
料であり、安全性も極め゛てすぐれているので、安心し
て使用することができ、特にシミ・ソバカスの防除、日
焼は止め及び日焼は後の肌の回復、色素沈着症の予防な
いし治療等を目的とした化粧料として卓越している。
代理人 弁理士 戸 1)親 男

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式〔 I 〕で示されるキヌレニン、キヌレニン誘
    導体又はその塩を含有することを特徴とする化粧料。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中Xは水素、水酸基もしくは糖類基を表わし、Rは
    水素もしくは低級アルキル基を表わす。)
  2. (2)UV−A領域の紫外線吸収能及びチロシナーゼ活
    性阻害作用を併有する特許請求の範囲第(1)項記載の
    化粧料。
JP25949687A 1987-10-16 1987-10-16 化粧料 Pending JPH01102018A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1038516A1 (en) * 1999-03-16 2000-09-27 Saburoh Uchikuga Cosmetic composition comprising kynurenine
FR3072379A1 (fr) * 2017-10-18 2019-04-19 Pharmasynthese Nouveaux derives de la strombine et leur utilisation en cosmetique

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