JPH01101561A

JPH01101561A - 電子写真装置

Info

Publication number: JPH01101561A
Application number: JP62258213A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Wakahara; 廣若原
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1987-10-15
Filing date: 1987-10-15
Publication date: 1989-04-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、静電転写式複写機、レーザビームプリンタ等
の電子写真装置に関し、さらに具体的に述べれば、転写
部に転写ベルトを用い、且つ感光体と現像部とを分離し
た小形で保守の容易な電子写真装置に関するものである
。

（従来の技術）近年、複写機、レーザビームプリンタ等の電子写真装置
は、事務部門の合理化を目的として、小規模事業所に盛
んに導入されるようになり、これに伴って、分散処理を
目的とした小形機および保守要員を必要としないイージ
ーメンテナンス機が多くなってきている。

この種の従来の電子写真装置について、第４図および第
５図により説明する。

第４図は従来の電子写真装置の構成を示す断面図で、電
子写真装置は、円筒面に静電潜像が形成される感光体１
および上記の潜像を顕像に変える現像部２を一箇所に整
備した感光体現像ユニット３と、上記の感光体１の表面
に静電潜像を形成する画像形成光４を投射する光学部５
と、複写用紙を供給する給紙部６と、圧着レバー７を回
動する操作によって板ばね７ａを介して作動位置に固定
される転写部８と、上記の複写用紙に転写された画像を
定着する定着部９と、定着を終了した複写用紙を集積す
る排紙トレイ１０とから構成され、これらが本体１１に
収容されている。なお、上記の圧着レバー７は、上記本
体１１に植設された支持軸１２に支えられて回動する。

このような構成の電子写真装置の動作について説明する
。光学部５から投射される画像形成光４によって、感光
体１の円筒表面に静電潜像が形成される。この静電潜像
は現像部２で現像され、顕像となる。転写部８で、感光
体１の顕像は、給紙部６から供給された複写用紙の上に
転写される。

転写を終わった複写用紙は、転写部８の上を運ばれて定
着部９で定着され、排紙トレイ１０の上に排出される。

第５図は上記の電子写真装置の保守点検時の状態を示す
断面図で、感光体１を交換する場合、まず圧着レバー７
を時計方向に回動すると、板ばね７ａを介して転写位置
に固定されていた転写部８が、感光体１より離れて下降
する。次に、感光体現像ユニット３を抜き出し、分解し
て感光体１を交換する。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記の構成では、感光体１の寿命が短い
場合には、サービスマンが頻繁にユーザーに出向く必要
があり、また、感光体１が現像部２その他と組み合わせ
られた感光体現像ユニット３としてユニット化されてい
るため、ユーザーが感光体現像ユニットを交換した場合
、作業は簡単であるが寿命が基本的に異なる他の部品を
まとめて廃却することになり、保守費が極めて高くなり
、イージーメンテナンスと言えないという問題があった
。また、感光体１．現像部２およびその周辺の部品をま
とめてユニット化しているため、小形化が難しいという
問題もあった。

本発明は上記の問題点を解決するもので、イージーメン
テナンスの小形な電子写真装置を供給するものである。

（問題点を解決するための手段）上記の問題点を解決するため、本発明は感光体現像ユニ
ットと感光体ユニットと現像ユニットに。

分離するとともに、転写部に一対のプーリに張架した転
写ベルトを設け、さらに上記の感光体に上記の転写ベル
トを着脱自在に当接させる転写ローラを先端に取り付け
た回動レバーを数行るものである。

（作　用）上記の構成により、ユーザーによる感光体ユニットの交
換が可能となるばかりでなく、転写部の感光体への当接
が回動レバーの回動で行われるため、小形化が可能とな
る。さらに、構造が単純となるため、本来の意味のイー
ジーメンテナンスとなる。

（実施例）本発明の一実施例を第１図ないし第３図により説明する
。

第１図は本発明による電子写真装置の断面図、第２図は
その要部を詳細に示した断面図である。

なお、第４図に示す従来例と同じ構成部品には同一符号
を付して説明する。

第１図において、感光体１は帯電器などとともに感光体
ユニット１３に取り付けられている。現像ユニット１４
は本体１１に回動用固定軸１５に回動自在に軸支され、
現像位置への固定と離脱が自在に行える。転写部８は、
駆動、被駆動の一対のプーリに張架された転写ベルト１
６と、上記の転写ベルト１６を上記の感光体１に当接さ
せる転写ローラ１７がそれぞれ設けられている。給紙部
６は、複写用紙を収容したカセット１８が着脱自在に取
り付けられる。

第２図において、上記の転写ローラ１７は、転写部８に
植設された支持軸１９に回動自在に支持された回動レバ
ー２０の先端に取り付けられ、上記の回動レバー２０の
末端に、一端が取り付けられた引張りコイルばね２１に
よって反時計方向に回動するよう付勢され、上記の転写
ベルト１６の張力に抗してこれを撓ませ、感光体１の表
面に当接させている。

上記の引張りコイルばね２１の他の一端は、転写部８に
植設した２本の案内ピン２２と案内溝２３ａによって、
上下方向に摺動自在に装着された駆動バー２３の支持ビ
ン２３ｂに取り付けられている。なお。

この駆動バー２３は、転写部８との間に取り付けられた
引張りコイルばね２４で常に下向きに付勢されている。

一方、回動用固定軸１５で支持された現像ユニット１４
の後側には、回動用の係合突起１４ａが設けられている
。

さらに、本体１１に植設された固定軸２５には、上記の
駆動バー２３を上方向に押し上げる駆動ベルクランク２
６と、上記の係合突起１４ａに係合し、現像ユニット１
４を反時計方向に回動させる係金切り欠き２７ａを有す
る駆動板２７と、操作レバー２８とが、回動自在に装着
されている。なお、上記の駆動ベルクランク２６は、操
作レバー２８と一体となって回動し、その一端で引張り
コイルばね２４の付勢力に抗して駆動バー２３を押し上
げ、また、上記の駆動板２７は、共に末端に伸張するよ
うに取り付けられた引張りコイルばね２９を介して現像
ユニット１４を反時計方向に回動させる。さらに、上記
の駆動ベルクランク２６にストッパ２６ａを設け、上記
の引張りコイルばね２９によって回動する駆動板２７と
の関係位置を規制している。

第３図は操作レバー２８を反時計方向に操作して、感光
体ユニット１３の交換準備が完了した状態を示す断面図
で、操作レバー２８を反時計方向に回動し、作動状態を
解除すると、駆動ベルクランク２６は操作レバー２８と
一体となって反時計方向に回動し、この回動につれて、
その先端で押し上げられていた駆動バー２３が引張りコ
イルばね２４の引張り力によって降下し、その案内溝２
３ａの上端が上側の案内ピン２２に当たって停止する。

駆動バー２３の下降により、回動レバー２０の末端を引
き上げていた引張りコイルばね２１の張力が緩むため、
転写ローラ１７は転写ベルト１６の張力により押し戻さ
れて、従って、転写ベルト１６が感光体１の表面から離
れる。

一方、現像ユニット１４の係合突起１４ａに、係金切り
欠き２７ａを係合させていた駆動板２７は、駆動ベルク
ランク２６のストッパ２６ａに押されて反時計方向に回
動し、現像ユニット１４との係合を解除する。現像ユニ
ット１４は、自重によって回動用固定軸１５を支点に時
計方向に回動し、感光体１より離れる。

このような構成の電子写真装置の動作について説明する
。

まず、感光体１の円筒表面に光学部５から投射される画
像形成光４によって静電潜像が形成される。次に、上記
の静電潜像は現像ユニット１４によって現像され、顕像
となる。一方、給紙部６はカセット１８から複写用紙を
取り出し、転写部８に供給する。転写ベルト１６は供給
された複写用紙を吸着して搬送し、感光体１と転写ロー
ラ１７の間に送り込む。上記の感光体１の顕像は複写用
紙に転写され、定着部９で定着され、排紙トレイ１０に
排出される。

感光体ユニット１３を取り出すには、操作レバー２８を
反時計方向に回動するように操作すると、第３図に示し
たように、感光体１の表面から転写ベルト１６および現
像ユニット１４が離脱するので、感光体１を傷付けるこ
となく、感光体ユニット１３を取り出すことができる。

感光体ユニット１３を取り付けるには、第３図に示す解
除状態の時に定位置に装着した後、操作レバー２８を時
計方向に回動するように操作する。駆動ベルクランク２
６は操作レバー２８と一体に回動し、その先端で駆動バ
ー２３を引張りコイルばね２４の付勢力に抗して押し上
げる。押し上げられた駆動バー２３は、引張りコイルば
ね２１を介して回動レバー２０を反時計方向に回動し、
その先端に装着された転写ローラ１７によって転写ベル
ト１６を感光体１の表面に当接させる。

一方、駆動ベルクランク２６は、引張りコイルばね２９
を介して駆動板２７を時計方向に回動させ、その先端の
係金切り欠き２７ａを現像ユニット１４の係合突起１４
ａに係合させて反時計方向に回動させ、感光体１の表面
に当接させる。

なお、本実施例では、操作レバー２８と駆動ベルクラン
ク２６が一体に回動する構成としたが、別個に操作レバ
ー２８と、駆動ベルクランク２６および駆動板２７どの
２本の支持軸を設ける構成でも差し支えない。また、駆
動ベルクランク２６と駆動板２７の連動にストッパ２６
ａを用いたが、連結ピンと長孔で構成してもよい。

（発明の効果）以上説明したように、感光体を有する感光体ユニットと
、上記の感光体に当接離脱するため回動自在の現像ユニ
ットと、駆動、被駆動の一対のプーリに張架された転写
ベルトおよびこれを上記の感光体に当接離脱する転写ロ
ーラを取り付けた回動レバーを設けた転写部とから構成
され、操作レバーによって感光体に対する現像ユニット
および転写ベルトの当接離脱が簡単に行えるので、感光
体ユニットの交換が、感光体を損傷することなく簡単に
行うことができる。また、転写ベルトの当接離脱が回動
レバーの回動で行われるので、転写部の占有空間が大幅
に減少し、電子写真装置の小形化が可能となる。

従って、イージーメンテナンスの小形の電子写真装置が
得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明による電子写真装置の構成
を示す断面図およびその要部断面図、第３図はその操作
を説明するための要部断面図、第４図および第５図は従
来の電子写真装置の構成を示す断面図および操作を説明
するための断面図である。１・・・感光体、　２・・・現像部、　３・・・感光体
現像ユニット、　４・・・画像形成光、　５・・・光学
部、　６・・・給紙部、　７・・・圧着レバー、７ａ・
・・板ばね、　８・・・転写部、　９・・・定着部、１
０・・・排紙トレイ、　１１・・・本体、　１２゜１９
・・・支持軸、　１３・・・感光体ユニット、　１４・
・・現像ユニット、　１４ａ・・・係合突起、　１５・
・・回動用固定軸、　１６・・・転写ベルト、　１７・
・・転写ローラ、　１８・・・カセット、２０・・・回
動レバー、　２１．２４．２９・・・引張りコイルばね
、　２２・・・案内ピン、　２３・・・駆動バー、２３
ａ・・・案内溝、２５・・・固定軸、２６・・・駆動ベ
ルクランク、　２６ａ・・・ストッパ、　２７・・・駆
動板、　２７ａ・・・係合切り欠き、　２８・・・操作
レバー。

Claims

【特許請求の範囲】

　少なくとも感光体を有する感光体ユニットと、感光体
に形成された潜像を顕像化する現像ユニットと、給紙部
から供給される複写用紙に転写する転写部とを有する電
子写真装置において、上記の現像ユニットを回動自在に
軸支するとともに、転写部に駆動、被駆動の一対のプー
リに張架した転写ベルトと、上記の転写ベルトを上記の
感光体に当接させる転写ローラを先端に装着した回動レ
バーを設け、操作レバーの操作によって感光体に対する
現像ユニットおよび転写ベルトの当接、離脱を行うこと
を特徴とする電子写真装置。